JP6112540B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6112540B2
JP6112540B2 JP2012225703A JP2012225703A JP6112540B2 JP 6112540 B2 JP6112540 B2 JP 6112540B2 JP 2012225703 A JP2012225703 A JP 2012225703A JP 2012225703 A JP2012225703 A JP 2012225703A JP 6112540 B2 JP6112540 B2 JP 6112540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
indoor heat
indoor
insulating material
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012225703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014077591A (ja
Inventor
国広 東浦
国広 東浦
康弘 内藤
康弘 内藤
裕典 森
裕典 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2012225703A priority Critical patent/JP6112540B2/ja
Priority to EP13186579.2A priority patent/EP2719970A3/en
Publication of JP2014077591A publication Critical patent/JP2014077591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6112540B2 publication Critical patent/JP6112540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • F24F13/222Means for preventing condensation or evacuating condensate for evacuating condensate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
    • F24F1/0063Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the mounting or arrangement of the heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/0057Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in or on a wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/22Means for preventing condensation or evacuating condensate
    • F24F2013/221Means for preventing condensation or evacuating condensate to avoid the formation of condensate, e.g. dew

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

本発明は、室内熱交換器の下部に、断熱構造とされたドレンパンが設置されている空気調和機の室内ユニットに関するものである。
空気調和機の室内ユニットにおいては、冷房運転時あるいは除湿運転時に室内熱交換器の表面で空気中の水分が結露することにより発生するドレン水を回収し、室外に排出するため、室内熱交換器の下部にドレン水を受けるドレンパンが設置されている。このドレンパンは、室内熱交換器から滴下してドレン水により冷却されることから、周りの空気が触れると、その外表面で結露が発生し、それが室内に滴下する虞が生じる。このため、ドレンパンは、断熱材を張付けた断熱構造とされている。
断熱材は、ドレンパンの外面側に設ける場合と、内面側に設ける場合とがあるが、ドレンパンの外表面側には、吹出し口等を形成する他の部材が一体成形されていることが多々あり、断熱材の張付け作業が非常にやり難く、断熱材を幾つかに分割して張付けなければならない等の課題がある上に、その内面側において、室内熱交換器の下端との間の隙間を遮風し、空気流のバイパスを阻止するため、両者間にインシュレーション材(クッション材)を挟み込んで遮風する必要があった。
一方、断熱材の張付け作業がやり難く、工数が増加する等の課題に対応するため、ドレンパンの内面側に、一体の発泡断熱材によって構成される断熱材を設置したものが、特許文献1により提供されている。
特開2006−300431号公報
上記した特許文献1のものによると、断熱材の数を減らすとともに、その張付けのための作業工数を低減することができ、その結果、コストダウンを図ることができる等の効果を期待できるものの、ドレンパンの内面に一体の発泡断熱材を設置するだけでは、室内熱交換器の下端と発泡断熱材との間に形成される隙間を完全に遮風することはできず、その隙間から空気流がバイパスする虞があった。
つまり、室内熱交換器、ドレンパンあるいは一体の発泡断熱材等には、製造上許容されている幅方向の反りがあり、この反りによって発生する隙間を埋める、あるいは遮風しない限り、空気流のバイパスを阻止することができない等の課題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ドレンパンの内面に一体の発泡断熱材を設けた構成とし、断熱材の数とその張付け作業工数を減らすと同時に、室内熱交換器下端での空気流のバイパスを阻止することができる空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の空気調和機の室内ユニットは、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機の室内ユニットは、ユニット本体内に室内熱交換器および室内ファンが配設され、その室内熱交換器の下部にドレンパンが設置されている空気調和機の室内ユニットにおいて、前記ドレンパンには、内面側に一体の発泡断熱材が設けられ、該発泡断熱材の内面側に前記室内熱交換器の下端を載置する台座を形成し、その台座の前面に前記室内熱交換器の下端部の前面を覆う所定高さの遮風壁が立設されていることを特徴とする。
本発明によれば、ドレンパンの内面側に一体の発泡断熱材を設け、該発泡断熱材の内面側に室内熱交換器の下端を載置する台座を形成し、その台座の前面に室内熱交換器の下端部の前面を覆う所定高さの遮風壁を立設しているため、ドレンパンの内面側に一体の発泡断熱材を設けた構成としても、その発泡断熱材と室内熱交換器の下端との間に、その製造上許容されている反りによって形成される隙間を、室内熱交換器の下端を載せる台座の前面に立ち上げられている遮風壁で覆うことにより遮風することができる。従って、室内熱交換器の下端部における空気流のバイパスを阻止することができるとともに、ドレンパンに設ける断熱材をその内面側に設ける一体の発泡断熱材のみとし、断熱材の数と使用量並びにその張付け作業工数の低減を図ることができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上記の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記遮風壁は、前記室内熱交換器の下端部の前面に沿い、その幅方向の全長に亘って延長されていることを特徴とする。
本発明によれば、遮風壁が、室内熱交換器の下端部の前面に沿い、その幅方向の全長に亘って延長されているため、室内熱交換器の下端部の幅方向の全長域において、上記反りによって形成される隙間に対して遮風効果を得ることができる。従って、室内熱交換器の下端部における空気流のバイパスを確実に阻止することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室内ユニットにおいて、前記遮風壁は、前記室内熱交換器、前記ドレンパンおよび前記発泡断熱材に製造上許容されている幅方向の反りを吸収し、少なくともその反りにより形成される隙間をカバーできるだけの高さ方向寸法を有していることを特徴とする。
本発明によれば、遮風壁が、室内熱交換器、ドレンパンおよび発泡断熱材に製造上許容されている幅方向の反りを吸収し、少なくともその反りにより形成される隙間をカバーできるだけの高さ方向寸法を有しているため、例えば室内熱交換器、ドレンパンおよび発泡断熱材に製造上許容されている幅方向の反りを1mmとした場合、遮風壁の高さをそのよりも十分高い、例えば3mmとしておけば、反りにより発生する可能性がある隙間を完全に遮風することができる。従って、反りにより形成される隙間に対する遮風効果を確実に確保し、空気流のバイパスを阻止することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室内ユニットにおいて、前記台座は、前記室内熱交換器の通風方向の厚さ寸法に対して、その前面側の一部のみが載置される厚さ寸法とされていることを特徴とする。
本発明によれば、室内熱交換器の下端を載せる台座が、室内熱交換器の通風方向の厚さ寸法に対して、その前面側の一部のみが載置される厚さ寸法とされているため、ドレンパンの内面側に設けた発泡断熱材と、室内熱交換器の下端との間を遮風するために設けられる台座および遮風壁の形成に必要な発泡断熱材の使用量を、台座の厚さ寸法を小さくすることによって、極力少なくすることができる。従って、発泡断熱材の使用量を可及的に低減し、コストセーブすることができる。
本発明によると、ドレンパンの内面側に一体の発泡断熱材を設けた構成としても、その発泡断熱材と室内熱交換器の下端との間に、その製造上許容されている反りによって形成される隙間を、室内熱交換器の下端を載せる台座の前面に立ち上げられている遮風壁で覆うことにより遮風することができるため、室内熱交換器の下端部における空気流のバイパスを阻止することができるとともに、ドレンパンに設ける断熱材をその内面側に設ける一体の発泡断熱材のみとし、断熱材の数と使用量並びにその張付け作業工数の低減を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面カバーアセンブリを取り外した状態の正面図である。 図1に示す空気調和機の室内ユニットを右前方側から見た状態の斜視図である。 図1に示す空気調和機の室内ユニットの中央部付近の縦断面図である。 図3における室内熱交換器の下端部とドレンパンの一部の拡大図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面カバーアセンブリを取り外した状態の正面図が示され、図2には、その斜視図、図3には、ユニット中央部付近の縦断面図、図4には、その部分拡大図が示されている。
空気調和機の室内ユニット1は、ベース3と、このベース3の前面側に着脱自在に組み付けられる図示省略された前面カバーアセンブリとから構成されるユニット本体2を備えている。
ユニット本体2内には、図3に示されるように、ユニット本体2の前面、上面および背面に沿うように折り曲げまたは分割されて略Λ(ラムダ)形状に配置された室内熱交換器4、該室内熱交換器4の下流側に水平に配置されたクロスフローファンからなる室内ファン5、室内ファン5を回転駆動する図示省略のモータ、室内熱交換器4の前面側下部に配設されるドレンパン6が一体に設けられるとともに、風向調整用のルーバ7およびフラップ8が一体に組み込まれた吹出し口アセンブリ9、コントロールボックス10等々が、公知の如くベース3に組み付けられて配設されている。
そして、ベース3に組み込まれた上記の各機器の上面、前面、および左・右側面を覆うように、前面カバーアセンブリがベース3に組み付けられるようになっている。この前面カバーアセンブリには、室内空気をユニット本体2内に吸い込むための吸込みグリルが形成されるとともに、その背面側にエアフィルタが組み込まれ、更にはエアフィルタを自動清掃するためのフィルタ清掃機構等が組み込まれる場合がある。
室内熱交換器4は、プレートフィン&チューブ形の熱交換器とされており、その折り曲げ部または分割部には、空気流のバイパスを防ぐ遮風板11,12が設けられている。また、プレートフィン&チューブ形熱交換器は、通常、ヘアピンチューブの左・右側板間に多数のプレートフィン13を通した後、ヘアピンチューブを拡管してチューブとフィンおよび側板との間を互いに密着し、隣接するヘアピンチューブの開口端同士をUベント管14で接続することにより、蛇行状の配管通路を形成した構成を有するものであり、熱交換器端部の左・右側板から外方にUベント管14およびヘアピンチューブの折り曲げ部等の熱交配管15が突出された構成とされている。
このような室内熱交換器4を備えた室内ユニット1を冷房または除湿運転すると、室内熱交換器4に低圧冷媒が流通されるため、室内熱交換器4のプレートフィン13の表面あるいは端部から外方に突出している熱交配管15の表面等で空気中の水分が結露し、それが水滴となって下方に滴下する。この水滴が下方に配設されている部品上に滴下して周辺に飛散すると、種々の不具合を発生する。コントロールボックス10が配設されている右側部においては、電気系統への影響、あるいは室内への漏出等が懸念されるため、熱交配管15の前面側、すなわち室内熱交換器4の右端部側の前面を配管カバー16により覆っている。
一方、室内熱交換器4の表面で結露した水滴は、それぞれ前面側に配置されている室内熱交換器4Aで発生したものは、プレートフィン13の表面に沿って下方に流下し、その下部に配設されているドレンパン6内に収集される。また、背面側に配置されている室内熱交換器4Bで発生したものは、プレートフィン13の表面に沿って下方に流下し、ベース3側に設けられている背面側ドレンパン17内に収集される。そして、これらドレンパン6、17内に収集されたドレン水は、図示省略されているドレンホースを介して室外に排出されるようになっている。
ドレンパン6、17には、温度の低い結露水が収集される。このため、外表面に周りの空気が接触すると、結露のリスクがあり、断熱構造とする必要がある。背面側ドレンパン17は、外表面が単純な形状のため、外表面に断熱材18を張付けることにより断熱した構成とされているが、前面側のドレンパン6は、吹出し口アセンブリ9として、吹出し口の構成部材と一体成形されていることから、外面側が複雑な形状とされ、断熱材が張付け難い構成とされている。
そこで、ドレンパン6については、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)等の樹脂材により構成される水が浸透することのない連続気泡の一体成形した発泡断熱材19を内面に設けた構成としている。また、この発泡断熱材19の内面側には、図3および図4に示されるように、室内熱交換器4(4A)の下端との間に形成される隙間、すなわち室内熱交換器4、ドレンパン6および一体の発泡断熱材19等に対して、製造上許容されている幅方向の反りによって形成される可能性がある隙間からの空気流のバイパスを阻止するため、室内熱交換器4(4A)の下端部を載置する台座20を設け、その台座20の前面に室内熱交換器の下端部の前面を覆う所定の高さを有する遮風壁21を立設した構成としている。
遮風壁21は、室内熱交換器4(4A)の下端部の前面に沿い、その幅方向の全長に亘って延長されている。また、遮風壁21の台座20の上面からの高さ方向寸法は、室内熱交換器4、ドレンパン6および発泡断熱材19において製造上許容されている幅方向の反りを吸収し、少なくともその反りによって形成される隙間をカバーできるだけの高さHを有するものとする。例えば、室内熱交換器4、ドレンパン6および発泡断熱材19に製造上許容されている幅方向の反りを1mmとした場合、遮風壁21の台座20の上面からの高さHは、1mmよりも高い、例えば3mmとしておけば十分である。
さらに、台座20には、室内熱交換器4(4A)の下端全部を載せる必要はなく、室内熱交換器4の下端の厚さ、すなわち室内熱交換器4の通風方向の厚さW1に対して、その前面側の一部のみを載置できればよく、そのため、台座20の通風方向の厚さW2については、室内熱交換器4の通風方向の厚さ寸法W1の1/2ないし1/3程度にするだけで十分である。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機を冷房または除湿運転すると、室内ユニット1内の室内熱交換器4は、蒸発器として機能することになる。これによって、室内ファン5を介して循環される室内空気を冷却、除湿することができ、その空気を室内に吹出すことにより冷房または除湿に供することができる。この際、低圧冷媒が流通される室内熱交換器4において、プレートフィン13等の表面で空気中の水分が結露し、それが水滴となってプレートフィン13の表面を下方に流下する。この水滴は、それぞれドレンパン6,17により回収され、ドレンホースを介して室外に排出される。
そして、ドレンパン6,17は、それぞれ内面に設けられている一体の発泡断熱材19および外面側に張付けられている断熱材18により断熱構造とされているため、その周りの空気と接触することがあって、外表面において結露が発生する虞がない。
一方、ドレンパン6の内面に対して、一体の発泡断熱材19を設けた断熱構造としているため、吹出し口の構成部材との一体成形により複雑な形状とされている外面側に複数に分割された断熱材を張付ける必要がなく、ドレンパン6に張付ける断熱材をその内面側に設ける一体の発泡断熱材19のみとすることができる。従って、断熱材の数と使用量並びにその張付け作業工数の低減を図ることができるとともに、コスト低減を達成することができる。
また、発泡断熱材19に内面に、室内熱交換器4(4A)の下端を載置する台座20を形成し、更にその台座20の前面に、室内熱交換器4(4A)の下端部の前面を覆う所定の高さHを有する遮風壁21を立設した構成としている。このため、発泡断熱材19と室内熱交換器4(4A)の下端との間に、室内熱交換器4、ドレンパン6および発泡断熱材19等に製造上許容されている反りによって形成される隙間を、室内熱交換器4(4A)の下端を載せる台座20の前面に立ち上げられている遮風壁21で覆うことにより遮風することができる。従って、室内熱交換器4の下端部における空気流のバイパスを確実に阻止することができる。
また、上記遮風壁21が、室内熱交換器4の下端部の前面に沿い、その幅方向の全長に亘って延長されているため、室内熱交換器4の下端部の幅方向の全長域において、上記反りによって形成される隙間に対して遮風効果を得ることができる。従って、室内熱交換器4の下端部における空気流のバイパスを確実に阻止することができる。
さらに、本実施形態では、遮風壁21が、上記の如く、室内熱交換器4、ドレンパン6および発泡断熱材19に製造上許容されている幅方向の反りを吸収し、少なくともその反りにより形成される隙間をカバーできるだけの高さ方向寸法を有しているため、例えば室内熱交換器4、ドレンパン6および発泡断熱材19に製造上許容されている幅方向の反りを1mmとした場合、遮風壁21の高さHをそのよりも十分高い、例えば3mmとしておけば、反りにより発生する可能性がある隙間を完全に遮風することができる。従って、反りにより形成される隙間に対する遮風効果を確実に確保し、空気流のバイパスを阻止することができる。
また、本実施形態において、室内熱交換器4(4A)の下端を載せる台座20が、室内熱交換器4の通風方向の厚さ寸法W1に対して、その前面側の一部のみが載置される厚さ寸法W2とされている。このため、ドレンパン6の内面側に設けた発泡断熱材19と、室内熱交換器4(4A)の下端との間を遮風するために設けられる台座20および遮風壁21の形成に必要な発泡断熱材19の使用量を、台座20の厚さ寸法W2を狭くすることによって極力少なくすることができる。これによって、発泡断熱材19の使用量を可及的に減少し、コストセーブすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、吹出し口アセンブリ9と一体成形したドレンパン6の例について説明したが、単体構成のドレンパン6に適用してもよいことはもちろんである。また、ドレンパン6だけに限らず、背面側ドレンパン17にも同様に適用することができる。さらに、室内熱交換器4をΛ形状に折り曲げあるいは分割した場合の例について説明したが、平面形の熱交換器を用いてもよいことはもちろんである。
また、発泡断熱材19の材料は、水が浸透しない構成の発泡樹脂材であれば、上記実施形態のものに限定されるものではない。更に台座20および遮風壁21についても、上記実施形態において説明した基本機能を損なわない範囲で、その形状、寸法等を適宜変更してもよいことは云うまでもない。
1 室内ユニット
2 ユニット本体
4,4A,4B 室内熱交換器
5 室内ファン
6 ドレンパン
19 発泡断熱材
20 台座
21 遮風壁
H 遮風壁の高さ
W1 室内熱交換器の通風方向厚さ
W2 台座の通風方向厚さ

Claims (3)

  1. ユニット本体内に室内熱交換器および室内ファンが配設され、その室内熱交換器の下部にドレンパンが設置されている空気調和機の室内ユニットにおいて、
    前記ドレンパンには、内面側に一体の発泡断熱材が設けられ、
    該発泡断熱材の内面側に前記室内熱交換器の下端を載置する台座を形成し、その台座の前面に前記室内熱交換器の下端部の前面を覆う所定高さの遮風壁が立設されており、
    前記台座は、前記室内熱交換器の通風方向の厚さ寸法に対して、その前面側の一部のみが載置される厚さ寸法とされていることを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記遮風壁は、前記室内熱交換器の下端部の前面に沿い、その幅方向の全長に亘って延長されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 前記遮風壁は、前記室内熱交換器、前記ドレンパンおよび前記発泡断熱材に製造上許容されている幅方向の反りを吸収し、少なくともその反りにより形成される隙間をカバーできるだけの高さ方向寸法を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内ユニット。
JP2012225703A 2012-10-11 2012-10-11 空気調和機の室内ユニット Active JP6112540B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012225703A JP6112540B2 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 空気調和機の室内ユニット
EP13186579.2A EP2719970A3 (en) 2012-10-11 2013-09-30 Indoor unit of air conditioner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012225703A JP6112540B2 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 空気調和機の室内ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014077591A JP2014077591A (ja) 2014-05-01
JP6112540B2 true JP6112540B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=49322163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012225703A Active JP6112540B2 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 空気調和機の室内ユニット

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP2719970A3 (ja)
JP (1) JP6112540B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6252392B2 (ja) * 2014-07-23 2017-12-27 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
JP6494943B2 (ja) * 2014-07-31 2019-04-03 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空気調和機の室内ユニット
JP2017062087A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和装置
CN105588205A (zh) * 2016-01-29 2016-05-18 青岛海信日立空调系统有限公司 一种风管机
CN107796103A (zh) * 2016-08-29 2018-03-13 珠海格力电器股份有限公司 底壳组件及具有其的室内机
CN106765591B (zh) * 2017-01-18 2020-03-06 美的集团武汉制冷设备有限公司 空调室内机及空调器
WO2018133206A1 (zh) * 2017-01-18 2018-07-26 美的集团武汉制冷设备有限公司 空调室内机及空调器
CN106765593B (zh) * 2017-01-18 2019-12-06 美的集团武汉制冷设备有限公司 空调室内机及空调器
FR3065791A1 (fr) * 2017-05-01 2018-11-02 Eric Convoi Nelson Deflecteur d'air, recyclant, pour climatiseurs de types mural et plafonnier (unites interieures).
WO2019180818A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
CN109084371A (zh) * 2018-08-16 2018-12-25 Tcl空调器(中山)有限公司 壁挂式空调器及其底座
EP3705794B1 (en) * 2019-03-08 2022-08-17 Daikin Industries, Ltd. Outdoor unit for a heat pump

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760023U (ja) * 1980-09-20 1982-04-09
JPS5773514U (ja) * 1980-10-21 1982-05-06
JPS6329020U (ja) * 1986-08-12 1988-02-25
JPH07103503A (ja) * 1993-10-04 1995-04-18 Fujitsu General Ltd 空気調和機の室内機
JP3279490B2 (ja) * 1996-11-20 2002-04-30 東芝キヤリア株式会社 天井カセット形空気調和装置
US6360911B1 (en) * 2001-03-07 2002-03-26 York International Corporation Molded drain pan
JP4252530B2 (ja) * 2004-12-13 2009-04-08 ダイキン工業株式会社 空気調和機のドレン水静菌構造
JP2006300431A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機用ドレンパン、空気調和機の室内機およびその製造方法
EP1944556B1 (en) * 2005-10-31 2014-09-10 Mitsubishi Electric Corporation Indoor unit for air conditioner
US7418826B2 (en) * 2006-01-20 2008-09-02 Carrier Corporation Low-sweat condensate pan
JP2011220558A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Daikin Industries Ltd 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2719970A2 (en) 2014-04-16
JP2014077591A (ja) 2014-05-01
EP2719970A3 (en) 2018-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6112540B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP6252392B2 (ja) 空気調和機の室内機
KR20160076478A (ko) 제습 장치
JP5950810B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP4544364B1 (ja) 空気調和装置
CN105992917A (zh) 空调的室外单元
EP1813877B1 (en) Indoor unit of air conditioner
KR102115906B1 (ko) 제습기
JP2012242026A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP5606419B2 (ja) 空気調和機
JP5919513B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
WO2014091803A1 (ja) 空気調和機の室内機
JP6048818B2 (ja) 室外ユニット
JP5496697B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP4187034B2 (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP6333407B2 (ja) 熱交換ユニット及び空気調和装置
JP2009198012A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP5057958B2 (ja) 空気調和機
US11293648B2 (en) Compressor cover, outdoor unit of air-conditioning apparatus, and air-conditioning apparatus
JP5772590B2 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP6195433B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2017150766A (ja) 凝縮器及び冷蔵庫
JP5877364B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
WO2019150720A1 (ja) 空気調和装置の室外機
JP6115855B2 (ja) 室外ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160719

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6112540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350