JPH036183A - テレビジョン方式変換器 - Google Patents

テレビジョン方式変換器

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JPH036183A
JPH036183A JP1139939A JP13993989A JPH036183A JP H036183 A JPH036183 A JP H036183A JP 1139939 A JP1139939 A JP 1139939A JP 13993989 A JP13993989 A JP 13993989A JP H036183 A JPH036183 A JP H036183A
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interlaced
scanning
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line
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Tadashi Kasezawa
正 加瀬沢
Hiroshi Ito
浩 伊藤
Hitoshi Seto
瀬戸 斉
Yoshie Masui
増井 芳枝
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン方式変換器に関し、特にMU
SE信号を現行のNTSC受像機にて再生するためのM
USE信号/NTSC信号変換器の走査線数変換回路に
関する。
〔従来の技術〕
本発明に対応する従来例はない。しかしながら参照すべ
き従来例として、例えば論文rMUsE−525本コン
バータ/二宮他、昭和63年電子情報通信学会春季全国
大会J、rMLIsE方式受信用標準方式アダプター/
二宮他、テレビジョン学会技術報告、TEBS99−5
 Jに掲載されたものが挙げられる。
第11図はこの従来例の一つであるMUSE−525本
コンバータの信号処理回路を示す概略ブロック図である
。図において、入力端子1に入力されたMUSE信号1
101は標本化周波数16゜2MHzにてA/D変換器
3にて標本化される。
標本化されたMUSE信号1102は走査線数変換回路
4にて走査線数1125本の信号から走査線数1050
本の信号に変換される。走査線数変換回路4の出力11
03はインタレース対応輝度信号処理回路5とインタレ
ース対応色信号処理回路6に与えられる。インタレース
対応輝度信号処理回路5の出力1104はNTSC方弐
に則った輝度信号となっており、D/A変換器7aを介
して逆マトリクス回路8aに与えられる。またインタレ
ース対応色信号処理回路6の出力1105゜1106は
それぞれNTSC方式に則ったR−Y信号、B−Y信号
となっており、それぞれD/A変換器7b、70を介し
て逆マトリクス回路8aに与えられる。逆マトリクス回
路8aからは、R2O,B信号1110.1111.1
112が出力され、出力端子23. 2b、2cよりそ
れぞれ出力される。
次に動作について説明する。
ハイビジョン放送方式として提室されているMUSE信
号は現行の受像機では再生できない。そのためMUSE
信号を現行受像機にて再生するためには信号をNTSC
信号に変換しなくてはならない。その際アスペクト比の
変換と走査線数の変換の両者が必要となってくる。MU
SE信号はアスペクト比約16:9で走査線数1125
本であるのに対し、NTSC信号はアスペクト比4:3
で走査線数525本である。
そこで本従来例では次のような変換方式をとっている。
■ 走査線数1125本のうち1050本を利用する。
■ 上述した走査線1050本のインタレース信号を走
査線数525本のインタレース信号に変換する。
■ アスペクト比4:3の部分のみを表示する(左右の
部分は表示しない)。
第12図にその変換の概要を示す。
以下、第11図に則って説明する。
標本化周波数16.2MH2にて標本化されたMUSE
信号1102は走査線数変換回路4にて走査線数112
5本から走査線数1050本の信号1103に変換され
る。この走査線変換回路は一般に、入力と出力とが非同
期で動作するメモリによって構成される。
走査線数1050本に変換された信号1103はインタ
レース対応輝度信号処理回路5とインタレース対応色信
号処理回路6の両者に与えられる。
MUSE信号は色差信号(R−Y信号、B−Y信号)を
線順次T CI (Time Compressed 
In5erti。
n)信号として多重しているため、このような構成をと
る(参考文献rMUsE方式の開発/二宮他、NHK技
術研究 昭和62J ) 。
インタレース対応輝度信号処理回路5に与えられる信号
における輝度信号のフィールド内におけるサンプリング
・パターンは第13図(a)のごとくなっている。尚、
Y (i+1.  j2)は座標(i+1、l)におけ
る標本値を示しており、説明上1ライン下の点の座標は
(i+1.f+4)と単位4だけ差があるようにとっで
ある。
インタレース対応輝度信号処理回路5では次のような処
理を行っている。
■ MUSE信号がサブ・サンプリングされているため
、フィールド内で内挿処理を行う。
■ 走査線数を1050本から525本に変換するため
、垂直方向に525/2(cph:lにて帯域制限を行
う。
■ 走査線数1050本インタレースから525本イン
タレースに変換する。
上記3つの処理は実際には次のような手順にて行ってい
る。
■ 第14[ff1(a)のX点に標本値としてゼロを
挿入する。
■ 垂直方向に低域通過フィルタをかける。
本例では、垂直方向フィルタとして、次のような伝達関
数を持つものを使用している。
F(z)=z (i +42−L+32−tL) ・・
・フィルタA(Z−L:lライン遅延を表す遅延演算子
)あるいは、 F(z)=z (3+ 4 Z−’+ Z−”’ ) 
=74 ルタB第14図(b)は第14図(a) lご
対してエラインおきにフィルタAをかけた結果得られる
信号である。
例えば第14図(b)におけるYv  (t  1. 
 l  1)は次のように求められる。
Yv (i  1.Q  L)=%(Y(i  1、l
+4)+4・Y (i−1,、ff) +3・Y (i
−1,1−4) )尚、Y (x、y)、Yv  (x
、y)は座41(x。
y)における標本値である。ここでフィルタAの特性に
より、第14図(b)に示す信号は本来の走査線上の信
号を表わすものではな(なっている。
■ 水平方向に低域通過フィルタをかける。本例では水
平方向フィルタとして1、次のような伝達関数を持つも
のを使用している。
F(z)=% (1−1−Z−’)−7イルタC(Z−
’;1サンプル遅延を表わす遅延演算子)第14図(C
)は第14図(b)に対してフィルタCをかけた結果、
得られる信号である。
例えば、第141M(C)におけるYv、(i、Q−1
)は次のように求められる。
YvH(i、l −1)=%(Yv  (t+t、1−
1)+YV  (11,f!、1)) なお、、Yv□(x、y)は座標(x、y)における標
本値である。ここで、フィルタCの特性により第14図
(C)の座標が示すサンプル点は第14図(b)の座標
が示すサンプル点とは水平方向にずれている。
■ 手順■で示した垂直方向フィルタであるフィルタA
とフィルタBとをフィールド毎に使い分ける。部ち、奇
数フィールドではフィルタAを、偶数フィールドではフ
ィルタBを使用する。この操作により、第15図のごと
くインタレース信号を得る。
上記4つの手順により、前記3つの処理を実行すること
になる。
インタレース対応色信号処理回路6に坏えられる信号に
おける色差信号(R−Y信号、B−Y信号)のフィール
ド間におけるサンプリングパターンは、第13図(1)
)のごとくなっている。ここでのサンプリングパターン
は明らかにMUSE信号と同等であり、色差信号を線1
@次T]信号として多重している。インタレース対応色
信号処理回路6では次のような処理を行っている。
■ MUSE信月がサブサンプリングされているため、
フィード内で内挿処理を行う。
■ 垂直方向に525/4 Ccph〕にて帯域制限を
行う。
■ 走査線数1050本インタレース色差線順次信号を
走査線数525本インタレースR−Y信号と走査線数5
25本インタレ−・スB −Y信号に変換する。
■ 時間軸伸張を行・う。
上記4つの処理を実際には次のような手順にて行ってい
る。
■ 第16図(a)のX点に標本値としてゼロを挿入す
る。
■ 垂直方向に低域通過フィルタをかける。
本例では垂直方向フィルタとして、次のような伝達関数
を持つものを使用している。
F(Z)−% (1+4 ・Z−” +3 ・Z−” 
)・・・フィルタD あるいは、 F(z)=%(3+4・2−21 +・Z−41,)・
・・フィルタE 色差信号は線順次多重されているため、このような構成
をとる。第16図(b)は第16図(a)に対して各ラ
イン毎に、即ちR−Y信号、B−Y信号に交互にフィル
タDをかけた結果、得られる信号である。
例えば、第16図(b)におけ1R−Y信号Cv (j
−1,1−6)とB−Y信号Cv(jl、f−2)は次
のように求められる。
CV (j−1,ff1−6)=4(C(j−1,1+
4)+4C(j−1,ff1−4)+3C(j−1,f
−42))Cv  (j  1.l  2)”7(C(
J  1.A+8)+4C(j−1,1>+3C(j−
1,l−8))ここで、フィルタDの特性により第16
図〜)に示す信号は本来の走査線上の信号を表わすもの
ではなくなっている。
■ 水平方向に低域通過フィルタをかける。
本例では水平方向フィルタとして、次のような伝達関数
を持つものを使用している。
F(Z)””% (1+Z−’)    −フィntり
F第16図(C)は第16図(b)に対してフィルタF
をかけた結果、得られる信号である。
例えば第16図(C)におけるCv、I(j、p−6)
CvH(j、1. 2)は次のように求められる。
Cvx(J、l  6)=’A (Cv  (j+1.
’j2 6)+Cv  (j  1.  l  6))
CvM(j、 l  2)”’4(Cv  (j+1.
 it  2)+Cv  、(j  1. 1 2) 
)ここで、フィルタFの特性により第16図(C)の座
標が示すサンプル点は第16図(b)の座標が示すサン
プル点とは水平方向にずれている。
■ 手順■で示した垂直方向フィルタであるフィルタD
とフィルタEとをフィールド毎に使い分ける。即ち、奇
数フィールドではフィルタDを、偶数フィールドではフ
ィルタEを使用する。
この操作により、第17図のような信号を得る。
■ このようにして得られた色差信号は、依然、線順次
の状態である。これをR−Y信号及びB−Y信号に分離
したものが第18図である。しかしながら、図かられか
るようにR−Y信号とB−Y信号とで垂直方向に位置が
ずれたものとなってしまっている。そのため、第19図
のような手順をとる。
まず、図中、×点に標本値としてゼロを挿入する。その
後火のような特性を持つ垂直フィルタをかける。
F(Z)”’% (1+21−し+22−tL+2 Z
−3L+Z−” ]・・・フィルタG この時、出力はR−Y信号とB−Y信号とで垂直位置が
そろうように1ラインおきに採用する。
このようにすることにより、走査線525本の疑似的な
インタレースR−Y信号及びB−Y信号を得ることがで
きる。
■ メモリを用い、水平方向に時間軸伸張する。
上記6つの手順により前記4つの処理を実行することに
なる。
このようにして得られたインタレース対応輝度信号処理
回路5の出力である輝度信号1104゜インタレース対
応色信号処理回路6の出力であるR−Y信号1105.
B−Y信号1106はそれぞれD/A変換され、さらに
逆マトリクス回路8aにてRGB信号に変換され出力さ
れる。
なお、輝度信号と色信号の垂直方向の位置ずれに関して
は特に述べなかったが、インタレース対応輝度信号処理
回路もしくはインタレース対応色信号処理回路の一方に
、メモリを使用しライン単位の遅延を施すことにより、
容易に解消することができる。
また、アスペクト比の変換に関しては、前述した走査線
数変換回路4にて必要な数の標本点の値を読出すことに
より実現している。
従来のMUSE信号/NTSC信号変換器は走査線数変
換の容易さから一般に以上のように構成されており、M
USE信号の上下及び左右の一部を削除し、アスペクト
比4:3の画像のみを再生するというものであった。
しかしながら、そもそもMUSE信号はアスペクト比1
6;9のハイビジョン信号として盪像されたものであり
、アスペクト比4:3に変換するために削除されてしま
う左右の画像にも映像表現としての重要な情報が存在し
ている。それは芸術性の表現上重要であるという意味だ
Uではなく、例えば、スーパーインポーズされた文字情
報が欠落してしまう等の問題が生じたりする。
即ちMUSE信号/ N T S C信号変換器とj〜
ではM U S E信号の有効画面を全て再生すること
のできる変換方法も必要となる。以下、M U S E
信号の有効画面全てを再生することを全画面再生という
又、次のような問題もある。
現在、現行のNTSC受像機とし7ては一般に2種の受
像機に分類できる。1つは走査線数525本インタレ・
−ス走査にて再生する通常の受像機であり、他の1つは
走査線数525本ノンインタI/−ス走査にて再生する
IDTVもしくはEDTVと呼ばれる受像機である。
周知のよ・うに、rDTV、EDTV受像機は一般に走
査線数525本インタレース走査であるNTSC信号を
受像機にて走査線補間を行い、走査線数525本ノンイ
ンタレース走査に変換し、再生画像を得ている。このI
DTV、EDTV受像機は走査綿捕完を行な・うため通
常のNTSC受像機に比し高画質であるが、入力信号が
動画像の際には1、走査線補間による画質劣化が生ずる
という問題が常につきまとう。
〔発明が解決し7ようとする課題〕 従来例で示したM U S E /きITSC信号変換
器は主Gこ前者のインタレ・・−・ス走査の受像機を対
象としており、走査線数525本インタレース走査の信
号を出力している。従ってこの出力をI DTVEDT
Vにて再生する際、上述したような劣化が生ずることに
なる。しかしながら、この劣化はMUSE信号から直接
走査線数525本ノンインタレース走査に変換した信号
をIDTV、EDTVに入力することによって、容易に
回避することができる。即ち現行のNTSC受像機が2
種類存在している以−ト、それぞれの受像機に適した映
像信号を供給する必要がある。
この発明は上記のよ・うな従来のものの問題点を解消す
るためになされたもので1、現行の2種類のNTSC受
像機にそれぞれ適した映像信号を提供でき、しかも全画
面再生が可能なテレビジョン方式信号変換器を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るテレビジョン方式変換器は、走査線数1
125本のインタレース輝度信号の走査線数を2倍化し
て走査線数1125本のノンインタレース信号に変換し
、その変換後の走査線をフィールド毎に3ラインにつき
Jラインもしくは6ラインにつき1ラインを抽出して走
査線数375本のノンインタレース信号もし7くはイン
タレース信号に変換し、画面上下(1こブランキング信
号を付加して走査線数525本のノンインタレース信号
もしくはインタレース信号を得るとともに、線順次多重
した走査線数1125本のインタレース色信号を第1.
第2の信号に分離し、その分離後の信号の走査線数をそ
れぞれ2倍化して走査線数1125本のインタレース信
号に変換し、以T:2つの信号につきそれぞれ」二記と
同様の処理を行なって走査線数525本のノンインタレ
ース信号もしくばインタレ−ス色号を得るようにしたも
のである。
〔作用〕
この発明におけるM U S E信号/NTSC信号変
換器においては、上述のよ・うに構成したことにより、
現行の・インタレ−ス信号)型の受像機には走査線数5
25本インタレース信号を、現行のノンインタレース走
査型の受像機には走査線数525ノンインクし・−大信
号をそれぞれ供給できるので、インタレース走査型の受
像機であるIDTV、EDTVでのより高画質な再生画
像を可能とし、7また現行のインタレース走査型受像機
1 ノンインタレース走査型受像機のいずれにおいても
、全画面再生を可能とする。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図に、ついて説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるテレビジョン方式変
換器を示す概、略ブロック図である。図において、入力
端子1に入力されたMUSE信月101は標本化周波数
16.2MHzにてA/D変換器3により標本化される
。標本化されたMUSE信号102は周波数変換回路9
にて標本化周波数が変換される。周波数変換回路9の出
力103は輝度信号処理回路10と色信号処理回路11
とに与えられ、輝度信号処理回路101色信号処理回路
11はれぞれその内部で周波数変換回路9の出力103
から輝度信号2色信号を選択し、走査線数525本のノ
ンインタレース信号もしくはインタレース信号に変換す
る。輝度信号処理回路10の出力104はD/A変換器
7dを介して、また色信号処理回路11の出力105.
106はそれぞれD/A変換器7e、7fを介して逆マ
トリクス回路8bに与えられる。逆マトリクス回路8b
からはR,G、 B信号110,111.112が出力
され、出力端子2d、2e、2fよりそれぞれ出力され
る。
第3図はこの発明の一実施例における走査変換方式を示
す概略ブロック図である。第3図(a)において、入力
端子12aから入力された走査線数1125本のインタ
レース走査の輝度信号301は走査線数2倍化回路14
a及び走査線数1/3倍化回路Leaを介して、出力端
子13aから走査線数525本のノンインタレース走査
もしくはインタレース走査の輝度信号303として出力
される。
また、第3図(b)において、入力端子12bから入力
された走査線数1125本インタレース走査の色差線順
次信号304は色差信号分離回路15に与えられ、R−
Y信号305とB−Y信号309とに分離される。R−
Y信号305は走査線数2倍化回路14b、−走査線数
2倍化回路14c及び走査線数1/3倍化回路16bを
介して、出力端子13bから走査線数525本のノンイ
ンタレース走査もしくはインタレース走査のR−Y信号
308として出力される。B−Y信号309は走査線数
2倍化回路14d、走査線数2倍化回路14e及び走査
線数1/3倍化回路16cを介して出力端子13cから
走査線数525本のノンインタレース走査もしくはイン
タレース走査のB−Y信号312として出力される。
次に動作について説明する。
本実施例の特徴として次の2点が挙げられる。
■ 全画面を表示する。
■ 走査線数525本インタレース信号と、走査線数5
25本ノンインタレース信号の両者を供給する。
以下、図について説明する。
第2図は本実施例の変換概念を示している。MUSE信
号はアスペクト比的16:9走査線数1125本のイン
タレース信号である゛。この信号における映像を走査線
数1125X1/3=375本に変換する。MUSE信
号の有効走査線数及びNTSC信号の有効走査線数を考
慮すると、1/3の走査線数で映像を表現することが処
理の容易さも含めて最適といえる。即ち、走査線数11
25本インタレース映像を走査線数375本ノンインタ
レース映像あるいは走査線数375本インタレース映像
とする。なお、ここでいう走査線数375本ノンインタ
レース映像とはNTSC信号の走査線数525本のうち
375本を映像期間として使用するということである。
第1図は本実施例の概略ブロック図である。
標本化周波数16.2.MHzにて標本化されたMUS
E信号は周波数変換回路9にて標本化周波数が変換され
る。周波数変換回路は一般に入力と出力とが非同期で動
作するメモリによって構成される。このメモリの読み出
し周波数はNTSC信号に変換した時にテストパターン
の真円率が保たれるような周波数であり、−意に定まる
ものである。なお、この回路での走査線数の変更はない
周波数変換回路9の出力は輝度信号処理回路1゜と色信
号処理回路11とに与えられる。
輝度信号処理回路では次のような処理を行う。
■ MUSE信号がサブサンプリングされているため、
フィールド内で内挿処理を行う。
■ 走査線数を変換するため垂直方向に帯域制限を行う
■ 走査線数1125本インタレース信号の情報を走査
線数375本ノンインタレース信号あるいはインタレー
ス信号の情報に変換する。
また、色信号処理回路では次のような処理を行う。
■ MUSE信号がサブザンプリングされているためフ
ィールド内で内挿処理を行う。
■ 走査線数を変換するため垂直方向に帯域制限を行う
■ 走査線数1125本インタレース色差線順次信号の
情報を走査線数375本ノンインタレースあるいはイン
タレースR−Y信号の情報と走査線数375本ノンイン
タレースあるいはインタレースB−Y信号の情報に変換
する。
■ 時間軸伸張を行・う。
上記輝度信号処理回路及び色信号処理回路Qこおけるフ
ィールド内内挿ば、従来例でも述べたように水平方向の
内挿と垂直方向の内挿とが行われる。
水平方向の内挿に関しては従来例と同様である。
垂直方向の内挿は従来例でも述べたように垂直方向フィ
ルタによって実現される。この垂直方向フィルタは内挿
処理だけでなく、上記輝度信号処理回路における■、■
の処理及び上記色信号処理回路における■、■の処理を
実現している。
以下、この垂直フィルタ、即ち走査変換方式に主2をお
いて説明する。
第3図は本発明の実施例の走査変換方式を示す概略ブロ
ック図である。
まず、輝度信号系の動作について述べる。入力端子12
aから入力された走査線数1125本インタレース走査
である輝度信号は第4図(a)のよ・うな信号配列をと
っており、走査線数2倍化回路14aにて次のように処
理される。
まず、第4図(b)に表わされているX点に標本値とし
てゼロが挿入され、見かけ上走査線数が2倍化された後
、垂直方向に低域通過フィルタがかけられる。本例では
垂直方向フィルタとして次のような伝達関数を持つもの
を使用j7、ている。
F(Z)= ’/a (1+ 2 Z−1−’→−2Z
−” ’ +22−3′−′+ Z−4L ′)・・・
フィルタH (Z−” 、1ライン遅延を表わす遅延演算子但し、こ
こでの1ラインは1フイ ールド当たりの走査線数を112 5本としたときの1ラインである) 第4図(C)は第4図(b)に対してフィルタHをかげ
た結果、得られる信号である。例えば第4図(C)にお
けるYv (i、f)は次のように求められる。
Yv  (土 、i!、)=Sづ;  (Y  (1,
!!、  + 4)+2・Y (i、 ffi+2)佳
2・Ylt、jり+2・Y (i、  1−2) +Y
 (t、  fi−4) 1このようにして処理された
走査線数2倍化回路14aの出力302は走査線数1/
3倍化回路16aに与えられる。
走査線数1/3倍化回路16aでは第5図のごとく走査
線が間引かれる。第5図(a)のごとく各フィールド毎
に同じ垂直位置に存在する走査線を3木に1本ずつ使用
することにより、走査線数375本のノンインタレース
映像を得る。また第5図(b)のごとくインタレースに
するには、更に走査線を間引いて、各フィールド毎に走
査線を6本に1本ずつ使用することにより、走査線数3
75本のインタレース映像を得る。
次に色信号系の動作について述べる。入力端子12bか
ら入力された走査線数1125本インタレース走査の色
差線順次信号は第6図(a)のような信号配列をとって
おり、色差信号分離回路15にて第6図ら)のごと< 
R−Y信号とB−Y信号とに分離される。分離されたR
 −Y信号305は走査線数2倍化回路14bにて次の
ように処理される。
まず第6図(b)に表わされているX点に標本値として
ゼロが挿入され、見かげ上走査線数が2倍化された後、
垂直方向に低域通過フィルタがかげられる。本例では垂
直方向フィルタとして次のような伝達関数を持つものを
使用している。
rcz)=z (1+21−” ′+ 22−れ′+2
2””′+Z−”’) =−フィルタl第7図(a)は
第6図(b)に対してフィルタIをかげた結果、得られ
る信号である。例えば第7図(a)におけるR−Yv 
(j、z)は次のように求められる。
RYv  (j、  り=’/a (RY (j、  
ffi+8)+2・R−Y (j、 f+4) +2・
R−Y (j、 i!、)+2・R−Y (j、  !
!−4) 十R−Y (j、 1−8) )このように
処理された走査線数2倍化回路14bの出力306は走
査線数2倍化回路14cに与えられる。走査線数2倍化
回路1.4 cでは第7図(b)に表わされているX点
に標本値きし2てゼロが挿入され、見かけ上止査線数が
2倍化された後、垂直方向に低域通過フィルタがかけら
れる。本実施例では垂直方向フィルタとして、次のよう
な伝達関数を持つものを使用している。
F(Z)=% (1+2− Z−” 十Z−KL′)−
フイノL、りJ第7図(C)は第7図(b)に対してフ
ィルタJをかけた結果、得られる信号である。例えば第
7図(C)におけるR−Yvv(j、x)は次のように
求められる。
RYvv(j、   J2)  =’A  (RYv 
  (j、   n+2)+R−Yv  (j、  I
!、)+R−Yv (j、  1−2))このようにし
て処理された走査線数2倍化回路14cの出ノj307
は走査線数1/3倍化回路16bに与えられる。走査線
数1/3倍化回路16bは第8図(a)のごとく各フィ
ールド毎に同じ垂直位置に存在する走査線を3本に1本
ずつ使用することにより、走査線数375本のノンイン
タレース映像を得る。また第8図(1))のごとく、イ
ンタレースにするには、更に走査線を間引いて各フィー
ルド毎に走査線を6本に1本ずつ使用することにより、
走査線数375本のインタレ−ス映像を得る。
また、B−Y信号も第9図、第10図のごとくR−Y信
号と同様の処理が実行され、走査線数375本のノンイ
ンタレースあるいはインタレース映像を得る。
このようにして得られた走査線数375本のノンインタ
レースあるいはインタレース映像は、映像の上下にブラ
ンキング信号が付加され、輝度信号処理回路10から輝
度信号104が、色信号処理回路11からR−Y信号1
05及びB−Y信号10GがそれぞれD/A変換され1
.更に逆マトリクス回路8bにてRGB信号に変換され
出力される。
なお、輝度信号と色信号の垂直方向の位置ずれに関して
は特に述べなかったが、輝度信号処理回路あるいは色信
号処理回路の一方にメモリを使用しライン単位の遅延を
施すことにより、容易に解消することができる。
なお、4上記実施例では、MUSE信号を走査線数52
5本ノンインタレース信号に変換するための方法につい
て述べたが、MUSE信号に限るものではなく、ハイビ
ジョン信号(ベースバンドRGB信号)であってもよい
勿論その時には前述したMUSE信号に伴う内挿処理は
必要ではなく、輝度信号系と同様の処理をR,G、Bの
各成分につき行なえばよい。
〔発明の効果〕
以上のように1、この発明に係るテレビジョン方式変換
器によれば1、現行のインタレース走査型の受像機には
走査線数525本インタレース信号を、現行のノンイン
タレ−・ス走査型の受像機には走査線数525本ノンイ
ンタレース信号を、それぞれ全画面再往が可能なように
信号処理して供給するように構成したので、現行受像機
でより高画質なMUSE映像を再生できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるMUSE信号/NT
SC信号変換器の概略ブロック図、第2図はこの発明に
よる走査変換方式の変換概念を示す信号配列図、第3図
はこの発明による走査変換方式の概略ブロック図、第4
図1第5図1第6図第7図1第8図、第9図、第10図
はこの発明の走査変換方式の信号処理方法を示す信号配
列図、第11図は従来のMUSE信号/NTSC信号変
換器の概略ブロック図、第12図、第13図、第14図
、第15図、第16図、第17図1第18図、第19図
は従来のMUSE信号/NTSC信号変換器の信号処理
方法を示す信号配列図である。 図において、1は入力端子、2a〜2rは出力端子、3
はA/D変換器、4は走査線数変換器、25はインタレ
ース対応輝度信号処理回路、6はインタレース対応色信
号処理回路、7a〜7fはD/A変換器、8a、8bは
逆マトリクス回路、9は周波数変換回路、10は輝度信
号処理回路、11は色信号処理回路、12a、12bは
入力端子、13a、13bは出力端子、1.4a 〜1
4eは走査線数2倍化回路、 1 5は色差信号分離回路1、 6 a〜1 Cは走査線数1/3倍化回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)MUSE信号をその有効画面のアスペクト比を保
    持したままNTSC信号に変換する信号変換器であって
    、 該走査線数1125本インタレース輝度信号の走査線数
    を2倍化し、走査線数1125本のノンインタレース信
    号に変換する第1の走査線数2倍化回路と、 該第1の走査線数2倍化回路の出力の走査線をフィール
    ド毎に3ラインにつき1ラインもしくは6ラインにつき
    1ラインずつ抽出し、走査線数375本のノンインタレ
    ース信号もしくはインタレース信号に変換し、更に画面
    上下にブランキング信号を付加した走査線数525本ノ
    ンインタレース信号もしくはインタレース信号にする第
    1の走査線数1/3倍化回路と、 線順次多重された走査線数1125本インタレース色信
    号を第1、第2の信号に分離する信号分離回路と、 該信号分離回路にて分離された第1、第2の信号の走査
    線数をそれぞれ2倍化し、走査線数1125本のインタ
    レース信号にする第2及び第3の走査線数2倍化回路と
    、 該第2及び第3の走査線数2倍化回路の出力の走査線数
    をそれぞれ2倍化し、走査線数1125本のノンインタ
    レース信号にする第4及び第5の走査線数2倍化回路と
    、 該第4及び第5の走査線数2倍化回路の出力の走査線を
    フィールド毎に3ラインにつき1ラインもしくは6ライ
    ンにつき1ラインを抽出し、走査線数375本のノンイ
    ンタレース信号もしくはインタレースの2つの信号に変
    換し、更に画面上下にブランキング信号を付加した走査
    線数525本ノンインタレース信号もしくはインタレー
    ス信号にする第2及び第3の走査線数1/3倍回路とを
    備えたことを特徴とするテレビジョン方式変換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042191U (ja) * 1990-04-20 1992-01-09

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