JP3220417U - 釣竿用のロッドケース - Google Patents
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Abstract
【課題】袋体へのロッドの確実な収容を図り、かつ釣竿、又は釣り道具保護を図り、釣人の信頼確保と、安心感の醸成確保が図れる釣竿用のロッドケースを提供する。
【解決手段】シート状素材を二つ折りし、袋体1aとした釣竿用のロッドケースであり、袋体は、緩衝材を備えた穂先保護部100と、耐性の補強体を備えた竿本体部101と、釣竿グリップ部102からなり、釣竿グリップ部は、一本、又は複数本の締付けベルト10を備え、かつ穂先本体部のカバー、又は釣竿本体部に折畳み添設可能な広幅スカート形態であり、袋体の開口部はファスナーで開閉自在である。
【選択図】図5−1
【解決手段】シート状素材を二つ折りし、袋体1aとした釣竿用のロッドケースであり、袋体は、緩衝材を備えた穂先保護部100と、耐性の補強体を備えた竿本体部101と、釣竿グリップ部102からなり、釣竿グリップ部は、一本、又は複数本の締付けベルト10を備え、かつ穂先本体部のカバー、又は釣竿本体部に折畳み添設可能な広幅スカート形態であり、袋体の開口部はファスナーで開閉自在である。
【選択図】図5−1
Description
本考案は、複数本、少なくとも、8−10本程度の、ルアー等のフィッシングのロッドを収容できる釣竿用のロッドケースに関する。
従来、釣竿用のロッドケースとして、市販、及び/又は、市販されている釣竿用のロッドケースは、次のような、構造が考えられる。
市販されているロッドケースの中の一つは、一体型で、例えば、耐性等の素材で、細長筐形構造である。しかし、この一体型では、ロッドの収容と保管は有効であるが、搬送と収容に問題を残す。
また、市販品を含め、シート状素材を用いた構造のロッドケースに関しは、次のような関連文献がある。以下、順に、説明する。
最初に、実用新案登録第3159474号公報に記載の考案がある(文献(1)とする)。この文献(1)は、袋体(ケース本体部)を、伸縮可能とする構造であり、特徴は、大小ロッドの収容と、ケース本体部を折畳み収容できること等にある。
次に、特開2002−171888号公報に記載の発明がある(文献(2)とする)。この文献(2)は、シート状素材を袋体形状にし、そのスカート裾部を、本体袋体に折畳み添接し、ベルト利用しロッドを捲装かつ収容する構造であり、特徴は、大小ロッドの収容と、ケース本体部を折畳み収容できること等にある。この発明は、単純に、シート状素材を利用して、ロッドとか、その他の釣り用品を収容するにとどまり、これらのロッド、又は釣り用具へのショック緩和し、その保護を補完するには、改良点がある。また、同じような発明として、米国特許第3972144号公報の構造がある(文献(3)とする)。
そして、更に、特開2017−140017号公報に記載の発明がある(文献(4)とする)。この文献(4)は、シート材でなる袋体で、ロッドの穂先部、及びロッド本体を捲装収容し、ロッドのリールシート部、及びスカート部を捲装収容しない簡易な構造である。しかしながら、ロッドのリールシート部、及びスカート部を捲装収容しないのは、ロッド(釣竿)として、必要不可欠な機器と、人手で把握する箇所の保護に十分とはいなと考えられる。従って、改良の余地がある。
実用新案登録第3159474号公報
特開2002−171888号公報
米国特許第3972144号公報
特開2017−140017号公報
文献1−4は、全体として、ロッドを収容することに関しては、それなりの効果が期待できる。しかしながら、各特徴を発揮できる具体的な例と、構造が明記されておらず、その効果の信憑性に疑問を感じ得ないと思われる。
上記に鑑み、本考案は、構成、及び効果の明確化を開示する為に、本考案を提案する。
前述した、構成、及び効果の明確化を開示する為に、請求項1−6を提案する。
請求項1の発明は、シート状素材を二つ折りにして、袋体とした釣竿用のロッドケースであって、
袋体は、穂先保護部と、釣竿本体部と、釣竿グリップ部でなり、
穂先保護部には、緩衝材を備え、
少なくとも、釣竿本体部には、耐性の補強体を備え、
釣竿グリップ部は、穂先本体部のカバーか、又は釣竿本体部に折畳み添設かの、何れかができる広幅スカート形態(形状)を備え、
釣竿グリップ部には、カバー、又は折畳み添設した際に、釣竿グリップ部、及び釣竿本体部を一体にする、一本、又は複数本のベルトを備え、
袋体の開口部を閉めるファスナーを備え、
たことを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
袋体は、穂先保護部と、釣竿本体部と、釣竿グリップ部でなり、
穂先保護部には、緩衝材を備え、
少なくとも、釣竿本体部には、耐性の補強体を備え、
釣竿グリップ部は、穂先本体部のカバーか、又は釣竿本体部に折畳み添設かの、何れかができる広幅スカート形態(形状)を備え、
釣竿グリップ部には、カバー、又は折畳み添設した際に、釣竿グリップ部、及び釣竿本体部を一体にする、一本、又は複数本のベルトを備え、
袋体の開口部を閉めるファスナーを備え、
たことを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項1は、袋体へのロッドの確実な収容を図り、かつ釣竿、又は釣り道具(道具と、その操作機器)等の保護を図り、釣人の信頼確保と、安心感の醸成確保が図れる。例えば、穂先は、穂先保護部の緩衝材で、また穂先全体、即ち、釣竿は、釣竿本体部に設けた耐性の補強体で、それぞれ保護し、釣人の信頼確保と、安心感の醸成確保が図れる。
また、ロッドと、また、釣竿、又は釣り道具(道具と、その操作機器)等の保護を図り得る構造を介し、かつ提供できる。
請求項2の発明は、袋体には、前記開口部の反対面に、取手、及び/又は、肩掛けベルトを備えていることを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項2は、請求項1の特徴、及び効果の達成と、その為の取手、及び/又は、肩掛けベルトの構造を提供できる。
請求項3の発明は、開口部の、少なくとも、対峙面に、パイピング(覆い布)を付設し、縫合するとともに、パイピングは素材とは別色とすることを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項3は、請求項1の特徴、及び効果の達成と、その為のパイピング(覆い布)を付設できる構造を提供できる。
請求項4の発明は、少なくとも、素材の色は黒色、パイピングの色は赤色、とすることを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項4は、請求項1の特徴、及び効果の達成と、その為の素材の色は黒色、パイピングの色は赤色とする構造を提供できる。
請求項5の発明は、開口部の反対面に、複数個の取付け部を備えた取付け布を設け、取付け部に、肩掛けベルトの、少なくとも、二つのフックを着脱自在に係止することを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項5は、請求項1の特徴、及び効果の達成と、開口部の反対面に取付け部を備えた取付け布を設け、この取付け布の取付け部に肩掛けベルトのフックを着脱自在に係止する構造が提供できる。
請求項6の発明は、取付け布には、複数の係止隙間を形成することを特徴とした釣竿用のロッドケースである。
従って、請求項6、請求項5の特徴、及び効果の達成と、その為の取付け布の構造を提供できる。
図6〜図8に示した、ロッドケースの展開と要部の図示において、1は細長舟形形状のシート状素材で、向かって左側から右側に向かって、穂先保護部100と、続いて、釣竿本体部101、最後に、釣竿グリップ部102の形態となっており、平面視した形状は例えば、船に例えると、船首部、船体部と、船尾部と同意義と考えられる。
このシート状素材1を折り畳むことで、袋体1aが形成されるとともに、この折畳み開放側1bが開口部2となり、この開口部2には、ファスナー3が装着される。このファスナー3は、前記穂先保護部100と釣竿本体部101迄である。従って、原則として、釣竿グリップ部102には、ファスナー3は備えていない。理由は、この釣竿グリップ部102で、釣竿本体部101の下側を包囲するためと、釣竿A等の袋体1aへの容易な挿入と、取出し等のためである。また、ロッドケースを地面等に置いた際のロッドが直接接触することを回避し、ロッド、及び/又は、その装飾等の保護にある。
尚、釣竿グリップ部102は、平面視して、方形状であって、その繋ぎ部から終端部迄、均等な幅員が望ましい。
図中5はファスナー3のスライダーである。スライダー5の始点は、釣竿本体部101と釣竿グリップ部102の繋ぎ部で、終端は穂先保護部100の穂先である。従って、袋体1aには、長手方向において、釣竿Aを出し入れするに最適な空間が形成される。よって、取扱いの利便性とか、釣竿Aの損傷回避、又は迅速な所作への利便性に寄与できる。
尚、袋体1aの折畳み開放側1bには、パイピング6を、例えば、赤色で縫製することで、解れ防止と美感の醸成に有効できる。また、シート状素材1の、例えば、黒色に呈して、反対色の感覚がある。赤色を選択することで、袋体1aの存在感と、確認の容易化、及び/又は、誤認防止等の有効性を備えている。勿論、前述の配色は一例である。また、パイピング6は、袋体1aの周囲全体に施されており、釣竿グリップ部102の開口部2(折畳み開放側1b)にも縫製されている。
図中7は、袋体1aの折畳み側1c(釣竿本体部101)に設けた取付け布であり、この取付け布7には、複数の取付け部7a、7b(取付け布7に形成した、後述するフックを差込み係止する取付け隙間であり、例えば、取付け布7を縫合して形成する)を備えている。従って、少なくとも、2つの取付け部7aに、肩掛けベルト8のフック8a、8bを係止すれば、肩掛けベルト7を肩に掛けすることで、ロッドケースを支持できる(図11参照)。尚、保管時に、家具、鴨居等に支持することもできる。
尚、図2〜4、図5−2、図7は、ロッドケースの要部を拡大して示した各図であり、前述において、説明した各部材の理解を容易にする為であり、好ましい、本考案の一例であって、前述の説明の通りである。
また、図中10は、釣竿グリップ部102に設けた一本、又は数本の締付けベルトであり、包被、又は二つ折り等し、折り曲げた状態の釣竿グリップ部102を、釣竿本体部101に緊締する。締付けベルト10にパイピング6を縫製する。取付け、特徴等は前述の説明に準ずる。
尚、図中11は、穂先保護部100に内設した緩衝材であり、釣竿Aの穂先A1を保護する。
また、図中12は板状の補強材であり、少なくとも、穂先保護部100、及び/又は、釣竿本体部101に内設されており、釣竿A、又は穂先A1の保護を意図する。補強材12は、例えば、穂先保護部100、及び/又は、釣竿本体部101の要部とか、幅方向Xの一部、又は全体に内設する。
ロッドケース(袋体1a)に釣竿Aを収容するには、ファスナー3を開放方向(穂先方向)にスライドし、開口部2を開放する。この開放後に、少なくとも、一本、乃至数本の釣竿Aを収容し、開口部2をファスナー3で閉塞する。そして、釣竿グリップ部102を釣竿本体部101で包被するか、折畳み添設し、締付けベルト10を緊締する。また、ロッドケースから釣竿Aを、取り出す際は、略逆の所作で行える。
以上で説明した各実施例は、好ましい一例を示したものであり、同様な効果と特徴を有する他の構造、手段は、本考案の範疇である。
1 シート状素材
1a 袋体
1b 折畳み開放側
1c 折畳み側
100 穂先保護部
101 釣竿本体部
102 釣竿グリップ部
2 開口部
3 ファスナー
5 スライダー
6 パイピング
7 取付け布
7a 取付け部
7b 取付け部
8 ベルト
8a フック
8b フック
10 締付けベルト
11 緩衝材
12 補強材
A 釣竿
A1 穂先
X 幅方向
1a 袋体
1b 折畳み開放側
1c 折畳み側
100 穂先保護部
101 釣竿本体部
102 釣竿グリップ部
2 開口部
3 ファスナー
5 スライダー
6 パイピング
7 取付け布
7a 取付け部
7b 取付け部
8 ベルト
8a フック
8b フック
10 締付けベルト
11 緩衝材
12 補強材
A 釣竿
A1 穂先
X 幅方向
Claims (6)
- シート状素材を二つ折りにして、袋体とした釣竿用のロッドケースであって、
この袋体は、穂先保護部と、釣竿本体部と、釣竿グリップ部でなり、
前記穂先保護部には、緩衝材を備え、
少なくとも、前記釣竿本体部には、耐性の補強体を備え、
前記釣竿グリップ部は、前記穂先本体部のカバーか、又は前記釣竿本体部に折畳み添設かの、何れかができる広幅スカート形態(形状)を備え、
この釣竿グリップ部には、前記カバー、又は折畳み添設した際に、この釣竿グリップ部、及び前記釣竿本体部を一体にする、一本、又は複数本のベルトを備え、
前記袋体の開口部を閉めるファスナーを備え、
たことを特徴とした釣竿用のロッドケース。 - 前記袋体には、前記開口部の反対面に、取手、及び/又は、肩掛けベルトを備えていることを特徴とした請求項1に記載の釣竿用のロッドケース。
- 前記開口部の、少なくとも、対峙面に、パイピング(覆い布)を付設し、当該パイピングするとともに、このパイピングは、前記素材とは、別色とすることを特徴とした請求項1に記載の釣竿用のロッドケース。
- 前記少なくとも、前記素材の色は黒色、前記パイピングの色は赤色、とすることを特徴とした請求項1に記載の釣竿用のロッドケース。
- 前記開口部の反対面に、複数個の取付け部を備えた取付け布を設け、この取付け部に、前記肩掛けベルトの、少なくとも、二つのフックを着脱自在に係止することを特徴とした請求項1に記載の釣竿用のロッドケース。
- 前記取付け布には、複数の係止隙間を形成することを特徴とした請求項5に記載の釣竿用のロッドケース。
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JP2018004760U JP3220417U (ja) | 2018-12-07 | 2018-12-07 | 釣竿用のロッドケース |
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