JP3182146B2 - 多画面表示装置 - Google Patents
多画面表示装置Info
- Publication number
- JP3182146B2 JP3182146B2 JP33845290A JP33845290A JP3182146B2 JP 3182146 B2 JP3182146 B2 JP 3182146B2 JP 33845290 A JP33845290 A JP 33845290A JP 33845290 A JP33845290 A JP 33845290A JP 3182146 B2 JP3182146 B2 JP 3182146B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- rate
- enlarging
- color difference
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 本発明は、多数の表示器により所定の静止画又は動画
を表示するようにし、特に規則正しく配置した表示器で
高画質でしかも大画面化することができる多画面表示装
置に関する。
を表示するようにし、特に規則正しく配置した表示器で
高画質でしかも大画面化することができる多画面表示装
置に関する。
（ロ） 従来の技術 従来、大画面の映像を得るには投射型プロジェクショ
ン装置があるが、これは装置が大きく、コストアップと
なりまた、画面が暗いという欠点があった。
ン装置があるが、これは装置が大きく、コストアップと
なりまた、画面が暗いという欠点があった。
また、多数の表示器に画像を映出する方法として特公
昭50−32009号公報に示すものがある。この方法によれ
ば、拡大装置を用いることにより一つの映像ソースを拡
大して複数の表示器に大画面を映出することができる。
ここで拡大装置は例えば表示器数に対応した数のフレー
ムメモリを備え、このフレームメモリに書込んだデータ
の読出しを制御することにより任意の拡大率の画像を得
るものである。第３図に、従来の多画面表示装置の構成
を示す。同図に於いて、入力された複合映像信号はまず
Y/C分離回路１に於いて輝度信号（Ｙ）と色信号（Ｃ）
に分離される。その後色信号復調回路２に於いて色信号
はＲ−Ｙ成分とＢ−Ｙ成分に復調される。このように復
調された映像信号は、A/D変換回路３でデジタル信号に
変換され各表示装置に対応した映像信号拡大回路４に送
られる。映像信号拡大回路では、垂直拡大レジスタ５及
び水平拡大レジスタ６に保持された拡大率に従って、拡
大処理が施され拡大されたY,R−Y,B−Ｙの各信号が出力
される。この信号は、D/A変換回路７で再びアナログ信
号に変換される。Ｒ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号は色信号変調
回路８で色信号に変換され、その後Ｙ信号とY/C合成回
路９で合成されて複合映像信号となり表示器群（10）に
供給される。尚、上記４〜９は各表示器に対応して複数
設けられる。この図からわかるように従来に於いては、
各表示装置に供給される複合映像信号はその拡大率に関
係なく色信号のレベルは一定であった。
昭50−32009号公報に示すものがある。この方法によれ
ば、拡大装置を用いることにより一つの映像ソースを拡
大して複数の表示器に大画面を映出することができる。
ここで拡大装置は例えば表示器数に対応した数のフレー
ムメモリを備え、このフレームメモリに書込んだデータ
の読出しを制御することにより任意の拡大率の画像を得
るものである。第３図に、従来の多画面表示装置の構成
を示す。同図に於いて、入力された複合映像信号はまず
Y/C分離回路１に於いて輝度信号（Ｙ）と色信号（Ｃ）
に分離される。その後色信号復調回路２に於いて色信号
はＲ−Ｙ成分とＢ−Ｙ成分に復調される。このように復
調された映像信号は、A/D変換回路３でデジタル信号に
変換され各表示装置に対応した映像信号拡大回路４に送
られる。映像信号拡大回路では、垂直拡大レジスタ５及
び水平拡大レジスタ６に保持された拡大率に従って、拡
大処理が施され拡大されたY,R−Y,B−Ｙの各信号が出力
される。この信号は、D/A変換回路７で再びアナログ信
号に変換される。Ｒ−Ｙ信号とＢ−Ｙ信号は色信号変調
回路８で色信号に変換され、その後Ｙ信号とY/C合成回
路９で合成されて複合映像信号となり表示器群（10）に
供給される。尚、上記４〜９は各表示器に対応して複数
設けられる。この図からわかるように従来に於いては、
各表示装置に供給される複合映像信号はその拡大率に関
係なく色信号のレベルは一定であった。
（ハ） 発明が解決しようとする課題 上述の多画面表示装置においては、拡大率の異なった
同じ映像が同時にモニター上に表示される場合が存在す
る。この場合、いわゆる面積効果によって同じ映像でも
大面積で表示される拡大率の大きな映像の方が、色のコ
ントラストが低く見えるという現象が発生する。このた
めまったく同じ映像でも拡大率が大きくなるに連れて色
付きが悪く見えるという欠点があった。
同じ映像が同時にモニター上に表示される場合が存在す
る。この場合、いわゆる面積効果によって同じ映像でも
大面積で表示される拡大率の大きな映像の方が、色のコ
ントラストが低く見えるという現象が発生する。このた
めまったく同じ映像でも拡大率が大きくなるに連れて色
付きが悪く見えるという欠点があった。
本発明は上述の点に鑑み為されたものであり、映像の
拡大率が異っても色付き具合が同程度に見える多画面表
示装置を提供するものである。
拡大率が異っても色付き具合が同程度に見える多画面表
示装置を提供するものである。
（ニ） 課題を解決するための手段 本発明は入力された複合映像信号を復調して輝度信号
と色差信号に分離する映像信号復調手段と、復調された
映像信号を垂直・水平方向に拡大処理する複数の映像拡
大手段と、拡大処理された輝度信号及び色差信号から複
合映像信号を作成する複数の映像信号変調手段から構成
される多画面表示装置に於いて、各映像拡大手段の垂直
拡大率および水平拡大率から面積拡大率を導出する手段
と、その導出された面積拡大率によって色差信号の増幅
率が制御される色差信号増幅手段を有し、面積拡大率が
大きい場合は色差信号の増幅率を大きくし、面積拡大率
が小さい場合は色差信号の増幅率を小さくすることを特
徴とする多画面表示装置である。
と色差信号に分離する映像信号復調手段と、復調された
映像信号を垂直・水平方向に拡大処理する複数の映像拡
大手段と、拡大処理された輝度信号及び色差信号から複
合映像信号を作成する複数の映像信号変調手段から構成
される多画面表示装置に於いて、各映像拡大手段の垂直
拡大率および水平拡大率から面積拡大率を導出する手段
と、その導出された面積拡大率によって色差信号の増幅
率が制御される色差信号増幅手段を有し、面積拡大率が
大きい場合は色差信号の増幅率を大きくし、面積拡大率
が小さい場合は色差信号の増幅率を小さくすることを特
徴とする多画面表示装置である。
（ホ） 作用 上述の手段により、面積拡大率に比例して色差信号の
増幅率が大きくなる様作用する。
増幅率が大きくなる様作用する。
（ヘ） 実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明す
る。
る。
第１図は本実施例装置のブロック図を示す。
同図において従来構成との相違は、垂直拡大レジスタ
（５）の値と水平拡大レジスタ（６）の値から面積拡大
率を導出する面積拡大率演算部11を設けると共に、上記
面積拡大率演算部で導出された面積拡大率に従って、Ｒ
−Ｙ、Ｂ−Ｙの増幅率を可変する可変増幅器12を設けた
点である。上記可変増幅器は、面積拡大率が大きければ
増幅率を大きくし、面積拡大率が小さければ拡大率を小
さくするように動作する。
（５）の値と水平拡大レジスタ（６）の値から面積拡大
率を導出する面積拡大率演算部11を設けると共に、上記
面積拡大率演算部で導出された面積拡大率に従って、Ｒ
−Ｙ、Ｂ−Ｙの増幅率を可変する可変増幅器12を設けた
点である。上記可変増幅器は、面積拡大率が大きければ
増幅率を大きくし、面積拡大率が小さければ拡大率を小
さくするように動作する。
第２図に、面積拡大率演算部及び可変増幅器の実施例
を示す。ここでは、垂直拡大レジスタからの垂直拡大率
と水平拡大レジスタからの水平拡大率それぞれ４ビット
つまり１倍から16倍までの拡大率が面積拡大率導出用の
ROM111に入力されそのROMの出力として８ビットの面積
拡大率が出力される。この出力が、D/A変換器112に入力
され面積拡大率に応じたDC電圧に変換される。このDC電
圧が電圧可変型の増幅回路121、122に加えられ、そこで
面積拡大率の大きさに応じた増幅が行われる事になる。
を示す。ここでは、垂直拡大レジスタからの垂直拡大率
と水平拡大レジスタからの水平拡大率それぞれ４ビット
つまり１倍から16倍までの拡大率が面積拡大率導出用の
ROM111に入力されそのROMの出力として８ビットの面積
拡大率が出力される。この出力が、D/A変換器112に入力
され面積拡大率に応じたDC電圧に変換される。このDC電
圧が電圧可変型の増幅回路121、122に加えられ、そこで
面積拡大率の大きさに応じた増幅が行われる事になる。
尚、第２図において可変増幅器を色信号変調回路８の
後に置き変調された色信号に対して利得を可変する構成
も考えられる。又、Ｒ−Y,B−Ｙ信号をD/A変換する全
に、Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙ信号と面積拡大率を乗算器を用い
て乗算しその乗算結果をD/A変換する構成でもよい。
後に置き変調された色信号に対して利得を可変する構成
も考えられる。又、Ｒ−Y,B−Ｙ信号をD/A変換する全
に、Ｒ−Ｙ及びＢ−Ｙ信号と面積拡大率を乗算器を用い
て乗算しその乗算結果をD/A変換する構成でもよい。
（ト） 発明の効果 以上のような構成をとる事により、面積拡大率の大き
な拡大映像に対して色のコントラストが増大し面積効果
によって色のコントラストが低く見えるという現象を相
殺する事ができる。
な拡大映像に対して色のコントラストが増大し面積効果
によって色のコントラストが低く見えるという現象を相
殺する事ができる。
第１図は本発明の一実施例における多画面表示装置のブ
ロック図であり、第２図は面積拡大率演算部及び可変利
得増幅器の実施例を示す図である。 第３図は従来の多画面表示装置のブロック図である。 （４）……映像信号拡大回路、（５）……垂直拡大レジ
スタ、（６）……水平拡大レジスタ、（11）……面積拡
大率演算部、（12）……可変増幅器。
ロック図であり、第２図は面積拡大率演算部及び可変利
得増幅器の実施例を示す図である。 第３図は従来の多画面表示装置のブロック図である。 （４）……映像信号拡大回路、（５）……垂直拡大レジ
スタ、（６）……水平拡大レジスタ、（11）……面積拡
大率演算部、（12）……可変増幅器。
フロントページの続き (72)発明者 榎本 光伸 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 喜代司 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−243074（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 9/44 - 9/78 H04N 5/66
Claims (1)
- 【請求項１】入力された複合映像信号を復調して輝度信
号と色差信号に分離する映像信号復調手段と、復調され
た映像信号を垂直・水平方向に拡大処理する複数の映像
拡大手段と、拡大処理された輝度信号及び色差信号から
複合映像信号を作成する複数の映像信号変調手段から構
成される多画面表示装置に於いて、各映像拡大手段の垂
直拡大率および水平拡大率から面積拡大率を導出する手
段と、その導出された面積拡大率によって色差信号の増
幅率が制御される色差信号増幅手段を有し、面積拡大率
が大きい場合は色差信号の増幅率を大きくし、面積拡大
率が小さい場合は色差信号の増幅率を小さくすることを
特徴とする多画面表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33845290A JP3182146B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 多画面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33845290A JP3182146B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 多画面表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04207772A JPH04207772A (ja) | 1992-07-29 |
| JP3182146B2 true JP3182146B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18318292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33845290A Expired - Fee Related JP3182146B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 多画面表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3182146B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4393489B2 (ja) | 2006-09-06 | 2010-01-06 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置およびその方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33845290A patent/JP3182146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04207772A (ja) | 1992-07-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |