JP5605281B2 - 書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法 - Google Patents

書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法に関する。
今日、会議やミーティングの効率化を図るために、黒板、パソナルコンピュータ、および映像機器の機能が一体化した電子黒板やインタラクティブ・ホワイトボードが用いられる。すなわち、従来は単にプレゼンテーションのためのツールとして使われていた黒板やホワイトボードを、ディスカッションツールとしてグループでの意見交換、ブレーンストーミング、アイディアの表明・集約などに使用することで、会議の創造性を高めると同時に、議事録の自動生成等による事務作業の効率化を図ることができる。
例えば、各ユーザが特定の識別情報を持った入力用書込デバイスを持って電子黒板やインタラクティブ・ホワイトボードに文字や図形等の書込情報を書き込むことにより、どの書込者が何を書き込んだのかを自動で記録できれば、書込内容と書込者を関連付けることができ、会議の議事録が容易に生成できる。
このような状況下、誰が入力した画像であるかを直ぐに確認できる電子ボードシステムが知られている。当該電子ボードシステムは、具体的には、タッチパネルが付設された画像を表示する表示装置と、タッチパネルに画像を入力するための入力ツールと、入力された画像と前記画像の関連情報を関連付けて管理する情報処理装置とを備える。この情報処理装置は、画像を入力した入力ツールのID情報を取得する書込み検出部と、ID情報と関連付けた書込者情報を記憶するペン登録部と、それら装置を制御するデータ管理部とを備える。書込者が、表示装置に表示したブロックに入力ツールで触れると、そのブロックと関連付けられたID情報から書込者情報を抽出し、表示装置に表示する。
特開2009−53956号公報
上記電子ボードシステムでは、一般に、タッチパネルに画像を入力するための入力ツール(入力用書込デバイス)が複数用いられる。しかし、この複数の入力ツールを別々の書込者が同時刻に用いて画像を入力した場合、入力した画像と画像を入力した書込者情報を書き込み内容毎に別々に識別することはできない。このため、電子ボードシステムでは、入力した画像と画像を入力した書込者を正確に関連付けることができない。異なる書込者が画像を同時に入力したとき、画像を、書込者が入力のために用いた入力ツールの識別情報と関連付けることができればよいが、この関連付けもできない。このため、会議の創造性を高め、さらに、議事録の自動生成等による事務作業の効率化ができない。
そこで、本発明は、書込者が電子黒板やインタラクティブ・ホワイトボード等の表示ボードに書込情報を書き込むとき、書込者が書き込むために用いる書込用入力デバイスに関する情報を確実に判別することができる書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システムである。当該システムは、前記書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスと、前記書込情報を表示する書込情報表示装置と、を有する。
前記書込用入力デバイスは、
前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備える。
前記書込情報表示装置は、
前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備える。
本発明の他の一態様は、書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置である。当該装置は、
書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を有する。
本発明のさらに他の一態様は、書込者が書込用入力デバイスを用いて書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置の書込情報処理方法である。当該方法は、
書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ステップを有する。
上述の態様の書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法は、書込者が表示ボードに書込情報を書き込むとき、書込者が書き込むために用いる書込用入力デバイスに関する情報を確実に判別することができる。
(a),(b)は、本実施形態の書込情報表示システムおよび書込情報表示装置の一例を示す図である。 図1に示す書込情報表示システムに用いる書込用入力デバイスのブロック図である。 図1に示す書込情報表示システムの制御・処理ユニットの機能ブロック図である。 図3に示す入力照合部の機能ブロック図である。 (a)は、本実施形態に示す書込情報表示装置の表示ボードに書き込まれる書込情報を説明する図であり、(b)は、本実施形態で用いる書込データに時刻情報が付与されたデータの構成を示す図であり、(c)は、本実施形態で検出される時刻情報が付与された一群の書込データの構成を示す図であり、(d)は、本実施形態の移動方向データが付与された1つの書込データの構成を示す図であり、(e)は、本実施形態の特徴点データの構成の一例を示す図である。 (a),(b)は本実施形態の1つの動作データの構成の一例を示す図である。 本実施形態の書込情報表示方法の前半のフローの一例を示すフローチャートとである。 本実施形態の書込情報表示方法の後半のフローの一例を示すフローチャートとである。
以下、本発明の書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法について説明する。
図1(a),(b)は、本実施形態の書込情報表示システム10および書込情報表示装置12を示す図である。
書込情報表示システム10は、書込情報表示装置12と書込用入力デバイス14a,14bと、を有する。書込用入力デバイス14a,14bは、書込者Mが書込情報表示装置12の表示ボード16上に書込情報の書き込みを行うとき手首あるいは指等に装着される入力デバイスである。書込用入力デバイス14aと書込用入力デバイス14bとは、異なる書込者に装着される。図1(a)では、書込者Mが書込用入力デバイス14aを装着している。書込者Mが書込情報を指により書き込むとき、書込用入力デバイス14aは、書込者Mの書き込み動作をセンサで感知することで得られた動作データを、書込用入力デバイス14aが保持するデバイス識別情報(デバイスID情報)とともに、書込情報表示装置12に送信する。なお、書込情報とは、書込者Mが表示ボードに書こうとする文字、数字、記号、図形、あるいはこれらの組み合わせの情報をいう。
一方、書込情報表示装置12は、表示ディスプレイ16aと表示ディスプレイ16aの表示面に積層されたタッチパネル16bとを有し、書込者Mが指等により書込情報を書き込むことにより書込位置を感知して書込位置を示す書込データを生成する。タッチパネル16bは例えば、静電容量方式のタッチパネルが用いられる。書込情報表示装置12は、生成した書込データから、書込情報の特徴点データを抽出し、この特徴点データを、書込用入力デバイス14から送信された動作データと比較照合することにより、特徴点に対応する動作データを抽出し、抽出した動作データとともに送信されたデバイスID情報を、特徴点データの抽出に用いた書込データとを関連付ける。デバイスID情報と関連付けた書込データは書込情報を表示ボードに表示するために用いられる。デバイスID情報は、書込用入力デバイス14を識別する情報なので、デバイスID情報と書込者Mの名前等の情報との対応付けを予め行うことにより、書込情報は誰が書き込んだものか、特定することができる。
このように、書込データから抽出された特徴点データを用いて、動作データと比較照合するので、複数の書込者が同時に書き込んだ書込情報であってもデバイスID情報、さらには書込者の識別情報と正確に対応付けることができる。
以下、書込情報表示システム10をより詳細に説明する。
(書込用入力デバイス)
図2は、書込用入力デバイス14aの構成を示すブロック図である。書込用入力デバイス14bも同じ構成、機能を有するので、代表して書込用入力デバイス14aを説明する。
書込用入力デバイス14aは、プロセッサ22と、メモリ24と、動作センサ26と、タイマ28と、通信モジュール30と、を有する。
プロセッサ22は、以下に説明する書込用入力デバイス14aの機能を制御し管理する。メモリ24は、書込用入力デバイス14aに割り当てられた固有のデバイスID情報および後述する動作データのサンプリング間隔(例えば10ミリ秒)の情報を記憶保持する。通信モジュール30によるデータの送信が可能になったとき、メモリ24に記憶されている動作データのサンプリング間隔の情報が呼び出され、さらに、メモリ24に記憶されているデバイスID情報が呼び出される。呼び出されたサンプリング間隔等の情報は、動作データのサンプリングのために用いられ、呼び出されたデバイスID情報は、動作データとともに送信するために用いられる。
動作センサ26は、書込者Mの書き込みの動作に応じた動作データを出力するセンサであり、3軸加速度センサが動作センサ26として用いられる。加速度センサの加速度データに加えてジャイロセンサを用いて書き込みの動作に応じて生成される回転角速度データを含む動作データを出力することができる。以下の説明では、加速センサを動作センサ26として用いる。
タイマ28は、プロセッサ22を用いて動作センサ26の動作データを一定周期でサンプリングするために用いられる。
通信モジュール30は、人体通信可能なモジュールである。人体通信とは、人間の体に微弱な電流を流すことで行われる公知の通信であり、電流が変調されることでデータ通信が行われる。人体通信については、http://www.kddi.com/business/oyakudachi/square/labo/004/index.html#a01,あるいは、http://www.ntt-east.co.jp/whats_up/18/kanren01.html に記載されている。通信モジュール30は、書き込みを行おうとする書込者Mの指が、書き込みの動作のために書込情報表示装置12のタッチパネル16bに触れる時に通信が可能になる。バッテリ32は、上記各部分を起動するために電力を供給する。したがって、書き込みのために、書込者Mの指がタッチパネル16bに触れると、プロセッサ22はメモリ32に記憶されているサンプリング間隔の情報とデバイスID情報を呼び出し、一定のサンプリング間隔で動作データをサンプリングする。プロセッサ22は、呼び出したデバイスID情報と動作データを含んだ送信データを生成し、通信モジュール30に提供する。これにより送信モジュール30は、動作データ及びデバイスID情報を書込情報表示装置12に送信する。
(書込情報表示装置)
書込情報表示装置12は、表示ボード16と、制御・処理ユニット18と、を有する。
表示ボード16は、上述したように、表示ディスプレイ16aとタッチパネル16bとを有する。表示ディスプレイ16aは、液晶表示パネルや電子ペーパ等の表示デバイスが用いられる。タッチパネル16bは、表示ディスプレイ16aの表示面に積層されている。タッチパネル16bは、書込者Mが指等により書込情報を書き込むことにより書込位置を感知して書込位置を示す書込データを生成する。タッチパネル16bには、静電容量方式が用いられるが、抵抗膜方式や表面弾性波方式等のタッチパネルが用いられてもよい。
タッチパネル16bの表面には、さらに、通信モジュール30から人体を通して送信される微弱な通信用の電流を伝達することのできる導体層が形成されている。
表示ディスプレイ16aおよびタッチパネル16bは、いずれも制御・処理ユニット18と接続されており、表示ディスプレイ16aは、制御・処理ユニット18からの制御によって書込情報を表示する。また、タッチパネル16bは、書込者Mの書き込みによって得られる書込位置を示す書込データと、書込用入力デバイス14aから人体通信を通して送信された動作データ及びデバイスID情報を含む送信データを制御・処理ユニット18に供給する。
図3は、制御・処理ユニット18の構成を示す機能ブロック図であり、図4は、図3に示す入力照合部の構成を示す機能ブロック図である。
制御・処理ユニット18は、図3に示すように、タッチパネルドライバ34、通信モジュール36と、入力照合部38と、ID登録部40と、データ管理部42と、情報/ID記録部44と、表示制御部46と、表示装置ドライバ48と、通信部50と、を有する。
入力照合部38は、図4に示すように、タイマ52と、入力検出部54と、特徴点抽出部56と、ID/動作データ検出部58と、照合部60と、を有する。
制御・処理ユニット18は、コンピュータ20と接続されている。コンピュータ20は、データ管理部42の処理ロジックを通して制御・処理ユニット18の各部分を制御する。例えば、コンピュータ20は、表示制御部46および表示装置ドライバ48を介して書込情報を表示するようにデータ管理部42に指示を行う。
制御・処理ユニット18は、図示されないCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read-Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やハードディスクドライブ装置等の記憶デバイス、LAN/USBなどを有線通信や無線LAN,Bluetooth等の無線通信などの通信装置といったハードウェアを含み、記憶デバイスに予め組み込まれたプログラムを起動することにより、入力照合部38、ID登録部40およびデータ管理部42がソフトウェアモジュールとして生成される。情報/ID記録部44は、記憶デバイスに専用の記憶領域が割り当てられて機能的に生成される。制御・処理ユニット18では、タッチパネルドライバ34、通信モジュール36と、情報/ID記録部44と、表示制御部46と、表示装置ドライバ48と、通信部50が、ハードウェア/ファームウェアとして備えられている。
タッチパネルドライバ34は、書込者Mの指がタッチパネル16bに触れることでタッチパネル16b上の指の触れた位置を書込位置と定める。書込位置は、タッチパネル16bの表示面上のある点を原点とする2次元XY座標系の座標値によって表される。書き込み時、書込動作に伴って書込位置は移動するので、座標値が時間と共に変化する一連の座標値のデータが書込情報の書込データとして、入力照合部38にリアルタイムで送られる。
通信モジュール36は、書込用入力デバイス14aから送信されるデータを、書き込み時にリアルタイムで受信する。なお、書込者Mが書込情報を表示ボード16上に書き込むために書込者Mの指がタッチパネル16bに触れたとき、通信モジュール36は人体およびタッチパネル16bを介して書込用入力デバイス14aと通信可能になる。このとき通信モジュール36で受信されるデータは、書込用入力デバイス14aで計測された動作データおよびデバイスID情報である。
入力照合部38は、タッチパネル34からリアルタイムで入力された書込データから書込情報の特徴点に対応する特徴点データを抽出し、この特徴点データを通信モジュール36で受信した動作データと照合する。照合結果に応じて、特徴点データを抽出した書込データと、上記動作データと共に受信したデバイスID情報とを関連付ける。書込データと、この書込データと関連付けたデバイスID情報は、データ管理部42に送られる。入力照合部38の詳細内容は後述する。
ID登録部40は、書込者Mの表示ボード16への書き込みの開始前に、書き込みに使用する書込用入力デバイス14a,14bのデバイスID情報と書込用入力デバイス14a,14bを用いる書込者Mの、例えば書込者の氏名等の書込者識別情報(書込者ID情報)を予め登録する処理を行う。登録は、例えば、通信部50を介して接続されたコンピュータ20を用いてオペレータの入力によって行われる。
データ管理部42は、制御・処理ユニット18の各部分の制御、管理を行う。例えば、データ管理部42は、入力照合部38から送られた書込データとデバイスID情報を関連付けて情報/ID記録部46に記憶するように制御する。このときデータ管理部42は、上記デバイスID情報に基いて、ID登録部40を検索することにより、デバイスID情報に対応した書込者Mの書込者ID情報を取り出して、書込データとデバイスID情報と書込者ID情報とを関連付けて、情報/ID記録部44に記憶する。また、データ管理部42は表示制御部46に書込情報の表示を指示する。この指示により、表示制御部46は、デバイスID情報あるいは書込者ID情報と関連付けられた書込データを用いて、書込情報を表示ボード16の表示ディスプレイ16aに表示させるように、表示装置ドライバ48を通して制御する。さらに、データ管理部42は、書き込みの開始前に、ID登録部40にデバイスID情報および書込者ID情報を登録するために、コンピュータ20を通してオペレータの入力設定を要求する。また、データ管理部42は、オペレータの指示に応じて、表示ディスプレイ16aに表示される書込情報を書き込んだ書込者の書込者ID情報を表示するように、表示制御部46及び表示装置ドライバ48を制御する。
情報/ID記録部44は、データ管理部42の制御に応じて、書込データ、デバイスID情報および書込者ID情報を関連付けて記録する。
表示制御部46は、データ管理部46の指示に従ってデバイスID情報あるいは書込者ID情報と関連付けられた書込データを、画像表示用データとして生成する。
表示装置ドライバ48は、生成された画像表示用データを表示ディスプレイ16aに表示する信号に変換して表示ディスプレイ16aに送る。
図4は、入力照合部38を詳細に示している。
タイマ52は、タッチパネルドライバ34から入力検出部54に送られた書込データおよび通信モジュール36からID/動作データ検出部58に送られた動作データに現在の時刻情報を付与するために時刻情報を生成する。
入力検出部54は、タッチパネルドライバ34から送られた書込データに、タイマ52から提供される時刻情報を付与するとともに、書込データが1つの書込情報(ストロークデータ)に対応した一群のデータとなるように、図示されないバッファに順次一時記憶する。ここで、一群のデータとは、書込データが設定された時間間隔の範囲内で連続して入力されるデータをいう。一群のデータとは、例えば三角形の図形が書込情報として描かれた場合、三角形の図形を描き始めてから描き終わるまでの一連の書込データである。このような書込情報における書込データは、一つのストロークデータの後、続いて次のストロークデータが入力されるというように順次連続して入力される。一つのストロークデータに対して設定される上記時間間隔は、例えば、5秒である。このようにして一群の入力された書込データが検出される。
書込者Mとは異なる書込者が、異なる書込用入力デバイスを用いて書き込みを書込者Mと同時に行う場合もある。これに対応して、入力検出部54は、ある書込者の書き込み(第1の書き込み)で得られる書込データ(第1の書込データ)を、別の書込者の書き込み(第2の書き込み)で得られる書込データ(第2の書込データ)と分離するために、第1の書込データの示す書込位置に基づいて書込データの群を区別する。異なる書込者が同時に書き込もうとする場合、書込位置が異なるので、この異なる書込位置に基づいて、第1の書込データを第2の書込データと分離して、図示されないバッファに一時記憶する。例えば、分離するために用いる書込位置間の下限の距離は、例えば2cmとされる。このように、入力検出部54は、書込位置及び書込データの時刻情報に基づいた判定処理を行って、一群の書込データを検出する。
なお、タッチパネルドライバ34が、上述したように書込位置および書込データの時刻情報に基づいて異なる書き込みか否かを識別して、書き込み毎に一群の書込データを出力する高機能付きドライバである場合、入力検出部54では、上記判定処理を行わない。この場合、入力検出部54では、タッチパネルドライバ34から出力される一群の書込データに対して、後述する移動方向データの付与の処理が行われる。
入力検出部54は、検出された一群の書込データをバッファから呼び出して、書込位置の移動方向を表す移動方向データを算出する。具体的には、入力検出部54は、時刻情報が隣り合う書込データとの座標値の差分を算出し、この差分を時刻情報の差分で割り算することにより、2次元XY座標系におけるx方向およびy方向の書込位置の移動速度d_x,d_yを、移動方向データとして算出する。算出した移動方向データは、時刻情報が付随した書込データに付与される。
図5(a)は、2つの図形が書込情報としてタッチパネル16bに書き込まれている状態を示している。図5(b)は、2次元XY座標系の書込位置の座標値<x,y>で表される書込データに時刻情報が付随したデータの構成を示している。図5(c)は、時刻情報が付随した一群の書込データの構成を示している。図5(c)中のsidは、一群の書込データの識別番号であり、一群の書込データの数に応じてsid=1〜k(kは自然数)の番号が割り当てられる。ここでは、一群の書込データのデータ数は時刻t_0から時刻t_nまでの(n+1)個である。
図5(d)は、移動方向データが付随した1つの書込データの構成を示す。書込位置を表す<x,y>の後に、移動方向データ<d_x,d_y>が付随している。
特徴点抽出部56は、図5(d)に示すような移動方向データが付随した一群の書込データの提供を入力検出部54から受けて、移動方向データが付随した一群の書込データから書込情報の特徴点における特徴点データを抽出する。特徴点抽出部56は、書込位置の移動方向が設定範囲を超えて変化する書込情報の変化点を特徴点とする。したがって、特徴点抽出部56は、具体的には書込データに付随した移動方向データから算出される移動方向が設定範囲からはずれて大きく変化する場合、この変化直前の、時刻情報及び移動方向データを含む書込データを特徴点データとして抽出する。例えば、書込情報が三角形の場合、三角形の頂点が変化点である。三角形を描くとき、書込位置の移動方向が三角形の頂点で急激に変化する。より具体的には、特徴点抽出部56は、移動方向データを用いて書込位置の移動方向の方位角度が、設定された角度の範囲を超えて変化する場合、この変化する直前の書込データと、この書込データに付与されている時刻情報および移動方向データを特徴点データとして抽出する。また、書込情報の開始点及び終了点の不連続点も特徴点とする。したがって、特徴点抽出部56は、上記変化点における時刻情報および移動方向データが付与された書込データの他に、一群の書込データのうち開始位置および終了位置における時刻情報および移動方向データを付随した書込データを特徴点データとして抽出する。なお、一群の書込データの開始位置あるいは終了位置の移動方向データは、算出できないので、1つ後のあるいは1つ前の時刻における移動方向データを用いる。
こうして、特徴点抽出部56は、一群の書込データ毎に、特徴点データを抽出する。
図5(e)は、特徴点データの構成の一例を示す。図5(e)の例では、識別番号sidの一群の書込データにおいて、特徴点データが(m+1)個存在することを示している。このようにして抽出された特徴点データは、図示されないメモリに記憶保存される。
ID/動作データ検出部58は、通信モジュール36で受信された動作データとデバイスID情報のデータを動作データとデバイスID情報に分離し、動作データにタイマ34から提供される時刻情報を順次付与する。時刻情報が付与された動作データおよびデバイスID情報は、図示されないメモリに記憶保存される。
図6(a)は、1つの動作データの構成の一例を示す。Id1は、書込用入力デバイス14aのデバイスID情報である。<a_x,a_y,a_z>は、動作センサ26において書込動作に応じて出力された3方向の加速度データを表す。
図6(b)は、時刻情報が付与された動作データの例を示す。動作データは、二人の書込者が同時に書き込みを行ったことで、受信したデータには、デバイスID情報がId1のデータと、デバイスID情報がId2のデータとが混在している。このような混在した動作データの中から、照合部60は特徴点データと照合した動作データを、類似度の計算を行うことにより抽出する。
照合部60は、特徴点抽出部56において抽出され、図示されないメモリに記憶保存された特徴点データを、ID/動作データ検出部58において記憶保存された動作データと照合する。具体的には、照合部60は、特徴点データの対応する時刻情報を参照して、この時刻情報を中心にして所定の時間範囲内、例えば50m秒の範囲内にある動作データを取り出し、照合に用いる動作データを取り出す。照合部60では、所定の時間範囲内の動作データが取り出されるので、取り出した動作データは複数ある場合がある。
また、上述したように、取り出した動作データ<a_x,a_y,a_z>は3次元データであり、特徴点データは2次元データであるため、照合部60は、照合のために動作データを2次元データに変換する。ここでは説明の簡略化のために、事前にタッチパネル14bの向きに合わせて動作センサの軸が調整してあるものとする。例えば、タッチパネル16bの表面が重力方向(z軸)と平行に設けられ、タッチパネル16bの表面の法線方向をy軸、タッチパネル16bの表面と平行でz軸に垂直の軸(横方向)をx軸とする。このとき、照合部60は、タッチパネル16bの表面に平行なx軸、z軸方向の動作データの成分を取り出すことにより、動作データの2次元データへの変換を行う。この場合、3次元の動作データs=<a_x,a_y,a_z> は2次元データs’= <a_x,a_z> に変換される。動作センサ26の軸は、上述した軸の取り方に限定されない。動作データは上記と同様の方法でタッチパネル16bの表面に平行な2方向の動作データの成分を有するように、変換することができる。
照合部60は、2次元データに変換した動作データのそれぞれについて、特徴点データとの間で類似度の計算をする。ここで、特徴点の移動方向データをd=<d_x,d_y>、特徴点の次の点の移動方向データをd’=<d’_x,d’_y>とする時、e=d’−d=<e_x,e_y>=<d’_x−d_x,d’_y−d_y>とおくと、この特徴点と動作データの間の類似度は、例えば、下記式に従ってδ(e,s’)を算出することによって求められる。
δ(e,s’)= e・s’/|e|×|s’|
= (e_x・a_x + e_y・a_z )/((e_x2+e_y21/2×(a_x2+a_y21/2
(e・s’はベクトルeとs’の内積であり、|e|,|s’|はそれぞれのノルムである)
なお、取り出された複数の動作データに、図6(b)に示すように複数のデバイスID情報を有するデータが混在せず、複数の動作データに付随するデバイスID情報が1つである場合、上記δ(e,s’)の計算は行われないが、取り出された動作データに図6(b)に示すように複数のデバイスID情報がある場合、上記δ(e,s’)の計算が行われる。
ここで、書込情報が例えば多角形の場合、多角形の頂点では書込位置の移動方向は急激に変化する。すなわち、書込位置が特徴点である頂点を通過した後の移動方向データ<d’_x,d’_y>は、書込動作の加速度の影響を受けて大きく変化する。したがって、特徴点での移動方向の差分(e=d’−d)と特徴点付近における書込動作の加速度を表す動作データ<a_x,a_z>のベクトルとの間の角度のcos成分の値を表す上記δ(e,s’)の値は最も大きくなる。このように、s’が書込位置の向きが大きく変わる特徴点における動作データから得られた変換データである場合、δ(e,s’)が最大になるので、照合部60は、δ(e,s’)が最大になるときのs’に対応する動作データsに付随したデバイスID情報を、特徴点データにおけるデバイスID情報として選択する。すなわち、照合部60は、1つの特徴点データに対して、照合に用いるために取り出された複数の動作データの中から、δ(e,s’)が最大となる動作データを見出すことにより、見出した動作データに付随したデバイスID情報を選択する。
したがって、一群の書込データには複数の特徴点データがあるので、複数の特徴点データのそれぞれを順次動作データと照合し、複数の特徴点データ毎にデバイスID情報を選択する。
照合部60は、一群の書込データにおける特徴点データの照合結果として、最も多く選択されたデバイスID情報を求める。照合部60は、こうして求めたデバイスID情報を書込データと関連付けてデータ管理部42に送る。
データ管理部42は、照合部60から送られたデバイスID情報を用いて、ID登録部40に記憶されたデバイスID情報と書込者ID情報との対応関係を検索して、デバイスID情報に対応した書込者ID情報を取り出す。さらに、データ管理部42は、取り出された書込者ID情報を書込データおよびデバイスID情報と関連付けて、書込者ID情報とデバイスID情報と書込データとを情報/ID記録部44に記憶させる。また、データ管理部42は、表示ディスプレイ16aに書込情報を表示するために、書込者ID情報及びデバイスID情報と関連付けられた書込データを、書込者ID情報およびデバイスID情報とともに表示制御部46へ送る。表示ディスプレイ16aは、コンピュータ20からの指示に応じて、デバイスID情報あるいは書込者ID情報に対応した書込情報の表示、書込情報とデバイスID情報の表示、書込情報と書込者ID情報の表示、書込情報と書込者ID情報とデバイスID情報の表示等を行う。
書込情報表示システム10及び書込情報表示装置12は、表示ボード16に書込情報を表示するとき、以上のような処理を行う。
(書込情報表示方法)
図7,8は、本実施形態の書込情報表示方法のフローの一例を示すフローチャートとである。
まず、特徴点抽出部56は、一群の書込データであるストロークデータが入力検出部54から出力されるのを待つ(ステップS10)。このとき、特徴点抽出部56は、ストロークデータの取得の有無を判定する(ステップS20)。依然として入力検出部54からストロークデータが出力されない場合、特徴点抽出部56はオペレータの指示等による設定条件が終了条件を満足するか否かを判定する(ステップS30)。上記設定条件が終了条件を満足しない場合(ステップS30においてNOの場合)、ステップS10に戻る。こうして、ステップS10〜30を常時繰り返しながら、入力照合部38は、書込者Mの書き込みによりストロークデータが出力されるまで待機状態を維持する。一方、上記設定条件が終了条件を満足する場合(ステップS30においてYESの場合)、書込情報表示方法は終了する。
入力照合部38の待機状態中、書込者Mが電子ボード16に書き込みを行うと、入力照合部38の入力検出部32は、書込者Mの書き込みによりタッチパネルドライバ34から書込データを受けて1つのストロークデータを生成する。これにより、特徴点抽出部56はストロークデータを取得する。すなわち、ステップS20の判定がYESとなったとき、特徴点抽出部56は、取得したストロークデータから、書込情報の変化点等を表す特徴点の特徴点データを抽出し(ステップS40)、図示されないメモリに記憶保存する(ステップS50)。このとき、ID/動作データ検出部58には、動作データとデバイスID情報が受信モジュール36から送られる。ID/動作データ検出部58は、動作データとデバイスID情報を分離し、動作データにタイマ52から送られる時刻情報を付与し、この時刻情報の付与した動作データとデバイスID情報をセットにして図示されないメモリに記憶保存する。
照合部60は、抽出した複数の特徴点データおよび動作データを用いて、特徴点データの照合処理を行う(ステップS60)。特徴点データの照合処理の結果に応じて、書込データとデバイスID情報は関連付けられる。照合処理のフローは後述する。
さらに、データ管理部42は、書込データと関連付けたデバイスID情報を用いて書込者の書込者ID情報をID登録部40から取得して書込者ID情報と書込データを関連付ける。デバイスID情報及び書込者ID情報と関連付けた書込データは、情報/ID記録部44に記憶されると共に、表示制御機46に送られて表示ボード16の表示のために用いられる。こうして、書込情報は表示ボード16に表示される(ステップS70)。
図8は、ステップS60における特徴点データの照合処理のフローを詳細に示す図である。
照合部60は、まず、複数の特徴点データの中から1つ特徴点データを選択し(ステップS80)、特徴点データに付与された時刻情報を取得する(ステップS90)。
次に、照合部80は、時系列の動作データの中から、取得した時刻情報に基づいて、この時刻情報周辺の動作データ、具体的には、取得した時刻情報を中心とした設定された時間範囲内、例えば前後50ミリ秒の範囲内の動作データを、特徴点データと照合するための動作データとして取り出し取得する(ステップS100)。
次に、照合部60は、動作データを取得できたか否かを判定する(ステップS110)。判定の結果、動作データを取得できなかった場合(ステップS110においてNOの場合)、照合部60は、取得した特徴点データは照合不能とし(ステップS120)、ステップS80に戻って、新たな特徴点データを選択する。一方、ステップS110において動作データを取得できた場合(ステップS110においてYESの場合)、照合部60は、さらに、取得した動作データに付随したデバイスID情報が複数あるか否かを判定する(ステップS130)。この判定において、デバイスID情報が1つである場合(ステップS130においてNOの場合)、照合部60は、取得した動作データに付随したデバイスID情報を選択して、照合部60の図示されないメモリに一時記憶する(ステップS140)。一方、デバイスID情報が複数である場合(ステップS130においてYESの場合)、照合部60は、取り出した動作データを用いて上述したδ(e,s’)(ただし、e=d’−d)の値を算出することにより、照合処理を行う(ステップS150)。δ(e,s’)の値は、値が大きいほど類似の程度が大きいと判定される。したがって、照合部60は、特徴点データdと次のd’から得られるe=d’−dに対して、δ(e,s’)の値が最大となる変換した動作データs’、したがって、照合部60は、特徴点データに対して最もマッチングした動作データsに付随したデバイスID情報を選択して、メモリに一時的に記憶させる(ステップS160)。
この後、照合部60は未処理の特徴点データがあるか否かを判定する(ステップS170)。未処理の特徴点データがある場合(ステップS170においてYESの場合)、照合部60は、ステップS80に戻り、他の特徴点データを1つ選択し、ステップS90〜S160を繰り返す。
こうして、未処理の特徴点データが無くなると(ステップS170においてNOになると)、照合部60は、メモリに特徴点データ毎に記憶されたデバイスID情報を呼び出し、デバイスID情報の中で最も多く選択されたデバイスID情報を、ストロークデータに対応したデバイスID情報として決定する(ステップS180)。
照合部60は、決定したデバイスID情報を、ストロークデータである一群の書込データと関連付けて、一群の書込データとともにデータ管理部42に出力する(ステップS190)。以上のようにして、一群の書込データに関連付けるデバイスID情報は決定される。
なお、本実施形態の特徴点抽出部56は、書込情報の特徴点を書込位置の移動方向が変化する書込情報の変化点として定めて特徴点データを求めた。しかし、特徴点抽出部56は、特徴点を一定時間間隔毎の書込位置を表す複数の点として定めて特徴点データを求めてもよい。例えば、円弧を書込情報とする場合、円弧上の一定時間間隔で書かれた位置にある点を特徴点とする。この場合、特徴点データと動作データとを照合するとき、照合部60は、上記δ(e,s’)を算出して照合を行う代わりに、複数の特徴点データと動作データとの間で周知の相関係数を求めて照合を行うこともできる。
本実施形態の書込用入力デバイス14a,14bは、書込者が書込用入力デバイス14a,14bを指あるいは手首に装着して、電子ボード16に指で書込む形態であるが、書込用入力デバイス14a,14bは、書込者が書込用電子ペンを用いて電子ボード16に書込情報を書き込む形態であってもよい。この場合、通信モジュール36との間の通信には、書込用電子ペンの先端が電子ボード16へ押圧されることにより書込用電子ペンが書き込み開始を感知して自動的に動作データ及びデバイスID情報を、電波を通して送信する通信の形態が用いられてもよい。
本実施形態は、入力照合部38において、時系列の書込データから書込情報における特徴点データを抽出し、抽出した特徴点データと動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、特徴点データの抽出に用いた書込データとデバイスID情報とを関連付ける。このため、本実施形態は、書込者の用いた書込用入力デバイスのデバイスID情報を確実に判別することができる。特に、特徴点データを動作データと照合するので、異なる書込者が書込情報を同時に書き込んだときでも、特徴点データと動作データとの間で照合を行うので、それぞれの書込データと書込者が用いた書込用入力デバイスのデバイスID情報とを関連付けることができる。本実施形態は、さらに、デバイスID情報と書込者ID情報との関連付けを行うので、書込データと書込者ID情報との関連付けを行うことができる。
また、本実施形態は、タイマ52で生成された時刻情報を動作データと書込データに付与するので、入力照合部38では、生成した特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより、照合に用いる動作データを容易に取り出すことができる。
特徴点が書込情報の変化点を含む場合、入力照合部38は、書込データから算出される書込位置の移動方向を表す移動方向データを用いて動作データと照合を行うので、正確な照合を行うことができる。
さらに、本実施形態の入力照合部38が、複数の特徴点データを抽出したとき、抽出した複数の特徴点データのそれぞれに対して動作データとの照合を行い、照合の結果に応じて複数の特徴点データに対してデバイスID情報を1つ定めて書込データと関連付ける。このため、本実施形態は、書込データと関連付けるデバイスID情報を正確に取得することができる。
本実施形態では、書込者が書込情報の書き込みを行って、入力照合部38に書込データが設定された時間間隔の範囲内で連続して入力されるとき、入力照合部38は、この入力された書込データを、特徴点を抽出するための1つのストロークデータとして検出する。このため、本実施形態は書込情報毎の特徴点データを正確に抽出することができる。
また、本実施形態では、異なる書込者によって異なる書き込み(第1の書き込み及び第2の書き込み)が重複して行われるとき、第1の書き込みで得られる第1の書込データを、第1の書込データの示す書込位置に基づいて、第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離する。このため、本実施形態は互いに異なる書込情報の書込データを正確に分離して抽出することができる。
上記実施形態は、以下に示す内容を開示する。
(付記1)
書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システムであって、
前記書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスと、前記書込情報を表示する書込情報表示装置と、を有し、
前記書込用入力デバイスは、
前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備え、
前記書込情報表示装置は、
前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする書込情報表示システム。
(付記2)
前記入力照合部は、前記動作データと前記書込データに付与する時刻情報を生成するタイマを備え、前記入力照合部は、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、付記1に記載の書込情報表示システム。
(付記3)
前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記1または2に記載の書込情報表示システム。
(付記4)
前記特徴点は、一定時間間隔毎の前記書込位置を表す点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記1または2に記載の書込情報表示システム。
(付記5)
前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
前記受信部が前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データを受信し、さらに、前記入力照合部が、前記書込データから複数の特徴点データを抽出したとき、前記入力照合部は抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、付記1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
(付記6)
前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書込情報の書き込みが開始された後、設定された時間間隔の範囲内で前記書込データの入力を連続して受けるとき、連続して入力された前記書込データを、前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、付記1〜5のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
(付記7)
前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書き込みを第1の書き込みというとき、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われたとき、前記第1の書き込みで得られる第1の書込データを、前記第1の書込データの示す書込位置に基いて前記第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離することにより、前記第1の書込データを前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、付記1〜5のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
(付記8)
書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置であって、
書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする書込情報表示装置。
(付記9)
書込者が書込用入力デバイスを用いて書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置の書込情報処理方法であって、
書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ことを特徴とする書き込み情報処理方法。
(付記10)
前記動作データと前記書込データに現在の時刻情報が付与された後、前記特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、付記9に記載の書込情報表示方法。
(付記11)
前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記照合を行うとき、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記9または10に記載の書込情報表示方法。
(付記12)
前記特徴点は、一定時間間隔毎の前記書込位置を表す点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記照合を行うとき、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記9または10に記載の書込情報表示方法。
(付記13)
前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データが受信され、さらに、前記書込データから複数の特徴点データが抽出されたとき、抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、付記9〜12のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
(付記14)
前記書込情報の書き込みが開始された後、前記書込データが、設定された時間間隔の範囲内で連続して入力されるとき、連続して入力された前記書込データが、前記特徴点を抽出するための一群の時系列の書込データとして検出される、付記9〜13のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
(付記15)
前記書き込みを第1の書き込みといい、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われるとき、前記第1の書き込みから得られる第1の書込データは、前記第1の書込データの示す前記書込位置に基いて前記第2の書き込みにより得られる第2の書込データと分離されることにより、前記第1の書込データは、前記特徴点を抽出するための一群の時系列の書込データとして検出される、付記9〜13のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
以上、本発明の書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 書込情報表示システム
12 書込情報表示装置
14a,14b 書込用入力デバイス
16 表示ボード
16a 表示ディスプレイ
16b タッチパネル
18 制御・処理ユニット
20 コンピュータ
22 プロセッサ
24 メモリ
26 動作センサ
28,52 タイマ
30,36 通信モジュール
32 バッテリ
34 タッチパネルドライバ
38 入力照合部
40 ID登録部
42 データ管理部
44 情報/ID記録部
46 表示制御部
48 表示装置ドライバ
50 通信部
54 入力検出部
56 特徴点抽出部
58 ID/動作データ検出部
60 照合部

Claims (8)

  1. 書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システムであって、
    前記書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスと、前記書込情報を表示する書込情報表示装置と、を有し、
    前記書込用入力デバイスは、
    前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
    前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
    前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備え、
    前記書込情報表示装置は、
    前記書込情報を表示する表示ボードと、
    前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
    前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
    前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする書込情報表示システム。
  2. 前記入力照合部は、前記動作データと前記書込データに付与する時刻情報を生成するタイマを備え、前記入力照合部は、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、請求項1に記載の書込情報表示システム。
  3. 前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
    前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、請求項1または2に記載の書込情報表示システム。
  4. 前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
    前記受信部が前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データを受信し、さらに、前記入力照合部が、前記書込データから複数の特徴点データを抽出したとき、前記入力照合部は抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、請求項1〜3のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
  5. 前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書込情報の書き込みが開始された後、設定された時間間隔の範囲内で前記書込データの入力を連続して受けるとき、連続して入力された前記書込データを、前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
  6. 前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書き込みを第1の書き込みというとき、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われたとき、前記第1の書き込みで得られる第1の書込データを、前記第1の書込データの示す書込位置に基いて前記第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離することにより、前記第1の書込データを前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
  7. 書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置であって、
    書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
    前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
    前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
    前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、
    を有することを特徴とする書込情報表示装置。
  8. 書込者の書込用入力デバイスを用いて書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置の書込情報処理方法であって、
    書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
    前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
    抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
    前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ことを特徴とする書き込み情報処理方法。
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