JP3183618U - 画像形成装置用の回転部材、画像形成カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置用の回転部材、画像形成カートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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    • F16D2001/102Quick-acting couplings in which the parts are connected by simply bringing them together axially the torque is transmitted via polygon shaped connections

Abstract

【課題】回転駆動力を十分に伝達しつつ装置本体と感光体ドラムとの着脱が円滑であり、生産性にも優れる回転部材を提供する。
【解決手段】画像形成装置に用いられる回転部材であって、動力を伝達する駆動側部材と、前記駆動側部材により回転する被駆動部材と、を備え、前記駆動側部材は、回転軸方向に形成された雄部22を有し、前記被駆動部材は、回転軸方向に形成され、前記雄部22が挿入される雌部24を有し、前記雄部22は、回転軸に対し垂直方向の断面が六角形状である六角形雄部であり、前記雌部24は、回転軸に対し垂直方向の断面が三角形状であり、底部における断面と頂部における断面を形成する三角形が、前記回転軸を中心に所定の角度で回転したねじれ三角形雌部である。
【選択図】図1

Description

本考案は、画像形成装置用に備えられる回転部材、回転部材を有する画像形成カートリッジおよびこれらが搭載される画像形成装置に関する。
画像形成装置において、有機光導電体(OPC)ドラムや、柱状の回転体を有するものが知られている。このような画像形成装置は、レーザ、LEDあるいはこれに類似するタイプのプリンタ、ファクシミリ装置あるいはプリンタ機能を含む多機能型文書処理装置として用いられている。
このような画像形成装置は、図68に示すように、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と、OPCタイプの感光体ドラム(以下、OPCドラムという)とを備えたプロセスカートリッジ2を本体部に着脱可能としている。また、本体部にプロセスカートリッジ2が装着された際に、本体部の駆動源から出力される動力により、プロセスカートリッジ2内のOPCドラムを回転させるための動力伝達機構として機能する回転部材を有している。
回転部材は、本体部の駆動源と一体に回転する駆動軸と、OPCドラムを回転するためのドラム軸と、により構成されている。また、駆動軸とドラム軸とには、凹部(雌部)と凸部(雄部)がそれぞれ形成されており、この凹部と凸部とを係合させることにより、駆動軸からドラム軸に駆動力(回転力)が伝達されるようになっている。
また、この凹部と凸部は、不正なプロセスカートリッジが設置されるのを防止するために、三角形状や六角形状などの多角形状を有するようになっている。
米国特許第5903803号明細書
しかしながら、ねじれた穴、およびこれに対応するねじれた柱状突起を具備する特許文献1に記載の従来の回転部材においては、ねじれた柱状突起を射出成形で作製するに際して柱状突起のねじれに合わせて回転を与える必要があり、金型構造が複雑で大きなものになる傾向がある。また、ねじれた柱状突起を有する端部部材を、同時に複数成型できる金型を作製することは困難である。
また、特許文献1に記載の技術では、プロセスカートリッジを装置本体から離脱させるに際して、駆動軸のねじれた穴から軸受部材としてのねじれた柱状突起を離脱させるときに、駆動方向とは逆の方向に回転を与える必要がある。これにより離脱が円滑に行われないことがある。
またこれに限らず、特許文献1に記載のような柱状突起を備える軸受部材について、十分な回転伝達精度を有しつつも、装置本体の駆動軸との係合離脱をより円滑に行うことについて必ずしも十分であるとはいえなかった。例えば、駆動軸の穴と軸受部材との形状的な関係が良好でないと、駆動力が適切に伝達されず、また、両者の接触部分の面積が小さくなり、力が集中して傷や打痕となる不具合が生じることもあった。
そこで本考案は上記問題点に鑑み、回転駆動力を十分に伝達しつつ装置本体と感光体ドラムとの着脱が円滑であり、生産性にも優れる回転部材を提供することを目的とする。
本考案の画像形成装置に用いられる回転部材は、画像形成装置に用いられる回転部材であって、動力を伝達する駆動部材と、前記駆動部材により回転する被駆動部材と、を備え、前記駆動部材および前記被駆動部材のうち一方は、回転軸方向に形成された雄部を有し、前記駆動部材および前記被駆動部材のうち他方は、回転軸方向に形成され、前記雄部が挿入される雌部を有し、前記雌部は、回転軸に対し垂直方向の断面が三角形状であり、且つ底部における断面と頂部における断面を形成する三角形が、前記回転軸を中心に所定の角度で回転したねじれ三角形雌部であり、前記雄部は、回転軸に対し垂直方向の断面が六角形状である六角形雄部であり、前記六角形状断面の各辺の長さが、互いに等しいもの、または相対的に短い辺と相対的に長い辺とを交互に組み合わせたものであることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部の前記回転軸方向の端部にテーパが形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が前記ねじれ三角形雌部に接する位置において、前記六角形雄部のエッジに突起が形成されており、前記突起は、断面において前記エッジから前記六角形状の中心と反対方向に突出するように形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記被駆動部材は感光ドラムであることを特徴とする。
また、本考案の画像形成用カートリッジは、上記回転部材を含むことを特徴とする。
また、本考案の画像形成装置は、上記画像形成用カートリッジを備え、前記ねじれ三角形雌部は、前記被駆動部材を回転する駆動部材に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の画像形成装置は、着脱可能な被駆動部材と、前記被駆動部材に回転力を伝達する駆動部材とを備え、当該回転部材は、回転軸に対し垂直となる断面形状が三角形に形成され、底部と頂部で前記三角形が回転軸に対して回転しているねじれ三角形雌部であり、前記駆動部材は、回転軸に対し垂直となる断面形状が六角形である六角形雄部が形成され、前記六角形雄部は、前記ねじれ三角形雌部に挿入された状態で回転することにより、前記被駆動部材を回転させることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記ねじれ三角形雌部が、前記六角形雄部の挿入方向に対し、前記頂部における断面となる第1の三角形から、前記底部における断面となる第2の三角形まで、角度θでねじれており、前記回転部材の回転軸方向に対し、前記第1の三角形と前記第2の三角形とのエッジは、内側と外側の円周の間で連続的に重なっており、前記ねじれ三角雌部に挿入された場合に前記内側と前記外側の円周間に位置する前記六角形雄部の接触エッジは、前記角度θに角度ηを加えた角度で回転している第3の三角形のエッジ方向に延在し、前記第1の三角形および前記第3の三角形は、前記六角形雄部の接触エッジと中間点で接触し、前記六角形雄部の回転軸から前記中間点に延びる放射線と、前記六角形雄部の接触エッジとの角度が、
によって表されることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記第1の三角形、前記第2の三角形および前記第3の三角形が、いずれも正三角形により形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記接触エッジの最大の長さが、前記六角形雄部の回転軸を中心とする前記第1の三角形の外接円の半径をRとすると、
により表されることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、各辺の長さが等しい六角形の断面を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、各辺の長さが相対的に長い辺と短い辺とが交互に配置される六角形の断面を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部の端部にテーパが形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、底部を形成する六角形の長い辺から回転軸に沿った方向に延伸する主要側部表面と、短い辺から回転軸に沿った方向に延伸する副次側部表面とを有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記主要側部表面が前記副次側部表面よりも面積が広いことを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記主要側部表面が、前記底部から前記六角形雄部の端部まで延伸し、前記副次側部表面は、前記底部から前記六角形雄部の端部に形成されたテーパまで延伸し、前記テーパは、前記副次側部表面から前記端部まで前記回転軸に対して所定の角度を有するよう形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記端部が、平坦な六角形状であり、前記六角形雄部の内部を回転軸方向に延伸する穴が形成されていることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形状が、長い辺と短い辺が交互に配置される六角形状であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形状の前記短い辺が、前記底部の前記長い辺と平行であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、交互に長辺および短辺を含む周囲の六角形底面を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、前記六角形雄部の前記六角形底面からその挿入端に向かって軸方向に延在する主要および前記副次側部表面を含み、前記主要および副次側部表面はそれぞれ前記六角形底面の周囲の前記長辺および短辺から延在することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記主要側部表面が前記副次側部表面よりも面積が広いことを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記主要側部表面が前記雄部分の前記六角形底面から前記雄部分の前記挿入端まで延在しており、前記副次側部表面は各々、前記雄部分の前記六角形底面からそれぞれのテーパ表面まで延在しており、前記テーパ表面は、前記軸方向との平行線に関してある角度で、前記副次側部表面から前記雄部分の前記挿入端まで延在することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記雄部分の前記挿入端が、前記雄部分を貫き軸方向に延在する穴を含む平坦な六角形表面であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形表面が交互する短辺および長辺を含む周囲を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記長辺が前記六角形底面の前記短辺と平行であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部の底部を形成する六角形の短辺のうちの1短辺が、第1の点が第2の点よりも回転軸からより離れているように前記回転部材の前記回転軸に関して時計回り方向に前記第1の点から前記第2の点まで延在することを特徴とする。
また、本考案の画像形成装置は、前記画像形成装置から脱着可能であってねじれ三角形雌部を含む回転部材と、前記回転部材を駆動し回転させるために前記雌部に挿入されるべく構成され、テーパを含む六角形雄部を含む伝動部材とを備えることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記長辺および短辺が約120°の共通角度で互いに交差することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形雄部が、前記六角形雄部の前記六角形底面からその挿入端に向かって軸方向に延在する主要および副次側表面を含み、前記主要および副次側部表面はそれぞれ前記六角形底面の周囲の前記長辺および前記短辺から延在することを特徴とすることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記主要側部表面が前記副次側部表面よりも大きい寸法表面積を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記雄部分の前記挿入端が、前記雄部分の少なくとも一部を貫き軸方向に延在する穴を含む平坦な六角形表面であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形表面が交互する短辺および長辺を含む周囲を有することを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記長辺が前記六角形底面の前記長辺と平行であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記短辺は前記六角形底面の前記短辺と平行であることを特徴とする。
また、本考案の回転部材は、前記六角形底面をそれぞれ形成する前記長辺および前記短辺は各々、それぞれの前記長辺または短辺と前記回転部材の回転軸から延在する径方向直線との間の垂直交差を画する中点を有することを特徴とする。
また、本考案の画像形成装置は、上記のイメージングカートリッジと、前記回転部材を駆動し回転させるための前記駆動部材としてねじれ三角形雌部分とを備えることを特徴とする。
このような構成により、画像形成装置は、回転部材の雄部分が六角形雄部により構成され、ねじれ三角形雌部により構成された雌部分に係合するようになっているので、係合部分の特定箇所に過剰な力が加わり変形することや、不正のプロセスカートリッジが使用されることを防止することが可能となる。
本考案の回転部材によれば、装置本体からの回転駆動力を感光体ドラムに十分に伝達するとともに、装置本体と感光体ドラムユニットとの着脱が円滑であり、また生産性にも優れる軸受部材を具備する回転部材とすることができる。また、回転駆動力を伝達するに際して、駆動軸および軸受部材に傷や打痕等を含む変形が生じることを抑制することが可能となる。
図1は第1の実施形態における六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図2Aは、第1の実施形態における六角形雄部とねじれ三角形雌部との非係合状態および係合状態を模式的に示す図である。 図2Bは、ねじれ三角形雌部の頂部における六角形雄部とねじれ三角形雌部との係合状態を模式的に示す図である。 図3Aは、第2の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図3Bは、六角形雄部の斜視図である。 図4Aは、第2の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との非係合状態および係合状態を模式的に示す図である。 図4Bは、ねじれ三角形雌部の頂部における六角形雄部とねじれ三角形雌部との係合状態を模式的に示す図である。 図5は第3の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図6Aは、第3の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との非係合状態および係合状態を模式的に示す図である。 図6Bは、ねじれ三角形雌部の頂部における六角形雄部とねじれ三角形雌部との係合状態を模式的に示す図である。 図7は第4の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図8Aは、第4の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との非係合状態および係合状態を模式的に示す図である。 図8Bは、ねじれ三角形雌部の頂部における六角形雄部とねじれ三角形雌部との係合状態を模式的に示す図である。 図9は第5の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図10Aは、第5の例における六角形雄部とねじれ三角形雌部との非係合状態および係合状態を模式的に示す図である。 図10Bは、ねじれ三角形雌部の頂部における六角形雄部とねじれ三角形雌部との係合状態を模式的に示す図である。 図11は軸穴が形成された六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図12はエッジに突起が形成された六角形雄部とねじれ三角形雌部との対応を示す模式図である。 図13はねじれ三角形雌部に係合した六角形雄部の寸法に関して説明するための模式図である。 図14はねじれ三角形雌部に係合した六角形雄部の寸法に関して説明するための模式図である。 図15はねじれ三角形雌部に係合した六角形雄部の寸法に関して説明するための模式図である。 図16はねじれ三角形雌部に係合した六角形雄部の寸法に関して説明するための模式図である。 図17は一部にテーパが形成された六角形雄部を有するギヤ機構の斜視図である。 図18は図17の六角形雄部の平面図である。 図19は図18のR−R線における断面図である。 図20は図17に示すギヤ機構の側面図である。 図21(A)は第1の材料により形成した六角形雄部の上面図、図21(B)はその正面図、図21(C)はその底面図である。 図22(A)は第2の材料により形成した六角形雄部の上面図、図22(B)はその正面図、図22(C)はその底面図である。 図23は第1の実施形態に係る六角形雄部をギヤ機構に適用した場合における六角形雄部の平面図である。 図24は第1の実施形態に係る六角形雄部をギヤ機構に適用した場合における六角形雄部の平面図である。 図25は第2の実施形態に係る六角形雄部をギヤ機構に適用した場合における六角形雄部の平面図である。 図26は第2の実施形態に係る六角形雄部をギヤ機構に適用した場合における六角形雄部の平面図である。 図27(A)は図24に示すギヤ機構の側面図、図27(B)は図27(A)のB−B線における断面図、図27(C)は図27(A)のC−C線における断面図、図27(D)は図27(A)に示す六角形雄部がねじれ三角形雌部に係合した状態を示す模式図である。 図28(A)は図25に示すギヤ機構の側面図、図28(B)は図28(A)のE−E線における断面図、図28(C)は図28(A)のD−D線における断面図、図28(D)は図28(A)に示す六角形雄部がねじれ三角形雌部に係合した状態を示す模式図である。 図29は図30〜図33に示す六角形雄部をねじれ三角形雌部に係合した状態を示す模式図である。 図30は図25に示すギヤ機構の平面図である。 図31は図30のN−N線における断面図である。 図32は図25に示すギヤ機構の側面図である。 図33は図25に示すギヤ機構の斜視図である。 図34は図25に示す六角形雄部を3つの突起に変形した場合におけるギヤ機構の平面図である。 図35は図34のN−N線における断面図である。 図36は図34に示すギヤ機構の側面図である。 図37は図34に示すギヤ機構の斜視図である。 図38は図30に示す六角形雄部よりテーパ長を長くした場合におけるギヤ機構の平面図である。 図39は図38のN−N線における断面図である。 図40は図38に示すギヤ機構の側面図である。 図41は図38に示すギヤ機構の斜視図である。 図42は図34に示す突起よりテーパ長を長くした場合におけるギヤ機構の平面図である。 図43は図42のN−N線における断面図である。 図44は図42に示すギヤ機構の側面図である。 図45は図42に示すギヤ機構の斜視図である。 図46は図47〜図50に示す六角形雄部をねじれ三角形雌部に係合した状態を示す模式図である。 図47は図26に示すギヤ機構の上面図である。 図48は図47のB−B線における断面図である。 図49は図47に示すギヤ機構の側面図である。 図50は図47に示すギヤ機構の斜視図である。 図51は図26に示す六角形雄部を3つの突起に変形した場合におけるギヤ機構の平面図である。 図52は図51のB−B線における断面図である。 図53は図51に示すギヤ機構の側面図である。 図54は図51に示すギヤ聞く御の斜視図である。 図55は第3の実施形態に係る六角形雄部を適用したギヤ機構の斜視図である。 図56は図55に示すギヤ機構の平面図である。 図57は図55に示すギヤ機構の底面図である。 図58は図57の4−4線における断面図である。 図59は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図60は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図61は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図62は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図63は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図64は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図65は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図66は六角形雄部のその他の形状を示す平面図である。 図67は画像形成装置を説明する模式図である。 図68はプロセスカートリッジの構成を示す模式図である。 図69は感光体ドラムユニットの外観斜視図である。
以下、本考案の実施の形態に係る回転部材について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の駆動軸20は、回転部材の一部を構成し、例えば、図68に示した感光体ドラムユニット10を具備するプロセスカートリッジ2に用いられるものである。プロセスカートリッジ2は、図67に示す画像形成装置本体1に着脱可能となっており、このプロセスカートリッジ2が画像形成装置に挿入されると、画像形成装置は、例えばレーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等として機能する。
プロセスカートリッジ2は、その外郭を形成する筐体8を有し、その内側に各種部品が内包されている。本実施形態では具体的には、感光体ドラムユニット10、帯電ローラ3、現像ローラ4、規制部材5、転写手段6、およびクリーニングブレード7を有している。紙などの媒体がプロセスカートリッジ2の内部を図68にPで示した線に沿って移動することにより、当該媒体に画像が形成される。
また、プロセスカートリッジ2の装置本体1への着脱は概ね次のように行われる。プロセスカートリッジ2に備えられる感光体ドラムユニット10は、装置本体1から回転駆動力を受けて回転する。したがって、少なくとも作動時には装置本体1の駆動軸20と軸受部材を構成する感光体ドラムユニット10の六角形雄部22とが係合している必要がある。一方、プロセスカートリッジ2の装置本体1への着脱時には、装置本体1の駆動軸20と感光体ドラムユニット10の六角形雄部22との係合は解除されている必要がある。
そこで、装置本体1の駆動軸20は、その軸方向に移動が可能に構成されており、プロセスカートリッジ2の着脱時には駆動軸20が感光体ドラムユニット10の六角形雄部22から離脱した姿勢にある。一方、プロセスカートリッジ2が装置本体1に装着された後には、駆動軸20が移動して感光体ドラムユニット10の六角形雄部22に係合する。
このように、装置本体1の駆動軸20と感光体ドラムユニット10の六角形雄部22とは、適切な回転駆動力を伝達するとともに、円滑に係合離脱されることが好ましい。
以下、各構成について説明する。
上記のようにプロセスカートリッジ2には、帯電ローラ3、現像ローラ4、規制部材5、およびクリーニングブレード7、および感光体ドラムユニット10が備えられ、それぞれ以下のように構成されている。
帯電ローラ3は、画像形成装置本体1からの電圧印加により感光体ドラムユニット10のOPCドラム11を帯電させる。これは、当該帯電ローラ3がOPCドラム11に追随して回転し、OPCドラム11の外周面に接触することにより行われる。
現像ローラ4は、OPCドラム11に現像剤を供給するローラである。そして、当該現像ローラ4により、OPCドラム11に形成された静電潜像が現像される。なお現像ローラ4には、固定磁石が内蔵されている。
規制部材5は、上記した現像ローラ4の外周面に付着する現像剤の量を調整するとともに、現像剤自体に摩擦帯電電荷を付与する部材である。クリーニングブレード7は、OPCドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去するブレードである。
感光体ドラムユニット10は、OPCドラム11を備え、ここに記録媒体に転写すべき文字や図形等が形成される。図69に感光体ドラムユニット10の外観斜視図を示した。図69からわかるように感光体ドラムユニット10は、OPCドラム11、フタ材12、および端部部材13を備えている。
OPCドラム11は、円筒状である基体の外周面に感光層を被覆した部材である。当該感光層に紙等の記録媒体に転写すべき文字や図形等が形成される。
基体はアルミニウム、またはアルミニウム合金による導電性材料が円筒形状に形成されたものである。基体に用いられるアルミニウム合金の種類は特に限定されるものではないが、感光体ドラムの基体として用いられることが多いJIS規格で定められる6000系、5000系、3000系のアルミニウム合金であることが好ましい。
また、基体の外周面に形成される感光層は特に限定されることはなく、その目的に応じて公知のものを適用することができる。
基体は、切削加工、押し出し加工、引き抜き加工等により円筒形状を形成することにより製造することができる。そして基体の外周面に感光層を塗布する等して積層してOPCドラム11を作製することが可能である。
OPCドラム11の一端には端部部材13が取り付けられ、他端にはフタ材12が配置されている。
フタ材12は、樹脂により形成された部材で、OPCドラム11の円筒内側に嵌合される嵌合部と、OPCドラム11の一端面を覆うように配置される軸受部と、が同軸に組み合わされている。軸受部は、OPCドラム11の端面を覆う円板状であるとともに、軸を受ける部位を具備する。また、フタ材12には、導電性材料によりなるアース板が配置され、これによりOPCドラム11と装置本体1とを電気的に接続させている。
なお、本実施形態ではフタ材の一例を表したがこれに限定されず、通常取り得る他の形態のフタ材を適用することも可能である。例えばフタ材に回転力伝達のための歯車が配置されてもよい。また上記導電性材料は端部部材13側に設けられてもよい。
六角形雄部22を具備する端部部材13側に導通板(アース板)を設け、装置本体1の駆動軸20側に設けられた電極と接触させることで、OPCドラム11の導通を取る構成も可能である。その際は、六角形雄部22そのものを導電性材料で形成する、または六角形雄部22の内周に導通板を露出させる方法などを挙げることができる。
次に以上説明した画像形成装置の操作、および動作について説明する。
装置本体1へのプロセスカートリッジ2の装着は、図67に示したようにプロセスカートリッジ2を所定のガイドに沿って装置本体1に挿入する。このときには装置本体1の駆動軸20はプロセスカートリッジ2の移動の軌道上から退避した姿勢にある。
プロセスカートリッジ2を装置本体1の所定の位置に収めた後、装置本体1のフタを閉鎖する動作と連動して、または他の動作により駆動軸20がプロセスカートリッジ2へ向かって移動し、駆動軸20に形成された凹部を構成するねじれ三角形雌部24に六角形雄部22が挿入され、両者が同軸に係合する。これにより、装置本体1からの回転駆動力が六角形雄部22、端部部材13およびOPCドラム11に伝達され同期して軸中心に回転することが可能となる。また、装置本体1からの回転駆動力は直接、または他の部材を介してプロセスカートリッジ2に備えられる他の構成部材(例えば帯電手段3)にも伝達され、これらも回転可能となる。
このようにプロセスカートリッジ2が装着され、OPCドラム11等が回動可能となった姿勢で、画像形成装置を作動させる。記録媒体に所望の文字や図形を表す場合、装置本体1から回転駆動力が付加され、感光体ドラムユニット10が回転し、OPCドラム11が帯電ローラ3により帯電される。
感光体ドラムユニット10が回転している状態で、不図示の各種光学部材を用いて画像情報に対応したレーザ光をOPCドラム11に照射し、当該画像情報に基づいた静電潜像を得る。この潜像は現像ローラ4により現像される。
一方、紙等の記録媒体は、装置本体1の他の部位にセットされ、装置本体1に設けられた送り出しローラ、搬送ローラ等により転写位置に搬送され、図68の矢印に沿って移動する。転写位置には転写手段6が配置されており、記録媒体の通過に伴い転写手段6に電圧が印加されてOPCドラム11から記録媒体に像が転写される。その後、記録媒体に熱および圧力が加えられることにより当該像が記録媒体に定着する。そして排出ロール等により装置本体1から像が形成された記録媒体が排出される。
また、OPCドラム11では、次の画像に備え、クリーニングブレード7がOPCドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去する。クリーニングブレード7により掻き取られた現像剤は公知のように排出される。
画像形成装置の操作や作動からも、プロセスカートリッジの着脱の機会は多く、また画像形成装置の作動の際にはOPCドラム11が回転および停止の繰り返しにより負荷が大きく、および帯電や加熱等もあるという厳しい条件に置かれていることがわかる。本考案によれば、六角形雄部22の上記した形態により、回転駆動力の適切な伝達という基本的な機能に加え、六角形雄部22の外形による十分な回転精度の確保が可能となる。また六角形雄部22がねじれ形状でないことやアンダーカット部が存在しないため、ねじれ三角形雌部24と六角形雄部22との着脱も容易である。
さらに六角形雄部22の生産の観点からはねじれ形状でないことやアンダーカット部が存在しないため、型への材料の充填や離型性をよくすることができ、生産性の向上が図られる。また、スライドコア、コマの回転機構が不要になるので、金型構成を簡素化することが可能となる。
本実施の形態においては、第1の例として、OPCドラム11に六角形雄部22が形成され、駆動部にねじれ三角形雌部24が形成されており、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24とが係合することにより、駆動部からOPCドラム11に回転動力を伝達するようになっている。
なお、OPCドラム11にねじれ三角形雌部が形成され、駆動部に六角形雄部が形成されていてもよい。
図1、図2Aおよび図2Bに、第1の例として示すように、ねじれ三角形雌部24は、その回転軸に垂直となる断面が、挿入方向に対し三角形ABCから三角形DEFにねじれるように形成されている。以下、ねじれ三角形雌部24において、三角形ABCが形成される位置をねじれ三角形雌部24の頂部26、三角形DEFが形成される位置をねじれ三角形雌部24の底部28という。また、六角形雄部22において、OPCドラム11の本体側を六角形雄部22の底部32、挿入方向において底部と反対側を端部34という。六角形雄部22は、ねじれ三角形雌部24と接点1乃至6により接しており、これによりOPCドラム11に駆動力が伝達するようになっている。
そして、図2Aに示すように、六角形雄部22の端部34がねじれ三角形雌部24の底部28に接する位置まで挿入されることにより、図2Bに示すように、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24が一体的に回転する。
なお、六角形雄部22の高さをねじれ三角形雌部24の深さよりも短くし、六角形雄部22の端部34がねじれ三角形雌部24の底部28に接しない状態で六角形雄部22とねじれ三角形雌部24とが一体的に回転してもよい。
なお、本実施の形態においては、六角形雄部22およびねじれ三角形雌部24のいずれもエッジが直線状に形成され、上記接点1〜6を構成するようになっているが、エッジを曲線状にしてもよい。
また、図3A、図3B、図4Aおよび図4Bに、第2の例として示すように、六角形雄部36の断面積が第1の例の六角形雄部22の断面積よりも小さくなるようにしてもよい。この場合、図4Bに示すように、六角形雄部36の頂点1乃至6のうち、頂点1、3および5がねじれ三角形雌部24の頂部に接することにより、駆動力がOPCドラム11に伝達される。
また、図5、図6Aおよび図6Bに、第3の例として示すように、六角形雄部38は、断面において各辺の長さ、すなわちエッジの長さが異なるように形成されていてもよい。本例においては、各エッジの長さの長短が交互に形成される場合を示しており、頂点1、2間に形成されるエッジ1−2、頂点3、4間に形成されるエッジ3−4、頂点5、6間に形成されるエッジ5−6が、他のエッジよりも短くなっている。
この場合、図6Bに示すように、エッジ1−2、エッジ3−4、エッジ5−6が、ねじれ三角形雌部24の頂部26に接することにより、駆動力がOPCドラム11に伝達される。
図7、図8Aおよび図8Bには、第3の例における六角形雄部38を変形させた六角形雄部42を第4の例として示している。第4の例においては、頂点2、3間に形成されるエッジ2−3、頂点4、5間に形成されるエッジ4−5、頂点6、1間に形成されるエッジ6−1が、第3の例におけるエッジ2−3、エッジ4−5、エッジ6−1よりも長くなっている。
この場合、図8Aに示すように、六角形雄部42の先端がねじれ三角形雌部24の頂部と底部との間の内面(斜面)と干渉する。そのため、六角形雄部42におけるねじれ三角形雌部24と接する位置が、第3の例と比較して、六角形雄部42の端部44側に移動する。そして、図8Bに示すように、駆動力はエッジ2−3、エッジ4−5、エッジ6−1を介してOPCドラム11に伝達される。
図9、図10Aおよび図10Bには、第5の例として示すように、断面積が端部34に近づくほど狭くなるようテーパ48を有する六角形雄部46が示されている。本例においては、図10Aから明らかなように、テーパ48は底部32と端部34のほぼ中央付近から端部34に向かって形成されている。しかしながら、テーパ48の長さは任意であり、テーパ48は底部32と端部34の間のすべての範囲において形成されていてもよい、また、六角形雄部42の底部32の断面積とテーパ48の長さを調節することによって、六角形雄部46とねじれ三角形雌部24との接点の位置を変化させることができる。
また、テーパ48の角度を調節することにより、六角形雄部46とねじれ三角形雌部24との接点を最大化したり、回転中に六角形雄部46がねじれ三角形雌部24から離脱するリスクを低減することが可能となる。
なお、以上の各図における各構成要素の長さの比は一例であり、この図に従って作成する場合には本考案に係る効果を得ることができるものの、必ずしもこれらの図に従った長さの比にする必要はない。
また、図11に示すように、六角形雄部22に軸穴50が形成されていてもよい。軸穴50は、例えば、回転軸と同軸状に、六角形雄部22の端部34から所定の深さを有するよう形成されている。
また、図12に示すように、六角形雄部22のエッジに突起51が形成されていてもよい。この突起51は、六角形雄部22の各エッジに挿入方向と平行に形成されている。また突起51は、柔軟性を有するポリマーにより形成されており、六角形雄部22がねじれ三角形雌部24に挿入され回転を始めると、突起51がねじれ三角形雌部24の形状に応じて変形することにより、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24との接触が確実となる。
したがって、この突起51は、六角形雄部22と異なる材質により棒状に形成されており、接着剤や加熱など公知の方法により六角形雄部22に設置されるようになっている。
なお、突起51が六角形雄部22と同じ材質により形成されていてもよい。この場合、例えば、プラスチック成形方法により六角形雄部22と突起とが同時に成形されるようにする。これにより、突起51の幅を狭く形成することが可能となり、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24とが接する際に、突起51がより容易にへこむようになり、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24との接触をより確実なものとする。
以下、上記第1の例における六角形雄部22の断面形状について説明する。図13は、六角形雄部22の断面積を最大にした場合における六角形雄部22とねじれ三角形雌部24との係合状態を説明するための図である。図13に実線で示すように、六角形雄部22の最大の断面56は、ねじれ三角形雌部24の頂部26と底部28を形成する2つの三角形53、54により表すことができる。
なお、六角形雄部22を形成する場合には、断面積がこの最大の断面56より小さくなるようにする必要がある。
これらの2つの三角形53、54に外接する円の半径は、以下の関係を有している。
ここで、R>r1>r2であり、Rは2つの三角形53、54の外接円の半径を、r1は2つの三角形53、54の外側の3箇所の交点の外接円の半径を、r2は2つの三角形53、54の内側の3箇所の交点の外接円の半径を表している。また、2つの三角形53、54は角度θでオフセットされている。
図14は、2つの三角形53、54が、角度θでオフセットされている図13の状態から、さらに角度ηでオフセットされている三角形55を併せて示している。また、六角形雄部22は、底部32から挿入方向に対し所定の位置から端部34にかけてテーパが形成されている。つまり、六角形雄部22は、所定の位置を始点、端部を終点とするテーパを有している。
テーパの形成されていない部分とテーパの始点との境界位置においては、六角形雄部22は、ねじれ三角形雌部24のうち角度θでオフセットされている三角形54の断面と接するようになっている。また、テーパの終点位置においては、六角形雄部22は、ねじれ三角形雌部24のうち角度θ+ηでオフセットされている三角形55の断面と接するようになっている。
このような構成により、六角形雄部22は、ねじれ三角形雌部24から容易に離脱することが可能となる。ただし、図14に3つの丸印58で示すように、六角形雄部22のエッジの角でのみねじれ三角形雌部と接する部分が生じる。
なお、六角形雄部22が、テーパを有する代わりに、底部32から端部34までの断面積が上記テーパの終点位置における断面積と等しくなるように形成された場合には、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24とは、図14に3つの丸印58で示す位置においてのみ接することになり、ねじれ三角形雌部24が変形する可能性が生じる。
図15に示す例においては、太線60(六角形雄部22の中心軸から2つの三角形54、55の交点に引いた線)と、三角形55との角度は、
によって表される。
図15において、ねじれ三角形雌部24のねじれの角度はθであり、六角形雄部22とねじれ三角形雌部24とが接する位置は、角度ηだけオフセットされた位置となる。また、図15に示す六角形雄部22の断面と、この六角形雄部22の断面積が最大となる場合における断面との間にはギャップがある。したがって、ねじれの角度がθで、ねじれ三角形雌部24と六角形雄部22とが回転の際に接する際に角度ηだけオフセットされる場合に、六角形雄部22の断面は、エッジの全面でねじれ三角形雌部24のエッジに接触するような輪郭を有するようにする。
この場合、ねじれ三角形雌部24のエッジの線と、六角形雄部22の回転軸からねじれ三角形雌部24に接するエッジにひかれる線との角度は、上記式(4)に示す角度以下となるようにする。
図16は、図15に示す形状および構造を発展させたものである。図16に示す構成においては、六角形雄部22の断面は、ねじれ三角形雌部24のエッジとすべての領域において接するような輪郭を有するようになっている。
この場合、六角形雄部22におけるねじれ三角形雌部24と接しているエッジの長さは、
以下となるようにする。
なお、以上の説明においては、六角形雄部22がねじれ三角形雌部24に係合する場合を例に説明したが、六角形雄部22は、ねじれ三角形雌部24の代わりにテーパ状の凹部やプリズム形状の凹部、多角形の凹部などと係合するようにしてもよい。
また、六角形雄部22の材質は、凸部(雄部分)を形成する際に用いられる公知の材料あるいはこれに類似する材料により形成されると好適である。また、六角形雄部22の一部あるいは全体を摺動性を有する部材(例えばテフロン(登録商標)入りポリアセタールなど)で形成することにより、雄部材と雌部材をスムースに係合可能とすることもできる。
以下、一部にテーパが形成された上記の六角形雄部を有するギヤ機構について図面を参照して説明する。この六角形雄部は、画像形成装置におけるOPCドラムの端部、あるいは他の回転機構の端部に設置されるようになっている。
図17から図20に示すように、六角形雄部61は3つの長い辺と3つの短い辺とが交互に組み合わされた六角形の外周を有する上記の六角形雄部と同様の形状となっている。
図17に示すように、六角形雄部61には、その底部32から端部34まで回転軸方向に延在する3つの主要側部表面62が形成されている。主要側部表面62は、平面状に形成されていると好適である。また、六角形雄部61は、軸穴50を有している。
六角形雄部61には、さらに、主要側部表面62よりも狭い表面積を有する3つの副次側部表面63が形成されている。
底部32と交わる位置において、主要側部表面62と副次側部表面63とによって形成されるエッジは、副次側部表面63がその両側の主要側部表面62を隔離するように配置されている。したがって、六角形雄部61の外周は、底部において、上記のように長辺と短辺が交互に配置された構成となっている。
この3つの主要側部表面62を、互いに同じ形状となるようにするとともに、3つの副次側部表面63を、互いに同じ形状となるようにすると好適である。
また、六角形雄部61は、副次側部表面63から回転軸に対し底部32と反対方向に延在する複数のテーパ面64を有している。各テーパ面64は、各副次側部表面63から延在している。図17に示すように、各テーパ面64は、副次側部表面63の一辺と、2つの主要側部表面62の一辺と、六角形雄部61の端部を形成する上面65の一辺とに接している。
このようなテーパ面64が形成されることにより、六角形雄部61は、部分的にテーパ面64を有する上面65が形成される。つまり、上面65には全体にテーパ面64が形成されるのではなく、むしろ上記の長辺と短辺が交互に配置された構成に応じて形成されている。
図18に示すように、底部の短辺は、テーパ面64と上面65との境界に対し平行になっている。また、上面65は六角形状に形成されており、この上面65の六角形は、底部32の外周を構成する短辺および長辺に対応する長辺と短辺の組合せにより形成されている。つまり、上面の六角形状を構成する長辺は、底部32の外周を構成する短辺に平行となっている。
図17および図20には、複数のテーパ面64のうちの一つについて、六角形雄部61がねじれ三角形雌部24に挿入された際に三角形状の凹部に接触する接触部が示されている。六角形雄部61と三角形状の凹部とは、一点により、あるいはエッジにより接触するようになっている。また、図18のR−R線における断面は、図19に示すようになっている。
このような、一部にテーパ面64を有する六角形雄部61の第1の実施例を以下に示す。図21(A)〜図21(C)は、六角形雄部61を、第1の材料としてポリアセタールの一種であるPOM(polyoxymethylene)により形成したものであり、図21(A)は上面図を、図21(B)は正面図を、図21(C)は底面図をそれぞれ示している。
また、六角形雄部61の第2の実施例を以下に示す。図22(A)〜図22(C)は、六角形雄部61を、第2の材料としてポリカーボネートにより形成したものであり、図22(A)は上面図を、図22(B)は正面図を、図22(C)は底面図をそれぞれ示している。
なお、これらの材料は一例であり、従来技術で用いられる材料やこれに類似する材料により形成されてもよい。また、樹脂や複合樹脂と、繊維材料との合成材料であってもよい。また、図21(A)〜図21(C)および図22(A)〜図22(C)に示すように、六角形雄部61の内部に金属製のピンなど補強材を用いてもよい。また、上記のように、柔軟性を有するポリマーにより形成された突起が六角形雄部61の各エッジに形成されていてもよい。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態における回転部材について、図面を参照して説明する。なお、図面において、第1の実施形態および第2の実施形態内で同じ数字または文字は、該当する場合、複数の図を通じて同一または対応する部分を示している。さらに、本実施形態において、図に示された部分は、部分の最適な比率および測定値を図から直接導出することができるように縮尺通りに記載されている。しかしながら、本開示の他の態様は、図に示された部分が縮尺通りに描かれることを要求しない。また、別段に指示のない限り、図面に示された測定値は、360°座標系に関する角度である。これらの径方向および角度の寸法の公差は、図面に示された特徴の好ましい形状および配置の範囲内に依然留まりながら、±4〜6°の範囲内とすることができる。しかし、本開示の範囲を逸脱しなければ、より大きい公差を実施することができる。同様に、1ミリメートルの公差が最適であるが、変更することができる。
一部の態様において、ここで検討される六角形雄部61は、米国特許出願US61/645393に示された態様(上記第1の実施の形態において示した態様)の修正であり、この中で検討された六角形雄部61は、一部の点で、US61/614346に提示されたケース5(上記第5の例)の修正である。上記第5の例は、一般的な修正として検討されたものであり、それは六角形雄部61の端部分にテーパを含んでいた。一部の態様において、ここで検討される六角形雄部61は、US61/637078に記載された寸法特性に従っている。
上記のように、図17は、ギヤ機構15に組み込まれる部分テーパ付き六角形雄部61の右側方斜視図を示している。この六角形雄部61(以下、雄部分ともいう)は、第1の実施の形態と同様、画像形成装置のOPCドラムまたは他の回転部材の端に設置され得る。
図17〜20に示された通り、六角形雄部61は、交互に配置された3つの長辺および3つの短辺を含む六角形周囲底面を有する。すなわち、六角形雄部61の底面66の周囲は長辺−短辺−長辺−短辺−長辺−短辺として構成されている。六角形雄部61は、図17に示された通り、好ましくは平坦で軸穴50を含む上面65に底面66から軸(回転)方向に突出する3つの主要側部表面62を含む。
六角形雄部61はまた3つの副次側部表面63を含み、それらは3つの主要側部表面62よりも小さい表面積を有する。主要側部表面62および副次側部表面63の底面側縁端に関して、副次側部表面63が主要側部表面62の各々の間に設けられてそれらを分離し、それによって上述した長辺−短辺となる構成をもたらす。好ましくは、主要側部表面62の全部は同じ寸法を有し、また副次側部表面63の全部も同じ寸法を有する。
テーパ面64が、底面66から離れる軸方向に副次側部表面63の各々から延在する。テーパ面64の各々は副次側部表面63の1つから延在する。図17〜20に示された通り、テーパ面64の各々は、副次側部表面63の縁端、2つの主要側部表面62の縁端および上面65の縁端と接触する。そのような配置は部分テーパ付き六角形雄部61をもたらすが、上面65の全部の辺に沿ってテーパ付き縁端を有するわけではない。テーパ付き縁端は、上で検討された短辺−長辺となる構成に対応するようにして交互に設けられる。
図18に示された通り、短辺はそれぞれ、テーパ面64と上面65との間の縁端に平行であり、上面65自体は六角形である。六角形の上面65は、底面66の短辺および長辺と1対1対応で配置された長辺および短辺を含む。すなわち、六角形の上面65の長辺は六角形雄部61の六角形底面66の短辺に平行である。
図17および図20において、テーパ面64の1つについての例示的な接触点が示される。これらの接触点は、六角形雄部61と、六角形雄部61が挿入されるべく構成されたねじれ三角形雌部24との間の接触の点または縁端である。
図23〜24に示された通り、第1の実施の形態に示した六角形雄部61では、第1の点Aから第2の点Bまで軸方向に関して時計回りの方向に延在する。図23〜24において、短辺は、第2の点Bが第1の点Aよりも回転軸からより離れているように第1の点Aから第2の点Bまで延在する。
また、図25〜26に示す本実施形態に係る六角形雄部71は、六角形雄部61に対し短辺および長辺の構成が修正されている。ここで図25〜26において、短辺は、第1の点Aが第2の点Bよりも回転軸からより離れているように第1の点Aから第2の点Bまで延在する。図23〜24に示す六角形雄部61と同様、図25〜26に示す六角形雄部71の第1および第2の点AおよびBは時計回りの回転方向に関して定義される。
また、図27(A)〜27(D)は、図23〜24に示された六角形雄部61の構造に従ったねじれ三角形雌部24との係合接続を例示しており、図28(A)〜図28(D)は、図25〜26に示された六角形雄部71の構造に従ったねじれ三角形雌部24との係合接続を例示している。
図29は、図30〜33に示される第1の別の実施例が対応するものの一般参照を例示している。図30〜33に示される実施例は、図25に示された実施例に従っている。この実施例の変更例が、第2の別の実施例として図34〜37に示されており、それらにおいて雄部分は、連続構造とは対照的に、3個の突起によって設けられる。図34〜37において、図30〜33に図示のものと比較して、長辺は不連続であり、軸穴を伴う三つ叉通路を形成する。この場合、六角形底面周囲形状は維持されるが、長辺はこの時不連続である。
図30〜37に示された実施例の変更例が図38〜45に第3の別の実施例および第4の別の実施例として示されている。図38〜45に示されたこれらの実施例では、テーパの量が増大している。すなわち、テーパ面64の長さは、図30〜33に示された実施例の長さに比べて、図38〜41に示された実施例において増大している。また、図34〜37に示された実施例の長さに比べて、図42〜45に示された実施例においてテーパ面64の長さが増大している。
図46は、図47〜50に示される第5の別の実施例が対応するものの一般参照を例示している。図47〜50に示される実施例は、図26に示された実施例に従っている。この実施例の変更例が図51〜54に第6の別の実施例として示されており、それらにおいて雄部分は、連続構造とは対照的に、3個の突起によって設けられる。これらの実施例に関して、テーパの量、テーパ角度およびテーパの長さは、前述の実施例に関して他の図面に示されたようにして変更できる。
上述の例は、ねじれ三角形雌部/凹部との係合に関連する。しかし、検討された雄部分は、テーパ付き凹部および、別のプリズム形または多角形形状の凹部といった他の凹部と係合するべく適応され得る。
雄部分および/またはギヤ機構を製造するための材料は、結晶性樹脂により形成されていることが好ましい。結晶性樹脂であれば、金型を用いて射出成型するに際し、流れが良好であることから成型加工性がよく、ガラス転移点にまで冷却させなくても結晶化して固化することにより離型することができる。したがって、生産性を大きく向上させることが可能である。また、結晶性樹脂は、耐熱性、耐溶剤性、耐油性、耐グリース性に優れ、耐摩擦摩耗性や摺動性も良好であり、さらには剛性および硬さの観点からも雄部分および/またはギヤ機構を製造するための材料として好ましい。
結晶性樹脂としては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、メチルペンテン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、ナイロン等を挙げることができる。さらに、樹脂または複合樹脂および繊維材料の組合せを使用することができる。この中でも成型加工性の観点からポリアセタール系樹脂を用いることが好ましい。さらに、強度を高める観点から、強度部材(ガラス繊維、炭素繊維あるいは金属ピン)を図面に示された構造の支持内部部材として充填してもよい。
また、上述の雄部分(突起とも称する)の一部あるいは全体を摺動性を有する部材(例えばテフロン(登録商標)入りポリアセタールなど)で形成することにより、雄部材と雌部材をスムースに係合可能とすることもできる。
また、上述の実施例の一部において、複数の突起の数および特定の配置、径方向/幅および大きさは、雌部分の形状および形態に応じて変更することができる。さらに、突起と突起との間の表面形状および縁端長さは変更することができ、一部の態様において、これらの縁端の交差および/または縁端自体は、一部の実施形態(図示せず)において丸めてもよい。同様に、六角形の非突起雄部分も同様に修正することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る回転部材を図面を参照して説明する。なお、図面において、第1、第2および第3の実施形態における同じ数字または文字は、該当する場合、複数の図を通じて同一または対応する部分を指示する。さらに、特定の実施形態において、図に示された部分は、部分の最適な比率および測定値を図から直接導出することができるように縮尺通りに表している。しかしながら、本開示の他の態様は、図に示された部分が縮尺通りに描かれることを要求しない。また、別段に指示のない限り、図面に示された測定値は、360°座標系に関する角度である。これらの径方向および角度の寸法の公差は、図面に示された特徴の好ましい形状および配置の範囲内に依然留まりながら、±4〜6°の範囲内とすることができる。しかし、本開示の範囲を逸脱しなければ、より大きい公差を実施することができる。同様に、1ミリメートルの公差が最適であるが、変更することができる。
一部の態様において、ここで検討される雄部分は、2012年3月22日出願の米国特許仮出願US61/614346(上記の第1の実施形態)に示された態様の修正であり、この中で検討された雄部分は六角形であった。
図55は、交互に配置された3つの長辺および3つの短辺を含む六角形周囲底面を有する六角形雄部75を例示している。すなわち、六角形雄部75の底面の周囲は、長辺−短辺−長辺−短辺−長辺−短辺として構成されている。六角形雄部75は、好ましくは平坦で軸穴50を含む上部表面に底面から軸(回転)方向に突出する3つの主要側部表面を含む。一部の実施例において、アース板が軸穴50に設けられ得る。
六角形雄部75はまた3つの副次側部表面を含み、それらは3つの主要側部表面よりも小さい表面積を有する。主要側部表面および副次側部表面の底面側縁端に関して、副次側部表面が主要側部表面の各々の間に設けられてそれらを分離し、それによって上述の長辺−短辺構成をもたらす。好ましくは、主要側部表面の全部は同じ寸法を有し、また副次側部表面の全部も同じ寸法を有する。また好ましくは、主要側部表面および副次側部表面の各々の間の角度および、底面側縁端の各々の間の角度は、同じ120°である。いくつかの点で、主要側部表面の3つの底面側縁端は第1の正三角形の一部に沿って延在するのに対し、副次側部表面の3つの底面側縁端は第2の正三角形の一部に沿って延在する。この場合、第1および第2の正三角形は回転部材の回転軸に関して60°回転しており、第2の正三角形は第1の正三角形よりも大きい。
六角形底面および平坦な六角形表面を形成する主要および副次表面のそれぞれ長辺および短辺は各々、それぞれの長辺または短辺と回転軸から延在する径方向直線との間の垂直交差を画する中点を有し得る。
これらの関係は、六角形雄部75の上面図である図56に示されている。図57は六角形雄部75の底面図である。図58は、図57の線4−4に沿って得られる雄部分の断面図を例示している。
図58において、六角形雄部75の六角形部分の深さまたは高さは約2mmとすることができる。すなわち、回転軸方向に延在する主要および副次側部表面の長さは約2mmとすることができる。この長さは、他の実施例では1乃至5mmとすることもできる。
上述の例は、ねじれ三角形雌部/凹部との係合に関連する。しかし、検討された六角形雄部75は、テーパ付き凹部および、別のプリズム形または多角形形状の凹部といった他の凹部と係合するべく適応され得る。また、上記第1の実施形態の図12に図示したように、凹部と接触する部分に突起を形成することもできる。
六角形雄部75および/またはギヤ機構15を製造するための材料は、結晶性樹脂により形成されていることが好ましい。結晶性樹脂であれば、金型を用いて射出成型するに際し、流れが良好であることから成型加工性がよく、ガラス転移点にまで冷却させなくても結晶化して固化することにより離型することができる。したがって、生産性を大きく向上させることが可能である。また、結晶性樹脂は、耐熱性、耐溶剤性、耐油性、耐グリース性に優れ、耐摩擦摩耗性や摺動性も良好であり、さらには剛性および硬さの観点からも六角形雄部75および/またはギヤ機構15を製造するための材料として好ましい。
結晶性樹脂としては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、メチルペンテン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、ナイロン等を挙げることができる。さらに、樹脂または複合樹脂および繊維材料の組合せを使用することができる。この中でも成型加工性の観点からポリアセタール系樹脂を用いることが好ましい。さらに、強度を高める観点から、強度部材(ガラス繊維、炭素繊維あるいは金属ピン)を図面に示された構造の支持内部部材として充填してもよい。
また、上述の六角形雄部(突起とも称する)75の一部あるいは全体を摺動性を有する部材(例えばテフロン(登録商標)入りポリアセタールなど)で形成することにより、六角形雄部75と雌部材をスムースに係合可能とすることもできる。
また、他の実施例として、雄部分は、図59乃至図66に示すような形状に加工されていてもよい。
また、上述の実施例の一部において、種々の幅および大きさは雌部分の形状および形態に応じて変更することができる。さらに、複数の突起を有する場合には、突起と突起との間の表面形状および縁端長さは変更することができ、一部の態様において、これらの縁端の交差および/または縁端自体は一部の実施形態(図示せず)において丸めてもよい。
本考案は、画像形成装置に用いられる回転部材において駆動部材と被駆動部材の係合部分の形状を最適化でき、画像形成装置への適用に好適である。
1 装置本体
2 プロセスカートリッジ
3 帯電ローラ
4 現像ローラ
5 規制部材
6 転写手段
7 クリーニングブレード
8 筐体
10 感光体ドラムユニット
11 OPCドラム
12 フタ材
13 端部部材
15 ギヤ機構
20 駆動軸
22、36、38、42、46、61、71、75 六角形雄部
24 ねじれ三角形雌部
26 頂部
28 底部
32 底部
34、44 端部
48 テーパ
50 軸穴
51 エッジ
53、54、55 三角形
56 最大の断面
62 主要側部表面
63 副次側部表面
64 テーパ面
65 上面
66 底面

Claims (44)

  1. 画像形成装置に用いられる回転部材であって、
    動力を伝達する駆動部材と、
    前記駆動部材により回転する被駆動部材と、を備え、
    前記駆動部材および前記被駆動部材のうち一方は、回転軸方向に形成された雄部を有し、
    前記駆動部材および前記被駆動部材のうち他方は、回転軸方向に形成され、前記雄部が挿入される雌部を有し、
    前記雌部は、回転軸に対し垂直方向の断面が三角形状であり、且つ底部における断面と頂部における断面を形成する三角形が、前記回転軸を中心に所定の角度で回転したねじれ三角形雌部であり、
    前記雄部は、回転軸に対し垂直方向の断面が六角形状である六角形雄部であり、
    前記六角形状断面の各辺の長さが、互いに等しいもの、または相対的に短い辺と相対的に長い辺とを交互に組み合わせたものであることを特徴とする回転部材。
  2. 前記六角形雄部の前記回転軸方向の端部にテーパが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転部材。
  3. 前記六角形雄部が前記ねじれ三角形雌部に接する位置において、前記六角形雄部のエッジに突起が形成されており、
    前記突起は、断面において前記エッジから前記六角形状の中心と反対方向に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転部材。
  4. 前記被駆動部材は感光ドラムであることを特徴とする請求項1に記載の回転部材。
  5. 請求項1に記載の回転部材を含む画像形成用カートリッジ。
  6. 請求項5に記載の画像形成用カートリッジを備え、
    前記ねじれ三角形雌部は、前記被駆動部材を回転する駆動部材に形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 着脱可能な被駆動部材と、
    前記被駆動部材に回転力を伝達する駆動部材とを備え、
    当該回転部材は、回転軸に対し垂直となる断面形状が三角形に形成され、底部と頂部で前記三角形が回転軸に対して回転しているねじれ三角形雌部であり、
    前記駆動部材は、回転軸に対し垂直となる断面形状が六角形である六角形雄部が形成され、前記六角形雄部は、前記ねじれ三角形雌部に挿入された状態で回転することにより、前記被駆動部材を回転させることを特徴とする回転部材。
  8. 前記ねじれ三角形雌部は、前記六角形雄部の挿入方向に対し、前記頂部における断面となる第1の三角形から、前記底部における断面となる第2の三角形まで、角度θでねじれており、
    前記回転部材の回転軸方向に対し、前記第1の三角形と前記第2の三角形とのエッジは、内側と外側の円周の間で連続的に重なっており、
    前記ねじれ三角雌部に挿入された場合に前記内側と前記外側の円周間に位置する前記六角形雄部の接触エッジは、前記角度θに角度ηを加えた角度で回転している第3の三角形のエッジ方向に延在し、
    前記第1の三角形および前記第3の三角形は、前記六角形雄部の接触エッジと中間点で接触し、
    前記六角形雄部の回転軸から前記中間点に延びる放射線と、前記六角形雄部の接触エッジとの角度が、
    によって表されることを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  9. 前記第1の三角形、前記第2の三角形および前記第3の三角形は、いずれも正三角形により形成されていることを特徴とする請求項8に記載の回転部材。
  10. 前記接触エッジの最大の長さは、前記六角形雄部の回転軸を中心とする前記第1の三角形の外接円の半径をRとすると、
    により表されることを特徴とする請求項9に記載の回転部材。
  11. 前記六角形雄部は、各辺の長さが等しい六角形の断面を有することを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  12. 前記六角形雄部は、各辺の長さが相対的に長い辺と短い辺とが交互に配置される六角形の断面を有することを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  13. 前記六角形雄部の端部にテーパが形成されていることを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  14. 前記被駆動部材は感光ドラムであることを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  15. 請求項7に記載の回転部材を含む画像形成用カートリッジ。
  16. 前記六角形雄部は、底部を形成する六角形の長い辺から回転軸に沿った方向に延伸する主要側部表面と、短い辺から回転軸に沿った方向に延伸する副次側部表面とを有することを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  17. 前記主要側部表面は前記副次側部表面よりも面積が広いことを特徴とする請求項16に記載の回転部材。
  18. 前記主要側部表面は、前記底部から前記六角形雄部の端部まで延伸し、
    前記副次側部表面は、前記底部から前記六角形雄部の端部に形成されたテーパまで延伸し、
    前記テーパは、前記副次側部表面から前記端部まで前記回転軸に対して所定の角度を有するよう形成されていることを特徴とする請求項17に記載の回転部材。
  19. 前記端部は、平坦な六角形状であり、前記六角形雄部の内部を回転軸方向に延伸する穴が形成されていることを特徴とする請求項18に記載の回転部材。
  20. 前記平坦な六角形状は、長い辺と短い辺が交互に配置される六角形状であることを特徴とする請求項19に記載の回転部材。
  21. 前記平坦な六角形状の前記短い辺は、前記底部の前記長い辺と平行であることを特徴とする請求項20に記載の回転部材。
  22. 前記六角形雄部は、交互に長辺および短辺を含む周囲の六角形底面を有することを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  23. 前記六角形雄部は、前記六角形雄部の前記六角形底面からその挿入端に向かって軸方向に延在する主要および副次側部表面を含み、前記主要および副次側部表面はそれぞれ前記六角形底面の周囲の前記長辺および短辺から延在する請求項22に記載の回転部材。
  24. 前記主要側部表面は前記副次側部表面よりも面積が広いことを特徴とする請求項23に記載の回転部材。
  25. 前記主要側部表面は前記雄部分の前記六角形底面から前記雄部分の前記挿入端まで延在しており、
    前記副次側部表面は各々、前記雄部分の前記六角形底面からそれぞれのテーパ表面まで延在しており、
    前記テーパ表面は、前記軸方向との平行線に関してある角度で、前記副次側部表面から前記雄部分の前記挿入端まで延在することを特徴とする請求項24に記載の回転部材。
  26. 前記雄部分の前記挿入端は、前記雄部分を貫き軸方向に延在する穴を含む平坦な六角形表面であることを特徴とする請求項25に記載の回転部材。
  27. 前記平坦な六角形表面は交互する短辺および長辺を含む周囲を有することを特徴とする請求項26に記載の回転部材。
  28. 前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記長辺は前記六角形底面の前記短辺と平行であることを特徴とする請求項27に記載の回転部材。
  29. 前記六角形雄部の底部を形成する六角形の短辺のうちの1短辺は、第1の点が第2の点よりも回転軸からより離れているように前記回転部材の前記回転軸に関して時計回り方向に前記第1の点から前記第2の点まで延在することを特徴とする請求項7に記載の回転部材。
  30. 光導電体を含む円筒体をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載の回転部材。
  31. 請求項22に記載の前記回転部材を備える画像形成装置のためのイメージングカートリッジ。
  32. 請求項31に記載の前記イメージングカートリッジと、前記回転部材を駆動し回転させるための駆動部材として前記ねじれ三角形雌部とを備える画像形成装置。
  33. 前記画像形成装置から脱着可能であってねじれ三角形雌部を含む回転部材と、
    前記回転部材を駆動し回転させるために前記雌部に挿入されるべく構成され、テーパを含む六角形雄部を含む伝動部材とを備える請求項32に記載の画像形成装置。
  34. 前記長辺および短辺は約120°の共通角度で互いに交差することを特徴とする請求項22に記載の回転部材。
  35. 前記六角形雄部は、前記六角形雄部の前記六角形底面からその挿入端に向かって軸方向に延在する主要および副次側表面を含み、
    前記主要および副次側部表面はそれぞれ前記六角形底面の周囲の前記長辺および前記短辺から延在することを特徴とする請求項34に記載の回転部材。
  36. 前記主要側部表面は前記副次側部表面よりも大きい寸法表面積を有することを特徴とする請求項35に記載の回転部材。
  37. 前記雄部分の前記挿入端は、前記雄部分の少なくとも一部を貫き軸方向に延在する穴を含む平坦な六角形表面であることを特徴とする請求項36に記載の回転部材。
  38. 前記平坦な六角形表面は交互する短辺および長辺を含む周囲を有することを特徴とする請求項37に記載の回転部材。
  39. 前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記長辺は前記六角形底面の前記長辺と平行であることを特徴とする請求項38に記載の回転部材。
  40. 前記平坦な六角形表面の前記周囲の前記短辺は前記六角形底面の前記短辺と平行であることを特徴とする請求項39に記載の回転部材。
  41. 前記六角形底面をそれぞれ形成する前記長辺および前記短辺は各々、それぞれの前記長辺または短辺と前記回転部材の回転軸から延在する径方向直線との間の垂直交差を画する中点を有することを特徴とする請求項22に記載の回転部材。
  42. 光導電体を含む円筒体をさらに備えることを特徴とする請求項22に記載の回転部材。
  43. 請求項22に記載の前記回転部材を備える画像形成装置のためのイメージングカートリッジ。
  44. 請求項43に記載の前記イメージングカートリッジと、前記回転部材を駆動し回転させるための前記駆動部材としてねじれ三角形雌部分とを備える画像形成装置。
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