JP3182386B2 - 超音波洗浄装置の構造及び該構造を備えた超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置の構造及び該構造を備えた超音波洗浄装置

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JP3182386B2
JP3182386B2 JP32520997A JP32520997A JP3182386B2 JP 3182386 B2 JP3182386 B2 JP 3182386B2 JP 32520997 A JP32520997 A JP 32520997A JP 32520997 A JP32520997 A JP 32520997A JP 3182386 B2 JP3182386 B2 JP 3182386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハやガラス基
板などからなる半導体基板等の被洗浄物を超音波洗浄す
る超音波洗浄装置に関し、特に枚葉式超音波洗浄装置に
おいて、使用する洗浄液を大幅に低減して省液化が可能
な超音波洗浄装置の構造及び該構造を備えた超音波洗浄
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波洗浄装置としては、例えば
特開平6−461号公報に記載のものが知られている。
この従来の超音波洗浄装置を図11乃至図13を参照し
て説明する。
【0003】図11は、従来の超音波洗浄装置を正面か
らみた断面図、図12は、図11の底面からみた、一部
拡大部分を含む底面図、図13は、図11の側面からみ
た、洗浄液の流れの状態を示す図である。
【0004】図11に示すように、この超音波洗浄装置
は、断面略凹状で長手方向に箱状でなるステンレス等で
形成されたケース111と、前記ケース111の凹部内
に配置された超音波振動子115と、この超音波振動子
115を例えば950KHzの超音波信号で駆動する超
音波発振器116とを有する。
【0005】前記ケース111は、前記凹部内に配設し
た超音波振動子115の振動板111aを含む上側ケー
スと、前記振動板111aに対向して設けられ超音波振
動子115の面に対して角度θ(0<θ<10°)傾斜
して設けられた反射板111bを含む下側ケースとから
なっている。
【0006】この上側ケースと下側ケースは、ボルト1
21とナット122によりパッキン119を介して締結
固定されている。そして、下側ケースの側面には、3箇
所の洗浄液供給口112と、この洗浄液供給口112の
反対側側面に設けられた2箇所のオーバーフロー排出口
114と、下部反射板111bの中央に長手状に形成さ
れた洗浄液導出部126と、この洗浄液導出部126の
中央に形成されたスリット125とを有している。
【0007】また、前記パッキン119の一方には、断
面略L字状の整流板118が取り付けられ、この整流板
118には複数のスリット120が下部に形成されて整
流作用を行う。
【0008】次に、前記構成よりなる超音波洗浄装置の
動作について説明する。
【0009】図11に示すように、洗浄液124が洗浄
液供給口112からケース111内に供給されると、洗
浄液124は整流板118のスリット20で整流されて
ケース111内を層流となって流れ洗浄液噴出口113
に沿って均一な形状となって洗浄液噴出口113から被
洗浄物117上に噴出される。このとき超音波振動子1
15は、超音波信号により駆動されて振動板111aを
介して超音波をケース111の底面である反射板111
bに向けて反射する。この反射板111bは、所定角度
θだけ傾斜しているので反射板111bにより反射した
超音波123a及び123bは反射を繰り返しつつ最終
的に洗浄液噴出口113に集束して超音波導出部126
に導かれスリット125から被洗浄物117上に強力な
超音波洗浄液を照射する。
【0010】また、図14は、図11に示す超音波洗浄
装置を用いてウェハの洗浄を行った試験結果を示してい
る。図14は、横軸に粒子径(μm)を示し、縦軸に微
粒子数(ヶ)を示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波洗浄装置
は、以下に示すような問題がある。即ち、
【0012】従来の超音波洗浄装置は、ウェハやガラ
ス基板などの被洗浄物を一枚一枚洗浄する枚葉式の洗浄
装置であるが、洗浄液導出部126のスリット125か
ら照射される超音波は集束されて強力なものとはなる
が、図11に示すように被洗浄物117に照射する面積
が非常に狭いため十分な洗浄効果を得るためには通常こ
の超音波洗浄装置を複数台併設して使用する必要があ
り、これに使用する洗浄液も多く必要となる。しかも、
被洗浄物117に照射された洗浄液124は回収されず
そのまま排出されてしまう。
【0013】また、この超音波洗浄装置内部を流れる
洗浄液124は、純水を使用するため、ケース111の
内面は純水用に特殊な表面処理加工をしなければなら
ず、組立工程にも多くの作業を要し、費用も高価なもの
となっている。
【0014】また、近年ガラス基板などの基板の大型
化に伴い洗浄装置も大型化する必要に迫られている。し
かし、この超音波洗浄装置は、図12に示すように洗浄
液導出部126は通常溶接加工などで製作するため、中
央のスリット125を均一な幅で長く製作することは非
常に難しい。しかも、このスリット125の幅は、超音
波の周波数の波長に依存するため幅を狭くすると超音波
が減衰してしまい十分伝達されなくなる。したがって、
この幅を狭くすることには制限があり使用水量を下げる
ことにも限界がある。
【0015】例えば、f0=1MHzで水中の音速が1
500m/secとすると、λ=1.5mmとなる。従
って、このような条件下では、前記スリット125の幅
をdとすると、d≧1.5mmとしなければならない。
そして、前記スリットの長さが例えば660mmのもの
を製作すると、流量は40l(リットル)/min以上
のものが必要となり省液化するには限界がある。
【0016】また、前記スリット125の幅を狭くす
る方法としては、周波数を高くする方法が考えられる
が、周波数f0が高くなると液中での超音波の伝播が弱
くなり音波の減衰が起こりやすく十分な洗浄効果が得ら
れなくなる。従って、この周波数f0を変えずに省液化
する方法が望まれている。
【0017】また、図12に示すように、スリット1
25が均一な幅で形成されていない場合には、図13に
二点鎖線で示すように、洗浄液124の先端部がやや波
打つような形状となる(127aとして図示)。この場
合、洗浄液が多い場合にはいわゆるウォータカーテン状
になりほぼ均一に近い流れとなるが、液が不足してくる
と127bで示すようにいわゆる液割れが起こり超音波
を被洗浄物117に均一に伝達することができず、十分
な洗浄効果を得ることができないという問題が起こる。
しかも、この超音波洗浄装置では、上記のような液不足
を防ぐため超音波流量計などを別途設けて常に流量を観
測する必要がある。
【0018】また、この超音波洗浄装置は、反射板1
11bが所定の角度で形成されているが、この反射板1
11bは、超音波を反射させて等しい強さで集束するた
めのものであるから図11に示すように左右等しい角度
で形成されなければならない。しかしながら、この反射
板111bは通常溶接等で加工されるため熱膨張などが
起こり図12に示すように長くなるにしたがって左右等
しい角度で形成することは非常に困難な作業を伴う。
【0019】そこで、本発明は上記従来技術の欠点に鑑
みてなされたものであって、ウェハやガラス基板などか
らなる半導体基板などの被洗浄物を超音波洗浄する超音
波洗浄装置において、使用する洗浄液を大幅に低減して
省液化することのできる超音波洗浄装置の構造及び該構
造を備えた超音波洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波洗浄
装置の構造は、薄板長方形状の上側ケースと、この上側
ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
手状の中間ケースとからなるケースと、前記上側ケース
と中間ケースとの間に介装された断面略凹状でかつ長手
状の中間プレートと、前記中間プレートの凹部内に配設
した超音波振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前
記中間ケースの下方端部に固着してなる薄板長方形状の
振動プレートと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態
が形成された内部への液の供給を可能とする給液口とを
備え、前記振動プレートは、その厚さが振動共振長λ/
2を無視できる十分な薄膜で構成してなるものである。
【0021】また、本発明による超音波洗浄装置は、薄
板長方形状の上側ケースと、この上側ケースの下部両側
に配設してなる断面略コ字状でかつ長手状の中間ケース
とからなるケースと、前記上側ケースと中間ケースとの
間に介装された断面略凹状でかつ長手状の中間プレート
と、前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子
と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下
方端部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さ
が振動共振長λ/2を無視できる十分な薄膜で構成して
なる振動プレートと、前記中間ケースの片側側面に密閉
状態が形成された内部への液の供給を可能とする給液口
と、先端が前記振動プレートの下面に臨むように前記中
間ケースの一方の側面下部に設けた給液部材とを備え、
前記給液部材から給液された洗浄液によって前記振動プ
レートと振動プレートの下方に位置する基板との間に液
膜を形成するものである。
【0022】また、本発明による超音波洗浄装置は、前
記中間ケースの一方の側面下部に設けた給液部材と、前
記中間ケースの他方の側面下部に吸込部材を設け、該吸
込部材で吸引した洗浄液を前記給液部材に環流してなる
ものである。
【0023】また、本発明による超音波洗浄装置は、薄
板長方形状の上側ケースと、この上側ケースの下部両側
に配設してなる断面略コ字状でかつ長手状の中間ケース
とからなるケースと、前記上側ケースと中間ケースとの
間に介装された断面略凹状でかつ長手状の中間プレート
と、前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子
と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下
方端部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さ
が振動共振長λ/2を無視できる十分な薄膜で構成して
なる振動プレートと、前記中間ケースの片側側面に密閉
状態が形成された内部への洗浄液の供給を可能とする給
液口とを備え、前記給液口から給液された前記洗浄液
が、前記振動プレートに形成された小孔を通過して前記
振動プレートの下方に位置する基板との間に液膜を形成
するものである。
【0024】また、本発明による超音波洗浄装置の前記
振動プレートは、石英、ステンレス、アルミニウム、タ
ンタルなどの材料からなるものである。
【0025】また、本発明による超音波洗浄装置の前記
超音波振動子は、約500KHz以上の周波数で駆動し
てなるものである。
【0026】また、本発明による超音波洗浄装置の前記
給液部材は、前記中間ケースに一体に構成したものであ
る。
【0027】また、本発明による超音波洗浄装置の構造
は、薄板長方形状の上側ケースと、この上側ケースの下
部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長手状の中間
ケースとからなるケースと、前記上側ケースと中間ケー
スとの間に介装された断面略凹状でかつ長手状の中間プ
レートと、前記中間プレートの凹部内に配設した超音波
振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケー
スの下方端部に固着してなる薄板長方形状の振動プレー
トと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成され
た内部への液の供給を可能とする給液口とを備え、前記
振動プレートは、その厚さが振動共振長λ/2の整数倍
で構成してなるものである。
【0028】また、本発明による超音波洗浄装置は、薄
板長方形状の上側ケースと、この上側ケースの下部両側
に配設してなる断面略コ字状でかつ長手状の中間ケース
とからなるケースと、前記上側ケースと中間ケースとの
間に介装された断面略凹状でかつ長手状の中間プレート
と、前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子
と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下
方端部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さ
が振動共振長λ/2の整数倍で構成してなる振動プレー
トと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成され
た内部への液の供給を可能とする給液口と、先端が前記
振動プレートの下面に臨むように前記中間ケースの一方
の側面下部に設けた給液部材とを備え、前記給液部材か
ら給液された洗浄液によって前記振動プレートと振動プ
レートの下方に位置する基板との間に液膜を形成するも
のである。
【0029】また、本発明による超音波洗浄装置は、薄
板長方形状の上側ケースと、この上側ケースの下部両側
に配設してなる断面略コ字状でかつ長手状の中間ケース
とからなるケースと、前記上側ケースと中間ケースとの
間に介装された断面略凹状でかつ長手状の中間プレート
と、前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子
と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下
方端部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さ
が振動共振長λ/2の整数倍で構成してなる振動プレー
トと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成され
た内部への洗浄液の供給を可能とする給液口とを備え、
前記給液口から給液された前記洗浄液が、前記振動プレ
ートに形成された小孔を通過して前記振動プレートの下
方に位置する基板との間に液膜を形成するものである。
また、本発明による超音波洗浄装置の前記振動プレート
は、液量調整手段を備え、該液量調整手段は、所定の角
度傾斜して設けてなるものである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による超音波洗浄装置の構造及び該構造を備えた超音波
洗浄装置の実施例を説明する。
【0031】本発明の第1実施例としての超音波洗浄装
置の構造及び該構造を備えた超音波洗浄装置を図1乃至
図3に示す。図1は、本発明による超音波洗浄装置の正
面からみた断面図、図2は、図1の底面図、図3は、図
1の超音波洗浄装置を用いて基板の洗浄をしている状態
を示す説明図である。
【0032】図1及び図2に示すように、この超音波洗
浄装置は、薄板長方形状のステンレスなどからなる上側
ケース1a、及びこの上側ケース1aの下部両側に配設
された断面略コ字状で長手状の中間ケース1bとからな
るケース1と、これら上側ケース1aと中間ケース1b
との間にパッキン9を介して配設した断面略凹状でかつ
長手状の中間プレート2と、この中間プレート2の凹部
内に配設した超音波振動子4と、この超音波振動子4と
対向しかつ中間ケース1bの下方端部にパッキン12を
介して固着してなる薄板長方形状の振動プレート3等か
らなっている。
【0033】前記ケース1の上側ケース1aの下面端部
に配設された中間プレート2は、複数のボルト10とナ
ット11によりパッキン9を介して中間ケース1bに密
閉状態で締結固定されている。また、中間ケース1bの
下方端部には、図2に示すように、パッキン12を介し
て振動プレート3が接着剤等で液15が漏れないように
密閉状態で固着されている。
【0034】また、前記中間ケース1bの片側側面に
は、図2にも示すように、2箇所の給液口16を設けて
いる。そして、この給液口から市水などの液15を矢印
X方向から給液する。従って、この第1実施例は、純水
などを使用する必要がなく、クリーンルームで使用して
いる市水や冷却水を使用することができるから液15が
充満される内部を特別な表面処理などを施す必要がな
く、組立工程が簡単であり、しかも安価な装置となって
いる。
【0035】また、市水以外に脱気水を使用することで
更に音波の伝達を良くすることも可能である。
【0036】また、中間プレート2の凹部は、ステンレ
スなどからなり振動板2aとして作用し、この振動板2
aに対応する部位には超音波振動子4を配設している。
この超音波振動子4は、約500KHz以上の周波数で
駆動される構成となっており、いわゆるハイメガソニッ
ク洗浄対応のものとなっている。従って、この超音波洗
浄装置は、超音波振動子4も薄く構成することができる
ので全体としてコンパクトな構成となっている。
【0037】また、本実施例では超音波振動子4に約1
MHz程度の周波数のものが使用されている。この超音
波振動子4は、ケーブル6を介して上側ケース1a上に
設けたコネクタ5と接続され、このコネクタ5はケーブ
ル7を介して超音波発振器8と接続されている。この超
音波発振器8は、超音波振動子4を例えば1MHzの超
音波信号で駆動する。
【0038】また、振動プレート3は、超音波振動子4
から発生する超音波17をそのまま透過させる作用と液
15を密閉する作用とを有するもので、石英、ステンレ
ス、アルミニウム、タンタルなどの材料からなり、この
振動プレート3の厚さは振動共振長λ/2を無視できる
十分な薄膜で構成されている。
【0039】例えば、f0=1MHzのとき、材質の音
速Cが約5000m/secであれば、λ/2=3mm
となるから、これより薄いものを使用すればよいが、本
実施例では1/10以下の約0.3mm程度のものを選
定して使用可能であるが、更に、この厚さよりも薄いも
のを適宜選定してもよい。
【0040】次に、図1に示す超音波洗浄装置の動作に
ついて説明する。
【0041】まず、超音波発振器8から例えば、約1M
Hzの超音波信号が超音波振動子4に印加されると、振
動板2aを介して矢印で示す超音波17が液15により
伝播されて振動プレート3に伝達される。このとき、超
音波17は、矢印で示すように超音波振動子4の幅全体
で均等に振動プレート3に伝達される。
【0042】この第1実施例による超音波洗浄装置を用
いて被洗浄物を洗浄する場合について図3及び図4を参
照して説明する。
【0043】図1及び図2に示す超音波洗浄装置は、超
音波洗浄装置の振動プレート3の下部に媒体となる純水
などの洗浄液23が供給されなければガラス基板等の基
板20に対して超音波も伝達されないが、図3及び図4
に示すように、基板20と振動プレート3との間、即ち
離間距離を約3〜5mm程度として基板20を搬送手段
としての複数のローラ27により図4に矢印Xbで示す
搬送方向に沿って通過させ、この基板20と振動プレー
ト3との間に給液部材21から純水などの洗浄液23を
Xa方向に供給すると、基板20と振動プレート3との
間に表面張力の作用により液膜ができ、この液膜を介し
て振動プレート3からの超音波が基板20へ伝達され
る。従って、この液膜の作用により基板20の洗浄を行
うことができる。しかも、この液膜は表面張力を有する
ものであるから基板20と振動プレート3との間以外に
は漏れにくくなり洗浄液23の使用量を抑えることがで
きる。
【0044】また、図4に示すように、基板20を矢印
Xbで示す搬送方向とは反対の矢印Xa方向に搬送させ
ることや矢印Xa及びXbで示す搬送方向、すなわちX
cで示す搬送方向に往復動させることによって基板20
を揺動運動させてもよい。
【0045】また、図3及び図4に示すように、吸込部
材22は、振動プレート3の一方、即ち、基板20の進
行方向側から供給された洗浄液23をポンプ24の作用
により吸引するものである。この吸込部材22により吸
引された洗浄液23はそのまま廃液してもよいが、本実
施例ではポンプ24により吸引した後フィルタ25によ
り清浄して給液部材21に還流する回路構成となってい
る。従って、この還流回路によって洗浄液23の使用量
を大幅に抑えることができる。
【0046】この第1実施例による超音波洗浄装置によ
れば、装置内部の液15に純水以外の市水などの液を用
いることができ、また超音波振動子4の幅全体で超音波
を伝達して洗浄を行うことができる。
【0047】また、この第1実施例による超音波洗浄に
おいては、図11に示すような従来の超音波洗浄装置の
ように、超音波を集束しないために超音波自体の強さは
弱いものとなっているが、被洗浄物に対して均一に超音
波が行き渡るため図14に示すものと同様の洗浄効果が
得られ、しかも振動プレート3と被洗浄物との間には表
面張力を形成するだけの液量であれば足りるため従来の
使用液量と比べて全体として洗浄のための使用液量を大
幅に低減することができる。
【0048】
【実施例】次に、本発明による超音波洗浄装置の第2実
施例について図5を参照して説明する。但し、第1実施
例と同一の構造及び機能を有する部分は説明が重複する
ため省略し、要部のみの説明とする。以下の図面におい
て、図1乃至図4に示した超音波洗浄装置と同一の構造
及び機能を有する部分には同一の符号を付している。ま
た、以下の実施例についても同様とする。
【0049】この第2実施例は、図5に示すように、給
液部材21及び吸込部材22をケース1の中間ケース1
bの下部側面に一体的に構成した点が第1実施例と異な
っている。
【0050】この給液部材21及び吸込部材22をケー
ス1bの下部側面に一体的に構成したので振動プレート
3との間を第1実施例よりも更に接近させることがで
き、装置も小型化することができる。しかも、先端部を
振動プレート3の内部方向に臨んで構成したことによっ
て洗浄液23を給液部材21から矢印で示すように方向
性を持たせて送給し、吸込部材22も洗浄液23をすく
うように構成しているので液漏れを防ぐ構成となってい
る。
【0051】次に、本発明による超音波洗浄装置の第3
実施例について図6及び図7を参照して説明する。
【0052】この第3実施例は、第1及び第2の実施例
の振動プレート3に複数の小孔3aを形成している点に
特徴を有する。従って、図6及び図7に示すように、超
音波洗浄装置の給液口16から給液された液は、純水な
どの洗浄液23でなり、この洗浄液23は振動プレート
3の小孔3aを通過して基板20との間に液膜を形成す
る。
【0053】この第3実施例も基板20と振動プレート
3との間の離間距離は、約3〜5mm程度として設定さ
れており、基板20を搬送手段としての複数のローラ2
7により矢印Xbで示す搬送方向に沿って通過させて基
板20と振動プレート3との間に表面張力の作用により
液膜を形成し、この液膜を介して振動プレート3からの
超音波を基板20へ伝達するようになっている。
【0054】この第3実施例の超音波洗浄装置は、第1
及び第2実施例と異なる点として図6に示すような検知
手段としての流量計28を備えている。この流量計28
は、空焚きにより超音波振動子4の破損を防ぐため洗浄
液23をケース1の内部に常時充満させておく必要があ
るためである。従って、図6に示すような検知手段とし
ての流量計28がケース1の中間ケース1bの一側面に
一端が洗浄液23に臨んで取り付けられており、この流
量計28は光センサで液面との距離を計測して検出す
る。
【0055】また、超音波洗浄装置のケース1の内部
は、純水などの洗浄液が満たされるために表面処理加工
などが施されている。
【0056】また、振動プレート3の小孔3aは、超音
波振動子4からの超音波17を伝達するためのものでは
なく、洗浄液23の液量を調整する液量調整手段として
の作用を有する。従って、図7に示す複数の小孔3a
は、縦方向及び横方向に整列しているが、これに限るも
のではなく適宜液量を調整するために設ければよい。こ
の小孔3aからの洗浄液は、基板20がないときにはシ
ャワー状に垂直下に流れる。
【0057】要するに、この小孔3aは、基板20との
間に液膜を形成することができる液量であればよく、基
板20の表面に対して均一な液量を適切な量だけ供給で
きるような液膜が形成されればよい。前記小孔3aは、
その大きさ、形状、数などによって液量を調整すること
ができるから、従来の超音波洗浄装置に比して省液化を
図ることができるようになっている。この小孔3aは、
第1実施例では円形形状で形成されているがこの形状に
限るものではなく適宜最適なものを選定すればよい。
【0058】また、この第3実施例は、第1及び第2の
実施例として説明した図3乃至図5に示されている給液
部材21は必要ではないが、吸込部材22を設けて洗浄
液23を吸引して図3、図5に示すようなポンプ24及
びフィルタ25を介して給液口16に戻す還流回路を構
成してもよい。
【0059】次に、本発明による超音波洗浄装置の第4
実施例について図8を参照して説明する。但し、この第
4実施例は、図1に示す第1実施例と振動プレートに差
異があり、その他の構成は同一である。
【0060】図8に示す振動プレート31は、石英、ス
テンレス、アルミニウム、タンタルなどの材料からな
り、この振動プレート3の厚さは振動共振長λ/2で構
成されている。従って、この振動プレート3の厚さは、
振動共振長λ/2の整数倍の範囲内で適宜選定して振動
プレート31の厚さを選定すればよい。
【0061】例えば、f0=1MHzのとき、材質の音
速Cが約5000m/secであれば、λ/2=3mm
となる。
【0062】図8に示す振動プレート31は、第1実施
例と異なり超音波振動子4から発生する超音波17に共
振して振動を伝達する。そして、実際の使用において
は、図1乃至図4に示す第1実施例、図5に示す第2実
施例と同一である。従って、詳細な説明は省略する。
【0063】次に、本発明による超音波洗浄装置の第5
実施例について図9を参照して説明する。図9は、図6
及び図7に示す第3実施例と振動プレートに差異があ
り、その他の構成は同一である。
【0064】図9に示すように、この第5実施例の振動
プレート31は、図8に示す第4実施例の振動プレート
31に複数の小孔31aを形成したものである。
【0065】この第5実施例は、図9に示すように、超
音波洗浄装置の給液口16から給液された液は純水など
の洗浄液23でなり、この洗浄液23は振動プレート3
1の小孔31aを通過して基板20との間に液膜を形成
する。
【0066】この第5実施例も基板20と振動プレート
31との間の離間距離は、約3〜5mm程度として設定
されており、基板20を搬送手段としての複数のローラ
27により矢印Xbで示す搬送方向に沿って通過させて
基板20と振動プレート31との間に表面張力の作用に
より液膜を形成しこの液膜を介して振動プレート31か
らの超音波を基板20へ伝達するようになっている。
【0067】次に、本発明による超音波洗浄装置の第6
実施例について図10を参照して説明する。
【0068】図10は、図9に示す第5実施例の振動プ
レート31の小孔31aを斜めに向けて洗浄液23に一
定の角度をつけて構成したものである。
【0069】図10に示すように、洗浄液23の流れを
吸い込み部材22に向かって流れるように角度をつける
ことによって洗浄液が外部に漏れるのを防ぐことがで
き、一層省液化することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被洗浄物に対して均一に超音波を照射して洗浄するとと
もに、使用する洗浄液も大幅に低減して省液化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての正面からみた、超
音波洗浄装置の断面図である。
【図2】図1に示した超音波洗浄装置の底面図である。
【図3】図1に示した超音波洗浄装置の還流回路を示す
断面図である。
【図4】図1に示した超音波洗浄装置の使用状態を示す
斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図7】図6に示した超音波洗浄装置の底面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の第6実施例を示す断面図である。
【図11】従来の超音波洗浄装置の断面図である。
【図12】図11に示した超音波洗浄装置の一部拡大を
含む、底面図である。
【図13】図11に示した超音波洗浄装置の洗浄液の流
れの状態を示す側面図である。
【図14】図11に示した超音波洗浄装置を用いて洗浄
した測定結果を表す図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 中間プレート 3 振動プレート 4 超音波振動子 8 超音波発振器 15 液 16 給液口 17 超音波 20 基板 21 給液部材 22 吸込部材 23 洗浄液 24 ポンプ 25 フィルタ 27 ローラ 28 流量計 31 振動プレート

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板長方形状の上側ケースと、この上側
    ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
    手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、 前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状の振動プレートと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への液の供給を可能とする給液口とを備え、 前記振動プレートは、その厚さが振動共振長λ/2を無
    視できる十分な薄膜で構成してなることを特徴とする超
    音波洗浄装置の構造。
  2. 【請求項2】 薄板長方形状の上側ケースと、この上側
    ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
    手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さが振
    動共振長λ/2を無視できる十分な薄膜で構成してなる
    振動プレートと、 前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への液の供給を可能とする給液口と、 先端が前記振動プレートの下面に臨むように前記中間ケ
    ースの一方の側面下部に設けた給液部材とを備え、 前記給液部材から給液された洗浄液によって前記振動プ
    レートと振動プレートの下方に位置する基板との間に液
    膜を形成すること を特徴とする超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記中間ケースの一方の側面下部に設け
    た給液部材と、前記 中間ケースの他方の側面下部に吸込
    部材を設け、該吸込部材で吸引した洗浄液を前記給液部
    材に環流してなることを特徴とする請求項2に記載の超
    音波洗浄装置。
  4. 【請求項4】 薄板長方形状の上側ケースと、この上側
    ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
    手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さが振
    動共振長λ/2を無視できる十分な薄膜で構成してなる
    振動プレートと、 前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への洗浄液の供給を可能とする給液口とを備え、 前記給液口から給液された前記洗浄液が、前記振動プレ
    ートに形成された小孔を通過して前記振動プレートの下
    方に位置する基板との間に液膜を形成すること を特徴と
    する超音波洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記振動プレートは、石英、ステンレ
    ス、アルミニウム、タンタルなどの材料からなることを
    特徴とする請求項2又は請求項4に記載の超音波洗浄装
    置。
  6. 【請求項6】 前記超音波振動子は、約500KHz以
    上の周波数で駆動してなることを特徴とする請求項2又
    は請求項4に記載の超音波洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記給液部材は、前記中間ケースに一体
    に構成したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記
    載の超音波洗浄装置。
  8. 【請求項8】 薄板長方形状の上側ケースと、この上側
    ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
    手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、 前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状の振動プレートと、前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への液の供給を可能とする給液口とを備え、 前記振動プレートは、その厚さが振動共振長λ/2の整
    数倍で構成してなることを特徴とする超音波洗浄装置の
    構造。
  9. 【請求項9】 薄板長方形状の上側ケースと、この上側
    ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ長
    手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さが振
    動共振長λ/2の整数倍で構成してなる振動プレート
    と、 前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への液の供給を可能とする給液口と、 先端が前記振動プレートの下面に臨むように前記中間ケ
    ースの一方の側面下部に設けた給液部材とを備え、 前記給液部材から給液された洗浄液によって前記振動プ
    レートと振動プレートの下方に位置する基板との間に液
    膜を形成すること を特徴とする超音波洗浄装置。
  10. 【請求項10】 薄板長方形状の上側ケースと、この上
    側ケースの下部両側に配設してなる断面略コ字状でかつ
    長手状の中間ケースとからなるケースと、 前記上側ケースと中間ケースとの間に介装された断面略
    凹状でかつ長手状の中間プレートと、 前記中間プレートの凹部内に配設した超音波振動子と、前記超音波振動子と対向しかつ前記中間ケースの下方端
    部に固着してなる薄板長方形状であって、その厚さが振
    動共振長λ/2の整数倍で構成してなる振動プレート
    と、 前記中間ケースの片側側面に密閉状態が形成された内部
    への洗浄液の供給を可能とする給液口とを備え、 前記給液口から給液された前記洗浄液が、前記振動プレ
    ートに形成された小孔を通過して前記振動プレートの下
    方に位置する基板との間に液膜を形成すること を特徴と
    する超音波洗浄装置。
  11. 【請求項11】 前記振動プレートは、液量調整手段を
    備え、該液量調整手段は、所定の角度傾斜して設けてな
    ることを特徴とする請求項4又は請求項10に記載の超
    音波洗浄装置。
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