JP3176392B2 - 搬送用ハンド - Google Patents

搬送用ハンド

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JP3176392B2 JP18058691A JP18058691A JP3176392B2 JP 3176392 B2 JP3176392 B2 JP 3176392B2 JP 18058691 A JP18058691 A JP 18058691A JP 18058691 A JP18058691 A JP 18058691A JP 3176392 B2 JP3176392 B2 JP 3176392B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多様な形態(大きさ,
形,表面硬さ,及び強度等)の荷物を自在に搬送するた
めのハンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のハンドは、例えば図〜図12
に示されるようなものがある。まず図に示す真空パッ
ド利用方法がある。椀形のパッド101が中央の小穴1
02を介して、外部真空源への配管104に結合されて
いる。吸着被搬送物体103を大気圧とパッド内真空圧
力差で吸着させる。その吸着力は大気圧と真空圧力差と
パッド1の吸着面積とにより設定される。この単純な原
理を実際に利用する条件として、パッド101の物体1
03との接触面が平坦で且つ滑らかなことが必須条件で
ある。
【0003】この条件が満足された場合以外、この吸着
原理を利用する搬送動作を実現させることは困難であ
る。一般に荷物の形態はこのような単純な要件を満すこ
との出来ないものが多数あり、したがって、搬送の際,
制約を受け被搬送物をこの吸着原理での多様な被搬送物
の搬送は困難である。
【0004】 図10はこの制約条件を少し改善したも
のである。被搬送物は真空吸着箱107にソフトで、且
つ弾力性の強いシール材106を内周辺に取付け、箱1
07の上部のやゝ中央にポート108を設け、且つ吊具
109に連絡した通路を介して外部真空源(図示せず)
へ結合する配管108を設けたものである。
【0005】 これは箱体107が荷物の荷重や大きさ
に合せて如何様にも設計し得るので、比較的荷物の形態
に対する自由度があり、シール材106として適切な材
料,形状を選べば、図の方式のものより若干適用範囲
が拡大化される。
【0006】 更に対荷物への適用効果を高めた公知例
として、図11の如く可撓性シート利用の方式がある
(特開昭61−18639号公報)。この方式の機能構
成としては、真空パッドに似た構成で、被搬送物114
を可撓性シート状の薄材111をもって上部から包み込
む様な接触状態を作る。この方式では、広い面タッチを
構成させることができる。そして、うまく被搬送物11
4の上部に覆いかぶさった状態が出せると真空源への配
管112を介して、被搬送物114上の空気を排外させ
吊具113をもってハンドリングする。
【0007】しかしこの方式では面状の薄材111は被
搬送物114の固体を包む際、風呂敷の如くコ−ナ−部
に大きなシワが生じ、真空引きの作用に有害な流体通路
が創成されること、被搬送物114が隣同志接触し合う
状態でパレタイズされた積層状の集約体では、隣同志の
荷物にまたがった荷物へも被搬送作用が一部及ぼされる
等の欠点が生ずる。この方式はかかる欠点を有している
が、箱状荷物や丸いボ−ル等の単体のハンドリングに応
用可能である。
【0008】 さらに別の公知例として図12の如く面
状吸着面の一部が真空吸着にとって不具合となるキズ等
がある場合、そのキズ面に対応する部分の吸着パッド区
域を吸着作用より除外し、他の真空可能な部分のみを利
用して、吸着パッドの真空圧を構成させる多数パッド方
式のものもある(特開昭52−59478号公報)。
【0009】 この原理は、図10に示した方式に類似
のものを複数体合させたものである。図12の場合には
4ケのゴムシール箱が構成された吸着箱115があり、
その箱のやゝ中央上部に真空源116がある。そして、
配管117を介して適当に外部へ連結されている。この
吸着箱117は物理的にハンドリングするため、ハンド
とそのハンドの移動用アームに連結する金具118が設
けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】叙上の従来技術の問題
点に鑑み、大きさ,形,表面硬さ,或いは強度等種々の
異った条件をもった荷物の搬送に対し、これらを自在に
搬送できるハンドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)吸着チャック本体
と、吸着チャック本体の周縁下部に設けられ、吸着チャ
ック本体の中心に向って内向きに設けた多数のエヤ導通
用のエヤポ−トを有する環状のエヤ配管と、該エヤ配管
の外側に向けて互に極めて小さい間隔を以て円周方向に
配設された多数の中空フレキシブル細管とからなり、前
記中空フレキシブル細管にはその長手方向に間隔を置
き、かつ荷物と接する側に設けた複数個のエヤ給排気ポ
ートを有し、前記吸着チャック本体内を切換制御弁を介
し空圧源及び真空圧源と接続した。
【0012】(2)吸着チャック本体と、吸着チャック
本体の周縁下部に設けられ、吸着チャック本体の中心に
向って内向きに設けた多数のエヤ導通用のエヤポートを
有する環状の外側のエヤ配管と、該外側のエヤ配管より
内側位置で前記吸着チャック本体に設けた取付壁面の下
部に、前記外側のエヤ配管と同心的に設けられ、前記外
側のエヤ配管と同様に吸着チャックの本体の内側に向っ
て内向きに設けた多数のエヤ導通用のエヤポートを有す
るもう一本の環状の内側のエヤ配管と、前記吸着チャッ
ク本体内にあって、前記内側のエヤ配管で仕切られた内
側の中心室及び外側の外周室と、前記外側と内側のエヤ
配管にエヤ配管の外側に向けて互に極めて小さい間隔を
以て円周方向に配設された多数の中空フレキシブル細管
とからなり、前記中空フレキシブル細管にはその長手方
向に間隔を置き、かつ荷物と接する側に設けた複数個の
エヤ給排気ポートを有し、前記吸着チャック本体内の中
心室と外周室とを仕切る取付壁面には中心室と外周室を
接続するスロットルバルブを有し、前記吸着チャック本
体内の前記中心室を切換制御弁を介し空圧源及び真空圧
源と接続した。
【0013】(3)上記(1)又は(2)記載の吸着チ
ャックの複数個を、それぞれ支持ア−ムを介してヘッド
のまわりに枢着して搬送用ハンドを構成した。
【0014】(4)上記(3)記載の搬送用ハンドをそ
れぞれ支持台を介して、移動ベ−ス上に移動可能に支持
した。
【0015】
【実施例】図1以下を参照して説明する。図1の例では
吸着部は各3個づつの吸着チャックAが1ユニットとな
り、計2つのユニットで構成されている。各吸着チャッ
クAはその吸着チャック本体1が支持ア−ム3の一端に
枢着保持されている。その他端はヘッド4に支持され回
動自在に取付けられている。回動自在度はある程度の範
囲に限定される。ヘッド4はフォ−クア−ム5に支持さ
れ、揺動モ−タ11で揺動操作が出来る。各フォ−クア
−ム5の頂部は回転自在にセットされている。更にその
回転部7は支持台6に保持され、且つ支持台6は移動ベ
−ス8上を横に滑動可能である。
【0016】滑動機構は駆動モ−タ10,10′による
独立駆動方式とし、スクリュ−9,9′で各々所望位置
に支持台6を動かすことが可能である。エヤ配管12は
各吸着チャックAに連結され、切換制御弁13を介し圧
縮空気源15及び真空圧源14へ接続されている。又吸
着チャック本体1の外周と内周には吸着搬送する荷物と
密着し、シ−ル効果を高めるため、多数の中空フレキシ
ブル細管2が円周上に間隔を置いて配置されている。
【0017】図2で吸着チャックAの構成をより詳細に
説明する。吸着チャックAは吸着チャック本体1に太い
環状のエヤ配管17,17′を同心的に外と内に有し、
各エヤ配管17,17′には内向き、即ち吸着チャック
Aの中心に向うエヤ導通用のエヤポ−ト18,18′が
円周上に間隔を置いて多数設けられ、吸着チャックAの
内部に構成される室即ち中心室1′と外周室1″に内圧
を導入可能にしている。この環状のエヤ配管17,1
7′には、外側に向け極めて少ない隙間を以て円周上に
配設した多数の中空フレキシブル細管2が取付けられて
いる。又内側のエヤ配管17′の取付壁にはオリフィス
効果を有するスロットルバルブ19を配し、これにより
中心・外周両室1′,1″に差圧が発生する構成となっ
ている。
【0018】吸着チャックAは内と外の環状のエヤ配管
17,17′によって中心室1′と外周室1″に仕切ら
れている。中心室1′と外周室1″には、エヤ配管12
から切換制御弁13を介して吸着作用に必要な内圧を発
生させることが出来る様になっている。内圧はエヤ給・
排気ポ−ト20に通ずる位置に圧力センサ21を設け、
その通路から得られる圧力を測定し圧力信号を発信出来
るようになっている。
【0019】図3に更にシ−ル効果を高めるための細部
構造を示す。荷物表面の凹凸を確実にシ−ルし吸着圧力
を保持するための構成として、まず多数のシ−ル用の中
空フレキシブル細管2には下面に多数のエア給排気ポ−
ト2′を設け、該エア給排気ポ−ト2′を介し圧縮空気
源15よりのエヤ−及び真空圧源14へエヤを導く。又
中空フレキシブル細管2の付け根には薄膜22が取付け
られ、常時、中空フレキシブル細管2の上面に接触して
いる。又太いエヤ配管17には中心室1′或いは外周室
1″の空気圧を常時導入出来る様エヤポ−ト18を設け
ている。このエヤ配管17の下部には弾性体よりなるシ
−ル兼クッション材23が設けられ、これにより吸着作
用時のシ−ル及び吸着クッション効果をもたせている。
【0020】図4にこれらの主要制御系統図を示す。各
吸着チャックAを中心に右側にエヤ系、左側に信号処理
系を示す。まずエヤ系についてエヤ配管25を介して、
制御弁26に結合させてエキサイトした状態では、切換
制御弁13の圧力源側の配管系24の圧力を吸着チャッ
クAの内側へ供給する様にし、スプリングリタ−ン時に
は吸着チャックAの内圧を大気中へ解放させ、エヤ配管
24はブロックする。圧縮空気源15,真空圧源14の
両空気源を6ケの吸着チャックA・・・側へ供給・制御
するには、制御弁26を設けている。中立状態では両空
気源14,15はブロック。エキサイテングS1 に通電
時には、エヤ配管12に真空圧源14を通過させ、圧縮
空気源15はブロックする。エキサイテングS2 に通電
時にはその逆とする。これらのスイッチングはスイッチ
13′で制御する。この制御は自動又は手動で行えるも
のとする。
【0021】本発明の作用について図4でまず説明す
る。本発明の要点の一つは、中空フレキシブル細管2を
利用した吸着作用に必要なシ−ル効果を具備させた点に
ある。今荷物に吸着チャックAを接近させる場合、シー
ル兼クッション材23を荷物に接着させる。この操作時
には切換制御弁13のソレノイドに通電させ、空気圧源
15の圧力を配管24を介し供給し、且つ切換制御弁1
3もエキサイトする。したがって吸着チャックA内での
中心室1′に圧力空気が供給され、環状のエヤ配管1
7,17′を介し中空フレキシブル細管2の内部にも圧
力空気が流入し、中空フレキシブル細管2を荷物との接
着面より浮上させる。したがって、この状態で中空フレ
キシブル細管2は管内圧力のため荷物と接触した状態で
外側に延び、いわゆるホバ−クラフトのスカ−トの如き
流体状況を呈する。
【0022】次に切換制御弁13を切り替えS1 をエキ
サイトする。今度は真空圧源14にエヤ配管12は連結
され、空気圧は大気より低くなる。その結果吸着チャッ
クA内の中心室及び外周室1′,1″の内圧は低下し、
中心室1′の内圧は外周室1″の内圧よりストロットル
バルブ19の作用もありまず低くなる。そのため最初は
中心室1′のシ−ル効果としてシ−ル兼クッション材2
3と中空フレキシブル細管2のシ−ル効果が始まる。中
空フレキシブル細管2のシ−ル効果は図5のa図よりb
図の様に荷物の凹凸面を含む荷物表面にはりつくと共
に、中空フレキシブル細管2同志のスキマをもその変形
によりシ−ルされて全体として極めて良好なシ−ル効果
を発揮する。更に外周室1″のシ−ル効果は時間的に遅
れて同様なシ−ル効果を生ずる。
【0023】したがって、まず吸着チャックAの中心域
側の圧力シ−ルが完成し、続いてその外周域のシ−ル効
果が発生すると共に、これら両域で若干の圧力差でシ−
ル効果を創生する。
【0024】このようにシ−ルすることで吸着作用が確
実になると共に、荷物表面での真空圧作用による吸着力
に対応する表面応力の分布化にも寄与する。この効果は
シ−ル効果を高めるのは勿論であるが、例えば水分を含
んだ段ボ−ル箱の表面材が強度的に低下しても中心部と
外周部の2段の圧力分布の拡大化によりソフトにタッチ
するので、強度の弱った段ボ−ル箱のハンドリングに効
果的である。
【0025】図6で中空フレキシブル細管2の効果をよ
り詳細に説明する。シ−ル効果を得るための吸着チャッ
クAの外周面及びその中心室1′の周辺面でのシ−ルに
より中心室1′及び外周室1″の真空効果を得ることが
できる。そして対荷物表面との間で生ずる吸着力分布は
図6のα,βの如き曲線で示され、ゆるやかな応力分布
状態にさせることができる。例えば図9のγで示す様な
一様な分布では荷物持上げ時に表皮はがれが誘起され、
特に段ボ−ル材が水分を含んでいる時はその表皮はがれ
の問題が生ずるが、図6の如きゆるやかな分布状態によ
り、この問題を緩和することができる。
【0026】 図7及び図8は本発明の応用例を示すも
ので、図7(a)は荷物のコーナ角部を吸着することが
出来る事例、図7(b)は表面、図7(c)は四角い箱
の稜線をはさんだ表面と側面を同時に吸着搬送すると共
に引き起し回転させ得る操作を、又図8(a)は大きな
球体を、図8(b)は中心室1′を使用して小さい球体
を搬送している状態を示す。
【0027】なお以上の説明では、吸着チャックAは中
心室1′と外周室1″との2室構造のものについて説明
したが、吸着チャック本体1内を1室のみにしたもので
も吸着効果の点で2室型に比べ劣るが、用途によっては
差しつかえない。
【0028】
【効果】吸着チャック本体1の周縁と内側、あるいは周
縁のみに環状のエヤ配管を有し、このエヤ配管に多数の
中空フレキシブル細管を配設した。そして吸着チャック
本体内を空圧源と真空圧源に切換接続可能にしたので、
最初空圧で中空フレキシブル細管を被吸着面によくなじ
ませ、次に真空圧で吸着するようにしたので、表面に凹
凸のある段ボ−ル箱までも具合よく吸着することが可能
となった。
【0029】又内外2室型とし、両室をスロットルバル
ブで流通させることによって、内と外の圧に段差でき、
さらにより良く被吸着面となじみ、良好な吸着性を確保
することができる。
【0030】以上のような吸着チャックを複数個ユユッ
ト化することによって、段ボ−ル箱等の2面或いは3面
の合する角部でも立体的かつ平等に吸着でき、その搬送
を安全かつ効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送用ハンドの斜視図。
【図2】吸着チャックの断面図。
【図3】細管部の説明図で、図3(a)は断面図、図3
(b)は図3のb矢視図、図3(c)は同じく図3のc
矢視図。
【図4】本発明搬送ハンドの制御系統図。
【図5】細管の空気吹出時と、真空作用時の説明図。
【図6】吸着チャックの中央部と周辺部の圧力分布図。
【図7】本発明吸着チャックの応用例。
【図8】同じく本発明の吸着チャックの応用例。
【図9】公知の搬送用ハンドの第1例。
【図10】同じく第2例。
【図11】同じく第3例。
【図12】同じく第4例。
【符号の説明】
A 吸着チャック 1 吸着チャック本体 2 中空フレキシブル細管 2´ エヤ給排気ポート 3 支持ア−ム 4 ヘッド 5 フォ−クア−ム 6 支持台 7 回転部 8 移動ベ−ス 9 スクリュ− 10,10′ 駆動モ−タ 11 揺動モ−タ 12 エヤ配管 13 切換制御弁 14 真空圧源 15 圧縮空気源 17,17′ (環状の)エヤ配管 18,18′ エヤポ−ト 19 スロットルバルブ 20 エヤ給・排気ポ−ト 21 圧力センサ− 22 薄膜 23 シ−ル兼クッション材 24 エヤ配管 25 エヤ配管 26 制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 15/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着チャック本体と、 吸着チャック本体の周縁下部に設けられ、吸着チャック
    本体の中心に向って内向きに設けた多数のエヤ導通用の
    エヤポ−トを有する環状のエヤ配管と、 該エヤ配管の外側に向けて互に極めて小さい間隔を以て
    円周方向に配設された多数の中空フレキシブル細管とか
    らなり、 前記中空フレキシブル細管にはその長手方向に間隔を置
    き、かつ荷物と接する側に設けた複数個のエヤ給排気ポ
    ートを有し、 前記吸着チャック本体内を切換制御弁を介し空圧源及び
    真空圧源と接続したことを特徴とする吸着チャック。
  2. 【請求項2】 吸着チャック本体と、 吸着チャック本体の周縁下部に設けられ、吸着チャック
    本体の中心に向って内向きに設けた多数のエヤ導通用の
    エヤポートを有する環状の外側のエヤ配管と、 該外側のエヤ配管より内側位置で前記吸着チャック本体
    に設けた取付壁面の下部に、前記外側のエヤ配管と同心
    的に設けられ、前記外側のエヤ配管と同様に吸着チャッ
    クの本体の内側に向って内向きに設けた多数のエヤ導通
    用のエヤポートを有するもう一本の環状の内側のエヤ配
    管と、 前記吸着チャック本体内にあって、前記内側のエヤ配管
    で仕切られた内側の中心室及び外側の外周室と、 前記外側と内側のエヤ配管にエヤ配管の外側に向けて互
    に極めて小さい間隔を以て円周方向に配設された多数の
    中空フレキシブル細管とからなり、 前記中空フレキシブル細管にはその長手方向に間隔を置
    き、かつ荷物と接する側に設けた複数個のエヤ給排気ポ
    ートを有し、 前記吸着チャック本体内の中心室と外周室とを仕切る取
    付壁面には中心室と外周室を接続するスロットルバルブ
    を有し、 前記吸着チャック本体内の前記中心室を切換制御弁を介
    し空圧源及び真空圧源と接続したことを特徴とする吸着
    チャック。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の吸着チャ
    ックの複数個を、それぞれ支持ア−ムを介してヘッドの
    まわりに枢着して構成した吸着ユニットよりなる搬送用
    ハンド。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の搬送用ハンドをそれぞれ
    支持台を介して、移動ベ−ス上に移動可能に支持したこ
    とを特徴とする搬送用ハンド。
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