JP3187498B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3187498B2
JP3187498B2 JP01237792A JP1237792A JP3187498B2 JP 3187498 B2 JP3187498 B2 JP 3187498B2 JP 01237792 A JP01237792 A JP 01237792A JP 1237792 A JP1237792 A JP 1237792A JP 3187498 B2 JP3187498 B2 JP 3187498B2
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schottky gate
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係わり、特
に金属半導体電界効果トランジスタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金属半導体電界効果トランジスタ(MESF
ET)では、半導体基板上に蒸着等により金属の薄膜を付
着させることでゲート電極を形成している。
【0003】また近年では、相補型MESFETが開発
され実用化されるに至っている。この相補型MESFE
Tは、図7に示されるように異種伝導型のMESFET
を平面的に並べて構成される。p- 型半導体基板701
の表面部分に、絶縁体702を隔ててp型MESFET
とn型MESFETとが配置される。p型MESFET
は、n+ 型不純物領域703内にp+ 型不純物領域70
4が形成されている。このp+ 型不純物領域704の表
面上に、金属から成るゲート電極705と、その両側に
ソース706及びドレイン707が形成されている。n
型MESFETは、n+ 型不純物領域708の表面上
に、ゲート電極709とドレイン710及びソース71
1が形成されている。
【0004】さらに、不純物イオンを注入して単結晶金
属珪化物層を形成する方法が、Appl.Phys.Lett.50(198
7)95 に報告されている。
【0005】しかし、従来の装置には金属から成るゲー
ト電極と半導体との界面付近において、反応が起こって
結晶欠陥が発生するという問題があった。
【0006】さらに、図7のような相補型MESFET
においても、金属から成るゲート電極709及び705
と半導体基板701との界面付近で、結晶欠陥が発生し
ていた。このような結晶欠陥は、特に半導体側において
顕著に発生し、半導体の空乏層中に欠陥が多数生じて特
性を劣化させていた。
【0007】また、従来の相補型MESFETでは、異
種伝導型不純物領域708及び704を同一平面上に配
置する必要があり、集積度向上の妨げとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
半導体装置はゲート電極と半導体との界面付近で欠陥が
生じて特性が劣化していた。また相補型MESFETに
は、集積度を向上させることができないという問題もあ
った。
【0009】本発明は上記事情に鑑み、特性の劣化防
止、また相補型MESFETにおいては特性の劣化防止
と共に集積度を向上し得る半導体装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、前記半導体基板内に形成され、伝導型が
異なる第1の層及び第2の層と、前記第1の層と前記第
2の層の境界又はこの境界付近に形成され、前記半導体
基板と格子整合した結晶構造を有するショットキーゲー
ト電極と、前記第1の層において、前記ショットキーゲ
ート電極に対して形成された第1のソース領域及び第1
のドレイン領域と、前記第2の層において、前記ショッ
トキーゲート電極に対して形成された第2のソース領域
及び第2のドレイン領域と、前記第1のソース領域及び
前記第1のドレイン領域により定義される第1のチャネ
ル領域と、前記第2のソース領域及び前記第2のドレイ
ン領域により定義される第2のチャネル領域とを備え、
前記第1のチャネル領域と前記第2のチャネル領域とが
前記ショットキーゲート電極を介して対向する位置に定
義されていることを特徴とする。
【0011】前記ショットキーゲート電極が、コバル
ト、ニッケル、チタンのいずれかを含む金属シリサイド
から成るものであってよく、あるいはまた、前記ショッ
トキーゲート電極が、カルシウム、バナジウム、クロ
ム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、
タングステン、ハフニウム、タンタル、レニウム、オス
ミウム、イリジウム、プラチナ、イットリウム、ガドリ
ニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エ
ルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテニウムのい
ずれかを含む金属シリサイドから成るものであってよ
い。
【0012】本発明の半導体装置の製造方法は、シリコ
ン半導体基板に伝導型の異なる第1の層と第2の層とを
形成する工程と、前記第1の層と前記第2の層の境界又
はこの境界付近のゲート電極形成領域に金属イオンを注
入する工程と、前記シリコン半導体基板を加熱し、前記
シリコン半導体基板と格子整合した結晶構造を有するシ
ョットキーゲート電極を、前記ゲート電極形成領域に形
成する工程と、前記第1の層に、前記ショットキーゲー
ト電極に対する第1のソース領域及び第1のドレイン領
域を形成する工程と、前記第2の層に、前記ショットキ
ーゲート電極に対する第2のソース領域及び第2のドレ
イン領域を形成する工程とを備え、前記第1のソース領
域及び前記第1のドレイン領域により定義される第1の
チャネル領域と、前記第2のソース領域及び前記第2の
ドレイン領域により定義される第2のチャネル領域が、
前記ショットキー電極を介して対向する位置に定義され
ていることを特徴とする。
【0013】前記シリコン半導体基板を加熱する工程に
より、前記ゲート電極形成領域に、金属シリサイドから
成るショットキーゲート電極が形成されてよい。
【0014】前記金属イオンが、コバルト、ニッケル、
チタンのいずれかのイオンであってよく、あるいはま
た、前記金属イオンが、カルシウム、バナジウム、クロ
ム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラジウム、
タングステン、ハフニウム、タンタル、レニウム、オス
ミウム、イリジウム、プラチナ、イットリウム、ガドリ
ニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エ
ルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテニウムのい
ずれかのイオンであってよい。
【0015】
【作用】伝導型の異なる第1及び第2の層の境界又はこ
の境界付近に形成され、半導体基板と格子整合した結晶
構造を有するショットキーゲート電極により第1及び第
2の層に流れる電流を制御することで、半導体と電極と
の境界付近で欠陥が発生するのを防止することができる
と共に、第1及び第2の層に流れる電流を同一のショッ
トキーゲート電極により制御することで、異なるゲート
電極によりそれぞれの電流を制御する場合より集積度を
向上させることができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本発明の第1の実施例は、半導体基板が
伝導型の異なる二層構造となっており、境界領域付近に
形成されたショットキーゲート電極によってチャネル電
流を制御する点に特徴がある。
【0019】図1に、この第1の実施例による半導体装
置の縦断面構造を示す。p- 型半導体基板101の表面
部分に、ヒ素イオン(As+ )等が注入されてn型シリ
コン層11が形成されている。n型シリコン層101の
表面上にレジストが塗布され、ゲート電極を形成すべき
領域が除去されて図示されていないレジスト膜が形成さ
れる。このレジスト膜をマスクとして、コバルトイオン
(Co + )がn型シリコン層102の表面に注入され
て、ゲート電極103が形成される。
【0020】この後、半導体基板101に対し、摂氏約
600度で約1時間、さらに摂氏約1000度で30分
間熱処理が行われる。これにより、ゲート電極103が
完全なCoSi2 の組成を有するシリサイドとなり、n
型シリコン層102及び半導体基板101に対しエピタ
キシャル層となる。この後、ゲート電極103の両側に
一定の間隔を空けてn+ 型シリコン領域104が形成さ
れ、ソース、ドレイン領域をそれぞれ構成する。n型シ
リコン層102上には絶縁膜105が形成され、ソー
ス、ドレイン領域上にホールが開孔され、このホールを
介して配線層106が接続される。
【0021】例えば、高抵抗な半導体基板101の表面
部分に、不純物濃度が1×10161/cm3 で、半導体基
板12との深さ方向の距離が10nmのチャネルn型層を
形成した場合、n型MESFETの閾値の絶対値は約
0.35Vとなる。
【0022】ここで、ゲート電極13とn型シリコン層
102との境界において、エネルギダイアグラム上の障
壁が形成される。これにより、n型シリコン層102内
の空乏層を、ゲート電極103によって制御することが
可能となる。
【0023】また、図1ではゲート電極103がn型シ
リコン層102の表面部分に形成されているが、深さ方
向の位置は変えることができる。例えば、図2(a)の
ように、ゲート電極103をp- 型半導体基板101上
に形成してもよく、図2(b)のようにp- 型半導体基
板12とn型シリコン層102との境界に形成すること
もできる。あるいは、図2(c)のようにn型シリコン
層102中にゲート電極103を形成してもよい。いず
れの位置に形成しても、n型シリコン層102における
ゲート電極103との境界部分の空乏層の拡がりを、ゲ
ート電極13により制御することができる。
【0024】このように、第1の実施例はシリコン基板
に金属イオンが注入されてシリサイド化されたゲート電
極を用いる。この電極は、シリコンとの間で格子整合性
がよく、電極の境界付近で結晶欠陥が起こるのが防止さ
れる。
【0025】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この実施例は、第1の実施例と同様にショットキ
ーゲート電極によりチャネル電流を制御するが、さらに
相補型金属半導体電解効果トランジスタ(CMESFE
T)としての機能を備えている。
【0026】この第2の実施例による半導体装置は、工
程別に素子の縦断面を示した図3のようにして製造され
る。
【0027】図3(a)のように、n- 型半導体基板3
01の表面部分にホウ素等の不純物イオンを注入し、p
型シリコン層302を形成する。レジストを塗布して所
望の領域が除去されるようにパターニングを行う。この
レジスト膜をマスクとしてホウ素等の不純物イオンを注
入し、p型シリコン層302内の表面に、p型MESF
ETのソースとなるp+ 型シリコン領域303を形成す
る。また、この図3(a)に示されたようなレジスト膜
304をマスクとしてイオン注入を行い、p型MESF
ETのドレインとなるp+ 型シリコン領域305を形成
する。なお、p+ 型シリコン領域303,305は同時
に形成することも可能である。
【0028】レジスト膜304を一旦除去し、再びレジ
ストを塗布する。n型MESFETの素子領域の部分が
除去されるようにパターニングを行ってレジスト膜を形
成する。このレジスト膜をマスクとしてヒ素等の不純物
イオンを注入し、p型シリコン層302内にn型MES
FETの素子領域となるn型シリコン領域306を形成
する。このレジスト膜を除去し、ドレイン領域が除去さ
れたレジスト膜を再び形成する。このレジスト膜をマス
クとして不純物イオンを注入し、n型シリコン領域30
6内により不純物濃度が高くn型のドレイン領域となる
+ 型シリコン領域307を形成する。同様に、ソース
領域となるn+ 型シリコン領域308も形成する。これ
により、n型MESFETのドレイン領域であるn+
シリコン領域307と、p型MESFETのドレイン領
域であるp+ 型シリコン領域305とが上下に配置され
た状態になる。
【0029】この後、図3(b)のA−A線に沿う縦断
面において、トレンチを掘って素子分離を行う。さら
に、この図3(b)に示されたようなゲート領域及びド
レイン領域が除去されたレジスト膜309を形成する。
このレジスト膜309をマスクとして、p型シリコン層
302とn型シリコン層306との境界領域にコバルト
(Co)等の金属イオンを注入し、ゲート電極310
と、ドレインのオーミック接合部311とを形成する。
このオーミック接合部311は、n+ 型シリコン領域3
07とp+ 型シリコン領域305とをオーミック接合す
るもので、n型MESFETのドレイン領域とp型ME
SFETのドレイン領域との出力端子となる。
【0030】コバルトイオンを注入した後、摂氏600
度で1時間、さらに摂氏1000度で30分間熱処理を
行う。これにより、シリサイドが完全なCoSi2 の組
成となり、また半導体基板301に対してエピタキシャ
ルとなる。
【0031】次に、n型のソース領域であるn+ 型シリ
コン領域308とp型のソース領域であるp+ 型不純物
領域303とを絶縁するため、間に絶縁物を形成する。
n型シリコン層306とp型シリコン層302との境界
領域が除去されたレジスト膜を形成し、これをマスクと
して酸素のイオン注入を行う。これにより、図3(c)
のようにn型シリコン層306とp型シリコン層302
との境界領域に酸化物層312が形成される。A−A線
に沿う縦断面に素子分離用のトレンチを掘り、図4のよ
うにシリコン酸化物313で埋める。
【0032】ここで、p型シリコン層302とn型シリ
コン層306との境界面付近に酸素のイオン注入を行う
場合、ゲート電極310のドレイン側よりの領域にも同
時に行うと、短チャネル効果をより低減させることがで
きる。
【0033】このような方法で得られた第2の実施例に
よる装置は、例えば次のような閾値を有する。高抵抗な
半導体基板に、不純物濃度が2×10151/cm3 で深さ
が500nmのp型不純物層と、不純物濃度が1×10
161/cm3 で深さが100nmのn型不純物層とを形成
した場合には、p型及びn型MESFETの閾値の絶対
値は共に約0.35Vとなる。
【0034】本発明の第3の実施例について、以下に述
べる。第3の実施例による半導体装置は、次のようにし
て製造することができる。図5に、工程別に素子の縦断
面を斜視図として示す。n- 型半導体基板501のSO
I(Silicon-on-insulator)部分に、ホウ素等のp型不純
物イオンを注入してp型シリコン層502を形成する。
このp型シリコン層502の表面に、ヒ素等のn型不純
物イオンを注入してn型シリコン層503を形成する。
【0035】n型シリコン層503に対して、反応性イ
オンエッチング(RIE)を行い、図5(b)に示され
るような形状にn型シリコン層503aを加工する。
【0036】図5(c)に示されるように、LPCVD
法を用いてp型シリコン層502上にシリコン酸化膜5
04を堆積する。p型シリコン層502とn型シリコン
層503aとの境界面付近に、コバルトイオン(C
+ )の注入と熱処理とを行って、コバルトシリサイド
(CoSi2 )から成るゲート電極505を形成する。
【0037】図5(d)のように、エッチングを行って
シリコン酸化膜504を剥離した後、ゲート電極505
とほぼ同じ膜厚となるように、CVD法を用いてシリコ
ン酸化膜506を形成する。
【0038】図6(a)のように、シリコン酸化膜50
6上に、n型シリコン層503aとほぼ同じ膜厚になる
ようにエピタキシャル成長させて、n+ 型シリコン層5
07を形成する。
【0039】n+ 型シリコン層507及びシリコン酸化
膜506にRIEを行い、図6(b)のようにメサ状の
形状に加工する。さらに、p型不純物層502のうちn
+ 型不純物層507a及びシリコン酸化膜506aによ
り覆われていない露出した領域に、ホウ素イオンを注入
する。拡散工程により、シリコン酸化膜506a下まで
横方向に不純物を十分に拡散させて、p+ 型シリコン層
508を形成する。
【0040】表面全体に、保護膜としてシリコン酸化膜
509を堆積する。図6(c)のように、シリコン酸化
膜509に対して、p+ 型シリコン層508上と、n+
型シリコン層207a上にコンタクトホール510,5
11を開孔する。アルミニウムを堆積し、このコンタク
トホール510,511においてp+ 型シリコン層20
8及びn+ 型シリコン層507aとそれぞれ導通させた
状態にする。堆積されたアルミニウムに対し、写真蝕刻
法を用いてパターニングを行い、Al配線層512,5
13を形成する。このAl配線層512,513の配線
パターンの一例を、図6(d)に示す。
【0041】このような第2、第3の実施例によれば、
第1の実施例と同様にゲート電極の境界面付近での欠陥
を防止できるだけでなく、上下にn型MESFETとp型MESF
ETとが配置されるため集積度が向上する。
【0042】上述した実施例は一例であり、本発明を限
定するものではない。例えば、第1ないし第3の実施例
において、表示された伝導型を全て反転することも可能
である。また、ゲート電極を形成するために注入する金
属イオンは、コバルトイオン(Co+ )に限定されな
い。例えば、ニッケル(Ni)、カルシウム(Ca)、
チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、
ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブデン
(Mo)、パラジウム(Pd)、タングステン(W)、
ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、レニウム(R
e)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、プラ
チナ(Pt)、イットリウム(Y)、ガドリニウム(G
d)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、
ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム
(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテニウム(R
u)等のイオンを用いてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、半導体基板と格子整合した結晶構造を有す
るショットキーゲート電極により第1及び第2の層に流
れる電流を制御することで、半導体基板と電極との境界
付近で欠陥が発生するのを防止することができると共
に、第1及び第2の層に流れる電流を同一のショットキ
ーゲート電極により制御することで、異なるゲート電極
によりそれぞれの電流を制御する場合より集積度を向上
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置の構成
を示した縦断面図。
【図2】同半導体装置においてゲート電極を形成する三
通りの位置を示した縦断面図。
【図3】本発明の第2の実施例による半導体装置の構成
及びこの装置を製造する方法を工程別に示した縦断面
図。
【図4】図3におけるA−A線に沿う縦断面を示した断
面図。
【図5】本発明の第3の実施例による半導体装置の構成
及びこの装置を製造する方法を工程別に示した縦断面
図。
【図6】本発明の第3の実施例による半導体装置の構成
及びこの装置を製造する方法を工程別に示した縦断面
図。
【図7】従来の半導体装置の構成を示した縦断面図。
【符号の説明】
103,310,505,705,709 ゲート電極
(入力端子) 105,702 絶縁体 312,504,506,506a,509 シリコン
酸化膜 102,306,503,503a n型シリコン層 302,502 p型シリコン層 307,308,507,507a,703,708
+ 型シリコン層 303,508,704 p+ 型シリコン層 507,507a n+ 型エピタキシャルシリコン層 301,501 n- 半導体基板 101,701 p- 半導体基板 311,707,710 ドレイン出力端子(オーミッ
ク接合部) 706,711 ソース電極(オーミック接合部) 313 トレンチ素子分離 304,309 レジスト膜 106,512,513,514, A1配線層 540,511,515,516 コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−120074(JP,A) 特開 平2−156573(JP,A) 特開 平1−232759(JP,A) 特開 昭63−62350(JP,A) 特開 平3−165577(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/338 H01L 29/812 H01L 29/872

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 前記半導体基板内に形成され、伝導型が異なる第1の層
    及び第2の層と、 前記第1の層と前記第2の層の境界又はこの境界付近に
    形成され、前記半導体基板と格子整合した結晶構造を有
    するショットキーゲート電極と、 前記第1の層において、前記ショットキーゲート電極に
    対して形成された第1のソース領域及び第1のドレイン
    領域と、 前記第2の層において、前記ショットキーゲート電極に
    対して形成された第2のソース領域及び第2のドレイン
    領域と、 前記第1のソース領域及び前記第1のドレイン領域によ
    り定義される第1のチャネル領域と、 前記第2のソース領域及び前記第2のドレイン領域によ
    り定義される第2のチャネル領域とを備え、 前記第1のチャネル領域と前記第2のチャネル領域とが
    前記ショットキーゲート電極を介して対向する位置に定
    義されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記ショットキーゲート電極が、コバル
    ト、ニッケル、チタンのいずれかを含む金属シリサイド
    から成ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ショットキーゲート電極が、カルシウ
    ム、バナジウム、クロム、ジルコニウム、ニオブ、モリ
    ブデン、パラジウム、タングステン、ハフニウム、タン
    タル、レニウム、オスミウム、イリジウム、プラチナ、
    イットリウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシ
    ウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビ
    ウム、ルテニウムのいずれかを含む金属シリサイドから
    成ることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】シリコン半導体基板に伝導型の異なる第1
    の層と第2の層とを形成する工程と、 前記第1の層と前記第2の層の境界又はこの境界付近の
    ゲート電極形成領域に金属イオンを注入する工程と、 前記シリコン半導体基板を加熱し、前記シリコン半導体
    基板と格子整合した結晶構造を有するショットキーゲー
    ト電極を、前記ゲート電極形成領域に形成する工程と、 前記第1の層に、前記ショットキーゲート電極に対する
    第1のソース領域及び第1のドレイン領域を形成する工
    程と、 前記第2の層に、前記ショットキーゲート電極に対する
    第2のソース領域及び第2のドレイン領域を形成する工
    程とを備え、 前記第1のソース領域及び前記第1のドレイン領域によ
    り定義される第1のチャネル領域と、前記第2のソース
    領域及び前記第2のドレイン領域により定義される第2
    のチャネル領域が、前記ショットキー電極を介して対向
    する位置に定義されていることを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】前記シリコン半導体基板を加熱する工程に
    より、前記ゲート電極形成領域に、金属シリサイドから
    成るショットキーゲート電極が形成されることを特徴と
    する請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記金属イオンが、コバルト、ニッケル、
    チタンのいずれかのイオンであることを特徴とする請求
    項4又は5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記金属イオンが、カルシウム、バナジウ
    ム、クロム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、パラ
    ジウム、タングステン、ハフニウム、タンタル、レニウ
    ム、オスミウム、イリジウム、プラチナ、イットリウ
    ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホル
    ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
    ニウムのいずれかのイオンであることを特徴とする請求
    項4乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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