JP3051618U - 梱包材 - Google Patents

梱包材

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JP3051618U
JP3051618U JP1998001801U JP180198U JP3051618U JP 3051618 U JP3051618 U JP 3051618U JP 1998001801 U JP1998001801 U JP 1998001801U JP 180198 U JP180198 U JP 180198U JP 3051618 U JP3051618 U JP 3051618U
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JP
Japan
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net body
packing material
cloth
fabric
net
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Application number
JP1998001801U
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Inventor
洋二 松崎
Original Assignee
松崎産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝性と伸縮性に優れ、梱包材の強度
を向上させると共に、運搬時の便宜性を向上することが
できる梱包材を提供すること。 【解決手段】 化学繊維等からなる緩衝材と、かかる
緩衝材の長手方向に配列した帯状の複数のゴム紐と、前
記緩衝材とゴム紐とを挟持する表生地および裏生地で構
成されるカバー本体と、該カバー本体の表生地に被覆さ
れたネット体と、前記表生地と裏生地およびネット体の
全面にキルティング加工が施されている梱包材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は、家具等を運搬する場合に使用される梱包材であって、詳細には、梱 包材の強度を向上させると共に、運搬時の便宜性を発揮することができる梱包材 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家具を運搬する場合、家具を傷つけないように、家具全体を包囲す る専用の梱包材が開発されている。(実公昭63−613号開示)
【0003】 引例の梱包材は、表生地と裏生地との間に緩衝部材と帯状のゴム紐を配列し、 表生地と裏生地の全面にキルティング加工を行い、長手方向の両端部を縫着した 構成によるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、引例の梱包材に於ては、梱包材の表面全体が平坦状であるために、家 具を運搬する時に指を掛ける場所がない。そのために、家具を内装した梱包材全 体をロープで固縛して指掛場所を設けなければならない。
【0005】 また、引例の梱包材に於ては、長期使用中、夫々の家具同士が接触し、表生地 が擦り切れて緩衝部材が飛び出てしまうという問題が生じた。
【0006】 本考案は上記の点に鑑み、内部に緩衝材と帯状のゴム紐を配列することにより 、緩衝性と伸縮性に優れ、また梱包材の表面全体にネット体を装着することによ り、梱包材の強度を向上させると共に、運搬時の便宜性を発揮することができる 梱包材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記課題を達成するために、化学繊維等からなる緩衝材と、かかる緩 衝材の長手方向に配列した帯状の複数のゴム紐と、前記緩衝材とゴム紐とを挟持 する表生地および裏生地で構成されるカバー本体と、該カバー本体の表生地に被 覆されたネット体と、前記表生地と裏生地およびネット体の全面に、キルティン グ加工が施されている梱包材。
【0008】 また、前記ネット体は、紐を編み上げることにより編成された編物であること が好ましい。
【0009】 また、前記ネット体は、太糸を用いて粗く織成された織物であることが好まし い。
【0010】 さらに、前記ネット体は、複数の穿孔部を有する織布または不織布であること が好ましい。
【0011】 上記構成により、カバー本体とネット体とをキルティング加工にて夫々縫着す ることにより、梱包材の強度を向上させることができる。また、カバー本体の周 囲に、ネット体による指掛部が設けられるので、運搬時の便宜性を発揮すること ができる。
【0012】 また、前記ネット体は、紐を編み上げることにより編成された編物や、太糸を 用いて粗く織成された織物、または複数の穿孔部を有する織布または不織布で構 成することにより、梱包材の強度や運搬時の便宜性を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本考案の梱包材の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1は一部を 切欠した梱包材の全体図、図2は前記梱包材の断面図、図3は前記梱包材の分解 斜視図、図4は使用状態を示す斜視図、図5乃至図7はネット体の他の好適例を 表す正面図をそれぞれ表す。
【0014】 本考案の梱包材1は、緩衝材3と、その緩衝材3の長手方向に配列した帯状の 複数のゴム紐4と、前記緩衝材3とゴム紐4とを挟持する表生地5および裏生地 6で構成されるカバー本体2と、該カバー本体2の表生地5に被覆されたネット 体7と、前記表生地5と裏生地6およびネット体7の全面に、キルティング加工 が施されていることにより形成されている。
【0015】 前記緩衝材3は、化学繊維等のクッション性を有する素材からなり、矩形状の 表生地5および裏生地6との間に挟持されている。また、前記緩衝材3は、化学 繊維に限定するものではなく、天然繊維、また化学繊維と天然繊維を混紡したも の、さらに発泡ウレタン樹脂等のクッション性を有するものであれば、いかなる 素材であってもよい。
【0016】 前記表生地5および裏生地6は、織布または不織布で形成されており、長期使 用においても、生地が擦り切れて緩衝部材が飛び出ないように強靭に形成されて いる。また、前記表生地5および裏生地6の周囲は、縫着またはロック加工等に より固着されている。なお、前記表生地5の表面に防水加工を施してもよい。
【0017】 また、前記緩衝材3の一面であって、表生地5および裏生地6との間には、長 手方向に帯状の複数のゴム紐4が配列されている。かかるゴム紐4は、梱包材1 を自在に伸縮させることができるので、大きさの異なる家具でも、容易に梱包す ることができる。また、不使用時には梱包材1が縮小されるので、収納や携帯面 で優れる。
【0018】 ネット体7は、化学繊維や天然繊維の紐を網状に編み上げることにより形成さ れている。また、ナイロンやビニール、またはプラスチック等の化学素材を、ネ ット状に圧縮成形したものを使用してもよい。
【0019】 カバー本体2は、緩衝材3とゴム紐4と、それらを挟持する表生地5と裏生地 6とで構成されている。前記カバー本体2と、かかるカバー本体2の表生地5を 被覆するネット体7とは、キルティング加工により夫々縫着されている。なお8 は、等間隔に施されたキルティング部である。
【0020】 前記カバー本体2とネット体7とをキルティング加工にて縫着することにより 、緩衝材3とゴム紐4との片寄りを防ぐと共に、梱包材1全体の強度を向上させ ることができる。また、梱包材1同士が接触しても、ネット体7により表生地5 を保護することができる。さらに、カバー本体2の周囲に、ネット体7による指 掛部が設けられるので、運搬時の便宜性が向上する。
【0021】 また、図4に示すように、ネット体7の一部にフック9を掛けることにより、 梱包材1の端部を容易に連結することができる。
【0022】 次に、本考案の梱包材のネット体の他の好適例を図5乃至図7に基づいて説明 する。
【0023】 図5に示すネット体10は、天然繊維または化学繊維からなる紐11を、ネッ ト状に編み上げることにより編成された編物である。前記ネット体10を、カバ ー本体2の表生地5側に被覆し、夫々をキルティング加工にて縫着することが好 ましい。
【0024】 図6に示すネット体12は、太糸13を用いて粗く織成された織物である。前 記ネット体12を、カバー本体2の表生地5側に被覆し、夫々をキルティング加 工にて縫着することが好ましい。
【0025】 図7に示すネット体14は、複数の穿孔部15を有する織布または不織布であ る。前記ネット体14を、カバー本体2の表生地5側に被覆し、夫々をキルティ ング加工にて縫着することが好ましい。
【0026】 なお、本考案の梱包材に使用されるネット体は、上記の好適例に限定されるも のではなく、ネット状に形成されているものであれば、糸の太さや素材、また、 穿孔部の数や形状は如何なるものでもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明してきたように本考案の梱包材は、上記の構成とすることで以下に示 す効果を奏するものである。
【0028】 カバー本体とネット体とをキルティング加工にて夫々縫着することにより、梱 包材全体の強度を向上させることができる。また、梱包材同士が接触しても、ネ ット体により表生地を保護することができる。さらに、カバー本体の周囲に、ネ ット体による指掛部が設けられるので、運搬時の便宜性が向上する。
【0029】 また、ネット体の一部にフックを掛けることにより、梱包材の端部を容易に連 結することができるので、ロープを用いた縛固作業が不要となり、梱包時間の軽 減と経費の削減が実現できる。
【0030】 また、梱包材の内部長手方向に帯状のゴム紐を配列することにより、梱包材を 自在に伸縮させることができる。そのため、大きさの異なる家具でも、容易に梱 包することができる。また、不使用時には梱包材が縮小され、収納や携帯面で優 れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の梱包材の一部を切欠した全体図であ
る。
【図2】前記梱包材の断面図を表す。
【図3】前記梱包材の分解斜視図を表す。
【図4】前記梱包材の使用状態を示す斜視図である。
【図5】ネット体の他の好適例を示す正面図である。
【図6】ネット体の他の好適例を示す正面図である。
【図7】ネット体の他の好適例を示す正面図である。
【符号の説明】
1・・・梱包材 2・・・カバー本体 3・・・緩衝材 4・・・ゴム紐 5・・・表生地 6・・・裏生地 7・・・ネット体 8・・・キルティング部 9・・・フック 10・・ネット体 11・・紐 12・・ネット体 13・・太糸 14・・ネット体 15・・穿孔部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学繊維等からなる緩衝材と、かかる
    緩衝材の長手方向に配列した帯状の複数のゴム紐と、前
    記緩衝材とゴム紐とを挟持する表生地および裏生地で構
    成されるカバー本体と、該カバー本体の表生地に被覆さ
    れたネット体と、前記表生地と裏生地およびネット体の
    全面に、キルティング加工が施されていることを特徴と
    する梱包材。
  2. 【請求項2】 前記ネット体は、紐を編み上げること
    により編成された編物である請求項1記載の梱包材。
  3. 【請求項3】 前記ネット体は、太糸を用いて粗く織
    成された織物である請求項1記載の梱包材。
  4. 【請求項4】 前記ネット体は、複数の穿孔部を有す
    る織布または不織布である請求項1記載の梱包材。
JP1998001801U 1998-02-19 1998-02-19 梱包材 Expired - Lifetime JP3051618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1998001801U JP3051618U (ja) 1998-02-19 1998-02-19 梱包材

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ID=43185768

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509152A (ja) * 2006-11-09 2010-03-25 マイノース エーエス 梱包布

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