JP3179177B2 - ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル - Google Patents
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Description
な、高分子量のウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル
に関するものである。
成形に用いられていた高分子量ポリエステル(ここで言
う高分子量ポリエステルとは、数平均分子量が10,0
00以上を指すものとする)は、テレフタル酸(ジメチ
ルエステルを含む)とエチレングリコールの縮合体であ
るポリエチレンテレフタレートに限られる、といっても
過言ではなかった。
レンジカルボン酸を用いると、得られるポリエステルの
耐熱性、強度を向上させることが知られているが、脂肪
族ジカルボン酸を用いてポリエステルを合成し、これを
フィルム、繊維等に成形し、実用化された例は見出され
ていない。実用化されていない理由としては、脂肪族ポ
リエステルの融点は、一般に100℃以下と低いうえ
に、熔融時の熱安定性に乏しく、例えば数平均分子量が
ほぼ15,000程度で一定値に達した後、分解反応が
成長反応に優先して数平均分子量が時間と共に低減する
傾向が認められること、さらに重要なことは、脂肪族ポ
リエステルの物性、特に引張り強さや延伸性が、ポリエ
チレンテレフタレートと同一レベルの15,000位の
数平均分子量では、著しく劣った値しか示さず、実用性
がまったく見出せなかったからに他ならない。脂肪族ポ
リエステルの数平均分子量をより上昇させて、物性の向
上を期待する研究は、その熱安定性が不良であるために
進展していないように思われる。
うな易熱分解性の脂肪族ポリエステルの分子量を極力高
めるべく検討を重ねた結果、まず数平均分子量が5,0
00以上、望ましくは10,000以上で、末端基が実
質的にヒドロキシル基であるポリエステルジオールに、
その融点以上の熔融状態において、ジイソシアナートを
添加することにより、意外にも、ゲル化の危険がなく円
滑に高分子量のウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル
を合成できることを知り、本発明を完成することができ
た。従って、本発明は、熱安定性及び強度に優れ且つ成
形性を兼備する、新規な高分子量のウレタン結合を含む
脂肪族ポリエステルを提供することを目的とするもので
ある。
のウレタン結合を含む脂肪族ポリエステルは、次の一般
式A
平均分子量が10,000以上となるに必要な重合度)
で表されるポリエステルジオールとジイソシアナートと
の反応で得られ、次の一般式Bで表される、数平均分子
量が10,000以上で、かつオルトクロロフェノール
の10%溶液の25℃における粘度が10ポイズ以上で
ある、ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステルである:
ルキレン基であり、R3はジイソシアナート残基であ
り、mは上記の定義と同じであり、Mは0又は1以上の
数である)前記一般式において、ポリエステルジオール
の数平均分子量が10,000以上及び/又はウレタン
結合を含む脂肪族ポリエステルの数平均分子量が20,
000以上のときに、機械的強度に優れたものが得られ
る。さらにR1が(−CH2−CH2−)p(但しp は1又
は2である)で表されるアルキレン基であり、R2が同
様に(−CH2−CH2−)n(但しnは1又は2であ
る)で表されるアルキレン基である場合に、結晶性で融
点が高く、且つ成形性も良好な、脂肪族ポリエステルの
ポリマーが得られるので好ましい。本発明における高分
子量化では、高結晶性の脂肪族ポリエステルの場合にそ
の物性を著しく向上させる。特に、R1がテトラメチレ
ン基であり、R2がエチレン基である場合に、優れた物
性を有する高分子量、高結晶性のポリエステルが得られ
る。また、R3としては、
にヘキサメチレン基が、生成する脂肪族ポリエステルの
色相及びポリエステルジオールとの反応性などの点から
好ましい。本発明において、R1、R2及びR3はそれぞ
れ1種に限られることはなく、2種以上の場合も含まれ
ることは勿論である。この場合、ポリエステルジオール
の反応成分であるグリコール又は脂肪族ジカルボン酸を
それぞれ2種以上使用してランダム共縮合させるか又は
ブロック共縮合させて多成分系の複合ポリエステルジオ
ールを合成し、それをウレタン化する方法、或いは異種
のポリエステルジオールをウレタン化する方法などが採
用される。一般式A
シアナートによるウレタン化に際しゲル化を避けるため
に、数平均分子量を5,000以上とすることが必須で
あるが、より良好なポリマー物性とくにフィルム形成性
を得るためには、数平均分子量が10,000以上であ
ることが好ましい。本発明の脂肪族ポリエステルは、そ
の合成法に由来して、少なくとも2個のウレタン結合を
含んでおり、その量は、脂肪族ポリエステルの数平均分
子量5,000以上望ましくは10,000以上につき1
個程度である。
ステルは、成形品の機械的強度及び成形性を考慮する
と、数平均分子量が少なくとも10,000以上、より
好適には20,000以上であることが好ましい。その
上限はとくに制限されないが、フィルムなどの成形品を
考慮すると、500,000、望ましくは200,000
が適当である。汎用成形機への適用を考慮すると、数平
均分子量は30,000以上50,000以下が最適であ
り、重量平均分子量でいえば100,000〜300,0
00である。分子量分布(Mw/Mn)は3〜8程度の
ものが好適である。また、ウレタン結合を含む脂肪族ポ
リエステルのオルトクロロフェノールの10%溶液の2
5℃における粘度は10ポイズ以上、望ましくは100
ポイズ以上が必要である。これより低い粘度では強靭な
成形品は得られない。同様に、融点が60℃以上好まし
くは90℃以上のものが成形用として有用である。
ステルは、それぞれ炭素数2〜10のアルキレン基をも
つグリコールと脂肪族ジカルボン酸またはその無水物と
を、グリコール過剰で所望の酸価(好適には10以下)
迄エステル化した後、チタン化合物のような反応触媒の
存在下で脱グリコール反応を行って、数平均分子量が
5,000以上で、末端基が実質的にヒドロキシ基であ
るポリエステルジオールを合成し、その段階でその融点
以上の熔融状態において、分子量によっても相違するが
ポリエステルジオール100重量部に対し0.5〜3重
量部程度のジイソシアナートをポリエステルジオールと
反応させることにより合成される。反応成分であるグリ
コールは、炭素数2〜10のアルキレン基をもつもので
あり、例えばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリメチレングリコール、ブタンジオール1,3、
ブタンジオール1,4、ペンタンジオール1,5、3−
メチルペンタンジオール1,5、ヘキサンジオール1,
6、ヘプタンジオール1,7、オクタンジオール1,
8、ノナンジオール1,9、デカンジオール1,10、
ネオペンチルグリコール並びにそれらの混合物があげら
れる。これらのなかで、炭素数が偶数のもの、例えばエ
チレングリコール、ブタンジオール1,4、ヘキサンジ
オール1,6が、高融点でかつフィルム形成性の脂肪族
ポリエステルを合成できるため好ましい。特にエチレン
グリコール及びブタンジオール1,4が良好な結果を与
えるので、最適である。
ては、炭素数2〜10のアルキレン基をもつもの、例え
ばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ノナンジカルボ
ン酸、ドデカン酸、無水コハク酸、無水グルタル酸並び
にそれらの混合物があげられる。これらのなかで、炭素
数が偶数のもの、例えばコハク酸、アジピン酸、無水コ
ハク酸が高融点、フィルム形成性のポリエステルを合成
できるため好ましい。特に、コハク酸又は無水コハク酸
が最適である。特に、ブタンジオール1,4とコハク酸
又はその無水物(融点110〜115℃)、並びにエチ
レングリコールとコハク酸又はその無水物(融点約10
5℃)の組合せが、ポリエチレンと類似の融点を示し、
本発明にとっては、最も望ましい組合せといえる。当然
のことながら、目的を損なわない範囲で、他の多価アル
コール、多塩基酸、オキシカルボン酸などの併用は可能
である。本発明のポリエステルジオールは、末端基が実
質的にヒドロキシ基であるが、そのためには、合成反応
に使用するグリコール成分および酸成分の割合は、グリ
コールを幾分過剰に使用する必要がある。その割合は、
酸成分1モルに対しグリコール成分1.05〜1.2モル
位が好適である。
別なものではなく、一般にエステル化に続く脱グリコー
ル反応により高分子量化される。なお、脱グリコール反
応の際には、少量の触媒を用いる必要がある。有用な触
媒としては、Ti,Ge,Zn,Fe,Mn,Co,Zr,
V,Ir,La,Ce,Li,Caなどの金属化合物、好ま
しくは有機塩酸、アルコキシド、アセチルアセトナート
などの有機金属化合物があげられる。これらのなかで、
例えば、ジブトキシ、ジアセトアセトキシチタン(日本
化学産業(株)社製“ナーセムチタン”)、テトラエト
キシチタン、テトラプロポキシチタン、テトラブトキシ
チタン等が高活性であり好ましく、いずれも市販品があ
り入手可能である。触媒の使用割合は、通常ポリエステ
ルジオール100重量部に対して0.01重量部を超え
3重量部以下、望ましくは0.05〜2重量部である。
しかし、高活性チタン化合物を用いる場合には、0.0
001重量部程度の極く少量の使用でも有効である。
く、また脱グリコール反応の直前に加えてもよい。エス
テル化反応は160〜230℃で不活性ガス雰囲気下で
実施される。この温度より低温では反応速度が遅く実用
性に乏しい。またこの温度より高温では分解の危険性が
高くなり避けた方がよい。従って、180〜220℃の
間の温度で第1段のエステル化反応を実施することが好
ましい。エステル化反応は、酸価が15以下好適には1
0以下に達する迄実施される。得られるポリエステル
は、両末端にヒドロキシル基を有する数平均分子量1,
000〜3,000程度のものである。この場合、分子
量が大きい程脱グリコール反応による分子量増大が円滑
に行えるので、高分子量のものが望ましい。脱グリコー
ル反応は、5Torr以下の減圧下、170〜230℃で
実施される。より好適には、1Torr以下の高真空下、
180〜210℃で実施することが、反応速度及び分解
防止の点から望ましい。
は、末端基が実質的にヒドロキシル基である、数平均分
子量5,000以上、好ましくは10,000以上のもの
でなければならない。これが低分子量ポリエステル、例
えば数平均分子量が2,500程度であると、本発明で
利用する0.5〜3重量部程度のジイソシアナートを用
いても、良好な物性を有する最終樹脂を得ることが出来
ないばかりか、熔融添加にあっては、前出した0.5〜
3重量部でも、量によっては反応中にゲル化を生ずるこ
とが認められる等の不都合がある。したがって、末端ヒ
ドロキシル基の単位重量当りの数(即ち分子の大きさ)
がほぼ30mg−KOH/ポリマーg以下位でなければ、
安全な反応が行えない。本発明の分子量5,000以上
のポリエステルジオールは、必然的にこのレベルまたは
以下のヒドロキシル価であり、少量のジイソシアナート
の使用で、熔融状態といった苛酷な条件下でも、安全に
高分子量の脂肪族ポリエステルを合成することができ
る。
オールは、少なくとも分子量5,000当り1個のウレ
タン結合を含むことになる。さらに、本発明の構成要素
である生成した分子量5,000以上、望ましくは10,
000以上の末端基が実質的にヒドロキシル基であるポ
リエステルジオールに、さらに分子量を高めるために加
えられるジイソシアナート類には特に制限はないが、例
えば市販の次の種類があげられる。2,4−トリレンジ
イソシアナート、2,4−トリレンジイソシアナートと
2,6−トリレンジイソシアナートとの混合体、ジフェ
ニルメタンジイソシアナート、1,5−ナフチレンジイ
ソシアナート、キシリレンジイソシアナート、水素化キ
シリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシア
ナート、イソホロンジイソシアナート、特に、ヘキサメ
チレンジイソシアナートが、生成樹脂の色相、反応性、
などの点から好ましい。
量にもよるが、ポリエステルジオール100重量部に対
して0.5〜3重量部、望ましくは1〜2重量部であ
る。理論的にはヒドロキシル基とイソシアネート基は当
量比が1の場合が最適であるが、0.5位の範囲でその
一方を過剰使用しても実用上は問題ない。添加は、ポリ
エステルジオールが均一な熔融状態で溶剤を含まず、容
易に撹拌可能な条件下で行われることが望ましい。別
に、固形状のポリエステルジオールに添加し、エクスト
ルーダーを通して熔融、混合することも不可能ではない
が、一般にはポリエステルジオール製造装置内か、或は
熔融状態のポリエステルジオール(例えばニーダー内で
の)に添加することが実用的である。本発明によるウレ
タン結合を含む脂肪族ポリエステルは、フィルム、シー
ト、モノフィラメント、不織布、ラミネート、ブローな
どの成形品に利用可能であり、その際、滑剤、着色剤他
ポリマー、離型剤、フィラー、補強剤などを必要に応じ
使用出来ることは勿論である。
族ポリエステルは、生分離性を有しており、土中のバク
テリアによって2〜6ケ月で完全に分解する特性があ
り、地球環境衛生上極めて有用なポリマーである。従っ
て、今後ショッピングバック、ゴミ袋、農業用フィル
ム、化粧品容器、洗剤容器、漂白剤容器、釣り糸、漁
網、ロープ、結束材、手術糸、衛生用カバーストック材
などの用途に大いに期待される。
施例を示す。なお、数平均分子量測定は、GPCに依っ
た。測定条件は次の通りであった。 使用機種 Shodex GPC SYSTEM−11(昭和電工社製) 溶離液 5mM CF3COONa/HFIP(ヘキサフロロイソ
プロパノール) カラム サンプルカラム HFIP−800P HFIP−80M×2本 リファレンスカラム HPIP−800R×2本 カラム温度 40℃ 流量 1.0ml/分 検出器 Shodex R1 スタンダード PMMA(Shodex STANDARD
M−75)
た1lのセパラブルフラスコに、ブタンジオール1,4
を300g、コハク酸348g、ジブトキシジアセトア
セトキシチタン(日本化学産業(株)社製“ナーセムチ
タン”)0.13gを仕込み、200〜205℃、窒素
ガス気流中でエステル化して酸価7.9とした後、更に
210〜215℃で最終的には0.5Torrの減圧下8時
間脱グリコール反応を行ったところ、数平均分子量1
6,600、室温では結晶性のため白色ワックス状の融
点が約115℃のポリエステルジオール(I)(m≒9
6)が得られた。前記ポリエステルジオール(I)の54
0gを210℃に熔融した状態で撹拌しながらヘキサメ
チレンジイソシアナート7gを加えた。粘度は急速に増
大したが、ゲル化は生じなかった。生成した少量のウレ
タン結合を含む脂肪族ポリエステル(A)の数平均分子量
は32,000となった。脂肪族ポリエステル(A)は、
前記一般式においてMが0に相当する。脂肪族ポリエス
テル(A)の赤外吸収スペクトル及びNMRを図1及び
2に示す。脂肪族ポリエステル(A)の10%オルトクロ
ロフェノール溶液の25℃における粘度は233ポイズ
であった。また、MFRは1.9を示した。脂肪族ポリ
エステル(A)を190℃で熔融、T−ダイで押出フィル
ムとしたものを、更に4×2.5倍に80℃で延伸して
製造された厚さ35〜40μの透明なフィルムは頗る強
靭で、その長さ方向の引張り強さは1490Kg/cm2で
あった。
た5lのセパラブルフラスコに、ブタンジオール1,4
を1200g、コハク酸1416g、テトライソプロポ
キシチタン0.6gを仕込み、200〜205℃、窒素
ガス気流中でエステル化して酸価6.1とした後、更に
215〜220℃、最終的には0.5Torrの減圧下8時
間脱グリコール反応を行ったところ、数平均分子量1
5,900(m≒92)、室温では結晶性のため白色ワ
ックス状の融点115℃で実質的には酸価ゼロのポリエ
ステルジオール(II)が得られた。前記ポリエステルジオ
ール(II)200gを200℃に熔融し、ヘキサメチレン
ジイソシアナートの量を変えて夫々添加、反応させた。
表1にみられる結果が得られた。
(II)を除きすべてに渡って認められたが、実施例2並
びに3は引き裂き強度が必ずしも十分ではなく、人手で
破断した。実施例4以上は人手で引き裂けず、厚さ約5
0μのフィルムを3倍に一軸延伸した場合実施例4の場
合11.4Kg/mm2、実施例6の場合16.9Kg/mm2で
あって、頗る強靭であった。また、実施例4の10
(%)オルトクロロフェノールの粘度は141ポイズで
あった。また、MFR(JIS−K−7210、190
℃2.16kgf)は1.08であった。
た5lのセパラブルフラスコに、ブタンジオール1.4
を1200g、コハク酸1416g、ジブトキシジアセ
トアセトキシチタン0.6gを仕込み、200〜205
℃、窒素ガス気流中でエステル化して酸価9.4とした
後、更に215〜220℃、最終的には0.5Torrの減
圧下6時間脱グリコール反応を行ったところ、数平均分
子量17,300(m≒80)、室温では結晶性のため
白色ワックス状、融点115℃で実質的には酸価ゼロの
ポリエステルジオール(III)が得られた。前記ポリエス
テルジオール(III)200gを200℃に熔融し、イソ
ホロンジイソシアナートの量を変えて夫々添加、反応さ
せた。表2にみられる結果が得られた。
μのフィルムの引張り強さは17.1Kg/mm2、10
(%)オルトクロロフェノール溶液の粘度は690ポイ
ズであった。実施例 20〜22 撹拌機、分溜コンデンサ、温度計、ガス導入管を付した
1lセパラブルフラスコに、ブタンジオール1.4を3
00g、と実施例20〜22として以下のジカルボン酸
の併用系とした。 実施例20 〔ポリエステルジオール(IV)〕 コハク酸 240g(80モル%) アジピン酸 88g(20モル%) 実施例21 〔ポリエステルジオール(V)〕 コハク酸 255g(85モル%) セバシン酸 91g(15モル%) 実施例22 〔ポリエステルジオール(VI)〕 コハク酸 255g(85モル%) ドデカン二酸 104g(15モル%) 窒素気流中、205〜210℃でエステル化して、酸価
を実施例20で7.1、実施例21で9.3、実施例22
で7.4、とした後、夫々にテトライソプロピルチタン
0.1gづつを加え、更に温度215〜220℃、最終
的には0.6Torrの減圧下6時間脱グリコール反応を行
った。得られた各ポリエステルジオールの性状は次の通
りであった。 ポリエステルジオール(IV)
ピン酸エステル単位m2≒16) 融点≒90℃ 数平均分子量 14900 色相 淡アイボリー ワックス状 ポリエステルジオール(V)
シン酸エステル単位m2≒13) 融点 ≒94℃ 数平均分子量 15600 色相 淡アイボリー ワックス状 ポリエステルジオール(VI)
カン二酸エステル単位m2≒11) 融点 ≒93℃ 数平均分子量 14400 色相 淡黄褐色 ワックス状 次で各ポリエステルジオール300gを200℃に熔融
し、各々ヘキサメチレンジイソシアート5gを加えた。
得られた少量のウレタン結合を含むポリエステル、並び
に3倍に一軸延伸した厚さ50〜55μのフィルム物性
は、表3に要約したようであった。
ト及び13C NMRチャートを図3及び図4に示す。実施例 23〜28 撹拌機、分溜コンデンサー、ガス導入管、温度計を付し
た5lのセパラブルフラスコに、エチレングリコール8
40g、コハク酸1416g、テトライソプロポキシチ
タン0.5gを仕込み、200〜205℃でエステル化
して酸価9.4とした後、温度215〜220℃で最終
的には0.5Torrの減圧下8時間脱グリコール反応を行
い、実質的に酸価ゼロ、数平均分子量14700(m≒
100)、重量平均分子量39000、白色ワックス状
で融点103℃のポリエステルジオール(VII)が得られ
た。ポリエステルジオール(VII)200gを200℃に
熔融し、ヘキサメチレンジイソシアナートの量を変えて
夫々に添加、反応させた。結果は表4にみられるようで
あった。
ルム形成性が無く、容易に手で引き裂ける状態であった
が、ウレタン結合を含む脂肪族ポリエステルの、4倍に
一軸延伸した厚さ約50μのフィルムの引張り強さは、 実施例24のポリエステルが 11.7Kg/mm2 実施例26のポリエステルが 16.9Kg/mm2 であり、いずれも頗る強靭で、人力では引き裂くことは
出来なかった。10(%)オルトクロロフェノール中で
の粘度は、 実施例24のポリエステルが 67ポイズ 実施例26のポリエステルが 約300ポイズ であった。
た1lのセパラブルフラスコに、1,4−ブタンジオー
ルを250g、無水コハク酸250g、テトライソプロ
ポキシチタン0.5gを仕込み、約130℃から始まる
無水コハク酸の環付加反応の発熱が、180℃付近に達
するのを待って加熱を再開し、210〜215℃、窒素
気流中でエステル化して酸価7.8とした後、温度21
5〜220℃で、最終的には0.4Torrの減圧下に6時
間脱グリコール反応を行った。融点115℃、室温では
微かにアイボリー色を帯びた白色結晶のワックス状ポリ
エステルジオール(VIII)が、数平均分子量16,00
0、重量平均分子量43,500で得られた。ポリエス
テルジオール(VIII)のGPCによる分子量の測定図を
図5に示した。ポリエステルジオール(VIII)300g
を再熔融し、205℃でヘキサメチレンジイソシアナー
ト4.5gを加えた。粘度は急速に増大したがゲル化は
しなかった。得られた少量のウレタン結合を含む脂肪族
ポリエステル(B)は、ややアイボリー色を帯びた白色
ワックス状で、融点117〜118℃、数平均分子量
(Mn)は35,900、重量平均分子量(Mw)は26
9,000であって、Mw/Mnは約7.4となった。ポリ
エステル(B)のGPCによる分子量の測定図を図6に
示した。ポリエステル(B)をプレス成形し、これを温
度60℃で3倍に一軸延伸した厚さ50μの透明フィル
ムは、引張り強度14.4〜17.2Kg/mm2で、頗る強
靭であった。別に、無水コハク酸に変えてコハク酸29
5gを用いた場合のポリエステルジオール(IX)は、融
点115℃、白色ワックス状で、数平均分子量15,7
00、重量平均分子量39,800であった。ポリエス
テルジオール(IX)のGPCによる分子量の測定結果を
図7に示した。ポリエステルジオール(IX)300gに
ヘキサメチレンジイソシアナート4.5gを加えた場合
のウレタン結合を含む脂肪族ポリエステル(C)は、融
点115〜116℃、数平均分子量(Mn)35,30
0、重量平均分子量109,000(Mw)となり、Mw
/Mnは約3に止まった。ポリエステル(C)のGPC
による分子量の測定結果を図8に示した。図5と図7、
および図6と図8とを比較してみると、無水コハク酸を
酸成分とした脂肪族ポリエステルは、コハク酸を酸成分
とするポリエステルよりも分子量分布が広いものが得ら
れた。
ラブルフラスコに、ヘキサンジオール1.6を272
g、ドデカン酸460gを仕込み、200〜205℃、
窒素気流中でエステル化して酸価7.3とした後、日本
化学産業(社)製テトラエトキシゲルマニウムを1.5
g加え、210〜215℃で最終的には0.4Torrの減
圧とし、18時間脱グリコール反応を行って、数平均分
子量16,100のポリエステルジオール(X)が、常
温では白色ワックス状のポリマーが得られた。融点は8
0〜85℃であった。温度を200℃に下げ、イソホロ
ンジイソシアナートを10g加えたところ、粘度は急速
に増大した。10分間同温度で撹拌し、少量のウレタン
結合を含む脂肪族ポリエステル(D)が、分子量約4
5,000、室温でやや黄味を帯びた白色ワックス状で
得られた。脂肪族ポリエステル(D)を、ポリエチレン
テレフタレートフィルム間で120℃、10Kg/cm2で
プレスし、円板上、120〜130μのシートを得た。
ポリエステルジオール(X)からのシートは容易に手で
引き裂くことができたが、ウレタン結合を含む脂肪族ポ
リエステル(D)は人力では引き裂くことはできなかっ
た。5×5倍に延伸して、透明な厚さ約30μとしたフ
ィルムの引張り強さは、410Kg/cm2であった。
1l容セパラブルフラスコに、エチレングリコール11
5g、1,4−ブタンジオール40g、ドデカン酸46
0g、テトラブトキシチタン0.02gを仕込み、窒素
気流中200〜205℃でエステル化して酸価を5.4
とした後、最終的には0.6Torrまで減圧し、215〜
220℃で10時間脱グリコール反応を行い、数平均分
子量16,400のポリエステルジオール(XI)が得ら
れた。室温まで冷却するとわずかに褐色を帯びたワック
ス状となり、融点は約65℃であった。得られたポリエ
ステルジオール(XI)全量を、200〜202℃に加熱
し、熔融させ、これを撹拌しながらキシリレンジイソシ
アナート5gを加えた。粘度は急速に増大したが、ゲル
化は生じなかった。20分間撹拌後、得られたウレタン
結合を含む脂肪族ポリエステル(E)は、数平均分子量
39,400であり、淡黄褐色ワックス状、融点は約6
8〜70℃であった。ポリエステル(E)を各方向2倍
ずつ2軸延伸して得られた厚さ30μmのフィルムの引
張り強さ(JIS K6760で測定)は、1,440
Kg/cm2であった。
エステルは、高分子量であって熱安定性及び強度に優れ
且つ成形性も良好であり、その上生分解性を有している
ので、フィルムなどの成形品として種々の用途が期待さ
れる。
の赤外線スペクトルを示す。
の13C−NMRスペクトルを示す。
赤外線スペクトルを示す。
13C−NMRスペクトルを示す。
(VIII)のGPCチャートを示す。
(B)のGPCチャートを示す。
(IX)のGPCチャートを示す。
(C)のGPCチャートを示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 次の一般式A 【化1】 (mは上記式のポリエステルジオールの数平均分子量が
10,000以上となるのに必要な重合度)で表される
ポリエステルジオールとジイソシアナートとの反応で得
られ、次の一般式Bで表される、数平均分子量が10,
000以上で、かつオルトクロロフェノールの10%溶
液の25℃における粘度が10ポイズ以上である、ウレ
タン結合を含む脂肪族ポリエステル: 【化2】 (式中、R1及びR2は炭素数2〜10のアルキレン基で
あり、R3はジイソシアナート残基であり、mは上記の
定義と同じであり、Mは0又は1以上の数である。) - 【請求項2】 R1が(−CH2−CH2−)p (但しp
は1又は2である)で表されるアルキレン基であること
を特徴とする請求項1記載の脂肪族ポリエステル。 - 【請求項3】 R2が(−CH2−CH2−)n(但しnは
1又は2である)で表されるアルキレン基であることを
特徴とする請求項1又は2記載の脂肪族ポリエステル。 - 【請求項4】 R3がヘキサメチレン基であることを特
徴とする請求項1,2又は3記載の脂肪族ポリエステ
ル。 - 【請求項5】 R1がテトラメチレン基であり、R2がエ
チレン基であり、R3がヘキサメチレン基であることを
特徴とする請求項1記載の脂肪族ポリエステル。 - 【請求項6】 数平均分子量が20,000以上、融点
が60℃以上で、かつオルトクロロフェノールの10%
溶液における粘度が100ポイズ以上であることを特徴
とする請求項1記載の脂肪族ポリエステル。 - 【請求項7】 R1及び/又はR2がそれぞれ2種のアル
キレン基であることを特徴とする請求項1又は6記載の
脂肪族ポリエステル。
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