JP3176743B2 - 情報処理システムおよび個人照合システム - Google Patents

情報処理システムおよび個人照合システム

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JP3176743B2
JP3176743B2 JP780293A JP780293A JP3176743B2 JP 3176743 B2 JP3176743 B2 JP 3176743B2 JP 780293 A JP780293 A JP 780293A JP 780293 A JP780293 A JP 780293A JP 3176743 B2 JP3176743 B2 JP 3176743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ペンを使用する情
報処理システムに関し、特に、手書き入力装置における
個人情報の保持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子ペンを使用する手書き入力
装置は、表示一体型タブレットを有する本体と、座標指
示を行うための電子ペンとから構成されている。本体
は、手書き文字認識辞書を格納しており、電子ペンで入
力された文字の筆記パターンと手書き文字認識辞書に登
録されている標準筆記パターンとを比較することによ
り、文字コードに変換する手書き文字認識処理を行って
いる。
【0003】ところが、ユーザが手書き入力する筆記パ
ターンには個人差があり、ユーザが特定の文字を筆記し
ているつもりでも、手書き文字認識辞書に登録されてい
る標準筆記パターンとの差が大きいと、ユーザが意図す
る文字コードに変換されない場合がある。原因として
は、ユーザが書き順を間違えて覚えていたり、続け字で
覚えていたりすることが挙げられる。このように、手書
き文字の特徴は個人による差が大きいので、共通の手書
き文字認識辞書のみを用いた場合は、文字認識率に限界
がある。
【0004】これを解消するために、特開昭56−90
335号公報,特開昭60−134328号公報,特開
昭63−106032号公報,特開平2−292617
号公報に記載されているように、ユーザごとに、好みの
筆記パターン(以下、癖字データと称す。)を標準筆記
パターンとは別に個人情報として本体の記憶装置に記憶
しておき、ユーザが手書き入力を行う際に、電子ペンで
IDコードを入力し、IDコードにより使用する癖字デ
ータを切り替えることで、文字認識率を高める方法が知
られている。
【0005】また、ICカードやフロッピィディスク等
の外部記憶媒体に個人情報を保持し、手書き入力装置を
使用する前に、ユーザが自分の個人情報が入った外部記
憶媒体を本体にセットすることで、文字認識率を高める
方法が知られている。
【0006】また、特開昭63−223815号公報に
記載されているように、本体にユーザが入力した文字・
図形等の情報は、個人情報が入った外部記憶媒体または
他の外部記憶媒体に保持するようになっているが、入力
した筆記データを一時的に電子ペン内部の記憶装置に格
納する方法も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、高
い文字認識率で手書き入力を行うためには、IDコード
を入力するか、または、個人情報が入った外部記憶媒体
を本体にセットする必要があり、操作ステップが多くな
るという問題点がある。
【0008】さらに、外部記憶媒体を用いる場合には、
使用後に外部記憶媒体を本体から取外さなければならな
い。例えば、複数の場所に設置された本体を使用する場
合、ユーザは、(1)外部記憶媒体をセットする、
(2)手書き入力のために電子ペンを持つ、(3)外部
記憶媒体を取り出す、という手順が必要である。このよ
うな装置では、ユーザが外部記憶媒体を取り出し忘れる
と、他の本体を使用することが困難になるといった欠点
がある。特に、不特定の一般ユーザが使用するATM端
末等で手書き入力を実施する場合には、機械に不慣れな
ユーザも多く、問題となる。
【0009】また、上記従来技術では、同時に複数の個
人情報を使用できないために、複数のユーザが同時に手
書き入力を行うことができないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、特別
な手順を必要とせず、高い文字認識率で、また、同時に
複数のユーザが手書き入力を行うことのできる情報処理
システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、座標指示装置および座標検知装置が、そ
れぞれ、自身に記憶されている情報を相手側に出力し、
相手側から出力された情報を記憶することができるよう
にしている。
【0012】そして、座標指示装置に、座標検知装置か
ら出力された処理結果である癖字データを個人情報とし
て記憶するようにし、座標検知装置に、共通の手書き文
字認識辞書を記憶するようにすれば、座標指示装置は、
自身に記憶されている癖字データを出力するので、座標
検知装置は、該癖字データおよび自身に記憶されている
手書き文字認識辞書を用いて文字認識処理を行うことが
できるようになる。
【0013】さらに、座標指示装置に、座標検知装置か
ら出力された処理結果である文書データを個人情報とし
て記憶するようにすれば、座標指示装置は、自身に記憶
されている文書データを出力するので、座標検知装置
は、該文書データの編集処理を行うことができるように
なる。
【0014】従って、ユーザは、任意の座標検知装置を
使用しても、同様の操作環境が可能になる。
【0015】さらに、各座標指示装置に、該座標指示装
置に付与されている装置識別子を記憶するようにすれ
ば、座標指示装置は、自身に記憶されている装置識別子
および癖字データを出力するので、座標検知装置は、座
標指示装置を識別することができるようになる。すなわ
ち、座標検知装置は、座標指示装置から出力された癖字
データを識別することができるようになる。
【0016】従って、複数のユーザが1つの座標検知装
置をほぼ同時に使用しても高い文字認識率を維持でき
る。
【0017】なお、座標検知装置に、座標指示装置の装
置識別子と個人情報とを組にして記憶するようにし、個
人情報に、該個人情報に付与されている処理結果識別子
および更新履歴情報を含ませるようにすれば、座標検知
装置は、処理結果識別子を参照することにより、1つの
座標検知装置に対して複数の個人情報を記憶することが
できるようになると共に、座標指示装置および座標検知
装置は、それぞれ、更新履歴情報を参照することによ
り、必要な場合だけ、相手側から出力された個人情報を
記憶するようにすることができようになる。
【0018】以下、本発明の具体的な構成例について、
図1を用いて説明する。
【0019】図1においては、座標指示装置が電子ペン
101に相当し、座標検知装置が本体102に相当して
いる。
【0020】電子ペン101は、電子ペン101を制御
するためのCPU103と、電子ペンの電源104と、
電子ペン101がペンダウン状態(電子ペン101がタ
ブレット111に押しつけられた状態)であるかペンア
ップ状態(電子ペン101がタブレット111から離れ
た状態)であるかを判定するためのペン先スイッチ10
5と、本体102との間で情報をやり取りするためのI
/O部106と、電子ペン101に付与されているペン
識別子116を記憶しているROM107と、電子ペン
101を所有するユーザの癖字データを含む個人情報1
18を記憶しているRAM108とを備えている。
【0021】本体102は、本体102を制御するため
のCPU112と、本体102の電源110と、表示一
体型のタブレット111と、表示部115と、電子ペン
101との間で情報をやり取りするためのI/O部10
9と、ROM114と、ペン識別子と個人情報とを組に
して格納しているペン識別子/個人情報テーブル119
を記憶しているRAM113とを備えている。
【0022】
【作用】本発明の作用について、図1に示した構成例を
用いて説明する。
【0023】電子ペン101においては、ペン先スイッ
チ105がペンダウン状態となったことを判定すると、
CPU103は、I/O部106を通して、ペン識別子
116を出力する。
【0024】本体102においては、タブレット111
が座標が指示されたことを検知すると、CPU112
は、I/O部109を通して、電子ペン101から出力
されたペン識別子116を受け取り、ペン識別子/個人
情報テーブル119を検索し、受け取ったペン識別子1
16に対応する個人情報(癖字データ)を取得する。R
OM114に記憶されている文字認識プログラムは、取
得した癖字データを用いて文字認識処理を行う。
【0025】これにより、複数のユーザが同一の本体1
02を使用する場合でも、各ユーザが自分が所有する電
子ペン101で入力すれば、自動的に癖字データを切り
替えて文字認識処理を行えるので、文字認識率が向上す
る。
【0026】また、CPU112が受け取ったペン識別
子116に対応する癖字データを取得することができな
かった場合には、電子ペン101から本体102に癖字
データが複写される。
【0027】これにより、複数の不特定ユーザが任意の
本体102を使用する場合でも、各ユーザが自分が所有
する電子ペン101で入力すれば、電子ペン101に記
憶されている癖字データを用いて自動的に手書き文字認
識処理を行える。
【0028】また、文書データの作成が終了したり、癖
字データが更新されたりすると、本体102から電子ペ
ン101に文書データまたは癖字データが保存される。
【0029】これにより、電子ペン101に保存された
個人情報の可搬性が拡大すると共に、操作性が向上し、
本体102から外部記憶媒体をなくし、本体102を小
型化することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0031】まず、本発明の第1の実施例について説明
する。
【0032】図2は本実施例の手書き入力装置の外観図
である。
【0033】本実施例の手書き入力装置は、手書き文字
や各種指示の入力を行うための電子ペン101と、電子
ペン101による入力操作の対象であり、操作結果を表
示するための本体102とから構成されている。
【0034】電子ペン101は、電子ペン101のため
の電源スイッチ201と、赤外線を用いたデータI/O
部202と、ペン先のペンアップ/ペンダウン状態を検
知するためのペン先スイッチ203とを備えている。本
体102は、表示一体型のタブレット204と、本体1
02のための電源スイッチ205と、赤外線を用いたデ
ータI/O部206とを備えている。
【0035】なお、本実施例においては、電子ペン10
1と本体102との間の通信を行う媒体として赤外線を
用いるようにしているが、これに限るものではない。
【0036】また、電子ペン101は、図2に示した形
状に限らず、本体102に対して入力を行う座標指示部
を備えるものであればよく、例えば、カード状であって
も直方体であってもよく、その大きさおよび形状は様々
なものが考えられる。また、本体102についても、図
2に示した形状に限らず、電子ペン101による入力座
標を検知できるものであればよい。
【0037】さらに、ペン先スイッチ203は、電子ペ
ン101と本体102との間の通信の同期をとったり、
電子ペン101の電源のオン/オフ等に用いるが、非同
期通信を行い、タイムアウトによる電源コントロールを
用いれば、ペン先スイッチ203はなくてもよい。
【0038】また、電源を太陽電池や発電機構と蓄電池
との組み合わせ、または、外部からの供給とすれば、電
源スイッチ205も不要である。
【0039】本実施例の手書き入力装置は、ユーザごと
に様々な癖字があっても、それぞれの癖字に応じて、高
い文字認識率で、手書き文字を認識することができるよ
うにするものである。また、複数のユーザが同一の本体
102にほぼ同時に手書き入力しても、誤認識しないよ
うにすることができるようにするものである。また、ユ
ーザが、簡単な手順で、複数の本体102を使用するこ
とができるようにするものである。
【0040】すなわち、本実施例においては、ユーザの
癖字データ,文書データ,ユーザが使用する応用プログ
ラムを、個人情報として電子ペン101に記憶するよう
にしている。そして、電子ペン101から本体102に
個人情報を複写したり、逆に、本体102から電子ペン
101に個人情報を保存したりすることができるように
している。
【0041】図1は本実施例の基本ブロック図である。
【0042】まず、電子ペン101の構成について説明
する。
【0043】図1において、103は電子ペン101を
制御するためのCPU、104は電子ペン101の電源
(バッテリー)である。また、105はペン先に取り付
けられたペン先スイッチであり、電子ペン101がペン
ダウン状態であるか否かを検知する。また、106は赤
外線を用いたI/O部であり、本体102との間で制御
コードや個人情報の入出力を行う。
【0044】本実施例においては、電子ペン101と本
体102とはワイヤレスとしたが、1つ以上の電子ペン
101をケーブルを介して1つ以上の本体102と接続
するようにしてもよい。
【0045】また、107はROMであり、電子ペン1
01ごとに異なるペン識別子116および電子ペン制御
プログラム117を記憶している。
【0046】本実施例においては、ペン識別子116
は、2バイトコードとし、全ての電子ペン101が異な
るペン識別子116を持つように、「00000」〜
「65535」のうちのコードを割り当てているが、識
別コード長を拡張することにより、より多くの電子ペン
101を識別するようにすることができる。
【0047】また、108はRAMであり、文字認識に
使用するユーザの癖字データ,ユーザが作成した文書デ
ータ,ユーザが使用する応用プログラムを、個人情報1
18として記憶している。個人情報118には、癖字デ
ータ,文書データ,応用プログラムに加えて、これらを
区別するための情報分類コードと、これらを最後に更新
した最終更新日時とが含まれている。
【0048】本実施例においては、ペン識別子116は
電子ペン101固有のデータであり、誤って書き替えら
れることを避けるため、ROM107に記憶するように
しているが、RAM108に記憶するようにしてもよ
い。また、多くの記憶容量を確保するために、RAM1
08の代わりに、小型のハードディスク等の他の記憶装
置を使用するようにしてもよい。また、以上の電子部品
は、電子ペン101の小型化のために、電子ペン101
の外部筐体に合わせ、断面形状が円形,楕円,多角形,
扇形であるものを使用するとよい。
【0049】次に、本体102の構成について説明す
る。
【0050】図1において、112は本体102を制御
するためのCPU、110は本体102の電源(バッテ
リーまたはA/C電源)、111は入力指示のためのタ
ブレット、115は液晶型の表示部である。タブレット
111と表示部115とは一体化させ、入力した座標と
一致する位置に表示を行う。
【0051】また、109は赤外線を用いたI/O部で
あり、電子ペン101との間で制御コードや個人情報の
入出力を行う。また、113はRAMであり、処理実行
中に生じるデータを記憶すると共に、ペン識別子と個人
情報とを組にしたテーブル(以下、ペン識別子/個人情
報テーブルと呼ぶ。)119を記憶する。なお、本体1
02のRAM113に、どの電子ペン101にも共通の
情報を記憶するようにし、電子ペン101のRAM10
8に、電子ペン101に固有の情報のみを記憶するよう
にすれば、RAM108を有効に活用することができ
る。
【0052】また、114はROMであり、文字認識プ
ログラムや本体制御プログラム120を記憶する。
【0053】図3は本体102のRAM113に記憶さ
れるペン識別子/個人情報テーブル119のデータ構造
を示す図である。
【0054】図3に示すように、ペン識別子/個人情報
テーブル119においては、ペン識別子301,情報分
類コード302,個人情報303,個人情報303を最
後に更新した最終更新日時304を組にして1つのレコ
ードとする。レコードは単位情報(ファイル)ごとに設
けられ、同じペン識別子301を持つ情報であっても、
情報分類コード302が異なれば、別のレコードとして
記憶される。
【0055】情報分類コード302は、個人情報303
を区別するための分類コードであり、具体的には、「癖
字データ」,「文書データ」,「応用プログラム」であ
る。また、最終更新日時304は、個人情報303がペ
ン識別子/個人情報テーブル119の容量の限界を越え
る場合に、古い個人情報303をペン識別子/個人情報
テーブル119から削除することにより、新しい個人情
報303を記憶できるようにするために設けている。
【0056】ペン識別子/個人情報テーブル119に
は、後述する本体制御プログラム120によって、電子
ペン101から出力されたペン識別子116および個人
情報118が格納される。
【0057】次に、電子ペン制御プログラム117につ
いて説明する。
【0058】図4は電子ペン101のROM107に記
憶されている電子ペン制御プログラム117の流れ図で
ある。
【0059】電子ペン制御プログラム117は、電子ペ
ン101の電源スイッチ201をONにすることにより
起動される。電子ペン制御プログラム117は、起動さ
れると、まず、ペン先スイッチ105がペンダウン状態
であるか否かを判定し(ステップ401)、ペンダウン
状態でなければ待機する。この待機状態では、電子ペン
101の動作速度を低下させ、省電力モードにすれば、
消費電力を低下させることが可能である。
【0060】ペンダウン状態であると判定すると、I/
O部106を通して、ROM107に記憶されているペ
ン識別子、並びに、RAM108に記憶されている個人
情報の情報分類コードおよび最終更新日時を出力する
(ステップ402)。
【0061】続いて、電子ペン101がペンダウン状態
であるか否かを判定し(ステップ403)、ペンダウン
状態であると判定すると、I/O部106を通して、本
体102から信号が入力されたか否かを判定する(ステ
ップ404)。
【0062】信号が入力されたと判定すると、まず、こ
の信号が個人情報要求信号であるか否かを判定する(ス
テップ405)。個人情報要求信号とは、本体102
が、RAM113のペン識別子/個人情報テーブル11
9に電子ペン101の情報がなかった場合に送信する信
号である。そこで、入力した信号が個人情報要求信号で
あると判定すると、I/O部106を通して、RAM1
08に記憶されている個人情報のうち、個人情報要求信
号に含まれている情報分類コードに応じた情報を出力す
る。
【0063】入力した信号が個人情報要求信号でないと
判定すると、続いて、個人情報保存信号であるか否かを
判定する(ステップ406)。個人情報保存信号とは、
本体102が、ペン識別子/個人情報テーブル119の
情報を電子ペン101に保存する場合に送信する信号で
ある。そこで、入力した信号が個人情報保存信号である
と判定すると、個人情報保存信号に含まれているペン識
別子とROM107に記憶されているペン識別子とが一
致するか否かを判定する(ステップ408)。両者が一
致しないと判定すると、ペン識別子/個人情報テーブル
119の情報を記憶しない。これにより、ペン識別子/
個人情報テーブル119(例えば、文書データ等)の情
報を、付近にある他のユーザの電子ペン101に勝手に
保存することを防ぐことができる。また、両者が一致す
ると判定すると、続いてI/O部106を通して入力さ
れる情報分類コード,個人情報,最終更新日時をRAM
108に記憶する(ステップ409)。最終更新日時を
電子ペン101に記憶するのは、電子ペン101に記憶
する個人情報と本体102に記憶する個人情報との新旧
比較を行うためである。電子ペン101の最終更新日時
が本体102の最終更新日時より新しい場合は、電子ペ
ン101の個人情報が他の本体102により更新されて
いたことを意味しているので、このときは、電子ペン1
01から本体102に個人情報を複写して処理する。
【0064】以上、ステップ403からステップ409
までの処理を、ペンダウン状態が終了するまで繰り返
す。ペンダウン状態が終了すると、ステップ401に戻
り、再度ペンダウン状態になるまで待機する。
【0065】次に、本体制御プログラム120について
説明する。
【0066】図5は本体102のROM114に記憶さ
れている本体制御プログラム120の流れ図である。
【0067】本体制御プログラム120は、本体202
の電源スイッチ205をONにすることにより起動され
る。本体制御プログラム120は、起動されると、ま
ず、電子ペン101によるタブレット111への入力が
あるか否かを判定する(ステップ501)。入力がない
と判定すると、既に入力済みのストロークの文字認識処
理を行うことにより(ステップ502)、文字認識処理
時間を短縮するか、または、本体の動作速度を低下さ
せ、省電力モードにすることにより、消費電力を低下さ
せることが可能である。
【0068】電子ペン101によるタブレット111へ
の入力があると判定すると、I/O部109を通して、
電子ペン101から出力されたペン識別子、並びに、個
人情報の情報分類コードおよび最終更新日時を受け取
り、RAM113に一時的に記憶する(ステップ50
3)。
【0069】続いて、電子ペン101が入力しようとす
るデータが、文字ストロークデータであるか否かを判定
する(ステップ504)。ここで、判定基準は、指示点
の座標が、予め表示した文字入力領域の内部であること
とする。文字ストロークデータであると判定すると、本
体RAM113に記憶されているペン識別子/個人情報
テーブル119から、先にRAM113に一時的に記憶
したペン識別子を検索する(ステップ505)。そし
て、ペン識別子/個人情報テーブル119の中に入力し
たペン識別子があったか否か、さらに、同じ情報分類コ
ードを持つレコードがあったか否かを判定し(ステップ
506)、なかったと判定すると、電子ペン101に記
憶されている個人情報を、ペン識別子/個人情報テーブ
ル119に複写する個人情報複写処理処理を行う(ステ
ップ507)。このステップ507の個人情報複写処理
については後述する。
【0070】このように、電子ペン101の個人情報
は、自動的に本体102に複写され、入力操作を行って
いるユーザの癖字データ,文書データ,応用プログラム
が使用されるので、ユーザは、どの本体102を使用し
ても、同様の操作環境を得られる。
【0071】また、ステップ506の判定で、ペン識別
子/個人情報テーブル119に同一のペン識別子で同一
の情報分類コードの個人情報があった場合でも、入力し
た最終更新日時がペン識別子/個人情報テーブル119
中の最終更新日時より新しい場合には(ステップ50
8)、電子ペン101の個人情報が他の本体102によ
り更新されていることを意味しているので、個人情報複
写処理を行う(ステップ507)。
【0072】逆に、入力した最終更新日時がペン識別子
/個人情報テーブル119の最終更新日時より古い場合
には、電子ペン101の個人情報が初期化されているこ
とになるので、個人情報複写処理は行わない。また、入
力した最終更新日時がペン識別子/個人情報テーブル1
19の最終更新日時と等しい場合には、本体102の個
人情報を用いるので、個人情報複写処理は行わない。
【0073】このように、必要な場合にだけ、電子ペン
101から本体102に個人情報を複写することによ
り、むだな個人情報複写処理をなくすことができる。
【0074】続いて、ストロークデータまたは文字ごと
に、入力した電子ペン101のペン識別子と対応付けて
RAM113に記憶する(ステップ509)。
【0075】これにより、文字認識処理においてストロ
ークデータを認識する際に、文字ごとに、文字認識のた
めの癖字データを切り替えて認識を行うことができるの
で、複数のユーザがほぼ同時に、同一のタブレット11
1に文字の入力を行っても、1人で入力した場合と同様
の文字認識率を得ることができ、手書き電子黒板等の応
用に有効である。
【0076】続いて、随時入力されるストロークデータ
の記憶および表示部115への表示を行う(ステップ5
10)。ストロークデータの記憶および表示は、タブレ
ット111から電子ペン101が離れるまで行う(ステ
ップ511)。
【0077】一方、ステップ504の判定で、入力デー
タがストロークデータでないと判定した場合は、個人情
報保存指示であるか否かを判定する(ステップ51
2)。ここで、判定基準は、指示点の座標が、予め表示
した個人情報保存指示領域(例えば、アイコンとして実
現できる。)の内部であることとする。個人情報保存指
示であると判定すると、I/O部109を通して、先に
RAM113に一時的に記憶されているペン識別子(個
人情報保存指示を行った電子ペンの識別子)を含む個人
情報保存信号を、電子ペン101に出力する(ステップ
513)。続いて、本体102の個人情報のうち、更新
の行われた全てのファイルの最終更新日時を更新し、I
/O部109を通して、更新の行われた全てのファイル
の情報分類コード,最終更新日時,個人情報を出力する
(ステップ514)。
【0078】これにより、例えば、文書データの更新は
行ったが、癖字データの更新は行わない場合に、更新の
あった文書データのみが電子ペン101に複写され、更
新の行われなかった癖字データは、送信されないので、
むだな通信コストをなくすことができる。
【0079】ここでは、個人情報保存指示のあった場合
にのみ、個人情報を本体102から電子ペン101に複
写するようにしているが、ペンアップ状態であることを
判定する度に、現在までに更新された個人情報を本体1
02から電子ペン101に複写するようにすれば、ユー
ザは、いつでも入力操作を中断でき、常に最新の個人情
報を電子ペン101に記憶しておくことができる。
【0080】次に、ステップ507における個人情報複
写処理について、図6を用いて説明する。
【0081】まず、I/O部109を通して、情報分類
コードを含む個人情報要求信号を出力する(ステップ6
01)。また、電子ペン101のRAM108の複数の
ファイルのうち、最終更新日時の古い特定のファイルを
本体102に複写する場合は、その情報分類コードも加
えて出力する。その後、電子ペン101から出力された
個人情報を、I/O部109を通して受け取り、RAM
113に一時的に記憶する(ステップ602)。
【0082】続いて、ペン識別子/個人情報テーブル1
19に同一のペン識別子で、同一の情報分類コードを持
つレコードがあるか否かを判定する(ステップ60
3)。同一のペン識別子で、同一の情報分類コードを持
つレコードがあると判定すると、ペン識別子/個人情報
テーブル119のデータは古いデータであることを意味
しているので、そのレコードに、先にRAM113に一
時的に記憶されているペン識別子および個人情報を上書
きする(ステップ604)。
【0083】また、同一のペン識別子で、同一の情報分
類コードを持つレコードがないと判定すると、ペン識別
子/個人情報テーブル119に空きレコードがあるか否
かを判定し(ステップ605)、空きレコードがない場
合には、ペン識別子/個人情報テーブル119の各レコ
ードの最終更新日時を比較し、最も古いレコードを削除
し、空きレコードを確保する(ステップ606)。そし
て、先にRAM113に一時的に記憶されているペン識
別子および個人情報を、削除したレコードに登録する
(ステップ607)。
【0084】本実施例においては、本体制御プログラム
120は、電子ペン101の個人情報を使用する場合
に、電子ペン101の個人情報を本体102に複写する
ようにしているが、電子ペン101との通信により、直
接電子ペン101のRAM108をアクセスすれば、本
体102のRAM113を縮小または有効活用すること
ができる。
【0085】以上説明したように、本実施例は、個人情
報を電子ペン101に記憶させておくようにし、電子ペ
ン101に記憶されている個人情報を本体102に複写
したり、本体102に記憶されている個人情報を電子ペ
ン101に保存したりするようにしているので、ユーザ
ごとの癖字データに応じて、高い文字認識率で、手書き
文字を認識することが可能となる。また、複数のユーザ
が同一の本体にほぼ同時に手書き入力しても、誤認識し
ないようにすることが可能となる。また、ユーザがどの
本体102を使用する場合でも、ユーザに対して同様の
操作環境を提供することが可能となる。
【0086】なお、本実施例においては、癖字データ,
文書データ,ユーザが使用する応用プログラムを電子ペ
ン101に記憶するようにしているが、単に癖字データ
のみでもよい。この場合、ユーザは、複数の本体102
を使用する際には、文書データや応用プログラムを外部
記憶媒体に記憶させ、使用する本体102にセットする
必要があるが、情報分類コードは不要となる。
【0087】また、本実施例においては、個人情報とし
て、癖字データ,文書データ,応用プログラムを挙げて
説明しているが、このほかにも、預金データ,住所録デ
ータ,免許・許可の証明書データ,スケジュールデータ
等を個人情報として記憶させてもよい。これにより、本
体102を使用して、文書データを作成・編集するのみ
でなく、様々な用途に応じて、本体102を使用するこ
とができるようになる。
【0088】次に、癖字データの作成方法について、簡
単に説明する。
【0089】癖字データの作成方法は、従来技術と同様
であり、記憶先が電子ペン101であることのみが異な
る点である。
【0090】すなわち、まず、ユーザが癖字登録機能の
実行を指示すると、所望の文字を入力するための文字枠
1と、ユーザの筆記パターンを入力するための文字枠2
とが表示される。ユーザは、文字枠1に、仮名漢字変換
処理を用いて所望の文字を入力し、文字枠2に、文字枠
1に入力した文字に対応付ける好みの筆記パターンを入
力した後、登録指示を行う。これにより、標準パターン
とは別に、文字枠2に入力された筆記パターンと文字枠
1に入力された文字とが対応付けられて、癖字データが
作成される。作成された癖字データは、従来技術では、
本体102または本体102にセットされた外部記憶媒
体に記憶されるが、本実施例では、本体102から電子
ペン101に出力され、電子ペン101に記憶される。
【0091】以下、本実施例の手書き入力装置の特徴を
活用した情報処理システムの形態について、図7を用い
て説明する。
【0092】図7(a)において、701は電子ペン、
702は電子ペン701に記憶されているペン識別子、
703は電子ペン701に記憶されている個人情報、7
04,705は本体である。
【0093】ユーザは、まず、電子ペン701で本体7
04を使用して文書データを作成すると共に、癖字デー
タを作成する。このとき、文書データおよび癖字データ
は、ユーザの保存指示により、個人情報703として記
憶される。次に、ユーザは、電子ペン701を持って本
体705に移動し、本体705を使用して文書データを
更新する。
【0094】従来は、ユーザが常時使用する本体(例え
ば、本体704)にのみ癖字データを記憶させていたの
で、異なる本体(例えば、本体705)を使用する場合
には、癖字データを使用することができなかった。しか
し、本実施例においては、電子ペン701に記憶されて
いる文書データおよび癖字データが本体705に自動的
に複写されるので、複写された癖字データを使用しなが
ら作成した文書データを更新することができる。さら
に、文書データの更新に、電子ペン701に記憶された
応用プログラムを使用することができるので、ユーザ
は、どの本体を使用しても、操作環境が変わることなく
操作を行うことができる。
【0095】図7(b)において、701,710は電
子ペン、706,707は本体、708はセンタ、70
9はペン識別子/個人情報テーブルである。
【0096】図7(b)の例は、個人情報をセンタ70
8で集中管理する例を示している。ユーザは、まず、電
子ペン701で本体706を使用して文書データを作成
し保存する。このとき、作成された文書データは、電子
ペン701のペン識別子と組にしてセンタ708のペン
識別子/個人情報テーブル709に記憶される。次に、
ユーザは、電子ペン701を持って本体707に移動
し、本体707を使用して文書データの呼び出しを指示
する。本体707は、ユーザが呼び出し指示を行った際
に電子ペン701から出力されるペン識別子を受け取る
と、センタ708のペン識別子/個人情報テーブル70
9のうち、受け取ったペン識別子と同一のペン識別子を
組になっている個人情報を検索して使用する。これによ
り、本体706で作成された文書データおよび癖字デー
タを本体707でも使用することができる。
【0097】また、あるユーザが電子ペン701で本体
706を使用し、別のユーザが電子ペン710で本体7
07を使用する場合に、同一の通信応用プログラムを使
用して情報をやり取りしながら、異なる癖字データを使
用することができるので、共同で文書データを作成する
ことができる。このとき、共同で作成された文書データ
は、作成に関わった電子ペンのペン識別子の全てを組に
して、ペン識別子/個人情報テーブル709に登録する
ようにするか、全てのユーザの個人情報に作成した文書
データを登録するようにすることにより、ユーザが後で
文書データを読み出すようにすることができる。
【0098】図7(c)において、710,713は電
子ペン、711は本体、712はペン識別子/個人情報
テーブルである。
【0099】図7(c)の例は、複数の電子ペンで1つ
の本体を使用する例を示している。電子ペン701,7
13は、それぞれ異なるペン識別子を持っており、本体
711に文字ストロークを入力する度に、それぞれのペ
ン識別子を出力する。本体711は、文字ストロークの
入力の度に、入力されたストロークとペン識別子とを組
にしてペン識別子/個人情報テーブル712に記憶し、
文字認識処理を行う際に、電子ペン701から入力され
た文字ストロークには電子ペン701の個人情報、電子
ペン713から入力された文字ストロークには電子ペン
713の個人情報を使用する。これにより、複数のユー
ザがほぼ同時に同一の本体711を使用しても、ユーザ
に応じて、癖字データを切り替えて使用することができ
る。
【0100】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0101】本実施例は、個人照合を行う個人照合シス
テムを構築することを可能とするものである。すなわ
ち、本実施例においては、第1の実施例における個人情
報の代わりに、サインまたは暗証番号のイメージデータ
・ストロークデータを個人照合情報として、電子ペン1
01に記憶するようにしている。
【0102】本実施例の手書き入力装置の外観図は、図
2に示した第1の実施例と同一である。
【0103】また、本実施例の基本ブロック図は、図1
に示した第1の実施例と同様であり、異なる点は、RO
M107,RAM108,RAM113に記憶される内
容である。すなわち、ROM107には、上記第1の実
施例では、ペン識別子116が記憶されていたが、本実
施例では、ペン識別子116は記憶されない。また、R
AM108には、上記第1の実施例では、個人情報11
8が記憶されていたが、本実施例では、個人情報118
の代わりに個人の照合に使用する個人照合情報が記憶さ
れる。また、RAM113には、上記第1の実施例で
は、ペン識別子/個人情報テーブル119が記憶されて
いたが、本実施例では、ペン識別子/個人情報テーブル
119は記憶されない。
【0104】以下、本実施例の手書き入力装置の特徴を
活用した個人照合システムの形態およびその動作につい
て説明する。
【0105】図8は個人照合システムの形態の例を示す
図である。
【0106】図8において、801は電子ペン、802
は電子ペン801に記憶されている個人照合情報、80
3は本体である。
【0107】図9は図8に示した個人照合システムの動
作の流れ図である。
【0108】まず、ユーザに対して、電子ペン801で
本体803を使用してサインまたは暗証番号を入力する
ように誘導する(ステップ901)。これは、本体80
3にその旨を示すガイダンスを表示するようにしたり、
その旨を口述するようにすることにより行うものであ
る。
【0109】電子ペン801による入力が開始される
と、個人照合情報802が電子ペン801から本体80
3に出力される(ステップ902)。ユーザがサインま
たは暗証番号の入力を終えると(ステップ903)、本
体803は、電子ペン801で入力されたサインまたは
暗証番号と電子ペン801から出力された個人照合情報
802とを比較し(ステップ904)、一致した場合
に、処理を実行する(ステップ905)。また、一致し
ない場合は、エラーメッセージを表示し(ステップ90
6)、処理を終了する。
【0110】なお、上述した例では、個人照合情報80
2を電子ペン801に記憶したが、本体803に記憶す
るようにしてもよい。この場合、電子ペン801のRO
M107にペン識別子を記憶するようにし、本体803
のRAM113にペン識別子と個人照合情報とを組にし
たテーブル(以下、ペン識別子/個人照合情報テーブル
と呼ぶ。)を記憶するようにしておき、ステップ904
の判定で、電子ペン801で入力されたサインまたは暗
証番号と、ペン識別子/個人照合情報テーブルのうち、
電子ペン801から出力されたペン識別子と組になって
いる個人照合情報とを比較するようにすればよい。ペン
識別子/個人照合情報テーブルのデータ構造は、図3に
示したペン識別子/個人情報テーブル119において、
個人情報302が個人照合情報に置き換えられた構造と
なる。
【0111】また、上述した例では、電子ペン801に
記憶されている個人照合情報802を本体803に出力
し、本体803において比較処理を行うようにしている
が、逆に、電子ペン801で入力されたサインまたは暗
証番号を電子ペン801に出力し、電子ペン801にお
いて比較処理を行うようにしてもよい、この場合、電子
ペン801に記憶されている個人照合情報802が外部
に出力されることがなくなるので、安全性を確保するこ
とができる。
【0112】図10は個人照合システムの形態の別の例
を示す図であり、個人照合情報をセンタで集中管理する
例を示している。
【0113】図10において、1001は電子ペン、1
002は電子ペンに記憶されているペン識別子、100
3は本体、1005はセンタ、1005はペン識別子/
個人照合情報テーブルである。
【0114】図11は図10に示した個人照合システム
の動作の流れ図である。
【0115】まず、ユーザに対して、電子ペン1001
で本体1003を使用してサインまたは暗証番号を入力
するように誘導する(ステップ1101)。これは、本
体1003にその旨を示すガイダンスを表示するように
したり、その旨を口述するようにすることにより行うも
のである。
【0116】電子ペン1001による入力が開始される
と、ペン識別子1002が電子ペン1001から本体1
003に出力される(ステップ1102)。ユーザがサ
インまたは暗証番号の入力を終えると(ステップ110
3)、本体1003は、センタ1005のペン識別子/
個人照合情報テーブル1005のうち、電子ペン100
1から出力されたペン識別子1002と同一のペン識別
子と組になっている個人照合情報を検索して取得する
(ステップ1104)。そして、電子ペン1001で入
力されたサインまたは暗証番号と取得した個人照合情報
とを比較し(ステップ904)、一致した場合に、処理
を実行する(ステップ1107)。また、一致しない場
合は、エラーメッセージを表示し(ステップ110
6)、処理を終了する。
【0117】以上説明したように、本実施例の個人照合
システムによれば、ユーザは、サインまたは暗証番号を
入力するだけで本人の照合を行うことができるので、ク
レジットカードやキャッシュカードを用いた個人照合シ
ステムの代わりをなすことができる。すなわち、例え
ば、ユーザは、クレジットカードの代わりに電子ペンを
所持し、クレジットでショッピングを行う際に、電子ペ
ンで本体を使用してサインまたは暗証番号を入力するよ
うにする。また、例えば、ユーザは、キャッシュカード
の代わりに電子ペンを所持し、銀行等でキャッシングを
行う際に、電子ペンで本体を使用してサインまたは暗証
番号を入力するようにする。テンキーを押下して暗証番
号を入力する場合と異なり、ユーザのサインは多様であ
り、もし、電子ペンを紛失した場合でも、第三者による
悪用を防止することができる。
【0118】なお、本実施例においては、個人照合シス
テムの性質上、個人照合情報がペン識別子/個人照合情
報テーブルの容量の限界を越える場合であっても、上記
第1の実施例のように、古い個人照合情報をペン識別子
/個人照合情報テーブルから削除することはない。ま
た、個人照合情報を電子ペンに登録したり更新したりす
る操作は、ユーザが行うものではなく、システムの保守
者が行うものとする。
【0119】また、本実施例においては、電子ペンに個
人照合情報のみを記憶させているが、個人情報および個
人照合情報の両方を記憶させるようにしてもよい。これ
により、個人照合情報によって、ユーザが使用できる本
体を制限することができる。この場合、図9のステップ
904の判定および図11のステップ1105の判定の
後に、電子ペンに記憶されている個人情報を本体に複写
するようにすればよい。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、自分の座標指示装置(電子ペン)を使用する
ことにより、どの座標検知装置(本体)を使用しても、
同様の操作環境が可能になる。
【0121】また、同一の座標検知装置(本体)を複数
のユーザがほぼ同時に使用する場合でも、高い文字認識
率を維持できる。
【0122】また、個人情報をICカード等の外部記憶
媒体に記憶した場合に比べ、外部記憶媒体を本体に装着
する操作ステップをなくすことを可能とすると共に、個
人情報を本体に置き忘れることをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の手書き入力装置の基本ブロック図。
【図2】本実施例の手書き入力装置の外観図。
【図3】ペン識別子/個人情報テーブルの構造図。
【図4】電子ペン制御プログラムの流れ図。
【図5】本体制御プログラムの流れ図。
【図6】個人情報複写処理の流れ図。
【図7】本実施例の手書き入力装置を活用した情報処理
システムの形態を示す説明図。
【図8】本実施例の手書き入力装置を活用した個人照合
システムの形態を示す説明図。
【図9】個人照合システムの動作の流れ図。
【図10】本実施例の手書き入力装置を活用した個人照
合システムの形態を示す説明図。
【図11】個人照合システムの動作の流れ図。
【符号の説明】
101…電子ペン、102…本体、103…CPU、1
04…電源バッテリー、105…ペン先スイッチ、10
6…I/O部、107…ROM、108…RAM、10
9…I/O部、110…電源バッテリー、111…タブ
レット、112…CPU、113…RAM、114…R
OM、115…表示部、116…ペン識別子、117…
電子ペン制御プログラム、118…個人情報、119…
ペン識別子/個人情報テーブル、120…本体制御プロ
グラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 中島 晃 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 平5−181582(JP,A) 特開 平5−182029(JP,A) 特開 昭62−196774(JP,A) 特開 昭63−223815(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 - 3/033 G06F 15/02 G06F 17/22 G06K 9/20,9/62 G06T 7/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上の座標指示装置と、上記座標指示
    装置により指示された座標を検知する座標検知手段、検
    知結果に基づいて処理を行う処理手段、および、処理結
    果を表示する表示手段を有する座標検知装置とから構成
    される情報処理システムにおいて、 上記座標指示装置は、該座標指示装置に付与されている
    装置識別子を記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記
    憶手段に記憶されている装置識別子を出力する第1の出
    力手段とを有しており、 上記座標検知装置は、上記第1の出力手段から出力され
    た装置識別子、および、該装置識別子を出力した座標指
    示装置の指示操作による処理結果を組にして記憶する第
    2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記憶されている
    装置識別子および処理結果を出力する第2の出力手段と
    を有しており、 上記第1の記憶手段は、上記第2の出力手段から出力さ
    れた装置識別子と自身に記憶されている装置識別子とが
    同一である場合に、上記第2の出力手段から出力された
    処理結果をさらに記憶することを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記第2の出力手段は、上記座標検知手段により座標が
    検知されている状態から座標が検知されていない状態に
    変化した時点で、上記第2の記憶手段に記憶されている
    装置識別子および処理結果を出力することを特徴とする
    情報処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の情報処理システムにおい
    て、 上記第2の出力手段は、上記座標検知手段により検知さ
    れた座標が予め決められた特定の範囲内の座標である場
    合に、上記第2の記憶手段に記憶されている装置識別子
    および処理結果を出力することを特徴とする情報処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の情報処理シス
    テムにおいて、 上記処理結果は、該処理結果に付与されている処理結果
    識別子を含んでおり、 上記第1の記憶手段および上記第2の記憶手段は、処理
    結果を記憶する際に、該処理結果に含まれている処理結
    果識別子と同一の処理結果識別子を含んでいる処理結果
    が自身に記憶されている場合に、前者を後者に上書きす
    ることを特徴とする情報処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4記載の情報処理
    システムにおいて、 上記処理結果は、座標指示装置ごとに、該座標指示装置
    による操作指示に必要な固有の情報であり、 上記第1の出力手段は、上記第1の記憶手段に記憶され
    ている固有の情報をさらに出力し、 上記処理手段は、上記第1の出力手段から出力された固
    有の情報に基づいて処理を行うことを特徴とする情報処
    理システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の情報処理システムにおい
    て、 上記第2の記憶手段は、全ての座標指示装置による操作
    指示に共通の情報をさらに記憶し、 上記処理手段は、上記第1の出力手段から出力された固
    有の情報、および、上記第2の記憶手段に記憶されてい
    る共通の情報に基づいて処理を行うことを特徴とする情
    報処理システム。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3または4記載の情報処理
    システムにおいて、 上記第1の出力手段は、上記第1の記憶手段に記憶され
    ている処理結果をさらに出力し、 上記第2の記憶手段は、上記第1の出力手段から出力さ
    れた装置識別子および処理結果を組にしてさらに記憶す
    ることを特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】請求項1,2または3記載の情報処理シス
    テムにおいて、 上記処理結果は、該処理結果に付与されている処理結果
    識別子および更新履歴情報を含んでおり、 上記第1の出力手段は、上記第1の記憶手段に記憶され
    ている処理結果をさらに出力し、 上記第2の記憶手段は、上記第1の出力手段から出力さ
    れた装置識別子、および、上記第1の出力手段から出力
    された処理結果に含まれている処理結果識別子と同一の
    処理結果識別子を含んでいる処理結果の組が自身に記憶
    されていないならば、上記第1の出力手段から出力され
    た装置識別子および処理結果を組にしてさらに記憶し、
    また、上記第1の出力手段から出力された装置識別子、
    および、上記第1の出力手段から出力された処理結果に
    含まれている処理結果識別子と同一の処理結果識別子を
    含んでいる処理結果の組が自身に記憶されているなら
    ば、上記第1の出力手段から出力された処理結果に含ま
    れている更新履歴情報が自身に記憶されている処理結果
    に含まれている更新履歴情報よりも新しい場合に、前者
    を後者に上書きすることを特徴とする情報処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報処理システムにおい
    て、 上記第2の記憶手段は、処理結果を記憶する際に、記憶
    後の容量が予め決められた容量を超える場合に、自身に
    記憶されている装置識別子および処理結果の組のうち、
    処理結果に含まれている更新履歴情報が最も古い組を削
    除することを特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】請求項8または9記載の情報処理システ
    ムにおいて、 上記第2の出力手段は、上記第1の出力手段から出力さ
    れた装置識別子、および、上記第1の出力手段から出力
    された処理結果に含まれている処理結果識別子と同一の
    処理結果識別子を含んでいる処理結果の組が自身に記憶
    されているならば、上記第1の出力手段から出力された
    処理結果に含まれている更新履歴情報が自身に記憶され
    ている処理結果に含まれている更新履歴情報よりも古い
    場合に、上記第2の記憶手段に記憶されている装置識別
    子および処理結果を出力することを特徴とする情報処理
    システム。
  11. 【請求項11】請求項7,8,9または10記載の情報
    処理システムにおいて、 上記処理結果は、座標指示装置ごとに、該座標指示装置
    による操作指示に必要な固有の情報であり、 上記処理手段は、上記第2の記憶手段に記憶されている
    固有の情報に基づいて処理を行うことを特徴とする情報
    処理システム。
  12. 【請求項12】請求項11記載の情報処理システムにお
    いて、 上記第2の記憶手段は、全ての座標指示装置による操作
    指示に共通の情報をさらに記憶し、 上記処理手段は、上記第2の記憶手段に記憶されている
    固有の情報および共通の情報に基づいて処理を行うこと
    を特徴とする情報処理システム。
  13. 【請求項13】請求項6または12記載の情報処理シス
    テムにおいて、 上記固有の情報は、座標指示装置ごとの所有者の個人辞
    書であり、 上記共通の情報は、全ての座標指示装置の所有者に共通
    の辞書であることを特徴とする情報処理システム。
  14. 【請求項14】1つ以上の座標指示装置と、上記座標指
    示装置により指示された座標を検知する座標検知手段、
    上記座標検知手段の検知結果に基づいて処理を行う処理
    手段、および、処理結果を表示する表示手段を有する座
    標検知装置とから構成される個人照合システムにおい
    て、 上記座標指示装置は、該座標指示装置の所有者の、予め
    決められた文字列の筆記ストロークを記憶する第1の記
    憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶されている筆記ス
    トロークを出力する第1の出力手段とを有しており、 上記処理手段は、上記座標検知手段により検知された座
    標が表す筆記ストロークと上記第1の出力手段から出力
    された筆記ストロークとが等しい場合に、処理を行うこ
    とを特徴とする個人照合システム。
  15. 【請求項15】1つ以上の座標指示装置と、上記座標指
    示装置により指示された座標を検知する座標検知手段、
    上記座標検知手段の検知結果に基づいて処理を行う処理
    手段、および、処理結果を表示する表示手段を有する座
    標検知装置とから構成される個人照合システムにおい
    て、 上記座標検知装置は、上記座標検知手段により検知され
    た座標が表す筆記ストロークを出力する第2の出力手段
    を有しており、 上記座標指示装置は、該座標指示装置の所有者の、予め
    決められた文字列の筆記ストロークを記憶する第1の記
    憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶されている筆記ス
    トロークと上記第2の出力手段から出力された筆記スト
    ロークとを比較し、比較結果を出力する第1の出力手段
    とを有しており、 上記処理手段は、上記第1の出力手段から出力された比
    較結果が、両者が等しいことを示している場合に、処理
    を行うことを特徴とする個人照合システム。
  16. 【請求項16】1つ以上の座標指示装置と、上記座標指
    示装置により指示された座標を検知する座標検知手段、
    上記座標検知手段の検知結果に基づいて処理を行う処理
    手段、および、処理結果を表示する表示手段を有する座
    標検知装置とから構成される個人照合システムにおい
    て、 上記座標指示装置は、該座標指示装置に付与されている
    装置識別子を記憶する第1の記憶手段と、上記第1の記
    憶手段に記憶されている装置識別子を出力する第1の出
    力手段とを有しており、 上記座標検知装置は、上記座標検知装置ごとに、該座標
    検知装置の第1の記憶手段に記憶されている装置識別子
    と同一の装置識別子、および、該座標検知装置の所有者
    の、予め決められた文字列の筆記ストロークを組にして
    記憶する第2の記憶手段とを有しており、 上記処理手段は、上記第1の出力手段から出力された装
    置識別子と組にして上記第2の記憶手段に記憶されてい
    る筆記ストロークと、上記座標検知手段により検知され
    た座標が表す筆記ストロークとが等しい場合に、処理を
    行うことを特徴とする個人照合システム。
  17. 【請求項17】座標指示装置と、上記座標指示装置によ
    り指示された座標を検知する座標検知手段、検知結果に
    基づいて処理を行う処理手段、および、処理結果を表示
    する表示手段を有する座標検知装置とから構成される情
    報処理システムにおいて、 上記座標指示装置は、情報を記憶する第1の記憶手段
    と、上記第1の記憶手段に記憶されている情報を出力す
    る第1の出力手段とを有しており、 上記座標検知装置は、処理結果を含む情報を記憶する第
    2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に記憶されている
    情報を出力する第2の出力手段とを有しており、 上記座標指示装置の第1の記憶手段は、上記座標検知装
    置の第2の出力手段から出力された情報をさらに記憶
    し、 上記座標検知装置の第2の記憶手段は、上記座標指示装
    置の第1の出力手段から出力された情報をさらに記憶す
    ることを特徴とする情報処理システム。
  18. 【請求項18】請求項17記載の情報処理システムにお
    いて、 上記座標指示装置は、該座標指示装置が座標指示状態で
    あるか否かを検知する状態検知手段を有しており、 上記第1の出力手段は、上記状態検知手段により座標指
    示状態であることが検知され始めた時点、または、座標
    指示状態でないことが検知され始めた時点で、動作を開
    始し、 上記第2の出力手段は、上記座標検知手段により座標が
    検知され始めた時点で、動作を開始することを特徴とす
    る情報処理システム。
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