JPH01245401A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、記録再生回転ヘッドを有する磁気記録再生
装置に関し、特にタイムコード等の外部からの付加情報
信号をそのまま記録できるように構成することにより、
外部との同期運転を容易にした磁気記録再生装置に関す
るものである。

【従来の技術】

オーディオ信号等のアナログ信号を連続したディジダル
信号に変換し、この変換されたディジダル信号を記録再
生回転ヘッドまたは記録再生固定ヘッドを使用して磁気
記録媒体としての磁気テープに記録再生するディジタル
・オーディオ・テープレコーダ（以下、ＤＡＴと称す）
力（、例えば、電子情報通信学会誌１９８７年１月号の
ｒＤＡＴ標準化の概要」等に発表されている。第３図は
回転ヘッドを使用した従来のＤＡＴを示すブロック図で
あり、図において、ｌはり、　　Ｈの２チヤンネル構成
による入力端子、２は入力端子１に接続されて、入力信
号の帯域を制限するローパスフィルタ（以下、ＬＰＦと
称す）、３はこのＬＰＦ２を介して供給されるアナログ
信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル
変換回路（以下、Ａ／Ｄ変換回路と称す）、４はこのＡ
／Ｄ変換回路３に接続されたメモリ回路、５はメモリ回
路４に接続された符号化回路、６は前記メモリ回路４に
接続された変調回路、７はこの変調回路６に接続された
記録アンプであって、これらの回路によって記録系を構
成している。、８は第１のスイッチ、９゜１０は記録再
生回転ヘッドであって、前記第１のスイッチ８によって
前記各回路によって構成せれる記録系と、後述する再生
系に切替接続される。 １１は第２のスイッチ、１２はこめ第２のスイッチ１１
によって前記記録再生ヘッド９あるいは１０のいずれか
に切替接続される再生アンプ、１３はこの再生アンプ１
２に接続された復調回路、１４は復調回路１３に接続さ
れたメモリ回路、１５はメモリ回路１４に接続された復
号回路、１６はメモリ回路１４に接続されたディジタル
・アナログ変換回路（以下、Ｄ／Ａ変換回路と称す）、
１７はＤ／Ａ変換回路１６に接続されたＬＰＦ、１８は
ＬＰＦ１７に接続されたり、Ｒの２チヤンネル構成によ
る出力端子であり、これらの回路によって再生系を構成
している。１９はこれら記録系および再生系の各回路に
必要なりロックを供給するクロック発生回路である。 第４図は回転ヘッド形ＤＡＴの記録再生回転ヘッドとド
ラムおよび磁気記録媒体としての磁気テープの巻き付は
角度の関係を示す説明図であって、図において、２６は
記録再生回転ヘッド９．１０が１８０°離れて配置され
ている３０φのドラム、２７はこのドラム２６における
９０度区間に巻き付けられた磁気テープである。 第５図は磁気テープ２７上に記録される信号の概略を示
す説明図、第６図は１トラツク上における信号構成の概
略を示す説明図である。図において、２８はテープ走行
方向、２９は記録再生回転ヘッドの走査方向、３０は記
録再生回転ヘッド９によって記録された傾斜トラックパ
ターン、３１は記録再生回転ヘッド１０によって記録さ
れた傾斜トラックパターン、３２．３３は磁気テープ２
７における両側縁に沿って設けられたリニアトラックパ
ターンを示す。３４．３８は付加情報（サブコード）を
記録するサブコード領域、３５．３７はサーボ用制御信
号を記録するサーボ信号領域、３６はディジタル・オー
ディオ信号に対する誤り訂正を行うための検査信号を記
録するＰＣＭ信号領域である。そして、各領域間とトラ
ックの始終端には、それぞれ一定周波数を記録する領域
があり、これらを合わせた合計１９６ブロツクによって
単位を構成している。ここで、ドラム２６は通常の記録
再生時には２００ＯＲＰＭによって回転していることか
ら、記録再生回転ヘッド９．ｌＯがトラック幅約２０ミ
クロンで、互いに約２０度のアジマス角度をもつ９０度
区間で記録再生を行うことになる。そして、この場合に
おけるテープ速度は８．１５ｍｍ／Ｓであるので、傾斜
トラックのピッチは１３．６ミクロンとなる。傾斜トラ
ックパターン３０．３１はＰＣＭ領域３６の概略信号を
示しており、Ｑは誤り訂正用の検査信号、Ｌ５Ｒはステ
レオ信号の左チャンネル及び右チャンネル、奇数、偶数
はサンプリングされたデータの奇数番目、偶数番目のデ
ータを表している。また、誤り訂正符号は１トラツクで
完結、オーデオ信号のインターリーブは２トラツクで完
結する構成となっている。 次に動作について説明する。まず、記録時に入力端子ｌ
に入力されたり、Ｒ２チャンネルのアナログ信号は、Ｌ
ＰＦ２によってその帯域が制限され、Ａ／Ｄ変換回路３
に入力されてそれぞれディジタル信号ＷＬｎ、ＷＲｎ　
（ｎ＝０．１．２−・）に変換される。ここで、ｎはサ
ンプリングの順序を示す数字であり、Ｌ、Ｒ２チャンネ
ルの信号は交互にサンプリングされることにより、ＷＬ
。、ＷＲ，、ＷＬ、、　　・・とじて順次出力されてメ
モリ回路４に一旦蓄積される。そして、このメモリ回路
４に蓄積されているサンプリングデータは、必要な順序
で読み出されることにより符号化回路５へ送られ、誤り
訂正符号や誤り検出符号が付加されて再びメモリ回路４
に書き込まれた後、このメモリ回路４から読み出されて
変調回路６へ入力される。変調回路６においては、メモ
リ回路４から供給される信号を磁気テープ２７に記録す
るのに適したデータ列に変換して記録アンプ７に供給す
る。記録アンプ７においては、変調回路６から供給され
るディジタル信号を磁気記録に必要な所定レベルに増幅
した後、第１のスイッチ８を介して２つの記録再生回転
ヘッド９．１０に供給することにより磁気テープ２７に
記録する。 再生時においては、第１のスイッチ８は第２のスイッチ
１１側に切り替えられており、記録再生回転ヘッド９お
よび１０の各々で再生された信号は、第２のスイッチ１
１の切替動作によって１系統のディジタル信号として再
生アンプ１２へ供給されて増幅される。そして、この再
生アンプ１２において増幅されたディジタル信号は、復
調回路１３において元のヘースハンド信号に復調された
後にメモリ回路１４′に順次格納される。そして、この
メモリ回路１４に格納されたディジタル信号は、必要な
順序で読み出されて複合回路１７へ送られ、誤り訂正符
号の複合による誤りの訂正、検出および補正が行われた
後にメモリ回路Ｉ４に再度書き込まれる。誤りの訂正、
補正が行われたディジタル信号は、Ｄ／Ａ変換回路１６
へ入力されて元のアナログ信号に変換され、ＬＰＦ１７
にて不要な周波数成分が除去された後、Ｌ、Ｒ信号が出
力端子１日からそれぞれ出力される。

【発明が解決しようとする課題】

従来の記録再生装置は以上のように構成されているので
、ＤＡＴ以外の他のＡＶ機器との接続については何ら考
慮されておらず、他のＡＶ機器との同期運転等を行うこ
とが出来ない。つまり、同期運転を行う際には一般にＳ
ＭＰＴＥタイムコードが用いられるが、第７図に示すよ
うにこのタイムコードのフレーム周期とＤＡＴのフレー
ム周期は異なっており、記録再生回転ヘッドを用いてタ
イムコードを磁気テープ上の傾斜トラックへ直接書き込
むことが出来ないなどの問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、タイムコード等の付加情報信号をそのまま記
録できるように構成することにより、外部との同期運転
が容易に行える磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。また、正確かつ短時間の外部機器との同期運転
が行える磁気記録再生装置を提供することを目的とする
。

【課題を解消するための手段】

この発明に係る記録再生装置は、外部との同期運転に必
要なタイムコード信号等の付加情報信号を記録再生固定
ヘッド及び記録再生回転ヘッド双方を用いて磁気テープ
上の２つの領域に同時に記録再生するものである。

【作用】

この発明における記録再生装置１よ、例えば記録再生回
転ヘッドで現在のテープ位置と指定されたテープ位置の
検出を行い、双方の位置が離れている場合は記録再生回
転ヘッドによって信号を読みながら双方の位置を高速で
近づけ、双方の位置が接近した時点で記録再生固定ヘッ
ドによって信号を読み取って記録再生装置と外部信号と
の同期を正確に取るものである。

【発明の実施例】

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、■はり、Ｒチャンネル構成によるアナログ
信号が供給される入力端子、２は入力されるアナログ信
号の帯域制限を行うＬＰＦ、３はＬＰＦ２を介して供給
されるアナログ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換回路、４はメモリ回路、５は符号化回路、６は変調
回路、７は記録アンプ、８は第１のスイッチ、９，１０
は記録再生回転ヘッド、１１は第２のスイッチ、１２は
再生アンプ、１３は復調回路、１４はメモリ回路、１５
は複合回路、１６はＤ／Ａ変換回路、１７はＬＰＦ、１
８は出力端子、１９はクロック発生回路であり、これら
は第４図に同一符号を付して示した従来の構成と同一あ
るいは相当部分であるため、ここではその詳細な説明は
省略する。 ３９は付加情報信号としての外部信号２０（例えば前述
したＳＭＰＴＥタイムレコード等）等が供給される入出
力端子、２１はこの外部信号２ｏの入出力端子３９に供
給される外部信号２０を固定ヘッド及び回転ヘッド双方
、あるいはどちらか−方に記録再生をするための外部信
号インターフェイス回路、２２はこの外部信号インター
フェイス回路２１に接続された変復調回路、２３はこの
変復調回路２２に接続された記録・再生アンプ、２４は
この記録・再生アンプ２３に接続された記録再生用の固
定ヘッド、２５は上記各回路をコントロールする内部コ
ントロール回路である。 次に動作を説明する。まず、外部信号２０を記録する場
合を考える。この場合、外部信号２０は、外部信号イン
ターフェイス回路２１を経てメモリ回路４に一旦蓄積さ
れると同時に、変復調回路２２へも送られる。このメモ
リ回路４に一旦蓄積された外部信号２０は、符号化回路
５において誤り訂正の符号化処理が行われた後に再度メ
モリ回路４に戻されて格納される。そして、このメモリ
回路４から読み出された誤り訂正符号化処理された外部
信号は、変調回路６において磁気テープに記録するのに
適した状態に変調された後、記録アンプ７において磁気
記録ん適したレベルに増幅されて第１のスイッチ８へ供
給される。第１のスイッチ８においては、記録アンプ７
から供給される記録信号を２つの記録再生回転ヘッド９
，１０へ交互に供給することにより、磁気テープ２７に
おける傾斜トラック上のサブコード領域３４および３８
に係る外部信号２０を記録する。 一方、この変復調回路２２へ送られた外部信号２０は、
変復調回路２２において変調され、更に記録再生アンプ
２３において増幅された後に記録再生固定ヘッド２４に
供給されることにより、磁気テープ２７におけるリニア
トラック３２またはリニアトラック３３へ記録される。 次に磁気テープ上の傾斜トラックおよびリニアトラック
に記録されている外部信号２０を再生して、外部信号２
０とこの記録再生装置を同期させる場合を考える。通常
の再生モード時においては記録再生固定ヘッド２４によ
ってリニアトラック３２．３３に記録されている外部信
号２０を読み取り、サーチモード時は記録再生固定ヘッ
ド２４によっては信号が読み取れないので、まず最初に
記録再生回転ヘッド９．１０によって外部信号２０が読
み取られる。つまり、磁気テープ上の傾斜トラックに記
録されている外部信号２０は、記録再生用回転ヘッド９
，１０によって再生される。 記録再生用回転ヘッド９，１０によって再生された外部
信号は、第１のスイッチ８．第２のスイッチ１１を介し
て再生アンプ１２に供給されることにより、所定レベル
に増幅された後に復調回路Ｉ３に供給されて復調される
。そして、この復調回路１３において復調された信号は
、メモリ回路１４に一旦蓄積された後に、復号回路１５
において誤りデータの訂正、検出およびその補正が行わ
れた後に再びメモリ回路１４へ送られて格納される。 そして、このメモリ回路１４に格納されている誤りデー
タの訂正、検出およびその補正が行われたデータは、内
部コントロール回路２５において現在のテープ位置と指
定されたテープ位置が比較され、双方の位置が離れてい
る間は以上の動作が繰り返し行われる。そして、位置が
近づいてきた時点で、内部コントロール回路２５の判断
により、記録再生固定ヘッド２４による外部信号の再生
モードに切り換えられる。 一方、磁気テープ上のリニアトラックに記録されている
外部信号２０は、記録再生固定ヘッド２４で再生され、
記録再生アンプ２３において増幅された後に変復調回路
２２に供給されて復調される。そして、この変復調回路
２２において復調された信号は、内部コントロール回路
２５においてテープ速度の調整が行われることにより、
外部信号２０と記録再生装置との同期が取られることに
なる。そして、このような動作における信号の流れをフ
ローチャートによって示すと第２図に示すようになる。

【発明の効果】

以上のように、この発明によれば、記録再生固定ヘッド
及び記録再生回転ヘッドを有効に利用することによって
、外部から供給されるタイムコード等の付加情報信号と
記録再生装置との同期が正確かつ短時間に得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による記録再生装置を示す
ブロック図、第２図は第１図に示す磁気記録再生装置に
おける信号の流れ及び動作を示すフローチャート、第３
図は従来の記録再生装置を示すブロック図、第４図はヘ
ッドとドラム及びテープ巻付の関係を示す説明図、第５
図はトラックパターンとデータ配列の関係を示す説明図
、第６図は１トラツクの信号構成の概略を示す説明図、
第７図はＤＡＴタイムコードのフレーム周期とＳＭＰＴ
Ｂタイムコードのフレーム周期の違いを示す波形図であ
る。 ９．１０は記録再生回転ヘッド、２４は記録再生固定ヘ
ッド。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第４図 第５図 第６図 １９６１０．７フ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録再生回転ヘッドによって磁気記録媒体上の傾斜トラ
   ック領域への記録再生を行う磁気記録再生装置において
   、前記記録再生回転ヘッドとは別に記録再生固定ヘッド
   を設け、外部機器から供給される本来の情報とは異なる
   付加情報信号を前記記録再生回転ヘッドによる磁気記録
   媒体上の傾斜トラック領域への記録再生と同時に前記記
   録再生固定ヘッドによって磁気記録媒体上のリニアトラ
   ックへの記録再生を可能にすることを特徴とする磁気記
   録再生装置。