JP3176499B2 - 積層体 - Google Patents

積層体

Info

Publication number
JP3176499B2
JP3176499B2 JP34618093A JP34618093A JP3176499B2 JP 3176499 B2 JP3176499 B2 JP 3176499B2 JP 34618093 A JP34618093 A JP 34618093A JP 34618093 A JP34618093 A JP 34618093A JP 3176499 B2 JP3176499 B2 JP 3176499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
meth
rubber
acrylate
rubber layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34618093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07178857A (ja
Inventor
寛人 高良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tigers Polymer Corp filed Critical Tigers Polymer Corp
Priority to JP34618093A priority Critical patent/JP3176499B2/ja
Publication of JPH07178857A publication Critical patent/JPH07178857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3176499B2 publication Critical patent/JP3176499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体窒素、液化天然ガ
スなどの超低温流体を輸送する冷却配管を、断熱保護す
る保温ジャケットの構成部材などとして有用な積層体に
関する。
【0002】
【従来の技術】超低温流体を輸送するための導管は、導
管の外周面に配される所定形状の発泡成形体と、この発
泡成形体の外面に形成された外装材とで構成されてい
る。しかし、導管と発泡成形体との間に隙間が形成され
るので、冷却流体を輸送すると、前記隙間の空気が冷却
されて液化し、断熱性が損われる。
【0003】特公昭63−18075号公報には、塗布
や吹き付けなどにより、導管の全周面に発泡原料を適用
し、発泡時の自己接着力により半硬質ウレタンフォーム
又はシリコーンRTVフォーム層を形成し、この発泡層
の外側に非接着状態で硬質ウレタンフォーム層を形成し
た断熱装置が開示されている。この装置では、低温で導
管との接着性に優れる前記発泡層の厚さを、表面が空気
の液化点より高い温度となるように形成することによ
り、前記空気の液化を防止できる。また、導管と発泡層
との接触面に隙間と空気が生成するのを抑制できるとと
もに、非接触状態に配された硬質ウレタンフォーム層に
より、低温収縮などに伴なって生成する歪や応力を緩和
できる。
【0004】しかし、前記硬質ウレタンフォーム層は、
発泡層に対して非接着状態であるため、硬質ウレタンフ
ォームで構成された複数の成形断熱材を、アルミニウム
箔などの耐蝕性金属薄板からなる外装材で被覆する必要
がある。特に、前記薄板が外力により破れる虞があるた
め、外装材をさらに鉄板などで保護する必要がある。さ
らに、硬質ウレタンフォームで構成された複数の成形断
熱材を、発泡層の外面に多層に配設するので、導管に対
する配設作業性が低下する。
【0005】一方、導管に対する配設作業性を高めるた
めには、硬質ウレタンフォームに代えて、硬質ウレタン
フォームなどの発泡層を積層した柔軟なゴムを用いるこ
とが考えられる。しかし、ウレタン発泡体やシリコーン
発泡体は、ゴム層に対する接着強度が小さい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ゴム層に対して高い接着性を有する発泡層を発泡圧
力だけで形成する上で有用な積層体を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、冷却流体などを輸送
する配管を保護するための保温ジャケットの構成部材と
して有用であるとともに、配管に対する取付け作業性お
よび耐久性の高い積層体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、ゴム層に多官能性モノ
マーを含む重合性組成物を塗布し、発泡性組成物を発泡
させると、単に発泡圧力だけで発泡層がゴム層に対して
強固に接着することを見いだし、本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明の積層体は、発泡圧によ
り発泡層を接着させるためのゴム層と、このゴム層に積
層された防湿層とで構成された積層体であって、前記発
泡層が接着されるゴム層の面に、多官能性モノマーを含
む重合性組成物が保持されている。重合性組成物は、2
以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能性モノマ
ーと重合開始剤とを含んでいてもよい。また、ゴム層の
表面には、多官能性モノマーを含む重合性組成物のコー
ティング層が形成されていてもよく、前記防湿層は、例
えば、強靱な疎水性プラスチックフィルム又はシートで
構成できる。
【0010】前記積層体において、ゴム層は、常温発泡
型樹脂組成物の発泡圧力により発泡層を接着させるため
の層として有用である。すなわち、前記積層体のゴム層
は、冷却配管の表面に形成された軟質又は半硬質フォー
ム層をカバーするための発泡層を発泡圧力により接着さ
せるための層として有用である。この発泡層は、常温硬
化型硬質発泡ポリウレタン又は常温架橋型硬質発泡シリ
コーンの発泡圧力によりゴム層に接着させることにより
形成できる。
【0011】なお、本明細書において、メタクリレート
およびアクリレートを(メタ)アクリレートと総称し、
メタクリロイル基およびアクリロイル基を(メタ)アク
リロイル基と総称する。
【0012】以下に、必要に応じて添付図面を参照しつ
つ、本発明をより詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の積層体の一例を示す概略断
面図である。
【0014】前記積層体1は、未加硫又は加硫ゴム層2
の一方の面に形成された多官能性モノマーを含む重合性
組成物層(コーティング層)3と、前記ゴム層2の他方
の面に積層され、水分の浸透や透過を規制するための防
湿層4とで構成されている。冷却流体を輸送する配管の
断熱保護に際して、前記ゴム層2のうち重合性組成物層
3が形成された面には、発泡性樹脂組成物の発泡圧力に
より、ゴム層2と強固に接着した断熱発泡層が形成され
る。
【0015】前記ゴム層を構成するゴムとしては、例え
ば、天然ゴム、塩化ゴム、塩酸ゴム、ブタジエンゴム、
イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム、クロロプレン
ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレ
ン−非共役ジエンゴム、アクリルゴム、クロロスルホン
化ポリエチレンゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴムな
どが例示される。上記ゴムは一種または二種以上使用さ
れる。
【0016】ゴム層2は、未加硫であってもよいが、積
層時の取扱い等を容易にするため、加硫されているのが
好ましい。ゴム層の厚みは、例えば、1〜20mm、好
ましくは2〜10mm程度である。ゴム層は、配管に配
設可能である限り、平板状、湾曲板状、半円状などであ
ってもよい。
【0017】ゴム層は種々の添加剤、例えば、硫黄、金
属酸化物などの共加硫剤;グアニジン類、チオ尿素類、
チアゾール類、スルフェンアミド類、チウラム類、ジチ
オカルバミン酸塩類、キサントゲン酸塩類などの加硫促
進剤;亜鉛華などの加硫助剤;スルフェンアミド系化合
物などの加硫遅延剤;酸化防止剤、紫外線吸収剤などの
老化防止剤;カーボンブラック、無水ケイ酸、ケイ酸カ
ルシウム、ケイ酸アルミニウム、クレーや、レーヨン、
ナイロン、ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの合成
繊維、炭素繊維、ガラス繊維などの補強剤;炭酸カルシ
ウム、タルク、硫酸バリウム、硫酸アルミナ、リトポ
ン、スチレン樹脂、フェノール樹脂、石油樹脂、再生ゴ
ムなどの充填剤または増量剤;リノール酸、オレイン
酸、トール油などの軟化剤;可塑剤;アルキルフェノー
ル系樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン誘導体など
の粘着付与剤;ステアリン酸、ステアリン酸金属石鹸、
ワックスなどの加工助剤または滑剤;着色剤などを含有
していてもよい。添加剤の含有量は、ゴムシートの特性
に応じて適宜選択することができる。
【0018】多官能性モノマーを含む重合性組成物層3
は、少なくとも発泡層が形成されるゴム層2の少なくと
も表面に保持されていればよく、表面を含めてゴム層2
の全体に保持されていてもよい。また、重合性組成物
は、多官能性モノマーに加えて重合開始剤を含んでいる
場合が多い。
【0019】多官能性モノマーには、2以上の重合性不
飽和基を有する化合物が含まれる。多官能性モノマーと
しては、例えば、ジビニルベンゼンなどのビニル基を有
するモノマー;ジアリルフタレート、トリアリルホスフ
ェート、トリアリルイソシアヌレートなどのアリル基を
有するモノマー;エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオールジ
(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、ジブロモネオペンチルグリコールジ(メタ)ア
クリレート、フェニレンジ(メタ)アクリレート、グリ
セリンジ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メ
タ)アクリレート、ジグリセリンテトラ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシエ
トキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メ
タ)アクリロイルオキシジエトキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシポ
リエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3,3−ジブロ
モフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)ア
クリロイルオキシプロポキシフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシジプロポキ
シフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)ア
クリロイルオキシポリプロポキシフェニル)プロパン、
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパンにエチレンオキサイドが付加した
付加物のジ又はトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリ
トールヘキサ(メタ)アクリレート、水添ジシクロペン
タジエニルジ(メタ)アクリレートなどの2以上の(メ
タ)アクリロイル基を有するモノマーなどが例示され
る。
【0020】多官能性モノマーには、例えば、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ート、ウレタン(メタ)アクリレート、メラミン(メ
タ)アクリレートなどのオリゴマーも含まれる。
【0021】多官能性モノマーの中で、分子中に2個以
上、好ましくは3個以上の(メタ)アクリロイル基を有
するモノマー、例えば、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレートなどが好ましい。このような多官能性
モノマーは、発泡性樹脂組成物の発泡圧力により発泡層
とゴム層との密着力をさらに高める上で有用である。
【0022】前記多官能性モノマーは、ビニル基、アリ
ル基、(メタ)アクリロイル基などの重合性不飽和基を
有する単官能性モノマーを併用してもよい。単官能性モ
ノマーには、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、スチレン、α−メチルスチレンなどのビニル基を有
するモノマー;アリルアルコール、アリルフェニルエー
テルなどのアリル基を有するモノマー;メチル(メタ)
アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)
アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステア
リル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メ
タ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプ
ロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリ
レート、イソボルニル(メタ)アクリレート、フェニル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート
などの(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレートなどのヒドロキシ基を有する(メタ)アクリ
レート;メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキ
シエチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−フェノキシエチル(メタ)アク
リレートなどのアルコキシ基又はフェノキシ基を有する
(メタ)アクリレート;2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシプ
ロピルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルアジピン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ルアジピン酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル
フタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルフ
タル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルテレフ
タル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルイソフ
タル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルヘキサ
ヒドロフタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピルヘキサヒドロフタル酸、(メタ)アクリル酸、2−
(メタ)アクリロイルオキシアシッドフォスフェートな
どの酸性基を有する(メタ)アクリレート;(メタ)ア
クリル酸の金属塩、グリシジル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリロニトリルなどの他の単官能
性モノマーが例示される。これらの単官能性モノマーは
一種または二種以上使用できる。
【0023】単官能性モノマーは、発泡性樹脂組成物の
発泡圧力により発泡層とゴム層との密着力を高めるた
め、ヒドロキシ基又はカルボキシ基を有する重合性モノ
マーであるのが好ましい。ヒドロキシ基又はカルボキシ
基を有する単官能性モノマーは、フタル酸骨格を有する
(メタ)アクリルエステル、例えば、2−(メタ)アク
リロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレ
ート、フタル酸のモノ(メタ)アクリルエステルなどが
挙げられる。
【0024】多官能性モノマーと単官能性モノマーとを
併用する場合、単官能性モノマーの含有量は、通常、0
〜90重量%、好ましくは0〜80重量%程度である。
【0025】これらの多官能性モノマーおよび単官能性
モノマーは、常温常圧で液体または固体であるのが好ま
しい。
【0026】重合開始剤は、例えば、アゾビスイソブチ
ロニトリルなどの重合開始剤であってもよいが、有機過
酸化物が好ましい。この有機過酸化物は、多官能性モノ
マーの重合開始剤として機能するだけでなく、前記ゴム
の加硫剤としても機能する。従って、少なくとも有機過
酸化物が保持されたゴムシートは、他の重合開始剤や、
硫黄などの他の加硫剤を保持させなくてもよい。
【0027】有機過酸化物としては、例えば、過酸化ラ
ウロイル、過酸化ベンゾイル、過酸化2,4−ジクロロ
ベンゾイル、1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、エチルメチル
ケトンペルオキシド、n−ブチル−4,4−ビス(t−
ブチルペルオキシ)バレル、ジクミルペルオキシド、t
−ブチルクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキ
シド、α、α−ビス(t−ブチルペルオキシ)ジイソプ
ロピルベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキセン−3、t−ブ
チルペルオキシクメンなどが例示される。これらの有機
過酸化物は、一種または二種以上使用できる。重合性組
成物における有機過酸化物の含有量は、適当に選択で
き、例えば、前記多官能性モノマーを含む重合性モノマ
ー100重量部に対して0.1〜15重量部、好ましく
は0.5〜10重量部程度である。
【0028】なお、前記多官能性モノマーを保持するゴ
ムシートを、前記加硫剤を用いて加硫すると、未重合の
多官能性モノマーや多官能性モノマーの低重合物が残存
する場合が多く、このような成分は、発泡層に対する密
着力の向上に寄与する。
【0029】多官能性モノマーやその低重合物を含む重
合性組成物は、ゴム層のうち少なくとも発泡層が形成さ
れる表面に多官能性モノマーを含む重合性組成物が保持
されていればよい。この場合、重合性組成物のコーティ
ング層3上に、発泡性樹脂組成物により発泡層を形成す
ると、発泡性樹脂組成物の自己発泡力だけで、前記ゴム
層2に対して高い密着力で接着した発泡層を形成でき
る。
【0030】なお、ゴム層の表面に重合性組成物が保持
されている場合、ゴム層は、有機過酸化物に限らず、硫
黄等の他の加硫剤を含有する未加硫ゴムシートや、他の
加硫剤で加硫した加硫ゴムシートであってもよい。
【0031】また、重合性組成物がゴム層全体に亘って
存在している場合にも、発泡性樹脂組成物の発泡に伴な
って、ゴム層の少なくとも表面や表層に存在する重合性
組成物により、ゴム層と発泡層とを強固に接着できる。
なお、ゴム層全体に重合性組成物が保持されている場
合、多官能性モノマーの含有量は、通常、ゴム100重
量に対して1〜30重量部、好ましくは5〜20重量部
程度である。
【0032】前記ゴム層の他方の面に積層された防湿層
は、ゴム層への水分の浸透を抑制できるともに破断強度
が大きな種々のフィルムやシートで形成きる。このよう
な防湿層としては、疎水性プラスチックフィルム又はシ
ート、例えば、ポリプロピレンなどのオレフィン系ポリ
マー、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレートなどのポリエステル、ポリアミド、ポリカー
ボネートなどが挙げられる。これらのフィルムやシート
は一種又は二種以上使用できる。また、フィルムやシー
トは複合フィルムや複合シートであってもよい。
【0033】このようなフィルムやシートは、アルミニ
ウム箔などの金属薄板に比べて、外力に対する保護効果
が高いので、配管に配設した積層体の耐久性を高めるこ
とができるとともに、保護用の鉄板などを必要としない
ので、コストを低減できる。
【0034】好ましい防湿層は、強靭なポリエチレンテ
レフタレートなどのポリエステルフィルムやシートで形
成できる。
【0035】なお、本発明の積層体は、慣用の方法、例
えば、(a)ゴムシートの一方の面に防湿性基材を積層
し、ゴムシートの他方の面に多官能性モノマーを含む重
合性組成物を塗布する方法、(b)重合性組成物、ゴ
ム、及び必要に応じて添加剤を混練して成形したゴムシ
ートに、防湿性基材を積層する方法により製造できる。
前記方法(a)(b)において、ゴムシートは未加硫ゴ
ムシートであってもよいが、加硫ゴムシートである場合
が多い。
【0036】前記方法(a)(b)において、ゴムシー
トと防湿性基材とは、例えば、接着剤を用いて積層する
方法、ゴムシートに防湿性基材を押出しラミネートする
方法などの外、前記ゴムシートに保持されている多官能
性モノマーを利用して、ゴムシートと防湿性基材とを重
ねて加熱加圧する方法などによっても積層できる。
【0037】前記方法(a)において、ゴムシートへの
重合性組成物の塗布も、慣用の方法、例えば、ディップ
コーティング、ロールコーティング、グラビアコーティ
ング、スプレーコーティングなどの方法により行なうこ
とができる。重合性組成物の塗布量は、発泡層との接着
性を損わない範囲で選択でき、例えば、0.1〜25g
/m2 、好ましくは1〜10g/m2 程度である。
【0038】本発明の積層体は、接着剤を用いることな
く、発泡性樹脂組成物の発泡圧力により発泡層をゴム層
に強固に接着できるという特色がある。そのため、本発
明の積層体は、ゴム層に発泡層を形成する種々の用途、
例えば、冷却流体を輸送する冷却配管などを発泡層で断
熱保護する保温ジャケットの構成部材などとして有用で
ある。図2は積層体を用いた保温ジャケットの製造方法
を説明するための工程図である。
【0039】前記保温ジャケット11は、一対の成形金
型12,13のうち湾曲凹部を有する雌型12に、重合
性組成物層3を表面側に位置させて積層体1を配して発
泡性樹脂組成物14を注入し、雄型13の湾曲凸部を前
記ゴム層2の表面と所定間隔離して雄型13で型締め
し、前記発泡性樹脂組成物14を発泡させることにより
作製できる。前記発泡性樹脂組成物14の発泡に伴なっ
て生成する発泡層15は、前記重合性組成物により、ゴ
ム層2に強固に接着するので、ゴム層1の外面に防湿層
4が形成され、ゴム層2の内面に発泡層15が形成され
た半割れ体で構成された保温ジャケット11が得られ
る。前記半割れ状の保温シャケット11の断面両側部に
は、一対の保温シャケット11の接合性を高めるため、
フランジ部16が形成されている。
【0040】なお、発泡性樹脂組成物の自己発泡力によ
り、発泡層15とゴム層2との接着強度が顕著に向上す
る理由は明確ではないものの、発泡ポリウレタンなどの
発泡性樹脂組成物の反応や発泡に伴なう発熱などにより
多官能性モノマーが重合し、発泡層とゴム層との密着力
が向上するものと推測される。
【0041】前記発泡層は、断熱性および緩衝性を有す
る種々の発泡性樹脂組成物で形成できる。発泡層を形成
するための発泡性樹脂組成物は、揮発性発泡剤や分解性
発泡剤などの発泡剤を含む加熱発泡型樹脂組成物(例え
ば、発泡性ポリエチレン、発泡性ポリスチレン、発泡性
SBRなど)であってもよいが、作業性および取扱い性
などの点から、常温発泡性樹脂組成物であるのが好まし
い。また、発泡成形体の機械的強度、剛性、取扱い性な
どを高めるため、発泡性樹脂組成物で形成された発泡層
は、硬質であるのが好ましい。好ましい発泡性樹脂組成
物には、発泡圧力により発泡層をゴム層に強固に接着で
きる常温硬化型硬質ポリウレタンおよび常温架橋型シリ
コーン[RTV(Room temperature vulcanization)型
シリコーン]が含まれ、前者が特に好ましい。
【0042】なお、一方の面にポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層した(1)エチレン−プロピレンゴ
ムシートと(2)ゴムシート(スチレン−ブタジエンゴ
ム90重量%及び天然ゴム10重量%)のうち他方の面
(非積層面)に、多官能性モノマーとしてのトリメチロ
ールプロパントリメタアクリレートを、それぞれ塗布
し、上記のようにして常温硬化型硬質ポリウレタンを常
温で発泡させて発泡層を形成し、発泡層をゴム層から剥
離したところ、いずれも発泡層が破断し、強固な密着力
が得られた。
【0043】前記発泡層がゴム層に接着した保温ジャケ
ットは、冷却配管を断熱保護するために有用である。図
3は前記図2に示す保温ジャケットを用いた断熱構造を
示す概略断面図である。
【0044】液体窒素や液化天然ガスなどの冷却液体を
輸送するための配管21には、発泡性樹脂組成物の発泡
圧力により強固に密着した軟質又は半硬質フォーム層2
2が形成されている。また、前記配管21のフォーム層
22は、フランジ部16を機械的接合手段や接着剤など
で接合することにより、一対の保温ジャケット11の発
泡層15によりカバーされている。
【0045】このような断熱構造では、発泡性樹脂組成
物の自己発泡力を利用して配管21とフォーム層22と
を密着できるので、配管11とフォーム層22との間に
隙間が生じることがなく、断熱保温性を高めることがで
きる。しかも、積層体1のゴム層2に強固に接着した発
泡層15により、前記フォーム層22をカバーできるの
で、断熱性をさらに高めることができる。また、ゴム層
2の他方の面には防湿層4が積層されているので、外装
材で被覆したり、さらに鉄板などで保護する必要がな
い。さらに、複数の成形断熱材を、発泡層の外面に多層
に配設する必要がなく、保温ジャケット11をフォーム
層22に対して非接着状態で配設できるので、配管21
に対する保温ジャケット11の取付け又は交換作業性が
高い。また、防湿層4を備えているので、外部から水分
がゴム層に浸透するのを規制でき、高い断熱性を維持で
きる。
【0046】なお、前記配管のフォーム層は、配管の種
類によっては必ずしも必要ではないが、冷却液体を輸送
する配管には、フォーム層を形成するのが好ましい。前
記フォーム層は、慣用の方法、例えば、前記配管の外周
面に発泡性樹脂組成物を吹き付けや塗布などにより適用
して、発泡性樹脂組成物を発泡させる方法、配管と保温
ジャケットとの間に、発泡性樹脂組成物を注入して発泡
させる方法などにより形成できる。 前記フォーム層
も、断熱性および緩衝性を有する種々の発泡性樹脂組成
物で形成できるが、低温での緩衝性の高い発泡性樹脂組
成物、例えば、常温硬化型発泡ポリウレタン又は常温架
橋型発泡シリコーン(RTV型シリコーン)で形成する
のが好ましい。発泡ポリウレタンおよび発泡シリコーン
で構成されたフォーム層は、軟質または半硬質であるの
が好ましい。
【0047】前記ゴム層に接着した発泡層や配管に接着
したフォーム層を形成する上で有用な発泡ポリウレタン
は、ポリイソシアネート化合物又は末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンプレポリマーと、ポリオール成分
又はポリアミン成分と、発泡剤と、硬化剤とを含む発泡
性樹脂組成物により形成できる。末端にイソシアネート
基を有するウレタンプレポリマーは、過剰量のイソシア
ネート化合物とポリオール成分とポリイソシアネート化
合物とを反応させることにより得られる。
【0048】前記ポリイソシアネート化合物としては、
例えば、フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレ
ンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、
トリフェニルメタントリイソシアネート、1,5−ナフ
タレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネー
ト;ヘキサメチレン−1,6−ジイソシアネート、2,
2,4−トリメチルヘキサメチレン−1,4−ジイソシ
アネート、リジンジイソシアネートなどの脂肪族ポリイ
ソシアネート;1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイ
ソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネート
などの脂環族ポリイソシアネート;キシリレンジイソシ
アネートなどの脂肪族基や脂環族基を有する芳香族ポリ
イソシアネートが例示される。ポリイソシアネート化合
物は、前記イソシアネート化合物の二量体、三量体など
の多量体であってもよい。これらのポリイソシアネート
化合物は、単独又は二種以上混合して使用できる。
【0049】これらのポリイソシアネート化合物のう
ち、芳香族ポリイソシアネートを使用する場合が多い。
【0050】ポリオール成分としては、例えば、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブタン
ジオール、2,3−ブタンジオール、テトラメチレング
リコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグ
リコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、1,4−シクロヘキサンジオー
ル、ビスフェノールA、水添ビスフェノールAやこれら
にアルキレンオキサイドが付加した多価アルコール;ジ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテ
トラメチレングリコール、アルキレンオキサイド共重合
ポリオール、ウレタン変性ポリエーテルポリオール、ポ
リエーテルエステル共重合体からなるポリオールなどの
ポリエーテルポリオール;前記多価アルコールと、アジ
ピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸などの多
価カルボン酸との反応により得られる縮合系ポリエステ
ルポリオール、ε−カプロラクトンなどのラクトンの開
環重合により得られるラクトン系ポリエステルポリオー
ル、ポリカーボネート系ポリエステルポリオールなどの
ポリエステルポリオール;ポリブタジエンポリオールな
どの他のポリオールが挙げられる。これらのポリオール
成分は一種又は二種以上混合して使用できる。
【0051】これらのポリオール成分のうち、ポリエー
テルポリオールやポリエステルポリオールが使用される
場合が多い。
【0052】ポリアミン成分としては、例えば、エチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、テトラメチレンテ
トラミンなどの脂肪族ポリアミン;2,4−ジアミノト
ルエン、2,6−ジアミノトルエン、3,5−ジメチル
−2,4−ジアミノトルエン、m−フェニレンジアミ
ン、p−フェニレンジアミン、m−キシリレンジアミ
ン、p−キシリレンジアミン、テトラクロロ−p−キシ
リレンジアミンなどの単環式芳香族ポリアミン;4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ
−3,3′−ジクロロジフェニルメタン、3,3′,
5,5′−テトラメチル4,4′−ジアミノジフェニル
メタン、2,2′,3,3′−テトラクロロ−4,4′
−ジアミノジフェニルメタンなどのジフェニルメタン系
ポリアミン;1,2−ビス(2−アミノフェニルチオ)
エタン、1,2−ビス(4−アミノフェニルチオ)エタ
ン、トリメチレングリコール−ジ−p−アミノベンゾエ
ート、4,4′−ジアミノジフェニルスルホンなどのそ
の他のポリアミンが例示される。
【0053】発泡剤としては、例えば、水、炭酸ガス、
空気、揮発性発泡剤(例えば、プロパン、ブタン、ペン
タンなどの脂肪族炭化水素、ジクロロメタン、フレオン
11などのハロゲン化炭化水素など)が挙げられる。発
泡剤は、一種又は二種以上使用できる。
【0054】また、常温硬化型発泡ポリウレタンは、第
3級アミン、有機スズ化合物などの触媒、シリコーン樹
脂やシリコーン型界面活性剤などの気泡サイズ調整剤を
含んでいてもよい。
【0055】前記発泡層やフォーム層を形成する上で有
用な常温架橋型発泡シリコーンには、末端に、水素原
子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、ビニル基などの反
応性基を有するポリシロキサンプレポリマーを室温で反
応させ、鎖伸長や架橋させて弾性体とするRTV型シリ
コーンが含まれ、触媒を含む2液型、湿度により硬化す
る1液型のいずれであってもよい。常温架橋型発泡シリ
コーンは、発泡剤や触媒を含んでいてもよい。
【0056】なお、発泡層やフォーム層の堅さは、発泡
性樹脂組成物に含まれる樹脂成分などを選択し、架橋密
度などを調整することによりコントロールできる。前記
積層体のゴム層に形成される発泡層の発泡倍率、配管に
形成されるフォーム層の発泡倍率は、断熱保温性および
緩衝性を損わない範囲で適当に選択でき、例えば、2〜
100倍、好ましくは3〜75倍程度である。ゴム層に
形成される発泡層の厚みは、用途に応じて選択でき、例
えば、20〜200mm程度であり、フォーム層の厚み
は、断熱性などを損わない範囲であればよく、例えば、
2〜20mm程度である。
【0057】
【発明の効果】本発明の積層体は、発泡性樹脂組成物の
発泡圧力だけでゴム層に対して高い接着性を有する発泡
層を形成できる。そのため、積層体は、発泡層とゴム層
とを含む種々の断熱保護部材の構成部材として有用であ
り、冷却配管に適用すると、断熱保温性および緩衝性を
高めることができる。また、前記発泡層をゴム層に接着
した積層体は、配管などに対する取付け作業性が高いと
ともに、防湿層が形成されているので、外部から水分が
ゴム層に浸透するのを規制でき、高い断熱性を維持でき
る。また、防湿層が強靭な疎水性フィルムなどで形成さ
れている場合には、耐久性を高めることもできる。その
ため、本発明の積層体は、冷却流体を輸送する配管を保
護するための保温ジャケットの構成部材として有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の積層体の一例を示す概略断面図
である。
【図2】図2は図1に示す積層体を用いた保温ジャケッ
トの製造方法を説明するための工程図である。
【図3】図3は前記図2に示す保温ジャケットを用いた
断熱構造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…積層体 2…ゴム層 3…重合性組成物層 4…防湿層 11…保温ジャケット 15…発泡層 21…配管 22…フォーム層

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡圧により発泡層を接着させるための
    ゴム層と、このゴム層に積層された防湿層とで構成され
    た積層体であって、前記発泡層が接着されるゴム層の面
    に、多官能性モノマーを含む重合性組成物が保持されて
    いる積層体。
  2. 【請求項2】 重合性組成物が、2以上の(メタ)アク
    リロイル基を有する多官能性モノマーと重合開始剤とを
    含む請求項1記載の積層体。
  3. 【請求項3】 ゴム層の表面に多官能性モノマーを含む
    重合性組成物のコーティング層が形成されている請求項
    1記載の積層体。
  4. 【請求項4】 防湿層が強靭な疎水性プラスチックフィ
    ルム又はシートである請求項1記載の積層体。
  5. 【請求項5】 ゴム層が、常温発泡型樹脂組成物の発泡
    圧力により発泡層を接着させるための層である請求項1
    記載の積層体。
  6. 【請求項6】 ゴム層が、冷却配管の表面に形成された
    軟質又は半硬質フォーム層をカバーするための常温硬化
    型硬質発泡ポリウレタン又は常温架橋型硬質発泡シリコ
    ーンの発泡層を発泡圧力により接着させるための層であ
    る請求項1記載の積層体。
JP34618093A 1993-12-22 1993-12-22 積層体 Expired - Fee Related JP3176499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34618093A JP3176499B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34618093A JP3176499B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07178857A JPH07178857A (ja) 1995-07-18
JP3176499B2 true JP3176499B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=18381657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34618093A Expired - Fee Related JP3176499B2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3176499B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006009337U1 (de) * 2006-06-14 2006-08-17 Brugg Rohr Ag, Holding Wärmegedämmtes Leitungsrohr
JP6313564B2 (ja) * 2013-10-24 2018-04-18 国立研究開発法人物質・材料研究機構 低温流体移送管

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07178857A (ja) 1995-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7972676B2 (en) Process for the production of fibre-reinforced composite parts
KR101609720B1 (ko) 열가소성 블록 공중합체로 제조된 필름 및 제품
WO2007119791A1 (ja) ガスバリア性フィルム
TW200932516A (en) Sheet for absorbing impact and sealing comprising adhesive layer and method of preparing the same
US5527602A (en) Laminates of graft polymer and thermoplastic polyurethane
EP3142854A1 (en) Thermoplastic composite and its manufacturing
JPH0417148B2 (ja)
JP2017144624A (ja) 保護フィルム付き自己修復性積層体およびそれがラミネートされた樹脂板の製造方法
JP5351597B2 (ja) 真空成型用シート
JP3176499B2 (ja) 積層体
JP2007268940A (ja) 形状記憶複合材料およびその製造方法
WO2018062074A1 (ja) 軟質樹脂層の転写用フィルム
JP4905458B2 (ja) ゴム積層用被覆ポリエステルフィルム、ゴム・ポリエステルフィルム積層体及びその製造方法
EP2900446A1 (en) Foam core composites
WO2022071547A1 (ja) 蓄電デバイス用外装材、その製造方法、及び蓄電デバイス
JP6760411B2 (ja) 積層体
JP6507601B2 (ja) 樹脂成型品の表面被覆用積層フィルムおよび樹脂成型品
JP5575440B2 (ja) 表皮材およびこれを用いた触感が改善された複合成型体
JP2010005241A (ja) 貼付材
JP2022508158A (ja) 物品の凹面状表面のトポグラフィーへの適用に有用な高分子シートとそれに関連する方法
JP4069993B2 (ja) 発泡体用表皮
JP2010023355A (ja) 表皮材用積層ポリエステルフィルムおよびこれを用いた触感が改善された複合成型体
JP7052938B2 (ja) プリプレグ、及び、成型品
JP2916130B1 (ja) 化粧シート
JP7451954B2 (ja) 積層体及びプレス成形法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees