JP3179020B2 - 透水性道路の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック - Google Patents

透水性道路の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、透水層とその下
に位置する不透水層とさらにその下に位置する下層とか
らなる透水性道路の排水構造およびその排水構造に用い
られる排水側溝用のコンクリートブロックに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の透水性道路においては、その表面側に透水性を有する
透水層が設けてあるものの、透水層に染み込んだ雨水
は、そのまま地中に流れ、また、路面から蒸発発散して
いくものであった。この透水性道路は、雨量の多い場合
には、地中に流れ込む雨水の量が多く、路盤を軟弱にす
る原因となった。
【0003】そこで、道路の表面側の透水層の下方に不
透水性を有する不透水層を設けた構造により、雨水が地
中に流れ込まなくした透水性道路が発案された。しか
し、この透水性道路においては、透水層に染み込んだ雨
水は、透水層と不透水層との境界面上に溜まったままで
あり、その後、その溜まった雨水が路面から蒸発発散さ
れるのを待つしかなかった。また、雨量の多い場合に
は、雨水を透水層に吸収しきれずに、溢れた雨水は、路
面を覆うこととなり、その結果、透水性道路としての機
能を十分に果たさなくなることもあった。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、道路の透水層に染み込んだ雨水を効果的に排水する
ことができ、しかも、施工の容易な透水性道路の排水構
造およびその排水構造に用いられる排水側溝用のコンク
リートブロックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る透水性道
路の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック
は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。す
なわち、透水性道路の排水構造における透水性道路は、
透水性を有する透水層とその下に位置する不透水性を有
する不透水層とさらにその下に位置する下層とからな
る。そして、前記道路に沿って、底壁部、側壁部および
上壁部を備えて内部に排水流路を有する排水側溝が設け
られている。前記排水側溝の上壁部には、前記道路側に
前記上壁部の上面より下がった第1の段部が形成され、
また、前記排水側溝の上壁部または側壁部には、前記道
路側に前記第1の段部より下がった第2の段部が形成さ
れている。前記透水層は、前記第1の段部を覆うまで延
び、また、前記透水層の上面は、前記上壁部の上面へと
延び、そして、前記透水層と前記不透水層との境界面
は、前記排水側溝に向かって下り勾配を備えるととも
に、前記第1の段部の、前記透水層が覆う透水層当接面
へと延びている。さらに、前記透水層当接面には、前記
排水流路に通ずる通孔が形成されている。前記不透水層
は、前記第2の段部を覆うまで延び、また、前記不透水
層と前記下層との境界面は、前記第2の段部の、前記不
透水層が覆う不透水層当接面へと延びている。この構成
により、道路の透水層に染み込んだ雨水は、透水層と不
透水層との境界面上を伝って排水側溝に向かって流れ、
排水側溝の上壁部の透水層当接面に達し、その後、透水
層当接面に形成された通孔を通って排水流路に落下す
る。さらに、下層を敷設する際、排水側溝の第2の段部
の不透水層当接面の高さまで下層を敷設すればよく、そ
の不透水層当接面を基準に下層を敷設することができ
る。また、不透水層を敷設する際、排水側溝の第1の段
の透水層当接面の高さまで不透水層を敷設すればよ
く、その透水層当接面を基準に不透水層を敷設すること
ができる。また、透水層を敷設する際、排水側溝の上壁
部の上面の高さまで透水層を敷設すればよく、そ の上面
を基準に透水層を敷設することができる。
【0006】また、前記通孔には、フィルターが取り付
けられるのが望ましい。これにより、透水層を敷設する
際、透水層の一部が、排水側溝の上壁部の透水層当接面
に形成された通孔に入り込んで、さらに、排水流路に落
下するのが容易に防止される。
【0007】さらに、この発明に係る排水側溝用のコン
クリートブロックにおいては、透水性を有する透水層と
その下に位置する不透水性を有する不透水層とさらにそ
の下に位置する下層とからなる透水性道路に用いられ、
底壁部、側壁部および上壁部を備えて内部に排水流路を
有している。前記上壁部には、その上壁部の上面より下
がった第1の段部が形成され、また、前記上壁部または
前記側壁部には、前記第1の段部より下がった第2の段
部が形成されている。前記第1の段部は、前記透水層に
よって覆われるとともに、その透水層と前記不透水層と
の境界面とほぼ連なる透水層当接面を有しており、この
透水層当接面には、前記排水流路に通ずる通孔が形成さ
れている。前記第2の段部は、前記不透水層によって覆
われるとともに、その不透水層と前記下層との境界面と
ほぼ連なる不透水層当接面を有している。この構成によ
り、道路の透水層に染み込んだ雨水は、透水層と不透水
層との境界面上を伝って排水側溝に向かって流れ、排水
側溝の上壁部の透水層当接面に達し、その後、透水層当
接面に形成された通孔を通って排水流路に落下する。さ
らに、下層を敷設する際、排水側溝の第2の段部の不透
水層当接面の高さまで下層を敷設することにより、その
不透水層当接面が下層を敷設する際の基準となる。ま
た、不透水層を敷設する際、排水側溝の第1の段部の
水層当接面の高さまで不透水層を敷設することにより、
その透水層当接面が不透水層を敷設する際の基準とな
る。また、透水層を敷設する際、排水側溝の上壁部の上
面の高さまで透水層を敷設することにより、その上面が
透水層を敷設する際の基準となる。
【0008】また、前記通孔には、フィルターが取り付
けられるのが望ましい。これにより、透水層を敷設する
際、透水層の一部が、排水側溝の上壁部の透水層当接面
に形成された通孔に入り込んで、さらに、排水流路に落
下するのが容易に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る透水性道路
の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロックの
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図3は、本発明に係る透水性道
路の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック
の第1の実施の形態を示す。排水側溝用のコンクリート
ブロック1は、後述の透水性道路6に沿って、その両サ
イドに埋設されている。このコンクリートブロック1
は、断面略四角形をした筒形状であり、底壁部2、側壁
部3、3および上壁部4を備えて内部に排水流路5を有
している。コンクリートブロック1の上壁部4の上面4
aは、透水性道路6側に向かって、例えば、2.5%の
下り勾配を有しており、その道路6側には、その上面4
aより下がった底面7aを有する第1の段部7が形成さ
れている。そして、この底面7aは、段部7の立ち上が
り部7bに向かって、例えば、2%の下り勾配を有して
いる。さらに、コンクリートブロック1の上壁部4また
は側壁部3には、道路6側に第1の段部7より下がった
第2の段部8が形成されている。そして、第1の段部の
底面7aには、立ち上がり部7bのほぼ真下に向かっ
て、排水流路5に通ずる通孔9、9が、道路6に沿って
等間隔に複数形成されている。この通孔9の第1の段部
7の底面7a側には、拡径部9aが形成されており、そ
の拡径部9aには、フィルター10が取り付けられてい
る。このフィルター10は、透水性道路6の表面側の透
水層6aを敷設する際に、その透水層6aの一部が、通
孔9、9に入りこんで、さらに、排水流路5に落下する
のを防ぐためのものであり、雨水は、容易に通過できる
構造となっている。
【0011】次に、透水性道路6の敷設について説明す
る。まず下層6cがコンクリートブロック1の第2の段
部8の底面8aを基準にして、その底面8aと同一高さ
になるまで、敷設される。そして、不透水性を有する、
例えば、コンクリートからなる不透水層6bが、道路側
からコンクリートブロック1の第2の段部8を覆うまで
延びるように、そして、第1の段部7の底面7aを基準
にして、その底面7aと同一高さになるまで、しかも、
不透水層6bの上面がコンクリートブロック1に向かっ
て下り勾配となるよう敷設される。その後、透水性を有
する、例えば、アスファルトからなる透水層6aが、道
路側からコンクリートブロック1の上壁部4の第1の段
部7を覆うまで延びるように、そして、コンクリートブ
ロック1の上面4aを基準にして、その上面4aと同一
高さになるまで、しかも、透水層6aの上面6dがコン
クリートブロック1に向かって下り勾配となるよう敷設
される。これらの結果、不透水層6bと下層6cとの境
界面6eは、第2の段部8の不透水層6bが覆う不透水
層当接面としての第2の段部8の底面8aとほぼ連なる
ように、その底面8aへと延びることとなり、同様に、
透水層6aと不透水層6bとの境界面6fは、コンクリ
ートブロック1に向かって下り勾配を備えるとともに、
第1の段部7の透水層6aが覆う透水層当接面としての
第1の段部7の底面7aとほぼ連なるように、その底面
7aへと延びることとなる。
【0012】次に、第1の実施の形態に示す透水性道路
6の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック
1の作用効果について説明する。透水性道路6の表面側
の透水層6aに染み込んだ雨水は、透水層6aとその下
の不透水層6bとの境界面6f上を伝って排水側溝用の
コンクリートブロック1に向かって流れ、コンクリート
ブロック1の上壁部4の透水層当接面としての第1の段
部7の底面7aに達し、その後、フィルター10、10
および通孔9、9を通って排水流路5に落下する。した
がって、透水性道路6の透水層6aに染み込んだ雨水を
効果的に排水することができる。また、透水層6aに染
み込みきれなかった雨水は、透水層6aの上面6dの勾
配により、その上面6dを伝ってコンクリートブロック
1に向かって流れ、コンクリートブロック1の第1の段
部7近辺で、順次透水層6aに染み込んでフィルター1
0および通孔9を通って排水流路5に落下する。また、
コンクリートブロック1の上面4aに降下した雨水は、
その上面4aの勾配により、透水性道路6に向かって流
れ、同様に、コンクリートブロック1の第1の段部7近
辺で、順次透水層6aに染み込んでフィルター10、1
0および通孔9、9を通って排水流路5に落下する。
【0013】この透水性道路6の施工においては、下層
6cを敷設する際、コンクリートブロック1の第2の段
部8の底面8aの高さまで下層6cを敷設すればよく、
その第2の段部8の底面8aを基準に下層6cを敷設す
ることができるので、下層6cの施工が容易となる。ま
た、不透水層6bを敷設する際、コンクリートブロック
1の第1の段部7の底面7aの高さまで不透水層6bを
敷設すればよく、その第1の段部7の底面7aを基準に
不透水層6bを敷設することができるので、不透水層6
bの施工が容易となる。また、透水層6aを敷設する
際、コンクリートブロック1の上壁部4の上面4aの高
さまで透水層6aを敷設すればよく、その上面4aを基
準に透水層6aを敷設することができるので、透水層の
施工が容易となる。さらに、コンクリートブロック1の
通孔9に設けられたフィルター10により、透水層6a
を敷設する際、透水層6aの一部が、その通孔9に入り
込んで、さらに、排水流路5に落下するのが容易に防止
される。
【0014】また、透水性道路6の透水層6aは、コン
クリートブロック1の第1の段部7を覆うまで延びてい
るので、その上を車両が通過しても、透水層6aの上面
6dは、沈下しにくく、コンクリートブロック1の上面
4aと段差ができにくい。
【0015】図4ないし図7は、本発明に係る透水性道
路の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック
の第2の実施の形態を示す。この排水構造に使用される
排水側溝用のコンクリートブロックは2種類のコンクリ
ートブロックからなる。第1のコンクリートブロック1
1は、第1の実施の形態に示すコンクリートブロック1
とほぼ同一の形状であるが、上壁部4の上面4aには、
道路と反対側に凸上の水止め部12が形成されている
点、その上面4aは水止め部12に向かって下り勾配を
備えている点、第2の段部8がない点が異なる。第2の
コンクリートブロック13は、第1のコンクリートブロ
ック11とほぼ同一の形状であるが、上壁部4には、上
面4aから排水流路5に通ずる矩形の排水孔14が形成
されており、その上面4a側は水止め部12に接するよ
うに拡径部14aが形成されて、その拡径部14aには
金網(グレーチング)15が嵌め込まれて取り付けられ
ている。さらに、この第2のコンクリートブロック13
は、第1のコンクリートブロック11に比べて、その長
手方向の寸法が短く形成されている。そして、これら第
1および第2のコンクリートブロック11、13は、透
水性道路16に沿って、交互にそしてその排水流路5、
5がつながるよう並べて埋設されている(図6参照)。
【0016】第2の実施の形態に示す透水性道路6の敷
設は、第1の実施の形態に示す透水性道路6とほぼ同一
であるが、ただ下層6cを敷設する際に、第1の実施の
形態ではコンクリートブロック1の第2の段部8を基準
にしていたが、このようなことができない。したがっ
て、側壁部3に基準のラインを引き、そのラインまで下
層6cを敷設することとなる。
【0017】次に、第2の実施の形態に示す透水性道路
6の排水構造および排水側溝用のコンクリートブロック
11、13の作用効果は、第1の実施の形態とほぼ同一
であるので、異なる点についてのみ説明する。雨水が、
透水性道路6の透水層6aに染み込みきれなかった場合
は、透水層6aの上面6dの勾配により、その上面6d
を伝ってコンクリートブロック11、13に向かって流
れる。そして、第1のコンクリートブロック11に達し
た雨水は、その第1のコンクリートブロック11の上面
4aを伝って水止め部12にぶつかり、その水止め部1
2に沿って第2のコンクリートブロック13に向かって
流れて、さらに、その第2のコンクリートブロック13
の上面4aを伝って金網(グレーチング)15に達し、
その金網(グレーチング)15から排水孔14を通って
排水流路5に落下する。一方、透水性道路6から第2の
コンクリートブロック13に達した雨水は、その第2の
コンクリートブロック13の上面4aを伝って金網(グ
レーチング)15に達し、前記と同様に、その金網(グ
レーチング)15から排水孔14を通って排水流路5に
落下する。このように、透水性道路6の透水層6aに染
み込みきれなかった雨水も、効果的に排水することがで
きる。
【0018】また、透水性道路6の施工においては、下
層6cを敷設する際、第1の実施の形態では、コンクリ
ートブロック1の第2の段部8を基準に敷設することが
できたが、第2の実施の形態においては、このようなこ
とができないが、その他は、第1の実施の形態と同様の
作用効果を備えている。
【0019】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、排水側溝として工場生産によるコンクリー
トブロック1、11、13を使用したが、現場で打設形
成するものであってもよい。また、透水性道路6の透水
層6aは、排水側溝用のコンクリートブロック1、1
1、13の上壁部4の一部を覆うものであったが、その
全部を覆うものであってもよい。また、コンクリートブ
ロック1、11、13の通孔9、9にフィルター10、
10を取り付けているが、透水層6aの敷設の際その一
部が落下しなければ、このフィルター10、10は、無
くてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る透水性道路の排水構造および排水側
溝用のコンクリートブロックによれば、次の効果があ
る。
【0021】請求項1または3に記載された透水性道路
の排水構造または排水側溝用のコンクリートブロック
よれば、道路の透水層に染み込んだ雨水を効果的に排水
することができ、しかも、下層、不透水層および透水層
の施工が容易となる。
【0022】また、請求項またはに記載された透水
性道路の排水構造または排水側溝用のコンクリートブロ
ックによれば、透水層の一部が排水流路に落下するのを
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る透水性道路の排水構造および排
水側溝用のコンクリートブロックを示す第1の実施の形
態の断面図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、コンクリートブロックを示す斜視図で
ある。
【図4】この発明に係る透水性道路の排水構造および排
水側溝用のコンクリートブロックを示す第2の実施の形
態の、第1のコンクリートブロック部を示す断面図であ
る。
【図5】同じく、第2のコンクリートブロック部を示す
断面図である。
【図6】同じく、平面図である。
【図7】同じく、第1のコンクリートブロックを示す斜
視図である。
【符号の説明】 1 コンクリートブロック(排水側溝) 2 底壁部 3 側壁部 4 上壁部 4a 上面(上壁部の上面) 5 排水流路 6 透水性道路(道路) 6a 透水層 6b 不透水層 6c下層 6d 上面(透水層の上面) 6e 境界面(不透水層と下層との境界面) 6f 境界面(透水層と不透水層との境界面) 7 第1の段部 7a 底面(透水層当接面) 8 第2の段部 8a 底面(不透水層当接面) 9 通孔 10 フィルター 11 第1のコンクリートブロック(コンクリートブロック、排水側溝) 13 第2のコンクリートブロック(コンクリートブロック、排水側溝)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性を有する透水層とその下に位置す
    る不透水性を有する不透水層とさらにその下に位置する
    下層とからなる透水性道路の排水構造であって、 前記道路に沿って、底壁部、側壁部および上壁部を備え
    て内部に排水流路を有する排水側溝が設けられ、前記排水側溝の上壁部には、前記道路側に前記上壁部の
    上面より下がった第1の段部が形成され、また、前記排
    水側溝の上壁部または側壁部には、前記道路側に前記第
    1の段部より下がった第2の段部が形成され、 前記透水層は、前記第1の段部を覆うまで延び、また、
    前記透水層の上面は、前記上壁部の上面へと延び、そし
    て、 前記透水層と前記不透水層との境界面は、前記排水
    側溝に向かって下り勾配を備えるとともに、前記第1の
    段部の、前記透水層が覆う透水層当接面へと延びてお
    り、 前記透水層当接面には、前記排水流路に通ずる通孔が形
    成され 前記不透水層は、前記第2の段部を覆うまで延び、ま
    た、前記不透水層と前記下層との境界面は、前記第2の
    段部の、前記不透水層が覆う不透水層当接面へと延び
    いることを特徴とする透水性道路の排水構造。
  2. 【請求項2】 前記通孔には、フィルターが取り付けら
    れていることを特徴する請求項1に記載の透水性道路の
    排水構造。
  3. 【請求項3】 透水性を有する透水層とその下に位置す
    る不透水性を有する不透水層とさらにその下に位置する
    下層とからなる透水性道路に用いられる排水側溝用のブ
    ロックであって、 底壁部、側壁部および上壁部を備えて内部に排水流路を
    有し、 前記上壁部には、その上壁部の上面より下がった第1の
    段部が形成され、また、前記上壁部または前記側壁部に
    は、前記第1の段部より下がった第2の段部が形成さ
    れ、 前記第1の段部は、前記透水層によって覆われるととも
    に、その透水層と前記不透水層との境界面とほぼ連なる
    透水層当接面を有し、かつ、 この透水層当接面には、前記排水流路に通ずる通孔が形
    成され、 前記第2の段部は、前記不透水層によって覆われるとと
    もに、その不透水層と前記下層との境界面とほぼ連なる
    不透水層当接面を有していることを特徴とする排水側溝
    用のコンクリートブロック。
  4. 【請求項4】 前記通孔には、フィルターが取り付けら
    れていることを特徴とする請求項3に記載の排水側溝用
    のコンクリートブロック。
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