JP3181146B2 - 自動車の安全装置 - Google Patents

自動車の安全装置

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JP3181146B2
JP3181146B2 JP16120893A JP16120893A JP3181146B2 JP 3181146 B2 JP3181146 B2 JP 3181146B2 JP 16120893 A JP16120893 A JP 16120893A JP 16120893 A JP16120893 A JP 16120893A JP 3181146 B2 JP3181146 B2 JP 3181146B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の安全装置、
より詳しく言えば、前方の道路画像に基づいて自車の走
行域を設定するとともに、この設定された走行域からの
自車の不用意な逸脱を防止できるようにした自動車の安
全装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の安全装置として、道路上
に記された案内ライン(白線)で仕切られた走行レーン内
を運行するに際して、例えば、運転者のわき見や居眠り
等の不注意によって運転者が意識しない不用意なステア
リング操作が行なわれ、車両が所定の走行レーンから逸
脱しそうになったときに、自動的にステアリング操作を
行って逸脱を防止する、あるいは警報を発して運転者に
注意を促すことにより、走行レーンからの車両の不用意
な逸脱を防止するようにした、所謂キープレーンシステ
ムを備えたものは周知である。また、このようなシステ
ムを備えた安全装置としては、道路上に記された白線を
検知して走行レーンを認識し、自車の走行域を設定する
ために、例えばCCDカメラ等のビデオカメラでなる画
像入力手段を備え、かかる画像入力手段で自車前方の走
行路を撮影して得られた道路画像を処理し、この画像処
理データに基づいて白線を検知するようにしたものが知
られている。
【0003】上記画像入力手段(例えばCCDカメラ)
は、通常、自動車の車体前上部(例えば車室ルーフの前
端部)に取り付けられるが、この取付時に発生する不可
避的な誤差(組付誤差)によって画像に「ずれ」が生じ、こ
の画像の「ずれ」が白線認識精度に悪影響を及ぼすという
問題があった。特に、上下方向における画像の「ずれ」に
ついて、画像が上側にずれた場合には、比較的遠方の情
景の画像に基づいて白線認識を行うこととなるが、通
常、画像情景が遠方になるほど、画面上の輝度が低下
し、また画面上における白線間の幅が狭くなり、更に1
画素当たりの実際の長さが長くなるなどの理由により、
白線認識精度は低下する。一方、画像が下側にずれた場
合には、車体前端部の一部(例えばボンネットの前部)が
画面に大きくはみ出して映り、白線認識を行うべき画面
領域が狭くなるので、やはり認識精度の低下を来すこと
となる。
【0004】この問題に関して、カメラの組付誤差を直
接に意識したものではないが、例えば特開平3−118
611号公報では、走行時の車体振動に伴うカメラの振
動に起因した画像の揺れに対し、画像処理手段による画
像処理開始位置を車体振動に応じて適宜変更することに
よってこの画像の揺れを補償し、これにより白線認識に
おける認識速度および認識精度の維持・向上を図るよう
にしたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像に
「ずれ」が生じた場合、画像処理に上記のような工夫を加
えたとしても、完全に修正することはなかなかに難し
く、この画像の「ずれ」がある程度以上大きい場合、特に
上述したように上下方向の「ずれ」が大きい場合には、十
分な白線認識精度を得ることができず、自動車の安全装
置のキープレーン機能について、その本来の能力を十分
に発揮せしめることが困難になる場合が生じ得る。
【0006】そこで、この発明は、道路画像に上下方向
の「ずれ」が生じた場合でも、安全機構の機能を十分に発
揮せしめ、自車の走行域からの不用意な逸脱を防止する
ことができる自動車の安全装置を提供することを目的と
してなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本願発明に係
る自動車の安全装置は、自車前方の道路画像を入力する
画像入力手段と、該画像入力手段で得られた道路画像に
基づいて自車の走行域を設定する走行域設定手段と、該
走行域設定手段で設定された走行域からの逸脱を防止す
るための安全機構とを備えてなる自動車の安全装置であ
って、上記道路画像の上下方向におけるずれを検出する
検出手段と、検出されたずれが所定値よりも大きい場合
に上記安全機構の作動制御を自車の上記走行域からの逸
脱に関して安全サイドに変更する変更手段とが設けられ
ており、上記変更手段は、上記検出手段で検出されたず
れが所定値よりも大きい場合には、上記安全機構の作動
タイミングを早めるように変更することを特徴としたも
のである。
【0008】
【0009】
【発明の効果】本願発明によれば、上記検出手段と変更
手段とを設けたので、検出された道路画像の上下方向の
「ずれ」が所定値よりも大きい場合、つまり画像の上下方
向の「ずれ」が大きくて十分な白線認識精度が確保できな
い場合には、上記安全機構の作動制御を自車の上記走行
域からの逸脱に関して安全サイドに変更することができ
る。すなわち、画像の上下方向の「ずれ」が大きくて十分
な白線認識精度が確保できない場合でも、上記安全機構
の機能を十分に発揮せしめ、自車の走行域からの不用意
な逸脱を確実に防止することができる。特に、上記変更
手段は、画像の上下方向の「ずれ」が所定値より大きく
て、十分な白線認識精度が確保できない場合には、自車
走行域からの逸脱に関する安全サイドへの変更として、
具体的には、上記安全機構の作動タイミングを早めるよ
うに変更するので、自車の走行域からの不用意な逸脱を
確実に防止することができる。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を、添付図面に基づ
いて詳細に説明する。本実施例に係る自動車では、走行
レーンからの車両の不用意な逸脱防止を図るために所謂
キープレーンシステムが採用されており、このキープレ
ーン制御を行うために、図1に示す各手段によって構成
された安全装置を備えている。画像入力手段としてのC
CDカメラ2は、図2に示すように、車両1の前側上部
(例えば車室ルーフの前端部)に取り付けられ、車両1が
走行している道路前方の各案内ライン(白線)21,これ
ら白線21,…,21によって仕切られる各走行レーン2
4,走行レーン24上における他の車両,歩道25,中央
分離帯(図示せず)およびガードレール(図示せず)等を撮
像することができる。上記CCDカメラ2から出力され
た映像信号は、信号処理ユニット3によって演算ユニッ
ト4において処理可能な信号に処理された後、演算ユニ
ット4へ供給される。演算ユニット4は、信号処理ユニ
ット3からの入力信号に基づいて、後述のように、走行
レーン24を走行する車両1の現在位置y0、推定位置
y1、目標位置y2、横移動速度Vyおよび走行レーン幅b0
等を演算するようになっている。さらに、演算ユニット
4は、道路における同一方向の走行レーン24の数およ
び車両1が現在走行している走行レーン24を認識する
とともに、車両1の逸脱方向を検出するようになってい
る。
【0012】左レーダヘッドユニット11と右レーダヘ
ッドユニット12は、車両1の例えば左右のドアミラー
1a,1b(図2参照)に取り付けられており、レーザレー
ダ波を発信部から車両1の後方あるいは側方へ向かって
送信するとともに、自車1の後方を走行する後方車両、
あるいは、道路側方において該道路に沿って配置された
リフレクタ,ガードレールあるいは路壁等の路側特徴物
などの障害物に当たって反射してくる反射波を受信部で
受信するものである。演算ユニット4は、これらレーダ
ヘッドユニット11,12からの信号を信号処理ユニッ
ト13を介して入力し、例えば後方車両を検知するとと
もに、レーダ受信波の送信時点からの遅れ時間によって
後方車両との距離および相対速度等を演算するようにな
っている。そして、上記CCDカメラ2,左右のレーダ
ヘッドユニット11及び12,信号処理ユニット3,13
並びに演算ユニット4により走行域設定装置が構成され
ている。
【0013】上記の両レーダヘッドユニット11,12
によるレーザレーダ波の送受信方向は、例えばモータ1
5にて両レーダヘッドユニット11,12が駆動される
ことにより変化し、モータ15の作動は演算ユニット4
により制御される。角度センサ14は、モータ15の回
転角からレーザレーダ波の送受信方向を検出するもので
あり、演算ユニット4は、角度センサ14から得られる
レーザレーダ波の送受信方向を考慮して、後方車両との
距離および相対速度を演算するようになっている。尚、
上記モータ15でレーダヘッドユニット11,12駆動
してレーザレーダ波の送受信方向を車幅方向に調整する
ことにより、上述の路側特徴物を検出し、自車との距離
や相対速度等を計測することができる。制御ユニット5
は、演算ユニット4から得られる演算結果,舵角センサ
9からの入力および方向指示器(ウインカ)7の作動に基
づいて、後述のように、ステアリングアクチュエータユ
ニット6および警報ブザー8の作動を制御するようにな
っている。
【0014】また、舵角センサ9は、ステアリング操舵
角を検出するものであり、ステアリングアクチュエータ
ユニット6は、その作動により操舵角を変化させるもの
である。警報ブザー8は、車室内のインストルメントパ
ネルに設けられ、運転者に警報を発するものである。こ
こで、演算ユニット4は、車両1が白線21から逸脱す
ることを検出する際に、先ず、車両1の現在位置y0と横
移動速度Vyとを検出し、これら現在位置y0および横移
動速度Vyに基づいて、車両1の推定位置y1を、y1=y0
+Vy・T1の演算によって求め、この推定位置y1によっ
て車両1の白線21からの逸脱を検出している。そし
て、演算ユニット4にて車両1の白線21からの逸脱が
検出されたとき、制御ユニット5は、白線21からの車
両1の逸脱を回避するため、あるいは白線21からの逸
脱した車両1を元の走行レーン24に戻すための、ステ
アリングアクチュエータユニット6に対する修正操舵を
行うようになっている。
【0015】この場合、推定位置y1は、上記の演算式に
おける設定値T1によって変化し、設定値T1が大きくな
ると、推定位置y1は車両1がより逸脱方向へ移動する値
となり、制御ユニット5による修正操舵の作動タイミン
グが早くなる。従って、本実施例では、基本的に、車両
1が現在走行している走行レーン24に応じて、設定値
1の値を個別に設定し、修正操舵の作動タイミングを
変更させている。
【0016】次に、この設定値T1の設定について説明
する。例えば、図3に示すように、同一走行方向に3本
の走行レーン24a〜24cが設けられている道路を車両
1が走行している場合、車両1が走行する走行レーン2
4a〜24c、およびその走行レーン24a〜24cからの
車両1の逸脱方向によって修正操舵の緊急度が異なる。
従って、設定値T1は、各場合に応じて、T10、T11
よびT12により以下のように設定される。
【0017】車両1が、最も右側の走行レーン24a
を走行中、白線21である右側の中央線21aから逸脱
しようとするとき→T10 車両1が、最も左側の走行レーン24cを走行中、左
側の白線21dから逸脱、即ち路肩へ逸脱しようとする
とき→T11 車両1が、上記のおよび以外の逸脱動作を行うと
き→T12 尚、T10〜T12の関係は、T10>T12、T11>T12であ
り、T10とT11との大小は、状況に応じて適宜変化す
る。
【0018】さらに、上記の〜の各場合において、
設定値T1は、各条件に応じて、下記のように設定され
る。 −a 対向車があるとき→T13 −b 対向車がないとき→T10 −c 中央分離帯があるとき→T14 (T13>T14>T10) −a ガードレール等の衝突する障害物があるとき→T
15 −b ガードレール等の衝突する障害物がないとき→T
11 −c 歩道があるとき→T16 −e 交差点等、左分岐路があるとき→T17 −f 交差点等、左分岐路がないとき→T11 (T15>T16>T10>T11>T17) −a 逸脱する方向の走行レーン24a,24cの後方に
他の車両があるとき→T18 −b 逸脱する方向の走行レーン24a,24cの後方に
他の車両がないとき→T12 (T18>T12、T18≒T16)
【0019】上記の構成において、本実施例に係る自動
車の安全装置によるキープレーン制御の一例を図4〜図
7のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、自
車1の走行レーン24の幅方向における現在位置y0と横
移動速度Vyとを検出する(ステップ#1)。この検出動
作においては、信号処理ユニット3を介して得られたC
CDカメラ2の出力に基づいて、図2に示す白線21,
21の間の幅、即ち走行路幅b0を読み取り、走行路幅b0
方向における左側の白線21を基準にして自車1の現在
位置y0を検出し、また自車の位置の微分によって横移動
速度Vyを検出する。
【0020】また、同一走行方向の走行レーン24の数
と、自車が走行している走行レーン24とを認識する
(ステップ#2)。次に、走行レーン24の数が1であれ
ば(ステップ#3:YES)、自車が走行する走行レーン
24を示す設定値iを、i=0に設定するとともに、自車
がその走行レーン24から右側へ逸脱するときの設定値
1である設定値T1Rを、T1R=T10に設定し、自車が
その走行レーン24から左側へ逸脱するときの設定値T
1である設定値T1Lを、T1L=T11に設定する(ステップ
#4)。
【0021】また、自車が走行する走行レーン24が図
3に示す右端の走行レーン24aであれば(ステップ#
5:YES)、i=1に設定するとともに、T1R=T10
1L=T12に設定する(ステップ#6)。更に、自車走行
レーン24が図3に示す左端の走行レーン24cであれ
ば(ステップ#7:YES)、i=2に設定するとともに、
1R=T12、T1L=T11に設定する(ステップ#8)。ま
た、更に、自車走行レーン24が図3に示す中央の走行
レーン24bであれば、i=3に設定するとともに、T1R
=T12、T1L=T12に設定する(ステップ#9)。
【0022】ステップ#10においては、i=0またはi
=1であるか否か、つまり自車走行レーン24が、一走
行方向に1本のみ設定された走行レーン24、または図
3に示す最も右端の走行路24aであるか否かを判定
し、NOであれば図5に示すステップ#15へ進む一
方、YESであれば、走行路24,24aの右側における
中央分離帯の有無を判定する(ステップ#11)。そし
て、中央分離帯があれば、T1R=T14に設定(ステップ
#12)してステップ#15へ進む一方、中央分離帯が
なければ、図3に示す中央線21aを介して隣接する走
行レーンにおける対向車の有無を判定する(ステップ#
13)。そして、対向車がなければステップ#15へ進
む一方、対向車があれば、T1R=T13に設定(ステップ
#14)してステップ#15に進む。
【0023】ステップ#15においては、i=0またはi
=2であるか否か、つまり自車走行レーン24が、一走
行方向に1本のみ設定された走行路24、または図3に
示す最も左端の走行レーン24cであるか否かを判定
し、NOであればステップ#22へ進む一方、YESで
あれば、走行レーン24、24cの左側におけるガード
レールの有無を判定する(ステップ#16)。そして、ガ
ードレールがなければステップ#18へ進む一方、ガー
ドレールがあれば、T1L=T15に設定(ステップ#17)
してステップ#18へ進む。
【0024】ステップ#18においては、走行レーン2
4,24cの左側における歩道の有無を判定し、歩道がな
ければステップ#20へ進む一方、歩道があれば、T1L
=T16に設定(ステップ#19)してステップ#20へ進
む。ステップ#20においては、走行レーン24,24c
の左側への分岐路となる交差点が近いか否かを判定し、
近くなければS22へ進む一方、近ければ、T1L=T17
に設定(ステップ#21)してステップ#22へ進む。ス
テップ#22においては、T1R=T12であるか否かを判
定し、NOであればステップ#25へ進む一方、YES
であれば、自車は中央の走行レーン24bを走行してい
るから、右側の走行レーン24aの後方における車両の
有無を判定する(ステップ#23)。そして、車両がなけ
ればステップ#25へ進む一方、車両があれば、T1R
18に設定(ステップ#24)してステップ#25へ進
む。
【0025】ステップ#25においては、T1L=T12
あるか否かを判定し、NOであれば図6に示すステップ
#28へ進む一方、YESであれば、自車は中央の走行
レーン24bを走行しているから、左側の走行レーン2
4cの後方における車両の有無を判定する(ステップ#2
6)。そして、車両がなければステップ#28へ進む一
方、車両があれば、T1L=T18に設定(ステップ#27)
してステップ#28へ進む。
【0026】ステップ#28においては、現在位置Y0
と横移動速度Vyとから、自車における右側逸脱方向の
推定位置y1を、y1=y0+T1R・Vyの演算によって求め
る。次に、図2に示す自車の車幅Wおよび走行路幅b0
より、推定位置y1が、y1>(b0−W/2)であるか否か、
即ち自車が走行レーン24の右側へ逸脱するか否かを判
定し(ステップ#29)、YESであれば自車が右側へ逸
脱するものと判定(ステップ#30)してステップ#34
へ進む。
【0027】一方、ステップ#29においてNOであれ
ば、自車における左側逸脱方向の推定位置y1を、y1=y0
+T1L・Vyの演算によって求める。次に、この推定位
置y1が、y1<W/2であるか否か、即ち自車が走行路2
4の左側へ逸脱するか否かを判定し(ステップ#32)、
YESであれば自車が左側へ逸脱するものと判定(ステ
ップ#33)してステップ#34へ進む。一方、NOで
あればステップ#1へ戻る。
【0028】次に、ステップ#30またはステップ#3
3において、自車が走行レーン24の右側または左側へ
逸脱するものとした場合、方向指示器7の操作の有無を
判定する(ステップ#34)。そして、方向指示器7が操
作されている場合には、この逸脱動作が運転者の意識的
なステアリング操作によるものとし、警報ブザー8を作
動させて警告音を発した後(ステップ#35)、ステップ
#1へ戻る。尚、この場合、警告音は確認の意味のもの
である。一方、ステップ#34において、方向指示器7
が操作されていない場合には、上記の逸脱動作は運転者
の不用意なステアリング操作によるものとし、修正操舵
を行う(ステップ#36)。
【0029】この修正操舵においては、図7に示すよう
に、走行レーン24の右側方向への自車の逸脱を示すフ
ラグjRが1のとき(ステップ#41)、自車の目標位置y2
を、y2=b0−W/2に設定する(ステップ#42)。尚、
この目標位置y2は、自車を、その右側の側面が白線21
と一致する状態で走行させるものである。一方、走行レ
ーン24の左側方向への自車の逸脱を示すフラグjLが1
のとき(ステップ#43)、自車の目標位置y2を、y2=W
/2に設定する(ステップ#44)。尚、この目標位置y2
は、自車を、その左側の側面が白線線21と一致する状
態で走行させるものである。
【0030】次に、偏差eを、e=y1−y2によって求め、
さらに、補正舵角Δθを、Δθ=kf・eによって求める
(ステップ#45)。尚、kfは偏差eから舵角を求めるた
めの適当な係数である。次に、上記の補正舵角Δθによ
って舵角が補正されるようにステアリングアクチュエー
タユニット6を制御する(ステップ#46)。その後、再
度、現在位置y0および横移動速度Vyから推定位置y1
求め(ステップ#47)、偏差eの絶対値がしきい値e0
り小さいか否か、即ち偏差eの絶対値が許容範囲内にあ
るか否かを判定し(ステップ#48)、許容範囲内でなけ
ればステップ#45へ戻る一方、許容範囲内であれば、
この修正操舵を終了して、ステップ#1に戻る。
【0031】本走行制御装置において、上記のような動
作を行うことにより、図8に示すように、右端の走行路
24aの中央位置を走行していた車両1が運転者の不用
意なステアリング操作により、例えば中央線21aを逸
脱しようとした場合には、車両1が、その逸脱しようと
した白線、即ち中央線21aに沿って走行するように、
修正操舵を加えるようになっている。そして、修正操舵
の作動タイミングは、車両1が走行している各走行路2
4と、その走行路24からの車両1の逸脱方向とによる
修正操舵の緊急度に応じて設定され、修正操舵の緊急度
が高い場合には早く修正操舵が作動するようになってい
る。
【0032】例えば、図8に示すように、車両1が、右
側の走行レーン24aを走行し、中央線21aを逸脱しよ
うとする場合には、対向車と接触するおそれがあるの
で、修正操舵の緊急度が高く、早い時点で修正操舵が作
動する。これに対し、図9に示すように、車両1が、左
側の走行レーン24cを走行し、白線21eから逸脱しよ
うとする場合には、上記の場合よりも修正操舵の緊急度
が低く、比較的遅い時点で修正操舵が作動する。その後
の車両1が白線21に沿って走行している状態から走行
レーン24の中央位置に戻る動作は、安全確認がなされ
た上での運転者のステアリング操作によって行われるよ
うになっている。
【0033】尚、本実施例においては、修正操舵の作動
タイミングが、車両1が走行している各走行レーン24
と、その走行レーン24からの車両1の逸脱方向とによ
る修正操舵の緊急度に応じて設定されているが、逸脱方
向を考慮せず、車両1が走行している走行レーン24に
応じて一律に設定するようにしても良い。また、本実施
例においては、ステアリングアクチュエータユニット6
の作動によって車両1の逸脱を抑制するようにしていた
が、これに限定されることなく、逸脱を防止するため
に、警報ブザー8等、走行中の走行レーンからの車両の
逸脱動作を運転者に報知し、運転者に逸脱動作を回避す
る操舵を行わせるようにしても良い。この場合、例えば
逸脱防止のための手段を警報ブザー8とすると、図6に
示すステップ#36において警報ブザー8が作動するこ
とになる。
【0034】本実施例に係る自動車1では、前述したよ
うに、画像入力手段としてのCCDカメラ2は、例えば
車室ルーフの前端部に取り付けられている。そして、こ
の場合、カメラ2は、図11に示すように、取付状態に
おける長手方向の軸線と路面とのなす角度β(所謂ピッ
チ角)が、予め設定した所定値となるように上記部分に
組み付けられる。本実施例では、このカメラ組付時に生
じ得る組付誤差等のために入力画像に上下方向の「ずれ」
が発生し、この「ずれ」がある程度以上大きい場合には、
この上下方向の「ずれ」に起因する白線認識精度の低下の
影響を回避して、キープレーン走行機能を十分に発揮で
きるように、キープレーンシステムの作動制御を、自車
1の走行域からの逸脱に関してより安全サイドに変更す
ることができるようになっている。以下、上記自動車1
の安全装置の作動について、図10のフローチャート等
を参照しながら説明する。
【0035】キープレーンシステムがスタートすると、
まず、ステップ#51で、CCDカメラ2で撮像された
自車前方の道路情景の画像が入力される。かかる道路情
景の画像の一例を図12に示す。この場合、自車1は、
左側白線21Lと右側白線21Rとで仕切られた走行レ
ーン24内を走行している。尚、同図中Lgは地平線を
示している。そして、ステップ#52で、この入力画像
から道路上に記された走行レーン24の左右の白線21
L,21Rの検知が行なわれる。この白線検知は、入力
画像をいわゆる画像処理技術を用いて処理することによ
って行なわれる。すなわち、入力画像を各画素の輝度に
ついて所定の閾値によって明暗二値化し、この二値化デ
ータに基づき(つまり、明=白として)白線を検知するも
のである。尚、この画像処理については、従来より良く
知られているものと同様の処理技術であるので、これ以
上の説明は省略する。
【0036】次に、ステップ#53で、走行レーン24
の道幅が演算される。この道幅演算処理は、左右の白線
21L,21Rの検知データ,CCDカメラ2の設定ピッ
チ角βおよび路面からの取付高さHc,並びにCCDカメ
ラ2の画像入力特性等に基づいて行なわれる。これによ
り、画像データから得られた両白線21L,21Rの投
影平面上での相対的な位置関係を知ることができる。こ
の投影平面上に換算した両白線21L,21Rの一例を
図13に示す。この場合、ピッチ角βは、組付誤差等に
よる振れがなく(Δβ=0)、設定された基準値通りであ
れば、走行レーン24の道幅演算を行うとその値b0は一
定となり、従って、投影平面上における両白線21L,
21Rが相互に平行に認識できるものとなるように、そ
の基準値が予め設定されている。換言すれば、上記道幅
b0の値が一定とならず、投影平面上に換算した両白線2
1L,21Rが互いに平行なものとして認識できない場
合には、カメラ2のピッチ角βは基準値通りではなく、
組付誤差に対応した振れ(Δβ)を伴っていることにな
る。
【0037】そして、ステップ#54で、投影平面上に
おいて両白線21L,21Rが互いに平行なものとして
認識できるか否かが判定される。この判定結果がYES
の場合には、問題となるような組付誤差はなく、ピッチ
角βの振れΔβは0(零)とみなされるので、ステップ#
59で通常どうりのキープレーン制御が行なわれる。す
なわち、ステップ#60で、所定時間(t秒)後に自車1
が設定された走行レーン24から逸脱する可能性がある
か否かが判定され、この可能性がある(ステップ#60:
YES)場合には、ステップ#61で、キープレーンシ
ステムによる自動操舵が行なわれ、設定された走行レー
ン24から逸脱しないように自車の走行状態が制御され
ることにより、走行レーン24からの逸脱が未然に防止
されるようになっている。この設定された走行レーン2
4からの逸脱可能性の有無の判断(ステップ#60)およ
び自動操舵(ステップ#61)については、前述の通りで
ある(図4〜図7のフローチャート参照)。
【0038】一方、ステップ#54での判定結果がNO
の場合には、ステップ#55でカメラ取付のピッチ角β
の振れΔβが算出される。このピッチ角βの振れΔβ
は、投影平面上において両白線21L,21Rが互いに
平行なものとして認識できるようなピッチ角を演算で求
めることによって得られる。次に、こうして得られた値
(Δβ)を用いてピッチ角βの修正が行なわれ(ステップ
#56)、以降はこの修正されたピッチ角が用いられ
る。そして、次に、ステップ#57で、ピッチ角の振れ
Δβが所定値よりも大きいか否かが判定され、この判定
結果がNOの場合には、通常のキープレーン制御が実行
される(ステップ#59〜ステップ#61)。
【0039】一方、ステップ#57での判定結果がYE
Sの場合には、ピッチ角βの振れΔβが所定値よりも大
きくて白線認識精度の低下の影響が大きくなるので、こ
の影響を回避するために、キープレーンシステムの作動
制御が、自車1の走行域からの逸脱に関してより安全サ
イドに変更される(ステップ#58)。すなわち、具体的
には、例えば、走行域からの逸脱可能性の有無を判定す
るタイミングをΔt秒だけ早く、つまりステップ#60
の判定における所定時間t秒をΔt秒だけ長く設定し、そ
れだけ早いタイミングでステップ#61の自動操舵によ
る制御を行うことができるようになっている。
【0040】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、CCDカメラ2の車体への組付誤差等に起因する道
路画像の上下方向の「ずれ」が所定値よりも大きい場合、
つまり画像の上下方向の「ずれ」が大きくて十分な白線認
識精度が確保できない場合には、キープレーンシステム
の作動制御を自車1の走行レーン24からの逸脱に関し
て安全サイドに変更、具体的には、キープレーンシステ
ムの作動タイミングを早めるように変更することができ
る。すなわち、画像の上下方向の「ずれ」が大きくて十分
な白線認識精度が確保できない場合でも、上記キープレ
ーンシステムの機能を十分に発揮せしめ、自車1の走行
レーン24からの不用意な逸脱を確実に防止することが
できるのである。
【0041】尚、上記実施例は、キープレーンシステム
の作動制御を自車1の走行レーン24からの逸脱に関し
て安全サイドに変更するに際して、走行域からの逸脱可
能性の有無を判定するタイミングを早くするように、換
言すれば、自動操舵を介入させる時間的閾値を安全サイ
ドに変更するようにしたものであったが、この代わり
に、自動操舵を介入させる際の距離的閾値あるいは自動
操舵におけるステアリング操舵角など、他のパラメータ
を安全サイドに変更するようにしても良い。例えば、自
動操舵を介入させる際の距離的閾値の設定としては、図
14に示すように、車体1の左右の側面からそれぞれ左
右の白線21L,21Rに至るまでの距離dL,dRに閾値D
sを設定し、これらの距離dL,dRが閾値Dsを下回った時
点でキープレーンシステムによる自動操舵が働くように
する。そして、この場合には、上記図10のフローチャ
ートにおけるステップ#57で、ピッチ角βの振れΔβ
が所定値よりも大きいときには、上記閾値Dsを安全サ
イドに変更(つまり閾値Dsを大きく)することにより、
キープレーンシステムの作動タイミングを早めることが
できる。
【0042】また、上記図10のフローチャートにおけ
るステップ#57で、ピッチ角βの振れΔβが所定値よ
りも大きいときには、自動操舵におけるステアリング操
舵角を、通常のキープレーン制御における場合よりもあ
る程度大きく設定し、この自動操舵による自車1の修正
動作が素早く行なわれ、実質的に早いタイミングで逸脱
動作の修正が行なわれるようにすることもできる。
【0043】尚、上記実施例は、自車1の走行域を認識
した後、この走行域からの逸脱を防止すべく、キープレ
ーンシステムによって自車1の走行状態を自動制御する
ようにしたものであったが、この代わりに、いわゆる自
律走行によって自車の走行状態を自動制御するようにし
ても良い。
【0044】また、自車の走行状態を自動制御する代わ
りに、運転操作自体はドライバによるマニュアル操作と
し、認識された走行域から自車が逸脱しそうになった場
合には、ドライバに対して警報が発せられるように、キ
ープレーンシステムを構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る自動車の安全装置の全
体構成を概略的に示すブロック構成図である。
【図2】 上記安全装置を備えた車両とこの車両が走行
する道路とを示す平面説明図である。
【図3】 上記安全装置を備えた車両の走行レーンから
の逸脱動作例を示す平面説明図である。
【図4】 上記安全装置によるキープレーン制御の一例
を示すフローチャートの一部である。
【図5】 上記安全装置によるキープレーン制御の一例
を示すフローチャートの一部である。
【図6】 上記安全装置によるキープレーン制御の一例
を示すフローチャートの一部である。
【図7】 上記キープレーン制御における修正操舵を説
明するフローチャートである。
【図8】 上記修正操舵の一例を示す平面説明図であ
る。
【図9】 上記修正操舵の一例を示す平面説明図であ
る。
【図10】 上記自動車の安全装置の作動制御の変更を
説明するためのフローチャートである。
【図11】 本実施例に係る自動車の車体に対するCC
Dカメラの取付状態を示す側面説明図である。
【図12】 上記安全装置における道路情景の入力画像
の一例を模式的に示す説明図である。
【図13】 投影平面上に換算された左右の白線を示す
平面説明図である。
【図14】 本発明の他の実施例における走行レーンと
自車とを示す平面説明図である。
【符号の説明】
1…自動車 2…CCDカメラ 3,13…信号処理ユニット 4…演算ユニット 5…制御ユニット 6…ステアリングアクチュエータユニット 8…警報ブザー 9…舵角センサ 21,21L,21R…白線 24…走行レーン β…ピッチ角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/18 G06F 15/62 380 (72)発明者 十時 信弘 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 上山 繁 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−293109(JP,A) 特開 平3−268112(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 G01C 21/04 G05D 1/02 G06T 1/00 H04N 7/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車前方の道路画像を入力する画像入力
    手段と、該画像入力手段で得られた道路画像に基づいて
    自車の走行域を設定する走行域設定手段と、該走行域設
    定手段で設定された走行域からの逸脱を防止するための
    安全機構とを備えてなる自動車の安全装置であって、 上記道路画像の上下方向におけるずれを検出する検出手
    段と、検出されたずれが所定値よりも大きい場合に上記
    安全機構の作動制御を自車の上記走行域からの逸脱に関
    して安全サイドに変更する変更手段とが設けられてお
    り、 上記変更手段は、上記検出手段で検出されたずれが所定
    値よりも大きい場合には、上記安全機構の作動タイミン
    グを早めるように変更することを特徴とする自動車の安
    全装置。
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