JP3177124U - 防災頭巾 - Google Patents

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Abstract

【構成】頭巾シートは、カバー袋内に浮材を封入することによって形成し、かつ、前記頭巾シートの両側下端部にベルト貫通穴を設け、締め付けベルトを貫通して前記頭巾シートの背面に架け渡すとともに前面で締め付け可能とし、かつ前記頭巾シートの後端上部に支持ベルトの上端を固定するとともにその下端を前記締め付けベルトのほぼ中央部に摺動可能に連結した防災頭巾である。
【効果】津波、高潮等の水害にも対応できる防災頭巾を提供することができる。
【選択図】 図3

Description

この考案は防災頭巾に関し、地震等の災害時、特に同時に津波、高潮等の水害が予想される災害時に使用されるものである。
防災頭巾は頭部を保護するための簡易な防具であり、丈夫な布製の袋に綿などの緩衝材を入れたものを張り合わせ頭にかぶるようにしたものである。従来より様々な製品が考案され、普段は座布団として用いることのできるもの、避難後は毛布として使用できるものも存在した。
実登録第3028320号公報
ところで地震の災害時には津波、高潮等の水害も予想されるものである。しかしながら従来の防災頭巾にあってはこれらの水害に対する対応が全くされていないのが現状であった。
水害にも対応できる防災頭巾を提供することがこの考案の課題である。
前記課題を達成するために、この考案に係る防災頭巾においては、 断面を略逆V字状に形成した頭巾シートを備え、この頭巾シートの互いに対向する上部後端縁を着脱可能に連結し、かつ、前記頭巾シートの両側面に、係止具を設けこの係止具によって互いに対向する頭巾シートの前端縁の適宜位置を着脱可能に連結する防災頭巾において、前記頭巾シートは、カバー袋内に浮材をほぼ均一な厚さに封入することによって形成し、かつ、前記頭巾シートの両側下端部にベルト貫通穴を設け、これらのベルト貫通孔に締め付けベルトを貫通して前記頭巾シートの背面に架け渡すとともに前面で締め付け可能とし、かつ前記頭巾シートの後端上部に支持ベルトの上端を固定するとともにその下端を前記締め付けベルトのほぼ中央部に摺動可能に連結したものである。
この場合、前記カバー袋を、所用数の長方形状の袋部を水平方向に併設することによって構成し、その袋部内に浮材として発泡樹脂を封入することもできる。
また、前記頭巾シートにヒンジ部を形成し、このヒンジ部を前記頭巾シートの後端縁にほぼ平行に延ばし、前記頭巾シートの前端部を後方へ折り畳み可能とすることもできる。
この考案に係る防災頭巾は前記のように構成されているため、使用者が頭巾シートの上部後端縁を連結した状態で頭にかぶり頭巾シートの前側で係止具を止めれば防災頭巾として使用でき、また使用者がそのままの状態で、頭巾シートの上部後端縁の連結を離し、支持ベルトと締め付けベルトとの間にそれぞれ対応する腕をとおした後、頭巾シートを頭から後方にずらして首に巻くようにし、この状態で前側で締め付けベルトを締めればライフジャケットとして使用することができるものである。
よって、この防災頭巾を使用すれば、津波、高潮等の水害にも対応できる防災頭巾を提供することができる。
この場合、前記カバー袋を、所用数の長方形状の袋部を水平方向に併設することによって構成し、その袋部内に浮材として発泡樹脂を封入すれば、防災頭巾としての緩衝性を高めることができるとともにライフジャケットとしての浮力を充分に維持することができる。
また、前記頭巾シートにヒンジ部を形成し、このヒンジ部を前記頭巾シートの後端縁にほぼ平行に延ばし、前記頭巾シートの前端部を後方へ折り畳み可能とすれば、ライフジャケットとして使用した場合、使用者の首回りの浮力をより大きくすることができるため、ライフジャケットとしての機能はより向上する。
この考案に係る防災頭巾を実施するにあたって次の特徴を有する。
「頭巾シートのカバー袋」は、所用数の長方形状の袋部を水平方向に併設することによって構成し、その袋部内に浮材として発泡樹脂板を封入したものである。
「頭巾シートの後部上端縁」はフックによって着脱可能に連結するのが望ましい。
「浮材」としては発泡樹脂板、例えば発泡ポリエチレンフォーム板を使用する。
「係止具」は先端にワンタッチ連結具の付いたベルト状のものである。
「締め付けベルト」はその両端には一組のワンタッチ式の連結具が各々取り付けられたものであり、環状に連結できるものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの考案に係る防災頭巾の前面斜視図、図2は同背面斜視図、図3は同頭巾シートの上部後端縁を離した状態の背面斜視図、図4はライフジャケットとして使用した場合の前面斜視図、図5は同背面斜視図、図6は図1におけるVI―VI線断面図、図7は図1におけるVII―VII線断面図である。
図1〜図5において、Aは防災頭巾、10はその頭巾シートである。この頭巾シートは断面がほぼ逆V字状に形成され、使用者Mの頭にかぶせ易いようになっている。
11は前記頭巾シート10のカバー袋であり、図6及び図7に示すように縫製によって複数の袋部11、11、…に仕切られている。これらの袋部11、11、…は長方形状であり、水平方向に並んでいる。
F、F、…は発泡ポリエチレンフォーム板(この考案の「浮材」に相当する)であり、前記袋部11、11、…内に封入されている。この発泡ポリエチレンフォーム板は防災頭巾Aの緩衝性を高めるとともにライフジャケットとしての浮力を維持するためのものである。
なお13はヒンジ部であり、前記頭巾シート10の後端縁に沿ってほぼ平行に延びている。14、14、…は前記カバー袋の周縁に縫製された補強布である。また15、15、…は係止フックであり、前記頭巾シート10の上部後端縁に設置されている。この係止フック15、15、…は図2に示すように前記頭巾シート10の上部後端縁を連結したり、また図3に示すように離したりする。
20、20は係止ベルト(この考案の「係止具」に相当する)であり、前記頭巾シート10の両側面に設置されている。この係止ベルト20、20は防災頭巾Aをかぶった時に、その前側を先端係止部21、21によって、図1に示すように着脱可能に止める。
16、16、…はベルト貫通環(この考案の「ベルト貫通孔」に相当する)であり、前記頭巾シート10の両側下端部に設置されている。このベルト貫通環16、16、…は布テープを環状にして前記頭巾シート10の下端縁に逢着したものである。
30は締め付けベルトであり、このベルト貫通環16、16、…に貫通されている。この締め付けベルトは前記頭巾シート10の背面に架け渡され、その両端は前記頭巾シートの前面に至っている(図2〜図5参照のこと)。そしてその先端係止具31、31を着脱可能に止めることができる。
また図3及び図5において、50は支持ベルトであり、前記頭巾シート10の後端上部にその上端が固定されている。この支持ベルト50は下方に延び、その下端は前記締め付けベルト30のほぼ中心部に摺動可能に巻きつけた状態で連結されている。
この防災頭巾Aを防災頭巾として使用する場合は、図1及び図2に示すように、使用者Mが頭巾シート10の上部後端縁を連結した状態で頭にかぶり頭巾シート10の前側で係止ベルト20、20を止めれば防災頭巾として使用でき、また、図3に示すように使用者Mがそのままの状態で、頭巾シート10の上部後端縁の連結を離し、図4、図5に示すように支持ベルト50と締め付けベルト60との間にそれぞれ対応する腕をとおした後、頭巾シート10を頭から後方にずらして首に巻き、ヒンジ部13に沿って頭巾シート10の前端部を後方に折り畳み、この状態で頭巾シート10の前側で締め付けベルト60を締めればライフジャケットとして使用することができる。

この考案に係る防災頭巾を使用すれば、津波、高潮等の水害にも対応することができる。よって、産業上の利用可能性は高いものである。
図1はこの考案に係る防災頭巾の前面斜視図である。 図2は同背面斜視図である。 図3は同頭巾シートの上部後端縁を離した状態の背面斜視図である。 図4はライフジャケットとして使用した場合の前面斜視図である。 図5は同背面斜視図である。 図6は図1におけるVI―VI線断面図である。 図7は図1におけるVII―VII線断面図である。
A … 防災頭巾、
F … 発泡ポリエチレンフォーム板(浮材)
M … 使用者
10 … 頭巾シート
11 … カバー袋
13 … ヒンジ部
14 … 補強布
15 … 係止フック
16 … ベルト貫通環(ベルト貫通孔)
20 … 係止ベルト(係止具)
21 … 先端係止部
30 … 締め付けベルト
31 … 先端係止具
50 … 支持ベルト

Claims (3)

  1. 断面を略逆V字状に形成した頭巾シートを備え、この頭巾シートの互いに対向する上部後端縁を着脱可能に連結し、かつ、前記頭巾シートの両側面に、係止具を設けこの係止具によって互いに対向する頭巾シートの前端縁の適宜位置を着脱可能に連結する防災頭巾において、前記頭巾シートは、カバー袋内に浮材をほぼ均一な厚さに封入することによって形成し、かつ、前記頭巾シートの両側下端部にベルト貫通穴を設け、これらのベルト貫通孔に締め付けベルトを貫通して前記頭巾シートの背面に架け渡すとともに前面で締め付け可能とし、かつ前記頭巾シートの後端上部に支持ベルトの上端を固定するとともにその下端を前記締め付けベルトのほぼ中心部に摺動可能に連結したことを特徴とする防災頭巾。
  2. 前記カバー袋を、所用数の長方形状の袋部を水平方向に併設することによって構成し、その袋部内に浮材として発泡樹脂を封入したことを特徴とする請求項1の防災頭巾。
  3. 前記頭巾シートにヒンジ部を形成し、このヒンジ部を前記頭巾シートの後端縁にほぼ平行に延ばし、前記頭巾シートの前端部を後方へ折り畳み可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2の防災頭巾。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018138177A (ja) * 2013-12-02 2018-09-06 デンカ株式会社 防災頭巾

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