JP3205259U - 端部部材、感光体ドラムユニット、及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】感光体ドラムの回転の安定性を向上させることができる端部部材を提供する。【解決手段】断面形状が略三角形で軸線が延びる方向にはねじれた穴である凹部を有する駆動軸が備えられた画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着される感光体ドラムユニットの端部に配置される端部部材であって、凹部に係合及び離脱可能な凸状の軸受部材40が備えられ、軸受部材40の外周面の少なくとも一部には、凹部の開口の縁が係合するべき窪み42が形成されている。【選択図】図6
Description
本考案は、レーザープリンタ、複写機等の画像形成装置に用いられる端部部材、該端部部材を備える感光体ドラムユニット、及びプロセスカートリッジに関する。
レーザープリンタ、複写機等の画像形成装置には、該画像形成装置の本体(以下、「装置本体」と記載することがある。)に対して着脱可能にプロセスカートリッジが備えられている。
プロセスカートリッジは、装置本体に装着された姿勢で文字や図形等、表されるべき内容を形成し、これを紙等の記録媒体に転写する部材である。そのために、プロセスカートリッジには、転写する内容が形成される感光体ドラム、及び該感光体ドラムに対して転写すべき内容を形成するための帯電手段や現像手段が具備されている。
プロセスカートリッジは、装置本体に装着された姿勢で文字や図形等、表されるべき内容を形成し、これを紙等の記録媒体に転写する部材である。そのために、プロセスカートリッジには、転写する内容が形成される感光体ドラム、及び該感光体ドラムに対して転写すべき内容を形成するための帯電手段や現像手段が具備されている。
プロセスカートリッジは、メンテナンスのために同一のプロセスカートリッジを装置本体に対して着脱したり、新たなプロセスカートリッジに交換するために古いプロセスカートリッジを装置本体から離脱して新しいプロセスカートリッジを装置本体に装着したりする。このようなプロセスカートリッジの着脱は、画像形成装置の使用者が自らできるものであり、かかる観点からできるだけ容易に行えることが望ましい。
また、プロセスカートリッジに含まれる感光体ドラムは、その作動時に回転をさせる必要がある。そこで感光体ドラムには、装置本体の駆動軸が直接又は他の部材を介して係合し、これにより感光体ドラムが駆動軸から回転力を受けて回転するように軸受部材が備えられている。
一方、上記のようにプロセスカートリッジを装置本体に対して着脱させるためには、その都度装置本体の駆動軸と感光体ドラムに備えられた軸受部材との係合の解除(離脱)、及び再係合をさせる必要がある。
一方、上記のようにプロセスカートリッジを装置本体に対して着脱させるためには、その都度装置本体の駆動軸と感光体ドラムに備えられた軸受部材との係合の解除(離脱)、及び再係合をさせる必要がある。
特許文献1、2には、装置本体側に軸線方向に移動する駆動軸が設けられるとともに、該駆動軸には断面が多角形のねじれた穴が形成され、感光体ドラム側には軸受部材として駆動軸のねじれた穴に挿入して駆動力を伝達させる多角形の柱状突起を具備する技術が開示されている。特許文献1に記載の突起は駆動軸のねじれた穴に対応してねじれた柱状である。一方、特許文献2に記載の突起はねじれていない柱状である。
特許文献1、2に記載のいずれの技術についても、感光体ドラムの回転精度を向上させ、装置本体から感光体ドラムへ確実に駆動力を伝達することを目的としている。
特許文献1、2に記載のいずれの技術についても、感光体ドラムの回転精度を向上させ、装置本体から感光体ドラムへ確実に駆動力を伝達することを目的としている。
しかしながら、特許文献1、2に記載のような従来の技術では、回転駆動力の伝達性能は向上しているが、回転の安定性に問題が生じることがあった。
そこで本考案は上記問題点に鑑み、感光体ドラムの回転の安定性を向上させることができる端部部材を提供することを目的とする。また、この端部部材を備える感光体ドラムユニット及びプロセスカートリッジを提供する。
以下、本考案について説明する。
請求項1に記載の考案は、断面形状が略三角形で軸線が延びる方向にはねじれた穴である凹部を有する駆動軸が備えられた画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着される感光体ドラムユニットの端部に配置される端部部材であって、凹部に係合及び離脱可能な凸状の軸受部材が備えられ、軸受部材の外周面の少なくとも一部には、凹部の開口の縁が係合するべき窪みが形成されている、端部部材である。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の端部部材において、軸受部材は、軸線方向に直交する断面が多角形であることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の端部部材において、多角形が6角形であることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3のいずれかに記載の端部部材において、窪みは、軸受部材の根元側から先端側に向けて軸受部材の軸線に沿った方向に、第一の傾斜面、底面、及び第二の傾斜面を順に備えており、軸受部材の軸線方向の長さをL(mm)、軸受部材の根元から窪みの根元側の端部までの距離をL1(mm)、底面のうち軸受部材の軸線方向に沿った距離をL3(mm)、窪みの深さをd(mm)、第一の傾斜面が軸受部材の軸線に沿った方向に対して傾斜する角度をθ1(°)、第二の傾斜面が軸受部材の軸線に沿った方向に対して傾斜する角度をθ2(°)としたとき、式(1)乃至式(5)のうち少なくとも1つが成り立つ。
0.1≦L1/L≦0.85 (1)
0≦L3/L≦0.65 (2)
0.01≦d/L≦0.4 (3)
1°≦θ1≦90° (4)
1°≦θ2≦90° (5)
0.1≦L1/L≦0.85 (1)
0≦L3/L≦0.65 (2)
0.01≦d/L≦0.4 (3)
1°≦θ1≦90° (4)
1°≦θ2≦90° (5)
請求項5に記載の考案は、請求項1乃至4のいずれかに記載の端部部材において窪みは軸受部材の外周の周方向に沿った方向に窪みの深さが浅くなる。
請求項6に記載の考案は、請求項1乃至5のいずれかに記載の端部部材の軸受部材の軸線に直交する断面のうち、窪みの最深部を含む断面において、該断面のうち少なくとも3つの辺の全部が、凹部の開口部に形成される縁の一部に一致するように重なる形状である。
請求項7に記載の考案は、感光体ドラムと、感光体ドラムの少なくとも一方の端部に配置された請求項1乃至6のいずれか一項に記載の端部部材と、を備える、感光体ドラムユニットである。
請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の感光体ドラムユニットと、感光体ドラムユニットの感光体ドラムを帯電させる帯電ローラと、感光体ドラムに静電潜像を現像する現像ローラと、感光体ドラム、帯電ローラ、及び現像ローラを内包する筐体と、を備える、プロセスカートリッジである。
本考案によれば、感光体ドラムと装置本体との係合の安定性を高めることができ、感光体ドラムをより安定して回転させることができる。
本考案の上記した作用及び利得は、次に説明する形態から明らかにされる。以下図面を用いて当該形態を説明する。ただし本考案はこれら形態に限定されるものではない。
図1は第一の形態を説明する図で、プロセスカートリッジ3、及び該プロセスカートリッジ3を装着して使用する画像形成装置本体2(以下、「装置本体2」と記載することがある。)を有する画像形成装置1を模式的に示した斜視図である。プロセスカートリッジ3は、図1にIで示した方向に移動させることにより装置本体2に装着し、及び離脱させることができる。
図2には、プロセスカートリッジ3の構造を模式的に表した。図2からわかるようにプロセスカートリッジ3は、筐体3aの内側に感光体ドラムユニット10(図3参照)、帯電ローラ4、現像ローラ5、規制部材6、及びクリーニングブレード7を内包している。プロセスカートリッジ3を装置本体2に装着した姿勢で、紙等の記録媒体が図2にIIで示した線に沿って移動することにより、当該記録媒体に画像が転写される。
また、プロセスカートリッジ3の装置本体2への着脱は概ね次のように行われる。プロセスカートリッジ3に備えられる感光体ドラムユニット10は、装置本体2から回転駆動力を受けて回転することから、少なくとも作動時には装置本体2の駆動軸70(図9参照)と感光体ドラムユニット10の軸受部材40(図4参照)とが係合している。一方、プロセスカートリッジ3の装置本体2への着脱時には、装置本体2の駆動軸70と感光体ドラムユニット10の軸受部材40との係合は解除されている。
そこで、装置本体2の駆動軸70は、例えば軸線に沿った方向に移動が可能に構成されており、プロセスカートリッジ3の着脱時には駆動軸70が感光体ドラムユニット10の軸受部材40から離脱した姿勢にある。一方、プロセスカートリッジ3が装置本体2に装着された後には、駆動軸70が移動して感光体ドラムユニット10の軸受部材40に係合する。
このように、装置本体2の駆動軸70には感光体ドラムユニット10の軸受部材40が適切に係合して回転駆動力が伝達される必要がある。
以下、各構成について説明する。
そこで、装置本体2の駆動軸70は、例えば軸線に沿った方向に移動が可能に構成されており、プロセスカートリッジ3の着脱時には駆動軸70が感光体ドラムユニット10の軸受部材40から離脱した姿勢にある。一方、プロセスカートリッジ3が装置本体2に装着された後には、駆動軸70が移動して感光体ドラムユニット10の軸受部材40に係合する。
このように、装置本体2の駆動軸70には感光体ドラムユニット10の軸受部材40が適切に係合して回転駆動力が伝達される必要がある。
以下、各構成について説明する。
上記のようにプロセスカートリッジ3には、帯電ローラ4、現像ローラ5、規制部材6、クリーニングブレード7、及び感光体ドラムユニット10が備えられ、これらが筐体3aの内側に内包されている。それぞれは次のようなものである。
帯電ローラ4は、装置本体2からの電圧印加により感光体ドラムユニット10の感光体ドラム11を帯電させる。これは、当該帯電ローラ4が感光体ドラム11に追随して回転し、感光体ドラム11の外周面に接触することにより行われる。
現像ローラ5は、感光体ドラム11に現像剤を供給するローラである。そして、当該現像ローラ5により、感光体ドラム11に形成された静電潜像が現像される。なお現像ローラ5には、固定磁石が内蔵されている。
規制部材6は、上記した現像ローラ5の外周面に付着する現像剤の量を調整するとともに、現像剤自体に摩擦帯電電荷を付与する部材である。
クリーニングブレード7は、感光体ドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去するブレードである。
現像ローラ5は、感光体ドラム11に現像剤を供給するローラである。そして、当該現像ローラ5により、感光体ドラム11に形成された静電潜像が現像される。なお現像ローラ5には、固定磁石が内蔵されている。
規制部材6は、上記した現像ローラ5の外周面に付着する現像剤の量を調整するとともに、現像剤自体に摩擦帯電電荷を付与する部材である。
クリーニングブレード7は、感光体ドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去するブレードである。
感光体ドラムユニット10は、感光体ドラム11を備え、ここに記録媒体に転写すべき文字や図形等が形成される。図3に感光体ドラムユニット10の外観斜視図を示した。図3からわかるように感光体ドラムユニット10は、感光体ドラム11、フタ材20、及び端部部材30を備えている。
感光体ドラム11は、円筒状である基体の外周面に感光層を被覆した部材である。当該感光層に、紙等の記録媒体に転写すべき文字や図形等が形成される。
基体はアルミニウム、又はアルミニウム合金による導電性材料が円筒形状に形成されたものである。基体に用いられるアルミニウム合金の種類は特に限定されるものではないが、感光体ドラムの基体として用いられることが多いJIS規格(JIS H 4140)で定められる6000系、5000系、3000系のアルミニウム合金であることが好ましい。
また、基体の外周面に形成される感光層は特に限定されることはなく、その目的に応じて公知のものを適用することができる。
基体は、切削加工、押し出し加工、引き抜き加工等により円筒形状を形成することにより製造することができる。そして基体の外周面に感光層を塗布する等して積層して感光体ドラム11を作製することが可能である。
基体はアルミニウム、又はアルミニウム合金による導電性材料が円筒形状に形成されたものである。基体に用いられるアルミニウム合金の種類は特に限定されるものではないが、感光体ドラムの基体として用いられることが多いJIS規格(JIS H 4140)で定められる6000系、5000系、3000系のアルミニウム合金であることが好ましい。
また、基体の外周面に形成される感光層は特に限定されることはなく、その目的に応じて公知のものを適用することができる。
基体は、切削加工、押し出し加工、引き抜き加工等により円筒形状を形成することにより製造することができる。そして基体の外周面に感光層を塗布する等して積層して感光体ドラム11を作製することが可能である。
感光体ドラム11の一端には後述するように該感光体ドラム11をその軸線中心に回転させるために少なくとも2つの端部部材が取り付けられる。一方の端部部材がフタ材20であり、他方の端部部材が端部部材30である。
フタ材20は感光体ドラム11の軸線方向端部のうち、装置本体2の駆動軸70が係合しない側の端部に配置される端部部材である。フタ材20は感光体ドラム11の一端側を塞ぐように配置され、嵌合部および軸受部を有し、これらが同軸に連結している。
嵌合部は感光体ドラム11の内側に挿入され、フタ材20を感光体ドラム11に固定する。
軸受部は感光体ドラム11の一端側に覆い被さるように配置され、その中心には装置本体2側の軸を受ける軸受が設けられている。
嵌合部は感光体ドラム11の内側に挿入され、フタ材20を感光体ドラム11に固定する。
軸受部は感光体ドラム11の一端側に覆い被さるように配置され、その中心には装置本体2側の軸を受ける軸受が設けられている。
端部部材30は感光体ドラム11の軸線方向端部のうち、フタ材20とは反対側で、装置本体2の駆動軸70が係合する側の端部に配置される端部部材である。図4には端部部材30の外観斜視図を示した。また、図5(a)には軸受部材40側から見た端部部材30の正面図、図5(b)は図5(a)にVb−Vbで示した線に沿った断面図を表した。
端部部材30は、本体31及び導電手段61を備えている。
端部部材30は、本体31及び導電手段61を備えている。
本体31は、図4、図5(a)、図5(b)からわかるように、筒状体32、接触壁33、嵌合部34、歯車部35、及び軸受部材40を有して構成されている。
筒状体32は、その外周面及び内周面に必要に応じて凹凸が形成されているものの、全体として筒状の部材で、その外周面の一部からは感光体ドラム11の端面に接触して係止する接触壁33が立設している。これにより端部部材30を感光体ドラム11に装着した姿勢で端部部材30の感光体ドラム11への挿入深さが規制される。
筒状体32は、その外周面及び内周面に必要に応じて凹凸が形成されているものの、全体として筒状の部材で、その外周面の一部からは感光体ドラム11の端面に接触して係止する接触壁33が立設している。これにより端部部材30を感光体ドラム11に装着した姿勢で端部部材30の感光体ドラム11への挿入深さが規制される。
筒状体32のうち接触壁33を挟んで一方側が感光体ドラム11の内側に挿入される嵌合部34となっている。嵌合部34が感光体ドラム11の内側に挿入され、接着剤により感光体ドラム11の内面に固定される。これにより端部部材30が感光体ドラム11の端部に固定される。従って、嵌合部34の外径は、感光体ドラム11の円筒形状の内側に挿入可能な範囲で、感光体ドラム11の内径と概ね同じである。
嵌合部34には外周面に溝34aが形成されてもよい。これにより当該溝34aに接着剤が充填され、アンカー効果等により本体31(端部部材30)と感光体ドラム11との接着性が向上する。
嵌合部34には外周面に溝34aが形成されてもよい。これにより当該溝34aに接着剤が充填され、アンカー効果等により本体31(端部部材30)と感光体ドラム11との接着性が向上する。
接触壁33を挟んで嵌合部34とは反対側の筒状体52の外周面には歯車部35が形成されている。歯車部35は、現像ローラ等他の部材に回転力を伝達する歯車で、本形態でははす歯歯車が配置してある。ただし歯車の種類は特に限定されることはなく、平歯車が配置されていたり、両者が軸線方向に並べて配置されていたりしてもよい。また歯車は必ずしも設けられている必要はない。
さらに筒状体32の軸線方向端部のうち嵌合部34となる側とは反対側端部には、筒状体32と同軸に軸受部材40が設けられている。軸受部材40は、装置本体2の後述する駆動軸70に設けられた凹部71に係合し、駆動軸70からの回転力を端部部材30に伝達する機能を有する部材である。また、プロセスカートリッジ3が装置本体2に対して着脱される際には、軸受部材40は駆動軸70の凹部71から離脱するように構成されている。以下に本形態の軸受部材40の形状を説明する。
図6には軸受部材40に注目した斜視図、図7には軸受部材40を軸線方向から見た正面図を示した。本形態の軸受部材40は、軸線方向に直交する断面で外周形状は六角形とされている。そして軸受部材40は、軸線方向に沿った方向にいわゆるねじれた形状でなく、窪み42の部位を除けば当該断面の大きさ及び向きが一定である六角柱とされている。これにより、後述する駆動軸70の三角形断面が連続してねじれたように形成された凹部71に適切に係合して回転力を伝達するとともに、その着脱も容易となる。
本形態では、軸受部材40の軸線方向に直交する方向の断面の外周が六角形である例を説明したが、これに限らず六角形以外の多角形等、他の形状であってもよい。
軸受部材40の断面形状六角形を形成する外周面のうち、本形態では3つの面(41)が駆動軸70の凹部71に接触し、回転力を伝達する回転力伝達面41である。本形態では、回転力伝達面41は軸受部材40の断面形状六角形を形成する外周面のうち1つおきに配置され、隣接する回転力伝達面41の間に接続面43が配置される。従って、軸受部材40の外周面は、回転力伝達面41と接続面43とが3つずつ交互に配置されて六角形を形成している。
回転力伝達面41、及び接続面43は、駆動軸70の凹部71に軸受部材40を挿入できるとともに、当該挿入された姿勢で、回転力伝達面41が回転力を伝達することができるように凹部71に接触するように形成される。
回転力伝達面41、及び接続面43は、駆動軸70の凹部71に軸受部材40を挿入できるとともに、当該挿入された姿勢で、回転力伝達面41が回転力を伝達することができるように凹部71に接触するように形成される。
図6に表れるように回転力伝達面41には、回転力伝達面41を掘り下げるように形成され、軸受部材40の外周の周方向に延びる溝状の窪み42が設けられている。本形態では窪み42は、隣接する接続面43の間を渡すように回転力伝達面41に形成されている。
このように回転力伝達面41に窪み42を設けることにより、当該窪み42に駆動軸70の凹部71の縁部(エッジ)が係合し、安定した回転力の伝達が可能となる。その態様については後で詳しく説明する。
このように回転力伝達面41に窪み42を設けることにより、当該窪み42に駆動軸70の凹部71の縁部(エッジ)が係合し、安定した回転力の伝達が可能となる。その態様については後で詳しく説明する。
ここで、さらに安定した回転力伝達を得るため、窪み42の深さ方向断面形状(窪み42が軸受部材40の周方向に延びる方向に直交する方向の断面形状、すなわち窪み42の長手方向に直交する断面形状。)が次のような形態を具備していることが好ましい。図8に説明のための図を表した。図8(a)は図7にVIII−VIIIで示した線に沿った軸受部材40の端面図である。従って図8(a)には窪み42の深さ方向断面形状が表れている。図8(a)では、紙面の左が軸受部材40の先端側、紙面右が軸受部材40の根元側(筒状体32側)となる。
図8(b)は図8(a)と同じ視点の図であり、窪み42における各部位の寸法を定義する図である。
図8(b)は図8(a)と同じ視点の図であり、窪み42における各部位の寸法を定義する図である。
窪み42は、図8(a)からわかるように根元側(筒状体32側)から、先端側に向けて、その底部が所定の形態を有している。具体的には、第一の傾斜面である根元側傾斜面40a、底面40b、第二の傾斜面である先端側傾斜面40cを有して構成されている。従って窪み42は、その根元側および先端側端部から根元側傾斜面40a、先端側傾斜面40bにより徐々に深くなり底面40bで最も深い部位が形成されている。
このような窪み42及びこれに関連する回転力伝達面41の部位について、次のように寸法を定義する。ここで軸受部材40の高さ(軸線方向に沿った長さ)をL(mm)とする。
・軸受部材40の根元から窪み42の根元側端部までの距離:L1(mm)
・根元側傾斜面40aのうち、軸受部材40の高さ方向に平行な方向の距離:L2(mm)
・底面40bの、軸受部材40の高さ方向に平行な方向距離:L3(mm)
・先端側傾斜面40cのうち、軸受部材40の高さ方向に平行な方向の距離:L4(mm)
・窪み42の深さ:d(mm)
・根元側傾斜面40aの、軸受部材40の高さ方向に対する傾斜角度:θ1(°)
・先端側傾斜面40cの、軸受部材40の高さ方向に対する傾斜角度:θ2(°)
・軸受部材40の根元から窪み42の根元側端部までの距離:L1(mm)
・根元側傾斜面40aのうち、軸受部材40の高さ方向に平行な方向の距離:L2(mm)
・底面40bの、軸受部材40の高さ方向に平行な方向距離:L3(mm)
・先端側傾斜面40cのうち、軸受部材40の高さ方向に平行な方向の距離:L4(mm)
・窪み42の深さ:d(mm)
・根元側傾斜面40aの、軸受部材40の高さ方向に対する傾斜角度:θ1(°)
・先端側傾斜面40cの、軸受部材40の高さ方向に対する傾斜角度:θ2(°)
そして、このように定義した各寸法に対して次の式(1)〜式(5)の関係のうち少なくとも1つを満たしていることが好ましい。
0.1≦L1/L≦0.85 (1)
L1/Lが0.1より小さいと窪み42が適切に駆動軸70と係合しない位置となる虞があり、逆にL1/Lが0.85より大きいと駆動軸70との係合が軸受部材40の先端付近となるため回転伝達の安定性が低下する可能性がある。
L1/Lが0.1より小さいと窪み42が適切に駆動軸70と係合しない位置となる虞があり、逆にL1/Lが0.85より大きいと駆動軸70との係合が軸受部材40の先端付近となるため回転伝達の安定性が低下する可能性がある。
0≦L3/L≦0.65 (2)
L3/Lが0.65より大きくなると軸線方向に移動できる許容範囲が広くなるため、回転伝達の安定性が低下する傾向にある。また式(2)ではL3=0である場合も許容しており、このときには底面40bがなくなり、根元側傾斜面40aと先端側傾斜面40cとでV字状に窪み42が形成されることになる。
L3/Lが0.65より大きくなると軸線方向に移動できる許容範囲が広くなるため、回転伝達の安定性が低下する傾向にある。また式(2)ではL3=0である場合も許容しており、このときには底面40bがなくなり、根元側傾斜面40aと先端側傾斜面40cとでV字状に窪み42が形成されることになる。
0.01≦d/L≦0.4 (3)
d/Lが0.01より小さいと、窪み42が浅くなるので、駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方、d/Lが0.4より大きいと、駆動軸70と窪み42の最深部と接触が困難になることがあるので、これ以上に大きくする意味が無い。
d/Lが0.01より小さいと、窪み42が浅くなるので、駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方、d/Lが0.4より大きいと、駆動軸70と窪み42の最深部と接触が困難になることがあるので、これ以上に大きくする意味が無い。
1°≦θ1≦90° (4)
θ1が1°より小さいと窪み42が間接的に浅くなるため、d/Lが0.01より小さい場合と同様に駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方、θ1を90°より大きくすることは成形が困難となる。
θ1が1°より小さいと窪み42が間接的に浅くなるため、d/Lが0.01より小さい場合と同様に駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方、θ1を90°より大きくすることは成形が困難となる。
1°≦θ2≦90° (5)
θ2が1°小さいとθ1の場合と同様に窪み42が間接的に浅くなるため、d/Lが0.01より小さい場合と同様に駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方θ2を90°より大きくすることについてもθ1と同様に成形が困難となる。
θ2が1°小さいとθ1の場合と同様に窪み42が間接的に浅くなるため、d/Lが0.01より小さい場合と同様に駆動軸70との係合の安定性が低下する虞がある。一方θ2を90°より大きくすることについてもθ1と同様に成形が困難となる。
L1+L2+L3+L4<L (6)
式(6)は、上記式(1)〜式(5)が矛盾しないよう、値域を限定するための条件である。
式(6)は、上記式(1)〜式(5)が矛盾しないよう、値域を限定するための条件である。
なお、ここでL2、L4はそれぞれ次の式(7)、式(8)のように表すこともできる。
L2=d/tanθ1 (7)
L4=d/tanθ2 (8)
L2=d/tanθ1 (7)
L4=d/tanθ2 (8)
図4、図5(b)に戻ってさらに本体31について説明をする。当該本体31は上記のように筒状であることから、その内側には連通する1つの穴31aが形成されて軸線方向に貫通している。穴31aの径は後述する駆動軸70の本体側アース部材72の端部(図10参照)が挿入できる大きさとされている。
また、本体31は結晶性樹脂や非晶性樹脂等の樹脂により形成されていることが好ましい。結晶性樹脂であれば、成型加工性がよく、生産性を大きく向上させることが可能である。結晶性樹脂としては例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、メチルペンテン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、ナイロン等を挙げることができ、この中でも成型加工性の観点からポリアセタール系樹脂を用いることが好ましい。また強度を高める観点から、ガラス繊維、炭素繊維等を充填してもよい。
一方、非晶性樹脂を用いると寸法安定性及び高い強度を期待することができる。このような非晶性樹脂としては例えばポリカーボネートを挙げることができる。
一方、非晶性樹脂を用いると寸法安定性及び高い強度を期待することができる。このような非晶性樹脂としては例えばポリカーボネートを挙げることができる。
図5(b)に戻って導電手段61について説明する。導電手段61は、感光体ドラム11と装置本体2とを電気的に接続する手段であり、コイルばね62、導電棒63、及びアース板64を備えている。
コイルばね62は弾性的に変形する導電性材料として機能する。具体的には本形態におけるコイルばね62は一本の線材が螺旋状に巻かれるように形成された弦巻ばねである。コイルばね62は穴31aの内側に挿入されており導電性の材料を含むことにより、導電可能に形成されている。従ってコイルばね62は鋼や銅等の金属により形成されていることが好ましい。図5(b)からわかるように、本形態ではコイルばね62は軸線方向一方側と他方側とで巻きの径が異なる。
導電棒63は、導電性を有する棒状の部材であり、穴31aの内側に収まる太さを有するとともに、その一端がコイルばね62に接触し、他端が穴31aのうち軸受部材40側(アース板64が配置された側とは反対側)の開口部付近にまで達する長さとされている。導電棒63は銅や鋼等の金属で形成することができる。
ここで導電棒63には、該導電棒63が不必要に装置本体側に移動することを防止する目的で導電棒63が抜け出る方向への移動を所定の位置で規制する手段(抜け止め)が設けられてもよい。これには例えば穴31aの一部を狭くすることや導電棒63の外周部に突起を設けて引っ掛かるように構成することが挙げられる。
ここで導電棒63には、該導電棒63が不必要に装置本体側に移動することを防止する目的で導電棒63が抜け出る方向への移動を所定の位置で規制する手段(抜け止め)が設けられてもよい。これには例えば穴31aの一部を狭くすることや導電棒63の外周部に突起を設けて引っ掛かるように構成することが挙げられる。
アース板64は、導電性を有する円板状の部材であり、その外周部から感光体ドラム11の内面に接するように突出部が形成されている。アース板64は公知のアース板と同様であり、そのための構造は特に限定されることなく公知の形状を適用することができる。
上記した本体31と導電手段61とが組み合わされて端部部材30とされる。すなわち、図5(b)に表れるように、本体31の嵌合部34の端面にアース板64がその面が重なるように配置され、カシメにより固定されている。本体31に形成された穴31aの内側にコイルばね62が挿入されている。このときコイルばね62の端部のうち嵌合部34側に配置された端部は、アース板64に接触している。コイルばね62のうち、アース板64に接触する側とは反対側に導電棒63が配置されており、これも穴31aの内側に挿入され、導電棒63の一端がコイルばね62の端部に挿入されて接触している。このとき、導電棒63はコイルバネ62により付勢され、アース板64とは反対側に押されている状態である。
以上説明した、感光体ドラム11のうち一方の端部にフタ材20が装着され、感光体ドラム11のうち他方の端部に端部部材30の嵌合部34が接触壁33に接触するまで挿入されて図3のように感光体ドラムユニット10となる(図11も参照)。このとき、アース板64の突出部が感光体ドラム11の内面に接触する。
次に、感光体ドラムユニット10を含むプロセスカートリッジ3が画像形成装置に装着された姿勢における感光体ドラムユニット10の姿勢について説明する。
ここで、はじめに装置本体2の駆動軸70について説明する。装置本体2におけるその他の部位については公知の構成を用いることができる。図9には装置本体2に備えられ、感光体ドラムユニット10に回転駆動力を与える駆動軸70のうち、軸受部材40に係合する側の端部を表した。図9(a)が斜視図、図9(b)が軸線方向からみた正面図である。図9(a)、図9(b)では、凹部71の一部を透視して破線で示している。駆動軸70の反対側の端部は装置本体2の駆動源に直接又は間接的に連結されている。
ここで、はじめに装置本体2の駆動軸70について説明する。装置本体2におけるその他の部位については公知の構成を用いることができる。図9には装置本体2に備えられ、感光体ドラムユニット10に回転駆動力を与える駆動軸70のうち、軸受部材40に係合する側の端部を表した。図9(a)が斜視図、図9(b)が軸線方向からみた正面図である。図9(a)、図9(b)では、凹部71の一部を透視して破線で示している。駆動軸70の反対側の端部は装置本体2の駆動源に直接又は間接的に連結されている。
駆動軸70の端面には、図9(a)、図9(b)からわかるように、凹部71が設けられている。凹部71は、略正三角形の断面を有し、駆動軸70の端面から軸線方向の深さ方向に進むにつれて所定の角度で軸線を中心にねじれるような形状を有する穴である。このねじれの方向は回転伝達方向によって、時計回りの例も反時計回りの例もある。
また駆動軸70には、該駆動軸70の軸線に沿って導電性で棒状の本体側アース部材72が配置されている。本体側アース部材72の一端側は図9(a)、図9(b)に表れているように凹部71の底から立設するように突出している。一方、本体側アース部材72の他端側は駆動軸70の反対側端部から突出し、装置本体2のアース用の部材に接している。
図9(b)からわかるように、凹部72を軸線方向正面から透視して見たとき、凹部71の開口に形成されている三角形(実線で表した。)と、凹部71の底に形成されている三角形(破線で表した。)とは軸を中心に回転した2つの三角形が重なっているように見える。なお、ここでは、凹部71の断面が三角形である例を説明したが、三角形を基準としつつもその頂点が少し切り欠かれた多角形であってもよい。
図10には、感光体ドラムユニット10が含まれるプロセスカートリッジ3が装置本体2に装着され、駆動軸70が軸受部材40に係合する場面を説明する斜視図を表した。図11には、感光体ドラムユニット10の端部部材30に含まれる軸受部材40が駆動軸70の凹部71に挿入された姿勢のうち軸線方向に沿った断面(端面図)を表した。そして図12には、図11にXII−XIIで示した矢視断面図を表した。すなわち図12は、軸受部材40が駆動軸70の凹部71内に挿入された姿勢で凹部71の開口部における軸受部材40と駆動軸70の凹部71との係合の状態を軸線方向からみた図である。
図10に示したように、感光体ドラムユニット10に含まれる軸受部材40が駆動軸70の凹部71に挿入される際には、駆動軸70が直線矢印に示したように軸線方向に移動して軸受部材40に近づき、挿入される。
すると、図11、図12からわかるように、端部部材30の軸受部材40が駆動軸70の凹部71の内側に挿入された状態となる。そして、軸受部材40の六角である外周のうち、回転力伝達面41の窪み42の少なくとも一部が凹部71の開口部の縁に接触して回転力が伝達できるように接続されている。そして駆動軸70からの回転力は端部部材30に伝わり、感光体ドラム11を回転させる。
すると、図11、図12からわかるように、端部部材30の軸受部材40が駆動軸70の凹部71の内側に挿入された状態となる。そして、軸受部材40の六角である外周のうち、回転力伝達面41の窪み42の少なくとも一部が凹部71の開口部の縁に接触して回転力が伝達できるように接続されている。そして駆動軸70からの回転力は端部部材30に伝わり、感光体ドラム11を回転させる。
ここで、軸受部材40と駆動軸70との係合はさらに詳しくは次のように行われている。すなわち、駆動軸70の凹部71は上記のように深さ方向に沿って断面形状が回転するようにねじれた形態を有しているところ、図11にXIIIで示したように凹部71の開口部に形成される縁(エッジ)が鋭角になる部位が生じる。図13には図11にXIIIで示した部位を拡大した図を表した。図11〜図13に表れるように凹部71の開口部に形成される鋭角である縁の先端部が軸受部材40の窪み42内に入り、窪み42の少なくとも一部が凹部71の縁に係止されることにより軸受部材40と駆動軸70との係合が安定したものとなる。そしてこれにより感光体ドラム11の安定した回転を得る。図14、図15に事例を示した。図14、図15は図13と同じ視点による図である。
なお、凹部71の開口部に形成される縁(エッジ)は上記のように鋭角となるが、その先端部は円弧状にされていたり(いわゆるRが取られている状態)、面取りがされていたりしてもよい。
なお、凹部71の開口部に形成される縁(エッジ)は上記のように鋭角となるが、その先端部は円弧状にされていたり(いわゆるRが取られている状態)、面取りがされていたりしてもよい。
図14に示した例では次のように作用する。初めに、図14(a)に示したように、駆動軸70が回転する前に軸受部材40が凹部71に浅く挿入されている場面を考える。この場面から駆動軸70が回転を開始すると、先端側傾斜面40c(図8(a)参照)の作用により、図14(b)に示したように凹部71の縁が先端側傾斜面40c上を滑り、図14(b)の直線矢印で表したようにプロセスカートリッジ10が軸線方向に移動する。そして最終的に図14(c)に示したように凹部71の縁が底面40b(図8(a)参照)上に存する位置で安定する。
一方、図15に示した例では次のように作用する。初めに、図15(a)に示したように、駆動軸70が回転する前に軸受部材40が凹部71に深く挿入されている場面を考える。この場面から駆動軸70が回転を開始すると、根元側傾斜面40a(図8(a)参照)の作用により、図15(b)に示したように凹部71の縁が根元側傾斜面40a上を滑り、図15(b)の直線矢印で表したようにプロセスカートリッジ10が軸線方向に移動する。そして最終的に図15(c)に示したように凹部71の縁が底面40b(図8(a)参照)上に存する位置で安定する。
このように、軸受部材40によれば、適切な位置で凹部71に係合し、この調整が自動に行われるので安定した係合を得やすい。そしてこれにより感光体ドラム11の回転も安定する。
図11に戻って駆動軸70と端部部材30(プロセスカートリッジ10)との係合について説明を続ける。駆動軸70側に配置された本体側アース部材72の先端が端部部材30の穴31aに挿入され、導電棒63の先端に接触される。これにより感光体ドラム11、アース板64、コイルばね62、導電棒63、及び本体側アース部材72が電気的に接続され、感光体ドラム11から装置本体2が電気的に導通する。
このとき、導電棒63とアース板64との間にはコイルばね62が配置されており、導電棒63が本体側アース部材72に常に押し付けられる状態となるので、本体側アース部材72の軸線方向の急激な変動に対してコイルばね62cにより導電棒63を追随させて導通が途切れることを防止する。また、本体側アース部材72からの軸線方向の押圧力をコイルばね62により吸収し、アース板64が強く押圧されることも防いでいる。これによりアース板64が本体31から離脱してしまう不具合を防止することができる。
このとき、導電棒63とアース板64との間にはコイルばね62が配置されており、導電棒63が本体側アース部材72に常に押し付けられる状態となるので、本体側アース部材72の軸線方向の急激な変動に対してコイルばね62cにより導電棒63を追随させて導通が途切れることを防止する。また、本体側アース部材72からの軸線方向の押圧力をコイルばね62により吸収し、アース板64が強く押圧されることも防いでいる。これによりアース板64が本体31から離脱してしまう不具合を防止することができる。
図16は第二の形態を説明する図で、図8と同じ視点による図である。第二の形態は窪み42の代わりに軸受部材140の回転力伝達面141に窪み142が適用された例であり、他の部位は上記の形態と同じなのでここでは窪み142の断面形状についてのみ説明する。
窪み142は、図16(a)からわかるように、第一の傾斜面である根元側傾斜面140a、底面140b、及び第二の傾斜面である先端側傾斜面140cを備え、上記式(5)におけるθ2が90°の例である。従って、L4=0(mm)であり、先端側傾斜面140cが軸受部材140の高さ方向(軸線に沿った方向)に対して垂直に形成されている。
窪み142は、図16(a)からわかるように、第一の傾斜面である根元側傾斜面140a、底面140b、及び第二の傾斜面である先端側傾斜面140cを備え、上記式(5)におけるθ2が90°の例である。従って、L4=0(mm)であり、先端側傾斜面140cが軸受部材140の高さ方向(軸線に沿った方向)に対して垂直に形成されている。
このような形態も上記した軸受部材40と同様の効果を奏する。このとき、上記の式(1)〜式(4)の少なくとも1も満たすことが好ましい。
窪み142を有する軸受部材140では、駆動軸70の凹部71に係合するに際して、例えば次のように作用する。図17に説明のための図を示した。図17は図14、図15と同じ視点で表した図である。
図17に示した例では次のような挙動を示す。初めに、図17(a)に示したように、駆動軸70が回転する前に軸受部材140が凹部71に深く挿入されている場面を考える。この場面から駆動軸70が回転を開始すると、根元側傾斜面140aの作用により、図17(b)に示したように凹部71の縁が根元側傾斜面140a上を滑り、図17(b)の直線矢印で表したようにプロセスカートリッジ10が軸線方向に移動して底面140bに達する。そして最終的には図17(c)に示したように凹部71の開口の縁が底面140b上に存するとともに、凹部71の側壁に、先端側傾斜面140cの縁が接触する。
図17(c)に示した姿勢により、さらに軸受部材140と凹部71との係合が安定したものとなる。
図17(c)に示した姿勢により、さらに軸受部材140と凹部71との係合が安定したものとなる。
図18は第三の形態を説明する図で、図8(a)と同じ視点による図である。第三の形態は窪み42の代わりに軸受部材240の回転力伝達面241に窪み242が適用された例であり、他の部位は上記の形態と同じなのでここでは窪み242の断面形状についてのみ説明する。
窪み242は、底部が曲面により構成された例である。従って、窪み242には、上記した窪み42、142のように、根元側傾斜面42a、142a、底面42b、142b、及び先端側傾斜面42c、142cの明確な境界は存在しないが、全体として上記と同様の機能をする面を有しており、上記と同様の効果を奏する。
窪み242は、底部が曲面により構成された例である。従って、窪み242には、上記した窪み42、142のように、根元側傾斜面42a、142a、底面42b、142b、及び先端側傾斜面42c、142cの明確な境界は存在しないが、全体として上記と同様の機能をする面を有しており、上記と同様の効果を奏する。
図19は第四の形態を説明する図で、図6と同じ視点による図である。第四の形態は、窪み42の代わりに軸受部材340の回転力伝達面341に窪み342が適用された例であり、他の部位は上記の形態と同じなので、ここでは窪み342についてのみ説明する。
ここまで説明した窪み42、142、242は、図6に示したように、その長手方向には断面形状を維持し、隣接する接続面43同士を渡すように延びていた。すなわち、窪み42、142、242は、軸受部材の外周の周方向に沿った方向である長手方向に対して直交する断面は、長手方向のどの部位でも同じ断面形状を有しており、例えば図7を参照すると、回転力伝達面41であれば、VIII−VIIIで示した線をどこにとっても窪み42の断面は同じ形状である。これに対して窪み342では、図19からわかるように、軸受部材340の外周の周方向に延びる方向(長手方向)に直交する断面おいて断面積が徐々に縮小して浅くなり、一方の接続面43側で最も深く、他方の接続面43に達する前に消滅する。すなわち、窪み342では、長手方向における底部の傾斜が回転力伝達面341に対して平行でなく、所定の傾斜を有している。
このような窪み342により、上記効果に加えて次のように作用する。図20に説明のための図を示した。
ここまで説明した窪み42、142、242は、図6に示したように、その長手方向には断面形状を維持し、隣接する接続面43同士を渡すように延びていた。すなわち、窪み42、142、242は、軸受部材の外周の周方向に沿った方向である長手方向に対して直交する断面は、長手方向のどの部位でも同じ断面形状を有しており、例えば図7を参照すると、回転力伝達面41であれば、VIII−VIIIで示した線をどこにとっても窪み42の断面は同じ形状である。これに対して窪み342では、図19からわかるように、軸受部材340の外周の周方向に延びる方向(長手方向)に直交する断面おいて断面積が徐々に縮小して浅くなり、一方の接続面43側で最も深く、他方の接続面43に達する前に消滅する。すなわち、窪み342では、長手方向における底部の傾斜が回転力伝達面341に対して平行でなく、所定の傾斜を有している。
このような窪み342により、上記効果に加えて次のように作用する。図20に説明のための図を示した。
図20は、図12に相当する図であり、軸受部材340が駆動軸70の凹部71内に挿入された姿勢で凹部71の開口部における軸受部材340と駆動軸70の凹部71との係合の状態を軸線方向からみた図である。軸受部材340では上記のように窪み342の底部は、窪み342の長手方向について回転力伝達伝達面341と平行でなく、これにより図20に示したように凹部71の開口部における縁(エッジ)に広い範囲で接触するように構成されている。すなわち軸受部材340の軸線方向に直交する断面のうち、窪み342の最深部を含む断面において、当該窪みの最深部342が形成する少なくとも3つの辺の全部が凹部71の縁に一致して重なるように窪み342が形成されている。
図12からわかるように、軸受部材40では窪み41の底面40bの一部のみが凹部71の縁に接触している。これに対して軸受部材340では窪み342が広い範囲に亘って凹部71に接触している。従って軸受部材340によれば、回転力を伝達する際に接触部を多く取ることができ、負荷の集中が緩和される。
図12からわかるように、軸受部材40では窪み41の底面40bの一部のみが凹部71の縁に接触している。これに対して軸受部材340では窪み342が広い範囲に亘って凹部71に接触している。従って軸受部材340によれば、回転力を伝達する際に接触部を多く取ることができ、負荷の集中が緩和される。
次に以上説明した画像形成装置1の操作、及び動作について説明する。
装置本体2へのプロセスカートリッジ3の装着は、図1に示したようにプロセスカートリッジ3を所定のガイドに沿って装置本体2に挿入する。このときには装置本体2の駆動軸70はプロセスカートリッジ3の移動の軌道上から退避した姿勢にある。
プロセスカートリッジ3を装置本体2の所定の位置に収めた後、装置本体2のフタを閉鎖する動作と連動して、又は他の動作により駆動軸70が図10に示したようにプロセスカートリッジ3へ向かって移動し、図11、図12に示したように駆動軸70の凹部71内に軸受部材40が挿入され、両者が同軸に係合する。これにより、装置本体2からの回転駆動力が軸受部材40、140、240、340、端部部材20及び感光体ドラム11に伝達され同期して軸線中心に回転することが可能となる。また、装置本体2からの回転駆動力は直接、又は他の部材を介してプロセスカートリッジ3に備えられる他の構成部材(例えば帯電手段4)にも伝達され、これらも回転可能となる。
装置本体2へのプロセスカートリッジ3の装着は、図1に示したようにプロセスカートリッジ3を所定のガイドに沿って装置本体2に挿入する。このときには装置本体2の駆動軸70はプロセスカートリッジ3の移動の軌道上から退避した姿勢にある。
プロセスカートリッジ3を装置本体2の所定の位置に収めた後、装置本体2のフタを閉鎖する動作と連動して、又は他の動作により駆動軸70が図10に示したようにプロセスカートリッジ3へ向かって移動し、図11、図12に示したように駆動軸70の凹部71内に軸受部材40が挿入され、両者が同軸に係合する。これにより、装置本体2からの回転駆動力が軸受部材40、140、240、340、端部部材20及び感光体ドラム11に伝達され同期して軸線中心に回転することが可能となる。また、装置本体2からの回転駆動力は直接、又は他の部材を介してプロセスカートリッジ3に備えられる他の構成部材(例えば帯電手段4)にも伝達され、これらも回転可能となる。
このようにプロセスカーリッジ3が装着され、感光体ドラム11等が回動可能となった姿勢で、画像形成装置を作動させる。記録媒体に所望の文字や図形を表す場合、装置本体2から回転駆動力が付加され、感光体ドラムユニット10が回転し、感光体ドラム11が帯電ローラ4により帯電される。
感光体ドラムユニット10が回転している状態で、不図示の各種光学部材を用いて画像情報に対応したレーザー光を感光体ドラム11に照射し、当該画像情報に基づいた静電潜像を得る。この潜像は現像ローラ5により現像される。
一方、紙等の記録媒体は、装置本体2の他の部位にセットされ、装置本体2に設けられた送り出しローラ、搬送ローラ等により転写位置に搬送され、図2の線IIに沿って移動する。転写位置には転写手段1aが配置されており、記録媒体の通過に伴い転写手段1aに電圧が印加されて感光体ドラム11から記録媒体に像が転写される。その後、記録媒体に熱及び圧力が加えられることにより当該像が記録媒体に定着する。そして排出ローラ等により装置本体2から像が形成された記録媒体が排出される。
また、感光体ドラム11では、次の画像に備え、クリーニングブレード7が感光体ドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去する。クリーニングブレード7により掻き取られた現像剤は公知のように排出される。
感光体ドラムユニット10が回転している状態で、不図示の各種光学部材を用いて画像情報に対応したレーザー光を感光体ドラム11に照射し、当該画像情報に基づいた静電潜像を得る。この潜像は現像ローラ5により現像される。
一方、紙等の記録媒体は、装置本体2の他の部位にセットされ、装置本体2に設けられた送り出しローラ、搬送ローラ等により転写位置に搬送され、図2の線IIに沿って移動する。転写位置には転写手段1aが配置されており、記録媒体の通過に伴い転写手段1aに電圧が印加されて感光体ドラム11から記録媒体に像が転写される。その後、記録媒体に熱及び圧力が加えられることにより当該像が記録媒体に定着する。そして排出ローラ等により装置本体2から像が形成された記録媒体が排出される。
また、感光体ドラム11では、次の画像に備え、クリーニングブレード7が感光体ドラム11の外周面に接触してその先端により転写後に残存した現像剤を除去する。クリーニングブレード7により掻き取られた現像剤は公知のように排出される。
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 プロセスカートリッジ
10 感光体ドラムユニット
11 感光体ドラム
20 フタ材
30 端部部材
31 本体部
32 筒状体
33 接触壁
34 嵌合部
35 歯車部
40、140、240、340 軸受部材
41、141、241、341 回転力伝達面
42、142、242、342 窪み
43 接続面
61 導電手段
70 駆動軸
71 凹部
2 画像形成装置本体
3 プロセスカートリッジ
10 感光体ドラムユニット
11 感光体ドラム
20 フタ材
30 端部部材
31 本体部
32 筒状体
33 接触壁
34 嵌合部
35 歯車部
40、140、240、340 軸受部材
41、141、241、341 回転力伝達面
42、142、242、342 窪み
43 接続面
61 導電手段
70 駆動軸
71 凹部
Claims (8)
- 断面形状が略三角形で軸線が延びる方向にはねじれた穴である凹部を有する駆動軸が備えられた画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着される感光体ドラムユニットの端部に配置される端部部材であって、
前記凹部に係合及び離脱可能な凸状の軸受部材が備えられ、
前記軸受部材の外周面の少なくとも一部には、前記凹部の開口の縁が係合するべき窪みが形成されている、端部部材。 - 前記軸受部材は、軸線方向に直交する断面が多角形であることを特徴とする請求項1に記載の端部部材。
- 前記多角形が6角形であることを特徴とする請求項2に記載の端部部材。
- 前記窪みは、前記軸受部材の根元側から先端側に向けて前記軸受部材の軸線に沿った方向に、第一の傾斜面、底面、及び第二の傾斜面を順に備えており、
前記軸受部材の軸線方向の長さをL(mm)、前記軸受部材の根元から前記窪みの該根元側の端部までの距離をL1(mm)、前記底面のうち軸受部材の軸線方向に沿った距離をL3(mm)、前記窪みの深さをd(mm)、前記第一の傾斜面が前記軸受部材の前記軸線に沿った方向に対して傾斜する角度をθ1(°)、前記第二の傾斜面が前記軸受部材の前記軸線に沿った方向に対して傾斜する角度をθ2(°)としたとき、式(1)乃至式(5)のうち少なくとも1つが成り立つ、請求項1乃至3のいずれかに記載の端部部材。
0.1≦L1/L≦0.85 (1)
0≦L3/L≦0.65 (2)
0.01≦d/L≦0.4 (3)
1°≦θ1≦90° (4)
1°≦θ2≦90° (5) - 前記窪みは前記軸受部材の外周の周方向に沿った方向に前記窪みの深さが浅くなる、請求項1乃至4のいずれかに記載の端部部材。
- 前記軸受部材の軸線に直交する断面のうち、前記窪みの最深部を含む断面において、該断面のうち少なくとも3つの辺の全部が、前記凹部の開口部に形成される縁の一部に一致するように重なる形状である請求項1乃至5のいずれかに記載の端部部材。
- 感光体ドラムと、
前記感光体ドラムの少なくとも一方の端部に配置された請求項1乃至6のいずれか一項に記載の端部部材と、を備える、感光体ドラムユニット。 - 請求項7に記載の感光体ドラムユニットと、
前記感光体ドラムユニットの前記感光体ドラムを帯電させる帯電ローラと、
前記感光体ドラムに静電潜像を現像する現像ローラと、
前記感光体ドラム、前記帯電ローラ、及び前記現像ローラを内包する筐体と、を備える、
プロセスカートリッジ。
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