JP2009040425A - ボトル用注ぎ口具 - Google Patents

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【課題】大容量のペットボトル容器内の飲料を円滑に注ぎ出し、特に開封直後で注ぐときの周囲への飛散、汚損等を防止し、また流出量を調整できるようにする。
【解決手段】ペットボトル容器Bの注ぎ口P内に装着する有底筒状の注ぎ具本体1を形成する。この注ぎ具本体1におけるペットボトル容器B内に位置する閉塞部2に、ペットボトル容器B内の飲料を注ぎ具本体1内を経て流出させる飲料流出孔4と、ペットボトル容器B外の空気を注ぎ具本体1内を経てペットボトル容器B内に導入させる外気導入孔5とを開穿形成する。ペットボトル容器Bを傾けて飲料を注ぐときで、飲料流出孔4は下方に、外気導入孔5は上方に位置するものとしてある。飲料流出孔4、外気導入孔5は、注ぎ具本体1の前後方向に沿う中心線に対して対称的に配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主としてペットボトル容器内の飲料を例えばコップその他の飲用容器に注ぐときに、ペットボトル容器内への空気の導入を円滑にすることで飲料を周囲に飛散させることなく円滑に注ぐ出すことができるようにしたボトル用注ぎ口具に関する。
従来から、ペットボトル容器、特に容量が比較的に大きな例えば1.5乃至2リットルのペットボトル容器から、収容してある飲料をコップその他の飲用容器に注ぐとき、ペットボトル容器内の飲料とペットボトル容器内に給気される外気とが置換されることで、飲料が外部に供給されるものとなっている。ところが、開封直後のペットボトル容器内から飲料を注ぐとき、ペットボトル容器の注ぎ口が小径筒状に形成されていて、注ぎ口自体が隘路となっていることもあって、その注ぎ口部位での飲料と外気との置換が極めて困難な状態となっており、そのためペットボトル容器の注ぎ口からは飲料が多くでたり、少なく出たりして注ぎ量が一定しないことがある。
すなわち、大型のペットボトル容器から飲料を注ぐときに飲料が小径な筒状の注ぎ口を塞ぐために、そのときは外気がペットボトル容器内に入り込めず、ペットボトル容器内の空気圧が臨界点に達した時点で一気にペットボトル容器内に流入する。そのために、ペットボトル容器内の飲料は円滑に流れ出ずに、大きく波打つように脈動的に勢いよく多く出たり、逆に少なく出たりする。そうすると、ペットボトル容器の注ぎ口、飲用容器等の周囲に飲料を飛散させ、また着衣を汚損させることになる。特に、ペットボトル容器を開封したばかりでは、ペットボトル容器内には空気がほとんど入っていないし、また重量的にも嵩張っていることでペットボトル容器自体を傾けるのも容易でないこともあって、ペットボトル容器内から飲料を注ぎ出すこと自体が面倒でもある。
こうした点を解消すべく、ペットボトル容器からの飲料を円滑に注ぐことができるように、例えば特許文献1乃至5にあるような各種の注ぎ口器具が提案されている。液体が入っている容器を注ぎやすくするための補助具に関する特許文献1はペットボトル等の注ぎ口に、注ぎ口内に嵌め合わせるマウスピースに、ペットボトル内外を連通させるストローを固定したものである。容器用中栓及び容器に関する特許文献2はペットボトルの口部に着脱自在な装着部に、ペットボトル内に空気を案内流入させるパイプを固定したものである。注ぎ口器具及び容器に関する特許文献3は注ぎ口に係止される係止部に脱落防止耳、隔壁を設け、この隔壁から容器内に延長して繋げた空気流入管路を有するものである。ボトルアダプタに関する特許文献4はペットボトルの注ぎ口の内外に跨るように蛇腹を有するヘアピン状のストローから成るものである。ペットボトルに関する特許文献5は注ぎ口に筒状部形成部材を取り付け、ペットボトル内の空気だまりに空気を供給する空気取り入れ通路を形成したものである。
特開2005−41570号公報 特開2006−69656号公報 特開2006−248568号公報 登録実用新案第3090342号公報 登録実用新案第3120093号公報
このような従来の注ぎ口器具は、注ぎ口内外で外気を連通させるようにパイプ材等から成る空気流通管を設けるもので、外気をペットボトル容器内に導入させることで内外圧を平衡とするように、ペットボトル容器の注ぎ口部位で容器内外を連通させるにすぎない。したがって、ペットボトル容器内から注がれる飲料は、開封されたばかりでペットボトル容器内に大量の飲料が入っているときでは、ペットボトル容器を傾けて注ぐとしても、流出量を調整することは困難であった。
そこで本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、その目的は特に大容量のペットボトル容器内の飲料を円滑に注ぎ出すことができるように、小径な注ぎ口におけるペットボトル容器内への外気の導入を円滑にし、また流出量を調整できるようにして、特に開封直後で注ぐときの周囲への飛散、汚損等を防止することにある。また、ペットボトル容器の注ぎ口に簡単に着脱でき、構成も簡単で安価に提供できるボトル用注ぎ口具を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、ペットボトル容器Bの注ぎ口P内に装着される有底筒状の注ぎ具本体1を形成し、この注ぎ具本体1におけるペットボトル容器B内に位置する閉塞部2に、ペットボトル容器B内の飲料を注ぎ具本体1内を経て流出させる飲料流出孔4と、ペットボトル容器B外の空気を注ぎ具本体1内を経てペットボトル容器B内に導入させる外気導入孔5とを開穿形成したことを特徴とする。
ペットボトル容器Bを傾けて飲料を注ぐときで、飲料流出孔4は下方に、外気導入孔5は上方に位置するものとしてある。
飲料流出孔4、外気導入孔5は、注ぎ具本体1の前後方向に沿う中心線に対して対称的に配置することができ、対称位置は上下、左右の少なくともいずれか一方とすることができる。
飲料流出孔4、外気導入孔5部分をそれぞれに区画する区画壁6を注ぎ具本体1内部に形成することができる。
飲料流出孔4あるいは外気導入孔5の少なくともいずれか一方を複数個にして配列形成することができる。
閉塞部2を平坦面状に形成すると共に、閉塞部2と注ぎ具本体1自体の周側壁部との境界でそれぞれに跨るようにして飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれを開穿形成することができる。
以上のように構成された本発明に係るボトル用注ぎ口具にあって、所定のペットボトル容器Bの注ぎ口P内に装着し、ペットボトル容器B自体を傾けて内部の飲料を外部に注ぐとき、上方に位置する外気導入孔5は外気をペットボトル容器B内に導入し、下方に位置する飲料流出孔4は飲料を流出させ、ペットボトル容器B内外で外気と飲料とを注ぎ具本体1内を通じて置換させて飲料を円滑に流出させる。
注ぎ具本体1内で通じる外気と飲料とは、外気は注ぎ具本体1内の上部に、飲料は注ぎ具本体1内の下部にそれぞれ分離され、注ぎ具本体1内で外気と飲料とを交わらせることなく、外気をペットボトル容器B内に導入させ、飲料をペットボトル容器B外に流出させる。
注ぎ具本体1の閉塞部2は、ペットボトル容器B内で、注ぎ口Pの直前位置でペットボトル容器B内から流出する飲料を一時的にでも堰き止め、飲料流出孔4にて流量を規制し、調整させることで注ぎ口Pから飲料を円滑に定量で注がせる。
区画壁6は、注ぎ具本体1内を外気導入部分と飲料流出部分とに注ぎ具本体1内で分離し、複数の飲料流出孔4、外気導入孔5は飲料、外気それぞれの導入、流出を一層円滑にし、また、閉塞部2は容器本体1内での飲料の注ぎ口P側への流出を堰き止め、流出量を定量化させるのに役立つ。
本発明は以上に説明したように構成されているため、特に大容量のペットボトル容器B内の飲料を注ぎ出すとき、小径な注ぎ口Pおけるペットボトル容器B内への外気の導入を円滑にし、また流出量を調整することで飲料の注ぎ出しを円滑にすることができる。したがって、従来のように一時的にでも多く出たり、少なく出たりするのを防止し、周囲に飲料等を飛散させない。また、注ぎ口P内に装着される筒状の注ぎ具本体1の閉塞部2に飲料流出孔4、外気導入孔5を開穿形成した構成であるため、構造簡単で取扱いも容易であり、各種のペットボトル容器Bの注ぎ口Pに装着可能で、使用勝手に優れる。
すなわちこれは本発明において、ペットボトル容器Bの注ぎ口P内に装着される有底筒状の注ぎ具本体1におけるペットボトル容器B内に位置する閉塞部2に、ペットボトル容器B内の飲料を流出させる飲料流出孔4と、ペットボトル容器B外の空気を導入させる外気導入孔5とを開穿形成したからであり、これによって、ペットボトル容器B内から飲料を注ぐときの外気のペットボトル容器B内への導入による円滑な注ぎ動作、周囲への飛散防止等を図ることができる。
また、飲料流出孔4を経たペットボトル容器B外への飲料の流出、外気導入孔5を経たペットボトル容器B内への外気の導入は、いずれも注ぎ具本体1内部を通じて行われるも、飲料は注ぎ具本体1の下部で、外気は注ぎ具本体1の上部で分離されているから、両者が混じることはなく、飲料流出、外気導入は円滑に行われる。そのため、飲料が一時的にでも多く流出したり、逆に少なかったり等の脈動的な流出現象は生じなく、周囲に飛散されることもなく、適当な流量で飲用容器等に円滑に注ぐことができる。
更に注ぎ具本体1における閉塞部2は、ペットボトル容器B内の注ぎ口P直前に位置することで、ペットボトル容器B内の飲料を一時的にでも堰き止め、飲料流出孔4を経ての飲料の流出を調整し、定量化させるのに役立つ。
そしてまた、注ぎ具本体1内における区画壁6は、注ぎ具本体1内を外気導入部分と飲料流出部分とに注ぎ具本体1内で確実に分離し、ペットボトル容器B内における飲料と外気との置換を円滑にする。また、複数の飲料流出孔4、外気導入孔5は飲料、外気それぞれの導入、流出を円滑にする。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。本発明は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
以下図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号1は注ぎ具本体であり、この注ぎ具本体1は、ペットボトル容器Bにおける小径な筒状の注ぎ口P内にほぼ密着状にして装着されるようになっている有底筒状を呈し、内部が空洞となっている。
すなわち、注ぎ具本体1は、注ぎ口Pの内径にほぼ対応する外形を有し、注ぎ口P内に装着されたときの注ぎ具本体1において、ペットボトル容器B内側には注ぎ具本体1を閉塞している例えば球面状の閉塞部2が形成されている。また、注ぎ口Pの開口側には注ぎ口P端縁に当接して、注ぎ具本体1自体がペットボトル容器B内に必要以上に押し込まれないようにする鍔状のフランジ当接部3が形成されている。尚、この注ぎ具本体1自体は、ペットボトル容器Bと同素材のもので形成することで、ペットボトル容器Bを廃棄するときにペットボトル容器Bと同様な用途に再利用できる利点がある。
フランジ当接部3自体は、肉薄に形成されており、肉薄に形成されることで注ぎ具本体1を注ぎ口P内に装着したままでも、注ぎ口Pに対するキャップの開放・閉塞を可能にさせ、また不要時では注ぎ口Pからの取り外しが簡単であるようにする。
また、閉塞部2自体は、注ぎ口P内に注ぎ具本体1が装着されたとき、注ぎ口P位置からペットボトル容器B内方に突出していたり、あるいは注ぎ口P部位に位置していたり等、閉塞部2自体の形状、これに伴う後述の飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれの開口位置、形状その他によって適宜に設定される。要は、注ぎ具本体1自体は、流出する飲料によっても脱落することなく、注ぎ口P内にしっくりと固定されていて、これの周側壁が注ぎ口P内側面に密着するものとなるときでも、飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれが開放されるものとなっていればよい。
そして、閉塞部2には、ペットボトル容器B内の飲料を注ぎ具本体1内を経て流出させる飲料流出孔4と、ペットボトル容器B外部の空気を注ぎ具本体1内を経てペットボトル容器B内に導入させる外気導入孔5とを開穿形成してある。また、注ぎ口Pに注ぎ具本体1を装着したときでは、閉塞部2が注ぎ口P外部とペットボトル容器B内部とを区画し、隔てたものとしている。この隔てた状態で、飲料流出孔4にて飲料を流出させ、外気導入孔5にて外気を導入させるものとするため、飲料を注ぐべくペットボトル容器B自体を傾けたときに、飲料流出孔4は下方に、外気導入孔5は上方にそれぞれ位置するものとなっていれば足り、飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれが形状・構造等の相違によって特に区別される必要はない。
これらの飲料流出孔4、外気導入孔5は、注ぎ具本体1を注ぎ口P内に装着したとき、閉塞部2及び周側壁の一部を注ぎ口P位置から内方に突出させるように、注ぎ口P長さに比し長くした注ぎ具本体1とした場合には、閉塞部2あるいは周側壁に形成される。また、注ぎ具本体1が注ぎ口P内に位置するように注ぎ口P長さに比し短くした注ぎ具本体1とした場合には、閉塞部2自体に形成され、閉塞部2を球面状、湾曲状等とすることで、閉塞部2自体にあるいは周側壁にも形成することができる。
図1、図2に示される第1の実施の形態では、飲料流出孔4、外気導入孔5は、例えば円形あるいは長円形、楕円形等のほぼ同形状で、注ぎ具本体1の前後方向に沿う中心線に対して対称的に、すなわち注ぎ具本体1を注ぎ口Pに装着し、ペットボトル容器Bを傾けたときの上下位置で対称的に配置されている。こうすることで、注ぎ具本体1における上下位置を特別に配慮することなく、例えば角筒型のペットボトル容器Bであれば、傾ける向きに合わせて注ぎ具本体1を注ぎ口Pに装着すれば良く、ペットボトル容器Bを傾けるときの上下方向を特に限定せずに使用できる。
図3に示される第2の実施の形態では、飲料流出孔4、外気導入孔5部分をそれぞれに区画する区画壁6を注ぎ具本体1内部に形成したものである。この区画壁6によって、ペットボトル容器Bを傾けて飲料を注ぐとき、特に注ぎ具本体1内における外気の外気導入孔5への導入区域を確保できる利点がある。
図4に示される第3の実施の形態では、飲料流出孔4あるいは外気導入孔5の少なくともいずれか一方を複数個にして配列形成したものである。例えば外気導入孔5を複数個にすることでペットボトル容器B内への外気の導入を、飲料流出孔4を複数個にすることで飲料の流出をそれぞれ一層円滑にする。図例にあっては、外気導入孔5を複数個にし、また飲料流出孔4のそれよりも小径にする共に、注ぎ具本体1の前後方向に沿って配列されている。外気導入孔5自体は、この図例に限定されることはなく、例えば複数列にしたり、群状にしたり等の配列形態更にはそれぞれを異径、異形にする等の変更も可能である。尚、飲料流出孔4を外気導入孔5数に比し多くしたり、開口大きさを大きくしたりすることも可能であることは勿論である。
図5に示される第4の実施の形態では、閉塞部2を平坦面状、すなわち注ぎ具本体1全体を円柱状に形成すると共に注ぎ口Pの長さに比し長く形成しておき、注ぎ口Pからペットボトル容器B内方に位置する注ぎ具本体1における周側壁部に飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれを開穿形成したものである。この場合、飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれは閉塞部2と注ぎ具本体1における周側壁部との境界それぞれに跨るようにして開穿形成することもできる。
図6に示される第5の実施の形態では、閉塞部2を平坦面状、すなわち注ぎ具本体1全体を円柱状に形成し、この閉塞部2部位に飲料流出孔4、外気導入孔5それぞれを開穿形成したものである。この場合、注ぎ具本体1自体は、注ぎ口Pの長さに比し短く形成でき、小型化を図ることができる。
図7に示される第6の実施の形態では、注ぎ具本体1の前後方向に沿う中心線に対して上下・左右で対称的に、すなわち注ぎ口Pに装着し、ペットボトル容器Bを傾けたときの上下及び左右位置で対称的に配置されている。こうすることで、例えば円筒状を呈するペットボトル容器Bにおいて、これを傾けて内部の飲料を注ぐとき、ペットボトル容器B自体を傾けるとき、ペットボトル容器B自体の向きを厳密に区別する必要がないようにすることができる。
もとより、これらの実施の形態においては、注ぎ具本体1、飲料流出孔4、外気導入孔5等の具体的形状、配列等を示すにすぎず、これらに限定されるものではない。
尚、図中符号7は水抜き孔であり、閉塞部2が湾曲形成されている場合、不使用時においてペットボトル容器Bが立てられた状態で保管等されるとき、注ぎ具本体1内に残存する飲料をペットボトル容器B内に戻すために、閉塞部2の奥底部分に小径状で開穿されている。
次にこれの使用の一例を説明すると、図1に示すように例えば容量が大きい角筒型のペットボトル容器Bにおける注ぎ口P内に、閉塞部2側から注ぎ具本体1を押し込み装着する。装着に際し、ペットボトル容器B内の飲料を注ぐときにペットボトル容器B自体の傾け方向の上下位置に対応して飲料流出孔4、外気導入孔5を位置させる。
このようにして装着した後に、飲料流出孔4が下方に、外気導入孔5が上方に位置するようにしてペットボトル容器Bを傾け、その注ぎ口Pから内部の飲料を所定の飲用容器に注ぐのである。注ぐとき、図2、図5(b)、図6(b)に示すように閉塞部2がペットボトル容器B内の飲料を堰き止め、飲料流出孔4のみから、これを経ることで注ぎ具本体1内部を通って飲料をペットボトル容器B外に流出量を調整して流出させる。一方、飲料は閉塞部2によって堰き止められ、開放されている外気導入孔5を経て外気はペットボトル容器B内に導入され、飲料と外気とを置換してペットボトル容器B内に空気溜まりを形成する。このように飲料の流出に対応して外気を多く導入し、ペットボトル容器B内外の気圧を平衡させる。こうすることで、ペットボトル容器B内の飲料を円滑に注ぎ口Pから流出させ、所定の飲用容器に飲料を円滑に注ぐ。
また、ペットボトル容器B内の飲料が少なくなれば、本発明に係る注ぎ口具自体は、注ぎ口Pから取り外し、他のペットボトル容器Bに装着し、再度利用し、あるいはペットボトル容器Bと共に廃棄する。ペットボトル容器Bと共に廃棄するとき、本発明注ぎ口具がペットボトル容器Bと同素材としておくことでその再利用を容易にする。
本発明を実施するための最良の形態を示す斜視図である。 同じく使用状態の断面図である。 同じく第2の実施の形態における一部切欠斜視図である。 同じく第3の実施の形態における斜視図である。 同じく第4の実施の形態を示し、その(a)は斜視図、その(b)は使用状態の断面図である。 同じく第5の実施の形態を示し、その(a)は斜視図、その(b)は使用状態の断面図である。 同じく第6の実施の形態における斜視図である。
符号の説明
B…ペットボトル容器 P…注ぎ口
1…注ぎ具本体 2…閉塞部
3…フランジ当接部 4…飲料流出孔
5…外気導入孔 6…区画壁
7…水抜き孔

Claims (6)

  1. ペットボトル容器の注ぎ口内に装着される有底筒状の注ぎ具本体を形成し、この注ぎ具本体におけるペットボトル容器内に位置する閉塞部に、ペットボトル容器内の飲料を注ぎ具本体内を経て流出させる飲料流出孔と、ペットボトル容器外の空気を注ぎ具本体内を経てペットボトル容器内に導入させる外気導入孔とを開穿形成したことを特徴とするボトル用注ぎ口具。
  2. ペットボトル容器を傾けて飲料を注ぐときで、飲料流出孔は下方に、外気導入孔は上方に位置するものとしてある請求項1に記載のボトル用注ぎ口具。
  3. 飲料流出孔、外気導入孔は、注ぎ具本体の前後方向に沿う中心線に対して対称的に配置し、対称位置は上下、左右の少なくともいずれか一方としてある請求項1または2に記載のボトル用注ぎ口具。
  4. 飲料流出孔、外気導入孔部分をそれぞれに区画する区画壁を注ぎ具本体内部に形成してある請求項1乃至3のいずれかに記載のボトル用注ぎ口具。
  5. 飲料流出孔あるいは外気導入孔の少なくともいずれか一方を複数個にして配列形成してある請求項1乃至4のいずれかに記載のボトル用注ぎ口具。
  6. 閉塞部を平坦面状に形成すると共に、閉塞部と注ぎ具本体自体の周側壁部との境界でそれぞれに跨るようにして飲料流出孔、外気導入孔それぞれを開穿形成してある請求項1乃至5のいずれかに記載のボトル用注ぎ口具。
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