JP3197880U - ロール製品用コンテナ - Google Patents

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孝幸 三牧
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Abstract

【課題】支管が紙製のロール製品を安全かつ容易・迅速に収容・搬送等するロール製品用コンテナを提供する。【解決手段】ロール製品用コンテナ1は金属製の支管本体の両端部にストッパーリングが設置されたロール製品収容用支管を装備する。支管が紙製のロール製品には、支管に収容用支管を挿入し、両端部をロール製品の両側面から突出させ、その収容用支管の両端部のロール製品の側面とストッパーリングとの間の支管本体を差込側板450に形成された支管保持孔461〜464で保持して搬送等を行う。ストッパーリングによりロール製品収容用支管が軸方向に移動しないので、ロール製品は適切にロール製品用コンテナ1に収容され保持される。【選択図】図1

Description

本考案は、ロール製品を収容し保管や輸送等をするために用いられるロール製品用コンテナに関し、特に、紙製の支管(紙管)にフィルム状の製品が巻かれたロール製品の収容、保管及び輸送等を容易かつ安全行うことのできる組み立て式のロール製品用コンテナに関する。
ロール製品をパレット上に形成した内部収容空間に収容、保持し、保管あるいは輸送等を行うロール製品用コンテナとしては、ロール製品の両端に突出している支管端部をパレット上に対向設置されている支管受けにより支持する形態のロール製品用コンテナが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。これらのロール製品用コンテナにおいては、ロール製品を収容しないときには折り畳んで容積を小さくしておくことがコンテナを効率よく保管、回送等するために有効であり、特許文献1に記載のロール製品用コンテナも、そのような組み立て式のロール製品用コンテナである。
ところで、特許文献1に開示されているコンテナを含め通常のロール製品用コンテナにより取り扱われるロール製品は、金属製あるいはFRP(繊維強化プラスチック)製の支管にフィルム状の製品が巻かれたロール製品である。一方で、ロール製品の中には、紙製の支管(紙管)に製品が巻かれた形態のものもある。紙管は、金属製の支管(金属管)やFRP製の支管(FRP管)と比較して非常に安価であるため、ロール製品のコストあるいはロール製品を使用した製品のコストを低減するためにロール製品の支管はなるべく紙管で構成したいという要望がある。
しかし、紙製の支管は強度的には脆弱であるため、紙管によりロール製品を支持することは困難な場合が多く、特許文献1のように支管端部を支持することによりロール製品をパレット上に宙吊り状態に収容保持するという通常の形態のロール製品用コンテナを使用することが困難な場合も多い。また、支管が紙製のロール製品は、支管の幅がロール製品の幅と同じで、支管の端部がロール製品の両側に突出していない(飛び出していない)形態のものが多い。そのため、強度の点を別にしても、ロール製品の両側でこれを支持して移動あるいは保持等をすることができない。
その結果、紙管を支管とするロール製品は、例えば パレット上に載置して搬送等を行わざるを得ず、製品に損傷が生じる危険性があった。また、その取扱いが非常に面倒で、輸送効率、作業効率等に悪影響を与えるとともにコストが高くなるという課題も生じていた。
特開2010−173715号公報
本考案の目的は、紙製の支管を有するロール製品であって、支管の幅とロール製品の幅が略等しく支管の端部がロール製品の側面から突出していないような形態のロール製品においても、これを安全、確実に収容し保持することができるロール製品用コンテナであって、ロール製品の収容作業や取り出し作業も、容易に、迅速に、効率よく行えるロール製品用コンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案のロール製品用コンテナは、支管本体の両端部に環状凸部が形成され、収容対象のロール製品の支管を軸方向に貫通し当該ロール製品の軸方向の両側面から各々所定の長さ突出するように当該ロール製品に装着可能なロール製品収容用支管と、パレットと、前記パレット上に折り畳み可能かつ対向して立設可能に設置される一対の固定側板と、対向して立設された前記一対の固定側板を連結するように当該固定側板間に対向して立設される一対の差込側板であって、前記差込側板の各々は、上下方向に複数の分割差込側板に分割されており、前記分割差込側板の各々は、対向して立設された前記固定側板間を上下にスライド移動自在に当該固定側板間に装着されており、前記複数の分割差込側板の境界部分に、前記ロール製品収容用支管の前記支管本体を挟持可能で前記環状凸部が通過不能な支管保持孔が形成されている側板であり、ロール製品の支管を貫通した前記ロール製品収容用支管の両端部を、前記ロール製品の軸方向の側面と前記環状凸部の間の前記支管本体を前記支管保持孔により保持する前記一対の差込側板と、前記一対の固定側板及び前記一対の差込側板により形成される収容空間の上部開口を閉塞する上蓋とを有することを特徴とする。
好ましくは、前記ロール製品収容用支管は、支管本体の両端部に、リング状部材が溶接により設置され前記環状凸部に形成されている。
また好ましくは、前記差込側板の上下の中央部の両側辺部には、隣接する前記固定側板の側縁部に当該固定側板の外側から係合し当該固定側板の外側への拡がりを防止する中間止め金具が設置されている。
また好ましくは、前記差込側板の上部の両側辺部には、隣接する前記固定側板の上角部に係合し当該差込側板と前記固定側板の上角部を連結する側板止め金具が設置されている。
また好ましくは、前記複数の分割差込側板の境界部分には、下側の前記分割差込側板の上縁に前記支管保持孔の下側部分が形成され、上側の前記分割差込側板の下縁に前記支管保持孔の上側部分が形成され、上下の前記分割差込側板が接して配置されることにより前記分割差込側板の境界部分に前記支管保持孔が形成される。
また好ましくは、前記支管保持孔の内周面には緩衝材が設置されている。
また好ましいロール製品用コンテナの具体例としては、前記各差込側板は、上下方向に3枚の前記分割差込側板に分割されており、前記3つの分割差込側板の各境界部分に、前記支管保持孔が2個形成されており、これにより計4本のロール製品を収容可能なものである。
本考案によれば、紙製の支管を有するロール製品であって、支管の幅とロール製品の幅が略等しく支管の端部がロール製品の側面から突出していないような形態のロール製品においても、これを安全、確実に収容し保持することができるロール製品用コンテナであって、ロール製品の収容作業や取り出し作業も、容易に、迅速に、効率よく行えるロール製品用コンテナを提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態のロール製品用コンテナの構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示したロール製品用コンテナの下金枠の構成を示す模式的な斜視図である。 図3は、図1に示したロール製品用コンテナにおいて収容用支管の端部が支管保持孔に保持されている状態を示す模式的な斜視図である。 図4は、図1に示したロール製品用コンテナにおいて収容用支管の端部が支管保持孔に保持されている状態を示す模式的な断面図である。 図5は、図1に示したロール製品用コンテナに4本のロール製品が収容されている状態を示す側面図である。
本考案のロール製品用コンテナの一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
本実施形態のロール製品用コンテナは、フィルム状の製品が支管に巻き取られているロール製品を複数本(本実施形態では4本)収容することのできるコンテナであって、特に、支管が紙製で、支管の長さがロール製品の製品幅と同じで支管の両端部がロール製品の両端部から突出していない形態のロール製品を、収容、保持することのできるコンテナである。
本実施形態のロール製品用コンテナは、コンテナに装備されているロール製品収容用の支管(以下、単に収容用支管と称する場合もある)をロール製品の支管(以下、製品支管と称する)の中に通し貫通させ、両端部をロール製品の両端から突出させ、その突出した収容用支管の端部を両側で支持することによりロール製品をパレット上に保持するものである。
以下、そのロール製品用コンテナの構成について説明する。
図1に示すように、ロール製品用コンテナ1は、パレット100、下金枠200、底板300、側板400、ロール製品収容用支管500及び上蓋600を有する。
パレット100は、所定の高さを有し平面形状が矩形の基台である。パレット100の四側面には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリフト用孔110が形成されている。本実施形態においてパレット100は樹脂製であるが、ステンレスやアルミニウム等の金属製のパレットであってもよい。
下金枠200は、パレット100の上面に側板400を設置するための部材であり、パレット100の上面の辺縁に沿って設置される金属製の枠部材である。下金枠200は、パレット100の一方の対向する辺縁に沿って設置される第1の連結枠210、パレット100の他方の対向する辺縁に沿って設置される第2の連結枠220、及び、パレット100の角部において第1の連結枠210と第2の連結枠220とを接続するように設置される4個のコーナー金具230を有する。
第1及び第2の連結枠210,220は、パレット100の上面に略垂直に立設される所定の高さの板状部材である。第1及び第2の連結枠210,220には、図2に示すように、上下方向の略中央部に側板400が載置される段差面211,221が形成されている。すなわち、第1及び第2の連結枠210,220は、段差面211,221を境に上部が下部よりも外側に配置されるように形成されており、段差面211,221に載置された側板400の下部に、第1及び第2の連結枠210,220の上部が外側から接するように構成されている。
コーナー金具230は、第1の連結枠210と第2の連結枠220とを接続するとともに、固定側板410と係合し固定側板410をパレット100に回動可能に連結する部材である。また、コーナー金具230は、ロール製品用コンテナ1が折り畳まれた時に、上蓋600が被せられる支柱となる部材である。
コーナー金具230は、図2に示すように、第1の連結枠210と平行で第1の連結枠210に接続される第1の面231と、第2の連結枠220と平行で第2の連結枠220に接続される第2の面232と、第1の面231と第1の連結枠210の下部との間に設置される裏当て補強カバー235と、第2の面232と第2の連結枠220の下部との間に設置される裏当て補強カバー236とを有する。前述したように第1及び第2の連結枠210,220は、各々、段差面211,221の上部が下部よりも外側に配置されており、コーナー金具230の第1及び第2の面231,232は各々第1及び第2の連結枠210,220のこの上部と接続される。そして、第1及び第2の連結枠210,220の段差面211,221の下部とコーナー金具230の第1及び第2の面231,232との間が、各々、第1及び第2の面231,232に垂直に各々第1及び第2の連結枠210,220側に設置される裏当て補強カバー235,236より閉塞され補強されている。
また、コーナー金具230は、第2の面232に形成され内側方向(パレット100の上面方向)に開口した係合ピン通過溝233と、第2の面232の角部側(第1の面231と接続されている側部側)の面とこれに隣接する係合ピン通過溝233の側面とに連続して開口する断面L字形状の係合ピン係合孔234とを有する。第1の面231と第2の面232とは垂直に接続され、下金枠200の角部を形成する。係合ピン通過溝233は、第1の連結枠210を挟んで第1の連結枠210の両側に配置される一対のコーナー金具230において、係合ピン通過溝233同士が対向するように配置される。
係合ピン通過溝233は、固定側板410を下金枠200に設置する場合、あるいは、固定側板410を下金枠200から離脱させる場合に、固定側板410の側面下部両側に外方向に突出するように設置された係合ピン414が通過する溝である。また、係合ピン係合孔234は、固定側板410を下金枠200に設置した場合に、係合ピン414を回動可能かつ係合ピン通過溝233方向以外には移動不能に保持する開口である。
固定側板410を下金枠200に設置する場合は、まず、固定側板410の両側の係合ピン414を対向するコーナー金具230の係合ピン通過溝233に上部より嵌入し、徐々に下方に移動させる。係合ピン414が係合ピン係合孔234の位置まできたら、固定側板410の下部をパレット100の外側方向(固定側板410の下部を第1の連結枠210の上部に押し付ける方向)に水平移動する。その結果、固定側板410の係合ピン414は、係合ピン係合孔234の係合ピン通過溝233の側面に形成された開口から係合ピン通過溝233の外側で、係合ピン係合孔234の第2の面232に形成された開口の中に移動され、係合ピン414は、回動可能で、係合ピン通過溝233方向以外には移動不能に、その係合ピン係合孔234の第2の面232側の開口に保持された状態となる。
なお、その後、対向して設置された固定側板410の間に差込側板450を設置することにより、固定側板410はロール製品用コンテナ1の内側方向に移動不能となり、固定側板410の係合ピン414は係合ピン通過溝233の方向にも移動不能となる。その結果、係合ピン414は、係合ピン係合孔234の第2の面232側の開口において、回動可能で、いずれの方向へも移動不能に保持された状態となる。
下金枠200において、これら第1の連結枠210、第2の連結枠220及びコーナー金具230は、ほぼ同じ高さに形成される。ロール製品用コンテナ1を折り畳む場合、4枚の側板400はパレット100上に水平に積層され、その上部を上蓋600で被覆した状態とされる。このとき上蓋600は、コーナー金具230に四隅を支持される状態で設置され、第1の連結枠210及びコーナー金具230はその側面を閉塞する壁となる。したがって、これら第1の連結枠210、第2の連結枠220及びコーナー金具230は、その内部に4枚の側板400を収容可能な略同じ高さに形成される。
また、第1の連結枠210の外面中央部の上部には、図1に示すように、ゴムバンド受け金具215が設置される。ゴムバンド受け金具215は、上述のようにロール製品用コンテナ1が折り畳まれた場合に、上蓋600が容易に開かないように上蓋600に設置されたゴムバンド615が係止される部材である。
底板300は、図1に示すように、ロール製品用コンテナ1の内部収容空間の下面を規定する板部材であり、下金枠200によりその位置が規定されて、パレット100の上面に載置される。床板300の材質は、本実施形態においてはプラスチック段ボール板であるが、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、薄い金属板、合板、繊維板等でもよい。
側板400は、下金枠200に沿ってパレット100の上面に立設され、ロール製品用コンテナ1の内部収容空間の側面を規定する板部材である。側板400は、一対の固定側板410及び一対の差込側板450を有する。一対の固定側板410は、第1の連結枠210に沿ってパレット100上に対向して立設される。また、一対の差込側板450は、一対の固定側板410の対向する各側辺部を連結するように、固定側板410と垂直に、固定側板410の間に対向して立設される。また、差込側板450は、ロール製品のロール製品収容用支管500の端部を保持する保持部としての構成でもある。差込側板450は、各々、上下方向に3分割されており、その境界部分において上下よりロール製品収容用支管500の端部を挟んでこれを保持する構成となっている。
固定側板410及び差込側板450の第1〜第3の分割差込側板451〜453の各々は、面部材の周囲に、金属製の枠材が補強枠として装着された構成である。面部材の材質は特に限定されないが、例えば床板300と同様のプラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、薄い金属板、合板、繊維板等が用いられる。また枠部材は、例えば鋼材等の金属で構成される。
各固定側板410の側面下部両側には、図2を参照して前述したように、外方向に突出する係合ピン414が設置されている。この係合ピン414が前述したようにコーナー金具230の係合ピン係合孔234に係合されることにより、固定側板410は、その下縁が下金枠200の第1の連結枠210の段差面211上に載置され、その下縁を回動中心として回動可能に、下金枠200に対して設置される。
固定側板410の両側に縦方向に設置される補強枠の内側の面には、図示しないが、差込側板450を設置するための差込側板設置用溝が形成されている。第1〜第3の分割差込側板451〜453は、各々、両側縁部を、対向して形成された差込側板設置用溝に嵌合させ、差込側板設置用溝内をスライド移動させ上部から下方に落とし込むことにより、対向する固定側板410の対向する側縁部を接続するように固定側板410の間に設置される。
また、固定側板410の外面中央部の上部には、図1に示すように、ゴムバンド受け金具412が設置される。ゴムバンド受け金具412は、ロール製品用コンテナ1が組み立てられた状態で上蓋600が装着された場合に、上蓋600が容易に開かないように、上蓋600に設置されたゴムバンド615が係止される部材である。
差込側板450は、第1〜第3の分割差込側板451〜453は、図1に示すように、第1の分割差込側板451、第2の分割差込側板452及び第3の分割差込側板453の順に固定側板410の間に設置される。
第1の分割差込側板451は、差込側板450の最も下に配置される側板である。第1の分割差込側板451の下縁は、下金枠200の第2の連結枠220の段差面221(図2参照)上に載置される。
第2の分割差込側板452は、第1の分割差込側板451の上に配置される。第2の分割差込側板452の外面の上下方向の中央部の両側辺部には、各々、中間止め金具455が設置されている。中間止め金具455は、先端がL字形状のカギ部に形成されたスピンドルを、第2の分割差込側板452の外面に平行に、第2の分割差込側板452の側縁より外側に突出させることができ、また、その状態でスピンドルを回転させることにより、先端のカギ部を隣接する固定側板410の側縁部の外面に係合させることができ、さらに、その姿勢で安定的に維持できるように形成されたいわゆるラッチ金具である。中間止め金具455をこのように隣接する固定側板410に係合させることにより、固定側板410の側縁部は外側から押さえられることとなり、固定側板410の中間部の外側への拡がりを防止することができる。
第3の分割差込側板453は、最上部に配置される差込側板である。第3の分割差込側板453の外面の両側上部には、各々、隣接する固定側板410の上角部に係合させることにより差込側板450(第3の分割差込側板453)の上角部と固定側板410の上角部とを連結する側板止め金具456が設置されている。
第1〜第3の分割差込側板451〜453を有する差込側板450には、図1に示すように、各分割差込側板451〜453の境界部分に、4本のロール製品収容用支管500の端部を保持する4つの支管保持孔461〜464が形成されている。すなわち、第1の分割差込側板451と第2の分割差込側板452との境界部分に第1の支管保持孔461及び第2の支管保持孔462が形成され、第2の分割差込側板452と第3の分割差込側板453との境界部分に第3の支管保持孔463及び第4の支管保持孔464が形成されている。
換言すれば、第1の分割差込側板451には、上縁に、第1の支管保持孔461と第2の支管保持孔462の下半分を形成する半円状の凹部が形成されており、第2の分割差込側板452には、下縁に、第1の支管保持孔461と第2の支管保持孔462の上半分を形成する半円状の凹部が形成されており、上縁には、第3の支管保持孔463と第4の支管保持孔464の下半部を形成する半円状の凹部が形成されており、第3の分割差込側板453には、下縁に、第3の支管保持孔463と第4の支管保持孔464の上半分を形成する半円状の凹部が形成されていることとなる。
対向配置される一対の差込側板450において、各々このような第1〜第4の支管保持孔461〜464が形成されることにより、後述するように、ロール製品の支管に装着された収容用支管500のの両端部を、対向配置される各第1〜第4の支管保持孔461〜464で保持することが可能となる。
第1〜第4の支管保持孔461〜464の各々の内周部には、図4に示すように、ロール製品用コンテナ1の移動時あるいは搬送時の衝撃や振動を吸収するための緩衝材470が装着されている。本実施形態において、緩衝材470は、ゴム部材である。また、各支管保持孔461〜464の内径は、収容用支管500の支管本体の外径とほぼ同じ径である。
このような構成の第1〜第4の支管保持孔461〜464は、図5に示すように、4本のロール製品をロール製品用コンテナ1に収容した場合に各ロール製品が相互に干渉しないような適切な配置で設置される。換言すれば、第1〜第3の分割差込側板451〜453の各高さ、第1〜第3の分割差込側板451〜453の各々における半円状の凹部の間隔や配置は、そのような適切な配置に第1〜第4の支管保持孔461〜464が形成されるように決定される。
ロール製品収容用支管(収容用支管)500は、例えば製品支管が紙製で、製品支管の幅がロール製品の幅と同じで製品支管の端部がロール製品の側面から突出していないロール製品を、対向配置されたロール製品用コンテナ1の支管保持孔461〜464の間に保持し、これによりロール製品をロール製品用コンテナ1に収容保持するための部材である。前述したように、ロール製品用コンテナ1は4本のロール製品を収容保持可能な構成であり、1のロール製品用コンテナ1には収容用支管500も4本が装備されている。
各収容用支管500は、図3及び図4に示すように、支管本体510及びストッパーリング(環状凸部、リング状部材)520を有する。支管本体510は、金属製筒状部材であり、本実施形態においてはステンレス鋼(SUS)である。ただし、支管本体510はステンレス鋼以外の任意の金属材料で形成してもよいし、必要な強度を満足するものであればその他任意の部材で構成してよい。ストッパーリング520は、支管本体510の両端部に溶接等により固定された環状部材である。ストッパーリング520は、本実施形態においては金属製であるが、容易に変形しない材料であれば任意の材料でよい。
収容用支管500の外径及び長さは、ロール製品用コンテナ1が収容対象とするロール製品に対応した径及び長さである。具体的には、図4に示すように、収容用支管500のストッパーリング520の箇所の外径(d4)は、そのストッパーリング520の部分がロール製品の製品支管の内部を通過できるように、その製品支管の内径(d3)よりも若干小さい径とされる。一方で、収容用支管500のストッパーリング520の箇所の外径(d4)は、そのストッパーリング520の部分が支管保持孔461〜464を通過できないように、その支管保持孔461〜464の内径(d1)よりも大きい径である。また、収容用支管500の支管本体510の外径(d2)は、収容用支管500が支管保持孔461〜464に移動不能に堅持されるように、支管保持孔461〜464の内径(d1)とほぼ等しい径である。
また、収容用支管500の長さは、対向配置された支管保持孔461〜464に収容用支管500を設置した場合に、両側のストッパーリング520が支管保持孔461〜464のすぐ外側に配置される長さである。一方でその収容用支管500の長さは、収容用支管500をロール製品の製品支管を貫通させ両端部をロール製品の両側面から突出させた場合に、その突出部分の長さが、ロール製品の側端面とストッパーリング520の内側との間に支管保持孔461〜464を介在させることができる長さ以上となるような長さである。
収容用支管500を対向する支管保持孔461〜464に設置する場合、図3及び図4に示すように、ストッパーリング520が支管保持孔461〜464の外側となる状態で収容用支管500を配置する。このように収容用支管500の両端部が支管保持孔461〜464に挟持されると、収容用支管500は軸方向に移動不能となる。また支管保持孔461〜464には、支管保持孔461〜464の内径とほぼ同じ外径の支管本体510が緩衝材470を介在させて挟持されることとなるので、収容用支管500は径方向においても支管保持孔461〜464に堅持された状態となる。
上蓋600は、パレット100上に立設された側板400により形成されるロール製品用コンテナ1の内部収容空間の上部開口を閉塞する部材である。上蓋600も、底板300及び側板400同様に、例えばプラスチック段ボール、薄い金属板、合板、繊維板等により構成される。
上蓋600の一方向側の側面であって、ロール製品用コンテナ1が組み立てられたときには固定側板410の上部に配置され、ロール製品用コンテナ1が折り畳まれたときには第1の連結枠210の上部に配置されることとなる側面には、ゴムバンド615が設置されている。ゴムバンド615は、ロール製品用コンテナ1が組み立てられたときには固定側板410の外面中央上部に設置されたゴムバンド受け金具412に、また、ロール製品用コンテナ1が折り畳まれたときには第1の連結枠210の外面中央上部に設置されたゴムバンド受け金具215に各々係止され、いずれの場合も上蓋600が容易に開かないようにされる。
以上、ロール製品用コンテナ1の各部の説明である。
なお、本実施形態のロール製品用コンテナ1においては、コンテナを折り畳んだときに使用しない4本の収容用支管500は、折り畳んだロール製品用コンテナ1には収容されず、別途搬送されて回送等されるものである。たとえば多数のロール製品用コンテナ1の各4本の収容用支管500をまとめて1のコンテナ等(そのコンテナは折り畳まない)により回送するようにすれば、多数のロール製品用コンテナ1を折り畳んで容積を小さくして回送等することの効果は十分に有効であり、収容用支管500用に1のコンテナを組み立てたまま使用したとしても、実用上は問題とならない。
次に、このような構成のロール製品用コンテナ1の使用形態について説明する。
ロール製品用コンテナ1を使用してロール製品を搬送又は保管する場合、まずは収容用支管500をロール製品の製品支管に挿入し、その両端部をロール製品の側面から突出させ、ロール製品をその収容用支管500の両端部を支持することにより保持及び移動可能な状態とする。
ロール製品用コンテナ1の本体については、パレット100上に折り畳まれている一対の差込側板450(すなわち、各2枚の第1〜第3の分割差込側板451〜453)を取り出し、パレット100上に傾倒されている一対の固定側板410を引き起こし、引き起こした一対の固定側板410の各両側辺の間の対向する差込側板設置用溝に、各々、一番下の第1の分割差込側板451を嵌入し、最下部までスライド移動させる。これにより、一対の固定側板410は立設された状態に維持され、また、ロール製品用コンテナ1は、下段の第1及び第2の支管保持孔461、462の下側の半円状の凹部にロール製品にセットされたロール製品収容用支管500の端部を載置可能な状態となる。
ロール製品用コンテナ1にロール製品を収容するには、まず、ロール製品用コンテナ1の下段に収容される2本のロール製品の収容を行う。まず、1本目のロール製品について、ロール製品の両側面から突出している収容用支管500の筒中に別物の吊り上げ用支管550を挿入し、収容用支管500より外側に突出した吊り上げ用支管550の突出部の両端部にスリングベルト551等をかけ(図3参照)、ロール製品を宙吊り状態としてパレット100の上方より徐々に下し、収容用支管500の両端部を第1の分割差込側板451の上縁に形成されている第1の支管保持孔461の下側の半円状の凹部に載置する。このとき、ロール製品の両側において、収容用支管500のストッパーリング520が第1の分割差込側板451の外側となるように配置する。
2本目のロール製品についても同様の方法により宙吊り状態としてパレット100の上方より徐々に下し、収容用支管500の両端部を第1の分割差込側板451の上縁に形成されている第2の支管保持孔462の下側の半円状の凹部に載置する。
2本のロール製品のロール製品収容用支管500の両端部を第1及び第2の支管保持孔461,462の各下側の半円状の凹部に載置したら、2番目の第2の分割差込側板452を第1の分割差込側板451の上側に設置する。すなわち、固定側板410の各両側辺の間の対向する差込側板設置用溝に、各々、2番目の第2の分割差込側板452を嵌入し、下方向にスライド移動させる。その結果、第2の分割差込側板452の下縁に形成されている第1及び第2の支管保持孔461,462の各上側の半円状の凹部が、第1の分割差込側板451の上縁に形成されている第1及び第2の支管保持孔461,462の各下側の半円状の凹部と接続されて、内周側に収容用支管500の支管本体510を挟持した円形状の第1及び第2の支管保持孔461,462が形成される。第2の分割差込側板452を設置したら、中間止め金具455を固定側板410の側縁部に外側から係合させる。これにより、固定側板410の中間部の外側への拡がりが防止される。
次に、下段の2本のロール製品の収容が終了したら、上段の2本のロール製品の収容を行う。この場合も前述したのと同様に、3本目及び4本目のロール製品を順次宙吊り状態とし、パレット100の上方より徐々に下し、収容用支管500の両端部を第2の分割差込側板452の上縁に形成されている第3及び第4の支管保持孔463,464の下側の半円状の凹部に順次載置する。
3本目及び4本目の2本のロール製品を第3及び第4の支管保持孔463,464の各下側の半円状の凹部に載置したら、第3の分割差込側板453を第2の分割差込側板452の上側に設置する。すなわち、固定側板410の各両側辺の間の対向する差込側板設置用溝に、各々、第3の分割差込側板453を嵌入する。その結果、第3の分割差込側板453の下縁に形成されている第3及び第4の支管保持孔463,464の各上側の半円状の凹部が、第2の分割差込側板452の上縁に形成されている第3及び第4の支管保持孔463,464の各下側の半円状の凹部と接続されて、内周側に収容用支管500の支管本体510を挟持した円形状の第3及び第4の支管保持孔463,464が形成される。
4本のロール製品の収容が終了したら、第3の分割差込側板453の上部両側に設置されている側板止め金具456を回動させて差込側板450(第3の分割差込側板453)の上部と固定側板410の上部とを連結する。これにより固定側板410の外側への拡がりが防止され、4枚の側板400が一体的に接続される。
そして、4枚の側板400の上部を上蓋600で閉塞し、上蓋600に設置されているゴムバンド615を固定側板410の外面中央の上部に設置されているゴムバンド受け金具412に係合させる。
これにより、ロール製品のロール製品用コンテナ1への収容作業が終了であり、ロール製品を収容したロール製品用コンテナ1は、適宜、保管あるいは輸送等される。
ロール製品用コンテナ1の輸送等が終了し、ロール製品用コンテナ1からロール製品を取り出す際には、まず、上蓋600のゴムバンド615と固定側板410のゴムバンド受け金具412との係合を解除し、上蓋600を開放可能にする。
上蓋600を開けたら、側板止め金具456による差込側板450と固定側板410との連結を解除し、差込側板450の中の最上部の第3の分割差込側板453を上方に引き抜く。これにより、第3及び第4の支管保持孔463,464は上半分が開放された状態となり、載置されている収容用支管500を上方へ取り出すことが可能となる。したがって、第3及び第4の支管保持孔463,464に載置されている収容用支管500に挿入された吊り上げ用支管550の両端に順次スリングベルト551等をかけ、ロール製品を宙釣り状態で上方に吊り上げる。これによりロール製品は順次ロール製品用コンテナ1から取り出される。
上段の2本のロール製品を取り出したら、中間止め金具455を操作して中間止め金具455の固定側板410の側縁部への係合状態を解除する。その結果、第2の分割差込側板452は各々容易にスライド移動可能となるので、上方に移動させ固定側板410の間から引き抜く。
これにより、第1及び第2の支管保持孔461,462は上半分が開放された状態となり、載置されている収容用支管500を上方へ取り出すことが可能となる。したがって、第1及び第2の支管保持孔461,462に載置されている収容用支管500に挿入された吊り上げ用支管550の両端に順次スリングベルト551等をかけ、ロール製品を宙釣り状態で上方に吊り上げる。これによりロール製品は順次ロール製品用コンテナ1から取り出される。
なお、ロール製品用コンテナ1から取り出されたロール製品は、搬送先等における他の保持手段等に引き渡される。ロール製品が適切に他の保持手段等に保持されたら、収容用支管500をロール製品の製品支管から引き抜き回収する。
ロール製品を全て取り出したロール製品用コンテナ1については、一番下の第1の分割差込側板451を固定側板410の間から引き抜く。この状態で、取り外した一対の差込側板450(各2枚の第1〜第3の分割差込側板451〜453)をパレット100の上面の下金枠200の段差面211,221より下方の空間に載置する。1対の差込側板450をパレット100の上面に載置したら、固定側板410は下縁を回動中心として回動可能となっているので、固定側板410を順次パレット100の上面方向の下金枠200の段差面211、221の上に傾倒させ、パレット100の上面に載置する。一対の固定側板410及び一対の差込側板450を下金枠200で囲まれるパレット100の上部空間に収容したら、固定側板410の上に、ロール製品の製品支管から分離された4本の収容用支管500を若干斜め方向に載置する。パレット上部空間に固定側板410、差込側板450、収容用支管500を収容したら、その上部に上蓋600を被せ、上蓋600のゴムバンド615を第1の連結枠210のゴムバンド受け金具215に係合させる。
これによりロール製品用コンテナ1の折り畳み作業は終了である。このように折り畳まれたロール製品用コンテナ1は、必要に応じて段積みされて、保管あるいは回送等される。
このように、本実施形態のロール製品用コンテナ1は、ロール製品用コンテナ1に装備されている収容用支管500を用いることにより、例えば支管(製品支管)が紙製であり、製品支管の幅がロール製品の幅と同じであって製品支管がロール製品の両側に突出していないようなロール製品であっても、適切にパレット100上に支管を支持する形態で保持することができる。その結果、そのようなロール製品であっても、安全に保管あるいは搬送等を行うことができる。従来この種のロール製品については、製品支管でロール製品を支持できないためにロール製品を載置して搬送等をするしかなく、ロール製品に損傷等が生じやすく、また、取扱いも非常に面倒で困難であったが、本実施形態のロール製品用コンテナ1においてはそのような問題が解消され、この種のロール製品であっても、安全に、容易に搬送等をすることができる。
また、製品支管が紙製のロール製品をこのように取り扱うことができることにより、今後ロール製品の形成にあたっては、積極的に紙製の製品支管を使用することができる。紙製の支管は、例えばFRP製の支管と比べて、そのコストは約50分の1という非常に安価なものである。従って、本実施形態のロール製品用コンテナ1を使用することを前提に紙製の支管を積極的に使用することができれば、ロール製品自体のコスト、及び、ロール製品を使用した製品のコストを低減することができ、そのような観点からも本実施形態のロール製品用コンテナ1は極めて有効である。
また、本実施形態のロール製品用コンテナ1において、製品支管に挿入しロール製品を支持するとともに、ロール製品用コンテナ1の支管保持孔461〜464に堅持可能とされるロール製品収容用支管500は、支管本体510の両端部にストッパーリング520を設置しただけの簡単な構成の部材である。従って、構成が簡単でコストも安価に前述したようなロール製品用コンテナを提供することができる。また、収容用支管500によりロール製品を支持する場合も、収容用支管500をロール製品の製品支管に挿入するのみなので、極めて作業が容易で、効率よくロール製品の収容、輸送等が可能となる。
また、支管保持孔461〜464の内周部には、緩衝材470が設置されている。従って、ロール製品用コンテナ1を輸送等する際にロール製品の支管端部に加わる振動や衝撃を吸収することができ、輸送時等におけるロール製品の損傷等を防ぎを、ロール製品を安全に搬送等することができる。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
例えば、本実施形態のロール製品用コンテナ1は、上下2段で各段2個の合計4個の支管保持孔を有し、4本のロール製品を収容可能なものであった。しかしながら、支管保持孔の各段の数、段数等は任意に変更してよく、収容可能なロール製品の数も任意に変更可能である。
また、ロール製品用コンテナ1を構成する各部の材料も任意の材料でよい。
また、ロール製品用コンテナ1が収容対象とするロール製品は、例えば磁気テープ、液晶用フィルム、金属箔、各種フィルムシート、織物などが支管の回りに巻回してあるものであれば任意の製品でよく、何ら限定されるものではない。
1…ロール製品用コンテナ
100…パレット
110…リフト用孔
200…下金枠
210…第1の連結枠
211…段差面
215…ゴムバンド受け金具
220…第2の連結枠
221…段差面
230…コーナー金具
231…第1の面
232…第2の面
233…係合ピン通過溝
234…係合ピン係合孔
300…底板
400…側板
410…固定側板
412ゴムバンド受け金具
414…係合ピン
450…差込側板
451〜453…第1〜第3の分割差込側板
455…中間止め金具
456…側板止め金具
461〜464…第1〜第4の支管保持孔
470…緩衝材
500…ロール製品収容用支管(収容用支管)
510…支管本体
520…ストッパーリング(環状凸部、リング状部材)
550…ロール製品吊り上げ用支管
551…スリングベルト
600…上蓋
615…ゴムバンド

Claims (7)

  1. 支管本体の両端部に環状凸部が形成され、収容対象のロール製品の支管を軸方向に貫通し当該ロール製品の軸方向の両側面から各々所定の長さ突出するように当該ロール製品に装着可能なロール製品収容用支管と、
    パレットと、
    前記パレット上に折り畳み可能かつ対向して立設可能に設置される一対の固定側板と、
    対向して立設された前記一対の固定側板を連結するように当該固定側板間に対向して立設される一対の差込側板であって、
    前記差込側板の各々は、上下方向に複数の分割差込側板に分割されており、前記分割差込側板の各々は、対向して立設された前記固定側板間を上下にスライド移動自在に当該固定側板間に装着されており、前記複数の分割差込側板の境界部分に、前記ロール製品収容用支管の前記支管本体を挟持可能で前記環状凸部が通過不能な支管保持孔が形成されている側板であり、
    ロール製品の支管を貫通した前記ロール製品収容用支管の両端部を、前記ロール製品の軸方向の側面と前記環状凸部の間の前記支管本体を前記支管保持孔により保持する前記一対の差込側板と、
    前記一対の固定側板及び前記一対の差込側板により形成される収容空間の上部開口を閉塞する上蓋と
    を有することを特徴とするロール製品用コンテナ。
  2. 前記ロール製品収容用支管は、支管本体の両端部に、リング状部材が溶接により設置され前記環状凸部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のロール製品用コンテナ。
  3. 前記差込側板の上下の中央部の両側辺部には、隣接する前記固定側板の側縁部に当該固定側板の外側から係合し当該固定側板の外側への拡がりを防止する中間止め金具が設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロール製品用コンテナ。
  4. 前記差込側板の上部の両側辺部には、隣接する前記固定側板の上角部に係合し当該差込側板と前記固定側板の上角部を連結する側板止め金具が設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロール製品用コンテナ。
  5. 前記複数の分割差込側板の境界部分には、下側の前記分割差込側板の上縁に前記支管保持孔の下側部分が形成され、上側の前記分割差込側板の下縁に前記支管保持孔の上側部分が形成され、上下の前記分割差込側板が接して配置されることにより前記分割差込側板の境界部分に前記支管保持孔が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のロール製品用コンテナ。
  6. 前記支管保持孔の内周面に緩衝材が設置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のロール製品用コンテナ。
  7. 前記各差込側板は、上下方向に3枚の前記分割差込側板に分割されており、前記3つの分割差込側板の各境界部分に、前記支管保持孔が2個形成されており、計4本のロール製品を収容可能な請求項1〜6のいずれかに記載のロール製品用コンテナ。
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