JP3184131B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

Info

Publication number
JP3184131B2
JP3184131B2 JP29297097A JP29297097A JP3184131B2 JP 3184131 B2 JP3184131 B2 JP 3184131B2 JP 29297097 A JP29297097 A JP 29297097A JP 29297097 A JP29297097 A JP 29297097A JP 3184131 B2 JP3184131 B2 JP 3184131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
screen
control
display
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29297097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11133944A (ja
Inventor
賢治 木村
Original Assignee
日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 filed Critical 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
Priority to JP29297097A priority Critical patent/JP3184131B2/ja
Publication of JPH11133944A publication Critical patent/JPH11133944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3184131B2 publication Critical patent/JP3184131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示装置に
関し、特に、TV画面上に表示するビットマップを出力
する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば特開昭59−20108
号公報に示された従来の画像表示装置を示すブロック図
である。これについて述べると、まず、パターンの輪郭
に相当する表示開始位置および表示終了位置をメモリ2
0に格納し、メモリコントローラ31によりメモリ20
に格納する表示開始位置をスタートレジスタバッファ3
2に格納し、さらに表示終了位置をエンドレジスタバッ
ファ33に格納する。スタートレジスタ37にはスター
トレジスタバッファ32内の表示開始位置データが取り
込まれ、エンドレジスタ38にはエンドレジスタバッフ
ァ33内の表示終了位置データが取り込まれる。
【0003】一方、コンパレータ35は水平カウンタ3
4の計数値とスタートレジスタ37内の表示開始位置と
が一致したときに出力を生じる。同様にして、コンパレ
ータ36は水平カウンタ34の計数値とエンドレジスタ
38の表示開始位置が一致したときに出力を生じる。そ
して、コンパレータ35の一致出力でセットされ、コン
パレータ36の一致出力でリセットされるS−Rフリッ
プフロップ39のQ出力によって、ビデオ回路40を制
御する。ビデオ回路40はS−Rフリップフロップ39
のQ出力がセット状態であれば、ドットを出力する。つ
まり、水平カウンタが示す表示位置に、すなわち表示開
始位置の示す位置と表示終了位置が示す位置の間にドッ
トを出力する。
【0004】なお、上記従来の画像表示装置は、表示色
に対応した表示開始位置と表示終了位置をメモリに格納
し、表示開始位置と水平カウンタの値が一致した時点
で、対応した表示色を出力するようになっている。図9
に示す画像表示装置は単色のときの構成例を示してあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の画像表示装置にあっては、多色で画像表示する場
合には、それぞれの色に対応した表示開始位置と表示終
了位置をメモリに記憶する必要があり、例えば、256
色のビットマップを表示する場合には、8枚のプレーン
が必要で、単色のときの8倍のメモリが必要となり、メ
モリの容量が膨大になってしまうという課題があった。
【0006】また、1ライン中に表示開始位置と表示終
了位置が複数個あった場合には、スタートレジスタ3
7,エンドレジスタ38およびコンパレータ35,36
がそれに見合った個数分必要となり、回路規模が大きく
なるほか、ビットマップのパターンが複雑になれば、表
示開始位置と表示終了位置のデータが膨大になり、さら
に多くのメモリ容量を必要とするという課題があった。
【0007】この発明は、前記のような課題を解決する
ものであり、表示色数の増加やビットパターンの形状の
複雑化にも関わらず、ビットマップを記憶する記憶回路
の記憶容量を少なく抑えることができる画像表示装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる画像表示装置は、ビットマップデ
ータに対応した画像を画面上に表示する画像表示装置に
おいて、前記ビットマップデータは、前記画面に表示す
るドットの色を示す色情報と前記色情報によって指示さ
れる色のドットを前記画面上に描画させる制御コード
して、前記画面の1ラインの描画終了を示す終了コード
と、前記画面の1ラインの中で前記ドットの表示を行わ
ない区間を指示するジャンプコードと、前記画面の1ラ
インの中で前記ドットの表示を開始するオフセット位置
を指示する開始コードを含み、前記ビットマップデータ
に含まれる前記制御コードの指示に基づいて、前記色情
報を前記画面上に描画する制御を行う制御手段を有する
ことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明にかかる画像表示装置は、
ビットマップデータに対応した画像を画面上に表示する
画像表示装置において、前記ビットマップデータは、前
記画面に表示するドットの色を示す色情報と前記色情報
によって指示される色のドットを前記画面上に描画させ
る制御コードとを備え、前記ビットマップデータに含ま
れる前記制御コードの指示に基づいて前記色情報を前記
画面上に描画する制御を行う制御手段を有する画像表示
装置であって、前記制御コードは、前記画面の1ライン
の描画終了を示す終了コードと、前記画面の1ラインの
中で前記ドットの表示を行わない区間を指示するジャン
プコードとを含み、前記制御手段は、前記終了コードの
指示に基づいて、前記画面の1ラインの描画を終了する
とともに、前記ジャンプコードによって指示される区間
において前記画面上に前記ドットを表示しない制御を行
うことを特徴とする。請求項3の発明にかかる画像表示
装置は、ビットマップデータに対応した画像を画面上に
表示する画像表示装置において、前記ビットマップデー
タは、前記画面に表示するドットの色を示す色情報と前
記色情報によって指示される色のドットを前記画面上に
描画させる制御コードとを備え、前記ビットマップの色
情報を前記画面上に描画するために、前記制御コードに
含まれる開始コードによって指示される描画開始位置か
ら前記ドットを所定の方向に描画を行い、前記制御コー
ドに含まれるジャンプコードに基づいて所定の区間の前
記ドットの描画を停止し、前記制御コードに含まれる終
了コードに基づいて前記画面の1ラインの描画を終了す
制御手段を有することを特徴とする。
【0010】請求項4の発明にかかる画像表示装置は、
ビットマップデータに対応した画像を画面上に表示する
画像表示装置において、前記ビットマップデータは、前
記画面に表示するドットの色を示す色情報と前記色情報
によって指示される色のドットを前記画面上に描画させ
る制御コードとを備えるとともに、前記ビットマップデ
ータに含まれる前記制御コードの指示に基づいて前記色
情報を前記画面上に描画する制御を行う制御手段を有
し、前記制御手段は、前記制御コードに含まれる、前記
ライン上に描画の開始を指示する開始コードを検出する
開始コード検出手段と、 前記制御コードに含まれる、
前記ライン上の所定の区間の描画の停止を指示するジャ
ンプコードを検出するジャンプコード検出手段と、 前
記制御コードに含まれる、前記ライン上の描画の終了を
指示する終了コードを検出する終了コード検出手段とを
有し、前記開始コード検出手段と前記ジャンプコード検
出手段と前記終了コード検出手段とによって検出される
検出結果に基づいて、前記画面の各ライン毎に描画を行
うことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のうちいずれかに記載の画像表示装置において、前
記ビットマップデータを予め記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているビット
マップデータに基づいて、前記画面に描画を行うことを
特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、第1の方向の任意
のドット数と第2の方向の任意のドット数で構成される
ビットマップの表示領域を有する画像表示装置におい
て、前記第1の方向の1ドットのドット幅を示すドット
クロックをカウントする第1のカウンタ(102)と、
該第1のカウンタにより総ドット数をカウントした時点
で第2の方向のドット幅を示すドットクロックをカウン
トする第2のカウンタ(103)と、予め記憶されてい
る前記第1の方向における表示開始位置と前記第1のカ
ウンタ(102)とに基づいて前記第1の方向の表示領
域を検出する第1の表示領域検出回路(114)と、
め記憶されている前記第2の方向の表示開始位置および
表示終了位置と前記ドットクロックにもとづいて前記第
2の方向の表示領域を検出する第2の表示領域検出回路
(107)と、前記第1の表示領域検出回路(114)
の検出結果と前記第2の表示領域検出回路(107)
出力および前記ドットクロックを受けてリードクロック
を生成するリードクロック生成回路(109)と、該リ
ードクロック生成回路からのリードクロックを受けてリ
ードアドレスを生成するリードアドレスカウンタ(11
1)と、該リードアドレスカウンタのリードアドレスに
もとづき、対応する記憶領域に予め格納してあるビット
マップの表示データを出力する記憶回路と、該記憶回路
から出力される表示データを遅延させて出力するシフト
レジスタ(113)と、該シフトレジスタ(113)
らの表示データを受けて、第2の方向における表示領域
生成のための制御コードを検出する制御コード検出回路
(115)と、前記第1の表示領域検出回路(114)
が検出した検出結果を前記制御コード検出回路(11
5)が検出した制御コードに応じて前記第1の方向の表
示領域を制御する表示領域制御回路(114)とを有
し、前記制御コード検出回路(115)は、前記シフト
レジスタからの表示データにもとづき、第1の方向の表
示終了を指示する終了コードを検出する終了コード検出
部と、前記シフトレジスタからの表示データにもとづ
き、前記第1の方向の表示開始を指示する開始コードを
検出する開始コード検出部と、前記シフトレジスタから
の表示データにもとづき、所定の区間の表示を行わない
ジャンプコードを検出するジャンプコード検出部とから
構成されていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図面について説明する。図1はこの発明の画像表示装置
を示し、これがTV画面にグラフィカルなビットマップ
を表示するのに用いられる。同図において、102は第
1のカウンタとしての水平表示位置カウンタで、これが
ビットマップの単位ドットの横幅を示すドットクロック
101をカウントし、水平方向の表示位置を表わす。1
03は第2のカウンタとしての垂直表示位置カウンタで
あり、これが水平表示位置カウンタ102が、1水平ラ
インの総ドット数をカウントした時点でカウントし、垂
直方向の表示位置を表わす。107は表示領域検出回路
としての垂直表示領域検出回路であり、これが第1の記
憶部としての垂直表示開始位置レジスタ104のレジス
タ値と、第2の記憶部としての垂直表示終了位置レジス
タ105のレジスタ値と、垂直表示位置カウンタ103
のカウント値にもとづいて、ビットマップの垂直表示領
域108を検出して出力する。
【0014】一方、114は表示領域制御回路としての
水平表示領域検出回路であり、これが第3の記憶部とし
ての水平表示開始位置レジスタ106のレジスタ値と、
制御コード検出回路115の出力と、シフトレジスタ1
13の3段目の出力117とにもとづいて、ビットマッ
プの水平表示領域116を検出して出力する。109は
垂直表示領域信号108と、水平表示領域信号116
と、ドットクロック101にもとづいてリードクロック
110を生成するリードクロック生成回路としてのアン
ド回路、111はリードクロック110をカウントし、
第4の記憶部としての記憶回路112のリードアドレス
を生成するリードアドレスカウンタである。
【0015】この記憶回路112は、第3のカウンタと
してのリードアドレスカウンタ111のリードアドレス
が示す記憶領域のビットマップのドットデータを出力す
る。そして、この記憶回路112の出力は、3段のレジ
スタで構成されるシフトレジスタ113に入力され、シ
フトレジスタ113の3段目の出力がTV画面に表示す
るビットマップとなる。115はシフトレジスタ113
の3段目の出力118を入力して、制御コードを検出す
る制御コード検出回路である。
【0016】従って、かかる構成になる画像表示装置で
は、水平表示位置カウンタ102がビットマップの単位
ドットの横幅を示すドットクロック101をカウントす
るとともに、垂直表示位置カウンタ103が垂直表示位
置カウンタ102で1水平ラインの総ドット数がカウン
トされたときカウントし、それぞれ水平方向および垂直
方向の表示位置を表わす。
【0017】このとき、前記ビットマップの垂直表示領
域108が垂直表示開始位置レジスタ104のレジスタ
値と、垂直表示終了位置レジスタ105のレジスタ値
と、垂直表示位置カウンタ103のカウント値にもとづ
いて、垂直表示領域検出回路107により検出される。
一方、ビットマップの水平表示領域116は、水平表示
開始位置レジスタ106のレジスタ値と、制御コード検
出回路115の出力と、シフトレジスタ113の3段目
の出力117にもとづいて、水平表示領域制御回路11
4により検出される。そして、AND回路109では、
垂直表示領域108と、水平表示領域116と、ドット
クロック101とにもとづき、リードクロック110を
生成する。
【0018】このため、リードアドレスカウンタ111
は、リードクロック110をカウントし、記憶回路11
2のリードアドレスを生成し、記憶回路112は、リー
ドアドレスカウンタ111のリードアドレスの示す記憶
領域のビットマップのドットデータを出力する。そし
て、この記憶回路112の出力は、3段のレジスタで構
成されるシフトレジスタ113に入力され、シフトレジ
スタ113の3段目の出力がTV画面に表示するビット
マップとされる。そして、制御コード検出回路115
は、シフトレジスタの3段目の出力118を入力とし
て、制御コードを検出する。
【0019】図2は、図1の垂直表示領域検出回路10
7を詳細に示したブロック図である。この垂直表示領域
検出回路107は第1の一致回路としての一致回路21
9,第2の一致回路としての一致回路220およびラッ
チ回路221とにより構成されている。かかる構成によ
れば、一致回路219は、垂直表示位置カウンタ103
の出力と、垂直表示開始位置レジスタの値を比較し、一
致した場合に一致出力を出力する。また、もう一方の一
致回路220は、垂直表示位置カウンタ103の出力
と、垂直表示終了位置レジスタの値を比較し、一致した
場合に一致出力を出力する。このため、ラッチ回路22
1は、一致回路219の一致出力で、セット状態にな
り、一致回路220の一致出力でリセット状態になる。
すなわち、ラッチ回路221の出力は垂直表示位置カウ
ンタ203の値が、垂直表示開始位置レジスタ104の
値と、垂直表示終了位置レジスタ105の値の間にある
ときにセット状態となり、垂直の表示領域を表わす。
【0020】図3は、図1の水平表示領域制御回路11
4および制御コード検出回路115を詳細に示したブロ
ック図である。水平表示領域制御回路114は、加算器
319,第3の一致回路としての一致回路320,ラッ
チ回路321,AND回路322(領域制御回路),デ
ータ制御回路323,ジャンプ幅カウンタ324および
比較器325により構成され、制御コード検出回路11
5は、ジャンプコード検出部326,開始コード検出部
327および終了コード検出部328により構成されて
いる。
【0021】従って、これによればシフトレジスタ11
3の3段目の出力は、ジャンプコード検出部326と、
開始コード検出部327と、終了コード検出部328と
に入力され、各コード検出回路326,327,328
は、それぞれのコードを検出したとき検出信号を出力す
る。
【0022】また、319は加算器であり、これが水平
表示開始位置レジスタ106の値と、データ制御回路3
23の出力とを加算する。このデータ制御回路323の
出力は水平表示開始位置のオフセット値になる。一致回
路320では水平表示位置カウンタ102の出力と、加
算器319の出力とを比較し、一致した場合は一致出力
をラッチ回路321へ出力する。ラッチ回路321では
一致回路320の一致出力の入力によりセット状態にな
り、終了コード検出部328の検出出力の入力によりリ
セット状態になる。
【0023】一方、開始コード検出部327の検出出力
は、データ制御回路323に入力されており、シフトレ
ジスタ113が2段目の出力117を出力しているとき
のみ、シフトレジスタ113の出力をオフセット値とし
て、加算器319に入力する。すなわち、シフトレジス
タ113の3段目のデータが開始コードのとき、2段目
のデータが水平表示開始位置のオフセット値となる。
【0024】また、前記ジャンプコード検出部326の
検出出力は、ジャンプ幅カウンタ324に入力し、ドッ
トクロック101を、ジャンプコードを検出したときか
らカウント開始する。比較器325は、ジャンプ幅カウ
ンタ324の値と、シフトレジスタ113の2段目のデ
ータ117を比較し、ジャンプ幅カウンタ324の値
が、シフトレジスタ113の2段目の出力117より小
さいときに、比較出力を出力する。前記AND回路32
2は、ラッチ回路321の出力と、比較器325の比較
出力とのアンド論理をとり、ジャンプ幅カウンタ324
の値が、シフトレジスタ113の2段目の出力117よ
り小さいときに、出力の水平表示領域116を禁止す
る。
【0025】図4は、図3の終了コード検出部328に
おいて終了コードを検出したときのタイミングチャート
を示す。これによれば水平表示開始位置レジスタ106
に“i”が設定されて加算器319に入力され、この加
算器319のもう一方に入力値“0”が入力されると、
水平表示位置カウンタ102の値が“i”になった時点
で、一致回路320が一致出力(Hiレベル)を出力す
る。このため、一致回路320の一致出力によってラッ
チ回路321がセットされ、AND回路322のもう一
方の入力がHiレベルである場合には、水平表示領域信
号116がHiレベルになる。ここで、垂直表示領域信
号108もHiレベルとすると、表示領域期間にリード
クロック110を出力する。
【0026】このため、記憶回路112はリードアドレ
スカウンタ111の示すアドレスに従いビットマップデ
ータを出力する。この記憶回路112の出力は、3段の
シフトレジスタ113に入力される。また、終了コード
検出部328は、シフトレジスタ113の3段目の出力
318を受け、終了コードを検出する。ここでは、終了
コードを“0”としている。終了コードを検出すると、
検出出力がHiレベルになり、ラッチ回路321をリセ
ットし、水平表示領域信号116をLoレベルにおと
し、表示が終了する。これにより、水平表示毎に表示終
了位置を制御できるようになる。
【0027】図5は、図3の開始コード検出部327に
おいて開始コードを検出したときのタイミングチャート
を示す。これによれば記憶回路112から読み出したデ
ータをシフトレジスタ113に入力し、シフトレジスタ
113の3段目の出力118が開始コードの場合(い
ま、開始コードは“i”とする)、これを開始コード検
出部328が検出し、Hiレベルを出力する。このた
め、データ制御回路323は、開始コード検出部327
からの検出信号を受けると、シフトレジスタ113の2
段目のデータを保持し、水平表示開始位置レジスタ10
6のレジスタ値と加算器319において加算し、水平表
示開始位置をオフセットする。図5では、水平表示開始
位置は、“I”で、オフセット値は“m”としている。
これにより、水平表示毎に表示開始位置のオフセット値
を制御できるようになる。
【0028】図6は、図3のジャンプコード検出部32
6においてジャンプコードを検出したときのタイミング
チャートを示す。これによれば表示領域で記憶回路11
2を読み出し、読み出したデータをシフトレジスタ11
3に入力する。シフトレジスタ113の3段目の出力3
18がジャンプコードのとき(いま、図6ではジャンプ
コードを“2”としてある)、ジャンプコード検出部3
26が検出出力(Hiレベル)を出力し、ジャンプ幅カ
ウンタ324のカウントを開始する。比較器325は、
ジャンプ幅カウンタ324のカウント値とシフトレジス
タ113の2段目の出力117を比較し、カウント値が
小さいときに、Loレベルを出力する(ただし、カウン
ト値が“0”の場合を除く)。比較器325の出力がL
oレベルなので、水平表示領域信号116がLoレベル
になり、その結果、記憶回路112の出力が停止し、表
示が停止することになる。これにより、水平表示毎に表
示データの停止と、開始を制御できるようになる。
【0029】図7はこの発明の画像表示回路のTV画面
に表示するビットマップ図である。このビットマップ図
において、実線の枠で囲まれた記号がドットの色を表わ
し、点線の枠はドットを表示していない部分である。図
8は、図3に示した記憶回路112に格納するビットマ
ップのデータを表示わしている。実線の枠で囲まれた記
号がデータで、実線の枠の上の数値が記憶回路のアドレ
スを示す。このデータでは、終了コードは“00”、開
始コードは“01”、ジャンプコードは“02”であ
る。
【0030】図3において、垂直表示領域信号108と
水平表示領域信号116が共にHiレベルになると、A
ND回路109がリードロック110を出力し、リード
アドレスカウンタ111がリードアドレスを生成し、記
憶回路112からビットマップデータを出力する。すな
わち、ここでは、図8で示すデータのリードアドレス
“0”から順に“1”、“2”、“3”・・・と読み出
す。まず、リードアドレス“0”から“7”までのデー
タ“0A”を読み出し、図7に示すように、TV画面に
“0A”のドット8個を表示する。次のリードアドレス
“8”のデータ“00”、つまり、終了コードを読み出
し、そのラインの表示を終了する。
【0031】次に、リードアドレス“09”からデータ
“0B”を2個を読み出し、TV画面に”0B”のドッ
トを2個表示する。さらに、その次のデータが“0
2”、つまりジャンプコードであるため、さらに、次の
データ“04”が示す値の間、表示が停止する。つま
り、表示した画像に4ドット分の空白ができる。次に、
アドレス“13”から順にデータ“0B”を2個読み出
し、TV画面に表示し、次のデータが“00”、つまり
終了コードであるため、そのラインの表示が終了する。
続いて、アドレス“16”のデータ“01”、つまり開
始コードを読み出し、さらに、次のデータ“06”を読
み出し、水平表示開始位置を右へ6ドット、オフセット
する。次に、アドレス“18”からデータ“0C”を順
に2個読み出し、TV画面に2ドットの“0C”を表示
し、次にアドレス“20”のデータ“00”、すなわち
終了コードを読み出し、表示が終了する。
【0032】従って、前記のように記憶回路112に記
憶するビットマップのデータ内に制御コードを埋め込
み、記憶回路112から出力される制御コードを制御コ
ード検出回路115で検出し、水平表示領域を制御する
ことにより、ビットマップの外形に近似した表示領域を
生成することができ、この結果、記憶回路の記憶容量を
削減できる。
【0033】いま、256色表示で、横720ドット、
縦480ラインの表示可能領域に、水平表示開始位置が
360から、水平表示終了位置が720に360ドット
表示し、1ドット毎の色の異なるビットマップを1ライ
ン表示する場合を例にとって、従来の画像表示回路の必
要な記憶容量と、本発明の画像表示回路の記憶容量を比
較する。
【0034】従来の画像表示回路では、横の表示位置を
表わすには10ビット必要になる。さらに256色を表
示するのに、開始位置と終了位置の組が8種類必要で、
ドット毎に色が異なるので、最悪の場合には、開始位置
と終了位置の組み合わせが360ドットの半分の180
組必要とすると、従来の画像表示回路が1ライン表示す
るのに必要な容量は、10ビット×2×8×180=2
8800ビットとなる。
【0035】これに対し、この発明の画像表示装置で
は、ドット毎に異なる色を256を表示するために、1
ドットあたり8ビットが必要となる。いま、水平表示開
始位置レジスタの設定値が“0”であるとすると、表示
開始位置を360ドット右にオフセットする必要があ
る。開始コードとのオフセット値360を表現するため
に、3ドット分の記憶領域が必要で、さらに、終了コー
ドのために1ドット分の記憶領域が必要になる。よっ
て、この発明の画像表示回路では、1ラインを表示する
のに必要な容量は、(360+3+1)ドット×8ビッ
ト=2912ビットとなる。この結果、従来の画像表示
装置の記憶容量の約10分の1で1ラインが表示できる
ことになる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビッ
トマップを記憶する記憶回路の出力から、ビットマップ
中に含まれる制御コードを、制御コード検出回路によっ
て検出させ、この検出出力を用いて水平表示領域制御回
路に水平表示領域を制御させることよって、ビットマッ
プの外形に近似した表示領域を生成でき、これにより前
記記憶回路の記憶容量を削減できるという効果が得られ
る。
【0037】また、表示色の色数に関係なく、また、1
ライン中に表示領域を複数回制御しても、記憶回路の容
量を減らすことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態による画像表示装置
を示すブロック図である。
【図2】 図1における垂直表示領域検出回路を詳細に
示す画像表示装置のブロック図である。
【図3】 図1における水平表示領域制御回路と制御コ
ード検出回路を詳細に示す画像表示装置のブロック図で
ある。
【図4】 この発明の画像表示装置の終了コードの動作
を表わすタイミングチャートである。
【図5】 この発明の画像表示装置の開始コードの動作
を表わすタイミングチャートである。
【図6】 この発明の画像表示装置のジャンプコードの
動作を表わすタイミングチャートである。
【図7】 TV画面に表示するビットマップの例を示す
説明図である。
【図8】 この発明における記憶回路に格納する、図7
のビットマップの格納データを示す説明図である。
【図9】 従来の画像表示装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
101 ドットクロック 102 水平表示位置カウンタ(第1のカウンタ) 103 垂直表示位置カウンタ(第2のカウンタ) 104 垂直表示開始位置レジスタ(第1の記憶部) 105 垂直表示終了位置レジスタ(第2の記憶部) 106 水平表示開始位置レジスタ(第3の記憶部) 107 垂直表示領域検出回路(表示領域検出回路) 109 AND回路(リードクロック生成回路) 110 リードクロック 111 リードアドレスカウンタ(第3のカウンタ) 112 記憶回路(第4の記憶部) 113 シフトレジスタ 114 水平表示領域制御回路(表示領域制御回路) 115 制御コード検出回路 219 一致回路(第1の一致回路) 220 一致回路(第2の一致回路) 221,321 ラッチ回路 319 加算器 320 一致回路 322 AND回路 323 データ制御回路 324 ジャンプ幅カウンタ 325 比較器 326 ジャンプコード検出部 327 開始コード検出部 328 終了コード検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/39 G09G 5/18 G09G 5/395

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップデータに対応した画像を画
    面上に表示する画像表示装置において、 前記ビットマ
    ップデータは、前記画面に表示するドットの色を示す色
    情報と前記色情報によって指示される色のドットを前記
    画面上に描画させる制御コードとして、前記画面の1ラ
    インの描画終了を示す終了コードと、前記画面の1ライ
    ンの中で前記ドットの表示を行わない区間を指示するジ
    ャンプコードと、前記画面の1ラインの中で前記ドット
    の表示を開始するオフセット位置を指示する開始コード
    を含み、 前記ビットマップデータに含まれる前記制御コードの指
    示に基づいて、前記色情報を前記画面上に描画する制御
    を行う制御手段を有することを特徴とする画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 ビットマップデータに対応した画像を画
    面上に表示する画像表示装置において、 前記ビットマップデータは、前記画面に表示するドット
    の色を示す色情報と前記色情報によって指示される色の
    ドットを前記画面上に描画させる制御コードとを備え、
    前記ビットマップデータに含まれる前記制御コードの指
    示に基づいて前記色情報を前記画面上に描画する制御を
    行う制御手段を有する画像表示装置であって、 前記制御
    コードは、前記画面の1ラインの描画終了を示す終了コ
    ードと、前記画面の1ラインの中で前記ドットの表示を
    行わない区間を指示するジャンプコードとを含み、 前記制御手段は、前記終了コードの指示に基づいて、前
    記画面の1ラインの描画を終了するとともに、前記ジャ
    ンプコードによって指示される区間において前記画面上
    に前記ドットを表示しない制御を行うことを特徴とする
    画像表示装置
  3. 【請求項3】 ビットマップデータに対応した画像を画
    面上に表示する画像表示装置において、 前記ビットマップデータは、前記画面に表示するドット
    の色を示す色情報と前記色情報によって指示される色の
    ドットを前記画面上に描画させる制御コードとを備え、
    前記ビットマップの色情報を前記画面上に描画するため
    に、 前記制御コードに含まれる開始コードによって指示
    される描画開始位置から前記ドットを所定の方向に描画
    を行い、前記制御コードに含まれるジャンプコードに基
    づいて所定の区間の前記ドットの描画を停止し、前記制
    御コードに含まれる終了コードに基づいて前記画面の1
    ラインの描画を終了する制御手段を有することを特徴と
    する画像表示装置
  4. 【請求項4】 ビットマップデータに対応した画像を画
    面上に表示する画像表示装置において、 前記ビットマップデータは、前記画面に表示するドット
    の色を示す色情報と前記色情報によって指示される色の
    ドットを前記画面上に描画させる制御コードとを備える
    とともに、前記ビットマップデータに含まれる前記制御
    コードの指示に基づいて前記色情報を前記画面上に描画
    する制御を行う制御手段を有し、 前記制御手段は、前記制御コードに含まれる、前記ライ
    ン上に描画の開始を指示する開始コードを検出する開始
    コード検出手段と、 前記制御コードに含まれる、前記ライン上の所定の区間
    の描画の停止を指示するジャンプコードを検出するジャ
    ンプコード検出手段と、 前記制御コードに含まれる、前記ライン上の描画の終了
    を指示する終了コードを検出する終了コード検出手段と
    を有し、 前記開始コード検出手段と前記ジャンプコード検出手段
    と前記終了コード検出手段とによって検出される検出結
    果に基づいて、前記画面の各ライン毎に描画を行うこと
    を特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ビットマップデータを予め記憶する
    記憶手段を有し、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されているビット
    マップデータに基づいて、前記画面に描画を行うことを
    特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかに記載
    の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 第1の方向の任意のドット数と第2の方
    向の任意のドット数で構成されるビットマップの表示領
    域を有する画像表示装置において、 前記第1の方向の1ドットのドット幅を示すドットクロ
    ックをカウントする第1のカウンタ(102)と、 該第1のカウンタにより総ドット数をカウントした時点
    で第2の方向のドット幅を示すドットクロックをカウン
    トする第2のカウンタ(103)と、 予め記憶されている前記第1の方向における表示開始位
    置と前記第1のカウンタ(102)とに基づいて前記第
    1の方向の表示領域を検出する第1の表示領域検出回路
    (114)と、 予め記憶されている前記第2の方向の表示開始位置およ
    び表示終了位置と前記ドットクロックにもとづいて前記
    第2の方向の表示領域を検出する第2の表示領域検出回
    路(107)と、 前記第1の表示領域検出回路(114)の検出結果と前
    記第2の表示領域検出回路(107)の出力および前記
    ドットクロックを受けてリードクロックを生成するリー
    ドクロック生成回路(109)と、 該リードクロック生成回路からのリードクロックを受け
    てリードアドレスを生成するリードアドレスカウンタ
    (111)と、 該リードアドレスカウンタのリードアドレスにもとづ
    き、対応する記憶領域に予め格納してあるビットマップ
    の表示データを出力する記憶回路と、 該記憶回路から出力される表示データを遅延させて出力
    するシフトレジスタ(113)と、 該シフトレジスタ(113)からの表示データを受け
    て、第2の方向における表示領域生成のための制御コー
    ドを検出する制御コード検出回路(115)と、 前記第1の表示領域検出回路(114)が検出した検出
    結果を前記制御コード検出回路(115)が検出した制
    御コードに応じて前記第1の方向の表示領域を制御する
    表示領域制御回路(114)とを有し、 前記制御コード検出回路(115)は、前記シフトレジ
    スタからの表示データにもとづき、第1の方向の表示終
    了を指示する終了コードを検出する終了コード検出部
    と、前記シフトレジスタからの表示データにもとづき、
    前記第1の方向の表示開始を指示する開始コードを検出
    する開始コード検出部と、前記シフトレジスタからの表
    示データにもとづき、所定の区間の表示を行わないジャ
    ンプコードを検出するジャンプコード検出部と、 から構成されていることを特徴とする画像表示装置。
JP29297097A 1997-10-24 1997-10-24 画像表示装置 Expired - Fee Related JP3184131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29297097A JP3184131B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29297097A JP3184131B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11133944A JPH11133944A (ja) 1999-05-21
JP3184131B2 true JP3184131B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=17788791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29297097A Expired - Fee Related JP3184131B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3184131B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11133944A (ja) 1999-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0383097A (ja) 縦スクロール用アドレス発生装置
JP3184131B2 (ja) 画像表示装置
KR960003871B1 (ko) 레이블링 방법 및 이것에 사용하는 장치
US5307454A (en) Apparatus for extracting local image from original image
JP3461063B2 (ja) 文字表示装置
JP2623541B2 (ja) 画像処理装置
JP2871164B2 (ja) 画像処理装置
JP3223130B2 (ja) スプライト画像表示制御装置
JP2821121B2 (ja) 表示制御装置
JPS5835592A (ja) 表示画面分割装置
JP2735072B2 (ja) 画像表示制御装置及びこれを具備する電子機器
JP3101499B2 (ja) 文字表示装置
KR100468696B1 (ko) 2차원프린지검출및라인별색상표시기능을갖는온스크린디스플레이장치및방법
JPH08314429A (ja) 半透明色画像生成装置
JP3373993B2 (ja) キャラクタ読み出し制御回路
JPH0670742B2 (ja) 標体の表示装置
JP2005017867A (ja) 画像表示装置
JPH09212333A (ja) キャラクタ表示制御回路
JP2002236481A (ja) 画像表示制御装置及び画像表示装置並びに画像表示方法
JPH0546137A (ja) 矩形パターン発生回路
JPH06311429A (ja) マルチウィンドウ表示方式
JPS6086592A (ja) カ−ソル表示制御方式
JPH0654429B2 (ja) 動画表示制御装置
JPH1185123A (ja) カーソル表示制御回路
JPH09212332A (ja) キャラクタエリアアクセス制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001114

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010403

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees