JP3187718B2 - モータアクチュエータの制御方法及びモータアクチュエータ制御装置 - Google Patents

モータアクチュエータの制御方法及びモータアクチュエータ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タを用いてなるモータアクチュエータに係り、特に、例
えば、車両用空調装置において、空気の流れを切り替え
るためのインテークドア、エアミックスドア等の各種ド
アを回動するために用いられるモータアクチュエータの
制御方法及びその制御装置の改良を図ったものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置における各種空調用ドア
の回動のため用いられる、ステッピングモータを用いて
なるモータアクチュエータの制御装置としては、従来か
ら種々のものが提案されている(例えば、特公平4−9
685号等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなステッピン
グモータを用いてなるモータアクチュエータの動作制御
には、構成の簡易さ等から、いわゆるオープンループ制
御が用いられることが多く、さらに、近年は、いわゆる
マイクロコンピュータを用いて制御するようにした構成
のものが殆どであるが、このようなマイクロコンピュー
タによるオープン制御においては、次述するような問題
がある。
【0004】すなわち、例えば、車両用空調装置のモー
タアクチュエータを構成するステッピングモータの駆動
中に、いわゆるキーオフ(key off)がなされると、ス
テッピングモータへの電源供給がキーオフと略同時に断
たれるので、ステッピングモータは、即座に動作停止状
態となる。一方、マイクロコンピュータの電源回路に
は、一般に比較的容量の大きな電解コンデンサが用いら
れることが多く、そのため、マイクロコンピュータの電
源電圧は、キーオフされても、ステッピングモータの電
源電圧とは異なり、即座にマイクロコンピュータを動作
停止状態とする電位に低下せず、指数関数的に暫減する
こととなる。
【0005】通常、このような車両用空調装置において
用いられるマイクロコンピュータでは、マイクロコンピ
ュータに印加されている電源電圧の監視を定期的に行っ
ており、電源電圧が所定値(マイクロコンピュータが完
全に動作停止状態となる電圧よりも高く、電源電圧が異
常状態であるとして必要な処理を行い得る程度の電圧)
以下となったことが検知されると、マイクロコンピュー
タは、ステッピングモータへ対する駆動信号の出力を停
止し、その時点におけるステッピングモータの駆動位置
に関する情報を記憶するようになっている。
【0006】したがって、上述のように、ステッピング
モータの駆動中にキーオフされた場合、ステッピングモ
ータが動作停止状態となってからも、わずかの間、すな
わちマイクロコンピュータにより電源電圧が所定値以下
となったことが検出されるまでは、マイクロコンピュー
タからは、ステッピングモータへ対して駆動信号が出力
され続け、電源電圧が所定値以下となったことが検出さ
れた時点で始めて駆動信号の出力が停止され、その時点
でのステッピングモータの駆動位置がマイクロコンピュ
ータに記憶されて、マイクロコンピュータの動作停止が
なされることとなる。
【0007】このため、ステッピングモータの現実の停
止位置と、マイクロコンピュータに記憶された位置とが
異なることとなり、再び電源が投入され、マイクロコン
ピュータによりステッピングモータが起動されると、マ
イクロコンピュータは、記憶された位置情報を基に、ス
テッピングモータの駆動を行うため、上述のようなキー
オフが繰り返されると、上述したステッピングモータの
現実の駆動位置とマイクロコンピュータに記憶された駆
動位置との間のずれが積算されてゆき、終いには空調ド
アの所望位置と現実の位置との間に無視できない程の差
を生ずるという問題がある。
【0008】上述したような問題は、キーオフの際にの
み生ずるものではなく、電源電圧が何らかの原因により
低下した場合においても同様である。すなわち、マイク
ロコンピュータにより、電源電圧の監視を行っている場
合、電源電圧がキーオフ以外の何らかの原因により異常
を来たし、所定値以下となったことが検出されると、マ
イクロコンピュータにより、ステッピングモータへの駆
動信号の出力が停止されるようになっているが、マイク
ロコンピュータにより電源電圧の異常が検出されてステ
ッピングモータへの駆動信号の出力が停止されるまで
は、応答遅れがあり、実際に駆動信号の停止がなされる
ときには、電源電圧は、ステッピングモータの動作を停
止させる程に低下している場合もあり得る。このため、
ステッピングモータの駆動が現実に停止された位置と、
マイクロコンピュータに記憶された位置との間にずれが
生じ、再駆動の際に上述したキーオフの場合と同様な問
題が生ずることとなる。
【0009】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、電源電圧の変動、制御の応答遅れ等に起因して生ず
るステッピングモータの駆動位置のずれを可能な限り最
小にすることのできるモータアクチュエータの制御方法
及びその制御装置を提供するものである。また、本発明
の他の目的は、比較的簡易な構成で、モータアクチュエ
ータを構成するステッピングモータのいわゆる原点リセ
ットを行う回数を低減することのできるモータアクチュ
エータの制御方法及びその制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るモータアクチュエータの制御方法は、電源電圧の変動
を検出し、所定の電源電圧の変動が検出された場合に、
ステッピングモータからなるモータアクチュエータの駆
動を停止すると共に、ステッピングモータに対する駆動
停止時における駆動位相の所定値前の位相を記憶する一
方、電源電圧が正常と判断されて、前記ステッピングモ
ータの駆動を再開する際、前記記憶された駆動位相から
ステッピングモータの駆動を開始するようにしてなるも
のである。
【0011】かかる方法は、ステッピングモータが、例
えば、CPUにより駆動制御される場合において、電源
電圧が所定値以下となりステッピングモータの駆動が停
止される際、CPUのいわゆる応答遅れにより、ステッ
ピングモータが実際に停止状態となったときの駆動位相
と、CPUに記憶される駆動位相とが異なるという従来
装置の動作に着目してなされたもので、電源が正常とな
って、ステッピングモータが再起動される際、ステッピ
ングモータに対する駆動位相を、先にCPUがステッピ
ングモータの駆動を停止したときの駆動位相より所定値
前の位相とすることで、上述のような応答遅れによる位
置ずれを解消できるようにしたものである。
【0012】請求項2記載の発明に係るモータアクチュ
エータ制御装置は、外部から入力される制御信号に基づ
いてモータアクチュエータを構成するステッピングモー
タの駆動を行う駆動手段を具備してなるモータアクチュ
エータ制御装置において、電源電圧の印加状態を判定す
る電源判定手段と、前記電源判定手段により電源電圧の
所定の低下が検出された際、前記駆動手段の動作を停止
すると共に、動作停止時における前記駆動手段による前
記ステッピングモータの駆動位相から所定値前の位相を
記憶する駆動停止制御手段と、前記電源判定手段により
電源電圧が正常と判定され、かつ、外部からステッピン
グモータの駆動開始が指令された際、前記駆動手段によ
るステッピングモータの駆動開始の位相が、前記駆動停
止制御手段により記憶された駆動位相とされるよう前記
駆動手段の動作を制御する駆動開始制御手段と、を具備
してなるものである。
【0013】かかる構成においては、各手段は、主とし
て、いわゆるCPUによるソフトウェアの実行により実
現され得るものである。そして、この装置は、ステッピ
ングモータが、例えば、CPUにより駆動制御される場
合において、電源電圧が所定値以下となりステッピング
モータの駆動が停止される際、CPUのいわゆる応答遅
れにより、ステッピングモータが実際に停止状態となっ
たときの駆動位相と、CPUに記憶される駆動位相とが
異なるという従来装置の動作に着目してなされたもの
で、例えば、電源スイッチの開成がなされて、電源判定
手段により電源電圧の所定の低下が検出されると、駆動
停止制御手段により、ステッピングモータの駆動が停止
されるが、この際、停止時の駆動位相から所定値前の位
相が記憶される。そして、電源スイッチが投入され、電
源判定手段により電源電圧が正常であることが判定され
た場合において、ステッピングモータの駆動が開始され
るときには、駆動位相として駆動停止制御手段に記憶さ
れた位相から、ステッピングモータの駆動が駆動手段に
より開始されるよう、駆動手段の動作が駆動開始制御手
段によって制御されるようになっており、そのため、上
述のような応答遅れによる位置ずれが解消されることと
なるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図6を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、本発明が適用される車両用空調装
置の概略構成について、図1を参照しつつ説明すること
とする。
【0015】車両用空調装置の空調ダクト1の上流側
は、外気導入口2と、内気導入口3とに分岐されてお
り、この分岐部分には空調ダクト1へ導入する空気を選
択するためのインテークドア4が設けられている。
【0016】そして、空調ダクト1の後流側には、ブロ
アモータ5、エバポレータ6、ヒータコア7が順次配置
されている。なお、エバポレータ6は、図示されないコ
ンプレッサ及びコンデンサと共に、冷房サイクルを構成
するようになっているものである。
【0017】ヒータコア7は、空調ダクト1の一方側に
偏って設けられており、空調ダクト1の他方の側壁とヒ
ータコア7との間にバイパス通路10が形成されると共
に、ヒータコア7の前方には、ヒータコア7を通過する
空気量と、バイパス通路10を通過する空気量とを調節
するためのエアミックスドア11が設けられている。
【0018】さらに、空調ダクト1の下流側は、ベント
吹出口12、デフロスト吹出口13及びヒート吹出口1
4に分かれて図示されない車室内に開口するように形成
されていると共に、それぞれの吹出口には、モードドア
15a,15bがそれぞれ設けられている。
【0019】上述したインテークドア4、エアミックス
ドア11及びモードドア15a,15bは、いずれもス
テッピングモータ(図示せず)を用いてなるモータアク
チュエータによりその回動位置が変えられるようになっ
ている。すなわち、インテークドア4は、モータアクチ
ュエータ16により、エアミックスドア11は、モータ
アクチュエータ17により、モードドア15a,15b
は、モータアクチュエータ18により、それぞれ駆動さ
れるようになっている。
【0020】コントロールユニット19は、例えば、車
室内のインストルメントパネル(図示せず)に設けられ
るコントロールパネル20の各種操作スイッチ等の設定
に応じた空調状態を得るべく、上述した各モータアクチ
ュエータ16,17,18、ブロアモータ5等の動作制
御を行うものである。なお、コントロールユニット19
には、イグニッションスイッチ21及びアクセサリスイ
ッチ22を介してバッテリ23が接続されるようになっ
ており、イグニッションスイッチ21の一方の端子(コ
ントロールユニット19に接続された側の端子)は、各
モータアクチュエータ16,17,18を構成するステ
ッピングモータ(図示せず)の一方の電源印加用の端子
に接続されるようになっている。
【0021】本発明の実施の形態におけるモータアクチ
ュエータ制御装置は、上述したモータアクチュエータ1
6,17,18に対して用いられるもので、後述するよ
うに、コントロールユニット19におけるソフトウェア
の実行により実現されるものである。以下、図2至図6
を参照しつつ、モータアクチュエータ制御装置による制
御手順について説明する。まず、図2に示されたメイン
ルーチンにおける制御手順の内容について同図を参照し
つつ説明する。
【0022】コントロールユニット19は、アクセサリ
ースイッチ22が閉成されることにより、バッテリ23
からの電源供給を受けて動作状態となる。そして、コン
トロールユニット19においては、イグニッションスイ
ッチ21が閉成(ON)されたか否か、かつ、その閉成
とされたのがコントロールユニット19の動作開始後最
初のものであるか否かが判定されることとなり(図2の
ステップ100参照)、イグニッションスイッチ21の
閉成が初回であると判定された場合(YESの場合)に
はステップ102へ、イグニッションスイッチ21の閉
成が初回ではないと判定された場合(NO)には、ステ
ップ104へそれぞれ進むこととなる。
【0023】ステップ102においては、各ドア4,1
1,15a,15bの位置ずれの可能性を示す位置ずれ
推定値S(詳細は後述)が所定値K、例えば、30乃至
60の間で適宜選択された値を越えたか否かが判定さ
れ、越えたと判定された場合(YESの場合)には、各
ドア4,11,15a,15bに所定以上の位置ずれが
生じているために、ドアの初期位置設定が必要であると
して、ステップ106へ進み、ドアの初期位置設定が行
われることとなる(図2のステップ102,106参
照)。
【0024】すなわち、このステップ106において
は、上述のようにインテークドア4、エアミックスドア
11及びモードドア15a,15bのいずれかにおい
て、上述のように位置ずれ推定値が所定値を越えたと判
定された場合、そのような判定となったドアについて、
予め定めれた初期設定位置となるように、コントロール
ユニット19によりステッピングモータが所定の駆動制
御を受け、ドア位置の初期設定(リセット)が行われる
ことなる。そして、このステップ106の処理後は、必
要に応じて他の処理(図示せず)を経てメインルーチン
の最初の処理へ戻り、一連の処理が繰り返されるように
なっている。
【0025】一方、ステップ102において、位置ずれ
推定値S(詳細は後述)が所定値Kを未だ越えていない
と判定された場合、通常制御が行われることとなる(図
2のステップ104参照)。すなわち、コントロールユ
ニット19により空調制御のための、モータアクチュエ
ータ16〜18及び図示されない回路等の動作制御が行
われることとなる。なお、位置ずれ推定値Sの算出、電
源電圧変動に対する駆動制御等の処理は、こおステップ
104の中の一つのサブルーチン処理によりなされるよ
うになっている。
【0026】図3には、モータアクチュエータ制御の中
の位置ずれ推定値Sの算出及び電源電圧変動に対する駆
動制御についてのサブルーチン処理の内容を示すサブル
ーチンフローチャートが示されており、以下、同図を参
照しつつその内容について説明する。制御が開始される
と最初に、電源電圧が所定の範囲にあるか否かが判定さ
れる(図3のステップ200参照)。
【0027】電源電圧が例えば、9v以上であると判定
された場合には、正常であるとして後述するステップ2
14へ進む一方、9vに満たないと判定された場合に
は、電源電圧の異常として、モータアクチュエータ16
〜18が駆動中か否かが判定されることとなる(図3の
ステップ202参照)。なお、図3において「ACT」
はモータアクチュエータを意味する。そして、モータア
クチュエータ16〜18が駆動されていないと判定され
た場合(NOの場合)には、後述するステップ218へ
進む一方、モータアクチュエータ16〜18の駆動中で
あると判定された場合(YESの場合)には、モータア
クチュエータ16〜18の駆動が停止されることとなる
(図3のステップ204参照)。
【0028】次いで、コントロールユニット19内の図
示されないCPUの内蔵メモリに、モータアクチュエー
タ16〜18の駆動停止時における、モータアクチュエ
ータ16〜18へ対してコントロールユニット19から
出力された駆動位相としての駆動ステップのデータ(図
3のステップ206において「現在STEP」と表記)が変
数S1として記憶されることとなる(図3のステップ2
06参照)。
【0029】さらに、上述のようにして変数S1に記憶
された値から「1」が減算され、その減算結果が改めて
変数S1の値とされる(図3のステップ208参照)。
続いて、この電源電圧の異常により、各ドア4,11,
15a,15bのいわゆる位置ずれが発生したとして、
ステッピングモータの位置ずれ発生回数の指数である位
置ずれ推定値Sを得るための変数mの値が「1」とされ
る(図3のステップ210参照)。
【0030】そして、この時点における位置ずれ推定値
Sの値に、変数mの値が加算されて、最新の位置ずれ推
定値Sが算出されることとなる(図3のステップ212
参照)。このステップ212の後は、必要に応じて他の
処理(図示せず)が行われ、一連のブルーチン処理が
終了されて、メインルーチンへ戻ることとなる。
【0031】一方、先のステップ200において、電源
電圧が9v以上であると判定された場合には、ステップ
214において、モータアクチュエータ16〜18が駆
動状態にあるか否かが判定されることとなる。なお、モ
ータアクチュエータ16〜18が駆動される状態となる
か否かは、先のメインルーチンにおける通常制御の中の
図示されない他のサブルーチン処理において、空調状態
に応じて決定されるようになっているものである。
【0032】そして、駆動不要と判定された場合(NO
の場合)には後述するステップ218へ進む一方、駆動
の必要有りと判定された場合(YESの場合)には、先
に説明したステップ208において設定された変数S1
に記憶された駆動ステップからモータアクチュエータ1
6〜18のステッピングモータの駆動が開始されること
となる(図3のステップ216参照)。すなわち、この
場合、先にコントロールユニット19によるステッピン
グモータの停止の際に、現在STEPとして一時的に記憶さ
れた駆動ステップ(ステッピングモータの駆動を開始す
る際の駆動パルス信号の位相状態に相当するもの)から
駆動が開始されるのではなく、それよりも一つ前の駆動
ステップ(ステップ208で算出)から駆動が開始され
ることとなるものである。
【0033】そして、この場合には、位置ずれはないと
して、変数mの値が「0」とされ(図3のステップ21
8参照)、先に説明したステップ212へ進むこととな
る。したがって、この場合、ステップ212において位
置ずれ推定値Sは、増加せず、以前の値が保持されるこ
ととなる。
【0034】ここで、上述のようにステッピングモータ
の駆動を開始する際に、駆動停止の際の駆動ステップの
一つ前のステップから駆動を開始することの意義につい
て図4乃至図6を参照しつつ説明する。まず、ステッピ
ングモータの一駆動例について図4を参照しつつ説明す
る。なお、前提として、ステッピングモータの各相の励
磁コイル(図示せず)は、一方の端が共通に接続されて
(図4においてはこの接続点を「COM」と表記してあ
る)、駆動パルス信号の正極側が印加される(図4にお
いては「+」と表記して示されている)一方、各相の励
磁コイルの他端側は、コントロールユニット19の制御
に応じて駆動パルス信号の基準電位となるアース電位が
印加されるようになっているものとする。図4は、かか
る前提の下で、各ステップにおける各相の励磁コイルの
他端側への信号の印加状態を示すものである。
【0035】図4に示された駆動例の場合、回転方向に
拘わらず基本的には、各相毎に印加される駆動パルスの
位相が、1ステップづつずれるような駆動となってい
る。例えば、ステッピングモータの回転方向を正転方向
とする場合、第1相に対して第1及び第2のステップの
間、駆動パルスが印加され、第2のステップの際には、
第2相に対して同時に駆動パルスが印加され、さらに第
2相に対しては第3のステップにおいても駆動パルスが
印加され、この第3のステップにおいては、第3相に対
しても駆動ステップが印加され、第3相は第4のステッ
プにおいても駆動パルスが印加され、この第4のステッ
プにおいては第4相にも駆動パルスが印加され、第4相
にはさらに、第5のステップにおいても駆動パルスが印
加され、この第5のステップにおいては、第1相にも駆
動パルスが印加されるというように第1乃至第4相の各
励磁コイル(図示せず)に対して循環的に駆動パルスが
印加されるようになっている。
【0036】ステッピングモータの回転方向を逆転方向
とする場合には、上述した正転の場合とは逆に、第4相
から第1相へ、上述したと同様なタイミングで駆動パル
スを印加することとなる。ステッピングモータに対して
このような駆動が行われる場合、従来の装置において、
例えば、ステッピングモータの駆動中に、ステッピング
モータへの電源供給が断たれ、ステッピングモータの駆
動が停止された後、電源供給が再開された際に、ステッ
ピングモータが如何なる始動状態となるかは、ステッピ
ングモータが停止状態となったときのステップ(図4参
照)と、CPUがステッピングモータに対する駆動を停
止し、その際、CPUに記憶されたステップとの関係で
定まるものである。
【0037】図6は、上述のような場合において、ステ
ッピングモータがステップ1の状態で停止したと仮定し
た際、ステッピングモータが電源復帰後に如何なる動作
をするかを従来の装置において試験した結果を説明する
説明図である。以下、同図を参照しつつその結果を説明
すれば、まず、図示されないCPUにステップ「2」が
記憶されている場合(図6(1)の「CPUが認識して
いる励磁開始STEP」の欄参照)、電源が再投入されと、
ステッピングモータは、1ステップ瞬時に正回転して同
期回転を開始することとなり(図6(1)の「ACTの初
期挙動」の欄参照)、この場合、ずれ量は零となる(図
6(1)の「ずれ量」の欄参照)。このような状態の発
生頻度は比較的多い(図6(1)の「発生頻度」の欄参
照)。
【0038】次に、CPUにステップ「3」が記憶され
ている場合(図6(2)の「CPUが認識している励磁
開始STEP」の欄参照)、電源が再投入された際のステッ
ピングモータの初期挙動は、2ステップ正転してから同
期回転となる場合(前者)と、2ステップ逆転してから
同期回転となる場合(後者)との2つの動作状態の何れ
かが発生し得る(図6(2)の「ACTの初期挙動」の欄
参照)。この場合、ずれ量は、前者の場合零であり、後
者の場合4ステップとなる(図6の(2)の「ずれ量」
の欄参照)。また、このような状態の発生頻度は、上述
の場合と同様比較的多い(図6(2)の「発生頻度」の
欄参照)。
【0039】また、CPUにステップ「4」が記憶され
ている場合(図6(3)の「CPUが認識している励磁
開始STEP」の欄参照)、電源が再投入された際のステッ
ピングモータの初期挙動は、1ステップ瞬時に逆転して
から同期回転となり(図6(3)の「ACTの初期挙動」
の欄参照)、この場合のずれ量は、4ステップとなる
(図6(3)の「ずれ量」の欄参照)。また、このよう
な状態は、発生可能性のある動作状態の一つとして考え
られるものではあるが、現実の発生頻度は極めて少ない
(図6(3)の「発生頻度」の欄参照)。
【0040】本願発明者は、上述の試験結果から、ステ
ッピングモータが停止された後、再度電源が投入され
て、CPUによりステッピングモータが駆動開始される
際、ステッピングモータが停止された時点のステップ
と、CPUからステッピングモータへ出力されるステッ
プとの差が1ステップ前後までは同期可能であるが、2
ステップ以上となると同期できなくなる場合が生ずる可
能性が極めて高いという結論を得た。
【0041】本願発明者は、かかる結論に加え、現実の
装置において、例えば、ステッピングモータの駆動周期
が250PPSである場合、電源電圧の低下が判定さ
れ、ステッピングモータへの駆動信号の停止が実行され
るまで、最大3ステップ先まで計数されてしまい、その
値が駆動停止時のステップとしてCPUに記憶される可
能性があることを考慮し、ステッピングモータの駆動を
再開する際、CPUに記憶されたステップより以前のス
テップから行えば、良好な再駆動状態が得られと考え、
試験した結果良好な結果を得ることができた。先の図3
で説明した制御は、このような試験結果に基づくもので
ある。
【0042】具体的な試験結果の一例について図5を参
照しつつ説明すれば、まず、この試験結果は、種々のC
PUの記憶ステップに対して、上述のように駆動開始の
際の駆動ステップを、CPUに記憶されたステップの一
つ前として駆動した際の結果を示したものである。すな
わち、CPUに記憶されたステップが「1」の場合(図
5(1)の「CPUが認識している励磁開始STEP」の欄
参照)には、駆動再開の際、ステッピングモータは、回
転子(図示せず)がいわゆるホールドされ停止状態とな
ってから、同期回転状態となり(図5(1)の「ACTの
初期挙動」の欄参照)、その際のずれ量は、零であった
(図5(1)の「ずれ量」の欄参照)。そして、このよ
うなケースの発生頻度は、比較的多いものである(図5
(1)の「発生頻度」の欄参照)。
【0043】また、CPUに記憶されたステップが
「2」の場合(図5(2)の「CPUが認識している励
磁開始STEP」の欄参照)には、駆動再開の際、ステッピ
ングモータは、1ステップ瞬時に正転した後、同期回転
状態となり(図5(2)の「ACTの初期挙動」の欄参
照)、その際のずれ量は、零であった(図5(2)の
「ずれ量」の欄参照)。そして、このようなケースの発
生頻度は、比較的多いものである(図5(2)の「発生
頻度」の欄参照)。
【0044】さらに、CPUに記憶されたステップが
「3」の場合(図5(3)の「CPUが認識している励
磁開始STEP」の欄参照)には、駆動開始の際のステッピ
ングモータの初期挙動は、2ステップ正転してから同期
回転状態となる場合と、2ステップ逆転してから同期回
転状態となる場合との2つのケースが発生し得た(図5
(3)の「ACTの初期挙動」の欄参照)。そして、この
場合のずれ量は、前者の場合は零であったのに対して、
後者の場合には4ステップであった(図5(3)の「ず
れ量」の欄参照)。なお、このケースの発生頻度は、極
少ないものである(図5(2)の「発生頻度」の欄参
照)。
【0045】このように、ステッピングモータを再駆動
する際、CPUに記憶されたステップより一つ前のステ
ップから駆動を開始するようにすることで、ステッピン
グモータの停止時の実際のステップと、CPUに記憶さ
れた駆動停止時のステップとの間に差があっても、殆ど
の場合、ずれを零として再びステッピングモータを駆動
状態とすることが可能である。
【0046】先の図3に示された制御において、ステッ
ピングモータの駆動を開始する際、駆動停止の際にCP
Uに記憶されたステップの一つ前のステップから駆動を
開始するようにしたのは、上述したような試験結果を踏
まえたもので、特に、ステップ206,208の処理に
より、CPUによるステッピングモータの駆動停止の際
のステップの一つ前のステップが記憶され、ステップ2
00,214,216の処理により、電源が正常に再投
入された際に、先のようにして記憶されたステップから
駆動が開始されるようになっているものである。
【0047】なお、上述の発明の実施の形態において
は、ステッピングモータの再起動の際、CPUによるス
テッピングモータの駆動停止の際のステップから「1」
減算したステップから駆動するようにしたが、この減算
量は、必ずしも「1」に限定されるものではなく、ステ
ッピングモータの相数、駆動速度等に応じて適宜設定さ
れるべきものである。
【0048】また、上述した発明の実施の形態において
は、駆動手段は、コントロールユニット19による図2
に示されたステップ104の実行により、電源判定手段
は、コントロールユニット19による図3に示されたス
テップ200,214の実行により、それぞれ実現され
ている。さらに、駆動停止制御手段は、コントロールユ
ニット19による図3に示されたステップ202,20
4,206,208の実行により、駆動開始制御手段
は、コントロールユニット19による図3に示されたス
テップ214,216の実行により、それぞれ実現され
ている。
【0049】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
ステッピングモータの実際の停止位置と、CPUに記憶
されるステッピングモータに対する駆動停止位置との差
が、ステッピングモータの再起動の際に解消されるよう
に構成することにより、電源のいわゆるオンオフの際
や、電源電圧が所定値以下となり再び復帰した際、ステ
ッピングモータが再起動される度毎に、従来と異なり、
ステッピングモータの実際の停止位置と、CPUに記憶
されるステッピングモータに対する駆動停止位置との差
が積算されてゆくようなことが確実に回避されるため、
いわゆる位置ずれを極力小さくすることができ、信頼性
の高い装置が提供されるものである。
【0050】また、位置ずれの発生が少なくなるので、
いわゆる原点リセットを行う頻度を減少させることがで
き、このため、原点リセットの際に生ずることある騒
音、例えば、空調ドアがいわゆるシート位置へ押しつけ
られることにより生ずる異音の発生頻度が低減され、快
適性の向上を図ることができる。さらに、電源電圧の変
動の検出は、車両用空調装置においては、通常に行われ
ているものであるため、その結果を利用することが可能
であり、仮に、そのまま利用できないものとしても、ソ
フトウェアの追加、変更等により十分対応可能であり、
他に特別な回路を新たに必要とすることがないので、構
成が簡易となり、装置の低価格化が可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータアクチュエータ制御装置が
適用される車両用空調装置の構成例を示す構成図であ
る。
【図2】図1に示された車両用空調装置のコントロール
ユニットにより実行される主制御の手順を示すメインフ
ローチャートである。
【図3】図2により説明された主制御のなかで実行され
るモータアクチュエータ制御のためのサブルーチン処理
の手順を示すサブルーチンフローチャートである。
【図4】ステッピングモータの駆動例を説明するための
説明図である。
【図5】従来の装置において、電源断の後再びステッピ
ングモータを駆動した場合の駆動開始時におけるステッ
ピングモータの挙動を説明するための説明図である。
【図6】本発明の実施の形態のモータアクチュエータ制
御の試験結果を説明するための説明図である。
【符号の説明】
4…インテークドア 11…エアミックスドア 15a,15b…モードドア 16〜18…モータアクチュエータ 19…コントロールユニット 21…イグニッションスイッチ 22…アクセサリースイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−284299(JP,A) 特開 昭58−6097(JP,A) 特開 昭58−89100(JP,A) 特開 昭60−20795(JP,A) 特開 昭63−48199(JP,A) 特開 平1−148098(JP,A) 実開 昭57−180499(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 8/00 B60H 1/00 F24F 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧の変動を検出し、所定の電源電
    圧の変動が検出された場合に、ステッピングモータから
    なるモータアクチュエータの駆動を停止し、前記ステッ
    ピングモータに対する駆動停止時における駆動位相の一
    つ前の位相を記憶し、前記ステッピングモータの位置ず
    れ発生回数の指数である位置ずれ推定値を得るための変
    数を1とし、この時点における位置ずれ推定値に前記変
    数の値を加算し、 電源電圧が正常と判断されて、前記ステッピングモータ
    の駆動を再開する際、前記記憶された駆動位相からステ
    ッピングモータの駆動を開始すると共に、前記変数を零
    とする一方、 前記位置ずれ推定値が予め定められた所定値を越える場
    合には、前記ステッピングモータにより回動される空調
    ドアが予め定められた初期設定位置となるよう前記ステ
    ッピングモータを駆動することを特徴とするモータアク
    チュエータの制御方法。
  2. 【請求項2】 外部から入力される制御信号に基づいて
    モータアクチュエータを構成するステッピングモータの
    駆動を行う駆動手段を具備してなるモータアクチュエー
    タ制御装置において、 電源電圧の印加状態を判定する電源判定手段と、 前記電源判定手段により電源電圧の所定の低下が検出さ
    れた際、前記駆動手段の動作を停止すると共に、動作停
    止時における前記駆動手段による前記ステッピングモー
    タの駆動位相から一つ前の位相を記憶する駆動停止制御
    手段と、 前記電源判定手段により電源電圧が正常と判定され、か
    つ、外部からステッピングモータの駆動開始が指令され
    た際、前記駆動手段によるステッピングモータの駆動開
    始の位相が、前記駆動停止制御手段により記憶された駆
    動位相とされるよう前記駆動手段の動作を制御する駆動
    開始制御手段とを具備してなると共に、 前記駆動停止制御手段において位相の記憶が行われた
    後、前記ステッピングモータの位置ずれ発生回数の指数
    である位置ずれ推定値を得るための変数を1とし、この
    時点における位置ずれ推定値に前記変数の値を加算し、
    外部からステッピングモータの駆動開始が指令され、前
    記駆動開始制御手段により前記駆動手段によるステッピ
    ングモータの駆動開始の位相が、前記駆動停止制御手段
    により記憶された駆動位相とされるよう前記駆動手段の
    動作が制御された後、前記変数を零とする一方、 前記位置ずれ推定値が予め定められた所定値を越える場
    合には、前記ステッピングモータにより回動される空調
    ドアが予め定められた初期設定位置となるよう前記ステ
    ッピングモータを駆動するよう構成されてなることを特
    徴とするモータアクチュエータ制御装置。
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