JPH0516783Y2 - - Google Patents

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JPH0516783Y2
JPH0516783Y2 JP14789986U JP14789986U JPH0516783Y2 JP H0516783 Y2 JPH0516783 Y2 JP H0516783Y2 JP 14789986 U JP14789986 U JP 14789986U JP 14789986 U JP14789986 U JP 14789986U JP H0516783 Y2 JPH0516783 Y2 JP H0516783Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はそれぞれ従来のビデオ信号を再生で
きる表示器を多数並べた表示器により、1ビデオ
信号を拡大して表示する多画面表示装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来大きな画面を有する表示器に表示して大多
数の人に見せる装置として、映画装置や投射型プ
ロジエクシヨン装置等があり、周知のようにその
観察者に与える刺激の度合いが高く、また印象度
が大きいので、映画スクリーンもまたプロジエク
シヨン用スクリーンも巨大化されつつある。また
現行のNTSC方式のビデオ信号の受像表示におい
て、IDTV(インプルーブド・デフイニツシヨ
ン・TV)方式が提唱されている。これは輝度
(Y)信号と色(C)信号の分離や走査線補間な
どの処理やノンインタレース(順次走査)処理を
して見掛け上の垂直解像度を上げたもので、ノン
インタレース可能な表示器を必要とするが、画質
の向上を優れたものとなる。
しかし、画像を巨大化するために画質の解像度
を低下し、またそれ専用の特別な装置を必要とし
て、簡単にかつ容易に大画面のしかも高画質の画
像を得ることが困難であつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、従来からあるビデオ信号をYC分
離するとともにY信号から輝度信号用の補間信号
を生成して、Y信号、補間信号、C信号をそれぞ
れスキヤンコンバータで複数の表示器用の各信号
に変換して、Y信号用と補完信号用とは従来の走
査線数になるようにタイミングを取りつつ結合
し、結合した各表示器用の輝度信号とC信号用と
を従来の表示用のビデオ信号に変調して、縦横に
多数並べられた各表示器にビデオ信号を送り、表
示することにより、詳しくは、ビデオ信号から輝
度信号と色信号に分離するYC分離回路と、分離
されたうちの輝度信号から遅延回路を用いてnH
(n×水平走査期間、nは縦方向に並べられる表
示器数により決定される)ずれた補間信号を発生
する補間信号生成回路と、YC分離回路の1出力
の輝度信号を走査変換するとともに更に前記補間
信号から走査変換してm数の連続した輝度信号を
生成する第1のスキヤンコンバータと、前記色信
号からm数のnH繰り返す色信号を生成する第2
のスキヤンコンバータと、この第1、第2のスキ
ヤンコンバータの出力を従来の表示器で表示でき
るビデオ信号に変換するm数のカラー変調回路と
を備えて、このカラー変調回路の出力を各各の表
示器に供給して、並べられた多数の表示器に表示
させることにより、大型画面のしかも高画質のス
クリーン画像が得られる多画面表示装置を提供す
ることを目的としている。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明
する。第1図において1はNTSC方式のビデオ信
号から例えばこのビデオ信号と1H遅延回路を通
したこのビデオ信号との和及び差により輝度信号
Yrと色信号Cとに分離するYC分離回路、2は輝
度信号Yrから例えば1H遅れた輝度信号と平均を
取つた動きのある場合に良好な補間信号をあるい
は1フイールド遅れた輝度信号と平均を取つた静
止である場合に良好な補間信号を切り替えあるい
は混合して補間信号Yiを生成する補間信号生成
回路、3はビデオ信号から水平同期信号HDや垂
直同期信号VD及び色信号の基準となるバースト
信号fs等をを分離するとともに生成出力する同期
生成回路、4は輝度信号Yrから表示器D1〜D
4用の2H毎の輝度信号Yr1〜Yr4に走査変換す
るYrスキヤンコンバータ、5は補間信号Yiから
輝度信号Yr1〜Yr4とは1H遅れた表示器D1〜
D4用の輝度信号Yi1〜Yi4に走査変換するYi
スキヤンコンバータ、6は色信号(通常色差信号
R−Y,B−Yの混合信号)Cから表示器D1〜
D4用の1Hの元の色信号を2H繰り返す色信号C
1〜C4に走査変換するCスキヤンコンバータ、
7〜10はTrスキヤンコンバータ4とYiスキヤ
ンコンバータ5とをそれぞれ結合した輝度信号Y
1〜Y4とCスキヤンコンバータ6からの色信号
C1〜C4とを同期生成回路からの信号によりそ
れぞれ表示器D1〜D4用にNTSC方式のビデオ
信号に変換変調するカラー変調回路であえり、表
示器D1〜D4はNTSC方式のビデオ信号を入力
すれば、それぞれ独自に画像表示する機能を有す
る表示器でありこれらを組み合わせ配置すれば縦
横各2倍に拡大された1画像のスクリーンとして
形成される。
上記の構成で、入力ビデオ信号はYC分離回路
1により輝度信号Yrと色信号Cとに分離され、
YC分離回路1の輝度信号Yrの信号処理時間補正
前の輝度信号Yr′は補間信号生成回路2により補
間信号Yiを生成される。
この補間信号生成回路の例を第2図に示す。第
2図において入力輝度信号Yr′と1H遅延する1H
遅延回路12の出力との和を加算器14で得てレ
ベル変換器15で1/2のレベル信号YhにしてKの
係数を有する係数器16に供給される。この過程
での信号Yhは輝度信号の1H前後の平均値を得る
ことになる。一方輝度信号Yr′は1フイールド遅
延するフイールドメモリ13を通して信号Yvと
し、(1−K)の係数器17に供給される。ここ
で係数器16,17の係数Kはビデオ信号の画像
が静止画か動画かを検出する動き検出回路(図示
せず)からの制御信号により制御され、係数Kは
0≦K≦1の範囲で変化し、完全静止画の場合は
K=0で信号Yvの1フイールド前の輝度信号
Yr′の出力Yiが加算器18を通して得られ、完全
動画の場合はK=1で前後ラインの平均化された
信号Yhが出力されて補間信号Yiとなる。よつて
補間信号Yiは静止画の場合は1フイールド前の
輝度信号が、動画の場合は1ライン前後の平均化
された輝度信号が、またその中間は係数Kにより
合算されて出力される。
次にスキヤンコンバータの例について説明す
る。ただしスキヤンコンバータ4,5,6は入力
信号を輝度信号Yr、補間信号Yi、色信号Cとし
てそれぞれ走査変換するけれども、各スキヤンコ
ンバータの構成はほぼ同一であるので、その1つ
を第3〜第5図によつて説明する。第3図におい
て、20,21は相互いに1フイールド毎に切り
替わるスイツチ27,28により一方が書き込み
中の場合は他方が読み出し中であるフイールドメ
モリであり、このスイツチ27,28の切り替え
及びフイールドメモリ20,21の書き込み、読
み出しのアドレス指定及びタイミングは水平同期
信号HD、垂直同期信号VDを基準として制御回
路22により生成されて制御される。
ここで例えば第4図の表示器D0に示す絵素A
〜Xのビデオ信号が入力されたとすれば、表示器
D1〜D4に示すような信号(A′〜X′は補間信
号によるもの)に走査変換する具体的概略例につ
いて説明する。そこでスイツチ28の可動端子へ
の出力である読み出し信号を第5図イに示す。こ
の読み出し信号からスイツチ29の切り替え位置
のタイミングを第5図に示すように1H内は表示
器D1,D2用に、次の1H内は表示器D3,D
4用に、更に次の1H内は表示器D1,D2用に
という繰り返し切り替えが行われ、スイツチ29
の各端子a〜dには第5図ロ〜ホに示すデータ選
別が行われる。この各端子出力はそれぞれ1Hの
データを記憶するHメモリ23〜26に制御回路
22からの制御により書き込まれ、また読み出さ
れる。更にHメモリ23〜26は出力制御信号
(2ビツト)によつて1H毎にオン/オフされて、
第5図ヘ〜リに示すデータがHメモリ23〜26
から出力される。第5図ヌは補間信号Yiからス
キヤンコンバータ5を通した表示器D1用の出力
信号であり、この信号がヘの信号と結合されて、
第1図に示すカラー変調回路8の輝度信号Y1に
なる。そうして第4図に示す表示器D1のように
輝度信号においては各絵素の配置の信号が、また
色信号の場合は例えば表示器D0の絵素Aの色信
号が表示器D1の絵素AAA′A′に表示されること
になる。一般的に色信号は視覚的に鈍感であると
いう観察者の特性を利用しているので、このこと
で画質的な劣化は生じていない。
また上述のスキヤンコンバータ11(Yrスキ
ヤンコンバータとYiスキヤンコンバータ)、6の
出力により得られた輝度信号Y1〜Y4と色信号
C1〜C4とは各表示器用のカラー変調回路7〜
10に入力される。このカラー変調回路7〜10
の1つの一例を第6図に示す。
第6図において、輝度信号Yは同期生成回路3
からの水平同期信号HDと垂直同期信号VDとを
同期付加回路31にて付加されて、D/A変換回
路33でアナログ信号に変換され、高域成分を除
去するローパスフイルタ35を経て、バツフアア
ンプ37と抵抗R1を介して色信号と重畳され
る。一方色信号Cは同期生成回路3からのサブキ
ヤリアfsを色変調回路30で変調して、輝度信号
Yと同様に、同期付加回路32、D/A変換回路
34、ローパスフイルタ36、バツフアアンプ3
8、抵抗R2を経て輝度信号と重畳されて出力さ
れる。この重畳信号は各表示器D1〜D4のそれ
ぞれが受け入れるNTSC方式のビデオ信号であ
る。
尚、上記説明では一部デジタル信号で処理した
例を示したが、ビデオ信号をデジタル信号に変換
してY/C分離回路1に入力すれば、この多画面
拡大装置の大部分がデジタル信号処理でできるこ
とになる。
また上記実施例では各表示器が受け入れる信号
をNTSC方式のビデオ信号としてその構成を説明
したが、例えば各表示器がRGB信号で良質の画
像を表示するならばカラー変調回路7〜10を輝
度信号と色信号とからRGB信号に変換するマト
リクス回路を用いてもこの考案の効果を奏しえ
る。
また上記実施例では縦横4つの表示器について
述べたが、これが9個の表示器、16個の表示器等
の場合でも輝度信号及び色信号から補間信号を適
切に生成してそれぞれにスキヤンコンバータを通
して再度ビデオ信号に変換すれば、この考案の効
果を奏しつつ、大画面でしかも高画質の画像を容
易に得ることができる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、ビデオ信号
をY/C分離回路で分離した輝度信号と色信号
と、またY/C分離回路での輝度信号から生成し
た補間信号とをそれぞれスキヤンコンバータを通
して、再度ビデオ信号に変換するように構成した
ので、一般的な個々の表示器を縦横並べて1画面
的な構造として、個々の表示器にそれぞれ変換さ
れたビデオ信号を送出して、高画質のしかも大型
画面の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による多画面拡大
装置を示すブロツク図、第2図はこの考案の一部
の補間信号生成回路例を示すブロツク図、第3図
はこの考案の一部のスキヤンコンバータ例を示す
ブロツク図、第4図は第3図を説明するための参
考図、第5図は第3図を説明するための各部のタ
イミング図、第6図はこの考案の一部のカラー変
調回路例を示すブロツク図である。 1……Y/C分離回路、2……補間信号生成回
路、4〜6……スキヤンコンバータ、7〜10…
…カラー変調回路、D0〜D4……表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 各々独自に1ビデオ信号を表示できる表示器
    を並べて1ビデオ信号を多数の前記表示器で表
    示する多画面表示装置であつて、ビデオ信号か
    ら輝度信号と色信号に分離するYC分離回路と、
    前記輝度信号から遅延回路を用いてnH(n×水
    平走査期間)ずれた補間信号を発生する補間信
    号生成回路と、前記輝度信号を走査変換し更に
    前記補間信号から走査変換してm数の連続した
    輝度信号を生成する第1のスキヤンコンバータ
    と、前記色信号からm数のnH繰り返す色信号
    を生成する第2のスキヤンコンバータと、前記
    第1、第2のスキヤンコンバータの出力を前記
    ビデオ信号に変換するm数のカラー変調回路と
    を備えたことを特徴とする多画面表示装置。 (2) 前記補間信号発生回路は前記輝度信号を直接
    か1H遅延回路かまたはフイールドメモリかを
    前記ビデオ信号の内容により経由させて選別し
    て生成することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の多画面表示装置。
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