JP5605281B2 - 書込情報表示システム、書込情報表示装置、及び書込情報表示方法 - Google Patents
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Description
前記書込用入力デバイスは、
前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備える。
前記書込情報表示装置は、
前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備える。
書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を有する。
書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ステップを有する。
図1(a),(b)は、本実施形態の書込情報表示システム10および書込情報表示装置12を示す図である。
書込情報表示システム10は、書込情報表示装置12と書込用入力デバイス14a,14bと、を有する。書込用入力デバイス14a,14bは、書込者Mが書込情報表示装置12の表示ボード16上に書込情報の書き込みを行うとき手首あるいは指等に装着される入力デバイスである。書込用入力デバイス14aと書込用入力デバイス14bとは、異なる書込者に装着される。図1(a)では、書込者Mが書込用入力デバイス14aを装着している。書込者Mが書込情報を指により書き込むとき、書込用入力デバイス14aは、書込者Mの書き込み動作をセンサで感知することで得られた動作データを、書込用入力デバイス14aが保持するデバイス識別情報(デバイスID情報)とともに、書込情報表示装置12に送信する。なお、書込情報とは、書込者Mが表示ボードに書こうとする文字、数字、記号、図形、あるいはこれらの組み合わせの情報をいう。
このように、書込データから抽出された特徴点データを用いて、動作データと比較照合するので、複数の書込者が同時に書き込んだ書込情報であってもデバイスID情報、さらには書込者の識別情報と正確に対応付けることができる。
以下、書込情報表示システム10をより詳細に説明する。
図2は、書込用入力デバイス14aの構成を示すブロック図である。書込用入力デバイス14bも同じ構成、機能を有するので、代表して書込用入力デバイス14aを説明する。
書込用入力デバイス14aは、プロセッサ22と、メモリ24と、動作センサ26と、タイマ28と、通信モジュール30と、を有する。
動作センサ26は、書込者Mの書き込みの動作に応じた動作データを出力するセンサであり、3軸加速度センサが動作センサ26として用いられる。加速度センサの加速度データに加えてジャイロセンサを用いて書き込みの動作に応じて生成される回転角速度データを含む動作データを出力することができる。以下の説明では、加速センサを動作センサ26として用いる。
タイマ28は、プロセッサ22を用いて動作センサ26の動作データを一定周期でサンプリングするために用いられる。
書込情報表示装置12は、表示ボード16と、制御・処理ユニット18と、を有する。
表示ボード16は、上述したように、表示ディスプレイ16aとタッチパネル16bとを有する。表示ディスプレイ16aは、液晶表示パネルや電子ペーパ等の表示デバイスが用いられる。タッチパネル16bは、表示ディスプレイ16aの表示面に積層されている。タッチパネル16bは、書込者Mが指等により書込情報を書き込むことにより書込位置を感知して書込位置を示す書込データを生成する。タッチパネル16bには、静電容量方式が用いられるが、抵抗膜方式や表面弾性波方式等のタッチパネルが用いられてもよい。
タッチパネル16bの表面には、さらに、通信モジュール30から人体を通して送信される微弱な通信用の電流を伝達することのできる導体層が形成されている。
制御・処理ユニット18は、図3に示すように、タッチパネルドライバ34、通信モジュール36と、入力照合部38と、ID登録部40と、データ管理部42と、情報/ID記録部44と、表示制御部46と、表示装置ドライバ48と、通信部50と、を有する。
入力照合部38は、図4に示すように、タイマ52と、入力検出部54と、特徴点抽出部56と、ID/動作データ検出部58と、照合部60と、を有する。
制御・処理ユニット18は、コンピュータ20と接続されている。コンピュータ20は、データ管理部42の処理ロジックを通して制御・処理ユニット18の各部分を制御する。例えば、コンピュータ20は、表示制御部46および表示装置ドライバ48を介して書込情報を表示するようにデータ管理部42に指示を行う。
通信モジュール36は、書込用入力デバイス14aから送信されるデータを、書き込み時にリアルタイムで受信する。なお、書込者Mが書込情報を表示ボード16上に書き込むために書込者Mの指がタッチパネル16bに触れたとき、通信モジュール36は人体およびタッチパネル16bを介して書込用入力デバイス14aと通信可能になる。このとき通信モジュール36で受信されるデータは、書込用入力デバイス14aで計測された動作データおよびデバイスID情報である。
表示制御部46は、データ管理部46の指示に従ってデバイスID情報あるいは書込者ID情報と関連付けられた書込データを、画像表示用データとして生成する。
表示装置ドライバ48は、生成された画像表示用データを表示ディスプレイ16aに表示する信号に変換して表示ディスプレイ16aに送る。
タイマ52は、タッチパネルドライバ34から入力検出部54に送られた書込データおよび通信モジュール36からID/動作データ検出部58に送られた動作データに現在の時刻情報を付与するために時刻情報を生成する。
なお、タッチパネルドライバ34が、上述したように書込位置および書込データの時刻情報に基づいて異なる書き込みか否かを識別して、書き込み毎に一群の書込データを出力する高機能付きドライバである場合、入力検出部54では、上記判定処理を行わない。この場合、入力検出部54では、タッチパネルドライバ34から出力される一群の書込データに対して、後述する移動方向データの付与の処理が行われる。
図5(d)は、移動方向データが付随した1つの書込データの構成を示す。書込位置を表す<x,y>の後に、移動方向データ<d_x,d_y>が付随している。
こうして、特徴点抽出部56は、一群の書込データ毎に、特徴点データを抽出する。
図5(e)は、特徴点データの構成の一例を示す。図5(e)の例では、識別番号sidの一群の書込データにおいて、特徴点データが(m+1)個存在することを示している。このようにして抽出された特徴点データは、図示されないメモリに記憶保存される。
図6(a)は、1つの動作データの構成の一例を示す。Id1は、書込用入力デバイス14aのデバイスID情報である。<a_x,a_y,a_z>は、動作センサ26において書込動作に応じて出力された3方向の加速度データを表す。
図6(b)は、時刻情報が付与された動作データの例を示す。動作データは、二人の書込者が同時に書き込みを行ったことで、受信したデータには、デバイスID情報がId1のデータと、デバイスID情報がId2のデータとが混在している。このような混在した動作データの中から、照合部60は特徴点データと照合した動作データを、類似度の計算を行うことにより抽出する。
δ(e,s’)= e・s’/|e|×|s’|
= (e_x・a_x + e_y・a_z )/((e_x2+e_y2)1/2×(a_x2+a_y2)1/2)
(e・s’はベクトルeとs’の内積であり、|e|,|s’|はそれぞれのノルムである)
なお、取り出された複数の動作データに、図6(b)に示すように複数のデバイスID情報を有するデータが混在せず、複数の動作データに付随するデバイスID情報が1つである場合、上記δ(e,s’)の計算は行われないが、取り出された動作データに図6(b)に示すように複数のデバイスID情報がある場合、上記δ(e,s’)の計算が行われる。
したがって、一群の書込データには複数の特徴点データがあるので、複数の特徴点データのそれぞれを順次動作データと照合し、複数の特徴点データ毎にデバイスID情報を選択する。
照合部60は、一群の書込データにおける特徴点データの照合結果として、最も多く選択されたデバイスID情報を求める。照合部60は、こうして求めたデバイスID情報を書込データと関連付けてデータ管理部42に送る。
書込情報表示システム10及び書込情報表示装置12は、表示ボード16に書込情報を表示するとき、以上のような処理を行う。
図7,8は、本実施形態の書込情報表示方法のフローの一例を示すフローチャートとである。
まず、特徴点抽出部56は、一群の書込データであるストロークデータが入力検出部54から出力されるのを待つ(ステップS10)。このとき、特徴点抽出部56は、ストロークデータの取得の有無を判定する(ステップS20)。依然として入力検出部54からストロークデータが出力されない場合、特徴点抽出部56はオペレータの指示等による設定条件が終了条件を満足するか否かを判定する(ステップS30)。上記設定条件が終了条件を満足しない場合(ステップS30においてNOの場合)、ステップS10に戻る。こうして、ステップS10〜30を常時繰り返しながら、入力照合部38は、書込者Mの書き込みによりストロークデータが出力されるまで待機状態を維持する。一方、上記設定条件が終了条件を満足する場合(ステップS30においてYESの場合)、書込情報表示方法は終了する。
入力照合部38の待機状態中、書込者Mが電子ボード16に書き込みを行うと、入力照合部38の入力検出部32は、書込者Mの書き込みによりタッチパネルドライバ34から書込データを受けて1つのストロークデータを生成する。これにより、特徴点抽出部56はストロークデータを取得する。すなわち、ステップS20の判定がYESとなったとき、特徴点抽出部56は、取得したストロークデータから、書込情報の変化点等を表す特徴点の特徴点データを抽出し(ステップS40)、図示されないメモリに記憶保存する(ステップS50)。このとき、ID/動作データ検出部58には、動作データとデバイスID情報が受信モジュール36から送られる。ID/動作データ検出部58は、動作データとデバイスID情報を分離し、動作データにタイマ52から送られる時刻情報を付与し、この時刻情報の付与した動作データとデバイスID情報をセットにして図示されないメモリに記憶保存する。
さらに、データ管理部42は、書込データと関連付けたデバイスID情報を用いて書込者の書込者ID情報をID登録部40から取得して書込者ID情報と書込データを関連付ける。デバイスID情報及び書込者ID情報と関連付けた書込データは、情報/ID記録部44に記憶されると共に、表示制御機46に送られて表示ボード16の表示のために用いられる。こうして、書込情報は表示ボード16に表示される(ステップS70)。
照合部60は、まず、複数の特徴点データの中から1つ特徴点データを選択し(ステップS80)、特徴点データに付与された時刻情報を取得する(ステップS90)。
次に、照合部80は、時系列の動作データの中から、取得した時刻情報に基づいて、この時刻情報周辺の動作データ、具体的には、取得した時刻情報を中心とした設定された時間範囲内、例えば前後50ミリ秒の範囲内の動作データを、特徴点データと照合するための動作データとして取り出し取得する(ステップS100)。
照合部60は、決定したデバイスID情報を、ストロークデータである一群の書込データと関連付けて、一群の書込データとともにデータ管理部42に出力する(ステップS190)。以上のようにして、一群の書込データに関連付けるデバイスID情報は決定される。
特徴点が書込情報の変化点を含む場合、入力照合部38は、書込データから算出される書込位置の移動方向を表す移動方向データを用いて動作データと照合を行うので、正確な照合を行うことができる。
また、本実施形態では、異なる書込者によって異なる書き込み(第1の書き込み及び第2の書き込み)が重複して行われるとき、第1の書き込みで得られる第1の書込データを、第1の書込データの示す書込位置に基づいて、第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離する。このため、本実施形態は互いに異なる書込情報の書込データを正確に分離して抽出することができる。
書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システムであって、
前記書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスと、前記書込情報を表示する書込情報表示装置と、を有し、
前記書込用入力デバイスは、
前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備え、
前記書込情報表示装置は、
前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする書込情報表示システム。
前記入力照合部は、前記動作データと前記書込データに付与する時刻情報を生成するタイマを備え、前記入力照合部は、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、付記1に記載の書込情報表示システム。
前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記1または2に記載の書込情報表示システム。
前記特徴点は、一定時間間隔毎の前記書込位置を表す点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記1または2に記載の書込情報表示システム。
前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
前記受信部が前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データを受信し、さらに、前記入力照合部が、前記書込データから複数の特徴点データを抽出したとき、前記入力照合部は抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、付記1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書込情報の書き込みが開始された後、設定された時間間隔の範囲内で前記書込データの入力を連続して受けるとき、連続して入力された前記書込データを、前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、付記1〜5のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書き込みを第1の書き込みというとき、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われたとき、前記第1の書き込みで得られる第1の書込データを、前記第1の書込データの示す書込位置に基いて前記第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離することにより、前記第1の書込データを前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、付記1〜5のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置であって、
書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする書込情報表示装置。
書込者が書込用入力デバイスを用いて書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置の書込情報処理方法であって、
書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ことを特徴とする書き込み情報処理方法。
前記動作データと前記書込データに現在の時刻情報が付与された後、前記特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、付記9に記載の書込情報表示方法。
前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記照合を行うとき、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記9または10に記載の書込情報表示方法。
前記特徴点は、一定時間間隔毎の前記書込位置を表す点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記照合を行うとき、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、付記9または10に記載の書込情報表示方法。
前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データが受信され、さらに、前記書込データから複数の特徴点データが抽出されたとき、抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、付記9〜12のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
前記書込情報の書き込みが開始された後、前記書込データが、設定された時間間隔の範囲内で連続して入力されるとき、連続して入力された前記書込データが、前記特徴点を抽出するための一群の時系列の書込データとして検出される、付記9〜13のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
前記書き込みを第1の書き込みといい、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われるとき、前記第1の書き込みから得られる第1の書込データは、前記第1の書込データの示す前記書込位置に基いて前記第2の書き込みにより得られる第2の書込データと分離されることにより、前記第1の書込データは、前記特徴点を抽出するための一群の時系列の書込データとして検出される、付記9〜13のいずれか1項に記載の書込情報表示方法。
12 書込情報表示装置
14a,14b 書込用入力デバイス
16 表示ボード
16a 表示ディスプレイ
16b タッチパネル
18 制御・処理ユニット
20 コンピュータ
22 プロセッサ
24 メモリ
26 動作センサ
28,52 タイマ
30,36 通信モジュール
32 バッテリ
34 タッチパネルドライバ
38 入力照合部
40 ID登録部
42 データ管理部
44 情報/ID記録部
46 表示制御部
48 表示装置ドライバ
50 通信部
54 入力検出部
56 特徴点抽出部
58 ID/動作データ検出部
60 照合部
Claims (8)
- 書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示システムであって、
前記書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスと、前記書込情報を表示する書込情報表示装置と、を有し、
前記書込用入力デバイスは、
前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報を記憶するメモリと、
前記書込者の書込動作に応じて時系列の動作データを出力する動作センサと、
前記識別情報および前記動作データを送信する送信部と、を備え、
前記書込情報表示装置は、
前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の前記書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、前記照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、を備えたことを特徴とする書込情報表示システム。 - 前記入力照合部は、前記動作データと前記書込データに付与する時刻情報を生成するタイマを備え、前記入力照合部は、抽出した前記特徴点データに対応した時刻情報を参照することにより前記照合に用いる動作データを取り出す、請求項1に記載の書込情報表示システム。
- 前記特徴点は、前記書込位置の移動方向が変化する前記書込情報の変化点を含み、
前記特徴点データは、前記書込データから算出される前記書込位置の移動方向を表す移動方向データを含み、前記入力照合部は、前記移動方向データと前記動作データとを照合する、請求項1または2に記載の書込情報表示システム。 - 前記識別情報及び前記動作データを第1の識別情報及び第1の動作データというとき、
前記受信部が前記第1の識別情報及び前記第1の動作データの他に、前記書込用入力デバイスとは別の書込用入力デバイスから第2の識別情報及び第2の動作データを受信し、さらに、前記入力照合部が、前記書込データから複数の特徴点データを抽出したとき、前記入力照合部は抽出した前記複数の特徴点データのそれぞれについて照合を行い、前記照合の結果に応じて前記複数の特徴点データに対して前記第1の識別情報及び前記第2の識別情報の中から1つの識別情報を定めて、前記複数の特徴点データの抽出に用いた前記書込データと関連付ける、請求項1〜3のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。 - 前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書込情報の書き込みが開始された後、設定された時間間隔の範囲内で前記書込データの入力を連続して受けるとき、連続して入力された前記書込データを、前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
- 前記入力照合部は、前記書込データの入力を受ける入力検出部を備え、前記入力検出部は、前記書き込みを第1の書き込みというとき、前記第1の書き込みの他にさらに第2の書き込みが同時刻に重複して行われたとき、前記第1の書き込みで得られる第1の書込データを、前記第1の書込データの示す書込位置に基いて前記第2の書き込みで得られる第2の書込データと分離することにより、前記第1の書込データを前記特徴点データを抽出するための一群の時系列の書込データとして検出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の書込情報表示システム。
- 書込者の書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置であって、
書込者が、書込情報の書き込みのために用いる入力デバイスであって、前記入力デバイスに割り当てられた識別情報および書込者の書込動作に応じて生成される動作データを送信する書込用入力デバイスを用いて書き込む前記書込情報を表示する表示ボードと、
前記書込用入力デバイスから送信される、前記識別情報および前記動作データを受信する受信部と、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、抽出した前記特徴点データと前記受信部で受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付ける入力照合部と、
前記識別情報と関連付けた前記書込データを用いて、前記書込情報を前記表示ボードに表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする書込情報表示装置。 - 書込者の書込用入力デバイスを用いて書き込む書込情報を表示ボードに表示する書込情報表示装置の書込情報処理方法であって、
書込者が書込情報の書き込みのために用いる書込用入力デバイスから、前記書込用入力デバイスに割り当てられた識別情報および前記書込者の書込動作に応じて生成される動作データを受信し、
前記書込情報を書き込むときの前記書込情報の書込位置を示す時系列の書込データから前記書込情報の書込動作を特徴付ける特徴点に対応する特徴点データを抽出し、
抽出した前記特徴点データと受信した前記動作データとの間で照合を行い、照合の結果に応じて、前記特徴点データの抽出に用いた前記書込データと、前記動作データとともに送信された前記識別情報とを関連付け、
前記識別情報と関連付けられた前記書込データを用いて前記書込情報を前記表示ボードに表示する、ことを特徴とする書き込み情報処理方法。
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