JP7184201B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料供給装置に関し、より詳細には、カップにシロップを含有する飲料を供給するための飲料供給装置に関するものである。
従来、供給ステージに載置されたカップに対し、シロップ(飲料原液)と希釈水とを混合させた飲料を供給する飲料供給装置においては、バッグ・イン・ボックス(以下、BIBともいう)が利用されている。
BIBは、シロップを封入した袋状容器を箱状容器に収容して構成されるもので、先端部が閉塞されたチューブが接続されている。このBIBは、飲料供給装置における保冷庫に収容されて冷却されており、チューブの閉塞部分が切り取られて開放端が形成され、該チューブに取り付けられたチューブポンプが駆動することにより、開放端よりシロップが定量吐出される。
上記飲料供給装置においては、かかるシロップに混合させる希釈水を吐出する希釈水ノズルが、開放端の近傍に設けられているのが一般的であり、この希釈水ノズルと上記チューブポンプとで1つの飲料供給部が構成されていた。
そして、上記飲料供給装置においては、保冷庫にBIBが複数収容されており、BIBの数に応じて飲料供給部も複数設けられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-117041号公報
ところで、上述した飲料供給装置では、飲料供給部が複数設けられていたことにより、該飲料供給部の数に応じて供給ステージにおけるカップの載置個所も複数設けられており、利用者が供給ステージにおけるカップを載置する個所を戸惑ってしまい、カップの載置個所を誤ってしまう虞れがあった。カップを載置個所を誤ってしまうと、該カップに対して飲料が供給されず、利用者にとって不便である。
本発明は、上記実情に鑑みて、カップに対する飲料の供給個所を1つにして利便性の向上を図ることができる飲料供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る飲料供給装置は、シロップを封入した袋状容器を箱状容器に収容したバッグ・イン・ボックスに接続されたチューブに取り付けられ、駆動する場合に該チューブの開放端よりシロップを吐出させるチューブポンプが、バッグ・イン・ボックス毎に複数設けられ、供給ステージに載置されたカップに対し、いずれかのチューブポンプの駆動により吐出されたシロップを含有する飲料を供給する飲料供給装置であって、複数のチューブポンプから吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものであり、任意のチューブポンプの駆動により吐出されたシロップに混合して前記カップに投入される態様で、前記希釈水を吐出する希釈水吐出部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記複数のチューブポンプは、前記チューブの開放端が前記カップの上面開口の直上域に配置される態様で設置され、かつそれぞれが前記開放端よりシロップを下方に向けて吐出するものであり、前記希釈水吐出部は、前記開放端からの前記シロップの吐出方向に対して傾斜する態様で前記希釈水を吐出することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記希釈水吐出部は、前記希釈水を吐出する吐出端が、前記カップの上面開口の直上域の外部に配置される態様で設置されたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記バッグ・イン・ボックス以外から供給されたシロップを吐出するものであって、かつ前記カップの上面開口の直上域に設置された飲料ノズルを備え、前記希釈水吐出部は、前記飲料ノズルから吐出されるシロップに混合して前記カップに投入される態様で、前記希釈水を吐出することを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記チューブポンプは、前記チューブの開放端が下方に向かうに連れて前記飲料ノズルに漸次近接する態様で、傾斜設置されたことを特徴とする。
また本発明は、上記飲料供給装置において、前記チューブにおける前記開放端を含む吐出端部を、鉛直方向に沿って延在する態様で支持するチューブガイドを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、希釈水吐出部が、複数のチューブポンプから吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものであり、任意のチューブポンプの駆動により吐出されたシロップに混合してカップに投入される態様で、希釈水を吐出するので、飲料の供給個所を共通化させ、カップに対する飲料の供給個所を1つにして利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示した飲料供給装置の特徴的な制御系を模式的に示す模式図である。 図3は、図1に示した装置本体の一部を正面から見た正面図である。 図4は、図3に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図5は、図3に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図6は、図3に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図7は、本発明の実施の形態2である飲料供給装置の供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図8は、図7に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図9は、図7に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図10は、図7に示した飲料供給装置の供給ステージの要部の変形例を模式的に示す模式図である。 図11は、図10に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。 図12は、図10に示した供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である飲料供給装置の外観構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示した飲料供給装置の特徴的な制御系を模式的に示す模式図である。ここで例示する飲料供給装置は、例えばレストランやフードコート等の施設に設置される飲料ディスペンサであり、装置本体10及び制御部50を備えている。
装置本体10は、図3に示すように、前面に開口(以下、前面開口ともいう)10aを有した箱体であり、その底部には高さ調整のための複数の調整脚11が設けてある。この装置本体10は、前面開口10aが前面扉12により開閉されるものである。前面扉12は、前面開口10aだけでなく、該前面開口10aの下方側領域の一部を覆うのに十分な大きさを有した断熱構造の扉体であり、装置本体10の前方側一側縁部において、上下方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けてある。
前面扉12は、前面が接客面を構成しており、表示部13が設けてある。表示部13は、例えば液晶タッチパネルで構成されており、各種情報を表示するとともに、タッチ操作等の入力操作が可能な入力部13aを有している。
上記装置本体10は、供給ステージ20、チューブポンプ30及び希釈水吐出部40を備えている。供給ステージ20は、装置本体10の前面下部、すなわち前面開口10aの下方域に凹部を設けることにより構成してある。この供給ステージ20は、カップ1が載置される載置面21aを有した載置板21と、載置板21の後面を覆う後壁22と、載置板21の載置面21aを覆う天壁23とを有して構成してある。載置板21の載置面21aには、カップ1を載置する際の位置決めとしてのカップガイド21bが設けてあるとともに、飛び散った飲料等を集めるドリップトレイ21cが設けてある。後壁22は、カップガイド21bの後方側となる下部22aに対して、上部22bの方が前方に向けて突出するように形成してある。
そのような供給ステージ20には、飲料ノズル24が設けてある。飲料ノズル24は、カップガイド21bに案内されて載置されるカップ1の直上域に設置される態様で、天壁23に設けてある。
この飲料ノズル24は、従来公知のものであり、ノズル本体24aに図示せぬシロップノズル、希釈炭酸水ノズル等が取り付けられて構成してある。シロップノズルは、図示せぬシロップタンクから供給されたシロップ(例えば有糖シロップ)を吐出するものであり、希釈炭酸水ノズルは、冷却された希釈炭酸水を吐出するものである。
そのような飲料ノズル24は、シロップノズル等を通じて吐出されたシロップ等を、共通の吐出口より鉛直方向下向きに吐出するものである。
チューブポンプ30は、供給ステージ20に設けてある。チューブポンプ30は、バッグ・イン・ボックス(以下、BIBともいう)33に封入されたシロップを汲み出すためのもので、BIB33毎に設けてある。
BIB33は、シロップを封入した袋状の容器を更に箱状の容器に収容したもので、例えば、シロップを封入したプラスチック製の袋容器を更に段ボール製の箱容器に収容することにより構成してある。そして、BIB33に封入されたシロップを注出した場合に、箱容器の内部で袋容器が収縮することにより、袋容器の内部に空気が侵入する事態を回避し、シロップの酸化を防止する。このようなBIB33は、装置本体10の内部において、前面開口10aを臨む態様で形成された断熱構造の保冷庫(図示せず)に収納してある。この保冷庫には、飲料ノズル24からシロップを吐出するためのシロップバルブ34aや、希釈炭酸水を吐出するための炭酸水バルブ等のバルブ群34が配置してある。
チューブポンプ30は、対応するBIB33に接続されたチューブ32に取り付けられており、内蔵するモータ31が駆動することにより、チューブ32を図示せぬ複数のローラ等で押し潰すようにしてBIB33よりシロップを汲み出し、チューブ32の開放端32aより吐出させるものである。
図4にも示すように、チューブポンプ30は、チューブ32の開放端32aが下方に向かうに連れて飲料ノズル24に漸次近接する態様で、後壁22の上部22bに左右一対となる態様で互いに左右反転した構成のものが傾斜設置してあってもよい。この場合、チューブポンプ30は、図には明示しないが、チューブ32が自身の外側及び下側を這う態様で該チューブ32に取り付けられている。またチューブポンプ30は、チューブ32の開放端32aが飲料ノズル24とともにカップガイド21bに案内されて載置されるカップ1の上面開口1aの直上域に配置される。尚、チューブ32の開放端32aは、支持部材35に固定支持されている。
希釈水吐出部40は、冷却された状態で供給された希釈水を吐出するためのものであり、希釈水バルブ41及び希釈水ノズル42を備えて構成してある。
希釈水バルブ41は、希釈水を供給するための希釈水管路を開閉するためのものであり、開となることにより希釈水が希釈水管路を流通することを許容する一方、閉となることにより希釈水が希釈水管路を流通することを規制するものである。
希釈水ノズル42は、左側のチューブポンプ30の下方側であって、該左側のチューブポンプ30の駆動によりシロップが吐出されるチューブ32の開放端32aの左方側に設けてある。この希釈水ノズル42は、下方に向かうに連れて漸次右方に向けて傾斜する態様で設けてあり、希釈水バルブ41が開となることにより希釈水管路を流通した希釈水を吐出口42aより吐出させるものである。ここで吐出口42aは、希釈水吐出部40の吐出端を構成している。この希釈水ノズル42は、カップガイド21bに案内されて載置されるカップ1の上面開口1aの直上域の左方側外部に、吐出口42aが配置される態様で設置してある。
制御部50は、上述した表示部13、バルブ群34、チューブポンプ30、希釈水バルブ41に電気的に接続してあり、同じく電気的に接続された記憶部51に記憶されたプログラムやデータにしたがって、これら各部の動作を統括的に制御するものである。
尚、制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
以上のような構成を有する飲料供給装置は、次のようにして供給ステージ20に載置されたカップ1に対し、飲料を供給する。
表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、左側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する左側のチューブポンプ30のモータ31を駆動させる。これにより、図4に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが左側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。
また表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、右側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する右側のチューブポンプ30のモータ31を駆動させる。これにより、図5に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが右側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。このように希釈水吐出部40は、複数のチューブポンプ30から吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものである。
更に表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、シロップタンクに封入されたシロップ(有糖シロップ)を利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、バルブ群34を構成するシロップバルブ34aを開成させる。これにより、図6に示すように、飲料ノズル24から所定量の有糖シロップが鉛直方向下向きに吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出されることで、希釈水と有糖シロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1である飲料供給装置によれば、希釈水吐出部40が、複数のチューブポンプ30から吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものであり、任意のチューブポンプ30の駆動により吐出されたシロップに混合してカップ1に投入される態様で、希釈水を吐出するので、飲料の供給個所を共通化させ、カップ1に対する飲料の供給個所を1つにして利便性の向上を図ることができる。
特に、有糖シロップを含むシロップを下方に向けて吐出させるようにしたことで、チューブ32の開放端32aを絞る等を行う必要がなく、該開放端32aに固着したシロップによりシロップの吐出が阻害される虞れがない。
上記飲料供給装置によれば、チューブポンプ30が、チューブ32の開放端32aが飲料ノズル24とともにカップ1の上面開口1aの直上域に配置される態様で、設置されているので、開放端32aから垂れたシロップがカップ1に案内されることとなり、載置板21等を汚してしまうことを抑制することができる。
<実施の形態2>
図7は、本発明の実施の形態2である飲料供給装置の供給ステージの要部を模式的に示す模式図である。尚、上述した実施の形態1である飲料供給装置と同一の構成要素については同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図7に示すように、チューブポンプ301は、対応するBIB33に接続されたチューブ32に取り付けられており、内蔵するモータ31が駆動することにより、チューブ32を図示せぬ複数のローラ等で押し潰すようにしてBIB33よりシロップを汲み出し、チューブ32の開放端32aより吐出させるものである。
これらチューブポンプ301は、後壁22の上部22bに左右一対となる態様で互いに左右反転した構成のものが傾斜設置してあり、図には明示しないが、チューブ32が自身の外側及び下側を這う態様で該チューブ32に取り付けられている。またチューブポンプ301は、チューブ32の開放端32aを含む吐出端部32bが鉛直方向に延在する態様でチューブガイド36に固定支持されている。尚、チューブ32の開放端32aは、飲料ノズル24とともにカップガイド21bに案内されて載置されるカップ1の上面開口1aの直上域に配置される。
ところで、チューブ32の吐出端部32bの鉛直方向に沿った長さLであるが、チューブ32の内径が約7mm程度であるため、例えば5mm以上であることが好ましく、チューブガイド36で固定支持することを考慮すると、例えば15mm以上であることが好ましい。
そのような構成を有する飲料供給装置は、次のようにして供給ステージ20に載置されたカップ1に対し、飲料を供給する。
表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、左側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する左側のチューブポンプ301のモータ31を駆動させる。これにより、図8に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが左側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。
ところで、チューブガイド36によりチューブ32の吐出端部32bが鉛直方向に延在する態様で固定支持されているので、モータ31の駆動停止後に開放端32aよりチューブ32の内部に侵入する空気量を低減できる。そのため、該チューブポンプ301におけるチューブ32のピンチ部分から開放端32aまでに残存するシロップが開放端32aより侵入する空気により該開放端32aより下方に向けて液滴としてたれてしまういわゆる後だれの発生を抑制することができる。
また表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、右側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する右側のチューブポンプ301のモータ31を駆動させる。これにより、図9に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが右側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。このように希釈水吐出部40は、複数のチューブポンプ301から吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものである。
ところで、チューブガイド36によりチューブ32の吐出端部32bが鉛直方向に延在する態様で固定支持されているので、モータ31の駆動停止後に開放端32aよりチューブ32の内部に侵入する空気量を低減できる。そのため、該チューブポンプ301におけるチューブ32のピンチ部分から開放端32aまでに残存するシロップが開放端32aより侵入する空気により該開放端32aより下方に向けて液滴としてたれてしまういわゆる後だれの発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態2である飲料供給装置によれば、チューブガイド36が、チューブ32における開放端32aを含む吐出端部32bを、鉛直方向に沿って延在する態様で支持するので、シロップの後だれの発生を抑制でき、これにより、カップ1や載置板21等を汚してしまうことを防止することができるとともに、次に供給する際のシロップ量が規定量よりも少なくなってしまうことを防止することができる。
<実施の形態2の変形例>
図10は、図7に示した飲料供給装置の供給ステージの要部の変形例を模式的に示す模式図である。尚、上述した実施の形態1である飲料供給装置と同一の構成要素については同一の符号を付してその重複した説明を省略する。
図10に示すように、チューブポンプ302は、対応するBIB33に接続されたチューブ32に取り付けられており、内蔵するモータ31が駆動することにより、チューブ32を図示せぬ複数のローラ等で押し潰すようにしてBIB33よりシロップを汲み出し、チューブ32の開放端32aより吐出させるものである。
これらチューブポンプ302は、後壁22の上部22bに左右一対となる態様で互いに左右反転した構成のものが傾斜設置してあり、図には明示しないが、チューブ32が自身の外側及び下側を這う態様で該チューブ32に取り付けられている。またチューブポンプ302は、チューブ32の開放端32aを含む吐出端部32cの一部が内径が小さくなる態様でチューブガイド37に挟まれて固定支持されている。尚、チューブ32の開放端32aは、飲料ノズル24とともにカップガイド21bに案内されて載置されるカップ1の上面開口1aの直上域に配置される。
そのような構成を有する飲料供給装置は、次のようにして供給ステージ20に載置されたカップ1に対し、飲料を供給する。
表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、左側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する左側のチューブポンプ302のモータ31を駆動させる。これにより、図11に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが左側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。
ところで、チューブガイド37によりチューブ32の吐出端部32cの一部が内径が小さくなる態様で挟まれて固定支持されているので、モータ31の駆動停止後に開放端32aよりチューブ32の内部に侵入する空気量を低減できる。そのため、該チューブポンプ302におけるチューブ32のピンチ部分から開放端32aまでに残存するシロップが開放端32aより侵入する空気により該開放端32aより下方に向けて液滴としてたれてしまういわゆる後だれの発生を抑制することができる。
また表示部13に表示された供給可能な飲料の入力部13aのうち、右側のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされると、制御部50は、希釈水バルブ41を開成させつつ、該当するBIB33に対応する右側のチューブポンプ302のモータ31を駆動させる。これにより、図12に示すように、該当するBIB33から汲み出されたシロップが右側のチューブ32の開放端32aから下方に向けて所定量吐出されつつ、希釈水ノズル42から所定量の希釈水がカップ1の上面開口1aに向けて吐出される。つまり、希釈水吐出部40は、チューブ32の開放端32aからのシロップの吐出方向に対して傾斜する態様で希釈水を吐出させることができる。この結果、希釈水とシロップとが混合した状態でカップ1に投入され、カップ1に飲料を供給することができる。このように希釈水吐出部40は、複数のチューブポンプ302から吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものである。
ところで、チューブガイド37によりチューブ32の吐出端部32cの一部が内径が小さくなる態様で挟まれて固定支持されているので、モータ31の駆動停止後に開放端32aよりチューブ32の内部に侵入する空気量を低減できる。そのため、該チューブポンプ302におけるチューブ32のピンチ部分から開放端32aまでに残存するシロップが開放端32aより侵入する空気により該開放端32aより下方に向けて液滴としてたれてしまういわゆる後だれの発生を抑制することができる。
そのような飲料供給装置によれば、チューブガイド37が、チューブ32における開放端32aを含む吐出端部32cを、その一部の内径が小さくなる態様で挟んで固定支持しているので、シロップの後だれの発生を抑制でき、これにより、カップ1や載置板21等を汚してしまうことを防止することができるとともに、次に供給する際のシロップ量が規定量よりも少なくなってしまうことを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態1及び2等について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態1及び2等では特に言及していないが、希釈水吐出部を構成する希釈水ノズルは、吐出口側を自由端とする態様で揺動可能に設置されることで、希釈水の吐出方向を任意に調整可能なものであってもよい。この場合、希釈水ノズルの吐出方向を調整するための目印が設けられていることが望ましく、また揺動させる際にクリック感を付与することが好ましい。
上述した実施の形態1及び2等では、BIB33に封入されたシロップを希釈水と混合させたが、本発明においては、BIBに封入されたシロップを希釈炭酸水と混合させてもよい。
上述した実施の形態1及び2等では、所定のBIB33に封入されたシロップを利用する飲料の入力部13aがタッチされた場合に、制御部50が、対応するチューブポンプ30,301,302のモータ31を所定時間駆動させていたが、本発明においては、該モータ31を所定時間駆動させた後に、該モータ31を予め決められた時間だけ逆回転駆動させてもよい。これによれば、チューブ32のピンチ部分から開放端32aまでに残存するシロップをBIB33側に戻すことができ、シロップが開放端32aより下方に向けて液滴としてたれてしまういわゆる後だれの発生を抑制することができる。よって、カップ1や載置板21等を汚してしまうことを防止することができるとともに、次に供給する際のシロップ量が規定量よりも少なくなってしまうことを防止することができる。
1…カップ、1a…上面開口、10…装置本体、12…前面扉、13…表示部、13a…入力部、20…供給ステージ、21…載置板、21a…載置面、21b…カップガイド、22…後壁、23…天壁、24…飲料ノズル、24a…ノズル本体、30…チューブポンプ、31…モータ、32…チューブ、32a…開放端、33…バッグ・イン・ボックス、40…希釈水吐出部、41…希釈水バルブ、42…希釈水ノズル、50…制御部、51…記憶部。

Claims (4)

  1. シロップを封入した袋状容器を箱状容器に収容したバッグ・イン・ボックスに接続されたチューブに取り付けられ、駆動する場合に該チューブの開放端よりシロップを吐出させるチューブポンプが、バッグ・イン・ボックス毎に複数設けられ、
    供給ステージに載置されたカップに対し、いずれかのチューブポンプの駆動により吐出されたシロップを含有する飲料を供給する飲料供給装置であって、
    複数のチューブポンプから吐出されるシロップを希釈する共通の希釈水を吐出するものであり、任意のチューブポンプの駆動により吐出されたシロップに混合して前記カップに投入される態様で、前記希釈水を吐出する希釈水吐出部を備えてなり、
    前記複数のチューブポンプは、前記チューブの開放端が前記カップの上面開口の直上域に配置される態様で設置され、かつそれぞれが前記開放端よりシロップを下方に向けて吐出するものであり、
    前記希釈水吐出部は、前記希釈水を吐出する吐出端が前記カップの上面開口の直上域の外部に配置される態様で設置され、かつ前記開放端からの前記シロップの吐出方向に対して傾斜する態様で前記希釈水を吐出することを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記バッグ・イン・ボックス以外から供給されたシロップを吐出するものであって、かつ前記カップの上面開口の直上域に設置された飲料ノズルを備え、
    前記希釈水吐出部は、前記飲料ノズルから吐出されるシロップに混合して前記カップに投入される態様で、前記希釈水を吐出することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記チューブポンプは、前記チューブの開放端が下方に向かうに連れて前記飲料ノズルに漸次近接する態様で、傾斜設置されたことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記チューブにおける前記開放端を含む吐出端部を、鉛直方向に沿って延在する態様で支持するチューブガイドを備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
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