JP4275607B2 - リールプロテクタ - Google Patents

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本発明は、釣用リールを収容保護するリールプロテクタの構造に関するものである。
釣人は、釣り場に到着した後に直ちに釣りを開始するために、予めタックルをセットしておくことがある。具体的には、釣人は、釣行前に予め釣竿に釣用リールを装着し、ラインに仕掛けを組み付ける。釣用リールが釣竿に装着された状態で搬送されると、釣竿から露出した釣用リールが他の道具と衝突したり、特に船による釣り場の移動時(ある磯から他の磯への移動時)等において、釣用リールが他の釣道具や船体に衝突することがあり、その結果、釣用リールが損傷を受けるおそれがある。
そのような問題を避けるために、従来から釣竿に装着した状態でも釣用リールを保護することができるリールプロテクタが提供されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。従来のリールプロテクタは、釣用リールを収容する袋からなり、この袋は、一般に柔軟性及び伸縮性を備えた生地により縫製されている。
図9は、従来のリールプロテクタが釣用リールに装着された状態を示す図である。同図において、釣用リール1は、釣竿2に装着されている。リールプロテクタ3は、上部に開口4を有する袋状に形成されており、釣用リール1を下方から包み込むように当該釣用リール1に被せられる。リールプロテクタ3は舌片5を備えており、この舌片5は、リールプロテクタ3と一体的に形成されている。そして、この舌片5が、例えば面ファスナー6を介してリールプロテクタ3に固定されるようになっており、これにより、当該リールプロテクタ3は、釣用リール1に固定され、釣用リールを保護する。
実用新案登録第2530259号公報 実用新案登録第2576826号公報
ところで、釣用リール1は、ギア機構が内蔵されたリール本体7と、リール本体7に設けられ、ギア機構を駆動するハンドル8とを有するが、同図が示すようにハンドル8は、リール本体7の側方に取り付けられているから横方向に大きく張り出す。そのため、リールプロテクタ3は、リール本体7とハンドル8との間の空間をも覆うことができる大きなサイズに形成される必要があり、リールプロテクタ3の製造コストが高くなるという問題があった。なお、この問題が回避されるためには、リールプロテクタが小型化され、さらに、リールプロテクタが釣用リール1に装着される際に、ハンドル8が取り外されればよい。しかし、釣人にとってこの作業は非常に煩わしく、リールプロテクタを迅速に装着することが困難であるという新たな問題が生じる。
また、衝撃からの保護が強く要請されるのは、ギア機構が内蔵されたリール本体7である。しかし、上記リールプロテクタ3が釣用リール1に装着された状態では、リールプロテクタ3がいびつに変形し、リール本体7とリールプロテクタ3の内面との間に大きな隙間9が生じてしまう。このため、リール本体7が衝撃から保護されにくいという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、釣用リールに迅速に装着され、且つリール本体を確実に衝撃から保護することができるリールプロテクタを提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係るリールプロテクタは、リール本体及びリール本体の一方側面に設けられたハンドルを有する釣用リールが釣竿に装着された状態で当該釣用リールを被覆保護するためのリールプロテクタであって、リール本体の前部、下部及び後部を囲繞する中央帯と、中央帯の一方側縁部に連結され、リール本体の一方側面を覆う第1側面布と、中央帯の他方側縁部に連結され、リール本体の他方側面を覆う第2側面布とを備える。第1側面布の前端部にリール本体から引き出された釣糸が挿通されるスリットが設けられ、第1側面布の後端部にハンドルが挿通されるスリットが設けられている。また、第2側面布は、釣竿に巻き掛けられて第1側面布の外側に重ね合わされるフラップが延設されている。
この発明によれば、リールプロテクタは、釣用リールが釣竿に装着された状態で、下方からリール本体に被せられる。このとき、リールプロテクタの中央帯がリール本体の前部、下部及び後部を囲繞すると共に、第1側面布がリール本体の一方側面を覆い、第2側面布がリール本体の他方側面を覆う。また、リール本体に設けられたハンドルは、第1側面布の後端部に設けられたスリットからリールプロテクタの外部に突出すると共に、リール本体から引き出された釣糸は、第1側面布の前端部に設けられたスリットからリールプロテクタの外部に引き出される。さらに、第2側面布のフラップは、釣竿に巻き掛けられて第1側面布に重ね合わされる。したがって、リール本体は、リールプロテクタの内壁面との間に大きな隙間が生じることなく確実にリールプロテクタに収容される。
上記各スリットの両側に面ファスナーが備えられているのが好ましい。これにより、第1側面布の各スリットの両側の部分は、各スリットが閉じるように重ね合わされる。したがって、リールプロテクタの外部からの水の侵入が効果的に防止される。さらに、上記第2側面布と上記第1側面布との重合を保持する面ファスナーが備えられているのが好ましい。これにより、リールプロテクタが容易にリール本体から離脱することはない。
(2) 上記目的が達成されるため、本発明に係るリールプロテクタは、リール本体及びリール本体の一方側面に設けられたハンドルを有する釣用リールが釣竿に装着された状態で当該釣用リールを被覆保護するためのリールプロテクタであって、伸縮性を有する生地からなり、リール本体の前部、下部及及び後部並びにリール本体の他方側面を囲繞する主体布と、伸縮性を有する生地からなり、主体布に連結され、リール本体の一方側面を覆う側面布とを備える。側面布の前端部にリール本体から引き出された釣糸が挿通されるスリットが設けられ、リール本体の後端部にハンドルが挿通されるスリットが設けられている。また、主体布の上記リール本体の他方側面を覆う部分は、釣竿に巻き掛けられて側面布の外側に重ね合わされるフラップが延設されている。
この発明によれば、リールプロテクタは、釣用リールが釣竿に装着された状態で、下方からリール本体に被せられる。このとき、リールプロテクタの主体布は、リール本体の前部、下部及び後部並びにリール本体の他方側面を囲繞すると共に、側面布がリール本体の一方側面を覆う。この主体布は伸縮性を備えているから、リール本体の前部、下部及び後部並びにリール本体の他方側面は確実に囲繞されると共に、側面布が伸縮性を備えているから、リール本体の一方側面も確実に覆われる。また、リール本体に設けられたハンドルは、側面布の後端部に設けられたスリットからリールプロテクタの外部に突出すると共に、リール本体から引き出された釣糸は、側面布の前端部に設けられたスリットからリールプロテクタの外部に引き出される。さらに、主体布のフラップは、釣竿に巻き掛けられて側面布に重ね合わされる。したがって、リール本体は、リールプロテクタの内壁面との間に大きな隙間が生じることなく確実にリールプロテクタに収容される。
上記各スリットの両側に面ファスナーが備えられているのが好ましい。これにより、側面布の各スリットの両側の部分は、各スリットが閉じるように重ね合わされる。したがって、リールプロテクタの外部からの水の侵入が効果的に防止される。さらに、上記主体布と上記側面布との重合を保持する面ファスナーが備えられているのが好ましい。これにより、リールプロテクタが容易にリール本体から離脱することはない。
(3) さらに、上記目的が達成されるため、本発明に係るリールプロテクタは、細長矩形の生地が上部が開放されたU字状に湾曲形成された中央帯と、中央帯の一方側縁部に縫い付けられた第1側面布と、中央帯の他方側縁部に縫い付けられた第2側面布とを備える。第1側面布は、上下方向に延びるスリットが所定間隔をあけて一対設けられており、第2側面布は、第1側面布に重合するフラップが延設されている。
この発明によれば、リールプロテクタは、釣用リールが釣竿に装着された状態であっても、下方からリール本体に被せられる。このとき、リールプロテクタの中央帯がリール本体の前部、下部及び後部を囲繞すると共に、第1側面布がリール本体の一方側面を覆い、第2側面布がリール本体の他方側面を覆う。リール本体にハンドルが設けられたままであっても、当該ハンドルは、第1側面布の一方に設けられたスリットからリールプロテクタの外部に突出する。リール本体から引き出された釣糸に仕掛けが組み付けられたままであっても、当該リール本体から引き出された釣糸は、第1側面布の他方のスリットからリールプロテクタの外部に引き出される。さらに、第2側面布のフラップは、釣竿に巻き掛けられて第1側面布に重ね合わされる。したがって、釣用リールが釣竿に装着されたままであっても、リール本体は、リールプロテクタの内壁面との間に大きな隙間が生じることなく確実にリールプロテクタに収容される。
本発明によれば、釣用リールが釣竿に取り付けられ、釣糸に仕掛けが組み付けられている場合であっても、リールプロテクタは、リール本体の周面にフィットした状態で当該リール本体を囲繞保持することができるので、釣用リール、特にリール本体が確実に衝撃から保護されると共に、リール本体の確実な防水が達成される。また、リールプロテクタが釣用リールにフィットするからリールプロテクタが歪に変形することがなく、釣人は、リールプロテクタをリール本体に迅速に装着することができる。加えて、釣用リールのハンドルは、リールプロテクタの外部に突出するから、リールプロテクタが不必要に大きなサイズに形成される必要がなく、リールプロテクタがコスト安価に構成されるという利点がある。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタが釣用リールに装着されている状態を示す斜視図である。
このリールプロテクタ10は、釣竿11に装着固定された釣用リール12を覆うことができるように袋状に形成されている。このリールプロテクタ10が釣用リール12に装着されることにより、釣用リール12が釣竿11に取り付けられたままで搬送される場合であっても、釣用リール12が外傷から保護され且つ釣用リール12の防水が達成されるようになっている。本実施形態に係るリールプロテクタ10の特徴とするところは、リールプロテクタ10は、釣用リール12に装着された状態で、釣用リール12のハンドル13及び釣用リール12から引き出された釣糸14が外部に露出するように構成されている点であり、これにより、リールプロテクタ10の迅速な着脱作業と、釣用リール12(特にリール本体)の外傷からの確実な保護が実現されるようになっている。
図2は、正面から見たリールプロテクタ10の斜視図であり、図3は、背面から見たリールプロテクタ10の斜視図である。
これらの図が示すように、リールプロテクタ10は、中央帯15と、第1側面布16と、第2側面布17とを備え、これらが縫製されることによって袋状のリールプロテクタ10が構成されている。また、第2側面布17はフラップ18を備えており、このフラップ18は、後述のように第1側面布16に重ね合わされるようになっている。
図4は、リールプロテクタ10の正面図であり、上記フラップ18が上方に延ばされている状態が図示されている。また、図5は、リールプロテクタ10の展開斜視図であり、上記第1側面布16が開かれた状態が図示されている。
図4及び図5が示すように、中央帯15は、細長矩形の生地からなり、上部が開放されたU字状に湾曲形成されている。中央帯15を構成する生地は、例えば、ネオプレンゴムが採用され得る。また、第1側面布16は、矩形状を呈し、中央帯15の一方側縁部19に縫い付けられている。さらに、第2側面布17も矩形状を呈し、中央帯16の他方側縁部20に縫い付けられている。第1側面布16及び第2側面布17を構成する生地は、上記中央帯15を構成する生地と同様のものが採用され得る。
第1側面布16は、一対のスリット21、22を備えている。スリット21、22は、図4が示すように共に第1側面布16の上縁23から下方に延びている。スリット21は、第1側面布16の前端部に設けられ(図1参照)、スリット22は、スリット21と所定間隔d(図2参照)をあけて第1側面布16の後端部に設けられている。スリット21とスリット22との間隔dは、20mm〜200mmの範囲で設定され得る。なお、本実施形態では、スリット21、22の縁部には縁取テープ24が縫い付けられており、スリット21、22の縁部が補強されている。もっとも、この縁取テープ24は省略され得る。
図4が示すように、このスリット21、22の両側には面ファスナー25が設けられている。具体的には、第1側面布16の中央部の表面側にループテープ26が取り付けられ、第1側面布16の前縁部27及び後縁部28の裏面側にフックテープ33(図5参照)が取り付けられている。したがって、第1側面布16の前縁部27及び後縁部28は、第1側面布16の中央部の表面に重ね合わせられ、互いに接着される。なお、同図が示すように、第1側面布16の前縁部27及び後縁部28の表面側には、ループテープ29が取り付けられている。後述されるが、このループテープ29は、上記フラップ18を保持するものである。
図3が示すように、第2側面布17は、第1側面布16と対向するように配置されている。上記フラップ18は、第2側面布17の上縁部に連続して形成されている。このフラップ18は、本実施形態では第2側面布17と一体的に(すなわち、第2側面布17の一部として)構成されているが、第2側面布17とは別部材として構成され、これが第2側面布17に縫い付けられていてもよい。このフラップ18は、所定の長さL(50mm〜300mm)に設定されている。このフラップ18は、第1側面布16の上縁を覆って当該第1側面布16の前面に重ね合わされるようになっている。
このフラップ18の周縁部にも縁取テープ24が縫い付けられており、当該周縁部が補強されている。もっとも、この縁取テープ24は省略され得る。また、図4が示すように、フラップ18の裏面にフックテープ30が設けられている。このフックテープ30は、上記第1側面布16に設けられたループテープ26、29と協働して面ファスナーを構成している。したがって、フラップ18が第1側面布16に重ね合わされたときは、フラップ18のフックテープ30が第1側面布16のループテープ26、29に接着され、これにより、フラップ18は、第1側面布16に重ね合わされた状態が所定の保持力で保持される。
なお、図2が示すように、フラップ18の表面側縁部に滑止部材32が貼り付けられている。この滑止部材32は、例えばゴム又は樹脂からなり、釣人がフラップ18の表面側縁部を把持した場合に手が滑ることを防止する。この滑止部材32は、省略されてもよいことは勿論である。
図6及び図7は、共にリールプロテクタ10が釣用リール12に被せられた状態を示す斜視図である。
以上のように構成されたリールプロテクタ10は、上方に開口31を有する袋状に形成される(図4及び図5参照)。図6が示すように、このリールプロテクタ10は、釣用リール12が釣竿11に装着されたままで下方から当該釣用リール12に被せられる。釣用リール12は、一般にリール本体34及びリール本体34の一方側面に取り付けられた上記ハンドル13を備えている。リール本体34は、マスターギア等の重要な機能部品が内蔵され、ハンドル13は、このマスターギアに連結され、マスターギアを回転駆動することができるようになっている。
リールプロテクタ10は、上記リール本体34に被せられる。このとき、リールプロテクタ10の中央帯15が前述のように細長矩形に形成されているから、この中央帯15は、リール本体34の前部、下部及び後部を囲繞する。この状態で第1側面布16が閉じられることによって、図7が示すように、リールプロテクタ10がリール本体34を包み込む。すなわち、第1側面布16がリール本体34の一方側面を覆い、第2側面布17がリール本体34の他方側面を覆う。
このとき、第1側面布16は、上記ハンドル13とリール本体34との間に挿入され、リール本体34に設けられたハンドル13は、第1側面布16のスリット22からリールプロテクタ10の外部に突出し、また、リール本体34から引き出された釣糸14は、第1側面布16のスリット21からリールプロテクタ10の外部に引き出される。さらに、第2側面布17のフラップ18が釣竿11に巻き掛けられて第1側面布16に重ね合わされる(図1参照)。これにより、リールプロテクタ10の内壁面は、リール本体34の周面と当接し、両者間に大きな隙間が生じることはなく、リール本体34は、確実にリールプロテクタ10によって収容される。
このように、釣用リール12が釣竿11に取り付けられ、釣糸14に仕掛けが組み付けられている場合であっても、リールプロテクタ10は、リール本体34の周面にフィットした状態で当該リール本体34を囲繞保持することができる。したがって、リール本体34が確実に衝撃から保護されると共に、リール本体34の確実な防水が達成される。また、リールプロテクタ10が釣用リール12にフィットするから、リールプロテクタ12が歪に変形することがない。したがって、釣人は、リールプロテクタ10をリール本体34に迅速に装着することができる。加えて、釣用リール12のハンドル13は、リールプロテクタ10の外部に突出するから、リールプロテクタ10が不必要に大きなサイズに形成される必要がなく、リールプロテクタ10がコスト安価に構成されるという利点もある。
本実施形態では、上記各スリット21、22の両側に面ファスナー25が備えられている。したがって、図7が示す状態から、ループテープ26とフックテープ33とが接着されることにより、各スリット21、22の両側の部分は、当該各スリット21、22が閉じるように重ね合わされる。これにより、リールプロテクタ10の外部からの水の侵入が一層確実に防止される。さらに、第2側面布17のフラップ18に設けられたフックテープ30が、第1側面布16に設けられたループテープ26、29に接着されることにより、フラップ18が第1側面布16に重ね合わせられ、しかもこの重合状態が保持される(図1参照)。これにより、リールプロテクタ10は、容易にリール本体34から離脱することはなく、釣用リール12の損傷を確実に防止するための保護部材として機能する。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明される。図8は、本発明の第2の実施形態に係るリールプロテクタの斜視図である。
本実施形態に係るリールプロテクタ40が上記第1の実施形態に係るリールプロテクタ10と異なるところは、上記リールプロテクタ10が中央帯15、第1側面布16及び第2側面布17を備えた3ピース構造を有するものであるのに対し、本実施形態に係るリールプロテクタ40は、主体布41と側面布42とを備えた2ピース構造を有する点、及びこれらは、伸縮性を有する生地(典型的には、ネオプレンゴム等)から構成されている点である。なお、その他の構成については、上記リールプロテクタ10と同様である。
主体布41は、図8が示すように、帯部43と背面部44とを備える。帯部43は、細長矩形状を呈し、略U字状に湾曲されている。背面部44は、この帯部43の他方側縁部に一体的に設けられており、帯部43と背面部44とは単一の生地からなる。また、側面布42は、矩形状を呈し、帯部43の一方側縁部19に縫い付けられている。帯部43は、上記リール本体34の前部、下部及及び後部を囲繞し、背面部44は、リール本体34の他方側面を覆う。さらに、側面布42は、リール本体34の一方側面を覆う。すなわち、上記主体布41は、上記第1の実施形態に係るリールプロテクタ10の中央帯15と第2側面布17とが一体的に形成されたものであり、上記側面布42は、上記第1の実施形態に係るリールプロテクタ10の第1側面布16と同様の形状を有し、同様の機能を奏する。
この主体布41は、上記第1の実施形態に係るフラップ18と同様のフラップ45を備えており、このフラップ45は、背面部44に連続して形成されている。また、側面布42は、同図では図示されていないが、上記リールプロテクタ10に設けられたスリット231、22と同様の一対のスリットを備えている。そして、これらスリットの両側に面ファスナー25が設けられている。さらに、同図では図示されていないが、側面布42の表面には、上記第1の実施形態に係る第1側面布16に設けられたループテープ26と同様のループテープが設けられており、このループテープに上記フラップ45に設けられたフックテープ30が接着することにより、フラップ45が側面布42に重ね合わされるようになっている。
本実施形態に係るリールプロテクタ40も上記リールプロテクタ10と同様の要領で釣用リール12に被せられ、上記フラップ45が上記側面布42に重ね合わされることによって、リールプロテクタ40が確実に釣用リール12に装着される。これにより、リール本体34の確実な緩衝及び防水が実現される。
本発明は、釣用リールに装着されるカバーその他のリールプロテクタに適用され得る。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタが釣用リールに装着されている状態を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタの斜視図であり、正面視された状態が図示されている。 図3は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタの斜視図であり、背面視された状態が図示されている。 図4は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタの正面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタの展開斜視図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタが釣用リールに被せられた状態を示す斜視図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るリールプロテクタが釣用リールに被せられた状態を示す斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るリールプロテクタの斜視図である。 図9は、従来のリールプロテクタが釣用リールに装着された状態を示す図である。
符号の説明
10・・・リールプロテクタ
11・・・釣竿
12・・・釣用リール
13・・・ハンドル
14・・・釣糸
15・・・中央帯
16・・・第1側面布
17・・・第2側面布
18・・・フラップ
19・・・中央帯の一方側縁部
20・・・中央帯の他方側縁部
21・・・スリット
22・・・スリット
23・・・第1側面布の上縁
25・・・面ファスナー
26・・・ループテープ
27・・・第1側面布の前縁部
28・・・第1側面布の後縁部
29・・・ループテープ
30・・・フックテープ
31・・・開口
33・・・フックテープ
34・・・リール本体
40・・・リールプロテクタ
41・・・主体布
42・・・側面布

Claims (7)

  1. リール本体及びリール本体の一方側面に設けられたハンドルを有する釣用リールが釣竿に装着された状態で当該釣用リールを被覆保護するためのリールプロテクタであって、
    リール本体の前部、下部及び後部を囲繞する中央帯と、
    中央帯の一方側縁部に連結され、リール本体の一方側面を覆う第1側面布と、
    中央帯の他方側縁部に連結され、リール本体の他方側面を覆う第2側面布とを備え、
    第1側面布の前端部及び後端部にそれぞれリール本体から引き出された釣糸が挿通されるスリット及びハンドルが挿通されるスリットが設けられ、
    第2側面布は、釣竿に巻き掛けられて第1側面布の外側に重ね合わされるフラップが延設されているリールプロテクタ。
  2. 上記各スリットの両側に面ファスナーが備えられている請求項1に記載のリールプロテクタ。
  3. 上記第2側面布と上記第1側面布との重合を保持する面ファスナーが備えられている請求項1又は2に記載のリールプロテクタ。
  4. リール本体及びリール本体の一方側面に設けられたハンドルを有する釣用リールが釣竿に装着された状態で当該釣用リールを被覆保護するためのリールプロテクタであって、
    伸縮性を有する生地からなり、リール本体の前部、下部及及び後部並びにリール本体の他方側面を囲繞する主体布と、
    伸縮性を有する生地からなり、主体布に連結され、リール本体の一方側面を覆う側面布とを備え、
    側面布の前端部及び後端部にそれぞれリール本体から引き出された釣糸が挿通されるスリット及びハンドルが挿通されるスリットが設けられ、
    主体布の上記リール本体の他方側面を覆う部分は、釣竿に巻き掛けられて側面布の外側に重ね合わされるフラップが延設されているリールプロテクタ。
  5. 上記各スリットの両側に面ファスナーが備えられている請求項4に記載のリールプロテクタ。
  6. 上記主体布と上記側面布との重合を保持する面ファスナーが備えられている請求項4又は5に記載のリールプロテクタ。
  7. 細長矩形の生地が上部が開放されたU字状に湾曲形成された中央帯と、
    中央帯の一方側縁部に縫い付けられた第1側面布と、
    中央帯の他方側縁部に縫い付けられた第2側面布とを備え、
    第1側面布は、上下方向に延びるスリットが所定間隔をあけて一対設けられており、
    第2側面布は、第1側面布に重合するフラップが延設されているリールプロテクタ。
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