JP3176973B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/11—Manufacturing methods
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Description
に関するもので、より詳しくは、半導体ペレット上の金
属配線膜と外部配線とを接続するバンプ電極の形成方法
に係るものである。
たは配線用リードに形成された突起状の接続電極は、一
般にバンプ電極または単にバンプ(bump)と呼ばれてい
る。従来のバンプを用いる半導体装置におけるバンプ形
成工程について図面を参照して以下説明する。
(Al )配線膜2が形成されている。さらにアルミ配線
膜2を覆うように絶縁保護膜3が堆積される。次に絶縁
保護膜3に前記アルミ配線膜2のパッド部と外部配線を
接続するための接続孔4が開孔される。その後、外部配
線との接続に金(Au )バンプを用いるのであるが、A
l に直接Au をつけると相互拡散によって脆い化合物が
生成されるので、それを防ぐためにバリアメタル5を絶
縁保護膜3の全面に被着する。次にフォトレジストを塗
布し、光蝕刻法により、バンプ7(図7参照)を形成す
るための孔8を開孔し、めっき用レジストマスク6を形
成する。次に図7に示すように、電気めっき法により、
孔8に露出するバリアメタル5上にAu を堆積し、バン
プ7を形成する。最後にレジストマスク6を除去し、さ
らにバンプ7の下以外のバリアメタルを除去する。
件によっては、隣り合うバンプ間が電気的に短絡する不
良が発生することがあり、問題となっている。この現象
を調査した結果によれば、図4に示すように、電気めっ
きの際、レジストマスク6で覆っている部分にもAu が
しみ出してついてしまい、隣り合うバンプのこのしみ出
し部分9が成長し互いに連結するからである。
十分低く押さえてめっきしていた。しかし所望のバンプ
高さを得るためのめっき時間は、めっき電流密度に依存
しており、電流密度を低くすれば、それだけめっき時間
が長くなり、効率の悪さが問題となっていた。
に、半導体基板上の絶縁保護膜の接続孔内に、電気めっ
き法によりバンプを形成する際、めっき用レジストマス
クで覆われている部分とその下地層との界面にめっき金
属がしみ出し、その結果、隣り合うバンプ間の電気的短
絡不良を発生したり、またこの短絡不良を防止するた
め、めっき電流密度を低い値にすると、バンプ形成に長
い時間がかかり、効率の低下が問題となっている。
プを形成するに際し、めっき用レジストマスクで覆われ
た部分にめっき金属がしみ出すのを防止すると共に、め
っき時間を短縮し、効率良くバンプを形成することので
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
造方法は、半導体基板上の絶縁保護膜の上面から該膜の
下層の金属配線膜に達する接続孔内に該金属配線膜に接
続してバンプ電極を電気めっき法により形成する半導体
装置の製造方法において、前記接続孔を含む絶縁保護膜
上にめっき用レジストマスクをフォトリソグラフィによ
り形成する工程と、前記接続孔内に前記めっき用レジス
トマスクと該マスクの下地層との間にめっき金属がしみ
出すのを阻止するめっきしみ出し阻止膜を、電気めっき
法により形成する工程と、前記めっきしみ出し阻止膜上
に、側面が直立したストレート・バンプ形状のバンプ電
極を、非パルス化定電流の電気めっき法により形成する
工程とを、含むとともに、バンプ電極の上層に硬いめっ
き層を形成しないことを特徴とするものである。
金属がしみ出すかどうかは、めっき電流密度、レジスト
マスクの材質及び形成方法、レジストマスクの下地層面
の状態等種々の要因により決められるが、試行結果によ
れば、めっきの際の電流密度に大きく依存していること
が判明した。その他の条件を一定に保って、めっき電流
密度だけを変数とし、しみ出し発生率を調べた試行結果
の一例を図5に示す。同図において横軸はめっき電流密
度( mA/cm2 )で、ペレットに流入するめっき電流を
ペレット内のバンプ断面積の総和で除した値である。縦
軸はしみ出し発生率(%)を示し、バンプ形成後、レジ
ストマスクを除去し、調べたものである。 同図によれ
ば、電流密度が 3.0 mA/cm2 以下ではしみ出し発生は
皆無で、 4.0 mA/cm2 以上でしみ出しが発生する。
5.0 mA/cm2 以上になるとほぼ 100%の確率で発生
し、狭い間隔で隣り合うバンプ間では、しみ出しためっ
き金属により短絡されるのが見られる。これはめっき用
レジストマスクと下地のバリアメタルとの界面の隙間に
析出するAu が多くなり、その結果レジストがめくれ、
レジストがめくれると析出するAu がさらに増加し、加
速度的にしみ出しが進行するものと考えられる。
例えば膜厚が 1〜 2μm のめっき膜を形成した後、電流
密度をしみ出し発生確率 100%の高電流密度に増加し
て、所定の高さのバンプを形成した。この試行結果で
は、しみ出し発生は皆無であった。これは低電流密度に
より形成された膜により、前記レジストマスクと下地層
との界面の端部が固められ、その後、高電流密度にして
もレジストのめくれ等は起らず、めっき金属のしみ出し
は阻止されるものと推定される。すなわち始めに低電流
密度で形成されためっき膜は、レジストマスクと該マス
クの下地層との間に、めっき金属がしみ出すのを阻止す
る作用を有し、めっきしみ出し阻止膜と呼ぶことができ
る。
際、最初にめっき金属のしみ出しが起らない例えば低電
流密度でめっきを施し、めっきしみ出し阻止膜を形成し
た後、高電流密度でめっきを行なうことによって、めっ
きしみ出しもなく、効率良く、所望の高さのバンプ電極
を形成することができる。
一実施例について、詳細に説明する。
アルミ(Al )配線膜12が形成される。このAl 配線
膜を覆うように、プラズマCVD法により、シリコン窒
化膜を主成分とする絶縁保護膜(層間絶縁膜または単に
絶縁膜と呼ばれることもある)13が形成される。この
絶縁保護膜の上面から下層のアルミ配線膜12のパッド
部に達する接続孔14をプラズマエッチングにより開口
する。さらにこれらすべてを覆うようにNi 及びTi 等
を積層して成る厚さ約200 nmのバリアメタル15が被着
される。次に接続孔14を含みバリアメタル15上にフ
ォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィにより、バ
ンプ電極を形成するためのめっき用レジストマスク16
を形成する。このレジストマスク16のレジスト厚は約
20μm である。
マスク16と下地層であるバリアメタル15との間に、
めっき金属がしみ出すのを阻止するめっきしみ出し阻止
膜17を、電気めっき法により形成する。白金を陽極、
シアン化金系溶液を電解液とし、電流密度 3.0 mA/cm
2 の定電流で、金めっきを行ない、厚さ 1.0μm のめっ
きしみ出し阻止膜17を形成する。この阻止膜17によ
り、レジストマスク16とバリアメタル15の界面の端
部18は固定され、界面に沿って内部へのめっき金属の
しみ出しは阻止される。
/cm2 になるように定電流を流し、約18μm の高さにな
るまで金を阻止膜17上に堆積し、高電流めっき膜19
を形成する。レジストマスク16を除去しバンプ20が
得られる。
は、金のしみ出しが無く、相隣るバンプ間の短絡不良も
皆無であった。またこの方法により、短時間で所望の高
さのAu バンプを効率良く形成できた。
て、めっき電流の電流密度を 3.0 mA/cm2 としたの
は、図5に示す試行結果を使用したものである。この阻
止膜形成のための電流密度は、レジストマスク16及び
バリアメタル15の形成方法等を一定に保てば、あらか
じめ試行により決定することができる。
で形成する工程は、上記実施例に限定されない。例えば
阻止膜形成のめっき電流密度を、めっきしみ出しが発生
する値を越えない範囲で、複数段階に変化させるなど、
その他のめっき条件で行なっても差支えない。
は、ペレット上の金属配線膜と外部電極とを接続するバ
ンプ電極を電気めっき法により形成するに際し、めっき
用レジストマスクで覆われている部分に、めっき金属が
しみ出さないように、めっきしみ出し阻止膜を形成した
後、高電流密度でバンプ電極を形成する。したがって、
本発明により、めっき金属のしみ出しが無く、めっき時
間を短縮し、効率良くバンプ電極を形成することのでき
る半導体装置の製造方法を提供することができた。
ある。
す断面図である。
す断面図である。
説明するための断面図である。
度との関係を示す特性図である。
る。
断面図である。
端部 19 高電流めっき膜 20 バンプ電極(本発明)
Claims (1)
- 【請求項1】半導体基板上の絶縁保護膜の上面から該膜
の下層の金属配線膜に達する接続孔内に該金属配線膜に
接続してバンプ電極を電気めっき法により形成する半導
体装置の製造方法において、 前記接続孔を含む絶縁保護膜上にめっき用レジストマス
クをフォトリソグラフィにより形成する工程と、前記接
続孔内に前記めっき用レジストマスクと該マスクの下地
層との間にめっき金属がしみ出すのを阻止するめっきし
み出し阻止膜を、電気めっき法により形成する工程と、
前記めっきしみ出し阻止膜上に、側面が直立したストレ
ート・バンプ形状のバンプ電極を、非パルス化定電流の
電気めっき法により形成する工程とを、含むとともに、
バンプ電極の上層に硬いめっき層を形成しないことを特
徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04218792A JP3176973B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04218792A JP3176973B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05218047A JPH05218047A (ja) | 1993-08-27 |
JP3176973B2 true JP3176973B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=12629005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04218792A Expired - Lifetime JP3176973B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176973B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403359B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2004-02-11 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체패키지의제조방법 |
JP4713290B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-06-29 | エヌ・イーケムキャット株式会社 | 金バンプ又は金配線の形成方法 |
KR101167805B1 (ko) * | 2011-04-25 | 2012-07-25 | 삼성전기주식회사 | 패키지 기판 및 이의 제조방법 |
JP6450560B2 (ja) * | 2014-10-24 | 2019-01-09 | 新日本無線株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
JP6970346B2 (ja) | 2018-09-25 | 2021-11-24 | 日亜化学工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP04218792A patent/JP3176973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05218047A (ja) | 1993-08-27 |
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