JP3179224U - 飲料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭酸ガス溶け込み率の高い、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸の炭酸飲料を調製することが可能な飲料供給装置を提供する。
【解決手段】液体原料を吐出するノズルチューブ51と、希釈液を吐出する希釈液ノズル65とを有し、カップレスト24に置かれた飲料容器6に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置において、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aをカップレスト24に置かれた飲料容器6の内壁面6aに対峙するように配設し、希釈液を内壁面6aに向けて吐出して流下させるようにした。
【選択図】図4

Description

本考案は、液体原料と希釈液とを別々に吐出するノズルを備え、飲料容器に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置に関する。
飲料容器に液体原料と希釈液とを別々に吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置には、液体原料を吐出する液体原料ノズルと、希釈液を吐出する希釈液ノズルとが備えられている。そして、液体原料ノズルから吐出した液体原料が希釈液ノズルから吐出した希釈液で希釈されて飲料が調製される。
本出願人は、酎ハイなどを炭酸飲料で割ったアルコール飲料(ベース飲料)にレモンなどのシロップ類を添加したサワー飲料などを飲料容器に吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置を提案している。本出願人が提案している飲料供給装置は、シロップバルブとベース飲料バルブとを備え、飲料供給時にシロップバルブとベース飲料バルブとを開き、シロップノズルとベース飲料ノズルからシロップとベース飲料を飲料容器に吐出して飲料を調製するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171796号公報
しかしながら、このような飲料供給装置で、氷片が入っている飲料容器にシロップノズルとベース飲料ノズルからウイスキーと炭酸水を吐出し、ウイスキーを炭酸水で割ったハイボールなどの飲料を調製した場合、ノズルから吐出された炭酸水は飲料容器内の氷片に衝突して氷片を溶かし、さらに発泡することで炭酸水から炭酸ガスが抜け、炭酸ガス溶け込み率の低い(所謂ガスボリュームの低い)炭酸水となり、このような炭酸ガス溶け込み率の低い炭酸水でウイスキーが希釈されると、炭酸の効きが悪い低炭酸のハイボール飲料が調製されるという不都合が生じる虞があった。
本考案は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、炭酸ガス溶け込み率の高い、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸の炭酸飲料を調製することが可能な飲料供給装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案は、液体原料を吐出する液体原料ノズルと、希釈液を吐出する希釈液ノズルとを有し、容器載置台に置かれた飲料容器に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置において、
前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させることを特徴とする飲料供給装置である。
請求項2記載の考案は、前記容器載置台には前記飲料容器の置かれる位置を案内する容器案内部を設け、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器案内部に沿わせて前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させることを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置である。
請求項3記載の考案は、前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口から所定寸法離間させた位置、且つ、吐出された液体原料が前記飲料容器に入っている氷片にかかる位置に配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料供給装置である。
請求項4記載の考案は、前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を水平方向に並べて複数設け、その中心位置に設けた前記液体原料吐出口を、その両側に設けた前記液体原料吐出口よりも所定寸法高くしたことを特徴とする請求項3に記載の飲料供給装置である。
本考案によれば、液体原料を吐出する液体原料ノズルと、希釈液を吐出する希釈液ノズルとを有し、容器載置台に置かれた飲料容器に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置において、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させる。
また、前記容器載置台には前記飲料容器の置かれる位置を案内する容器案内部を設け、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器案内部に沿わせて前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させる。
さらに、前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口から所定寸法離間させた位置、且つ、吐出された液体原料が前記飲料容器に入っている氷片にかかる位置に配設した。
なおまた、前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を水平方向に並べて複数設け、その中心位置に設けた前記液体原料吐出口を、その両側に設けた前記液体原料吐出口よりも所定寸法高くした。
このように構成しているので、炭酸ガス溶け込み率の高い、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸の炭酸飲料を調製することが可能な飲料供給装置を提供することができる。
本考案の実施の形態における飲料供給装置を示す外観斜視図である。 図1に示した飲料供給装置の操作パネルを取り外した状態を示す正面図である。 図1に示した飲料供給装置の飲料ノズルを示す正面外観図である。 図1に示した飲料供給装置の飲料ノズルを示す側断面図である。 図1に示した飲料供給装置の飲料ノズルから液体原料と希釈液とを吐出している状態を示す側断面図である。
以下、添付図面を参照して、本考案における飲料供給装置の実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの考案が限定されるものではない。
図1は、本考案の実施の形態における飲料供給装置を示す外観斜視図であり、図2は、図1に示した飲料供給装置の操作パネルを取り外した状態を示す正面図である。
図1に示すように、飲料供給装置1は、装置本体2と操作パネル3とを備えている。図2に示すように、装置本体2は、前面が開口した箱体であり、その底部には、高さ調整をするための調整脚21が設けてある。また、装置本体2の内部にはバッグインボックス(液体容器)B(以下「BIB」という)を収容する収容庫22が設けてある。BIBは、濃縮飲料を封入した袋状の容器をさらに箱状の容器に収容したもので、例えば、濃縮飲料を封入したプラスチック製の袋容器をさらに段ボール製の箱容器に収容することにより構成してある。そして、BIBに封入された濃縮飲料を注出した場合に、箱容器の内部で袋容器が収縮することにより、袋容器の内部に空気が入る事態を回避し、濃縮飲料の酸化を防止している。
装置本体2の内部で収容庫22の下方域となる部位には、チューブポンプ4が設けてある。チューブポンプ4は、BIBに封入された濃縮飲料を汲み出すためのもので、BIBごとに設けてある。たとえば、図2に示すように、収容庫22には、二つのBIBが収容可能であり、収容庫22の下方域となる部位には、二つのチューブポンプ4が設けてある。
チューブポンプ4は、BIBに設けられたチューブ41の一点を押し潰したローラを移動させることにより、チューブ41の内部の濃縮飲料を押し出すもので、チューブ41の開放端41aは保持されて、濃縮飲料の吐出口を構成する。そして、ローラが移動すると、ローラによって押し潰されたチューブ41は、その復元力により元の形状に戻り、その際にチューブ41の内部が真空となり、チューブ41の内部に濃縮飲料を吸引する。
また、チューブ41の開放端41aの左側方域には、希釈液である飲用水の吐出口42が設けてある。吐出口42は、濃縮飲料を希釈する希釈液を吐出するための吐出口であり、希釈液の吐出口42から吐出された希釈液は濃縮飲料と混合され、濃縮飲料を希釈した飲料となる。
また、チューブポンプ4の右側方域には、飲料ノズル5が設けてある。飲料ノズル5は、後述するように、ウイスキーなどの液体原料を吐出する液体原料ノズル部50と、飲用水(冷水)、炭酸水などの希釈液を吐出する希釈液ノズル部60とを別々に有しており、液体原料ノズル部50から吐出した液体原料と希釈液ノズル部60から吐出した希釈液とが混合されることにより、液体原料を希釈液で希釈した飲料が調製される。
図1に示すように、チューブポンプ4および飲料ノズル5の下方域となる装置本体2の下端部には、ドリップトレイ23を備えている。ドリップトレイ23は、飛び散った飲料や飲料容器(カップ)6からあふれた飲料を受け止めるためのもので、その上には、飲料容器6を置くためのカップレスト(容器載置台)24が取り付けられている。カップレスト24は、鋼線などの線材を桟状に構成したもので、飛び散った飲料や飲料容器6からあふれた飲料はカップレスト24を通り、ドリップトレイ23に受け止められる。また、カップレスト24には、飲料容器6の置かれる位置を案内するカップガイド(容器案内部)25が設けられている。
操作パネル3は、装置本体2の前面開口を覆うためのもので、装置本体2の一側縁部(図1に示す飲料供給装置1は左側縁部)に開閉可能に支承されている。操作パネル3の前面には、飲料選択ボタン31を備えている。
飲料選択ボタン31は、チューブポンプ4および飲料ノズル5に対応して配置されている。具体的には、飲料選択ボタン31の配置位置とチューブポンプ4および飲料ノズル5の配置位置とが対応するように配置され、飲料選択ボタン31で選択された飲料を当該飲料選択ボタン31の下方域に置かれた飲料容器6に注出する。
たとえば、チューブポンプ4から吐出する濃縮飲料を原料とする飲料は通常一種類に限られるので、図1に示すように、一つのチューブポンプ4に対して一つの飲料選択ボタン31(31e、31f)が配置されている。一方、飲料ノズル5からは通常複数種類の飲料が注出されるので、図1に示すように、一つの飲料ノズル5に対して複数の飲料選択ボタン31(31a〜31d)が配置されている。
図3は、本考案の実施の形態における飲料供給装置の飲料ノズルを示す正面外観図であり、図4は、図3に示した飲料ノズルを示す側断面図である。
図3および図4に示すように、飲料ノズル5は、ウイスキーなどの液体原料を吐出する液体原料ノズル部50と、飲用水(冷水)、炭酸水などの希釈液を吐出する希釈液ノズル部60とを別々に有している。
希釈液ノズル部60は、図示しない飲用水電磁弁に接続された飲用水管路と炭酸水電磁弁に接続された炭酸水管路を途中で合流させてその終端部が希釈液接続管61に接続され、希釈液接続管61は弾性パイプ(例えば、シリコーンゴムで形成)62に挿入されて取り付けられる。弾性パイプ62には隙間(例えば、12mm)を設けて希釈液パイプ63が挿入されて取り付けられて圧力減圧部64の上部に緩衝空間Dを形成し、希釈液パイプ63はノズル固定金具71に取り付けられているノズル固定部72に取り付けられる。
圧力減圧部64は希釈液パイプ63を通過する炭酸水を減圧させて飲料容器6に供給される炭酸水のガスボリュームの低下を抑える働きをする。圧力減圧部64は12角柱に形成され、その12の角で希釈液パイプ63内壁面に接し、圧力減圧部64の12の平面と希釈液パイプ63内壁面との隙間を飲用水や炭酸水が通流する。
希釈液を吐出する希釈液ノズル65は、ノズル固定部72に取り付けられると、希釈液ノズル65の内部に希釈液パイプ63が挿入される態様で配設される。
そして、ノズル固定部72に取り付けられた希釈液ノズル65の希釈液吐出口(開口)65aは、カップレスト24に設けられたカップガイド25に沿わせて置かれた飲料容器6の内壁面6aに対峙するように配設される。このように、希釈液吐出口65aが飲料容器6の内壁面6aに対峙するように配設されているので、希釈液吐出口65aから飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出して流下する炭酸水は、吐出の際の衝撃などを受けることなく飲料容器6に注がれるので、炭酸水から炭酸ガスが抜けることがなくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態を維持して飲料容器6に溜めることができる。
液体原料ノズル部50は、ノズルチューブ(液体原料ノズル)51が挿入されて位置決めされるノズルパイプ52と、ノズルパイプ52を固定して取り付けるパイプ金具53とから構成され、パイプ金具53はノズル固定金具71に取り付けられる。
そして、ノズルパイプ52はパイプ金具53に水平方向に並べて複数(例えば、3本)固定して取り付けられ、その中心位置に設けられるノズルパイプ52bを、その両側に設けられるノズルパイプ52a、52cより所定寸法(例えば、5mm)高い位置に固定している。
また、ノズルチューブ51の所定位置には位置決め用の突起51tが設けられ、ノズルチューブ51をノズルパイプ52に挿入すると、ノズルパイプ52の上端面に位置決め用の突起51tが当たったところでノズルチューブ51は位置決めされ、ノズルパイプ52bに挿入されたノズルチューブ51bの位置は、ノズルパイプ52a、52cに挿入されたノズルチューブ51a、51cの位置より所定寸法(例えば、5mm)高い位置に固定される。
このように、中心位置に取り付けられるノズルチューブ51bを、その両側に取り付けられるノズルチューブ51a、51cの位置よりも高くしたことにより、ノズルチューブ51a、51cの液体原料吐出口51aa、51ccから吐出される液体原料(例えば、カシス、梅酒など)の後だれ液がノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bbから吐出される液体原料(例えば、ウイスキー)に混入することを防止できる。
そして、パイプ金具53がノズル固定金具71に取り付けられて液体原料ノズル部50が固定されると、ノズルチューブ51の液体原料吐出口51aa、51bb、51ccは、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aから所定寸法(例えば、20mm〜40mm)離間した位置、且つ、液体原料吐出口51aa、51bb、51ccから吐出された液体原料が飲料容器6に入っている氷片にかかる位置に配設される。
このように、液体原料吐出口51aa、51bb、51ccが希釈液吐出口65aから所定寸法離間した位置、且つ、吐出された液体原料が飲料容器6に入っている氷片にかかる位置に配設されることで、液体原料吐出口51aa、51bb、51ccから飲料容器6に入っている氷片に向けて液体原料(例えば、ウイスキー)が吐出されると、氷片の表面が吐出された液体原料の膜で覆われ、氷片が炭酸水によって溶解することや炭酸水の発泡が抑制されることで、炭酸水から炭酸ガスが抜けることが少なくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態を維持することができるようになる。
そして、ノズルチューブ51から吐出した液体原料と希釈液ノズル65から吐出した希釈液は、カップレスト24に置かれた飲料容器6に注がれ、飲料が調製される。
次に、上記のように構成された飲料供給装置1において、ハイボール飲料を調製する場合には、カップレスト24に氷片入り飲料容器6を置き、ハイボール飲料の調製を設定された飲料選択ボタン、例えば、飲料選択ボタン31aを押すと、図示しない希釈液電磁弁が開かれ、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aからカップレスト24に設けられたカップガイド25に沿わせて置かれた飲料容器6の内壁面6aに向けて炭酸水が吐出される(図5参照)。そして、飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出した炭酸水は、飲料容器6の内壁面6aを流下する。同時に、図示しない液体原料電磁弁が開かれ、ノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bbから飲料容器6に入っている氷片に向けてウイスキーが吐出される(図5参照)。
カップレスト24に置かれた飲料容器6の内壁面6aに向けて希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aから吐出して流下する炭酸水は、吐出の際の衝撃などを受けることなく飲料容器6に注がれるので、炭酸水から炭酸ガスが抜けることがなくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態を維持して飲料容器6に溜めることができる。
さらに、ノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bbから飲料容器6に入っている氷片に向けてウイスキーが吐出されると、氷片の表面が吐出されたウイスキーの膜で覆われる。このようにして氷片の表面がウイスキーの膜で覆われていると、氷片が炭酸水で溶解することや炭酸水の発泡が抑制されることで、炭酸水から炭酸ガスが抜けることが少なくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態を維持することができる。
このようにして、カップレスト24に置かれた氷片入り飲料容器6に、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aからは炭酸水、ノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bbからはウイスキーが所定量吐出されて飲料選択ボタン31aを離すと炭酸水、ウイスキーの吐出が停止する。そして、所定量の炭酸水、ウイスキーが注がれた氷片入り飲料容器6をマドラーなどで攪拌すると、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸のハイボール飲料が出来上がる。このように、炭酸ガス溶け込み率の高い、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸の炭酸飲料を調製することが可能な飲料供給装置1を提供することができる。
また、ハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス入り)を調製する場合、カップレスト24に飲料容器6を置き、ハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス入り)の調製を設定された飲料選択ボタン、例えば、飲料選択ボタン31bを押すと、図示しない希釈液電磁弁が開かれ、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aからカップレスト24に設けられたカップガイド25に沿わせて置かれた飲料容器6の内壁面6aに向けて炭酸水が吐出される。そして、飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出された炭酸水は、飲料容器6の内壁面6aを流下する。同時に、図示しない液体原料電磁弁が開かれ、ノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bからはウイスキーが吐出され、ノズルチューブ51aの液体原料吐出口51aaからはカシスが飲料容器6に吐出される。
そして、飲料容器6に、希釈液吐出口65aからは炭酸水、液体原料吐出口51bbからはウイスキー、液体原料吐出口51aaからはカシスが所定量吐出されて飲料選択ボタン31bを離すと炭酸水、ウイスキー、カシスの吐出が停止する。そして、所定量の炭酸水、ウイスキー、カシスが注がれた飲料容器6をマドラーなどで攪拌すると、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸のハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス入り)が出来上がる。
さらに、ハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス、梅酒入り)を調製する場合、カップレスト24に飲料容器6を置き、ハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス、梅酒入り)の調製を設定された飲料選択ボタン、例えば、飲料選択ボタン31cを押すと、図示しない希釈液電磁弁が開かれ、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aからカップレスト24に設けられたカップガイド25に沿わせて置かれた飲料容器6の内壁面6aに向けて炭酸水が吐出される。そして、飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出された炭酸水は、飲料容器6の内壁面6aを流下する。同時に、図示しない液体原料電磁弁が開かれ、ノズルチューブ51bの液体原料吐出口51bbからはウイスキーが吐出され、液体原料吐出口51aaからはカシス、液体原料吐出口51ccからは梅酒が飲料容器6に吐出される。
そして、飲料容器6に、希釈液吐出口65aからは炭酸水、液体原料吐出口51bbからはウイスキー、液体原料吐出口51aaからはカシス、液体原料吐出口51ccからは梅酒が所定量吐出されて飲料選択ボタン31bを離すと、炭酸水、ウイスキー、カシス、梅酒の吐出が停止する。そして、所定量の炭酸水、ウイスキー、カシス、梅酒が注がれた飲料容器6をマドラーなどで攪拌すると、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)、即ち、炭酸の効きが良い高炭酸のハイボール飲料ベースのカクテル飲料(例えば、カシス、梅酒入り)が出来上がる。
以上説明したように本考案によれば、液体原料を吐出するノズルチューブ(液体原料ノズル)51と、希釈液を吐出する希釈液ノズル65とを有し、カップレスト24に置かれた飲料容器6に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置1において、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aをカップレスト24に置かれた飲料容器6の内壁面6aに対峙するように配設し、希釈液を内壁面6aに向けて吐出して流下させるようにしたので、希釈液吐出口65aから飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出して流下する炭酸水は、吐出の際の衝撃などを受けることがなく飲料容器6に注がれるので、炭酸水から炭酸ガスが抜けることがなくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態で飲料容器6に溜めることができる。
また、カップレスト24には飲料容器6の置かれる位置を案内するカップガイド25を設け、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aをカップガイド25に沿わせてカップレスト24に置かれた飲料容器6の内壁面6aに対峙するように配設し、希釈液を内壁面6aに向けて吐出して流下させるようにしたので、希釈液吐出口65aから飲料容器6の内壁面6aに向けて吐出して流下する炭酸水は、吐出の際の衝撃などを受けることがなく飲料容器6に注がれるので、炭酸水から炭酸ガスが抜けることがなくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態で飲料容器6に溜めることができる。
さらに、ノズルチューブ51の液体原料吐出口51aa、51bb、51ccを、希釈液ノズル65の希釈液吐出口65aから所定寸法離間させた位置、且つ、吐出された液体原料が飲料容器6に入っている氷片にかかる位置に配設したので、液体原料吐出口51aa、51bb、51ccから飲料容器6に入っている氷片に向けて液体原料(例えば、ウイスキー)が吐出されると、氷片の表面が吐出された液体原料の膜で覆われ、氷片が炭酸水によって溶解することや炭酸水の発泡が抑制されることで、炭酸水から炭酸ガスが抜けることが少なくなり、炭酸ガス溶け込み率の高い(所謂ガスボリュームの高い)炭酸水の状態を維持することができるようになる。
なおまた、ノズルチューブ51の液体原料吐出口51aa、51bb、51ccを水平方向に並べて複数設け、その中心位置に設けた液体原料吐出口51bbを、その両側に設けた液体原料吐出口51aa、51ccよりも所定寸法高くしたので、ノズルチューブ51a、51cから吐出される液体原料(例えば、カシス、梅酒など)の後だれ液がノズルチューブ51bから吐出される液体原料(例えば、ウイスキー)に混入することを防止できる。
1 飲料供給装置
2 装置本体
3 操作パネル
4 チューブポンプ
5 飲料ノズル
6 飲料容器(カップ)
6a 内壁面
24 カップレスト(容器載置台)
25 カップガイド(容器案内部)
31 飲料選択ボタン
50 液体原料ノズル部
51 ノズルチューブ(液体原料ノズル)
51aa、51bb、51cc 液体原料吐出口
52 ノズルパイプ
60 希釈液ノズル部
65 希釈液ノズル
65a 希釈液吐出口

Claims (4)

  1. 液体原料を吐出する液体原料ノズルと、希釈液を吐出する希釈液ノズルとを有し、容器載置台に置かれた飲料容器に液体原料と希釈液とを吐出して調製した飲料を供給する飲料供給装置において、
    前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させることを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記容器載置台には前記飲料容器の置かれる位置を案内する容器案内部を設け、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口を前記容器案内部に沿わせて前記容器載置台に置かれた飲料容器の内壁面に対峙するように配設し、希釈液を前記内壁面に向けて吐出して流下させることを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を、前記希釈液ノズルの希釈液吐出口から所定寸法離間させた位置、且つ、吐出された液体原料が前記飲料容器に入っている氷片にかかる位置に配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記液体原料ノズルの液体原料吐出口を水平方向に並べて複数設け、その中心位置に設けた前記液体原料吐出口を、その両側に設けた前記液体原料吐出口よりも所定寸法高くしたことを特徴とする請求項3に記載の飲料供給装置。
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