JP4103011B2 - リード装置の保持具 - Google Patents

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本発明は、犬を拘束するために使用されるリード装置に関し、特に、リード装置がハンドラーの手から外れた場合であっても、リード装置を保持し続けることができる機能を備えたリード装置の保持具に関する。
犬を拘束するために使用されるリード装置には種々のタイプのものがあり、例えば、帯状のリードと、リードを繰り出し、巻き取り自在に収納するリールとを備えたリード装置が知られている。
このようなタイプのリード装置にあっては、リードの先端に設けられているフックを犬の首輪に連結し、リールからのリードの繰り出し量を調整し、リールに設けられている把手をハンドラーが手で握ることにより、犬を拘束した状態で犬とハンドラーとが一体となって散歩等することができるものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−319729公報
ところで、上記のような構成のリード装置にあっては、ハンドラーは、犬の動きを監視しながら散歩等をすることにより、犬が他の犬や人に飛びついたり、交通事故にあったりするのを防止しているが、犬がハンドラーの予測以外の動きをした場合に、リード装置がハンドラーの手から外れてしまい、犬が暴走して他の犬や人に飛びついたり、交通事故にあったりする等の問題が生じることがある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、犬がハンドラーの予測以外の動きをとってハンドラーの手からリード装置が外れた場合であっても、犬が暴走するのを確実に抑制することができ、これにより、常にハンドラーと犬とが一体となって散歩等することができるリード装置の保持具を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、本発明は、以下のような手段を採用している。
すなわち、請求項1に係る発明は、ケーシング内に紐状体が繰り出し、巻き取り可能に収納され、該紐状体の先端にリードが取り付けられ、該リードの先端を犬の首輪に取り付けた状態で、前記ケーシングの把手部をハンドラーが手で握ることにより犬を拘束するリード装置に用いられ、該リード装置を前記ハンドラーの手首に保持するためのリード装置の保持具であって、前記リード装置のケーシングに一端部が着脱自在に取り付けられる緩衝部と、該緩衝部の他端部に設けられて、該緩衝部を前記ハンドラーの手首に着脱自在に取り付けるバンド部とを有し、前記緩衝部は、拘束する犬の力の大きさに応じたバネ力に設定され、該犬が暴走しようとした際の荷重によって伸長する伸縮自在なバネ部と、該バネ部の一端部に回転自在に取り付けられるとともに、前記リード装置のケーシングに着脱自在に設けられる第1取付け部と、該バネ部の他端部に回転自在に設けられるとともに、前記バンド部に取り付けられる第2取付け部とからなり、前記バンド部は、クッション性を有するパッド部と、該パッド部に一体に設けられる締付け部と、該締付け部の端部に設けられる面ファスナとからなり、前記パッド部を前記ハンドラーの手首に巻回させた状態で前記締付け部により締め付け、この状態に前記面ファスナにより保持することにより前記ハンドラーの手首に取り付けられることを特徴とする。
本発明によるリード装置の保持具によれば、ハンドラーがリード装置のケーシングの把 手部を手で握り、バンド部のパッド部を手首に巻回させた状態で締付け部により締め付け、この状態に面ファスナにより保持することによりバンド部を手首に取り付け、リード装置のリードの先端を犬の首輪に取り付けることにより、犬を拘束した状態でハンドラーと犬とが一体となって散歩等することができる。
そして、散歩等の最中に犬がハンドラーの予測以外の動きをとってリード装置の把手部からハンドラーの手から外れてしまった場合には、リード装置のケーシングに緩衝部の一端部が取り付けられ、緩衝部の他端部に設けられているバンド部がハンドラーの手首に取り付けられていることから、リード装置を保持し続けることができ、犬がハンドラーから離れて暴走等するのを確実に防止できる。
この場合、緩衝部は、拘束する犬の力の大きさに応じたバネ力に設定され、犬が暴走しようとした際の荷重によって伸長する伸縮自在なバネ部を有しているのでリード装置がハンドラーの手から外れて犬が暴走しようとした際にバネ部が伸長することによってハンドラーに作用する荷重を緩衝させることができる。また、バンド部は、クッション性を有するパッド部を有しているので、このパッド部によっても犬が暴走しようとした際にハンドラーに作用する荷重を緩衝させることができる。従って、犬の暴走を確実に抑えることができるとともに、犬からの荷重によってハンドラーが手首を痛めるのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる。
さらに、バネ部の一端部には第1取付け部が回転自在に取り付けられ、バネ部の他端部には第2取付け部が回転自在に取り付けられているので、リード装置がハンドラーの手か外れて犬が暴走しようとした場合、犬が暴走しようとする方向が何れの方向であっても、リード装置のケーシングに対して第1取付け部が相対的に回転し、バンド部に対して第2取付部が相対的に回転することにより、犬の暴走しようとする方向にハンドラーの手首がひねられるのを防止でき、ハンドラーが手首を痛めるのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる。
さらに、バンド部は、パッド部をハンドラーの手首に巻回させて締付け部により締め付け、この状態に面ファスナによって保持することにより、ハンドラーの手首に取り付けられるので、ハンドラーの手首への着脱を容易に行うことができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のリード装置の保持具であって、前記第1取付け部は、リング状のフック部と、該フック部を回転自在に支持する基部とからなり、該基部が前記バネ部の一端部に固着手段により固着され、前記フック部が締結部材を介して前記ケーシングの把手部に取り付けられ、前記第2取付け部は、リング状のフック部と、該 フック部を回転自在に支持する基部とからなり、該基部が前記バネ部の他端部に固着手段により固着され、前記フック部が締結部材を介して前記バンド部のパッド部に取り付けられ、前記第1取付け部と前記バネ部との固着部、及び前記第2取付け部の前記バネ部との固着部には安全カバーが被着されていることを特徴とする。
本発明によるリード装置の保持具によれば、第1取付け部とバネ部との固着部、及び第2取付け部のバネ部との固着部には安全カバーが被着されているので、固着部がハンドラーの腕等に直接に接触するのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる。
以上、説明したように、本発明のリード装置の保持具によれば、ハンドラーがリード装置のケーシングの把手部を手で握り、バンド部のパッド部を手首に巻回させた状態で締付け部により締め付け、この状態に面ファスナにより保持することによりバンド部を手首に取り付け、リード装置の先端を犬の首輪に取り付けることにより、犬を拘束した状態でハンドラーと犬とが一体となって散歩等することが可能となる。
そして、散歩等の最中に犬がハンドラーの予測以外の動きをしてリード装置の把手部からハンドラーの手から外れてしまった場合には、リード装置のケーシングに緩衝部の一端部が取り付けられ、緩衝部の他端部に設けられているバンド部がハンドラーの手首に取り付けられていることから、リード装置を保持し続けることができ、犬がハンドラーから離れて暴走するのを防止でき、犬が他の犬や人に飛びかかったり、交通事故にあったりするのを防止できる。この場合、緩衝部は、拘束する犬の力の大きさに応じたバネ力に設定され、犬が暴走しようとした際の荷重によって伸長する伸縮自在なバネ部を有しているのでリード装置がハンドラーの手から外れて犬が暴走しようとした際にバネ部が伸長することによってハンドラーに作用する荷重を緩衝させることができる。また、バンド部は、クッション性を有するパッド部を有しているので、このパッド部によっても犬が暴走しようとした際にハンドラーに作用する荷重を緩衝させることができる。従って、犬の暴走を確実に抑えることができるとともに、犬からの過大な荷重によってハンドラーが手首を痛めるのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる。
さらに、バネ部の一端部には第1取付け部が回転自在に取り付けられ、バネ部の他端部には第2取付け部が回転自在に取り付けられているので、リード装置がハンドラーの手か外れて犬が暴走しようとした場合、犬が暴走しようとする方向が何れの方向であっても、リード装置のケーシングに対して第1取付け部が相対的に回転し、バンド部に対して第2取付部が相対的に回転することにより、犬の暴走しようとする方向にハンドラーの手首がひねられるのを防止でき、ハンドラーが手首を痛めるのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる
さらに、バンド部は、パッド部をハンドラーの手首に巻回させて締付け部により締め付け、この状態に面ファスナによって保持することにより、ハンドラーの手首に取り付けられるので、ハンドラーの手首への着脱を容易に行うことができる。
さらに、第1取付け部とバネ部との固着部、及び第2取付け部のバネ部との固着部には安全カバーが被着されているので、固着部がハンドラーの腕等に直接に接触するのを防止でき、ハンドラーの安全を確保することができる。
以下、図面に示す本発明の実施の形態について説明する。
図1には、本発明によるリード装置の保持具の一実施の形態が示されていて、このリード装置の保持具11は、ハンドラーが犬を散歩等させるときに使用されるリール式のリード装置1に適用可能なものであって、リード装置1に着脱自在に取り付けられる緩衝部12と、緩衝部12に取り付けられるバンド部21とを備えている。なお、ここで、「ハンドラー」とは、犬の調教師、犬の飼い主等の人々をいう。
リード装置1は、合成樹脂等から形成されるケーシング2と、ケーシング2内に回転自在に設けられるリール(図示せず)と、リールを回転方向の一方向に付勢する付勢部材(図示せず)と、リールの回転を規制するロック機構(図示せず)と、リールの周囲に巻回されるとともに、リールの回転に追従してリールから繰り出され、又はリールに巻き取られる紐状体5と、紐状体5の先端に取り付けられる帯状のリード6と、リード6の先端に設けられるフック7と、ロック機構を作動させ又はロック機構の作動を解除する操作ボタン10とを備えている。
ケーシング2は、内部にリールが回転自在に設けられる本体部3と、本体部3に一体に設けられる把手部4とからなり、把手部4をハンドラーが手で握ることにより、リード装置1の全体を保持することができるように構成されている。
ケーシング2の本体部3の把手部4に隣接する部分には操作ボタン10が突出した状態で設けられ、この操作ボタン10を操作することにより、ロック機構を作動させたり作動を解除させたりすることができる。
操作ボタン10の操作によってロック機構を作動させることにより、リールの回転が規制されて紐状体5がリールから繰り出し不可能な状態となる。一方、操作ボタン10の操作によってロック機構の作動を解除することにより、リールの回転が許容されて紐状体5が付勢部材の付勢力に抗してリールから繰り出し可能な状態となる。
ロック機構の作動を解除して、紐状体5を付勢部材の付勢力に抗してリールから所定の長さ繰り出し、この状態でロック機構を作動させてリールの回転を規制することにより、紐状体5をリールから所定の長さ繰り出した状態に保持することができ、ケーシング2からリード6の先端までの長さを所定の長さに設定することができる。
保持具11は、一端がリード装置1のケーシング2に取り付けられる緩衝部12と、緩衝部12の他端に取り付けられるバンド部21とから構成され、バンド部21をハンドラーの腕の一部(例えば、手首)に取り付けることにより、リード装置1のケーシング2とハンドラーの腕との間に介装される。
緩衝部12は、伸縮自在なコイルバネ状のバネ部13と、バネ部13の一端部に設けられる第1取付け部14と、バネ部13の他端部に設けられる第2取付け部18とからなり、第1取付け部14がリード装置1のケーシング2に取り付けられ、第2取付け部18に後述するバンド部21が取り付けられている。
バネ部13は、所定のバネ力(伸縮量)を有するコイル状をなすものであって、例えば、樹脂製のコイルバネ、金属製のコイルバネ、金属製のコイルバネの表面に樹脂材をコーティングしたもの等によって構成することができる。但し、これらに限らず、所定の伸縮量を有するもの(例えば、市販の各種のダンパー等)であればよい。
バネ部13は、リード装置1によって拘束する犬の力の大きさ(大型犬、中型犬、小型犬)に応じて適宜のバネ力に設定され、このバネ部13のバネ力によってハンドラーの手に加わる犬からの荷重が緩衝される。
第1取付け部14は、リング状のフック部15と、フック部15を回転自在に支持する基部16とからなり、基部15を緩衝部12のバネ部13一端部に固着手段(かしめ付け等)によって固着させることにより、緩衝部12のバネ部13の一端部に取り付けられている。第1取付け部14とバネ部13との固着部には樹脂製の安全カバーが被着され、この安全カバーによって固着部がハンドラーの腕等に直接に接触するのを防止している。
第1取付け部14は、フック部15とリード装置1のケーシング2の把手部4との間に紐状の締結部材17を挿通させ、この締結部材17を締結させることにより把手部4に取り付けられる。なお、第1取付け部14は、ケーシング2の一部に取付け用の孔(図示せず)を設け、この取付け用の孔とフック部15との間に締結部材17を挿通させることにより、ケーシング2に取り付けるようにしてもよいし、第1取付け部14のフック部15をケーシング2に直接に取り付けるようにしてもよい。要は、第1取付け部14をケーシング2に取り付けることができる手段であればよい。
第2取付け部18は、リング状のフック部19と、フック部19を回転自在に支持する基部20とからなり、基部20を緩衝部12のバネ部13の他端部に固着手段(かしめ付け等)によって固着させることにより、緩衝部12のバネ部13の他端部に取り付けられている。第2取付け部18とバネ部13との固着部には樹脂製の安全カバーが被着され、この安全カバーによって固着部がハンドラーの腕等に直接に接触するのを防止している。第2取付け部18は、フック部19に挿通させた紐状の締結部材29を後述するバンド部21に接合させることにより、バンド部21に一体に取り付けられている。
第1取付け部14及び第2取付け部18としては、市販の各種のフックを使用することができる。要は、緩衝部12のバネ部13の一端部をケーシング2に回転自在に取り付け、バネ部13の他端部にバンド部21を回転自在に取り付けることができるものであればよい。
バンド部21は、帯状のパッド部22と、パッド部22の上部に一体に積層される帯状の締付け部23と、締付け部23の長手方向の一端部に設けられるリング状のリング部28と、締付け部23の長手方向の他端部に設けられる面ファスナ25とを備えている。
パッド部22は、クッション性を有する素材(ポリウレタンフォーム等)からなる帯状をなすものであって、ハンドラーの腕の一部(手首)の周囲を巻回可能な長さに設定され、このパッド部22のクッション性によってハンドラーの腕の一部(手首)に作用する荷重が緩衝される。パッド部22は、帯状のものをそのまま使用してもよいし、幅方向の両端部を同一方向に折り返して、幅方向の両端部に丸みをもたせてもよい。幅方向の両端部を折り返した場合には、折り返した部分の上部に締付け部23を積層するように構成すればよい。
締付け部23は、合成樹脂から形成される帯状をなすものであって、パッド部22よりも小幅でかつパッド部22よりも長い帯状に形成され、パッド部22の上部に積層された状態で接合手段によって一体に接合されている。接合手段としては、縫製、接着剤等が挙げられ、本実施の形態においては、縫製によって一体に接合している。
締付け部23の長手方向の一端部には、樹脂又は金属から形成されるリング状のリング部28が取り付けられ、このリング部28の内側に締付け部23の長手方向の他端部が挿通可能に構成され、リング部28の内側を挿通させた締付け部23の他端部を折り返して締め付けることにより、パッド部22がハンドラーの腕の手首の周囲に締め付けられ、この締め付けた状態に後述する面ファスナによって保持することができる。
面ファスナ25は、帯状のフック部26と帯状のループ部27とからなるものであって、フック部26が締付け部23の長手方向の他端部の表面側に接合手段(縫製又は接着剤)によって一体に接合され、ループ部27が締付け部23の長手方向の一端部及び他端部を除く表面側に接合手段(縫製又は接着剤)によって一体に接合され、フック部26とループ部27とを密着させて互いに噛合させることにより、締付け部23によってパッド部22をハンドラーの手首の周囲に巻回させた状態に保持することができる。なお、ループ部27を締付け部23の他端部に設け、フック部26を締付け部23の一端部及び他端部を除く表面側の部分に設けてもよい。
そして、上記のように構成した本実施の形態によるリード装置の保持具11のバンド部22を手首の周囲に巻回させて、締付け部23をリング部28の内側に通して折り返し、締付け部の表面側の面ファスナ25のフック部26とループ部27とを互いに密着させて噛合させることにより、バンド部22を手首の周囲を巻回した状態に保持し、この状態でリード装置1のリード6のフック7を犬の首輪に取り付け、リード装置1のケーシング2の把手部4を手で握ることにより、犬をリード装置1によって拘束した状態でハンドラーと犬とが一体となって散歩等することができる。
そして、散歩等の最中に犬がハンドラーの予測以外の動きをすること等によってリード装置1の把手部4からハンドラーの手が外れた場合には、保持具11の緩衝部12の一端部がリード装置1のケーシング2に取り付けられ、他端部のバンド部21がハンドラーの手首に取り付けられていることから、保持具11を介してリード装置1を抑えることができ、犬がハンドラーから離れて暴走するのを防止できる。
この場合、バンド部21とリード装置1との間には、保持具11の伸縮自在な緩衝部12が介在しているので、犬が暴走しようとした際の荷重を緩衝部12のバネ部13が伸長することによって緩衝させることができるとともに、バンド部のパッド部のクッション性によっても緩衝させることができる。従って、犬の暴走を確実に抑制することができるとともに、犬からの荷重によってハンドラーが手首を痛めるのを防止できる。
さらに、緩衝部12の両端部の第1取付け部14及び第2取付け部18により、リード装置1と緩衝部12とが相対的に回転するのが許容されるとともに、緩衝部12とバンド部21とを相対的に回転するのが許容されることになるので、リード装置1がハンドラーの手から外れた場合に、犬が飛び出そうとする方向に応じて緩衝部12の両端部が回転することになるので、ハンドラーの手首が犬の飛び出そうとする方向にひねられるのを防止でき、犬の暴走を確実に抑制できるとともに、ハンドラーの安全を確保することもできる。
なお、前記の説明においては、本発明によるリード装置の保持具11をリール式のリード装置1に適用した例を示したが、その他の各種のリード装置に適用してもよいものであり、その場合にも同様の作用効果を奏するのは勿論のことである。
本発明によるリード装置の保持具の一実施の形態の全体を示した斜視図である。
符号の説明
1 リード装置
2 ケーシング
3 本体部
4 把手部
5 紐状体
6 リード
7 フック
8、15、19 フック部
9、16、20 基部
10 操作ボタン
11 保持具
12 緩衝部
13 バネ部
14 第1取付け部
17 締結部材
18 第2取付け部
21 バンド部
22 パッド部
23 締付け部
24 基部
25 面ファスナ
26 フック部
27 かぎ部
28 リング部

Claims (2)

  1. ケーシング内に紐状体が繰り出し、巻き取り可能に収納され、該紐状体の先端にリードが取り付けられ、該リードの先端を犬の首輪に取り付けた状態で、前記ケーシングの把手部をハンドラーが手で握ることにより犬を拘束するリード装置に用いられ、該リード装置を前記ハンドラーの手首に保持するためのリード装置の保持具であって、
    前記リード装置のケーシングに一端部が着脱自在に取り付けられる緩衝部と、該緩衝部の他端部に設けられて、該緩衝部を前記ハンドラーの手首に着脱自在に取り付けるバンド部とを有し、
    前記緩衝部は、拘束する犬の力の大きさに応じたバネ力に設定され、該犬が暴走しようとした際の荷重によって伸長する伸縮自在なバネ部と、該バネ部の一端部に回転自在に取り付けられるとともに、前記リード装置のケーシングに着脱自在に設けられる第1取付け部と、該バネ部の他端部に回転自在に設けられるとともに、前記バンド部に取り付けられる第2取付け部とからなり、
    前記バンド部は、クッション性を有するパッド部と、該パッド部に一体に設けられる締付け部と、該締付け部の端部に設けられる面ファスナとからなり、前記パッド部を前記ハンドラーの手首に巻回させた状態で前記締付け部により締め付け、この状態に前記面ファスナにより保持することにより前記ハンドラーの手首に取り付けられることを特徴とするリード装置の保持具。
  2. 前記第1取付け部は、リング状のフック部と、該フック部を回転自在に支持する基部と からなり、該基部が前記バネ部の一端部に固着手段により固着され、前記フック部が締結部材を介して前記ケーシングの把手部に取り付けられ、
    前記第2取付け部は、リング状のフック部と、該フック部を回転自在に支持する基部とからなり、該基部が前記バネ部の他端部に固着手段により固着され、前記フック部が締結部材を介して前記バンド部のパッド部に取り付けられ、
    前記第1取付け部と前記バネ部との固着部、及び前記第2取付け部の前記バネ部との固着部には安全カバーが被着されていることを特徴とする請求項1に記載のリード装置の保持具。
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