JP3182675B2 - 印刷機のインキ供給装置 - Google Patents

印刷機のインキ供給装置

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JP3182675B2
JP3182675B2 JP17886493A JP17886493A JP3182675B2 JP 3182675 B2 JP3182675 B2 JP 3182675B2 JP 17886493 A JP17886493 A JP 17886493A JP 17886493 A JP17886493 A JP 17886493A JP 3182675 B2 JP3182675 B2 JP 3182675B2
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ink fountain
fountain
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷機のインキ供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の印刷機では、インキ壺を構成する
インキ壺部材に近接してインキ元ローラが配置され、イ
ンキ壺からインキ元ローラの外周表面に出たインキがイ
ンキ呼び出しローラによってインキ練りローラに移さ
れ、このインキがさらに複数のインキ練りローラを経て
印刷面に供給されるようになっている。
【0003】インキ壺部材は、通常、板状をなし、イン
キ壺内のインキがインキ壺部材とインキ元ローラとの間
のインキ通路を通ってインキ元ローラの外周表面に出る
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような印刷機に
おいては、印刷の内容によって使用するインキの種類を
変える場合があり、このような場合、先の印刷が終わっ
たときに、インキ壺内のインキを次の印刷に使用するも
のと取り替える段取替えの作業が行われる。この段取替
えの作業には、インキ壺内の古いインキの回収ならびに
インキ壺部材および各ローラの洗浄が含まれる。
【0005】従来の印刷機においては、インキ呼び出し
ローラおよびインキ練りローラについてはいわゆるイン
カー洗浄による自動洗浄が行われているが、インキ元ロ
ーラおよびインキ壺部材については、洗浄の自動化が困
難で、次のように手作業による洗浄が行われている。す
なわち、先の印刷が終了すると、インキ元ローラを停止
した状態で、インキ壺内に残っている古いインキを手作
業で取り出し、インキ元ローラおよびインキ壺部材のイ
ンキに触れていた部分を手で洗浄している。このため、
古いインキの回収および洗浄作業が面倒で、しかもイン
キ壺部材およびインキ元ローラを手で洗浄した後でなけ
ればインキ壺に新しいインキを入れることができないの
で、段取替えに時間がかかり、次の印刷を開始するまで
に長い時間を要する。
【0006】また、印刷機では、印刷面の幅によってイ
ンキ壺の幅を調整することが望ましいが、これは一般に
困難である。
【0007】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
古いインキの回収およびインキ元ローラの洗浄をある程
度自動化でき、よって段取替え時間の短縮が可能な印刷
機のインキ供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による印刷機
のインキ供給装置は、インキ壺を構成するインキ壺部
材、インキ壺部材との間のインキ通路を通して外周表面
にインキを出すインキ元ローラ、およびインキ壺部材の
下方に配置された洗浄タンクを備えており、洗浄タンク
に洗浄ブレードが設けられ、少なくとも洗浄ブレードの
位置が、洗浄ブレードがインキ元ローラの外周表面に圧
接する洗浄位置と洗浄ブレードがインキ元ローラから離
れる待機位置とに切り替えられ、インキ通路からインキ
元ローラの外周表面に出たインキが洗浄位置にある洗浄
ブレードによりかき取られて洗浄タンクに入るようにな
されており、略四角柱状のインキ壺部材が、インキ元ロ
ーラと平行な軸を中心に回転させられて、4つの作業位
置に位置決めされるようになされており、インキ壺部材
の周囲に、各作業位置に位置決めされたときに先端のイ
ンキ通路形成部がインキ元ローラの外周表面に近接して
インキ壺を形成するインキ壺形成面が、インキ壺部材の
回転方向に4つ形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0009】第2の発明による印刷機のインキ供給装置
は、インキ壺を構成するインキ壺部材、インキ壺部材と
の間のインキ通路を通して外周表面にインキを出すイン
キ元ローラ、およびインキ壺部材の下方に配置された洗
浄タンクを備えており、洗浄タンクに洗浄ブレードが設
けられ、少なくとも洗浄ブレードの位置が、洗浄ブレー
ドがインキ元ローラの外周表面に圧接する洗浄位置と洗
浄ブレードがインキ元ローラから離れる待機位置とに切
り替えられ、インキ通路からインキ元ローラの外周表面
に出たインキが洗浄位置にある洗浄ブレードによりかき
取られて洗浄タンクに入るようになされており、略三角
柱状のインキ壺部材が、インキ元ローラと平行な軸を中
心に回転させられて、3つの作業位置に位置決めされる
ようになされており、インキ壺部材の周囲に、各作業位
置に位置決めされたときに先端のインキ通路形成部がイ
ンキ元ローラの外周表面に近接してインキ壺を形成する
インキ壺形成面が、インキ壺部材の回転方向に3つ形成
されていることを特徴とするものである。 第3の発明に
よる印刷機のインキ供給装置は、インキ壺を構成するイ
ンキ壺部材、インキ壺部材との間のインキ通路を通して
外周表面にインキを出すインキ元ローラ、およびインキ
壺部材の下方に配置された洗浄タンクを備えており、洗
浄タンクに洗浄ブレードが設けられ、少なくとも洗浄ブ
レードの位置が、洗浄ブレードがインキ元ローラの外周
表面に圧接する洗浄位置と洗浄ブレードがインキ元ロー
ラから離れる待機位置とに切り替えられ、インキ通路か
らインキ元ローラの 外周表面に出たインキが洗浄位置に
ある洗浄ブレードによりかき取られて洗浄タンクに入る
ようになされており、板状のインキ壺部材が、インキ元
ローラと平行な軸を中心に回転させられて、2つの作業
位置に位置決めされるようになされており、インキ壺部
材の両面に、各作業位置に位置決めされたときに先端の
インキ通路形成部がインキ元ローラの外周表面に近接し
てインキ壺を形成するインキ壺形成面が、インキ壺部材
の回転方向に2つ形成されていることを特徴とする物で
ある。
【0010】
【作用】第1、第2および第3の各発明において、通常
の印刷を行う場合、インキ壺部材はいずれかの作業位置
に固定されている。また、洗浄ブレードが待機位置に切
り替えられ、インキ元ローラから離れている。このた
め、インキ壺からインキ通路を通ってインキ元ローラの
外周表面に出たインキは、従来と同様に、印刷面に供給
される。
【0011】段取替えを行う場合、洗浄ブレードが洗浄
位置に切り替えられて、インキ元ローラの外周表面に圧
接させられ、このような状態でインキ元ローラが回転さ
せられる。インキ元ローラの回転により、インキ壺内に
残っている古いインキが印刷時と同様にインキ通路を通
ってインキ元ローラの外周表面に出るが、このインキは
洗浄ブレードによりかき取られて、洗浄タンク内に回収
される。インキ壺内に残っていたインキが全てインキ元
ローラにより取り出されて、洗浄ブレードにより洗浄タ
ンク内に回収された後も、そのままの状態でしばらくイ
ンキ元ローラが回転させられることにより、インキ元ロ
ーラの外周表面に残っていたインキが洗浄ブレードによ
りかき取られ、インキ元ローラの外周表面がある程度洗
浄される。この後、洗浄ブレードが待機位置に切り替え
られ、インキ元ローラの外周表面が手できれいに洗浄さ
れ、インキ壺部材が別の作業位置に固定されて、新しく
形成されたインキ壺に新しいインキが入れられ、次の印
刷作業が開始される。そして、次の印刷が行なわれてい
る間に、先の印刷に使用していたインキ壺形成面が手で
きれいに洗浄される。
【0012】このように、段取替えを行うときに、洗浄
位置に位置している洗浄ブレードにより、インキ壺内に
残っていたインキが自動的に洗浄タンク内に回収され、
インキ元ローラの外周表面がある程度洗浄される。この
ため、わずかにインキが残っているインキ元ローラおよ
びインキ壺部材のインキ壺形成面を手で洗浄するだけで
よく、インキの回収作業および洗浄作業が簡単で、段取
替えの時間も短くてすむ。
【0013】第1の発明において、四角柱状のインキ壺
部材が、インキ元ローラと平行な軸を中心に回転させら
れて、4つの作業位置に位置決めされるようになされて
おり、インキ壺部材の周囲に、各作業位置に位置決めさ
れたときに先端のインキ通路形成部がインキ元ローラの
外周表面に近接してインキ壺を形成するインキ壺形成面
が、インキ壺部材の回転方向に4つ形成されているの
で、印刷の内容が変わってインキの種類を変えるような
場合に、インキ壺部材を回転させて異なる作業位置に位
置決めすることにより、インキ壺を形成するインキ壺形
成面を取り替えることができる。このため、段取替えを
行う場合に、先の印刷に使用していたインキ壺形成面を
洗浄する前に、インキ壺部材を別の作業位置まで回転さ
せて、次の印刷に使用する新しいインキ壺形成面でイン
キ壺を形成し、このインキ壺に新しいインキを入れて、
次の印刷を開始し、次の印刷を行っている間に、先の印
刷に使用していたインキ壺形成面の洗浄を行うことがで
きる。したがって、インキ壺形成面の洗浄に要する時間
だけさらに段取替えに要する時間が短縮できる。また、
インキ壺部材が略四角柱状をなすので、インキ壺部材の
形状が簡単で、その周囲に4つのインキ壺形成面を容易
に形成することができる。
【0014】第2の発明において、三角柱状のインキ壺
部材が、インキ元ローラと平行な軸を中心に回転させら
れて、3つの作業位置に位置決めされるようになされて
おり、インキ壺部材の周囲に、各作業位置に位置決めさ
れたときに先端のインキ通路形成部がインキ元ローラの
外周表面に近接してインキ壺を形成するインキ壺形成面
が、インキ壺部材の回転方向に3つ形成されているの
で、印刷の内容が変わっ てインキの種類を変えるような
場合に、インキ壺部材を回転させて異なる作業位置に位
置決めすることにより、インキ壺を形成するインキ壺形
成面を取り替えることができる。このため、段取替えを
行う場合に、先の印刷に使用していたインキ壺形成面を
洗浄する前に、インキ壺部材を別の作業位置まで回転さ
せて、次の印刷に使用する新しいインキ壺形成面でイン
キ壺を形成し、このインキ壺に新しいインキを入れて、
次の印刷を開始し、次の印刷を行っている間に、先の印
刷に使用していたインキ壺形成面の洗浄を行うことがで
きる。したがって、インキ壺形成面の洗浄に要する時間
だけさらに段取替えに要する時間が短縮できる。また、
インキ壺部材が略三角柱状をなすので、インキ壺部材の
形状が簡単で、その周囲に3つのインキ壺形成面を容易
に形成することができる。 第3の発明において、板状の
インキ壺部材が、インキ元ローラと平行な軸を中心に回
転させられて、2つの作業位置に位置決めされるように
なされており、インキ壺部材の両面に、各作業位置に位
置決めされたときに先端のインキ通路形成部がインキ元
ローラの外周表面に近接してインキ壺を形成するインキ
壺形成面が、インキ壺部材の回転方向に2つ形成されて
いるので、印刷の内容が変わってインキの種類を変える
ような場合に、インキ壺部材を回転させて異なる作業位
置に位置決めすることにより、インキ壺を形成するイン
キ壺形成面を取り替えることができる。このため、段取
替えを行う場合に、先の印刷に使用していたインキ壺形
成面を洗浄する前に、インキ壺部材を別の作業位置まで
回転させて、次の印刷に使用する新しいインキ壺形成面
でインキ壺を形成し、このインキ壺に新しいインキを入
れて、次の印刷を開始し、次の印刷を行っている間に、
先の印刷に使用していたインキ壺形成面の洗浄を行うこ
とができる。したがって、インキ壺形成面の洗浄に要す
る時間だけさらに段取替えに要する時間が短縮できる。
また、インキ壺部材が板状をなすので、インキ壺部材の
形状が簡単で、その周囲に2つのインキ壺形成面を容易
に形成することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0016】図1〜図4は印刷機のインキ供給装置の主
要部のそれぞれ異なる4つの状態を示し、図5は図1の
状態についてその一部を拡大して示している。以下の説
明において、図1〜図4の右側を前、左側を後とし、前
から後を見たときの左右を左右とする。すなわち、図1
〜図4の紙面表側を左、同裏側を右とする。また、回転
方向は、図1〜図4についていうものとする。
【0017】左右方向に水平にのびるインキ元ローラ
(1)の前方かつ下方に複数のインキ練りローラのうちの
最初のインキ練りローラ(2)が平行に配置され、これら
のローラ(1)(2)の間にインキ呼び出しローラ(3)が平行
に配置されている。元ローラ(1)および練りローラ(2)
は、左右両端部において印刷機のフレーム(4)に回転自
在に支持され、図示しない適当な駆動装置により互いに
同期した所定の回転速度で図面の矢印方向に回転させら
れる。元ローラ(1)の少なくとも外周部は磁性材料より
なり、その外周表面を永久磁石で吸着できるようになっ
ている。詳細な図示は省略したが、呼び出しローラ(3)
は、適当な切り替え装置により、練りローラ(2)から離
れて元ローラ(1)に接する位置と元ローラ(1)から離れて
練りローラ(2)に接する位置とに切り替えられる。な
お、このような呼び出しローラ(3)および練りローラ(2)
の構成は公知であるから、詳細な説明は省略する。
【0018】左右方向に水平にのびる磁性材料製のイン
キ壺部材(5)が、元ローラ(1)の後方に配置されている。
壺部材(5)はたとえば断面正方形の四角柱状をなし、そ
の左右両端に設けられた支持軸部(6)がフレーム(4)に回
転自在に支持されている。壺部材(5)は、たとえば手で
任意の方向に回転させられ、90度おきの4つの作業位
置に位置決めされて、図示しないロックピンなどの適宜
な手段により各作業位置に固定されるようになってい
る。壺部材(5)の周囲の4つの側面がインキ壺形成面(7
a)(7b)(7c)(7d)となっており、各インキ壺形成面(7a)〜
(7d)の時計回り方向の端の稜線がそのインキ壺形成面(7
a)〜(7d)に対応するインキ通路形成部(8a)(8b)(8c)(8d)
となっている。インキ壺形成面は符号(7)で総称し、区
別する必要があるときは、時計回り方向に順に、第1イ
ンキ壺形成面(7a)、第2インキ壺形成面(7b)、第3イン
キ壺形成面(7c)、第4インキ壺形成面(7d)と呼ぶことに
する。インキ通路形成部も符号(8)で総称し、区別する
必要があるときは、時計回り方向に順に、第1インキ通
路形成部(8a)、第2インキ通路形成部(8b)、第3インキ
通路形成部(8c)、第4インキ通路形成部(8d)と呼ぶこと
にする。インキ壺部材(5)の端面には、各インキ通路形
成部(8)に対応して、その番号を表わす「1」〜「4」
の数字が記されている。各インキ壺形成面(7)は、イン
キ壺部材(5)が対応する作業位置に位置決めされたとき
に、インキ壺を構成し、そのインキ壺形成面(7)に対応
するインキ通路形成部(8)が元ローラ(1)の外周表面に近
接して、元ローラ(1)とインキ通路形成部(8)との間にイ
ンキ通路(9)が形成されるようになっている。なお、図
1のように第1インキ壺形成面(7a)がインキ壺を構成し
ている作業位置を第1作業位置といい、図4のように第
2インキ壺形成面(7b)がインキ壺を構成している作業位
置を第2作業位置ということにする。同様に、第3イン
キ壺形成面(7c)がインキ壺を構成している作業位置を第
3作業位置といい、第4インキ壺形成面(7d)がインキ壺
を構成している作業位置を第4作業位置ということにす
る。インキ通路(9)の大きさは、元ローラ(1)の回転中心
軸(1a)と壺部材(5)の回転中心軸(5a)との軸間距離、元
ローラ(1)の直径および壺部材(5)の回転中心軸(5a)から
インキ通路形成部(8)までの距離によって決まる。この
場合、少なくとも2つのインキ通路形成部(8)につい
て、壺部材(5)の回転中心軸(5a)からインキ通路形成部
(8)までの距離が変えられている。このようにすれば、
作業位置によってインキ通路(9)の大きさを変えること
ができる。
【0019】元ローラ(1)と壺部材(5)の間に、インキ壺
の側板である左右1対の堰板(10)が着脱自在に固定され
るようになっている。堰板(10)は永久磁石を用いたもの
で、略三角形状をなし、三角形の2辺に相当する部分
に、部分円筒状のインキ元ローラ吸着面(10a)と平面状
のインキ壺部材吸着面(10b)が形成されている。壺部材
(5)を回転させるときには、堰板(10)は元ローラ(1)と壺
部材(5)から取り外される。印刷時には、元ローラ吸着
面(10a) が元ローラ(1)の外周表面に密着してこれを磁
力により吸着するとともに、壺部材吸着面(10b)が壺部
材(5)のインキ壺を形成しているインキ壺形成面(7)に密
着してこれを磁力により吸着することにより、これらに
固定されて、インキ壺の側板を構成する。このとき、堰
板(10)は磁力により元ローラ(1)を吸着しているだけで
あるから、元ローラ(1)の回転に支障をきたすことがな
い。また、堰板(10)は磁力により元ローラ(1) および壺
部材(5)を吸着するものであるから、簡単に着脱がで
き、しかも左右方向の位置が変えられる。そして、印刷
面の幅に合わせて堰板(10)の左右方向の位置を変えるこ
とにより、インキ壺の左右幅を変えることができる。堰
板(10)は、たとえば、金属磁石、プラスチック磁石、ゴ
ム磁石などにより一体に形成される。また、適当な材料
によって構成した堰板(10)の本体に適当な永久磁石を固
定して、元ローラ吸着面(10a)および壺部材吸着面(10b)
を形成するようにしてもよい。
【0020】壺部材(5)の下方に、洗浄タンク(11)が配
置されている。タンク(11)の前部に、タンク(11)の前端
より前方斜め上方に突出した洗浄ブレード(12)が固定さ
れている。ブレード(12)は、たとえば、厚さが0.5mm
程度の鋼製弾性板よりなる。タンク(11)およびブレード
(12)の左右幅は、元ローラ(1)の左右長さより少し大き
い。タンク(11)は、図示しない適当な駆動装置により、
前後方向に移動しうるように支持されており、図2に示
すように前方に移動してブレード(12)が元ローラ(1)の
外周表面に圧接する洗浄位置と、図1に示すように後方
に移動してブレード(12)が元ローラ(1) から離れる待機
位置とに切り替えられる。
【0021】上記の印刷機において、印刷を行うときに
は、図1に示すように、タンク(11)は後方の待機位置に
位置させられ、壺部材(5)はいずれかの作業位置に固定
され、元ローラ(1)と壺部材(5)の間に堰板(10)が固定さ
れる。そして、壺部材(5)、元ローラ(1)および左右の堰
板(10)の間のインキ壺にインキ(A)が入れられる。図1
は、壺部材(5)が第1作業位置に固定された状態を示し
ている。
【0022】図1に示す状態において、元ローラ(1)が
回転すると、インキ壺内のインキ(A)がインキ通路(9)を
通って元ローラ(1)の外周表面に出る。元ローラ(1)の表
面に出たインキは、呼び出しローラ(3)が元ローラ(1)に
接触する位置に切り替えられている間に、呼び出しロー
ラ(3)の外周表面に移され、呼び出しローラ(3)の表面に
移されたインキは、呼び出しローラ(3)が練りローラ(2)
に接触する位置に切り替えられている間に、練りローラ
(2)に移され、さらに他の練りローラを経由して印刷面
に供給される。そして、呼び出しローラ(3)が元ローラ
(1)に接触している時間を制御することにより、印刷面
に供給されるインキ量が調節される。
【0023】第1作業位置における印刷が終わった後に
第2作業位置における印刷を行う場合の段取替え作業
は、たとえば、次のように行われる。
【0024】第1作業位置における印刷が終了すると、
まず、図2に示すように、タンク(11)を前方の洗浄位置
に移動させて、ブレード(12)を元ローラ(1)の表面に圧
接させ、このような状態で元ローラ(1)を回転させる。
これにより、インキ壺内に残っているインキ(A)が印刷
時と同様にインキ通路(9)を通って元ローラ(1)の表面に
出るが、このインキはブレード(12)によりかき取られ
て、タンク(11)内に回収される。インキ壺内に残ってい
たインキ(A)が全て元ローラ(1)により取り出されて、ブ
レード(12)によりタンク(11)内に回収されたならば、そ
のままの状態でしばらく元ローラ(1)を回転させる。こ
れにより、元ローラ(1)の表面に残っていたインキがブ
レード(12)によりかき取られ、元ローラ(1)の表面があ
る程度洗浄される。この後、図3に示すように、タンク
(11)を後方の待機位置に移動させ、元ローラ(1)を停止
させて、左右の堰板(10)を取り外し、元ローラ(1)の外
周面をきれいに洗浄する。元ローラ(1)の洗浄が終了し
たならば、図4に示すように、壺部材(5)を反時計回り
方向に90度回転させて、第2作業位置に固定した後、
インキ壺に新しい1対の堰板(10)を固定し、インキ壺に
新しいインキ(A)を入れて、次の印刷作業を開始する。
そして、この間に、タンク(11)に回収された古いインキ
を廃棄し、先の印刷に使用した堰板(10)および第1イン
キ壺形成面(7a)の洗浄を行う。
【0025】上記の印刷機では、印刷が終了したとき
に、ブレード(12)により、インキ壺内に残っていたイン
キが自動的にタンク(11)に回収され、元ローラ(1)の外
周表面がある程度洗浄される。このため、わずかにイン
キが残っている元ローラ(1)の表面およびインキ壺形成
面(7a)を手で洗浄するだけでよく、洗浄作業が簡単で、
段取替えの時間も短くてすむ。また、先の印刷に使用し
ていた第1インキ壺形成面(7a)を洗浄する前に、壺部材
(5)を第2作業位置まで回転させて、次の印刷を開始
し、次の印刷を行っている間に第1インキ壺形成面(7a)
の洗浄を行うことができるので、この第1インキ壺形成
面(7a)の洗浄に要する時間だけ、さらに段取替えに要す
る時間を短縮することができる。
【0026】壺部材(5)、タンク(11)、ブレード(12)な
どの構成は、上記実施例のものに限らず、適宜変更可能
である。上記実施例では、壺部材(5)の回転中心軸(5a)
から少なくとも2つのインキ通路形成部(8)までの距離
を変えることにより、作業位置によってインキ通路(9)
の大きさを変えるようになっている。しかしながら、作
業位置によってインキ通路(9)の大きさを変える必要が
ない場合は、壺部材(5)の回転中心軸(5a)から全てのイ
ンキ通路形成部(8)までの距離を等しくすればよい。ま
た、壺部材(5)の回転中心軸(5a)から全てのインキ通路
形成部(8)までの距離を等しくし、適宜な手段により、
壺部材(5)の各作業位置における位置決め角度の微調整
ができるようにしてもよい。このようにすれば、各作業
位置における位置決め角度の微調整を行うことにより、
インキ通路形成部(8)の位置を微調整して、インキ通路
(9)の大きさの微調整を行うことができる。さらに、上
記実施例のように壺部材(5)の回転中心軸(5a)から少な
くとも2つのインキ通路形成部(8)までの距離を変えた
上に、壺部材(5)の各作業位置における位置決め角度の
微調整ができるようにしてもよい。たとえば、壺部材
(5)は、適当な駆動装置によって自動的に回転させられ
てもよい。また、壺部材がたとえば断面略正三角形の略
三角柱状をなし、その周囲に3つのインキ壺形成面が形
成されて、120度おきの3つの作業位置に固定される
ようになされてもよい。さらに、壺部材が板状をなし、
その両面に2つのインキ壺形成面が形成されて、180
度おきの2つの作業位置に固定されるようになされても
よい。上記実施例では、タンク(11)全体が前後に移動し
てブレード(12)の位置が切り替えられるようになってい
るが、ブレードを含む一部だけが移動してブレードの位
置が切り替えられるようになされてもよい。
【0027】
【発明の効果】第1、第2および第3の各発明の印刷機
のインキ供給装置によれば、上述のように、段取替えを
行うときに、洗浄位置に位置している洗浄ブレードによ
り、インキ壺内に残っているインキを自動的に洗浄タン
ク内に回収するとともに、インキ元ローラの外周表面を
ある程度洗浄することができるため、段取替えの作業が
簡単で、時間も短くてすむ。
【0028】しかも、四角柱状、三角柱状または板状の
インキ壺部材が、インキ元ローラと平行な軸を中心に回
転させられて、4つ、3つまたは2つの作業位置に位置
決めされるようになされており、インキ壺部材の周囲
たは両面に、各作業位置に位置決めされたときに先端の
インキ通路形成部がインキ元ローラの外周表面に近接し
てインキ壺を形成するインキ壺形成面が、インキ壺部材
の回転方向に4つ、3つまたは2つ形成されているの
で、インキ壺部材を回転させて異なる作業位置に位置決
めすることにより、インキ壺を形成するインキ壺形成面
を取り替えることができ、次の印刷を行っている間に、
先の印刷に使用していたインキ壺形成面の洗浄を行うこ
とができ、したがって、インキ壺形成面の洗浄に要する
時間だけさらに段取替えに要する時間を短縮することが
できる。さらに、インキ壺部材が略四角柱状、略三角柱
または板状をなすので、インキ壺部材の形状が簡単
で、その周囲に4つ、3つまたは2つのインキ壺形成面
を容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す印刷機のインキ供給装
置の主要部の部分切り欠き側面図である。
【図2】図1と異なる状態を示す印刷機のインキ供給装
置の主要部の部分切り欠き側面図である。
【図3】図2とさらに異なる状態を示す印刷機のインキ
供給装置の主要部の部分切り欠き側面図である。
【図4】図3とさらに異なる状態を示す印刷機のインキ
供給装置の主要部の部分切り欠き側面図である。
【図5】図1の主要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) インキ元ローラ (5) インキ壺部材 (5a) インキ壺部材の回転中心軸 (7a)(7b)(7c)(7d) インキ壺形成面 (8a)(8b)(8c)(8d) インキ通路形成部 (9) インキ通路 (11) 洗浄タンク (12) 洗浄ブレード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インキ壺を構成するインキ壺部材、インキ
    壺部材との間のインキ通路を通して外周表面にインキを
    出すインキ元ローラ、およびインキ壺部材の下方に配置
    された洗浄タンクを備えており、洗浄タンクに洗浄ブレ
    ードが設けられ、少なくとも洗浄ブレードの位置が、洗
    浄ブレードがインキ元ローラの外周表面に圧接する洗浄
    位置と洗浄ブレードがインキ元ローラから離れる待機位
    置とに切り替えられ、インキ通路からインキ元ローラの
    外周表面に出たインキが洗浄位置にある洗浄ブレードに
    よりかき取られて洗浄タンクに入るようになされてお
    り、略四角柱状のインキ壺部材が、インキ元ローラと平
    行な軸を中心に回転させられて、4つの作業位置に位置
    決めされるようになされており、インキ壺部材の周囲
    に、各作業位置に位置決めされたときに先端のインキ通
    路形成部がインキ元ローラの外周表面に近接してインキ
    壺を形成するインキ壺形成面が、インキ壺部材の回転方
    向に4つ形成されていることを特徴とする印刷機のイン
    キ供給装置。
  2. 【請求項2】インキ壺を構成するインキ壺部材、インキ
    壺部材との間のインキ通路を通して外周表面にインキを
    出すインキ元ローラ、およびインキ壺部材の下方に配置
    された洗浄タンクを備えており、洗浄タンクに洗浄ブレ
    ードが設けられ、少なくとも洗浄ブレードの位置が、洗
    浄ブレードがインキ元ローラの外周表面に圧接する洗浄
    位置と洗浄ブレードがインキ元ローラから離れる待機位
    置とに切り替えられ、インキ通路からインキ元ローラの
    外周表面に出たインキが洗浄位置にある洗浄ブレードに
    よりかき取られて洗浄タンクに入るようになされてお
    り、略三角柱状のインキ壺部材が、インキ元ローラと平
    行な軸を中心に回転させられて、3つの作業位置に位置
    決めされるようになされており、インキ壺部材の周囲
    に、各作業位置に位置決めされたときに先端のインキ通
    路形成部がインキ元ローラの外周表面に近接してインキ
    壺を形成するインキ壺形成面が、インキ壺部材の回転方
    向に3つ形成されていることを特徴とする印刷機のイン
    キ供給装置。
  3. 【請求項3】インキ壺を構成するインキ壺部材、インキ
    壺部材との間のインキ通路を通して外周表面にインキを
    出すインキ元ローラ、およびインキ壺部材の下方に配置
    された洗浄タンクを備えており、洗浄タンクに洗浄ブレ
    ードが設けられ、少なくとも洗浄ブレードの位置が、洗
    浄ブレードがインキ元ローラの外周表面に圧接する洗浄
    位置と洗浄ブレードがインキ元ローラから離れる待機位
    置とに切り替えられ、インキ通路からインキ元ローラの
    外周表面に出たインキが洗浄位置にある洗浄ブレードに
    よりかき取られて洗浄タンクに入るようになされてお
    り、板状のインキ壺部材が、インキ元ローラと平行な軸
    を中心に回転させられて、2つの作業位置に位置決めさ
    れるようになされており、インキ壺部材の両面に、各作
    業位置に位置決めされたときに先端のインキ通路形成部
    がインキ元ローラの外周表面に近接してインキ壺を形成
    するインキ壺形成面が、インキ壺部材の回転方向に2つ
    形成されていることを特徴とする印刷機のインキ供給装
    置。
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