JP4881988B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄冷された保冷容器をボトルの内部に吊持した飲料容器に関する。
従来、蓄冷された保冷容器をボトルの内部に吊持した飲料容器が公知である。例えば、保冷容器に水等の液体を充填した状態で冷凍庫等により冷凍し、冷凍された保冷容器をボトルの内部に吊持させることにより、ボトルに収容した飲料を長時間保冷することができる。
特開2003−312706号公報
従来技術において、保冷容器をボトルの内部に吊持するために、ボトルの開口部を形成する筒状部にアタッチメントを着脱自在に内嵌し、該アタッチメントの下部に保冷容器を着脱自在に取付けるように構成されている。特許文献1の飲料容器は、開閉可能なプルトップ式の注出口筒を設け、口筒の小さな孔から飲料を注出する構成であるから、アタッチメントに必要とされる飲料の連通路は自由に設計可能であり、その設計に制約がなく、特別な創意工夫を要しない。
しかしながら、広口状とされた筒状部の開口縁にユーザの唇を当て、ボトルを傾けることにより広口の開口部から注出する飲料を飲用する形式の飲料容器(以下「広口飲用タイプの飲料容器」という。)においては、アタッチメントに形成した注出口から筒状部の開口縁に向けて飲料を流出させる際に、注出口の周りで飲料の流れがアタッチメントにより遮られるので、注出口を通過する飲料の流束や流速が変動するおそれがある。換言すれば、開口縁に当てたユーザの唇に向かう飲料の流束や流速が変動すると、ユーザが飲料をスムースに飲むことが困難となり、飲料がユーザの口元から溢出ないし漏出するおそれがあり、衣服を汚損するという問題がある。
この点に関し、アタッチメントに遮られた飲料の流出がスムースとなるように構成するためには、該アタッチメントに通気口を設け、外気をボトルの内部に導くことが必要になる。しかしながら、この場合、反対に、通気口を介して飲料が外部に流出するおそれを生じるという問題がある。
このため、保冷容器を吊持した広口飲用タイプの飲料容器を提供するためには、アタッチメントの形状と構造、特に、注出口と通気口の構成に関して解決すべき課題がある。
更に、アタッチメントと保冷容器の着脱構造についても、着脱作業の容易性と、取付状態における安定性の点に関して解決すべき課題がある。
本発明は、上記課題を解決した飲料容器を提供するものであり、その手段として構成したところは、上部に開口部を有する筒状部を設けたボトルと、前記筒状部に着脱自在に内嵌されるアタッチメントと、ボトルの内部で前記アタッチメントに吊持される保冷容器と、前記筒状部の開口部を着脱自在に施蓋するキャップとから成り、筒状部の開口縁にユーザの唇を当てた状態でボトルを傾けることにより開口部から注出する飲料を飲用するように構成した飲料容器において、前記ボトルの筒状部は、前記開口部の内周縁部に円環状の開口壁部を形成すると共に、該開口壁部の下端から内向きに形成されたほぼ水平の段部を介して円環状の内壁部を下向きに延設し、前記アタッチメントは、前記内壁部の内側の円周に沿って内嵌される底壁と周壁を備えた皿状体を構成し、該皿状体の直径方向であって相互に直交する第1直径方向X1と第2直径方向X2に関して、前記皿状体の第1直径方向X1の両側に位置して、前記円周に沿う底壁の円弧縁から円弧状の嵌合壁部を立設し、前記皿状体の第2直径方向X2の両側のうち、一方の側に位置して、前記円周から内方に離間する底壁の縁部から注出壁部を立設し、他方の側に位置して、前記円周から内方に離間する底壁の縁部の上部を開放することにより通気口部を形成しており、前記円弧状の嵌合壁部の上端に沿う円弧状のフランジ部を形成すると共に、前記通気口部の上方に位置して前記フランジ部を前記円周に沿う延長フランジ部により連結し、該延長フランジ部から皿状体の内側に突出する突出部を設けることにより摘み片を構成しており、前記フランジ部及び延長フランジ部を前記ボトルの段部に載置することによりボトルの開口壁部に内嵌するように構成し、前記アタッチメントを筒状部に内嵌した状態で、ボトル内部の飲料を注出する注出口を前記ボトルの内壁部と前記皿状体の注出壁部の間に形成すると共に、外気をボトル内部に導入する通気路を前記注出壁部に対向する通気口部により形成して成る点にある。
本発明の好ましい実施形態において、前記注出壁部は、皿状体の底壁の縁部からボトルの開口縁に向けて角度θで傾斜するように形成されており、該注出壁部の外側面により、前記注出口を筒状部の内部から開口縁に向けて次第に窄めるガイド面が形成されている。
本発明の飲料容器1は、ボトル4に飲料Dを収容した後、蓄冷手段Cにより蓄冷された保冷容器6をアタッチメント5に装着した状態で、該保冷容器6をボトル4の内部に挿入すると共に、アタッチメント5を筒状部3に内嵌させ、このように保冷容器6をボトル4の内部に吊持させた状態で、筒状部3をキャップ7で施蓋することにより、長時間にわたり飲料Dの保冷を可能にする。
本発明によれば、アタッチメント5は、皿状体15の底壁13の両側の円弧縁13a、13aから立設した嵌合壁部16、16をボトルの内壁部10に内嵌し、円周方向に連続するフランジ部17、17と延長フランジ部17aを段部9に載置した状態で開口壁部8に内嵌する構成とされているから、筒状部3の内部でガタツキなく定置される
そこで、ユーザが飲料Dを飲用するときは、キャップ7を取外し、筒状部3の開口部2から視認することにより注出口21の位置を確認した後、注出口21を下側として該注出口21に臨む開口縁2aに唇を当て、ボトル4を傾けることにより、注出口21から流出する飲料を飲むことができる。
本発明によれば、ボトルの内壁部10の内側の円周に沿って内嵌される底壁13と周壁14を備えた皿状体15によりアタッチメント5を構成しているので、ボトル4を傾けると、内部の飲料Dが一斉にアタッチメント5に向けて流動するが、該アタッチメント5の底壁13により受け止められる。
この際、本発明によれば、ユーザの唇に向かう注出口21が下側に位置し、通気路23を形成する通気口部19が上側に位置するので、通気路23から飲料Dが外部に流出するおそれはない。また、注出口21の両側に位置する周壁14、14は、筒状部3の内壁部10に内嵌されているので、この部分から飲料Dが外部に流出することはない。
飲用中、外気が通気路23を介してボトル4の内部に導かれるので、飲料Dは、狭い注出口21から流束や流速を変動することなくスムースに注ぎ出される。従って、飲料Dは、ユーザの口元から溢出ないし漏出するようなことはなく、容易に飲用可能なように注出される。
特に、本発明によれば、例えば、飲用中、ボトル4に予期しない衝撃や振動が加えられ、ボトル4の内部で飲料Dが波打ち状に変動することにより、ボトル4の内部で飛び跳ねた飲料Dが通気口部19から溢出したとしても、延長フランジ部17aから通気口部19に対向するように摘み部20aを形成する突出部20bが配置されているので、溢出する飲料Dは、皿状体15の底壁13に沿って注出壁部18に流下し、該注出壁部18から注出口21に向けて集束される。従って、ユーザの口元から溢出ないし漏出するようなことはない
そして、アタッチメント5を筒状部3に内嵌させ又は取出す場合は、突出部20bに形成された摘み部20aを摘むことができるので、その作業が容易となる
請求項2に記載の本発明によれば、皿状体15の底壁13の縁部18aから注出壁部18をボトルの開口縁2aに向けて角度θで傾斜させることによりガイド面22を形成し、これにより、注出口21が出口側の開口縁2aに向けて次第に窄められるように構成しているので、注出される飲料Dの流束と流速を一定となるように制御し、飲用を容易とする
本発明の1実施形態を示す正面図である。 図1のA−A断面の部分的拡大図である。 図2のB−B断面の部分的拡大図である。 飲用中の作用を示す部分的断面図である。 保冷容器を装着したアタッチメントを示すと共に、ボトルの筒状部を切欠状態で示す斜視図である。 ボトルの筒状部に内嵌されたアタッチメントの構成を示しており、(A)は図5の第1直径方向X1に沿う断面図、(B)は図5の第2直径方向X2に沿う断面図である。 栓体を取外した保冷容器とアタッチメントを分解した状態の斜視図である。 栓体を装着した保冷容器とアタッチメントを分解すると共に倒立させた状態の斜視図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1ないし図4に示すように、飲料容器1は、上部に広口の開口部2を有する筒状部3を設けたボトル4と、前記筒状部3に着脱自在に内嵌されるアタッチメント5と、ボトル4の内部で前記アタッチメント5に吊持される保冷容器6と、前記筒状部3の開口部2を着脱自在に施蓋するキャップ7とから成る。
前記保冷容器6は、蓄冷手段Cを収容する。例えば、保冷容器6に充填した水等の液体を冷凍庫等で冷凍することにより蓄冷手段Cを形成し、又は、保冷容器6に充填した蓄冷剤を冷蔵庫等で蓄冷することにより蓄冷手段Cを形成し、このように蓄冷された保冷容器6をボトル4の内部に吊持させることにより、ボトル4に収容した飲料Dを長時間保冷する。
飲料容器1は、上述の「広口飲用タイプの飲料容器」を構成しており、ユーザが飲料Dを飲用する際は、図4に示すように、キャップ7を取外した状態で、広口状とされた筒状部3の開口縁2aにユーザの唇を当て、ボトル4を傾けることにより広口の開口部2から注出する飲料を飲用する。
図5及び図6に示すように、ボトル4の筒状部3は、断面真円形の円筒状とされ、開口部2の内周縁部に円環状の開口壁部8を形成すると共に、該開口壁部8の下端から内向きに形成されたほぼ水平の段部9を介して円環状の内壁部10を延設し、該内壁部10の下端から下向きに広がるボトル肩部11を形成している。図示実施形態において、前記開口壁部8は、段部9の上方の所定位置に周方向に間隔をあけて延びる複数のリブ12を突設している。但し、該リブ12の開口壁部8からの突出高さは僅かとなるように形成されている。
前記アタッチメント5は、図5ないし図8に示すように、前記内壁部10の内側の円周に沿って内嵌される底壁13と周壁14を備えた皿状体15を構成している。該皿状体15は、その直径方向であって相互に直交する第1直径方向X1と第2直径方向X2に関して、第1直径方向X1の両側に位置して、前記内壁部10に内嵌される嵌合壁部16、16を形成すると共に、該嵌合壁部16の上端に前記段部9に載置されるフランジ部17を円弧状に形成している。また、第2直径方向X2の両側のうち、一方の側に位置して前記内壁部10から離間する注出壁部18を形成し、他方の側に位置して通気口部19を形成している。
具体的に説明すると、前記底壁13は、第1直径方向X1の両側に位置する周縁を前記内壁部10の円周に沿う円弧縁13aに形成し、該円弧縁13aから嵌合壁部16を立設することにより、該嵌合壁部16を円弧状に形成している。また、第2直径方向X2の両側に位置する周縁を第1直径方向X1とほぼ平行で概ね直線状となる直縁部18a、19aに形成し、これにより該縁部18a、19aを前記円周から離間させ、一方の縁部18aから前記注出壁部18を立設する反面、他方の縁部19aを開放することにより通気口部19を形成している。
図示のように、前記嵌合壁部16、16のフランジ部17、17は、通気口部19の上方に位置して、前記円周上で相互に連結される延長フランジ部17aを延設しており、該延長フランジ部17aから皿状体15の内側に突出する突出部20bを設けることにより摘み片20aを構成している。
そこで、アタッチメント5は、底壁13を下向きとして筒状部3の開口部2から挿入すると、上述のように円周方向に連続するフランジ部17、17と延長フランジ部17aがリブ12を乗り越えて段部9に載置された状態で開口壁部8に内嵌され、嵌合壁部16、16を内壁部10に内嵌される。これにより、図6(A)に示すように、フランジ部17、17、17aが上下からリブ12と段部9により挟持され、しかも、嵌合壁部16、16が内壁部10に内嵌されるので、アタッチメント5は、筒状部3の内部でガタツキなく定置される。
筒状部3にアタッチメント5を内嵌した状態で、図6(B)に示すように、前記注出壁部18が内壁部10から離間することにより、該内壁部10と注出壁部18の間に注出口21を形成する。この際、注出壁部18は、皿状体15の底壁13の縁部18aからボトルの開口縁2aに向けて角度θで傾斜するように形成されており、これにより、注出壁部18の外側面が注出口21を筒状部3の内部から開口縁2aに向けて次第に窄めるガイド面22を形成する。そして、図示のように、注出壁部18の上端18bは、開口縁29aよりも符号Hで示すように下位に位置する
また、この状態で、前記注出壁部18に対向する位置(第2直径方向X2に関する反対側の位置)において、縁部19aが内壁部10から離間し、通気口部19により外気をボトル4の内部に導入する通気路23を形成する。
尚、アタッチメント5を筒状部3から取出す際は、摘み片20aに指先を係止することにより持ち上げれば、フランジ部17、17、17aがリブ12を乗り越えて開口部2から上方に移動し、皿状体15の全体が筒状部3から取出される。
前記保冷容器6は、図7及び図8に示すように、首部24の上部に開口25を形成し、前記首部24に栓体26の栓部27を挿脱自在に挿着することにより、開口25を密閉するように構成されている。前記首部24の開口25の外周縁には容器フランジ28が形成され、前記栓体16の頭部の外周縁には栓体フランジ29が形成されており、首部24に栓部27を挿着した状態で、容器フランジ28の上に栓体フランジ29が重ね合わせられるように構成されている。
これに対して、皿状体15を構成するアタッチメント5は、図8に示すように、底壁13の底面に、前記重ね合わせられた容器フランジ28と栓体フランジ29を着脱自在に挟持する保持レール30を設けている。該保持レール30は、前記上下重合されたフランジ28、29を受け入れる導入部31、31から該フランジ28、29の周方向に沿うようにほぼU形に延設されている。図示実施形態において、保持レール30は、前記フランジ28、29の外周を包囲する垂直壁30aと、該垂直壁30aから内向きに形成された水平壁30bを備えており、前記導入部31、31の近傍に位置して、水平壁30bを内側に円弧状に突出させることにより狭窄部32、32を形成している。また、保持レール30により囲まれた領域内に位置する底壁13の底面13bには、前記フランジ28、29の受入れ方向(前記第2直径方向X2)に延びる膨出リブ33が形成されている。
そこで、保冷容器6に栓体26を挿着した状態で、重ね合わせられた上下フランジ28、29を導入部31、31から保持レール30に挿入すると、アタッチメント5の下部に保冷容器6が装着される。即ち、栓体26の上面26aを底壁13の底面13bに沿わせる姿勢として、重ね合わせられた上下フランジ28、29を導入部31、31から保持レール30の垂直壁30aに沿って挿入すると、首部24が狭窄部32、32を乗り越えるや否や水平壁30bの内周縁に抱持され、上下フランジ28、29が底面13aと水平壁30bの間に挟持される。この状態で、栓体26の上面26aが膨出リブ33に密接しており、しかも、首部24が狭窄部32、32の間で水平壁30bの内周縁に抱持されるので、アタッチメント5と保冷容器6は、相互にガタツキなく定置状態で連結される。
保冷容器6をアタッチメント5から取外す際は、上下フランジ28、29を導入部31、31から引き抜くように、保冷容器6とアタッチメント5を離反方向に移動すると、首部24が狭窄部32、32を乗り越え外部に取出される。
飲料容器1は、ボトル4に飲料Dを収容した後、蓄冷手段Cにより蓄冷された保冷容器6をアタッチメント5に装着した状態で、該保冷容器6をボトル4の内部に挿入すると共に、アタッチメント5を筒状部3に内嵌させ、これにより保冷容器6をボトル4の内部に吊持させた状態で、筒状部3をキャップ7で施蓋し、自由に携帯することができるものであり、携帯中、長時間にわたり飲料Dを保冷することができる。
ところで、ユーザが飲料Dを飲用するときは、キャップ7を取外し、筒状部3の開口部2から視認することにより注出口21の位置を確認した後、図4に示すように、注出口21を下側として該注出口21に臨む開口縁2aに唇を当て、ボトル4を傾けることにより、注出口21から流出する飲料を飲むことができる。
ボトル4を傾けると、内部の飲料Dが一斉にアタッチメント5に向けて流動し、該アタッチメント5の底壁13により受け止められる。この際、ユーザの唇に向かう注出口21が下側に位置し、通気路23を形成する通気口部19が上側に位置するので、通気路23を介して飲料Dが外部に流出することはない。また、注出口21の両側に位置する嵌合壁部16、16は、筒状部3の内壁部10に内嵌されているので、この部分から飲料Dが外部に流出することはない。
飲用中、外気が通気路23を介してボトル4の内部に導かれるので、飲料Dは、狭い注出口21から流束や流速を変動することなくスムースに注ぎ出される。従って、飲料Dは、ユーザの口元から溢出又は漏出するようなことはなく、容易に飲用可能なように注出される。
注出口21は、筒状部3と注出壁部18の相互間に形成されるので、別途、複雑な形状又は構造とした注出口部材を設ける必要はなく、アタッチメント5をシンプルに構成することができる。
注出壁部18を底壁13の縁部18aからボトルの開口縁2aに向けて角度θで傾斜させることによりガイド面22を形成しているので、注出口21が出口側の開口縁2aに向けて次第に窄められ、これにより、注出される飲料Dの流束と流速を飲み易いように制御する。
例えば、飲用中、ボトル4に予期しない衝撃や振動が加えられ、ボトル4の内部で飲料Dが波打ち状に変動するような場合でも、注出方向に窄められた注出口21により、注出される飲料Dの流束と流速を一定となるように制御し、飲用を容易とする。
また、このようなとき、ボトル4の内部で飛び跳ねた飲料Dが通気口部19から溢出したとしても、延長フランジ部17aから通気口部19に対向するように摘み部20aを形成する突出部20bが配置されているので、溢出する飲料Dは、皿状体15の底壁13に沿って注出壁部18に流下、該注出壁部18から注出口21に向けて集束される。従って、ユーザの口元から溢出ないし漏出するようなことはない。
1 飲料容器
2 開口部
2a 開口縁
3 筒状部
4 ボトル
5 アタッチメント
6 保冷容器
7 キャップ
8 開口壁部
9 段部
10 内壁部
13 底壁
14 周壁
15 皿状体
16 嵌合壁部
17 フランジ部
17a 延長フランジ部
18 注出壁部
19 通気口部
20a 摘み片
20b 突出部
21 注出口
22 ガイド面
23 通気路
24 首部
25 開口
26 栓体
27 栓部
28 容器フランジ
29 栓体フランジ
30 保持レール
31 導入部

Claims (2)

  1. 上部に開口部(2)を有する筒状部(3)を設けたボトル(4)と、前記筒状部に着脱自在に内嵌されるアタッチメント(5)と、ボトルの内部で前記アタッチメントに吊持される保冷容器(6)と、前記筒状部の開口部を着脱自在に施蓋するキャップ(7)とから成り、筒状部の開口縁(2a)にユーザの唇を当てた状態でボトルを傾けることにより開口部から注出する飲料を飲用するように構成した飲料容器において、
    前記ボトルの筒状部(3)は、前記開口部(2)の内周縁部に円環状の開口壁部(8)を形成すると共に、該開口壁部の下端から内向きに形成されたほぼ水平の段部(9)を介して円環状の内壁部(10)を下向きに延設し、
    前記アタッチメント(5)は、前記内壁部(10)の内側の円周に沿って内嵌される底壁(13)と周壁(14)を備えた皿状体(15)を構成し、該皿状体の直径方向であって相互に直交する第1直径方向X1と第2直径方向X2に関して、
    前記皿状体(15)の第1直径方向X1の両側に位置して、前記円周に沿う底壁(13)の円弧縁から円弧状の嵌合壁部(16)(16)を立設し、
    前記皿状体(15)の第2直径方向X2の両側のうち、一方の側に位置して、前記円周から内方に離間する底壁(13)の縁部(18a)から注出壁部(18)を立設し、他方の側に位置して、前記円周から内方に離間する底壁(13)の縁部(19a)の上部を開放することにより通気口部(19)を形成しており、
    前記円弧状の嵌合壁部(16)(16)の上端に沿う円弧状のフランジ部(17)(17)を形成すると共に、前記通気口部(19)の上方に位置して前記フランジ部(17)(17)を前記円周に沿う延長フランジ部(17a)により連結し、該延長フランジ部(17a)から皿状体(15)の内側に突出する突出部(20b)を設けることにより摘み片(20a)を構成しており、前記フランジ部(17)(17)及び延長フランジ部(17)aを前記ボトルの段部(9)に載置することによりボトルの開口壁部(8)に内嵌するように構成し、
    前記アタッチメント(5)を筒状部(3)に内嵌した状態で、ボトル内部の飲料を注出する注出口(21)を前記ボトルの内壁部(10)と前記皿状体(15)の注出壁部(18)の間に形成すると共に、外気をボトル内部に導入する通気路(23)を前記注出壁部(18)に対向する通気口部(19)により形成して成ることを特徴とする飲料容器。
  2. 前記注出壁部(18)は、皿状体(15)の底壁(13)の縁部(18a)からボトルの開口縁(2a)に向けて角度θで傾斜するように形成され、該注出壁部(18)の外側面により前記注出口(21)を筒状部(3)の内部から開口縁(2a)に向けて次第に窄めるガイド面(22)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器。
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