JP3177960B2 - 信号変化加速バス駆動回路 - Google Patents

信号変化加速バス駆動回路

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JP3177960B2
JP3177960B2 JP05272398A JP5272398A JP3177960B2 JP 3177960 B2 JP3177960 B2 JP 3177960B2 JP 05272398 A JP05272398 A JP 05272398A JP 5272398 A JP5272398 A JP 5272398A JP 3177960 B2 JP3177960 B2 JP 3177960B2
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    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/017Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits
    • H03K19/01728Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in synchronous circuits, i.e. by using clock signals

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、信号変化加速バ
ス駆動回路に関し、特に、双方向バスをドライブする信
号変化加速バス駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の信号変化加速バス駆動回
路は、高抵抗で大容量の配線を使って信号を伝送する場
合に発生する、信号の緩やかな変化による遅延を軽減
し、信号を高速に駆動する目的に用いられている。たと
えば、特開平08−186482号公報と1995 Sy
mposium on VLSI Circuits Digest of Technical
PapersのCapacitance Coupling Immune Transient
Sensitive Accelerator for Resistive Intercon
nection Signals of Sub-quarter Micron ULSIに
は、信号変化を検出し、遷移を加速する技術が記載され
ている。また、特開平09−050693号公報には、
記憶装置の複数のバス駆動回路の定数を大きくすること
なくデータバスの出力を高速化することを目的に、非選
択のバス駆動回路を利用して信号変化を補助する技術が
記載されている。
【0003】なお、近似技術として、特開平06−05
9757号公報には、出力バッファとクロックドライバ
を含む集積回路バッファの立ち上がり時間および/また
は立ち下がり時間を制御するのに使用する制御電圧を生
成する回路に関して開示されており、また、特開平08
−102656号公報には、バスラインの電位を電位の
変化前にあらかじめ中間電位に設定してし、電位の変化
量が小さくなり、信号の伝達速度を上げることが開示さ
れている。
【0004】図17は,従来の信号変化加速バス駆動回
路の一例を示す回路図である。図17において,ハイレ
ベルによりPMOSトランジスタ1711を駆動し、ロ
ーレベルによりNMOSトランジスタ1721を駆動す
るようにしている。前記PMOSトランジスタ1711
と前記NMOSトランジスタ1721はイネーブル信号
1732がハイレベルのとき、インバータ1701の出
力がローレベルとなり、このイネーブル信号1732に
より伝送ゲート1702,1703のゲートが開き、伝
送ゲート1704,1705が閉じる。この状態では、
データ信号1731が伝送ゲート1702,1703を
通してPMOS1711,1721のゲートにそれぞれ
印加される。
【0005】データ信号1731がハイレベルの場合に
は、PMOSトランジスタ1711が導通し、バス状態
信号1741のレベルを変える。また、データ信号17
31がローレベルの場合には、NMOSトランジスタ1
721が導通して、バス状態信号1741のレベルを変
える。
【0006】一方、イネーブル信号1732がローレベ
ルになると、インバータ1701の出力はハイレベルに
なり、ローレベルのイネーブル信号1732により伝送
ゲート1702,1703は非導通状態となり、伝送ゲ
ート1704,1705が導通状態となる。この状態
で、バス状態信号1741がインバータ遅延要素170
8で遅延され、かつ反転された信号がNANDゲート1
706の一方の入力端に加わり、NANDゲート170
6の他方の入力端にはバス状態信号1741が入力され
る。このNANDゲート1706はインバータ遅延要素
1708の出力信号とバス状態信号1741とのNAN
Dをとり、そのNAND出力は伝送ゲート1704を通
してPMOSトランジスタ1711に印加する。
【0007】このNANDゲート1706の出力信号
は、バス状態信号1741がローレベルからハイレベル
に変化するときにはハイレベルからローレベル、ローレ
ベルからハイレベルに変化するパルスである。このNA
NDゲート1706の出力信号によりPMOSトランジ
スタ1711が制御され、この制御に基づきバス状態信
号1741が制御されることになる。また、上記イネー
ブル信号1732がローレベルのときにおいて、バス状
態信号1741はインバータ遅延要素1709を経てN
ORゲート1707の一方の入力端に入力され、このN
ORゲート1707の他方の入力端には、バス状態信号
1741が入力され、NORゲートはこの両入力のNO
R論理をとり、その出力をNMOSトランジスタ172
1のゲートに印加する。
【0008】この場合の、NORゲート1707の出力
は、バス状態信号1741がハイレベルからローレベル
に変化するときには、ローレベルからハイレベルに変化
するパルスとなる。このパルスにより、NMOSトラン
ジスタ1721の導通制御が行われ、この制御に基づき
バス状態信号1741が制御されることになる。このイ
ネーブル信号1732がローレベルのときに、バス状態
信号1741のレベル遷移において、パルス生成期間中
に信号遷移を加速するように機能することにより、バス
の高速化が行える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の信号変化加速バス駆動回路の場合には、信号
変化を検出するための回路、すなわち、伝送ゲート17
02〜1705による回路構成が複雑になり、これにと
もなり、回路が大規模になる。また、インバータ遅延要
素1708,1709、NANDゲート1706、NO
Rゲート1707による論理回路構成が複雑になる。し
たがって、遅延が増加するという課題かある。
【0010】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、回路規模が小さく、かつ回路遅延
が小さい信号変化加速バス駆動回路を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の信号変化加速バス駆動回路は、ハイレベ
ルおよびローレベルの一方でプリチャージ期間を、他方
でサンプル期間をそれぞれ示すクロック信号と、データ
を示すデータ信号と、イネーブル信号と、バス状態信号
とを入力する制御手段と、駆動時に前記バス状態信号を
チャージしてハイレベルにするハイレベル駆動手段と、
駆動時に前記バス状態信号をディスチャージしてローレ
ベルにするローレベル駆動手段とを備え、前記制御手段
は、前記クロック信号が前記プリチャージ期間を示して
いる間、前記ハイレベル駆動手段を駆動し、前記クロッ
ク信号が前記サンプル期間を示している間、前記イネー
ブル信号がローレベルのときに前記バス状態信号の立ち
下がり遷移を加速するように前記ローレベル駆動手段を
制御することを特徴とする。
【0012】また、この発明の信号変化加速バス駆動回
路は、ハイレベルおよびローレベルの一方でプリディス
チャージ期間を、他方でサンプル期間をそれぞれ示すク
ロック信号と、データを示すデータ信号と、イネーブル
信号と、バス状態信号とを入力する制御手段と、駆動時
に前記バス状態信号をチャージしてハイレベルにするハ
イレベル駆動手段と、駆動時に前記バス状態信号をディ
スチャージしてローレベルにするローレベル駆動手段と
を備え、前記制御手段は、前記クロック信号が前記プリ
ディスチャージ期間を示している間、前記ローレベル駆
動手段を駆動し、前記クロック信号が前記サンプル期間
を示している間、前記イネーブル信号がローレベルのと
きに前記バス状態信号の立ち上がり遷移を加速するよう
に前記ハイレベル駆動手段を制御することを特徴とす
る。
【0013】この発明の信号変化加速バス駆動回路によ
れば、プリチャージ期間中に制御手段によりハイレベル
駆動手段を駆動制御してバスをハイレベルにチャージ
し、サンプル期間にイネーブル信号がハイレベルのとき
にデータ入力に応じてバスを駆動し,イネーブル信号が
ローレベルのときにバス状態信号が立ち下がったときに
バスの立ち下がり遷移を加速するようにローレベル駆動
手段を制御する。
【0014】また、この発明の信号変化加速バス駆動回
路によれば、プリディスチャージ期間に制御手段により
ローレベル駆動手段をオンし、サンプル期間中にイネー
ブル信号がローレベルのときに制御手段によりハイレベ
ル行動手段の駆動制御を行ってバス状態信号の立ち上が
り遷移を加速するようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に,この発明による信号変化加
速バス駆動回路の実施の形態について図面を参照して詳
細に説明する。図1はこの発明による第1実施の形態の
構成を示すブロック図である。この図1において、信号
変化加速バス駆動回路100はハイレベル駆動手段11
1、ローレベル駆動手段121を備えるとともに、クロ
ック信号(CLK)131、データ信号(IN)13
2、イネーブル信号(EN)133、およびバス状態信
号(BUS)141により前記ハイレベル駆動手段11
1、ローレベル駆動手段121を制御する制御手段10
1を有する。
【0016】次に、この図1でブロック図として示した
第1実施の形態の動作について説明する。プリチャージ
期間中は前記データ信号132によらず、前記制御手段
101は前記ハイレベル駆動手段111を動作させ、バ
ス状態信号141をチャージしてハイレベルにする。プ
リチャージ期間が終わり、サンプル期間になると、前記
イネーブル信号133がハイレベルのときに、前記デー
タ信号132がローレベルならば前記制御手段101は
前記ローレベル駆動手段121を動作させてバス状態信
号141をディスチャージしてローレベルにし、前記デ
ータ信号132がハイレベルならば、前記制御手段10
1はハイレベル駆動手段121を駆動して、バス状態信
号141をハイレベルに保持させる。前記イネーブル信
号133がローレベルのときに,前記データ信号132
によらずにバス状態信号141が立ち下がると、前記制
御手段101は前記ローレベル駆動手段121を動作さ
せてバス状態信号141の立ち下がりを加速する。
【0017】図2はこの第1実施の形態の具体的回路構
成を示す回路図であり、図2において、前記前記ハイレ
ベル駆動手段111は、PMOSトランジスタ211で
構成されており、そのゲートには、インバータ201を
介してクロック信号231が印加されるようになってい
る。PMOSトランジスタ211のドレインは電源に接
続され、ソースはNMOSトランジスタ222のドレイ
ンに接続され、その接続点にバスが接続され、バス状態
信号が現れるようになっている。NMOSトランジスタ
222のソースとNMOSトランジスタ221のドレイ
ンは直結されており、NMOSトランジスタ221のソ
ースはアースされている。
【0018】NMOSトランジスタ221のゲートは前
記インバータ201の出力端に接続されている。かくし
て、NMOSトランジスタ221,222により、前記
ローレベル駆動手段を構成している。前記制御手段は、
インバータ201,202、OR―NANDゲート20
3から構成されている。
【0019】インバータ202の入力端には、イネーブ
ル信号233が入力されるようになっており、インバー
タ202の出力がOR―NANDゲート203を構成す
るORゲートの一方の入力端に入力され、このORゲー
トの他方の入力端には、データ信号232が入力される
ようになっている。ORゲートの出力はNANDゲート
の一方の入力端に入力され、NANDゲートの他方の入
力端には、バス状態信号241が入力されるようになっ
ている。NANDゲートの出力信号は、NMOSトラン
ジスタ222のゲートに入力されている。以上のように
して、信号変化加速バス駆動回路200を構成してい
る。
【0020】図3は、このように構成された信号変化加
速バス駆動回路200を複数個用いたバス駆動系を示す
ブロック図である。すなわち、図3のように,図2の信
号変化加速バス駆動回路200−0,200−1,20
0−2,200−3をバスに接続して、バス状態信号2
41を制御するようにしている場合を示している。信号
変化加速バス駆動回路200−2と200−3はデータ
信号IN−2,IN−3とイネーブル信号EB−2,E
N−3をGND(アース)に接続する。
【0021】図4は図3に適用される波形図であり、図
4(A)はクロック信号231、図4(B)はデータ入
力(IN−0)232−0、図4(C)はイネーブル信
号EN−0、図4(D)はPMOSトランジスタ211
の入力ENP−0、図4(E)はNMOSトランジスタ
221の入力ENN0−0、図4(F)はNMOSトラ
ンジスタ222の入力ENN1−0、図4(G)はバス
状態信号241、図4(H)は信号変化加速バス駆動回
路200−1のデータ入力IN−1、図4(I)は信号
変化加速バス駆動回路200−1のイネーブル信号EN
−1をそれぞれ示している。
【0022】次に、図2と図3の実施の形態の動作につ
いて図4の波形図を参照しながら説明する。図4(A)
に示すクロック信号がハイレベルのときには、プリチャ
ージ期間であり,信号変化加速バス駆動回路200−0
〜200−1におけるPMOSトランジスタ211がオ
ンし、図4(G)に示すバス状態信号241がハイレベ
ルとなる。また、クロック信号231がローレベルにな
るときは、サンプリング期間であり、このとき、信号変
化加速バス駆動回路200−0に印加する図4(C)に
示すイネーブル信号EN−0がハイレベルのときには、
図4(B)に示すデータ信号にしたがいバス状態信号2
41のレベルが決定される。
【0023】信号変化加速バス駆動回路200−0〜2
00−1に印加されるイネーブル信号EN−0〜EN−
3のうちハイレベルになるのは、信号変化加速バス駆動
回路200−0に印加されるイネーブル信号EN−0た
だ一つであり、他の信号変化加速バス駆動回路200−
2,200−3,200−1に印加されるイネーブル信
号EN−1〜EN−3はローレベルであるが、信号変化
加速バス駆動回路200−0に印加される図4(B)に
示すデータ信号IN−0がローレベルで信号変化加速バ
ス駆動回路200−0のNMOSトランジスタ221と
222がともにオンとなり、バス状態信号241がハイ
レベルからローレベルになると、信号変化加速バス駆動
回路200−1〜200−3のNMOSトランジスタ2
21と222もオンになり、バス状態信号241の立ち
下がりを加速する。
【0024】また、信号変化加速バス駆動回路200−
0のデータ信号(IN−0)232−0(図4(B)参
照)がハイレベルでは、バス状態信号241はハイレベ
ルを保持する(図4(G)参照)。信号変化加速バス駆
動回路200−1のイネーブル信号EN−1(図4
(H)参照)がローレベルのときには、この信号変化加
速バス駆動回路200−1に印加されるデータ信号(I
N−1)232−1にしたがい、バス状態信号241が
決定される。
【0025】信号変化加速バス駆動回路200−0、2
00−2,200−3に印加されるイネーブル信号EN
−0,EN−2,EN−3がローレベルであるが、信号
変化加速バス駆動回路200−1に印加されるデータ信
号IN−1がローレベルでNMOSトランジスタ221
−1と222−1がともにオンとなり、バス状態信号2
41がハイレベルからローレベルとなると、信号変化加
速バス駆動回路200−0、200−2,200−3の
各NMOSトランジスタ221−0,221−2,22
1−3とNMOSトランジスタ222−0,222−
2,222−3もオンとなり、バス状態信号241の立
ち下がりを加速する。また、信号変化加速バス駆動回路
200−1のデータ信号IN−1(図4(H)参照)が
ハイレベルでは、バス状態信号241がハイレベルを保
持する。
【0026】次に、この発明の第2実施の形態について
説明する。図5は第2実施の形態の構成を示す回路図で
ある。この図5において、前記図1で示したハイレベル
駆動手段に相当するハイレベル駆動手段としてのPMO
Sトランジスタ511が使用されている。PMOSトラ
ンジスタ511のドレインは電源に接続されており、そ
のソースはNMOSトランジスタ521のドレインに接
続されているとともに、バスに接続され、このバスに現
れるバス状態信号541のレベルを前記NMOSトラン
ジスタ521とともに制御するようになっている。PM
OSトランジスタ511のゲートには、インバータ50
1を通してクロック信号531が印加されるようになっ
ている。
【0027】前記NMOSトランジスタ521は、前記
図1におけるローレベル駆動手段に相当するローレベル
駆動手段を構成するものであり、そのソースはアースさ
れており、ゲートには、OR−AND−NORゲート5
03の出力が印加されるようになっている。このOR−
AND−NORゲート503とインバータ502は図1
で示した制御手段101に相当する制御手段を構成して
おり、イネーブル信号(EN)533がインバータ50
2を通してNORゲートの一方の入力端に入力されるよ
うになっている。また、データ信号(IN)532がこ
のNORゲートの他方の入力端に入力されるようになっ
ている。
【0028】このNORゲートの出力はANDゲートの
一方の入力端に入力されるようになっており、ANDゲ
ートの他方の入力端には、前記バス状態信号541が入
力されるようになっている。ANDゲートの出力信号は
NORゲートの一方の入力端に入力されるようになって
おり、NORゲートの他方の入力端には、バス状態信号
541が入力されるようになっている。NORゲートの
出力信号がNMOSトランジスタ521のゲートに印加
されるようになっている。かくして、OR−AND−N
ORゲート503とインバータ501とにより、制御手
段が構成され、この制御手段とPMOSトランジスタ5
11、NMOSトランジスタ521とにより、信号変化
加速バス駆動回路500が構成されている。
【0029】図6は、図5で示した信号変化加速バス駆
動回路500を複数個用いたバス駆動系の構成を示すブ
ロック図である。この図6において、信号変化加速バス
駆動回路500−0,500−1,500−2,500
−3がバスを介して接続されている。信号変化加速バス
駆動回路500−2と500−3はデータ信号とイネー
ブル信号をGND(グランド)に接続する。
【0030】次に、図5、図6で示した第2実施の形態
の動作について、図7の波形図を参照しながら説明す
る。図7(A)はクロック信号(CLK),図7(B)
は信号変化加速バス駆動回路500−0に印加されるデ
ータ信号(IN−0)532−0、図7(C)は信号変
化加速バス駆動回路500−0に印加されるイネーブル
信号EN−0,図7(D)は図5におけるPMOSトラ
ンジスタ511のゲートに印加されるインバータ501
の出力信号を示す。さらに,図7(E)は信号変化加速
バス駆動回路500−0におけるNMOSトランジスタ
521のゲートに印加されるOR−AND−NORゲー
ト503の出力信号ENN−0、図7(F)はバス状態
信号541、図7(G)は信号変化加速バス駆動回路5
00−1に印加されるデータ信号(IN−1)532−
1、図7(H)は信号変化加速バス駆動回路500−1
に印加されるイネーブル信号EN−1である。
【0031】図7(A)に示すように、クロック信号C
LKがハイレベルの場合には、プリチャージ期間であ
り、信号変化加速バス駆動回路500−0,500−
1,500−2,500−3のPMOSトランジスタ5
11がオンし、バス状態信号541は図7(F)に示す
ように、ハイレベルとなる。また、クロック信号CLK
がローレベルの期間では、サンプリング期間であり、信
号変化加速バス駆動回路500−0に印加する図7
(C)に示すイネーブル信号EN−0がハイレベルのと
きには、図7(B)に示すデータ信号IN−0にしたが
いバス状態信号541のレベルが決定される。
【0032】信号変化加速バス駆動回路500−0,5
00−1,500−2,500−3に印加されるイネー
ブル信号EN−0〜EN−3のうち、ハイレベルになる
イネーブル信号は、一つであり、イネーブル信号EN−
1〜EN−3がローレベルであるが、データ信号IN−
0がローレベルでNMOSトランジスタ521がオンと
なり、バス状態信号541がハイレベルからローレベル
となると、信号変化加速バス駆動回路500−1〜50
0−3のNMOSトランジスタ521もオンとなり、バ
ス状態信号541の立ち下がりを加速する。また、信号
変化加速バス駆動回路500−0に印加されるデータ信
号IN−1がハイレベルの場合には、バス状態信号54
1はハイレベルを保持する。
【0033】信号変化加速バス駆動回路500−1に印
加するイネーブル信号がローレベルのときには、データ
信号IN−1にしたがい、バス状態信号541のレベル
が決定される。信号変化加速バス駆動回路500−0,
500−2,500−3に印加されるイネーブル信号が
ローレベルであるが、データ信号IN−1がローレベル
で信号変化加速バス駆動回路500−1のNMOSトラ
ンジスタ521がオンとなり、バス状態信号541がハ
イレベルからローレベルとなると、信号変化加速バス駆
動回路500−0,500−2,500−3の各NMO
Sトランジスタ521もオンとなり、バス状態信号54
1の立ち下がりを加速する。信号変化加速バス駆動回路
500−1に印加するデータ信号IN−1がハイレベル
では、バス状態信号541はハイレベルを保持する。
【0034】次に、この発明の第3実施の形態について
説明する。図8は第3実施の形態の構成を示す回路図で
ある。この図8において、図1で示したハイレベル駆動
手段に相当する部分はPMOSトランジスタ811,8
12で構成されている。PMOSトランジスタ811,
812の各ドレインは電源に接続されており、PMOS
トランジスタ811のゲートには、クロック信号(CL
K)831がインバータ801を通して入力されるよう
になっている。
【0035】データ信号(IN)832とイネーブル信
号(EN)833はNANDゲート803でNAND論
理をとってPMOSトランジスタ812のゲートに入力
するようになっている。PMOSトランジスタ811,
812のソースはNMOSトランジスタ822のドレイ
ンとバスに接続されている。NMOSトランジスタ82
2のソースとNMOS821のドレインが直結されてお
り、NMOSトランジスタ821のソースはアースに接
続されている。
【0036】上記イネーブル信号(EN)833はイン
バータ802を通してOR−NANDゲート804のO
Rゲートの一方の入力端に入力され、このORゲートの
他方の入力端には、前記データ信号(IN)832が入
力されるようになっている。ORゲートの出力はNAN
Dゲートの一方の入力端に送出され、NANDゲートの
他方の入力端には、バス状態信号841が入力されるよ
うになっている。OR−NANDゲート804の出力、
すなわち、NANDゲートの出力は、前記NMOSトラ
ンジスタ822のゲートに印加するようになっている。
かくして、インバータ801と802、NANDゲート
803、OR−NANDゲート804とにより、図1で
示した制御手段に相当する制御手段が構成されている。
このようにして、信号変化加速バス駆動回路800が構
成されている。
【0037】図9は図8で示した信号変化加速バス駆動
回路800を複数個バスを通して接続したバス駆動系の
構成を示すブロック図である。この図9において、信号
変化加速バス駆動回路800−0,800−1,800
−2、800−3がバスに接続され、信号変化加速バス
駆動回路800−2と800−3はデータ信号とイネー
ブル信号をGNDに接続している。
【0038】次に、図10の波形図を参照して、図8、
図9に示す第3実施の形態の動作について説明する。図
10(A)はクロック信号(CLK)を示し、図10
(B)は信号変化加速バス駆動回路800−0に入力さ
れるデータ信号IN−0を示し、図10(C)は信号変
化加速バス駆動回路800−0に入力されるイネーブル
信号EN−0を示している。図10(D)は信号変化加
速バス駆動回路800−0におけるPMOSトランジス
タ811のゲートに印加されるインバータ801の出
力、すなわち、クロック信号CLKの反転信号である。
【0039】図10(E)は、信号変化加速バス駆動回
路800−1におけるPMOSトランジスタ812のゲ
ート信号、つまりNANDゲート803の出力信号EN
P1−0を示し、図10(F)は、信号変化加速バス駆
動回路800−0におけるNMOSトランジスタ821
のゲートに印加されるインバータ801の出力信号EN
N0−0を示している。また、図10(G)は信号変化
加速バス駆動回路800−0におけるNMOSトランジ
スタ822のゲートに印加されるOR−NANDゲート
804の出力信号ENN1−0を示し、図10(H)
は、バス状態信号841を示し、図10(I)は信号変
化加速バス駆動回路800−1に印加されるデータ信号
IN−1を示し、図10(J)は信号変化加速バス駆動
回路800−1に印加されるイネーブル信号EN−1を
示している。
【0040】この第3実施の形態では、図10(A)に
示すクロック信号CLKがハイレベルのときには、プリ
チャージ期間であり、信号変化加速バス駆動回路800
−0〜800−3の各PMOSトランジスタ811がオ
ンし、図10(H)に示すように、バス状態信号841
がハイレベルとなる。また、クロック信号CLKがロー
レベルの場合には、サンプリング期間であり、信号変化
加速バス駆動回路800−0に印加される図10(C)
に示すイネーブル信号EN−0がハイレベルのときに
は、信号変化加速バス駆動回路800−0に印加される
図10(B)に示すデータ信号IN−0にしたがいバス
状態信号841のレベルが決定される。
【0041】信号変化加速バス駆動回路800−0〜8
00−3のそれぞれに印加されるイネーブル信号EN−
0〜EN−3のうち、ハイレベルになるのはただ一つで
あり、信号変化加速バス駆動回路800−1に印加され
るイネーブル信号EN−1〜EN−3はローレベルであ
るが、信号変化加速バス駆動回路800−0に印加され
るデータ信号IN−0(図10(B)参照)がローレベ
ルで信号変化加速バス駆動回路800−0におけるNM
OSトランジスタ821と822がともにオンとなり、
バス状態信号841がハイレベルからローレベルになる
と、信号変化加速バス駆動回路800−1〜800−3
のNMOSトランジスタ821,822もオンとなり、
図10(H)に示すように、バス状態信号841の立ち
下がりが加速する。
【0042】また、信号変化加速バス駆動回路800−
0に入力される図10(B)に示すデータ信号IN−0
がハイレベルの場合には、この信号変化加速バス駆動回
路800−0のPMOSトランジスタ812がオンとな
り、バス状態信号841はハイレベルを保持する。信号
変化加速バス駆動回路800−1に入力される図10
(J)に示すイネーブル信号EN−1がローレベルの場
合には、この信号変化加速バス駆動回路800−1に入
力される図10(I)に示すデータ信号IN−1にした
がいバス状態信号841のレベルが決定される。
【0043】信号変化加速バス駆動回路800−0,8
00−2,800−3に入力されるイネーブル信号EN
−0,EN−2,EN−3(EN−2,EN−3は図示
せず)がローレベルであるが、前記信号変化加速バス駆
動回路800−1に入力される図10(I)に示すデー
タ信号IN−1がローレベルで信号変化加速バス駆動回
路800−1のNMOSトランジスタ821がオンとな
り、図10(H)に示すバス状態信号841がハイレベ
ルからローレベルになると、信号変化加速バス駆動回路
800−0,800−2,800−3の各NMOSトラ
ンジスタ821と822はともにオンとなり、したがっ
て、バス状態信号841の立ち下がりを加速することに
なる。
【0044】さらに、信号変化加速バス駆動回路800
−1に入力されるデータ信号IN−1がハイレベルの場
合には、信号変化加速バス駆動回路800−1のPMO
Sトランジスタ812がオンとなり、したがって、バス
状態信号841がハイレベルを保持する。サンプル期間
もバス状態信号841はハイレベルを保持し、ノイズな
どによる誤動作の影響が低減できる。
【0045】次に、この発明の第4実施の形態について
説明する。図11はこの第4実施の形態の構成を示す回
路図である。第4実施の形態の場合もサンプル期間中に
ハイレベル駆動手段を駆動する場合の実施の形態を示す
もので、この図11において、PMOSトランジスタ1
111ハイレベル駆動手段を構成しており、NMOSト
ランジスタ1122と1121とによりローレベル行動
手段を構成している。AND−NORゲート1103
と、インバータ1102とOR−NANDゲート110
4と、インバータ1101とにより制御手段を構成して
いる。データ信号(IN)1132はAND−NORゲ
ート1103のANDゲートの一方の入力端とOR−N
ANDゲート1104のORゲートの一方の入力端に入
力されるようになっている。
【0046】イネーブル信号(EN)1133はAND
−NORゲート1103のANDゲートの他方の入力端
と、インバータ1102を通してOR−NANDゲート
1104のORゲートの他方の入力端に入力されるよう
になっている。さらに、クロック信号(CLK)113
1はAND−NORゲート1103のNORゲートの一
方の入力端とインバータ1101を通してNMOSトラ
ンジスタ1121のゲートに入力されるようになってい
る。データ信号1132とイネーブル信号1133との
論理積とクロック信号1131とのNOR論理をとって
PMOSトランジスタ1111のゲートに印加するよう
になっている。
【0047】PMOSトランジスタ1111のドレイン
は電源に接続され、そのソースはバスとNMOSトラン
ジスタ1122のドレインに接続されている。NMOS
トランジスタ1122のソースとNMOSトランジスタ
1121のドレインは直結され、NMOSトランジスタ
1121のソースはアースに接続されている。また、イ
ネーブル信号1133の反転信号とデータ信号1132
との論理和とデータバス状態信号1141とのNAND
論理をOR−NANDゲート1104でとり、NMOS
トランジスタ1122のゲートに印加するようになって
いる。
【0048】クロック信号1131がローレベルのとき
は、サンプル期間であり、このサンプル期間において、
イネーブル信号1133がハイレベルの場合にはデータ
信号1132のレベルに応じてPMOSトランジスタ1
111がオン、またはオフになる。すなわち、データ信
号1132がローレベルであれば、AND−NORゲー
ト1103の出力がハイレベルとなり、PMOSトラン
ジスタ1111がオフとなる。
【0049】また、NMOSトランジスタ1121,1
122側では、イネーブル信号1133がハイレベルの
場合において、データ信号1132がローレベルであれ
ば、インバータ1101,1102とOR−NANDゲ
ート1104とによりNMOSトランジスタ1121,
1122はともにオンとなり、バス状態信号1141は
ローレベルに変化する。また、データ信号1132がハ
イレベルの場合には、AND−NORゲート1103に
よりNMOSトランジスタ1122がオフとなり、バス
状態信号1141のレベルは変化しない。
【0050】一方、このサンプリング期間において、イ
ネーブル信号1133がローレベルである場合に、デー
タ信号1132がローレベルであれば、AND−NOR
ゲート1103によりPMOSトランジスタ1111は
オフであり、インバータ1101,1102とOR−N
ANDゲート1104によりNMOSトランジスタ11
21,1122はともにオンとなり、バス状態信号11
41のレベルがローレベルに変化する。さらに、データ
信号1132がハイレベルであれば、NMOSトランジ
スタ1122はオフとなるが、PMOSトランジスタ1
111はオンとなり、バス状態信号1141のレベルは
ハイレベルを保持する。このように、第4実施の形態で
も、サンプル期間中にデータ信号のハイレベル時にバス
状態信号1141をハイレベルに保持することができ
る。
【0051】図12の第5実施の形態も同様にサンプル
期間にハイレベル駆動手段であるPMOSトランジスタ
を駆動してバス状態信号をハイレベルに維持する場合の
実施の形態を示している。この図12において、データ
信号(IN)1232はAND−NORゲート1202
のANDゲートの一方の入力端と、OR−AND−NO
Rゲート1203のORゲートの一方の入力端に入力さ
れるようになっている。イネーブル信号(EN)123
3はAND−NORゲート1202のANDゲートの他
方の入力端と、インバータ1201を通してOR−AN
D−NORゲート1203のORゲートの他方の入力端
に入力されるようになっている。
【0052】クロック信号(CLK)1231はAND
−NORゲート1202のNORゲートの他方の入力端
に入力されるとともに、OR−AND−NORゲート1
203のNORゲートの一方の入力端に入力されるよう
になっている。AND−NORゲート1202のAND
ゲートの出力はNORゲート1202の一方の入力端に
入力され、このNORゲートの出力をPMOSトランジ
スタ1211のゲートに印加するようになっている。P
MOSトランジスタ1211はハイレベル駆動手段を構
成している。PMOSトランジスタ1211のドレイン
は電源に接続され、ソースはバスとNMOSトランジス
タ1221のドレインに接続されている。
【0053】OR−AND−NORゲート1203のN
ORゲートの出力はANDゲートの他方の入力端に入力
されるようになっており、このANDゲートの一方の入
力端には、バス状態信号1241が入力されるようにな
っている。ANDゲートの出力はNORゲートの他方の
入力端に入力されるようになっており、NORゲートの
出力はNMOSトランジスタ1221のゲートに印加す
るようになっている。このNMOSトランジスタ122
1のソースは接地されている。NMOSトランジスタ1
221はローレベル駆動手段を構成している。また、イ
ンバータ1201と、AND−NORゲート1202
と、OR−AND−NORゲート1203とにより制御
手段を構成している。
【0054】この図12において、クロック信号123
1がローレベルの場合には、サンプル期間であり、この
サンプル期間中にイネーブル信号1233がハイレベル
のときには、データ信号1232のレベルにしたがいバ
ス状態信号1241が変わる。すなわち、サンプル期間
中にイネーブル信号1233がハイレベルのときにデー
タ信号1232がローレベルであれば、AND−NOR
ゲート1202によりPMOSトランジスタ1211が
オフとなる。このとき、インバータ1201と、OR−
AND−NORゲート1203によりNMOS1221
がオンとなり、したがって、バス状態信号1241はロ
ーレベルとなる。
【0055】また、サンプル期間中にイネーブル信号1
233がハイレベルで、データ信号1232がハイレベ
ルの場合には、上記AND−NORゲート1202によ
りPMOSトランジスタ1221がオンとなり、NMO
Sトランジスタ1221がオンとなり、バス状態信号1
241がローレベルとなる。さらに、イネーブル信号1
233がローレベルでデータ信号1232もローレベル
の場合には、インバータ1201、AND−NORゲー
ト1203によりPMOSトランジスタ1211はオフ
であり、NMOSトランジスタ1221はオンとなり、
バス状態信号1241はローレベルになる。イネーブル
信号1233がローレベルでデータ信号1232がハイ
レベルになると、AND−NORゲート1202により
PMOSトランジスタ1211がオフとなり、インバー
タ1201とAND−NORゲート1203でNMOS
トランジスタ1221もオフとなり、バス状態信号12
41はハイレベルを保持する。
【0056】このように上記各実施の形態では、プリチ
ャージ期間にバスをハイレベルにチャージし、サンプル
期間にイネーブル信号がハイレベルのときにデータ信号
に応じてバスを駆動し、イネーブル信号がローレベルの
ときにバスが立ち下がったときにバスの立ち下がり遷移
を加速するようにバスを駆動するダイナミック型として
おり、バスの遷移はハイレベルからローレベルに限定さ
れるために、その検知のための回路規模を小さくするこ
とが可能となる。また、その検知回路が簡単なことか
ら、検知の閾値をハイレベル側にすることによって検知
速度を上げることができ、ダイナミック型のために駆動
能力の大きいNMOトランジスタによるディスチャージ
作用により、回路の遅延を小さくすることが可能とな
る。
【0057】次に、この発明の第6実施の形態について
説明する。図13以降の実施の形態の場合には、サンプ
ル期間にイネーブル信号がローレベルのときにバス状態
信号の立ち上がり遷移を加速するようにハイレベル駆動
手段を制御するようにしている。図13は第6実施の形
態の構成を示す回路図である。この図13において、ク
ロック信号(CLK)1331はPMOSトランジスタ
1311とNMOSトランジスタ1321のゲートに印
加されるようになっている。データ信号(IN)133
2はAND−NORゲート1301のANDゲートの一
方の入力端に入力されるようになっている。このAND
ゲートの他方の入力端には、イネーブル信号(EN)1
333が入力されるようになっている。
【0058】このANDゲートのの出力はNORゲート
の一方の入力端に入力され、NORゲートの他方の入力
端には、バス状態信号1341が入力されるようになっ
ている。NORゲートの出力、すなわち、AND−NO
Rゲート1301の出力はPMOSトランジスタ131
2のゲートに入力されている。このAND−NORゲー
ト1301は制御手段を構成している。
【0059】上記PMPOSトランジスタ1311のド
レインは電源に接続されており、そのソースはPMOS
トランジスタ1312のドレインに接続されている。P
MOSトランジスタ1312のソースとNMOSトラン
ジスタ1321のドレインが直結され,かつバスに接続
されている。NMOSトランジスタ1321のソースは
接地されている。前記PMOSトランジスタ1311,
1321はハイレベル駆動手段を構成し、NMOSトラ
ンジスタ1321はローレベル駆動手段を構成してい
る。かくして、信号変化加速バス駆動回路1300を構
成している。
【0060】図14は図13に示した信号変化加速バス
駆動回路を複数用いたバス駆動系の構成を示すブロック
図である。この図14において、信号変化加速バス駆動
回路1300−0,1300−2,1300−3,13
00−1の4個がバスを介して接続されており、信号変
化加速バス駆動回路1300−2と1300−3はデー
タ信号とイネーブル信号はGNDに接続されている。信
号変化加速バス駆動回路1300−0,1300−2,
1300−3,1300−1には、それぞれクロック信
号1331が入力されるようにしており、信号変化加速
バス駆動回路1300−0と1300−1には、データ
信号(IN−0)1332−0,(IN−1)1331
−1が入力されるようになっている。
【0061】図15は図14の各部の信号波形を示して
おり、図15(A)はクロック信号、図15(B)は信
号変化加速バス駆動回路1300−0に印加するデータ
信号IN−0,図15(C)は信号変化加速バス駆動回
路1300−0に印加する印加するイネーブル信号EN
−0,図15(D)は信号変化加速バス駆動回路130
0−0に印加するPMOSトランジスタ1311のゲー
ト信号ENP0−0,図15(E)は信号変化加速バス
駆動回路1300−1のPMOSトランジスタのゲート
信号ENP1−0、図15(F)は信号変化加速バス駆
動回路1300−0のNMOSトランジスタ1321の
ゲート信号ENN−0,図15(G)はバス状態信号1
341、図15(H)は信号変化加速バス駆動回路13
00−1に印加するデータ信号IN−1,図15(I)
は信号変化加速バス駆動回路1300−1に印加するイ
ネーブル信号EN−1をそれぞれ示している。
【0062】次に、図13、図14に示す第6実施の形
態の動作について図15の波形図を参照しながら説明す
る。この第6実施の形態では、図15(A)に示すクロ
ック信号1331がハイレベルの場合には、プリディス
チャージ期間であり、信号変化加速バス駆動回路130
0−0〜1300−3の各NMOSトランジスタ132
1がオンし、図15(G)に示すように、バス状態信号
1341はローレベルになる。また、クロック信号13
31がローレベルになると、サンプリング期間であり、
このサンプリング期間において、信号変化加速バス駆動
回路1300−0に印加する図15(C)に示すイネー
ブル信号EN−0がハイレベルのときは、信号変化加速
バス駆動回路1300−0に印加する図15(B)に示
すデータ信号IN−0にしたがい、バス状態信号134
1が決定される。
【0063】信号変化加速バス駆動回路1300−0〜
1300−3に印加される各イネーブル信号EN−0〜
EN−3のうちハイレベルになるのは一つであり、信号
変化加速バス駆動回路1300−0に印加されるイネー
ブル信号EN−0がハイレベルであり、信号変化加速バ
ス駆動回路1300−1〜1300−3に印加されるイ
ネーブル信号EN−1〜EN−3はローレベルである
が、信号変化加速バス駆動回路1300−0に印加され
るデータ信号IN−0がハイレベルでAND−NORゲ
ート1301によりPMOSトランジスタ1312がオ
ンとなる。このとき、クロック信号1311はローレベ
ルであり、PMOSトランジスタ1311もオンとな
る。したがって、バス状態信号1341はローレベルか
らハイレベルになる。
【0064】これにともない、信号変化加速バス駆動回
路1300−1〜1300−3の各PMOSトランジス
タ1311と1312もオンとなり、バス状態信号13
41の立ち上がりを加速する。また、サンプル期間にお
いて、信号変化加速バス駆動回路1300−0に印加す
るイネーブル信号EN−0がハイレベルであって、デー
タ信号IN−0が図15(B)に示すようにローレベル
の場合には、AND−NORゲート1301によりPM
OSトランジスタ1312がオンとなり、バス状態信号
1341をローレベルを保持する。
【0065】また、このサンプル期間において、信号変
化加速バス駆動回路1300−1に印加される図15
(I)に示すように、イネーブル信号EN−1がローレ
ベルのときは、信号変化加速バス駆動回路1300−1
に印加される図15(H)に示すように、データ信号I
N−1にしたがいバス状態信号1341が決定される。
信号変化加速バス駆動回路1300−0,1300−
2,1300−3に印加される各イネーブル信号はロー
レベルであるが、信号変化加速バス駆動回路1300−
1に印加されるデータ信号IN−1がハイレベルであ
り、信号変化加速バス駆動回路1300−1のAND−
NORゲート1301によりPMOSトランジスタ13
12がオンとなり(PMOSトランジスタ1311はク
ロック信号がローレベルであるからオンになってい
る)、バス状態信号1341がローレベルからハイレベ
ルになる。
【0066】これにともない、信号変化加速バス駆動回
路1300−0,1300−2,1300−3の各PM
OSトランジスタ1311,1312がともにオンとな
りバス状態信号1341のレベルの立ち上がりを加速す
る。また、サンプリング期間中に信号変化加速バス駆動
回路1300−0,1300−2,1300−3に印加
される各イネーブル信号はローレベルであるが、信号変
化加速バス駆動回路1300−1に入力されるデータ信
号IN−1がハイレベルの場合には、AND−NORゲ
ート1301によりPMOSトランジスタ1312がオ
ンとなり、このときPMOSトランジスタ1311もオ
ンとなっているから、バス状態信号1341はハイレベ
ルを保持する。
【0067】次に、この発明の第7実施の形態について
説明する図16は第7実施の形態の構成を示す回路図で
ある。この図16において、クロック信号(CLK)1
631はPMOSトランジスタ161のゲートに印加さ
れるようになっているとともに、NMOSトランジスタ
1621のゲートに印加されるようになっている。デー
タ信号(IN)1632はAND−NORゲート160
2のANDゲートの一方の入力端に入力されるようにな
っているとともに、NORゲート1603の一方に入力
端に入力されるようになっている。
【0068】イネーブル信号(EN)1632はAND
−NORゲート1602のANDゲートの他方の入力端
に入力されるようになっているとともに、インバータ1
601を通してNORゲート1603の他方の入力端に
入力されるようになっている。AND−NORゲート1
602のNORゲートの他方の入力端には、バス状態信
号1641が入力されるようになっている。AND−N
ORゲート1602のNORゲートの出力はPMOSト
ランジスタ1612のゲートに印加されるようになって
いる。
【0069】上記NORゲート1603の出力はNMO
Sトランジスタ1622のゲートに印加されるようにな
っている。AND−NORゲート1602と、インバー
タ1601と、NORゲート1603は制御手段を構成
し、PMOSトランジスタ1611と1612とにより
ハイレベル駆動手段を構成し、NMOSトランジスタ1
621と1622とにより、ローレベル駆動手段を構成
している。
【0070】PMOSトランジスタ1611のドレイン
は電源に接続されており、そのソースはPMOSトラン
ジスタ1612のドレインに接続され、PMOSトラン
ジスタ1612のソースはバスに接続されている。NM
OSトランジスタ1621,1622の各ドレインはバ
スに接続され、NMOSトランジスタ1621,162
2の各ソースは接地されている。
【0071】この図16の実施の形態では、クロック信
号1631がハイレベルの場合には、プリディスチャー
ジ期間であり、PMOSトランジスタ1611がオフ
で、NMOSトランジスタ1621がオンとなり、バス
状態信号1641がローレベルとなる。次に、サンプリ
ング期間にクロック信号1631がロ−レベルであり、
PMOSトランジスタ1611がオンとなり、NMOS
トランジスタ1621がオフとなる。また、このサンプ
リング期間において、イネーブル信号1633がハイレ
ベルの場合には、データ信号1632がハイレベルであ
れば、AND−NORゲート1602によりPMOSト
ランジスタ1612がオンとなる。
【0072】このとき、インバータ1601とNORゲ
ート1603とにより、NMOSトランジスタ1622
もオフとなる。したがって、このときバス状態信号16
41はハイレベルを保持している。このイネーブル信号
1633がハイレベルで、データ信号1632がローレ
ベルであれば、AND−NORゲート1602によりP
MOSトランジスタ1612がオフとなる。また、イン
バータ1601とNORゲート1603とにより、NM
OSトランジスタ1622がオンとなり、その結果、バ
ス状態信号1641はローレベルとなる。
【0073】次に、イネーブル信号1633がローレベ
ルでデータ信号1632がハイレベルの場合には、AN
D−NORゲート1602によりPMOSトランジスタ
1612がオンとなる。このとき、インバータ1601
とNORゲート1603とによりNMOSトランジスタ
1622がオフとなり、かつローレベルのクロック信号
によりNMOSトランジスタ1621もオフであるか
ら、バス状態信号1641はハイレベルに保持されてい
る。また、データ信号1632がローレベルの場合に
は、PMOSトランジスタ1612はAND−NORゲ
ート1602によりオフとなり、このとき、インバータ
1601とNORゲート1603とにより、NMOSト
ランジスタ1622もオフであり、バス状態信号164
1はそのままの状態を保持している。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、サン
プル期間にイネーブル信号がハイレベルのときにデータ
信号のレベルに応じてバスを駆動し、イネーブル信号が
ローレベルのときにバス状態信号が立ち下がったときに
バス状態信号の立ち下がり遷移を加速するようにバスの
駆動制御を行うようにし、またバス状態信号の立ち上が
り遷移を加速するようにハイレベル駆動手段を制御する
ようにしたので、ダイナミック化により信号の変化する
方向が一意に決まり、バスの変化を検知するための記憶
回路が不要になる。したがって、回路規模を小さくでき
ることである。また、ダイナミック化により回路構成が
簡単になり、信号の変化が一意に決まるため、バス遷移
検知のためのしきい値をずらすことが可能であり、高速
検知が可能になる。これにともない、回路遅延を小さく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この本発明による信号変化加速バス駆動回路の
第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の信号変化加速バス駆動回路の具体的な回
路構成を示す回路図である。
【図3】図2の信号変化加速バス駆動回路を複数用いた
バス駆動系を示すブロック図である。
【図4】図2の信号変化加速バス駆動回路と図3のバス
駆動系の動作を説明するための信号波形図である。
【図5】この発明による信号変化加速バス駆動回路の第
2実施の形態の構成を示す回路図である。
【図6】図5の信号変化加速バス駆動回路を複数用いた
バス駆動系を示すブロック図である。
【図7】図5の信号変化加速バス駆動回路と図6のバス
駆動系の動作を説明するための信号波形図である。
【図8】この発明による信号変化加速バス駆動回路の第
3実施の形態の構成を示す回路図である。
【図9】図8の信号変化加速バス駆動回路を複数用いた
バス駆動系を示すブロック図である。
【図10】図8の信号変化加速バス駆動回路と図9のバ
ス駆動系の動作を説明するための信号波形図である。
【図11】この発明による信号変化加速バス駆動回路の
第4実施の形態の構成を示す回路図である。
【図12】この発明による信号変化加速バス駆動回路の
第5実施の形態の構成を示す回路図である。
【図13】この発明による信号変化加速バス駆動回路の
第6実施の形態の構成を示す回路図である。
【図14】図13の信号変化加速バス駆動回路を複数用
いたバス駆動系を示すブロック図である。
【図15】図13の信号変化加速バス駆動回路と図14
のバス駆動系の動作を説明するための信号波形図であ
る。
【図16】この発明による信号変化加速バス駆動回路の
第7実施の形態の構成を示す回路図である。
【図17】従来の信号変化加速バス駆動回路の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
100,200,200−0〜200−3,500,5
00−0〜500−3,800,800−0〜800−
3,1300,1300−0〜1300−3……信号変
化加速バス駆動回路、101……制御手段、111……
ハイレベル駆動手段、121……ローレベル駆動手段、
201,202,501,502,801,802,1
101,1102,1201,1601……インバー
タ、203,804,1104……OR−NANDゲー
ト、211,511,811,812,1111,13
11,1312,1611,1612……PMOSトラ
ンジスタ、221,222,521,821,822,
1121,1122,13211621,1622……
NMOSトランジスタ、503,1203……OR−A
ND−NORゲート、803……NANDゲート、11
03,1202,1301,1602……AND−NO
Rゲート、1603……NORゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−138612(JP,A) 特開 平5−55893(JP,A) 特開 平6−112802(JP,A) 特開 平8−116249(JP,A) 特開 平11−55094(JP,A) 特開 平10−190436(JP,A) 特開 平7−288465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70 H03K 19/096

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイレベルおよびローレベルの一方でプ
    リチャージ期間を、他方でサンプル期間をそれぞれ示す
    クロック信号と、データを示すデータ信号と、イネーブ
    ル信号と、バス状態信号とを入力する制御手段と、 駆動時に前記バス状態信号をチャージしてハイレベルに
    するハイレベル駆動手段と、 駆動時に前記バス状態信号をディスチャージしてローレ
    ベルにするローレベル駆動手段とを備え、 前記制御手段は、前記クロック信号が前記プリチャージ
    期間を示している間、 前記ハイレベル駆動手段を駆動
    し、前記クロック信号が前記サンプル期間を示している
    間、前記イネーブル信号がローレベルのときに前記バス
    状態信号の立ち下がり遷移を加速するように前記ローレ
    ベル駆動手段を制御する ことを特徴とする信号変化加速バス駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記クロック信号が前
    記サンプル期間を示している間、前記イネーブル信号が
    ハイレベルでかつ、前記データ信号がハイレベルのとき
    に前記ハイレベル駆動手段を駆動させることを特徴とす
    る請求項1記載の信号変化加速バス駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号は、ハイレベルで前記
    プリチャージ期間を、ローレベルで前記サンプル期間を
    それぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間に出力端が
    接続されたPMOSトランジスタからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間にそれぞれの出力端が直列に接続さ
    れた第1NMOSトランジスタと第2NMOSトランジ
    スタとからなり、 前記制御手段は、前記クロック信号を反転する第1イン
    バータと、前記イネーブル信号を反転する第2インバー
    タと、前記第2インバータの出力信号と前記データ信号
    との論理和をとるORゲートとこのORゲートの出力
    と前記バスのバス状態信号とのNAND論理をとるN
    ANDゲートとから構成されるOR−NANDゲートと
    からなり、 前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記第1インバータによって反転された前記クロック信
    号によって前記PMOSトランジスタがオンされること
    によって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記OR−NANDゲートの出力信号によって前記第1
    NMOSトランジスタがオンされるとともに、前記第1
    インバータによって反転された前記クロック信号によっ
    て前記第2NMOSトランジスタがオンされることによ
    って行なわれる、 ことを特徴とする請求項1記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  4. 【請求項4】 前記クロック信号は、ハイレベルで前記
    プリチャージ期間を、ローレベルで前記サンプル期間を
    それぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間に出力端が
    接続されたPMOSトランジスタからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間に出力端が接続される1個のNMO
    Sトランジスタからなり、 前記制御手段は、前記クロック信号を反転する第1イン
    バータと、前記イネーブル信号を反転する第2インバー
    タと、前記第2インバータの出力信号と前記データ信号
    との論理和をとるORゲートとこのORゲートの出力
    と前記バスのバス状態信号との論理積をとるANDゲ
    ートとこのANDゲートの出力信号と前記クロック信号
    とのNOR論理をとOR−AND−NORゲートとか
    らなり、前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記第1インバータによって反転された前記クロック信
    号によって前記PMOSトランジスタがオンされること
    によって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記OR−AND−NORゲートの出力信号によって前
    記第2PMOSトランジスタがオンされることによって
    行なわれる、 ことを特徴とする請求項1記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  5. 【請求項5】 前記クロック信号は、ハイレベルで前記
    プリチャージ期間を、ローレベルで前記サンプル期間を
    それぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間に出力端の
    それぞれが並列に接続された第1PMOSトランジスタ
    と第2PMOSトランジスタとからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間にそれぞれの出力端が直列に接続さ
    れた第1NMOSトランジスタと第2NMOSトランジ
    スタとからなり、 前記制御手段は、前記クロック信号を反転する第1イン
    バータと、前記イネーブル信号を反転する第2インバー
    タと、前記イネーブル信号と前記データ信号とのNAN
    D論理をと第1NANDゲート、前記第2インバー
    タの出力信号と前記データ信号との論理和をとるORゲ
    ートとこのORゲートの出力信号と前記バスのバス状態
    信号とのNAND論理をと第2NANDゲートとで構
    成されたOR−NANDゲートとからなり、 前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記第1インバータによって反転された前記クロック信
    号によって前記第1PMOSトランジスタがオンされる
    とともに、前記第1NANDゲートの出力信号によって
    前記第2PMOSがオンされることによって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記OR−NANDゲートの出力信号によって前記第1
    NMOSトランジスタがオンされるとともに、前記第1
    インバータによって反転された前記クロック信号によっ
    て前記第2NMOSトランジスタがオンされることによ
    って行なわれる、 ことを特徴とする請求項1記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  6. 【請求項6】 前記クロック信号は、ハイレベルで前記
    プリチャージ期間を、ローレベルで前記サンプル期間を
    それぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間に出力端が
    接続されたPMOSトランジスタからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間に出力端がそれぞれ直列に接続され
    第1NMOSトランジスタと第2NMOSトランジス
    タとからなり、 前記制御手段は、前記クロック信号を反転する第1イン
    バータと、前記イネーブル信号と前記データ信号との論
    理積をとるANDゲートとこのANDゲートの出力信号
    と前記クロック信号とのNOR論理をとるNORゲート
    とで構成されたAND−NORゲートと、前記イネーブ
    ル信号を反転する第2インバータと、前記第2インバー
    タの出力信号と前記データ信号との論理和をとるORゲ
    ートとこのORゲートの出力信号と前記バス状態信号と
    のNAND論理をとるNANDゲートとからなるOR−
    NANDゲートとからなり、前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記 AND−NORゲートの出力信号によって前記PM
    OSがオンされることによって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記第2インバータによって反転された前記クロック信
    号によって前記第1NMOSトランジスタがオンされる
    とともに、前記OR−NANDゲートの出力信号によっ
    て前記第2NMOSトランジスタがオンされることによ
    って行なわれる、 ことを特徴とする請求項1記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号は、ハイレベルで前記
    プリチャージ期間を、ローレベルで前記サンプル期間を
    それぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間に出力端が
    接続されたPMOSトランジスタからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間に出力端が接続されたNMOSトラ
    ンジスタからなり、 前記制御手段は、前記イネーブル信号と前記データ信号
    との論理積をとるANDゲートとこのANDゲートの出
    力信号と前記クロック信号とのNOR論理をとNOR
    ゲートとからなるAND−NORゲートと、前記イネー
    ブル信号を反転するインバータと、前記インバータの出
    信号と前記データ信号との論理和をとるORゲート
    このORゲートの出力信号と前記バス状態信号との論理
    積をとるANDゲートとこのANDゲートの出力信号
    前記クロック信号とのNOR論理をとるNORゲートと
    からなるOR−AND−NORゲートとからなり、 前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記AND−NORゲートの出力信号によって前記PM
    OSがオンされることによって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記OR−AND−N ORゲートの出力信号によって前
    記NMOSトランジスタがオンされることによって行な
    われる、 ことを特徴とする請求項1記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  8. 【請求項8】 ハイレベルおよびローレベルの一方でプ
    リディスチャージ期間を、他方でサンプル期間をそれぞ
    れ示すクロック信号と、データを示すデータ信号と、イ
    ネーブル信号と、バス状態信号とを入力する制御手段
    と、 駆動時に前記バス状態信号をチャージしてハイレベルに
    するハイレベル駆動手段と、 駆動時に前記バス状態信号をディスチャージしてローレ
    ベルにするローレベル駆動手段とを備え、前記制御手段は、前記クロック信号が前記プリディスチ
    ャージ期間を示している間、 前記ローレベル駆動手段を
    駆動し、前記クロック信号が前記サンプル期間を示して
    いる間、前記イネーブル信号がローレベルのときに前記
    バス状態信号の立ち上がり遷移を加速するように前記ハ
    イレベル駆動手段を制御する ことを特徴とする信号変化加速バス駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記クロック信号が前
    記サンプル期間を示している間、前記イネーブル信号が
    ハイレベルでかつ前記データ信号がローレベルのときに
    前記ローレベル駆動手段を駆動させることを特徴とする
    請求項8記載の信号変化加速バス駆動回路。
  10. 【請求項10】 前記クロック信号は、ハイレベルで前
    記プリディスチャージ期間を、ローレベルで前記サンプ
    ル期間をそれぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間にそれぞれ
    の出力端が直列に接続された第1PMOSトランジスタ
    第2PMOSトランジスタとからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間に出力端が接続されたNMOSトラ
    ンジスタからなり、 前記制御手段は、前記イネーブル信号と前記データ信号
    との論理積をとるANDゲートと、このANDゲートの
    出力信号と前記バス状態信号とのNOR論理をとAN
    D−NORゲートとからなり、 前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記クロック信号によって前記第1PMOSトランジス
    タがオンされるとともに、前記AND−NORゲートの
    出力信号によって前記第2PMOSトランジスタがオン
    されることによって行なわれる、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記クロック信号によって前記NMOSトランジスタが
    オンされることによって行なわれる、 ことを特徴とする請求項8記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
  11. 【請求項11】 前記クロック信号は、ハイレベルで前
    記プリディスチャージ期間を、ローレベルで前記サンプ
    ル期間をそれぞれ示すものであり、 前記ハイレベル駆動手段は、ハイレベルに相当する電源
    と前記バス状態信号が伝達されるバスとの間にそれぞれ
    の出力端が直列に接続された第1PMOSトランジスタ
    第2PMOSトランジスタとからなり、 前記ローレベル駆動手段は、前記バスとローレベルに相
    当するアースとの間にそれぞれの出力端が並列に接続さ
    れた第1NMOSトランジスタと第2NMOSトランジ
    スタとからなり、 前記制御手段は、前記イネーブル信号と前記データ信号
    との論理積をとるANDゲートとこのANDゲートの出
    力信号前記バス状態信号とのNOR論理をとるNOR
    ゲートとからなるAND−NORゲートと、前記イネー
    ブル信号を反転するインバータと、前記インバータの出
    信号と前記データ信号とのNOR論理をとNORゲ
    ートとからなり、 前記制御手段による前記ハイレベル駆動手段の駆動は、
    前記クロック信号によって前記第1PMOSトランジス
    タがオンされるとともに、前記AND−NORゲートの
    出力信号によって前記第2PMOSトランジスタがオン
    されることによって行なわれ、 前記制御手段による前記ローレベル駆動手段の駆動は、
    前記クロック信号によって前記第1NMOSトランジス
    タがオンされるとともに、前記NORゲートの出力信号
    によって前記第2NMOSトランジスタがオンされるこ
    とによって行なわれる、 ことを特徴とする請求項8記載の信号変化加速バス駆動
    回路。
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