JP6598509B2 - 注出装置 - Google Patents

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本発明は、ピッチャーからタンブラー等にビールを注ぐときに、ビールの上にクリーミーな泡を載せることのできる注出装置に関する。
ビールの泡は、ビールが空気と触れないための蓋の役割を果たしてビールの酸化を防いで、ビールの美味しさを保つ働きがあり、泡を長持ちさせるために、きめ細かいクリーミーな泡が求められる。ビアホール等では、店員がサーバーから直接タンブラー等に注いで客に提供する他、ピッチャーに入れてテーブルに運び、客が自分でピッチャーからタンブラー等に注ぐ場合がある。ビールは、注ぎ方によって泡の立ち方が大きく違ってくるものであり、慣れない重いピッチャーを扱って、クリーミーな泡を安定して生じさせることは、至難の業である。
特許文献1には、ピッチャーに取付けられる注出装置であって、クリーミーな泡を発生させる機能の付いたものが開示されている。この注出装置は、ビールを流す管として断面積の大きいビール用通流管44,441と、断面積の小さいビールと泡の兼用通流管45,451の2系統設けてあり、普通にビールを注ぐときはビール用通流管44,441を通じて注ぎ、ビールをジョッキ等に7分目くらいまで注いだら、操作レバーを操作してビール用通流管44,441を閉じると共に、兼用通流管45,451に超音波振動を印加することで、クリーミーな泡が出るようにしている。
上記特許文献1記載の注出装置は、ビールの流れる管を2系統設けた上に、太い方の管を開閉する機構が必要なため、非常に複雑な構造となっており、管の開閉が正確に行えなかったり、泡を生み出す細い方の管が詰まったりして、泡がうまく出ないことがある。また、ビールを注ぐときに、ジョッキ等に対する注ぎ口の位置・高さが安定しないために、クリーミーな泡を発生させる前に既に粗い泡が立っていたりして、安定した注出が容易ではなかった。また、ビール用通流管と兼用通流管が直線状でなく曲がっていたり、2系統の管が途中で合流するなど形状が複雑であり、洗浄性や洗浄後の乾燥性に問題があった。
特開2015−34057号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、ピッチャーからタンブラー等にビールを注ぐときに、ビールの上にクリーミーな泡を誰にでも簡単に安定して載せることのできる注出装置の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による注出装置は、ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子とを備え、ノズルは、全長にわたって横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっていると共に、まっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜しており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあることを特徴とする。
請求項記載の発明による注出装置は、ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子と、ピッチャーの上縁部に密着するリング状のパッキンを備え、ノズルは、横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあり、パッキンは、ピッチャー持ち手側に半径方向に溝が形成してあり、その溝を通じてピッチャー内に空気が入るようにしたことを特徴とする。
請求項記載の発明による注出装置は、ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子とを備え、ノズルは、横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあり、ノズルの先端部の下方に、ピッチャーからビールが注がれる容器の周囲に沿うくぼみと、同容器の上縁に係止する係止部とを有することを特徴とする。
請求項記載の発明による注出装置は、請求項1,2又は3記載の発明の構成に加え、ノズルは、断面の下側に薄肉部を有すると共に、その下端に突起が形成してあり、超音波素子が突起に当接していることを特徴とする。
請求項1記載の発明による注出装置は、ピッチャー内のビールを外部に導くノズルを、全長にわたって横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状としたことで、ノズルの断面積が大きくなるので、ビールをスムーズに注ぐことができる。しかも、ノズルの断面形状が縦長で且つその下側から超音波振動を印加することで、ノズル内を流れるビールにまんべんなく超音波振動を印加できるので、クリーミーな泡が効率良く発生する。ビールの流路(ノズル)が1本で、流路を閉じたり絞ったりする弁も必要ないため、構造がシンプルで故障も少ない。さらに、ノズルがまっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜していることで、ピッチャーを大きく傾けなくてもビールを注ぐことができ、しかもビールと泡がよどみなくスムーズに流れるため、ビールや泡を容易に注ぐことができる。また使用後のノズルの、水通しやブラシによる洗浄性や洗浄後の乾燥性に優れている。
請求項記載の発明による注出装置は、ピッチャーの上縁部に密着するリング状のパッキンを備え、パッキンは、ピッチャー持ち手側に半径方向に溝が形成してあり、その溝を通じてピッチャー内に空気が入るようにしたので、空気孔として機能する溝がビールの泡で詰まることがなく、ビールや泡を安定して注ぐことができる。しかも外部に露出する空気孔が無いため、見栄えが良い。
請求項記載の発明による注出装置は、ノズルの先端部の下方に、ピッチャーからビールが注がれるタンブラー等の容器の周囲に沿うくぼみと、同容器の上縁に係止する係止部とを有することで、ノズルに容器が直接触れることなく、容器の中央の一定の位置にノズルの先端部を固定した状態でビールや泡を注げるため、誰にでも容易にビールや泡を一定の状態で注げるようになる。
請求項記載の発明による注出装置は、ノズルの断面の下側に薄肉部を有すると共に、その下端に突起が形成してあり、超音波素子が突起に当接していることで、ノズルを通過するビールに対して超音波振動を集中的に効率よく印加することができ、クリーミーな泡が生じやすくなる。
図2のA−A断面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る注出装置の平面図であり、(b)は同注出装置をピッチャーに取付けた状態を示す側面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る注出装置をピッチャーに取付けた状態を示す正面図、(b)は同背面図である。 本発明の一実施形態に係る注出装置の底面図である。 図2のX方向矢視図である。 (a)はノズルの側面図、(b)はB−B断面図である。 ビールを注いでいるときの状態を示す縦断面図である。 泡を出しているときの状態を示す縦断面図である。 泡を出しているときのノズルの断面図である。 比較のためにノズルを途中で曲がった略L型の形状とした場合を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本注出装置2は、図1〜4に示すように、ビール12を入れたピッチャー1の上部に着脱自在に取付けられる蓋になっており、この蓋にピッチャー1内のビール12を外部に導く筒状のノズル3や、ノズル3を流れるビール12に対して超音波振動を印加する超音波素子4、超音波素子4のON/OFFを行うスイッチ13及び基板14、電池ボックス15等を組み込んだものである。
ピッチャー1は既存のものであり、上部の前側に注ぎ口16を有し、後側の側面に持ち手17を有する。また、上部の外周面に溝18が形成してある。本注出装置2は、図1,4に示すように、前部の裏面側に設けた係止部19をピッチャー1の注ぎ口16に下から係止すると共に、後部に設けた2箇所の係止部20,20をピッチャー外周面の溝18に係止して取付けてある。本注出装置2を取外す際には、図4中に点線で示すように、後部の係止部20,20と一体に設けた解除レバー21,21を親指と人差し指でつまんで内側に押すことで、係止部20,20がピッチャー1の溝18から外れ、そのまま上に引き上げることで片手で簡単に外すことができる。本注出装置2をピッチャー1に取付ける際には、注出装置2をピッチャー1の上に載せ、前側の係止部19をピッチャー1の注ぎ口16に係止させた後、後部を上から押すと後部の係止部20,20がピッチャー1の溝18に上方から弾発的に係止し、安定して取付けられる。
本注出装置2の底面には、図1,4に示すように、ピッチャー1の上縁部に密着するリング状のパッキン5を備えている。このパッキン5には、ピッチャー1の持ち手17側の下面に半径方向に溝6が形成してある。この溝6は、ピッチャー1からビール12を注ぐ際に空気孔の役目を果たすものであって、この溝6を通してピッチャー1内に空気が流入する。
本注出装置2の底面の前部には、図1,4に示すように、ビール取込口22が設けてあり、ビール取込口22に上方からノズル3が嵌合している。ノズル3は、硬質樹脂(ポリプロピレン)で形成してあり、図6(b)に示すように、横幅寸法Wよりも高さ寸法Hが大きい縦長の断面形状となっており、また上面と下面が円弧状となった長円状の断面になっている。このような断面形状をとることにより、ノズル断面積を広くしてビールをスムーズに注ぐことができる。また断面形状を真円状にして断面積を広くした場合に比べ、超音波振動を与えた際に、真円状の場合はノズル内の左右両脇側のビールには超音波振動が伝わりにくいという不具合を回避し、上方向に伝わる超音波振動をノズル内のビールに効率よく伝えることができる。
ノズル3は、まっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜している。ノズル3の傾斜角度は、30°〜50°が好ましい。これ以上の角度ではビールを注ぐ際にピッチャーを大きく傾ける必要が生じる。またこれ以下の角度では、本注出装置2を取付けるピッチャー1の壁面とノズル下端との間の距離が広がり、ビールを最後まで注ぐ際にピッチャーを大きく傾ける必要が生じる。実施形態のものは、ノズル3の傾斜角度を40°としてある。
ノズル3は、長手方向の中間部の少なくとも超音波素子に面する部分において、ノズル3の断面の高さ方向の下半分の領域が他の部分よりも肉厚の薄い薄肉部10となっている。薄肉部10の肉厚は0.4mm、他の部分の肉厚は1.0mmとしてある。薄肉部10は、ノズル3の断面の下端よりノズル3の全高さの30〜50%の範囲にわたって設けてあることが好ましい。これ以下であると薄肉部10による超音波振動の伝達向上効果が薄れ、これ以上であるとノズルの強度低下や成型時の破損が懸念される。薄肉部10の下端には、突起11がノズル3の長手方向に沿って形成してある。突起11の形状は、超音波素子4の振動面Xの中心部を含む円形から、ノズル3の長手方向に延長した長楕円、長方形などがある。実施形態のものの突起11は、幅が2.5mm、長さが5mmの長方形になっており、突起11の下面が超音波素子4の振動面Xと面接触している。突起11の超音波素子4の振動面Xと接する面積は、超音波素子4の振動面Xの5〜15%程度が好ましく、実施形態のものは約10%になっている。
超音波素子4は、ノズル3の中間部の断面の下側に設置してあって、ノズル3の薄肉部10に設けた突起11に超音波素子4の振動面Xを当接させてある。ノズル3は、先端部が注出装置2の傾斜した前面壁23から2cm程度突出しており、ノズル3が貫通する孔とノズル3の周囲との隙間にはパッキン24が取付けてある。このようにパッキン24を取付けてあることで、ノズル3の外面を伝ってビールが内部に浸入するのを防止すると共に、超音波振動が前面壁23等に伝わってびびり振動が生ずるのを防ぐことができる。
本注出装置2の前面壁23のノズル3の下方位置には、図1,5に示すように、ピッチャー1からビール12が注がれる容器(タンブラー7)の周囲に沿うくぼみ8と、タンブラー7の上縁に係止する係止部9とが設けてある。
本注出装置2の使用方法を説明する。まず、持ち手17を握ってピッチャー1を持ち、前方に傾けるようにし、泡が立たないようにゆっくりと、ビール12をタンブラー7に注ぐ。このとき、図7に示すように、注出装置2の前部に形成したくぼみ8をタンブラー7の周囲に沿わせると共に、タンブラー7の上縁を係止部9に係止させる。こうすることで、ノズル3の先端部がタンブラー7の中心に対して位置決めされ、一定の位置・高さからビール12を安定して注ぐことができ、尚且つピッチャー1の重さをタンブラー7にあずけることもできるので、慣れない人でもビール12が注ぎやすい。しかも、ノズル3がまっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜していることで、ノズル3の全長に亘ってビール12を吸い込みやすくなるから、ピッチャー1を大きく傾けなくてもビール12を注ぐことができ、傾きを加減してビール12の出方を調節することも容易である。図10は、比較のためにノズル30を途中で曲がった略L型の形状とした場合を示しており、この場合はノズル30の縦の部分30aの下から上までビール12を吸い込ませる間、ピッチャー1を次第に傾ける必要があり、図10(b)に示すように大きく傾けないとビール12が注出されない。またここまで傾けるとビール12が急にどっと出るため、ビール12の出方を調節するのが容易でない。
タンブラー7の7分目くらいまでビール12を注いだら、図8に示すように、持ち手17を握っている手の親指で注出装置2後部に設けてあるスイッチ13を押す。すると、超音波素子4が作動してノズル3を流れるビール12に超音波振動が印加され、それに伴ってビール12がきめ細かいクリーミーな泡25となってノズル3から流出する。図9は、このときのノズル3の内部の様子を模式的に示したものであり、超音波振動はノズル3の断面の下端の薄肉部10に設けた突起11より集中的に印加され、そこからノズル3内のビール12に上向きに伝わり、ノズル3の上面に当たって左右に分かれ、上下面の円弧に沿う渦巻26を生じさせる。これにより、ノズル3内のビール12にまんべんなく超音波振動のエネルギーが伝わり、クリーミーな泡25を効率よく発生させることができる。また、超音波振動を下から印加することで、ノズル3内がビール12で満たされておらず、ノズル3内の上部に空気があった場合でも、ノズル下部を流れるビールに確実に超音波振動を伝え、クリーミーな泡25を絶えず生じさせることができる。ノズル3の薄肉部10に突起11を形成したことで、超音波振動のノズル部材による減衰を抑えてビール12により効率よく超音波振動を伝えることができ、クリーミーな泡25がより一層出やすくなる。さらに、ノズル3の先端部の下方にタンブラー7の周囲に沿うくぼみ8と、タンブラー7の上縁に係止する係止部9とを有することで、ノズル3がタンブラー7と接触して超音波振動がタンブラー7に伝わり、クリーミーな泡25が生じにくくなるのを防ぐことができる。
以上に述べたように本注出装置2は、ビール12を注ぐためのノズル3を横幅寸法Wより高さ寸法Hが大きい縦長の長円状の断面形状としたことで、ノズル3の断面積が大きくなるので、ビール12をスムーズに注ぐことができる。しかも、ノズル3の断面形状が縦長で且つその下側から超音波振動を印加することで、ノズル3内を流れるビール12にまんべんなく超音波振動を印加できるので、クリーミーな泡25が効率良く発生する。ビール12の流路(ノズル3)が1本で、流路を閉じたり絞ったりする弁も必要ないため、構造がシンプルで故障も少ない。また使用後のノズル3の、水通しやブラシによる洗浄性や洗浄後の乾燥性に優れており、メンテナンスも容易である。
さらに本注出装置2は、ノズル3がまっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜していることで、ピッチャー1を大きく傾けなくてもビール12を注ぐことができ、しかもビール12と泡25がよどみなくスムーズに流れるため、ビール12や泡25を容易に注ぐことができる。
また本注出装置2は、ピッチャー1の上縁部に密着するリング状のパッキン5を備え、パッキン5は、ピッチャー1の持ち手17側に半径方向に溝6が形成してあり、その溝6を通じてピッチャー1内に空気が入るようにしたので、空気孔として機能する溝6がビールの泡25で詰まることがなく、ビール12や泡25を安定して注ぐことができる。しかも外部に露出する空気孔が無いため、見栄えが良い。
さらに本注出装置2は、ノズル3の先端部の下方に、ビール12を注ぐタンブラー7の周囲に沿うくぼみ8と、同タンブラー7の上縁に係止する係止部9とを有することで、ノズル3にタンブラー7が直接触れることなく、タンブラー7の中央の一定の位置にノズル3の先端部を固定した状態でビール12や泡25を注げるため、誰にでも容易にビール12や泡25を一定の状態で注げるようになる。
さらに本注出装置2は、ノズル3の断面の下側に薄肉部10を有すると共に、その下端に突起11が形成してあり、超音波素子4の振動面Xが突起11に当接していることで、ノズル3を通過するビール12に対して超音波振動を集中的に効率よく印加することができ、クリーミーな泡25が生じやすくなる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。ピッチャーは、注ぎ口と持ち手を有するものであればよく、材質や形状は問わない。注出装置の各部品の材質、形状は同等の機能、効果を有する範囲で任意の変更が可能である。ビールには、発泡酒やノンアルコールビール等のビールテイスト飲料が含まれ、発酵、非発酵や使用原料、アルコールの有無等は問わない。また、ビールテイスト飲料でなくとも飲用時に泡があった方が望まれる飲料であれば適用できる。ビールが注がれる容器は、タンブラーに限らず、ジョッキ、グラス等であってもよい。ノズルは、断面形状が縦長であれば長楕円形や、長方形であってもよい。
1 ピッチャー
2 注出装置
3 ノズル
4 超音波素子
5 パッキン
6 溝
7 タンブラー(容器)
8 くぼみ
9 係止部
10 薄肉部
11 突起
12 ビール

Claims (4)

  1. ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子とを備え、ノズルは、全長にわたって横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっていると共に、まっすぐで且つ先端に向かって上り勾配で傾斜しており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあることを特徴とする注出装置。
  2. ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子と、ピッチャーの上縁部に密着するリング状のパッキンを備え、ノズルは、横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあり、パッキンは、ピッチャー持ち手側に半径方向に溝が形成してあり、その溝を通じてピッチャー内に空気が入るようにしたことを特徴とする注出装置。
  3. ピッチャーの上部に取付けられるものであって、ピッチャー内のビールを外部に導く筒状のノズルと、ノズルを流れるビールに対して超音波振動を印加する超音波素子とを備え、ノズルは、横幅寸法より高さ寸法が大きい縦長の断面形状となっており、超音波素子は、ノズルの断面の下側に設置してあり、ノズルの先端部の下方に、ピッチャーからビールが注がれる容器の周囲に沿うくぼみと、同容器の上縁に係止する係止部とを有することを特徴とする注出装置。
  4. ノズルは、断面の下側に薄肉部を有すると共に、その下端に突起が形成してあり、超音波素子が突起に当接していることを特徴とする請求項1,2又は3記載の注出装置。
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