JP3180597B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP3180597B2
JP3180597B2 JP32893994A JP32893994A JP3180597B2 JP 3180597 B2 JP3180597 B2 JP 3180597B2 JP 32893994 A JP32893994 A JP 32893994A JP 32893994 A JP32893994 A JP 32893994A JP 3180597 B2 JP3180597 B2 JP 3180597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal processing
recording
predetermined
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32893994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08180602A (ja
Inventor
秋則 馬渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teac Corp filed Critical Teac Corp
Priority to JP32893994A priority Critical patent/JP3180597B2/ja
Publication of JPH08180602A publication Critical patent/JPH08180602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180597B2 publication Critical patent/JP3180597B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多チャンネルの音声信
号の記録、再生を行う磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、編集装置の一つとしてMTR(マ
ルチトラックレコーダ)が使用されており、MTRは磁
気テープに多チャンネルの記録領域を有し、各チャンネ
ルに記録される音楽信号を相互編集して音楽ソフトのマ
スターテープを作成するときなどに使用される。
【0003】一般に、業務用のMTRでは標準フォーマ
ットとしてDASHフォーマット(Digital Audio Stat
ionary Head Format) とPDフォーマット(Profession
al Digital Format)の2つが使用されており、データは
サンプリング周波数48/44.1(kHz)、量子化
数16(ビット/ch)で処理されている。
【0004】このDASH方式・PD方式のMTRは、
マスターテープを作成する上で最も普及し、利用されて
いるがオープンタイプであって装置が高価格となること
から、DAT(Digital Audio Taperecorder) や8mm
ビデオのテープのような小型の記録媒体を使用したMT
Rが開発され、DASH方式、PD方式のMTRの性能
を維持しつつ機器コスト、媒体コストを抑えた装置が市
場投入されつつある。その一つとして8mmビデオテー
プを使用したMTRがある。このMTRの方式はDTR
S(Digital Tape Recording System)と称され、8mm
ビデオのテープとトランスポートを流用した回転ヘッド
メカニズムと、R−DAT(Rotary-DAT) 用LSIを利
用した信号処理回路によって構成されている。
【0005】そこで、図6に、従来のMTRの構成図を
示す。図6に示すMTR11は、8ミリビデオテープを
使用するもので、機構部12と駆動制御部13とに大別
される。機構部12は、RM(ローディングモータ)1
4aやCM(カセコンモータ)14b等のローディング
機構と、ドラムモータ(図に表われず)で回転するロー
タリヘッド(2つの記録ヘッド及び2つの再生ヘッドで
構成される)15と、挿入される8ミリビデオテープ1
6aが巻回されたカセット16で構成される。また、ロ
ータリーヘッド15(ドラムモータ)の周辺には、FG
(FreguencyGnerator) ヘッド17aやPG(Pals Gner
ator)ヘッド17bが配置されると共に、ロータリエン
コーダ18、キャプスタンモータ19及びFGヘッド1
9aが配置される。
【0006】一方、カセット16の周辺にはリールモー
タ20及びFGヘッド20aが配置されると共に、各種
センサ類(結露センサ、EOTセンサ、BOTセンサ、
リールセンサ、エンドセンサ等)と各種スイッチ類(I
Dスイッチ、カセコンスイッチ等)が配置される。
【0007】また、駆動制御部13は、RM14a、C
M14b、キャプスタンモータ19、及びリールモータ
20が各モータドライバ21a〜21dを介してサーボ
マイコン(サーボマイクロコンピュータ)22により駆
動され、FGヘッド17a、PGヘッド17b及び各種
センサからの検出信号がセンサアンプ21eを介してサ
ーボマイコン22に入力される。また、各種スイッチ数
の信号がサーボマイコン22に入力される。
【0008】さらに、ロータリヘッド15からの再生波
形はRFアンプ部23を介してRF検出部24に送られ
ると共にATF(Auto Tracking Frequency)制御部25
を介してサーボマイコン22に送られる。一方、信号処
理系26では、一般に電力供給部(5V系,9V系)2
7、サーボマイコン22との間で各種信号の授受を行う
システムマイコン28及び信号処理部29が設けられる
(後述する)。なお、30はPLL LOCK検出部で
ある。他の構成については図7において説明する。
【0009】上記のように、サーボマイコン22によっ
て機構部12の制御を行うもので、各センサの出力に応
じてローディング動作、ロータリヘッド15のドラム回
転制御、磁気テープ16aの送り制御等が統括して行わ
れる。続いて、図7に、図6の制御系の全体ブロック図
を示す。図7に示す駆動制御部13において、システム
マイコン28はROM(Read Only Memory) 31a及び
RAM(Random Access Memory) 31bを備えると共
に、通信データ生成部32を備えてシステム制御部33
を構成し、システム制御部33に通信データ生成部32
の入出力を行う同期端子34が設けられる。この同期端
子34は、例えばチャンネル拡大の機器を接続するため
の接続端子35とケーブル36により接続される。
【0010】また、システムマイコン28には、上述の
サーボマイコン22及び信号処理回路部37とデータ転
送部38を備える上述の信号処理部29が接続される。
このデータ転送部38はシリアル通信でインストラクシ
ョンの転送を行うもので、インストラクションを転送す
ることによりモニタの切り替え、クロスフェード/ディ
レイタイムの設定を行う。
【0011】一方、例えば仕様の異なる装置間との信号
のやり取りを行うためのMIDI端子39と、所定機器
との同期を行うための接続ピン40とがシンクロ制御部
41のシンクロマイコン(シンクロマイクロコンピュー
タ)42に接続されており、シンクロマイコン42はデ
ータ転送時に使用されるDP−RAM43を備えてシス
テムマイコン28と接続されている。
【0012】また、リモートコントローラ44からの入
力信号がマトリクス部45のキー(KEY)マトリクス
部46に入力され、マトリクスチェック回路47でチェ
ックされてシステムマイコン28に送られる。マトリク
ス部45では、キーマトリクス部46又はシステムマイ
コン28からの信号をマトリクスチェック回路47でチ
ェックし、必要な情報を表示マトリクス部48に送出し
表示する。
【0013】そこで、図8に、図7の信号処理系のブロ
ック図を示す。図8は、上記システム制御部33(内部
のシステムマイコン28等をレベルメータ33aとして
表わす)により統括的に制御されるもので、信号入力部
51、信号出力部52、信号処理回部37、アンプ部5
3、及びRFアンプ部54に大別されて構成される。信
号入力部51は、アナログ入力とディジタル入力の2系
統があり、アナログ入力にはノーマル入力とバランスア
ンプ61,62を介して入力する2系統がある。バラン
スアンプ61,62入力は、業務用機器として使用する
場合に用いられる。ディジタル入力端子から入力される
信号は、ダイレクトに信号処理回路部37に入力される
が、アナログ入力端子から入力される信号は、ローパス
フィルタ(LPF)63,64及びアナログ−ディジタ
ルコンバータ(ADC)65を通すことによってデジタ
ル信号に変換された後、信号処理回路部37に入力され
る。
【0014】信号出力部52は、アナログ出力とディジ
タル出力の2系統がある。信号処理回路部37から出力
されるディジタル信号をダイレクトに出力する時はディ
ジタル出力端子から信号が出力されるが、アナログ出力
端子から出力する場合は、ディジタルフィルタ66及び
ディジタル−アナログコンバータ(DAC)67を通す
ことによってアナログ信号に変換した後、一般用のLP
F68,69、またはLPF68,69と業務用のバラ
ンスアンプ70,71を介して出力される。
【0015】信号処理回路部37は、信号入力部51か
らのアナログ入力とディジタル入力とを切り替えるスイ
ッチSW1、クロスフェード処理用DSP(XF I
C)72、記録用信号処理LSI(ENC)73、再生
用信号処理LSI(DEC)74、記録用のタイムベー
スコレクタ(TBC)75、再生用のタイムベースコレ
クタ(TBC)76、マルチプレクサ(MPX)77、
及びデータセパレータ(SEP)78よりなる。
【0016】DSP72には、入力される信号の送出先
を切り替えるスイッチSW2、SW3、遅延回路79,
80、及びクロスフェーダ81,82を有し、スイッチ
SW2が端子aに接続されている場合は信号入力部51
からの入力信号はそのまま信号出力部52から出力さ
れ、端子bに接続されている場合は再生ヘッド15aか
らの再生信号が信号出力部52から出力される。また、
スイッチSW3が端子cに接続されている場合は信号入
力部51からの入力信号が記録ヘッド15bに供給さ
れ、端子dに接続されている場合は再生ヘッド15aか
らの再生信号がそのまま記録ヘッド15bに供給され
る。
【0017】DSP72より出力される記録信号は、E
NC73によってRF変調等のエンコード処理が施され
た後、TBC75及びMPX77を介してアンプ部53
に送出される。また、アンプ部53から出力される再生
信号がSEP78及びTBC76を介してDEC74に
入力され、DEC74によってRF復調、誤り訂正等の
デコード処理が施された後、DSP72に入力される。
【0018】上記アンプ部53は記録アンプ83及びP
LL回路84によって構成されており、記録アンプ83
は、信号処理回路部37から出力される記録信号レベル
に増幅した後、記録ヘッド15bに供給し、PLL84
回路は、再生クロックと再生信号との同期検出を行い、
再生信号を信号処理回路部37に供給する。
【0019】また、RFアンプ部54は、ヘッドアンプ
85とイコライザアンプ(EQ)86で構成され、再生
ヘッド15aからの再生信号をRF増幅してアンプ部5
3のPLL回路84に供給する。そして、上記DSP7
2、ENC73、DEC74は2チャンネルの処理行う
もので、磁気テープ(8ミリビデオテープ)16aに8
チャンネルで記録する場合には、TBC75,76及び
MPX77を除く信号処理回路37が4セット設けられ
るものである(図11で説明する。)。
【0020】すなわち、8チャンネルで記録、再生を行
うDTRS方式のMTR11は、DSP72にR−DA
T用LSIが使用されており、データ処理がサンプリン
グ周波数48kHz又は44.1kHz、量子化数16
ビットで行われる。ここで、図9に、従来のMTRに使
用される磁気テープの記録フォーマットの説明図を示
す。また、図10に、図9のトラックフォーマットの説
明図を示す。図9に示す磁気テープ16aは8ミリビデ
オテープであり、上記ロータリヘッド(ヘッドドラム)
15によりヘリカリスキャン方式で記録される。この場
合のヘッドドラム15へのテープ巻きつけ角は略220
°である。
【0021】図10に示すように、走査線上における領
域の配列は、ヘッド走査開始位置から順にマージン領
域、サブデータ(サブコード)領域、チャンネル1/2
領域、チャンネル3/4領域、ATF(Automatic Trac
k Following)領域、チャンネル5/6領域、チャンネル
7/8領域、マージン領域となっている。各領域間は干
渉を防ぐためにギャップが設けられている。ATF領域
は各トラックの略中央に設けられており、ここに記録さ
れるデータによってトラッキングサーボがかけられる。
【0022】オーディオデータの記録領域は、信号処理
に上述のようにR−DAT用LSIを使用しているた
め、2チャンネル単位で設定されており、オーディオデ
ータも2チャンネル単位で設定され記録される。そこ
で、図11に、図8の信号処理系の具体的構成図を示
す。図11において、破線部分は信号入力部51及び信
号出力部52を示したもので、それぞれ入出力コネクタ
91、出力コネクタ92でライン接続される。この場
合、1ラインが2チャンネル分の4ラインの入出力の入
出力線としている。
【0023】図8に示すDSP(R−DAT用LSI)
72、ENC73、DEC74は2チャンネル分の信号
処理を一括して行うもので、DTRS方式のMTR11
では2チャンネルのオーディオデータの信号処理を一括
して行う。従って、磁気テープ(8ミリビデオテープ)
16a上の記録フォーマットにおいても、2チャンネル
分のデータが一つの領域に混在するフォーマットであ
り、8チャンネルに対応させて、4つの信号処理回路部
(TBC75,76及びMPX77を除く)が設けられ
る。
【0024】各信号処理回路部371 〜374 は、上記
DSP72、ENC73及びDEC74をそれぞれ備
え、該DSP72、ENC73及びDEC74にはそれ
ぞれS(Static) −RAM93〜95が設けられて信号
処理過程で使用される。オーディオ信号を記録する場合
は、オーディオデータを入力するチャンネルに対応した
信号処理回路部371 〜374 のDSP72及びエンコ
ーダ(ENC)73を介して記録用のTBC75に入力
される。TBC75に入力されるデータは、R−DAT
フォーマットに準拠したデータである。また、TBC7
5では、DTRSフォーマットに対応するクロック周波
数に入力データを同期させ、(9.408MHzから1
2.808MHZ)、MPX77に送出する。MPX7
7では、TBC75からの出力信号にGAP(ギャッ
プ)データ及びATFデータを重畳させ、DTRSフォ
ーマットに準拠した記録データを作成し出力する。
【0025】一方、オーディオ信号を再生する場合は、
再生信号をSEP(データセパレーター)を介して再生
用のTBC76に入力する。TBC76では、R−DA
Tフォーマットに対応するクロック周波数に入力データ
を同期させ(12.808MHzから9.408MH
z)、各チャンネルのオーディオ信号を対応する信号処
理回路部371 〜374 に送出する。各信号処理回路部
371 〜374 では、入力される信号をDEC74及び
DSP72を介して出力するものである。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディジタル
オーディオの代表格といえるCD(Compact Disk) は量
子化数16ビットのディジタル信号で記録されており、
高音質な音を再生をする方法の一つとしてSBM(Supe
r Bit Mapping)と称されるノイズシェイピング技術が知
られている。
【0027】SBMとは、ノイズレベルを周波数に対し
て均一に下げるのではなく、人間の耳の感度の良いとこ
ろでノイズレベルを十分に下げれば、逆に耳の感度の悪
いとこでノイズレベルが多少上がっても、全体としては
ノイズが人間の耳に聞こえにくくなるという理論に基づ
き、量子化ノイズのスペクトラムを人間の耳に合うよう
に変化させ、音質を向上させるというものである。
【0028】しかし、CDプログラムを製作する場合に
レコーダの量子化ビット数がCDと同じ16ビットでは
音質的に不足感があり、音楽レコーディング時のマスタ
テープ作成に20ビット量子化のレコーダが利用される
ようになってきているが、20ビット量子化のレコーダ
がDASH方式又はPD方式の2トラックレコーダであ
ることから、価格、ランニングコストが高価であると共
に、編集の作業効率が悪いという問題がある。
【0029】また、DASH方式又はPD方式のMTR
での20ビット量子化のものはなく、機器コスト及び媒
体コストを抑えたDTRS−MTRにおいてもR−DA
T用LSIを使用していることから量子化ビット数が1
6ビットであって音質的な面でマスタレコーダとして使
用するには不足感じがあるという問題がある。
【0030】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、安価に音質の向上を図る磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理ブ
ロック図を示す。図1において、上記課題を解決するた
めに、請求項1では、複数チャンネルの記録領域を有す
る記録媒体に対して記録、再生を行う磁気記録再生装置
101において、複数チャンネルの入力端子より入力さ
れる各チャンネル毎の所定の信号を所定量子化ビット数
のディジタルデータとして選択する入力手段102と、
該ディジタルデータの配列を変換して1サンプル当りの
所定単位ビットのサンプルデータに変換して送出し、ま
た1サンプル当りの所定単位ビットのサンプルデータを
該所定量子化ビット数のディジタルデータに変換して送
出するデータ変換手段103と、該データ変換手段10
3から送出される前記サンプルデータに、記録のための
所定の信号処理を施す第1の信号処理手段104と、該
第1の信号処理手段104から送出される該サンプルデ
ータの転送速度を変換し、所定のフォーマットに基づき
記録データを生成して前記記録媒体に記録させるための
第1のフォーマット変換手段105と、再生される所定
のデータを各チャンネル毎のサンプルデータに分離し、
データの転送速度を変換する第2のフォーマット変換手
段106と、該第2のフォーマット変換手段106から
の前記サンプルデータに再生出力のための所定の信号処
理を施して前記データ変換手段に送出する第2の信号処
理手段107と、前記データ変換手段103から送出さ
れる前記所定量子化ビット数のディジタルデータを各チ
ャンネル毎に所定の信号に選択的に出力する出力手段1
08と、を有して構成する。
【0032】請求項2では、請求項1記載のデータ変換
手段103は、前記所定量子化ビット数のディジタルデ
ータを上位の所定単位ビットと下位の余剰ビットとに分
離して、各チャンネルのそれぞれの下位の該余剰ビット
から前記1サンプル当りの所定単位ビットと同等の単位
ビットのサンプルデータを生成し、一方各チャンネルの
余剰ビットからなる該サンプルデータを分離して各チャ
ンネル毎の該所定単位ビットの前記サンプルデータに結
合し、前記所定量子化ビット数のディジタルデータを生
成する。
【0033】請求項3では、請求項1又は2において、
前記第1及び第2の信号処理手段104,107は、前
記所定量子化ビット数のディジタルデータの処理と、各
チャンネルの下位の余剰ビットからなる前記サンプルデ
ータの処理とを独立して行う。
【0034】
【作用】上述のように請求項1乃至3の発明では、入力
手段102より入力される信号より生成されるディジタ
ルデータを、データ変換手段103で上位の所定単位ビ
ットと下位の余剰ビットに分離し、第1の信号処理手段
104及び第1のフォーマット変換手段105で記録デ
ータを生成して記録を行う。一方、再生されるデータを
第2のフォーマット手段106及び第1の信号処理手段
104と独立して信号処理を行う第2の信号処理手段1
07で所定単位ビットと余剰ビットを合成して出力手段
108より出力させる。これにより、所定単位ビットの
信号処理系を基礎として余剰ビットの信号処理系を付加
させればよく、簡易に量子化ビット数を増加させること
が可能となり、音質向上を図ることが可能となる。
【0035】
【実施例】図2に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図2は、磁気記録再生装置としてのDTRS方式のMT
R101における信号処理系の具体的な構成図を示した
もので、全体構成図、全体ブロック図、及び信号処理系
の大枠のブロック図は図6〜図8と同様であり、説明を
省略する。そして、本実施例では、8ミリビデオの磁気
テープを8チャンネルの記録領域に分けて、20ビット
のオーディオデータを扱うものとする。
【0036】図2において、破線部分は入出力部111
であり、入力手段である信号入力部102と出力手段で
ある信号出力部108とで構成されるもので、アナログ
信号の入出力系を兼用する入出力コネクタ112と、A
DC(図8の65)からのオーディオディジタル信号を
入力する入力端子113と、アナログ信号を出力する出
力コネクタ114と、及びDAC(図8の67)にオー
ディオディジタルデータを出力する出力端子115とに
より構成される。
【0037】ここでは、前述と同様に、模式的に1ライ
ンが2チャンネル分の4ラインの入出力線として示して
いる。すなわち、信号処理を行うDSP等を含んでいる
R−DAT用LSIが2チャンネルの信号処理を一括し
て行うことを基本としており、本実施例のDTRS方式
のMTR101においても2チャンネルのオーディオデ
ータの信号処理を一括して行わせるものである。
【0038】従って、後述する磁気テープ(8ミリビデ
オテープ)上の記録フォーマットは2チャンネル分のデ
ータが一つの領域に混在するものであり、8チャンネル
のDTRS−MTRでは上記R−DAT用LSIを4つ
使用して8チャンネルに対応させるものである。
【0039】この4つのR−DAT用LSIに対応する
のが入出力部111に接続される第1の信号処理回路部
1161 〜1164 である。各第1の信号処理回路部1
16 1 〜1164 のそれぞれが1,2チャンネル、3,
4チャンネル、5,6チャンネル、7,8チャンネルの
2チャンネル分ずつの信号処理を行う。また、4つの第
1の信号処理回路部1161 〜1164 には、第2の信
号処理回路部117が接続される。すなわち、信号処理
を行うにあたり、第1の信号処理回路部116 1 〜11
4 で20ビットオーディオデータの上位の所定単位ビ
ットである16ビットについて行い、第2の信号処理回
路部117が下位の余剰ビットである4ビットについて
行う。
【0040】第1の信号処理回路図1161 〜1164
のそれぞれは、DSP121、第1のENC122、第
1のDEC123、パラレルデータをシリアルデータに
変換するパラレル/シリアル変換回路(P/S回路)1
24、及びシリアルデータをパラレルデータに変換する
シリアル/パラレル変換回路(S/P回路)125を備
える。また、DSP121、第1のENC122、及び
第1のDEC123は、それぞれSRAM126〜12
8を備える。
【0041】一方、第2の信号処理回路部117は、第
1の信号処理回路部1161 〜1164 の各P/S回路
124からの4つのシリアルデータを順次選択して出力
する第1のMPX(マルチプレクサ)129、第2のE
NC130、及び第2のDEC131により構成され、
第2のENC130及び第2のDEC131はSRAM
132,133を備える。
【0042】上記DSP121、P/S回路124、S
/P回路125、及び第1のMPX129によりデータ
変換手段(103)を構成する。また、上記第1及び第
2のENC122,130で第1の信号処理手段(10
4)を構成すると共に、第1及び第2のDEC123,
131で第2の信号処理手段(107)を構成する。上
記第1の信号処理回路部1161 〜1164 の各第1の
ENC122は20ビットオーディオデータの上位16
ビットの信号処理を行うもので、記録用の第1のTBC
134に出力し、第2の信号処理回路部117の第2の
ENC130は20ビットオーディオデータの下位4ビ
ットの信号処理を行って第1のTBC134に出力す
る。第1のTBC134に入力されるデータはR−DA
Tフォーマットの20ビットのデータであり、DTRS
フォーマットに対応するクロック周波数に入力データを
同期させ(9.408MHzから16.1MHz)、第
2のMPX135に送出する。
【0043】第2のMPX135では第1のTBC13
4からの出力信号に、GAPデータ及びATFデータを
重畳させ、DTRSフォーマットに準拠した記録データ
を作成して記録アンプ(図8の83参照)に出力する。
一方、再生データかデータセパレータ(図8の78参
照)を介して再生用の第2のTBC136に入力される
もので、R−DATフォーマットに対応するクロック周
波数に入力データを同期させ(16.1MHzから9.
408MHz)、各チャンネルにおける第1の信号処理
回路部1161 〜1164 の第1のDEC123に上位
16ビットのデータが送出されると共に、第2の信号処
理回路部117の第2のDEC131に下位4ビットの
データが送出される。第2のDEC131は第1の信号
処理回路部1161 〜1164 の各S/P回路125に
信号処理(デコード)された下位4ビットのシリアルデ
ータの送出するものである。そこで、図2の信号処理動
作を説明する。入出力部111から入力される20ビッ
トオーディオデータを記録する場合、DSP121によ
って20ビットオーディオデータは上位16ビットと下
位4ビットのデータに分離される。上位16ビットのデ
ータはそのまま第1のENC122に入力され、下位4
ビットのデータはP/S回路124を介して第2の信号
処理回路部117に入力される。P/S回路124はパ
ラレルデータをシリアルデータに変換するものであり、
例えばチャンネル1の下位4ビットデータとチャンネル
2の下位4ビットデータを1つのシリアルデータに変換
して出力するものである。チャンネル3〜チャンネル8
においても同様の処理が施される。
【0044】各第1の信号処理回路部1161 〜116
4 のP/S回路124から送出されるデータは第2の信
号処理回路部117の第1のMPX129に入力され、
第1のMPXでは各データを結合し、各2チャンネルに
よる8チャンネル分の16ビットデータとして第2のE
NC130に入力する。
【0045】第1の回路部1161 〜1164 の各第1
のENC122と第2の信号処理回路部117の第2の
ENC130から出力されるデータは、第1のTBC1
34に入力される。第1のTBC134では入力データ
をDTRSフォーマットに対応するクロック周波数
(9.408MHzから16.1MHz)に同期させ第
2のMPX135に送出する。第2のMPX135で
は、第1のTBC134からの出力信号にGAPデータ
及びATFデータを重畳させ、DTRSフォーマットに
準拠した記録データを作成して記録アンプに出力する。
【0046】ここで、図3に、本発明の磁気テープのト
ラックフォーマットの説明図を示す。図3は、前述の図
9に示す磁気テープの記録フォーマットにおける本発明
のトラックフォーマットを示したもので、ロータリヘッ
ド(図6参照)の巻き付け角度219°に対して、ヘッ
ド走査開始位置から順にマージン領域1411 、サブデ
ータ(サブコード)領域1412 、CH1/2領域14
3 、CH3/4領域1414 、ATF領域1415
CH5/6領域1416 、CH7/8領域1417 、L
OWビット領域1418 、マージン領域1419 が設け
られる。また、各領域間には干渉を防ぐためにギャップ
142が設けられている。
【0047】R−DATでは、マージン領域1411
1419 及びギャップ領域150は一般に無記録領域で
あり、サブデータ領域1412 ,プリアンブル、サブデ
ータ、ポストアンブルの記録領域である。また、CH1
/2領域1413 、CH3/4領域1414 、CH5/
6領域1416 、CH7/8領域1417 はプリアンブ
ルと20ビットオーディオデータの上位16ビットのP
CMサンプルデータの記録領域である。さらに、LOW
ビット領域1418 はプリアンブルと20ビットオーデ
ィオデータの下位4ビットと各チャンネル分をまとめた
16ビットのPCMサンプルデータ(LOWビットデー
タ)の記録領域である。
【0048】すなわち、ロータリヘッド(図6参照)の
磁気テープの巻き付け角度が従来と同様に略220°で
あり、LOWビット領域1418 を追加した分だけ線記
録密度が25%上昇している。これを第1のTBC13
4(再生時の第2のTBC136)のクロック周波数を
選択して転送速度を変換して対処している。なお、この
転送速度(25%上昇)は電磁変換系で実現可能な許容
範囲である。
【0049】図2に戻って説明するに、記録されたオー
ディオ信号を再生する場合は、再生信号をデータセパレ
ータ(図8の78参照)を介して第2のTBC136に
入力する。第2のTBC136では、R−DATフォー
マットに対応するクロック周波数(16.1MHzから
9.408MHz)に入力データを同期させるように転
送速度を変換させ、各チャンネルのオーディオ信号を第
1の信号処理回路部1161 〜1164 の対応する第1
のDEC123に送出すると共に,LOWビット領域1
418 のデータを第2の信号処理回路部117の第2の
DEC131に送出する。
【0050】第1の信号処理部に入力される各上位16
ビットデータは、該第1のDEC123を介してDSP
121に入力される。また、第2の信号処理回路部11
7に入力されるLOWビットデータは、第2のDEC1
31によって対応するデータに変換され、それぞれ対応
するS/P回路125に送出される。S/P回路125
はシリアルデータをパラレルデータに変換するものであ
り、例えばチャンネル1とチャンネル2の各下位4ビッ
トデータからなるシリアルデータを、チャンネル1の下
位4ビットデータとチャンネル2の下位4ビットデータ
のパラレルデータに変換して出力するものである。チャ
ンネル3〜チャンネル8においても第1及び第2の信号
処理回路1161 〜1164 ,117において同様の処
理が施される。
【0051】そして、S/P回路125から出力される
データはDSP121に入力され、DSP121ではデ
コーダから入力される上位16ビットデータと、S/P
変換器125から入力される下位4ビットデータとを結
合し、20ビットオーディオデータとして入出力部10
2に送出する。
【0052】続いて、図4に、図2の記録再生のタイミ
ングチャートを示す。ここで、MTR101におけるロ
ータリヘッド(図6参照)は前述のように2つの再生ヘ
ッド(PB)A,Bと2つの記録ヘッド(REC)A,
Bを有しており、これにより磁気テープに対して記録再
生を行う。
【0053】図4において、再生時は、主に再生ヘッド
切替タイミング信号(PB,SWH )、ドラム(ロータリヘ
ッドを回転させるドラム)の回転同期信号(FSYNC forP
B)、再生ヘッド動作制御タイミング信号(SWH for PB CC
T)の3つのタイミング信号により制御される。
【0054】再生ヘッドA(A HEAD PB)による再生動作
は、再生ヘッド切替タイミング信号の立ち上がりエッジ
を基点に開始され、再生ヘッド動作制御タイミング信号
の立ち下がりエッジで動作制限されて各チャンネルのC
H1/2、CH3/4、CH5/6、CH7/8のデー
タとLOWビットデータとが読み出される。また、再生
ヘッドB(B HEAD PB)による再生動作は、再生ヘッド切
替タイミング信号の立ち下がりエッジを基点に開始さ
れ、再生ヘッド動作制御タイミング信号の立ち上がりエ
ッジで動作制御されて各チャンネルのCH1/2、CH
3/4、CH5/6、CH7/8のデータ及びLOWビ
ットデータが読み出される。
【0055】再生ヘッドA及び再生ヘッドBで再生され
たデータは、各チャンネル毎(2チャンネル単位)にデ
ータ結合され、ドラムの回転同期信号の立ち下がりエッ
ジを基点にPCM信号(PCM1/2(PB)、PCM
3/4信号(PB)、PCM5/6(PB)、PCM7
/8(PB)、及びPCM LOWビット(PB))と
して第1の信号処理回路部1161 〜1164 のDSP
121に送出される。各チャンネルのデータは上記のよ
うに並列処理される。
【0056】一方、記録時は、主に記録ヘッド切替タイ
ミング信号(REC SWH)、ドラムの回転同期信号(FSYNC f
or REC) 、記録ヘッド動作制御タイミング信号(SWH fo
r REC CCT)の3つのタイミング信号により制御される。
記録する各チャンネルのデータは、ドラムの回転同期信
号の立ち下がりエッジを基点にPCM信号(PCM1/
2(REC)、PCM3/4(REC)、PCM5/6
(REC)、PCM7/8(REC)、及びPCM L
OW ビット(REC))として入力され、記録データ
として変換された後に記録ヘッドにより記録される。各
チャンネルの記録データの前半分は記録ヘッドA(A HE
AD REC)で1トラックデータとして記録され、記録デー
タの後の半分は記録ヘッドB(BHESD REC) で1 トラッ
クデータとして記録される。
【0057】記録ヘッドAによる記録動作は、記録ヘッ
ド切替タイミング信号の立ち上がりエッジを基点に開始
され、記録ヘッド動作制御タイミング信号の立ち下がり
エッジで動作制御されて各チャンネルのCH1/2、C
H3/4、CH5/6、CH7/8のデータ及びLOW
ビットデータが記録される。また、記録ヘッドBによる
記録動作は、ヘッド切替タイミング信号の立ち下がりエ
ッジを基点に開始され、記録ヘッド動作制御タイミング
信号の立ち上がりエッジで動作制御されて各チャンネル
のCH1/2、CH3/4、CH5/6、CH7/8の
データ及びLOWビットデータが記録されるものであ
る。
【0058】なお、記録再生動作の1サイクルは12
7.5msecであり、再生信号と記録信号と入出力タ
イミングのずれは7.5msecである。このように、
量子化数20ビットのオーディオデータを上位の16ビ
ットと下位の4ビットに分離して信号処理が行われるこ
とから、16ビットデータで記録再生が行われているD
TRS−MTRのダイナミックレンジが回路付加により
拡大されて量子化数20ビットデータを記録再生するこ
とができるようになり、簡易、安価に音質向上を図るこ
とができるものである。
【0059】また、量子化数16ビットで記録されてい
るCDのプログラム製作時に使用するマスタレコーダと
して使用することで、編集作業効率を向上させた高品質
なMTRを提供することができ、音質が向上されたマス
タテープを容易に作成することができるものである。
【0060】次に、図5に、他の実施例における磁気テ
ープのトラックフォーマットの説明図を示す。図5に示
すトラックフォーマットは、量子化数24ビットのデー
タを処理するためのものである。図5において、ヘッド
走査開始位置から順にマージン領域1511 、サブデー
タ領域1512 、CH1/2領域1513 、CH3/4
領域1514 、CH5/6領域1515 、ATF領域1
516 、CH7/8領域1517 、第1のLOWビット
領域1518 、第2のLOWビット領域151 9 、及び
マージン領域15110が設けられ、各領域間には干渉を
防ぐためのギャップ152が設けられたものである。
【0061】すなわち、24ビットのデータのうち、C
H1/2領域1513 、CH3/4領域1514 、CH
5/6領域1515 、CH7/8領域1517 には16
ビットのサンプルデータが記録される。また、第1のL
OWビット領域1518 には24ビットデータのうち下
位8ビット4チャンネル分(CH1〜4)の組み合せの
16ビットのサンプルデータが記録されると共に、第2
のLOWビット領域1519 には次の下位8ビットの4
チャンネル分(CH5〜8)の組み合せの16ビットの
サンプルデータが記録されるものである。
【0062】構成的には、図2における第2の信号処理
回路部117と同様の第3の信号処理回路部を設け、D
SP121において所定単位ビットの16ビットのサン
プルデータと、余剰ビットの8ビットを4チャンネルず
つ各組み合せた16ビットの2つのサンプルデータとに
データ変換させればよい。第1及び第2のTBS13
4,136においても対応するクロック周波数に変換し
てデータ転送の速度を変換させればよい。
【0063】これによれば、量子化数24ビットのオー
ディオデータの処理が簡易構成で可能となって、さらな
る音質向上を図ることができるものである。
【0064】
【発明の効果】以上のように請求項1乃至3の発明によ
れば、入力手段より入力される信号より生成されるディ
ジタルデータを、データ変換手段で上位の所定単位ビッ
トと下位の余剰ビットに分離し、第1の信号処理手段及
び第1のフォーマット変換手段で記録データを生成して
記録を行い、一方、再生されるデータを第2のフォーマ
ット手段及び第1の信号処理手段と独立して信号処理を
行う第2の信号処理手段で所定単位ビットと余剰ビット
を合成して出力手段より出力させることにより、所定単
位ビットの信号処理系を基礎として余剰ビットの信号処
理系を付加させればよく、簡易に量子化ビット数を増加
させることが可能となり、音質向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の磁気テープのトラックフォーマットの
説明図である。
【図4】図2の記録再生のタイミングチャートである。
【図5】他の実施例における磁気テープのトラックフォ
ーマットの説明図である。
【図6】従来のMTRの構成図である。
【図7】図6の制御系の全体ブロック図である。
【図8】図7の信号処理系のブロック図である。
【図9】従来のMTRに使用される磁気テープの記録フ
ォーマットの説明図である。
【図10】図9のトラックフォーマットの説明図であ
る。
【図11】図8の信号処理系の具体的構成図である。
【符号の説明】
101 磁気記録再生装置(MTR) 102 入力手段(信号入力部) 103 データ変換手段 104 第1の信号処理手段 105 第1のフォーマット変換手段 106 第2のフォーマット変換手段 107 第2の信号処理手段 108 出力手段(信号出力部) 111 入出力部 112 入出力コネクタ 114 出力コネクタ 1161 〜1164 第1の信号処理回路部 117 第2の信号処理回路部 121 DSP 122 第1のENC 123 第1のDEC 124 P/S回路 125 S/P回路 126〜128,132,133 SRAM 129 第1のMPX 130 第2のENC 131 第2のDEC 134 第1のTBC 136 第2のTBC

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルの記録領域を有する記録
    媒体に対して記録、再生を行う磁気記録再生装置におい
    て、 複数チャンネルの入力端子より入力される各チャンネル
    毎の所定の信号を所定量子化ビット数のディジタルデー
    タとして選択する入力手段と、 該ディジタルデータの配列を変換して1サンプル当りの
    所定単位ビットのサンプルデータに変換して送出し、ま
    た1サンプル当りの所定単位ビットのサンプルデータを
    該所定量子化ビット数のディジタルデータに変換して送
    出するデータ変換手段と、 該データ変換手段から送出される前記サンプルデータ
    に、記録のための所定の信号処理を施す第1の信号処理
    手段と、 該第1の信号処理手段から送出される該サンプルデータ
    の転送速度を変換し、所定のフォーマットに基づき記録
    データを生成して前記記録媒体に記録させるための第1
    のフォーマット変換手段と、 再生される所定のデータを各チャンネル毎のサンプルデ
    ータに分離し、データの転送速度を変換する第2のフォ
    ーマット変換手段と、 該第2のフォーマット変換手段からの前記サンプルデー
    タに再生出力のための所定の信号処理を施して前記デー
    タ変換手段に送出する第2の信号処理手段と、 前記データ変換手段から送出される前記所定量子化ビッ
    ト数のディジタルデータを各チャンネル毎に所定の信号
    に選択的に出力する出力手段と、 を有することを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ変換手段は、前記
    所定量子化ビット数のディジタルデータを上位の所定単
    位ビットと下位の余剰ビットとに分離して、各チャンネ
    ルのそれぞれの下位の該余剰ビットから前記1サンプル
    当りの所定単位ビットと同等の単位ビットのサンプルデ
    ータを生成し、一方各チャンネルの余剰ビットからなる
    該サンプルデータを分離して各チャンネル毎の該所定単
    位ビットの前記サンプルデータに結合し、前記所定量子
    化ビット数のディジタルデータを生成することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記第1及び
    第2の信号処理手段は、前記所定量子化ビット数のディ
    ジタルデータの処理と、各チャンネルの下位の余剰ビッ
    トからなる前記サンプルデータの処理とを独立して行う
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP32893994A 1994-12-28 1994-12-28 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3180597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32893994A JP3180597B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32893994A JP3180597B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08180602A JPH08180602A (ja) 1996-07-12
JP3180597B2 true JP3180597B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=18215792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32893994A Expired - Fee Related JP3180597B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180597B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08180602A (ja) 1996-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2585710B2 (ja) Pcm信号記録再生装置及びpcm信号記録再生方法
JPS6329391A (ja) デジタル信号記録再生装置
JP3180597B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5276557A (en) Digital recording/reproducing apparatus
JPH0546033B2 (ja)
JPS60136933A (ja) Pcmレコ−ダ
JP2561494B2 (ja) 計測用記録装置
JP2663517B2 (ja) 再生装置
US5285326A (en) Digital signal processor for converting between 4-channel PCM signals and 2-channel PCM signals
JP3197664B2 (ja) 記録再生装置
JPS58122606A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6289275A (ja) Pcm録音再生装置
JPH06259711A (ja) ディジタル磁気記録再生装置
KR100265446B1 (ko) 복수 채널 데이타 레코더
JPH04330669A (ja) ディジタル磁気記録再生装置
JP2590752B2 (ja) 信号記録装置及び信号再生装置
JP2641225B2 (ja) 再生装置
JPH10106172A (ja) データ記録再生装置
JPH01137404A (ja) 回転ヘッド式テープレコーダーのアフターレコーディング方式
JPH01137407A (ja) 回転ヘッド式テープレコーダーの再生方法
JPH02195576A (ja) ディジタル記録再生装置
JPH035960A (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JPS6260175A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPH01245401A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0563860B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees