JP3186470B2 - 再生骨材の製造プラント - Google Patents
再生骨材の製造プラントInfo
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート構造物の
解体にともなって生ずるコンクリートガラに含まれる骨
材を再利用するための骨材の再生方法に用いられる再生
骨材の製造プラントに関する。
解体にともなって生ずるコンクリートガラに含まれる骨
材を再利用するための骨材の再生方法に用いられる再生
骨材の製造プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場から排出されたコンクリートガ
ラに含まれる骨材を再利用すべく骨材を再生する方法と
して、一般に機械的破砕方法が知られている。
ラに含まれる骨材を再利用すべく骨材を再生する方法と
して、一般に機械的破砕方法が知られている。
【0003】この方法では、直径20〜50cm程度の
大きさで建設現場から排出されたコンクリートガラをク
ラッシャなどにより破砕した後、ボールミル、振動ミル
などにより更に細分化して破砕し、直径15〜40mm
程度のコンクリートに使用できる大きさの再生骨材を得
るようにしている。
大きさで建設現場から排出されたコンクリートガラをク
ラッシャなどにより破砕した後、ボールミル、振動ミル
などにより更に細分化して破砕し、直径15〜40mm
程度のコンクリートに使用できる大きさの再生骨材を得
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の機
械的破砕方法では、製造効率が悪く、またこの機械的破
砕方法では、コンクリートガラの中に含まれている強度
の高い骨材分まで無差別に破砕してしまうため、抽出し
た骨材は自然の骨材に比べて強度が低くなり、またこれ
を混入したコンクリートの用途も限定されることにな
る。
械的破砕方法では、製造効率が悪く、またこの機械的破
砕方法では、コンクリートガラの中に含まれている強度
の高い骨材分まで無差別に破砕してしまうため、抽出し
た骨材は自然の骨材に比べて強度が低くなり、またこれ
を混入したコンクリートの用途も限定されることにな
る。
【0005】そこで本発明は、以上の問題を解決するも
のであって、その目的は、コンクリートガラに含まれる
骨材分を破砕することなく容易に抽出できるようにして
効率よく骨材の再利用を図る骨材の再生方法に用いられ
る再生骨材の製造プラントを提供するものである。
のであって、その目的は、コンクリートガラに含まれる
骨材分を破砕することなく容易に抽出できるようにして
効率よく骨材の再利用を図る骨材の再生方法に用いられ
る再生骨材の製造プラントを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するためになされたものであって、その要旨とする
ところは、コンクリートガラにマイクロ波を照射するこ
とにより、該ガラのモルタル成分中に含まれる水分を加
熱膨脹させ、この熱膨張によって前記モルタル成分内に
ひび割れを生じさせ、該ひび割れに沿って前記ガラを細
分割して骨材分を抽出する骨材の再生方法に用いられる
再生骨材の製造プラントであって、一端にコンクリート
塊の取入れ用ホッパが設けられ、他端側に加工済みコン
クリート塊の排出用ホッパが配置されたハウジングの内
部にその長手方向に沿って搬送用コンベアを配置すると
ともに、該コンベアに向けたマイクロ波照射部を設けて
なるマイクロ波破砕装置と、前記排出用ホッパの排出側
の端部に後続配置される軽度な機械式破砕機とを備える
ことにある。
達成するためになされたものであって、その要旨とする
ところは、コンクリートガラにマイクロ波を照射するこ
とにより、該ガラのモルタル成分中に含まれる水分を加
熱膨脹させ、この熱膨張によって前記モルタル成分内に
ひび割れを生じさせ、該ひび割れに沿って前記ガラを細
分割して骨材分を抽出する骨材の再生方法に用いられる
再生骨材の製造プラントであって、一端にコンクリート
塊の取入れ用ホッパが設けられ、他端側に加工済みコン
クリート塊の排出用ホッパが配置されたハウジングの内
部にその長手方向に沿って搬送用コンベアを配置すると
ともに、該コンベアに向けたマイクロ波照射部を設けて
なるマイクロ波破砕装置と、前記排出用ホッパの排出側
の端部に後続配置される軽度な機械式破砕機とを備える
ことにある。
【0007】
【作用】以上の方法において、コンクリートガラは、骨
材すなわち粗骨材の周囲を細骨材とセメントとの混合物
であるモルタルで包囲結着した固相混合物であり、この
モルタル中のセメント成分にはもともと水和反応に関与
しない水分が残留している。なお、コンクリートガラを
湿潤化して水分を含浸させるようにしても良い。
材すなわち粗骨材の周囲を細骨材とセメントとの混合物
であるモルタルで包囲結着した固相混合物であり、この
モルタル中のセメント成分にはもともと水和反応に関与
しない水分が残留している。なお、コンクリートガラを
湿潤化して水分を含浸させるようにしても良い。
【0008】したがってコンクリートガラにマイクロ波
を照射すると、マイクロ波はコンクリートガラを透過
し、同時に水の誘電体損失による発熱−膨張により、結
着部分であるモルタル部分にのみひび割れを生じさせ
る。すなわち、マイクロ波照射後のコンクリートガラに
比較的小さな外力を加えることにより、コンクリートガ
ラは骨材を破砕することなくそのひび割れに沿って細分
割され、これによって骨材分をコンクリートガラから容
易に抽出することができる。
を照射すると、マイクロ波はコンクリートガラを透過
し、同時に水の誘電体損失による発熱−膨張により、結
着部分であるモルタル部分にのみひび割れを生じさせ
る。すなわち、マイクロ波照射後のコンクリートガラに
比較的小さな外力を加えることにより、コンクリートガ
ラは骨材を破砕することなくそのひび割れに沿って細分
割され、これによって骨材分をコンクリートガラから容
易に抽出することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明にかかる骨材の再生方法の一
実施例を図面を用いて詳細に説明する。
実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明にかかる再生骨材の製造プ
ラントを示すもので、例えば鉄筋コンクリート構造物の
解体現場から例えば直径20〜50cm程度の大きさで
排出され、ストック位置に山積みされたコンクリートガ
ラCは、適宜の機械式破砕機1により同程度の塊状にそ
の大きさを整えられ、この大きさの整えられたコンクリ
ート塊C1 は図示しない分離装置により土塊や鉄筋など
の混入物を除去され、またスクリーン2を通過すること
により細粒分を除去された後マイクロ波破砕装置3内に
連続搬送される。
ラントを示すもので、例えば鉄筋コンクリート構造物の
解体現場から例えば直径20〜50cm程度の大きさで
排出され、ストック位置に山積みされたコンクリートガ
ラCは、適宜の機械式破砕機1により同程度の塊状にそ
の大きさを整えられ、この大きさの整えられたコンクリ
ート塊C1 は図示しない分離装置により土塊や鉄筋など
の混入物を除去され、またスクリーン2を通過すること
により細粒分を除去された後マイクロ波破砕装置3内に
連続搬送される。
【0011】マイクロ波破砕装置3は、電磁シールドさ
れた横長ハウジング4の内部にその長手方向に沿って搬
送用コンベア5を配置するとともに、中央に前記コンベ
ア5に向けたホーン形のマイクロ波照射部6を設けたも
ので、照射部6は導波管7を介してハウジング4外に設
けたマイクロ波発生装置8に接続している。
れた横長ハウジング4の内部にその長手方向に沿って搬
送用コンベア5を配置するとともに、中央に前記コンベ
ア5に向けたホーン形のマイクロ波照射部6を設けたも
ので、照射部6は導波管7を介してハウジング4外に設
けたマイクロ波発生装置8に接続している。
【0012】また、ハウジング4の一端にはコンクリー
ト塊C1 の取入用ホッパ9が設けられ、他端側には加工
済みコンクリート塊C2 の排出用ホッパ10が配置さ
れ、ホッパ9を通じてハウジング4内に取り入れたコン
クリート塊C1 をコンベア5の一端に受け渡し、また照
射部6を通過した加工済みコンクリート塊C2 をコンベ
ア5の他端から排出用ホッパ10を通じてハウジング4
の外部に取り出すようにしている。
ト塊C1 の取入用ホッパ9が設けられ、他端側には加工
済みコンクリート塊C2 の排出用ホッパ10が配置さ
れ、ホッパ9を通じてハウジング4内に取り入れたコン
クリート塊C1 をコンベア5の一端に受け渡し、また照
射部6を通過した加工済みコンクリート塊C2 をコンベ
ア5の他端から排出用ホッパ10を通じてハウジング4
の外部に取り出すようにしている。
【0013】さらに、排出用ホッパ10の排出側の端部
にはジョウクラッシャ等の軽度な機械式破砕機11、振
動式分級機12が後続配置されている。
にはジョウクラッシャ等の軽度な機械式破砕機11、振
動式分級機12が後続配置されている。
【0014】以上の構成において、ハウジング4内に取
り入れられ、コンベア5上を搬送されるコンクリート塊
C1 に照射部6を通じて2450MHz程度の波長のマ
イクロ波を照射すると、マイクロ波は、コンクリート塊
C1 を透過すると同時にコンクリート塊C1 中のモルタ
ルに含まれる水分に誘電体損失を生じさせて誘電加熱を
発生させ、この水分の熱膨張によりコンクリート塊C1
に短時間でひび割れを生じさせる。そして、この加工済
みコンクリート塊C2 を破砕機11に投入することによ
りコンクリート塊C2 はそのひび割れに沿ってばらばら
となる結果、骨材を核として細分割され、複数の分級機
12により粒径別に抽出されて、骨材からなる複数径の
再生骨材C3 と、モルタルの粉粒体とに分離され、それ
ぞれが利用されることになる。
り入れられ、コンベア5上を搬送されるコンクリート塊
C1 に照射部6を通じて2450MHz程度の波長のマ
イクロ波を照射すると、マイクロ波は、コンクリート塊
C1 を透過すると同時にコンクリート塊C1 中のモルタ
ルに含まれる水分に誘電体損失を生じさせて誘電加熱を
発生させ、この水分の熱膨張によりコンクリート塊C1
に短時間でひび割れを生じさせる。そして、この加工済
みコンクリート塊C2 を破砕機11に投入することによ
りコンクリート塊C2 はそのひび割れに沿ってばらばら
となる結果、骨材を核として細分割され、複数の分級機
12により粒径別に抽出されて、骨材からなる複数径の
再生骨材C3 と、モルタルの粉粒体とに分離され、それ
ぞれが利用されることになる。
【0015】図2は以上の加工過程におけるコンクリー
トの状態変化を示すもので、(a)に示すように、コン
クリートガラCあるいはコンクリート塊C1 は骨材すな
わち粗骨材Aの周囲を細骨材とセメントとの混合物であ
るモルタルMで包囲結着した固相混合物であり、このモ
ルタルM中のセメント成分にはもともと水和反応に関与
しない水分が残留されているため、マイクロ波照射によ
りにモルタルM内のみが加熱沸騰し、その熱膨張によっ
て(b)に示すように、骨材Aの周囲の結着部分である
モルタルM部分にのみ無数のひび割れが生じ、加工済み
のコンクリート塊C2 は骨材Aの二次凝集体のような形
態に変化する。
トの状態変化を示すもので、(a)に示すように、コン
クリートガラCあるいはコンクリート塊C1 は骨材すな
わち粗骨材Aの周囲を細骨材とセメントとの混合物であ
るモルタルMで包囲結着した固相混合物であり、このモ
ルタルM中のセメント成分にはもともと水和反応に関与
しない水分が残留されているため、マイクロ波照射によ
りにモルタルM内のみが加熱沸騰し、その熱膨張によっ
て(b)に示すように、骨材Aの周囲の結着部分である
モルタルM部分にのみ無数のひび割れが生じ、加工済み
のコンクリート塊C2 は骨材Aの二次凝集体のような形
態に変化する。
【0016】したがって、加工済みのコンクリート塊C
2 に比較的小さな外力を加えることにより、骨材Aを核
としてその周囲のモルタルMの成分のみそのひび割れに
沿ってばらばらに分離されることになり、(c)に示す
ように、分離された骨材Aの周囲に少量のモルタルMが
付着した再生骨材C3 を得られることになる。
2 に比較的小さな外力を加えることにより、骨材Aを核
としてその周囲のモルタルMの成分のみそのひび割れに
沿ってばらばらに分離されることになり、(c)に示す
ように、分離された骨材Aの周囲に少量のモルタルMが
付着した再生骨材C3 を得られることになる。
【0017】なお、マイクロ波照射量が過大になると蒸
気爆発等によりハウジング4内でコンクリート塊C1 が
破砕される惧れがあるので、各コンクリート塊C1 にま
んべんなくひび割れが入る程度にマイクロ波電力やその
照射位置、加工するコンクリート塊C1 の大きさ、コン
ベア5の搬送速度などを適宜設定制御する。
気爆発等によりハウジング4内でコンクリート塊C1 が
破砕される惧れがあるので、各コンクリート塊C1 にま
んべんなくひび割れが入る程度にマイクロ波電力やその
照射位置、加工するコンクリート塊C1 の大きさ、コン
ベア5の搬送速度などを適宜設定制御する。
【0018】また古いコンクリートガラの場合には水分
量が少なくなり風化状態のものもあるので、前処理工程
(マイクロ波破砕装置3内に搬送する前)でコンクリー
トガラに水分を含浸させて湿潤状態とした後加工を行な
えば、前記と同様の原理により粗骨材を損なうことなく
骨材に再生することができる。
量が少なくなり風化状態のものもあるので、前処理工程
(マイクロ波破砕装置3内に搬送する前)でコンクリー
トガラに水分を含浸させて湿潤状態とした後加工を行な
えば、前記と同様の原理により粗骨材を損なうことなく
骨材に再生することができる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明に係る再生骨材の製造プラントにあって
は、コンクリートガラにマイクロ波を照射すると、マイ
クロ波はコンクリートガラを透過し、同時にコンクリー
トガラに含まれる水を誘電体損失によって発熱−膨張さ
せ、結着部分であるモルタル部分にのみひび割れを生じ
させる。したがって、マイクロ波照射後のコンクリート
ガラに比較的小さな外力を加えることにより、コンクリ
ートガラはそのひび割れに沿って細分割され、骨材を破
砕することなく容易に抽出してこれを再利用することが
できる。また、加工時間も短時間でよいため、製造効率
が向上するなどの各種の利点がある。
に、この発明に係る再生骨材の製造プラントにあって
は、コンクリートガラにマイクロ波を照射すると、マイ
クロ波はコンクリートガラを透過し、同時にコンクリー
トガラに含まれる水を誘電体損失によって発熱−膨張さ
せ、結着部分であるモルタル部分にのみひび割れを生じ
させる。したがって、マイクロ波照射後のコンクリート
ガラに比較的小さな外力を加えることにより、コンクリ
ートガラはそのひび割れに沿って細分割され、骨材を破
砕することなく容易に抽出してこれを再利用することが
できる。また、加工時間も短時間でよいため、製造効率
が向上するなどの各種の利点がある。
【図1】この発明にかかる再生骨材の製造プラントを示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】(a),(b),(c)は同再生過程における
コンクリートガラの形状変化を示す説明図である。
コンクリートガラの形状変化を示す説明図である。
3 マイクロ波破砕装置 6 マイクロ波照射部 C1 コンクリート塊 C2 加工済みコンクリート塊 C3 再生骨材 A 骨材(粗骨材) M モルタル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−24640(JP,A) 特開 昭49−67252(JP,A) 特開 昭49−116652(JP,A) 特公 昭54−13120(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリートガラにマイクロ波を照射す
ることにより、該ガラのモルタル成分中に含まれる水分
を加熱膨脹させ、この熱膨張によって前記モルタル成分
内にひび割れを生じさせ、該ひび割れに沿って前記ガラ
を細分割して骨材分を抽出する骨材の再生方法に用いら
れる再生骨材の製造プラントであって、 一端にコンクリート塊の取入れ用ホッパが設けられ、他
端側に加工済みコンクリート塊の排出用ホッパが配置さ
れたハウジングの内部にその長手方向に沿って搬送用コ
ンベアを配置するとともに、該コンベアに向けたマイク
ロ波照射部を設けてなるマイクロ波破砕装置と、 前記排出用ホッパの排出側の端部に後続配置される軽度
な機械式破砕機とを備えたことを特徴とする再生骨材の
製造プラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573594A JP3186470B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 再生骨材の製造プラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573594A JP3186470B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 再生骨材の製造プラント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119697A JPH08119697A (ja) | 1996-05-14 |
JP3186470B2 true JP3186470B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=17282908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25573594A Expired - Fee Related JP3186470B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 再生骨材の製造プラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186470B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102503197A (zh) * | 2011-10-19 | 2012-06-20 | 武汉理工大学 | 一种水泥混凝土循环再生方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19639491C2 (de) * | 1996-09-26 | 1999-11-11 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zur Vergrößerung der Oberfläche von Partikeln |
GB0207530D0 (en) * | 2002-04-02 | 2002-05-08 | Univ Nottingham | High field strength microwave production and microwave processing of materials e.g. weakening of multi-phase materials |
KR20040087062A (ko) * | 2003-04-04 | 2004-10-13 | 한국지질자원연구원 | 시멘트·콘크리트 덩어리로부터 재생골재의 제조방법 및 그 제품 |
KR100696614B1 (ko) * | 2005-06-25 | 2007-03-19 | 주식회사세영 | 고열 가열을 이용한 건설 폐기물의 고 순도 순환 골재 생산방법 |
KR100850339B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2008-08-05 | 수성산업(주) | 건설페기물 처리 설비 및 이를 이용한 건설폐기물 처리방법 |
KR100880041B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2009-01-22 | 수성산업(주) | 건설페기물 처리 설비 및 이를 이용한 건설폐기물 처리방법 |
KR100880043B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2009-01-22 | 수성산업(주) | 건설페기물 처리 설비 및 이를 이용한 건설폐기물 처리방법 |
KR100880042B1 (ko) * | 2007-04-10 | 2009-01-22 | 수성산업(주) | 건설페기물 처리 설비 및 이를 이용한 건설폐기물 처리방법 |
RU2605012C1 (ru) * | 2015-07-23 | 2016-12-20 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Южно-Уральский государственный университет (национальный исследовательский университет)" (ФГАОУ ВО "ЮУрГУ (НИУ)") | Способ и устройство для обработки руд, содержащих благородные металлы |
CN105383867A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-09 | 南京三乐微波技术发展有限公司 | 一种振动式微波加热输送装置 |
CN110205911A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-09-06 | 中国矿业大学 | 一种混凝土路面用微波热解静力爆破拆除方法 |
CN110252768B (zh) * | 2019-06-17 | 2023-09-26 | 中国矿业大学 | 一种蒸压爆解废弃混凝土组分分离方法 |
CN110665617A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-01-10 | 西安建筑科技大学 | 一种微波辅助粗骨料回收生产线设备及其方法 |
CN112570128A (zh) * | 2020-12-14 | 2021-03-30 | 西安建筑科技大学 | 一种微波辅助废弃建筑骨料高效回收再生设备及分离方法 |
WO2023119241A1 (en) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | Vittorio Gorlier | System and method for separating components of concrete |
CN114853413B (zh) * | 2022-04-25 | 2023-02-21 | 深圳市衡骏环保科技有限公司 | 一种固废回收利用的自密实混凝土及其制备方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25573594A patent/JP3186470B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102503197A (zh) * | 2011-10-19 | 2012-06-20 | 武汉理工大学 | 一种水泥混凝土循环再生方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH08119697A (ja) | 1996-05-14 |
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