JP3182805U - デシカントホイール除湿機及びその熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減し、凝縮性能を向上させ、組立て中の変形や隙間からの漏れという不具合を改善したデシカントホイール除湿機及びその熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器10は空気入口113及び空気出口114を有する枠11と、横に並んで配列され枠に固定された複数の熱交換板状管12とを備える。隣接する熱交換板状管は互いから一定の間隔離されて第1流れチャネル128が形成されている。各熱交換板状管は主本体と1つ以上の分割壁とからなる。主本体は中に複数の第2流れチャネルを有する。1つ以上の分割壁は隣接する第2流れチャネル間に位置する。空気入口と空気出口は複数の第2流れチャネルと連通している。
【選択図】図2

Description

本考案は、除湿機及びその熱交換器、特に、デシカントホイール除湿機及びその熱交換器に関する。
一般に、デシカントホイール除湿機は、湿気吸収剤(デシカント)を通過させるよう室内空気を送るための主ファンを備えるデシカントホイールを使用して空気から湿気を吸収することで、除湿機から放出される空気を乾燥させ、室内を除湿する目的を達成する。デシカントホイールにより吸収された湿気は内部循環空気からの加熱された空気により蒸発する。蒸発した湿気は熱交換器に入り水滴に凝縮し水出口から排出される。
従来のデシカントホイール除湿機の熱交換器は、通常中空のパイプ管である複数の熱交換ユニットを含む。しかし、これらの熱交換ユニットは製造工程上の制限のために近接して配置できず、熱交換器の全熱交換面積が小さくなり熱交換性能が低くなる。また、従来の熱交換器の構造では、熱交換ユニットを組み立てるのは不便であり熱交換器の製造コストが増加する。
本考案は、従来の熱交換器の熱交換ユニットは近接して配置できず、組立てに不便であり、剛性が不十分であるという問題を解決するデシカントホイール除湿機及びその熱交換器を提供する。
本考案の1つの実施形態は次のデシカントホイール除湿機の熱交換器を提供する。
この熱交換器は空気入口及び空気出口を有する枠と、略横に並んで配列され該枠に固定された複数の熱交換板状管とを備える。隣接する該熱交換板状管は互いから一定の間隔離されて第1流れチャネルが形成されている。
該各熱交換板状管は主本体と1つ以上の分割壁とからなる。該主本体は中に複数の第2流れチャネルを有する。該1つ以上の分割壁は隣接する該第2流れチャネル間に位置する。該空気入口と該空気出口は両方とも該複数の第2流れチャネルと連通している。
本考案の別の実施形態は次のデシカントホイール除湿機の熱交換器を提供する。
この熱交換器は空気入口、空気出口、及び液体出口を有する枠と、該枠に固定された上部グリル及び下部グリルと、該枠に固定され両端がそれぞれ該上部グリルと下部グリルに固定された複数の熱交換板状管とを備える。該液体出口は該枠の底部に位置し、該上部グリルと下部グリルはそれぞれ複数のポストからなる。
該各ポストは隣接する該熱交換板状管間に位置する。該複数の熱交換板状管は略横に並んで配列されている。隣接する該熱交換板状管は互いから一定の間隔離されて第1流れチャネルが形成されている。該各熱交換板状管は主本体と複数の分割壁とからなる。該主本体は中に複数の第2流れチャネルを有する。
該各分割壁は隣接する該第2流れチャネル間に位置する。該空気入口と該空気出口は該複数の第2流れチャネルと連通する。該第1流れチャネルの方向は該複数の第2流れチャネルの方向と略直交する。各熱交換板状管の前記枠の底部側の一端はガイド傾斜を有する。隣接する該分割壁間の距離は該主本体の厚み以上である。
本考案の更に別の実施形態は次のデシカントホイール除湿機を提供する。
このデシカントホイール除湿機は基部と該基部に回転可能に取り付けられたデシカントホイールとを含むデシカントホイールモジュールと、該デシカントホイールを通過する第1気流を供給するための第1気流生成モジュールと、該基部に固定され気流管入口と気流管出口とを有する循環気流管と、該循環気流管に接続され第2気流を供給するための第2気流生成モジュールと、該循環気流管に接続され該デシカントホイールを通過する第2気流を加熱するための加熱器と、該基部に固定され該デシカントホイールからの該第2気流が導かれ流れる熱交換器とを備える。
該熱交換器は空気入口、空気出口、及び液体出口を有する枠と、略横に並んで配列され該枠に固定された複数の熱交換板状管とを備える。該液体出口は該枠の底部に位置し、該空気入口は該気流管出口に接続され、該空気出口は該気流管入口に接続されている。
隣接する該熱交換板状管は互いから一定の間隔離されて第1流れチャネルが形成されている。該各熱交換板状管は主本体と1つ以上の分割壁とからなる。該主本体は中に複数の第2流れチャネルを有し、該1つ以上の分割壁は隣接する該第2流れチャネル間に位置する。該空気入口と該空気出口は両方とも該複数の第2流れチャネルと連通している。
上記実施形態のデシカントホイール除湿機とその熱交換器では、熱交換板状管の構造は薄壁中空体であり、樹脂で作ることができ、また、押出し成形で作ることが出来るので、製造効率が改善する。
また、複数の熱交換板状管はその板状形状により適切な間隔で近接して配列でき、限られた空間内で大きな熱交換面積を提供するので、凝縮性能が向上する。
また、複数の分割壁を設けることで、薄壁中空体である熱交換板状管が良好な構造強度を有することを保証でき、熱交換板状管が組立て中に変形するのを防ぐ。
また、上部グリルと下部グリルの構造は熱交換板状管の組込みを容易にし、組立体の隙間からの漏れを防ぐ。
本考案は、限定のためでなく例示だけのために示す下記の詳細な説明から完全に理解されるであろう。
本考案の一実施形態に係るデシカントホイール除湿機の構造展開図である。 図1の熱交換器の構造展開図である。 図2の熱交換板状管の構造図である。 図3の熱交換板状管の部分拡大図である。 図2の熱交換器の部分構造図である。 図5Aの熱交換器の部分拡大図である。 図5Aの熱交換器の部分拡大図である。 本考案の別の実施形態の熱交換器の構造展開図である。 本考案の更に別の実施形態の熱交換器の構造展開図である。
下記の詳細な説明において、実施形態の完全な理解のために例示として多数の細部を開示するが、これらの細部を有していない1つ以上の実施形態を実施してもよいことは明らかである。また、周知の構造とデバイスは、図面を簡略化するために概略的に示される。
本考案の一実施形態に係るデシカントホイール除湿機の構造展開図である図1を参照されたい。
本実施形態のデシカントホイール除湿機1はデシカントホイールモジュール50、第1気流生成モジュール60、循環気流管70、第2気流生成モジュール80、加熱器90、及び熱交換器10を備える。
デシカントホイールモジュール50は基部51、デシカントホイール52、及びホイールモーター53を備える。基部51は概ね孔を有する板であり、デシカントホイール52は基部51に回転可能に組み込まれる。ホイールモーター53は基部51に組み込まれデシカントホイール52を回転駆動する。
第1気流生成モジュール60は基部51に固定され、デシカントホイール52の一方の側に位置する。通常、第1気流生成モジュール60は第1ファンブレード61と第1モーター62とを備える。第1モーター62は基部51に組み込まれ、第1ファンブレード61に接続されて第1ファンブレード61を回転駆動して第1気流Aを生成する。第1気流Aは熱交換器10及びデシカントホイール52を順に通過し、デシカントホイール除湿機1の一方の側から放出される。
循環気流管70は基部51に固定され、デシカントホイール52の第1気流生成モジュール60と同じ側に位置するが、本考案はこれに限定されない。循環気流管70は互いに反対側の端に気流管入口71と気流管出口72を有する。気流管入口71と気流管出口72は両方とも基部51の第1気流生成モジュール60と反対側に位置するが、配置位置はこれに限定されない。
第2気流生成モジュール80と加熱器90は循環気流管70の互いに反対側の端に位置し、加熱器90はデシカントホイール52の一方の側に位置する。第2気流生成モジュール80は第2ファンブレード81と第2モーター82とを備える。第2モーター82は、循環気流管70内に位置する第2ファンブレード81に接続され、第2ファンブレード81を回転駆動して第2気流Bを生成する。第2気流Bは熱交換器10及び循環気流管70内を循環する。
熱交換器10は基部51に固定され、熱交換器10と加熱器90はデシカントホイール52の互いに反対の側に位置する。
図2〜図5Cを参照されたい。図2は図1の熱交換器の構造展開図である。図3は図2の熱交換板状管の構造図である。図4は図3の熱交換板状管の部分拡大図である。図5Aは図2の熱交換器の部分構造図である。図5Bは図5Aの熱交換器の部分拡大図である。図5Cは図5Aの熱交換器の部分拡大図である。
通常、図2に示すように、熱交換器10は枠11、上部グリル13、下部グリル14、及び複数の熱交換板状管12からなる。
枠11は枠本体111及び2つのカバー112からなる。枠11は空気入口113、空気出口114、及び1つ以上の液体出口115を備える。
1つ以上の液体出口115は枠11の底部に位置する。空気入口113は該気流管出口72と接続され、空気出口114は該気流管入口71と接続される。本実施形態では、空気入口113は枠11の上部側にあり、空気出口114は枠11の底部側にある。しかし、空気入口113と空気出口114の相対的位置はこれに限定されない。
空気入口113、空気出口114、及び液体出口115は全て枠本体111に形成されている。また、枠本体111は分離板1113及び開口1114を更に有する。分離板1113は空気入口113と空気出口114との間に位置し両者を分離する。
2つのカバー112は枠本体111の上部と底部に組み込まれ、枠本体111と共に入口流れチャネル1111と出口流れチャネル1112を形成する。入口流れチャネル1111は開口1114と空気入口113との間にあり、出口流れチャネル1112は開口1114と空気出口114との間にある。
上部グリル13と下部グリル14は両方とも枠11の枠本体111に固定され、それぞれ開口1114の上縁と下縁に位置する。
複数の熱交換板状管12は横に並んで(即ち、互いに平行に)上部グリル13及び下部グリル14上、従って開口1114上に配列されている。隣接する熱交換板状管12の間に一定の間隔が保たれて第1流れチャネル128が形成されている。第1流れチャネル128は第1気流Aが通過するのに適合している。
通常、図5Bに示すように、上部グリル13は略横に並んで配列された複数のポスト131からなり、隣接するポスト131の間に一定の間隔132が存在する。図5Cに示すように、下部グリル14は略横に並んで配列された複数のポスト141からなり、隣接するポスト141の間に一定の間隔142が存在する。
図4に示すように、各熱交換板状管12は主本体121と複数の分割壁122とからなる。主本体121の形状は概ね中空管である。主本体121は互いに反対側の第1端1211と第2端1212を有する。複数の分割壁122は等間隔で主本体121内に組み込まれ、第1端1211から第2端1212まで延在して主本体121内に複数の第2流れチャネル123を形成する。第2流れチャネル123は第2気流Bが通過するのに適合している。
また、第2流れチャネル123は第1流れチャネル128と略直交しているが、これに限定されない。熱交換板状管12の構造は薄壁中空体であり、樹脂で作ることができ、また、押出し成形で作ることが出来るので、製造効率が向上する。また、複数の分割壁122を設けることは、薄壁中空体である熱交換板状管12が良好な構造強度を有することを保証し、熱交換板状管12が組立て中に変形するのを防ぐ。
図5A、図5B、及び図5Cに示すように、複数の熱交換板状管12の第1端1211と第2端1212はそれぞれ間隔132と間隔142で配列されている。即ち、該各ポスト131は隣接する熱交換板状管12の第1端1211間に位置し、該各ポスト141は隣接する熱交換板状管12の第2端1212間に位置する。
また、隣接するポスト131間の距離(即ち、間隔132の幅)と隣接するポスト141間の距離(即ち、間隔142の幅)は両方とも熱交換板状管12の厚みより僅かに小さく、熱交換板状管12の両端は上部グリル13と下部グリル14にしっかりと結合される。
その結果、第2気流Bが熱交換板状管12と上部グリル13又は下部グリル14との間の隙間から漏れるのを防ぐことが出来る。
図2に示すように、複数の熱交換板状管12を上部グリル13及び下部グリル14上に組み立てると、枠11の空気入口113は入口流れチャネル1111と連通し第2流れチャネル123の入口1231に接続され、枠11の空気出口114は出口流れチャネル1112と連通し第2流れチャネル123の出口1232に接続される。
図1を参照する。デシカントホイール除湿機1が動作すると、第1ファンブレード61が回転し第1気流Aを生成する。第1気流Aは複数の熱交換板状管12とデシカントホイール52との間の第1流れチャネル128を通過し、デシカントホイール52は第1気流Aから湿気を吸収して乾燥した第1気流Aを放出する。
第2ファンブレード81は、第2気流Bが熱交換器10及び循環気流管70内を循環するよう動作する。第2気流Bが加熱器90を通って高温になった後、第2気流Bはデシカントホイール52を通過しその中の水分を蒸発させることで、デシカントホイール52の湿気吸収能力を回復させる。
次に、蒸気は第2気流Bと共に熱交換板状管12内の第2流れチャネル123を流れ、外部の冷気(例えば第1気流A)と熱交換を行い、蒸気は熱交換板状管12の第2流れチャネル123内で凝縮して水滴Cになる。水滴Cは枠11の底部に位置する液体出口115を通って熱交換器10から排出される。このようにして、デシカントホイール除湿機1の除湿効果が達成される。
図4に示すように、本実施形態の熱交換板状管12の断面は幅Wと厚みTを有し、隣接する分割壁122間の距離Dは厚みT以上であり、厚みTは予め決められたサイズで4mmより大きい。そのため、第2流れチャネル123は1つ以上の水滴が通過するのに十分広く、第2流れチャネル123内で凝縮した水滴が詰まり排出しづらくなるのを防止する。本実施形態では、厚みTはこれに限定されず、熱交換板状管12内の水滴の表面張力により決まる。
図5Aに示すように、本実施形態又は他の実施形態において、熱交換器10は、枠本体111の開口1114内で上部グリル13と下部グリル14との間に位置する中央グリル15を更に備える。中央グリル15は熱交換板状管12の中央部を固定し熱交換板状管12と枠本体111との結合安定性を向上させる。
また、本実施形態又は他の実施形態において、熱交換板状管12における枠11の底部側の一端は、図3に示すように複数の第2流れチャネル123の出口1232においてガイド傾斜124を有し、ガイド傾斜124は水滴の排出を助けるので、第2流れチャネル123内で凝縮した水滴を円滑に排出できる。
また、熱交換板状管12の構造は薄壁中空体であり、複数の熱交換板状管12を適切な間隔で近接して配列でき、限られた空間内で大きな熱交換面積を提供できるので、凝縮性能が向上する。
本考案の別の実施形態の熱交換器の構造展開図である図6を参照されたい。
この実施形態では、熱交換器20の動作原理は図2の実施形態と略同じであり、相違点のみを下記に説明する。
本実施形態では、熱交換器20は枠21、2つの上部グリル23a、23b、2つの中央グリル25a、25b、2つの下部グリル24a、24b、及び複数の熱交換板状管22a、22bからなる。
枠21は枠本体211及び2つのカバー212からなる。枠21は空気入口213、空気出口214、及び2つの液体出口215a、215bを備える。2つの液体出口215a、215bは枠21の底部に位置する。
本実施形態では、空気入口213と空気出口214とは両方とも枠21の底部側にある。また、空気入口213、空気出口214、及び2つの液体出口215a、215bは枠本体211に形成されている。また、枠本体211は分離板2113及び2つの開口2114a、2114bを有する。
分離板2113は空気入口213と空気出口214との間に位置し両者を分離する。2つの開口2114a、2114bは略横に並んで配置されている。開口2114aの面積は開口2114bより小さくてもよいが、これに限定されない。
2つのカバー212は枠本体211の上部と底部に組み込まれ、枠本体211と共に入口流れチャネル2111、接続流れチャネル2115、及び出口流れチャネル2112を形成する。上部グリル23a、中央グリル25a、及び下部グリル24aは枠21の枠本体211に固定されている。
上部グリル23aと下部グリル24aはそれぞれ開口2114aの上縁と下縁に位置する。中央グリル25aは上部グリル23aと下部グリル24aとの間に位置する。上部グリル23b、中央グリル25b、及び下部グリル24bは枠21の枠本体211に固定されている。上部グリル23bと下部グリル24bはそれぞれ開口2114bの上縁と下縁に位置する。中央グリル25bは上部グリル23bと下部グリル24bとの間に位置する。
熱交換板状管22aの長さは熱交換板状管22bの長さより短くてもよいが、これに限定されない。複数の熱交換板状管22aは略横に並んで上部グリル23a、中央グリル25a、及び下部グリル24a上に配列され、複数の熱交換板状管22bは略横に並んで上部グリル23b、中央グリル25b、及び下部グリル24b上に配列される。
従って、気流は熱交換器20に流入し空気入口213、入口流れチャネル2111、熱交換板状管22a、接続流れチャネル2115、熱交換板状管22b、出口流れチャネル2112、及び空気出口214を順に通って流出する。
熱交換板状管22a、22bの構造は図2の熱交換板状管12と略同じであり、2つの上部グリル23a、23b、2つの中央グリル25a、25b、及び2つの下部グリル24a、24bの構造は上部グリル13、中央グリル15、及び下部グリル14と略同じであるので、熱交換板状管22a、22b、2つの上部グリル23a、23b、2つの中央グリル25a、25b、及び2つの下部グリル24a、24bの構造の重複する説明を省略する。
上記のように、本実施形態の熱交換器20と図2の熱交換器10との大きな違いは、空気入口213と空気出口214とが両方とも枠21の底部側にあり、2つの液体出口215a、215bを有していることである。
本考案の更に別の実施形態に係る熱交換器の構造展開図である図7を参照されたい。
この実施形態では、熱交換器30と熱交換器30の動作原理は図2の実施形態と略同じであり、相違点のみを下記に説明する。
本実施形態の熱交換器30は枠31、上部グリル33、下部グリル34、及び複数の熱交換板状管32からなる。
枠31は上部枠本体311及び下部枠本体312からなる。空気入口313は上部枠本体311に設けられている。空気出口314と液体出口315は下部枠本体312に設けられている。上部グリル33は上部枠本体311に固定され、下部グリル34は下部枠本体312に固定される。熱交換板状管32の両端はそれぞれ上部グリル33と下部グリル34に固定される。
本実施形態では、上部グリル33は略横に並んで配列された複数のポスト331を含む。隣接するポスト331間に間隔332が挟まれている。下部グリル34は略横に並んで配列された複数のポスト341を含む。隣接するポスト341間に間隔342が挟まれている。各ポスト331は隣接する熱交換板状管32の第1端321間に位置し、各ポスト341は隣接する熱交換板状管32の第2端322間に位置することで、隣接する熱交換板状管32間の距離が保たれる。
熱交換板状管32の構造は図2の熱交換板状管12と略同じであるので、熱交換板状管32の構造の重複する説明を省略する。
上記の実施形態のデシカントホイール除湿機及びその熱交換器では、熱交換板状管の構造は薄壁中空体であり、樹脂で作ることができ、また、押出し成形で作ることが出来るので、製造効率が改善する。
また、複数の熱交換板状管はその板状形状により適切な間隔で近接して配列でき、限られた空間内で大きな熱交換面積を提供できるので、凝縮性能が向上する。
また、複数の分割壁を設けることは、薄壁中空体である熱交換板状管が良好な構造強度を有することを保証でき、熱交換板状管が組立て中に変形するのを防ぐ。
また、上部グリルと下部グリルの構造は熱交換板状管の組込みを容易にし、組立体の隙間からの漏れを防ぐ。
1 デシカントホイール除湿機
10 熱交換器
11 枠
12 熱交換板状管
13 上部グリル
14 下部グリル
50 デシカントホイールモジュール
60 第1気流生成モジュール
70 循環気流管
80 第2気流生成モジュール
90 加熱器
113 空気入口
114 空気出口
121 主本体
122 分割壁
123 第2流れチャネル
128 第1流れチャネル

Claims (13)

  1. 空気入口及び空気出口を有する枠と、
    略横に並んで配列され前記枠に固定された複数の熱交換板状管と、を備え、
    前記複数の熱交換板状管は、
    隣接する各2つが、相互に距離をおいて隔離されて第1流れチャネルを形成し、
    各1つが、前記空気入口及び前記空気出口の双方と連通する複数の第2流れチャネルを内部に形成する主本体と、当該複数の第2流れチャネルにおける相互に隣接する2つの間に位置する1つ以上の分割壁と、を有することを特徴とする、
    デシカントホイール除湿機の熱交換器。
  2. 前記枠の底部は1つ以上の液体出口を有することを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  3. 前記第1流れチャネルの方向は、前記複数の第2流れチャネルの方向と略直交していることを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  4. 前記複数の熱交換板状管の各々における前記枠の底部側の一端はガイド傾斜を有することを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  5. 前記1つ以上の分割壁は複数の分割壁であり、前記複数の熱交換板状管の各々は前記複数の分割壁を有し、前記複数の分割壁のうちの相互に隣接する2つの間の距離は、前記複数の第2流れチャネルが1つ以上の水滴を通過可能とするべく所定の寸法を有する前記主本体の厚み以上であることを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  6. 前記複数の熱交換板状管の各々の両端は前記枠の上部側と底部側とにそれぞれあり、前記空気入口は前記枠における前記上部側にあり、前記空気出口は前記枠の前記底部側にあることを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  7. 前記複数の熱交換板状管の各々の両端は前記枠の上部側と底部側とにそれぞれあり、前記空気入口と前記空気出口とは双方が前記枠の前記底部側にあることを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  8. 前記枠に固定された上部グリルと下部グリルとを更に備え、前記複数の熱交換板状管の各々の両端は、前記上部グリルと前記下部グリルとにそれぞれ固定され、前記上部グリル及び前記下部グリルのそれぞれは複数のポストを有し、当該複数のポストの各々は前記複数の熱交換板状管における相互に隣接する各2つの間に位置することを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  9. 前記枠に固定され前記上部グリルと下部グリルとの間に位置する中央グリルを更に備えたことを特徴とする請求項8に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  10. 前記枠は上部枠本体と下部枠本体とを有し、当該上部枠本体に前記空気入口が設けられるとともに当該下部枠本体に前記空気出口が設けられ、当該上部枠本体と当該下部枠本体との間に前記複数の熱交換板状管が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  11. 前記上部枠本体に固定された上部グリルと前記下部枠本体に固定された下部グリルとを更に備え、前記複数の熱交換板状管の各々の両端は、前記上部グリルと前記下部グリルとにそれぞれ固定され、前記上部グリル及び前記下部グリルのそれぞれは複数のポストを有し、当該複数のポストの各々は前記複数の熱交換板状管における相互に隣接する各2つの間に位置することを特徴とする請求項10に記載のデシカントホイール除湿機の熱交換器。
  12. 空気入口と、空気出口と、底部に位置する液体出口とを有する枠と、
    前記枠に固定された上部グリル及び下部グリルと、
    前記枠に固定されるとともに前記上部グリル及び前記下部グリルにそれぞれ固定された両端を有し、当該両端のうちの前記枠の底部側の一端がガイド傾斜を有する複数の熱交換板状管と、を備え、
    前記上部グリル及び前記下部グリルのそれぞれは複数のポストを有し、当該複数のポストの各々は前記複数の熱交換板状管のうちの相互に隣接する各2つの間に位置し、
    前記複数の熱交換板状管は、
    略横に並んで配列され相互に距離をおいて隔離されて第1流れチャネルを形成し、
    各々が、前記空気入口及び前記空気出口の双方と連通するとともに前記第1流れチャネルと方向が略直交する複数の第2流れチャネルを内部に形成する主本体と、当該複数の第2流れチャネルにおける相互に隣接する2つの間に各々が位置する複数の分割壁と、を有し、
    前記複数の分割壁のうちの相互に隣接する2つの間の距離は前記主本体の厚み以上であることを特徴とする、
    デシカントホイール除湿機の熱交換器。
  13. 基部と当該基部に回転可能に取り付けられたデシカントホイールとを含むデシカントホイールモジュールと、
    前記デシカントホイールを通過する第1気流を供給する第1気流生成モジュールと、
    前記基部に固定され気流管入口と気流管出口とを有する循環気流管と、
    前記循環気流管に接続されて第2気流を供給する第2気流生成モジュールと、
    前記循環気流管に接続されて前記デシカントホイールを通過する第2気流を加熱する加熱器と、
    前記基部に固定されて前記デシカントホイールから前記第2気流を案内する熱交換器と、を備え、
    前記熱交換器は、
    前記気流管出口に接続された空気入口と、前記気流管入口に接続された空気出口と、底部に位置する液体出口とを有する枠と、
    前記枠に固定され略横に並んで配列され相互に距離をおいて隔離されて第1流れチャネルを形成するとともに、各々が、前記空気入口及び前記空気出口の双方と連通する複数の第2流れチャネルを内部に形成する主本体と、当該複数の第2流れチャネルにおける相互に隣接する2つの間に各々が位置する1つ以上の分割壁と、を有する複数の熱交換板状管と、を備えることを特徴とする、
    デシカントホイール除湿機。
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