JP3183113U - ロール製品用組み立て式コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール製品の吊り上げ高さが低くて済み狭い空間でもロール製品の収容及び取りだしが可能なロール製品用コンテナを提供する。
【解決手段】ロール製品700の支管710を支持する支管受け500を有する枠組み材400においては、製品搬出入側においては支柱を低くし、支管受け部材510の縁よりも高い部材は構成しない。従って、ロール製品700は、支管710の底部がこの支管受け部材510の縁の高さよりも高くなるだけ吊り上げれば収容あるいは取り出しが可能となり、従来のように、側板とほぼ等しい高さまで吊り上げる必要がない。
【選択図】図7
Description
図1は、そのロール製品用コンテナ1の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すように、ロール製品用コンテナ1は、パレット100、床板150、下金枠200、側板300、支管受け用枠組み材(以下、単に枠組み材と称する場合もある)400、支管受け500及び上蓋600を有する。
床板150は、例えばプラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)あるいは薄い金属板等の面部材により形成される。
下金枠200は、パレット100の短手方向の辺縁に沿って対向して立設される一対の第1の下金枠210と、第1の下金枠210の対向する側縁を各々接続するように第1の下金枠210に略垂直にパレット100の長手方向の辺縁に沿って対向して立設される一対の第2の下金枠220とを有する。
連結部230は、ロール製品用コンテナ1が組み立てられる時には、第1の側板310及び第2の側板320が各々上述したように第1の下金枠210及び第2の下金枠220の段部211,221上に載置された状態となるように、第1の側板310及び第2の側板320の両方あるいはいずれか一方の下部両側を保持する。
ロール製品用コンテナ1においては、このような構成により4枚の側板300(各2枚の第1の側板310及び第2の側板320)が下部両端及び上部両端で順次相互に確実に連結される。その結果、パレット100上にロール製品700を収容する収容空間を有する組み立て状態のロール製品用コンテナ1であって、高い剛性を有するロール製品用コンテナ1が形成される。
後述するように、枠組み材400においては、上枠411の上部の製品搬出入側支管受け支持枠421と奥側支管受け支持枠424との間に支管受け500が設置され、収容するロール製品700の支管710の最下部を支管受け500を介して上枠411上に支持する。従って、収容対象のロール製品700の外径(最大径)に基づいて、上枠411の設置高さ、換言すれば上枠411の一方の側枠413及び他方の側枠414への連結位置、及び、中間支柱415の長さが規定される。
他方の側枠414は、上枠411との連結位置からさらに上部に、側板300の上縁とほぼ等しい高さにまで延伸した構成である。他方の側枠414は、中間部において上枠411と連結されるとともに、上枠411との連結箇所と上端との間において奥側支管受け支持枠424のロックレバー設置枠425の一方の端部と連結されている。
支管受け設置枠423は、上枠411に対して略垂直に設置された部材であって、支管受け500の一方の側部を支持する。支管受け設置枠423の高さは支管受け500の高さに略等しい。
傾斜枠422は、支管受け設置枠423を所定位置に垂直に維持するための枠材であり、支管受け設置枠423の上端部と一方の側枠413の上端部とを連結する。従って傾斜枠422は、図示のごとく製品搬出入側方向に下方向に傾斜した姿勢に設置されている。
支管受け設置枠426は、上枠411に対して略垂直に設置された部材であって、支管受け500の他方の側部を支持する。支管受け設置枠426は、製品搬出入側支管受け支持枠421の支管受け設置枠423と平行に、その支管受け設置枠423と支管受け500の幅に等しい間隔を離して設置され、製品搬出入側支管受け支持枠421の支管受け設置枠423とともに支管受け500を両側から挟持する。支管受け設置枠426の高さは支管受け500の高さに略等しい。
支管受け部材510は、ロール製品700の端部の支管710を受ける部材であり、上方に開口を有するU字形状の部材であって、出入側支管受け支持枠421の支管受け設置枠423と奥側支管受け支持枠424の支管受け設置枠426との間に設置される。
上蓋600は、ロール製品用コンテナ1が組み立てられた状態においては、4枚の側板300の上縁に係合し、ロール製品用コンテナ1の内部収容空間の上部開口を閉塞する。また、上蓋600は、ロール製品用コンテナ1が折り畳まれた状態においては、下金枠200の4隅に支柱形態で構成されている連結部230に係合し、パレット100上に水平に積層載置された4枚の側板300及び2枚の枠組み材400の上部を閉塞する。
まず、ロール製品用コンテナ1にロール製品700を収容する方法について説明する。
ロール製品用コンテナ1を使用する場合には、まずロール製品用コンテナ1を組み立てる。ロール製品用コンテナ1を組み立てる際には、まず、一方の第2の側板321を回動してパレット100上に立設状態とし、立設された一方の第2の側板321の側縁の溝に対向する第1の側板310を差し込み、対向して立設された第1の側板310の対向する側縁の対向する溝に他方の第2の側板322を差し込み、隣接する側板の上部を係止手段330で結合することによりロール製品用コンテナ1上に側板300を立設する。なお、ロール製品700を搬出入する側の他方の第2の側板322については、ロール製品700を収容した後に設置するものとしてこの段階では設置しないのが好ましい。
対向して配置されている支管受け500の支管押え520を回動し、支管受け部材510の上部を開放状態とする。そして、例えばクレーン等によりロール製品700を吊り上げ、ロール製品用コンテナ1のパレット100の上部に移動させ、ロール製品700の支管710が支管受け部材510に挿入されるようにロール製品700を下方に降ろす。
その状態を図7に示す。なお、図7においては、理解を容易にするために一方の第1の側板310については図示省略する。
ロール製品700を取り出すには、ロール製品用コンテナ1の上蓋600を開け、製品搬出入側の他方の第2の側板322を抜き取り外す。
そして、支管受け500のロックレバー530を操作して支管押え520の係止状態を解除し、支管押え520を回動して傾斜枠422上に移動させ、支管受け部材510の上部を開放する。
ロール製品700の支管710の下部が、支管受け500の支管受け部材510の縁、製品搬出入側支管受け支持枠421の上部より高くなったら、そのままロール製品700を製品搬出入面側に水平移動させ、ロール製品用コンテナ1の上部から移動させ、その後所望の場所に搬送する。
これによりロール製品700の取り出しは終了である。
これに対して本願考案のロール製品用コンテナ1においては、枠組み材400の製品搬出入側の構造である製品搬出入側支管受け支持枠421は、支管受け部材510の製品搬出入側の縁の高さと略同じであり、枠組み材400の一方の側枠413の高さはそれよりも低く枠組み材400の上枠411の高さと略同じである。従って、図9(A)に示すように、従来と比して著しく少ない吊り上げ量でロール製品700の収容及び取り出しが可能となる。
100…パレット
110…リフト用開口
130…係合受部(凹部)
150…床板
200…下金枠
210…第1の下金枠
220…第2の下金枠
211,221…段部
212,222…上部枠
213,223…下部枠
230…連結部
240…溝部
300…側板
310…第1の側板
320…第2の側板
321…一方の第2の側板
322…他方の第2の側板
330…係止手段
400…枠組み材(支管受け用枠組み材)
411…上枠
412…下枠
413…一方の側枠
414…他方の側枠
415…中間支柱
421…製品搬出入側支管受け支持枠
422…傾斜枠
423…支管受け設置枠
424…奥側支管受け支持枠
425…ロックレバー設置枠
426…支管受け設置枠
430…スペーサ
500…支管受け
510…支管受け部材
511…螺子
512…緩衝ゴム
520…支管押え
530…ロックレバー
540…支管ストッパー
600…上蓋
630…係合部(凸部)
700…ロール製品
710…支管
Claims (3)
- パレットと、
前記パレット上に対向して立設される一対の第1の側板と、
前記第1の側板に略垂直に前記パレット上に対向して立設され、前記一対の第1の側板の対向する側辺を各々連結する一対の第2の側板と、
前記第1の側板及び前記第2の側板の上辺に沿って当該上辺に支持されて設置され、前記第1の側板及び前記第2の側板で囲まれる前記パレット上の収容空間の上部開口を閉塞する上蓋と、
前記パレット上に対向して立設される一対の枠組み材であって、前記第1の側板と平行に、当該一対の第1の側板の内側に立設される一対の枠組み材と、
前記一対の枠組み材の対向する位置に各々設置され、前記収容空間に収容されるロール製品の支管を受ける一対の支管受けとを有し、
前記一対の枠組み材は、前記第1の側板と平行な方向における、ロール製品を収容した場合に当該ロール製品の支管の中心が配置される位置から一方の側端部までの間における高さが、ロール製品を収容した場合に当該ロール製品の支管の最下端となる高さよりも高く、前記第2の側板の高さよりも低い範囲に形成されていることを特徴とするロール製品用組み立て式コンテナ。 - 前記パレットの上部周縁に設置され、前記第1の側板が立設される位置に沿って設置される2つの第1の枠部、及び、前記第2の側板が立設される位置に沿って設置される2つの第2の枠部を有する下金枠をさらに有し、
前記第1の側板及び前記第2の側板は前記下金枠に沿って前記パレット上に立設され、
前記下金枠の、前記2つの第2の枠部の各両端部の内側の対向する位置に、各々、前記枠組み材の下側部が落とし込まれる溝部であって、当該落とし込まれた前記枠組み材の下側部を保持し当該枠組み材を前記パレット上に立設された状態に維持する溝部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール製品用組み立て式コンテナ。 - 前記下金枠の前記第1の枠部及び前記第2の枠部は、各々、所定の高さの位置に、前記第1の側板及び前記第2の側板が載置され前記立設される段部を有し、
前記枠組み材は、当該枠組み材の高さが前記範囲に形成されている側の前記一方の側端部に、スペーサ部であって、当該枠組み材を前記下金枠の前記溝部に落とし込んで当該枠組み材を前記パレット上に立設した状態において前記下金枠の前記段部と同じ高さとなるスペーサ部を有し、
前記一対の枠組み材の前記一方の側端部が配置された側の前記第2の枠部においては、当該第2の枠部の前記段部及び前記枠組み材の前記スペーサ部の上部に前記第2の側板が載置されて前記立設されることを特徴とする請求項2に記載のロール製品用組み立て式コンテナ。
Priority Applications (1)
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JP2013000738U JP3183113U (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | ロール製品用組み立て式コンテナ |
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JP3183113U true JP3183113U (ja) | 2013-04-25 |
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Family Applications (1)
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JP2013000738U Expired - Fee Related JP3183113U (ja) | 2013-02-13 | 2013-02-13 | ロール製品用組み立て式コンテナ |
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JP (1) | JP3183113U (ja) |
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2013
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