JP2016154756A - 炭酸飲料用のピッチャー - Google Patents

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Abstract

【課題】液体と固体との衝突を抑制することで液体から炭酸が抜けにくくする。
【解決手段】炭酸飲料用のピッチャー1は、炭酸を含む液体Lと固体Sとをピッチャー本体10に収容する。そして、液体Sを注ぐ注ぎ口20と、注ぎ口20と連続し、注ぎ口20からピッチャー本体10の少なくとも側面下部にまでわたる案内溝部30と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、炭酸を含む液体と固体とをピッチャー本体に収容する炭酸飲料用のピッチャーに関する。
例えば、特表平9−504441号公報(特許文献1)には、液体と固体とをピッチャー本体に収容して、液体のみを注ぐピッチャーが開示されており、これにより液体のみを的確に分配することができる。
しかし、この種のピッチャーを炭酸飲料に用いた場合、ピッチャー本体に液体を注ぎ入れるときや、ピッチャーから液体を注ぐときなどに、炭酸飲料たる液体が固体と衝突することで、液体から炭酸が抜けてしまう問題がある。特に、ピッチャー本体に液体を注ぎ入れるときには、上方から落ちてくる液体が固体と激しく衝突し、多くの炭酸が抜けてしまう。そうすると、注がれる炭酸飲料は気の抜けた炭酸飲料となってしまい、品質が劣ったものとなる。
特表平9−504441号公報
液体と固体との衝突を抑制することで液体から炭酸が抜けにくい炭酸飲料用のピッチャーの実現が望まれる。
本発明に係る炭酸飲料用のピッチャーは、
炭酸を含む液体と固体とをピッチャー本体に収容する炭酸飲料用のピッチャーであって、
前記液体を注ぐ注ぎ口と、
前記注ぎ口と連続し、前記注ぎ口から前記ピッチャー本体の少なくとも側面下部にまでわたる案内溝部と、を備える。
この構成によれば、まず、ピッチャー本体に液体を注ぐときにおいて、案内溝部を通して液体をピッチャー本体に注ぐようにすることにより、液体が、固体に対して上方から落ちてくるといった形でなく、案内溝部を通してピッチャー本体の側面の側から下部にまで注ぎ入れられる。したがって、液体がピッチャー本体に静かに充填されることとなり、液体と固体との衝突を効果的に抑制することができる。また、ピッチャーからジョッキ等に液体を注ぐときにおいても、液体が案内溝部を通って注ぎ口に至るから、液体と固体との衝突を効果的に抑制することができる。このように、液体を注入するときも注出するときも、液体と固体との衝突を効果的に抑制することができ、これにより、液体から炭酸が抜けることを効果的に抑制できる。
以下、本発明に係る炭酸飲料用のピッチャーの好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
1つの態様として、前記案内溝部が前記ピッチャー本体の底面まで延びていると好適である。
この構成によれば、ピッチャー本体に液体を注ぎ入れるときには、液体が案内溝部を通ってそのままピッチャー本体の底面までいたることとなり、ピッチャー本体の底面から液体がピッチャー本体に静かに充填されることとなる。また、ピッチャーから液体を注ぐときには、液体がピッチャー本体の底面から案内溝部を通って注ぎ口まで案内される。したがって、液体と固体との衝突を一層効果的に抑制することができ、これにより、液体から炭酸が抜けることを一層効果的に抑制できる。
1つの態様として、前記ピッチャー本体の上面に、前記液体を前記ピッチャー本体に注入するノズルの注出口が前記注ぎ口又は前記案内溝部と対面する状態で、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするノズル案内部を備えると好適である。
この構成によれば、ノズルに対してピッチャー本体を位置決めしたときにノズル注出口が案内溝部につながる注ぎ口又は案内溝部自体と対面する状態となるから、ピッチャー本体にノズルから液体を注ぎ入れるときに、液体が確度高く案内溝部を通ってピッチャー本体に充填されることになる。これにより、液体と固体との衝突を確度高く抑制することができる。
1つの態様として、前記ノズル案内部は、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするときに前記ノズルの周面の一部を沿わせる案内面から構成され、前記案内面は、前記注ぎ口又は前記案内溝部と対向する向きに配置されていると好適である。
ノズル案内部の形状を、前記ノズルの全周を沿わせる穴の形状にしたり、ノズルの周面の一部を沿わせる面の形状であってこの面を注ぎ口又は案内溝部と同一向きに向くように配置させた場合、注ぎ口とノズル案内部との間が狭くなる。そうすると、注ぎ口から液体を注ぎ出すときに、ノズル案内部が液体に干渉する虞がある。これに対し、この構成によれば、ノズル案内部の形状がノズルの周面の一部を沿わせる面の形状であり、この面が注ぎ口又は案内溝部と対向する向きに配置されるから、注ぎ口とノズル案内部との間を広くすることができる。これにより、注ぎ口から液体を注ぎ出すときに、ノズル案内部が液体に干渉することを効果的に回避できる。
1つの態様として、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするときに、前記ピッチャー本体が前記ノズルによる液体の注出方向に対して40〜60度の間の角度で下方に傾斜する状態となる角度に傾斜していると好適である。
発明者は、ノズルによる液体の注出方向に対して、ピッチャー本体が40〜60度の間の角度(より好ましくは45度)で下方に傾斜している状態で、ノズルに対してピッチャー本体を位置決めすれば、液体をピッチャー本体に注ぎ入れるときに、液体に含まれる炭酸が極めて抜けにくくなることを見出した。そして、この構成によれば、液体に含まれる炭酸が抜けにくくできるピッチャー本体の角度を容易に現出できるから、液体から炭酸が抜けることを一層効果的に抑制できる。
ピッチャーの斜視図 ピッチャーの分解斜視図 ピッチャーの内側面図 ピッチャーの内側面図 ピッチャーの断面図 図5のVI−VI断面図 図5のVII−VII断面図 ピッチャーの使用状態を示す説明図 ピッチャーの使用状態を示す説明図 ピッチャーの使用状態を示す説明図
本発明に係る炭酸飲料用のピッチャーについて、図面を参照して説明する。本実施形態に係る炭酸飲料用のピッチャー1は、炭酸を含む液体Lと固体Sとをピッチャー本体10に収容して、液体Lのみを注ぐものである。ピッチャー1は、液体Lを注ぐ注ぎ口20と、注ぎ口20と連続し、注ぎ口20からピッチャー本体10の少なくとも内側面11a下部にまでわたる案内溝部30と、を備える。これにより、液体Lと固体Sとの衝突を抑制することができて、液体Lから炭酸が抜けることを抑制できる。以下、本実施形態に係る炭酸飲料用のピッチャー1について、詳細に説明する。
図1,2に示すように、本実施形態に係る炭酸飲料用のピッチャー1は、炭酸を含む液体Lと固体Sとを収容するピッチャー本体10と、液体Lを注ぐ注ぎ口20と、注ぎ口20と連続する案内溝部30と、ピッチャー本体10の上面15に設置する蓋部40と、取っ手50と、を備える。
ピッチャー本体10は、内側部分11と外側部分12の二重底構造で構成され、保冷性を高くしてある。そして、図5に示すように、この二重底構造の内側部分11は、下方に行くほどわずかに窄まる形状であり、その側面である内側面11aから底面である内底面11bにかけての形状は弧を描くなだらかなものとなっている。また、ピッチャー本体10は、蓋部40を係止する爪部13と、液体Lや固体Sを収容するときの目安となるガイドライン部14とを備える。
図2,5〜7に示すように、案内溝部30は、ピッチャー本体10の内側部分11の内側面11aから内底面11bにかけて、その周方向と垂直に、ピッチャー本体10の外側部分12に対して凸となる状態で設けられている。即ち、この案内溝部30は、くちばし状の注ぎ口20の下端部からピッチャー本体10の内底面11bまで延びている。本実施形態では、例えば開口角度を120度とし、固体Sが案内溝部30に入り込まないような開口幅としてある。
図5に示すように、注ぎ口20の先端部21とこれに連続する案内溝部30の底部31とからなる曲線の曲率半径は大きな値としてあり、液体Lが流れることとなる注ぎ口20の内面23と案内溝部30の内面33とがなす流路がなだらかなものになるようにしてある。これにより、流路の変化に伴う流れの乱れにより液体Lから炭酸が抜けることを効果的に抑制できる。
一方、図6に示すように、注ぎ口20の端縁部22とこれに連続する案内溝部30の端縁部32とからなる曲線の曲率半径は、注ぎ口20の先端部21と案内溝部30の底部31とからなる曲線の曲率半径より小さな値とし、液体Lが注がれることとなる注ぎ口20の内面23の面積が広くなるようにしてある。これにより、注ぎ口20の内面23に液体Lを注いだときに液体Lが注ぎ口20から溢れることを効果的に抑制できる。
図8に示すように、案内溝部30のピッチャー本体10の内底面11b側の先端部34周縁における案内溝部30(即ち、液体Lの流路)は、ピッチャー本体10を鉛直方向に対して45度傾けたときにほぼ水平に向くように構成してある。
図1,2に示すように、蓋部40は、ピッチャー本体10から着脱自在にしてあり、その係止孔41をピッチャー本体10の爪部13に係止させることで、ピッチャー本体10に装着される。また、蓋部40は、液体Lをピッチャー本体10に注入するノズル60(図8参照)に対してピッチャー本体10を位置決めするノズル案内部42と、ピッチャー1から液体Lを注ぐときに固体Sがピッチャー本体10の上面からこぼれることを防ぐ固体塞止部43とを備える。蓋部40は、ピッチャー本体10の上面15の全面を覆うことなく、ピッチャー本体10の上面15の少なくとも一部を開放した状態となっている。これにより、蓋部40を装着した状態で開放部16から固体Sをピッチャー本体10内に投入したり、ピッチャー本体10内の固体をピッチャー本体10から取り出してジョッキやコップに入れたり、この開放部16を利用してトングなどをピッチャー本体10に引っ掛けることが可能となる。
ノズル案内部42について詳しく説明する。図8に示すように、ノズル案内部42は、ノズル60の注出口61が注ぎ口20の内面23と対面する状態でノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めするものである。具体的には、ノズル案内部42は、ノズル60の周面62の一部を沿わせる案内面42aから構成されている。この案内面42aは、水平方向から所定角度下方に傾斜した斜め方向に蓋部40の一部を円弧状に切り欠いた形状であり、その切欠き半径は、ノズル60の径より大きくしてある。これにより、ノズル60に対して案内面42aにゆとりをもたすことができ、案内面42aにノズル60の周面62を当接させる際に微妙な位置調整が不要となる。また、切欠き半径をノズル60の径より大きくすると、案内面42aに対してノズル60が水平方向に移動可能となるが、上記したように、液体が注がれることとなる注ぎ口20の内面23の面積が広くなるようにしてあるから、ノズル60が水平方向に移動しても面積の広い注ぎ口20に液体Lが注がれる。
また、案内面42aは、注ぎ口20と対向する向きに配置されている。これにより、注ぎ口20とノズル案内部42との間を広くすることができ、注ぎ口20から液体Lを注ぎ出すときに、ノズル案内部42が液体Lに干渉することを効果的に回避できる。また、ノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めしたときに、ノズル注出口61が案内溝部30につながる注ぎ口20と対面する状態となるから、ピッチャー本体10にノズル60から液体Lを注ぎ入れるときに、液体Lが確度高く案内溝部30を通ってピッチャー本体10に充填されることになる。
そして、案内面42aは、ピッチャー本体10を鉛直方向に対して45度傾けたときに垂直となるように傾斜している。つまり、ノズル案内部42は、図8に示すように、ノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めするときに、ピッチャー本体10がノズル60による液体Lの注出方向(即ち注出口61の方向)に対して45度下方に傾斜する状態となる角度に傾斜したものとなっている。ピッチャー本体10が液体Lの注出方向に対して45度傾斜している状態となるため、液体Lはスムーズに案内溝部30へと導かれて固体Sやピッチャー本体10の側面(内側部分11・内面33等)にぶつかることなく、スムーズにピッチャー本体10に入ることとなる。すなわち、液体Lをピッチャー本体10に注ぎ入れるときに、液体Lに含まれる炭酸が極めて抜けにくくなる。
図3,4に示すように、取っ手50は、ピッチャー本体10の外側部分12に設けられている。そして、その持ち手部分51が垂直となるときに持ち手部分51に対して最も力が入りやすくなるため、持ち手部分51は、ピッチャー本体10を液体Lを注ぐ方向に傾けたときに垂直となるように、鉛直方向に対して傾斜させてある。このため、この取っ手50は、最も力を要する液体Lを注ぐときに力が入りやすくなっている。
次に、このピッチャー1をハイボールに用いた例について説明する。まず、ピッチャー本体10の内側部分11内に開放部16から固体としての氷Sを、ガイドライン部14に達するまで投入する。その後、図8に示すように、鉛直下向きのノズル60をノズル案内部42の案内面42aに沿わせて、ピッチャー本体10が鉛直方向に対して45度傾斜する状態で、ノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めする。そして、ノズル60の注出口61から液体としてのハイボールLを注ぎ口20の内面23に向けて注出する。注ぎ口20の内面23に注がれたハイボールLは、注ぎ口20とつながる案内溝部30を通って、ピッチャー本体10の内側部分11の内底面11bまで達し、ピッチャー本体10の内側部分11を充たしていく。そして、ハイボールLがガイドライン部14に達するまで充填されたらノズル60からのハイボールLの注出を終了する。
図9に示すように、ピッチャー1からハイボールLを注ぐときは、適当な角度にピッチャー本体10を傾けて、ジョッキ70にハイボールLを注ぐ。このとき、ハイボールLは、案内溝部30を通って注がれる。そして、蓋部40により氷Sが注ぎ口20まで漏れることを防ぎ、ハイボールLのみがジョッキ70に注がれる。また、ピッチャー本体10内のハイボールLが少なくなったときはピッチャー本体10を傾ける角度を大きくし、やがて水平に達するが、図10に示すように、固体塞止部43により氷Sが外部へ落下するのが防がれる。
このように、まず、ピッチャー本体10にハイボールLを注ぐとき、案内溝部30を通してハイボールLをピッチャー本体10に注ぐようにすることにより、氷Sに対してハイボールLが上方から落ちてくるといった形でなく、案内溝部30を通してピッチャー本体10の内側部分11の内底面11bの側からハイボールLがピッチャー本体10に静かに充填されることとなり、ハイボールLと氷Sとの衝突を効果的に抑制することができる。また、ピッチャー本体10からハイボールLを注ぐときにおいても、ハイボールLが案内溝部30を通って注ぎ口20に至るから、ハイボールLと氷Sとの衝突を効果的に抑制することができる。ハイボールLから炭酸が抜けることを効果的に抑制できる。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明に係る炭酸飲料用のピッチャーのその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態では、案内溝部30がピッチャー本体10の内側部分11の内底面11bまで延びている構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、案内溝部30は、注ぎ口20からピッチャー本体10の内側部分11の少なくとも内側面11a下部にまでわたるものであれば良い。
(2)上記の実施形態では、ピッチャー本体10に蓋部40を装着し、この蓋部40にノズル案内部42を設けた構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、蓋部40はノズル案内部42を有しなくてもよく、ピッチャー本体10に蓋部40を装着しなくても良い。
(3)上記の実施形態では、ノズル案内部42をノズル60の周面62の一部を沿わせる案内面42aとして構成した例を説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、ノズル60の周面62の全周を沿わせる穴の形状にしたり、ノズル60の周面62の一部を沿わせる面の形状であってこの面を注ぎ口20又は案内溝部30と同一向きに向くように配置させた構成としても良い。
(4)上記の実施形態では、ノズル案内部42を、ノズル60の注出口61が注ぎ口20の内面23と対面する状態でノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めする構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、ノズル案内部42が、ノズル60の注出口61が案内溝部30の内面33と対面する状態でノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めする構成としても良い。
(5)上記の実施形態では、ノズル案内部42が、ノズル60に対してピッチャー本体10を位置決めするときに、ピッチャー本体10がノズル60による液体Lの注出方向に対して45度下方に傾斜する状態となる角度に傾斜した構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、位置決めにおけるピッチャー本体10のノズル60による液体Lの注出方向に対する角度は40〜60度であれば好適であり、それ以外の角度であってもよい。
(6)上記の実施形態では、案内溝部30の開口角度を120度とし、固体Sが案内溝部30に入り込まないような開口幅とした構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。案内溝部30の形状としては、固体Sが案内溝部30に入り込まないような開口角度や開口幅であればよい。なお、液体Lの流れ面積や案内溝部30の突出長さを考慮しながら案内溝部30の形状を決定するとより好適である。
(7)上記の実施形態では、液体としてハイボール、固体として氷を用いた構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、液体としてはチューハイやソーダ水など他の炭酸飲料を用いても良い。また、ピッチャー1をサングリアに利用するとし、液体としてワインをソーダで割ったものを用い、固体として果物を用いても良い。その他、固体としてはゼリー状のものなども考えられる。つまり、固体としては、液体とは異なる成分の固形分であり、その固さや粘弾性は特に限定されるものではない。
(8)その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の範囲はそれらによって限定されることはないと理解されるべきである。当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜改変が可能であることを容易に理解できるであろう。従って、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変された別の実施形態も、当然、本発明の範囲に含まれる。
本発明は、例えば炭酸飲料用のピッチャーに利用することができる。
1 ピッチャー
10 ピッチャー本体
11a 側面(内側面)
11b 底面(内底面)
15 上面
20 注ぎ口
30 案内溝部
42 ノズル案内部
42a 案内面
60 ノズル
61 注出口
62 周面
L ハイボール(液体)
S 氷(固体)

Claims (5)

  1. 炭酸を含む液体と固体とをピッチャー本体に収容する炭酸飲料用のピッチャーであって、
    前記液体を注ぐ注ぎ口と、
    前記注ぎ口と連続し、前記注ぎ口から前記ピッチャー本体の少なくとも側面下部にまでわたる案内溝部と、を備えるピッチャー。
  2. 前記案内溝部が前記ピッチャー本体の底面まで延びている請求項1に記載のピッチャー。
  3. 前記ピッチャー本体の上面に、前記液体を前記ピッチャー本体に注入するノズルの注出口が前記注ぎ口又は前記案内溝部と対面する状態で、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするノズル案内部を備える請求項1又は2に記載のピッチャー。
  4. 前記ノズル案内部は、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするときに前記ノズルの周面の一部を沿わせる案内面から構成され、
    前記案内面は、前記注ぎ口又は前記案内溝部と対向する向きに配置されている請求項3に記載のピッチャー。
  5. 前記ノズル案内部は、前記ノズルに対して前記ピッチャー本体を位置決めするときに、前記ピッチャー本体が前記ノズルによる液体の注出方向に対して40〜60度の間の角度で下方に傾斜する状態となる角度に傾斜している請求項3又は4に記載のピッチャー。
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