JP3176332B2 - 基礎杭の基礎定着工法に用いる杭定着体 - Google Patents
基礎杭の基礎定着工法に用いる杭定着体Info
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- JP3176332B2 JP3176332B2 JP30589097A JP30589097A JP3176332B2 JP 3176332 B2 JP3176332 B2 JP 3176332B2 JP 30589097 A JP30589097 A JP 30589097A JP 30589097 A JP30589097 A JP 30589097A JP 3176332 B2 JP3176332 B2 JP 3176332B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎杭の杭頭部の
基礎定着工法に使用する杭定着体に関する。
基礎定着工法に使用する杭定着体に関する。
【0002】
【従来の技術】構築物の基礎部分の施工方法として、一
般的に基礎杭で支持する構造が採用されており、基礎杭
の杭頭部に基礎に定着する工法として、図6の如く杭頭
部1aをベースラインL2より10cm程度露出し、杭
頭部1aの中空部2内に縦筋e1と帯筋e2から成る組
鉄筋Eの下半部を嵌挿し、これを中詰コンクリートC2
で杭頭部1aに固定し、杭頭部1aの露出部と組鉄筋E
の上半部を基礎10に定着する工法(以下、A型工法と
する)と、図7の如く杭頭部1aをベースラインL2よ
り基礎杭の外径程度露出し得るように、基礎10のコン
クリート厚さを深くし、杭頭部1aを基礎10に定着す
る工法(以下、B型工法とする)が知られている。
般的に基礎杭で支持する構造が採用されており、基礎杭
の杭頭部に基礎に定着する工法として、図6の如く杭頭
部1aをベースラインL2より10cm程度露出し、杭
頭部1aの中空部2内に縦筋e1と帯筋e2から成る組
鉄筋Eの下半部を嵌挿し、これを中詰コンクリートC2
で杭頭部1aに固定し、杭頭部1aの露出部と組鉄筋E
の上半部を基礎10に定着する工法(以下、A型工法と
する)と、図7の如く杭頭部1aをベースラインL2よ
り基礎杭の外径程度露出し得るように、基礎10のコン
クリート厚さを深くし、杭頭部1aを基礎10に定着す
る工法(以下、B型工法とする)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、構築物の耐震性
が特に求められるようになり、それに伴ない従来技術の
A型工法では、杭頭固定度が小さく、耐震性が弱い難点
があった。またB型工法では根切り面を深く掘下げ、基
礎を厚くする必要があるため、その分、土留め工事も多
くなるし、残土処理や埋戻しも増大するばかりか、雨天
が続く場合には雨水や涌水の水替作業も加わり、更に根
切り底面より大きく突出する杭頭部によって、基礎の割
栗石締固めや、捨コンクリート、型枠組、補強筋等の作
業性も悪くなる。しかもコンクリートの使用量、基礎に
対する補強筋の使用量も増大する等、多大な時間と労力
を必要とし、構築費用も増大する大きな問題点を有して
いる。
が特に求められるようになり、それに伴ない従来技術の
A型工法では、杭頭固定度が小さく、耐震性が弱い難点
があった。またB型工法では根切り面を深く掘下げ、基
礎を厚くする必要があるため、その分、土留め工事も多
くなるし、残土処理や埋戻しも増大するばかりか、雨天
が続く場合には雨水や涌水の水替作業も加わり、更に根
切り底面より大きく突出する杭頭部によって、基礎の割
栗石締固めや、捨コンクリート、型枠組、補強筋等の作
業性も悪くなる。しかもコンクリートの使用量、基礎に
対する補強筋の使用量も増大する等、多大な時間と労力
を必要とし、構築費用も増大する大きな問題点を有して
いる。
【0004】従来のA型工法とB型工法の問題点を解決
する手段として、出願人は先に特願平6−264480
号(特開平8−105066号)を発明(以下、先願発
明と称す)した。先願発明は図8の如く、地盤Bに貫入
された基礎杭1の杭頭部1aの外周囲に根切り凹部4を
掘下げ、該根切り凹部4に土留め具Gを挿入し、根切り
凹部4を土留めした後、土留め具Gと杭頭部1aの間に
生じた空間部Aに組鉄筋Eの下半部を嵌挿し、その空間
部Aに基礎10の打設時にコンクリートを流し込み、杭
頭部1aの外周囲に、基礎杭1と同様のRC構造部を形
成するもので、A型工法より耐震性に優れ、且つB型工
法より基礎の根切り量を少なくし得る特徴を有してい
る。
する手段として、出願人は先に特願平6−264480
号(特開平8−105066号)を発明(以下、先願発
明と称す)した。先願発明は図8の如く、地盤Bに貫入
された基礎杭1の杭頭部1aの外周囲に根切り凹部4を
掘下げ、該根切り凹部4に土留め具Gを挿入し、根切り
凹部4を土留めした後、土留め具Gと杭頭部1aの間に
生じた空間部Aに組鉄筋Eの下半部を嵌挿し、その空間
部Aに基礎10の打設時にコンクリートを流し込み、杭
頭部1aの外周囲に、基礎杭1と同様のRC構造部を形
成するもので、A型工法より耐震性に優れ、且つB型工
法より基礎の根切り量を少なくし得る特徴を有してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、先願
発明の研究を進め、先願発明より根切り量が少なくしか
も耐震性に優れ、且つ施工を簡略化し、施工期間を短縮
し、構築費用を軽減し得る基礎杭の基礎定着工法に使用
する杭定着体を提供することを目的としたものである。
発明の研究を進め、先願発明より根切り量が少なくしか
も耐震性に優れ、且つ施工を簡略化し、施工期間を短縮
し、構築費用を軽減し得る基礎杭の基礎定着工法に使用
する杭定着体を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的の基礎
杭の基礎定着工法に使用する杭定着体として、根切り凹
部と杭頭部の間に嵌挿する補強環と、該補強環より上方
に突出して基礎内に定着する補強筋と、補強環と杭頭部
の間隔を保つための前記補強筋の下端部を折り曲げて形
成した間隔保持部とを備えていることを特徴とする。
杭の基礎定着工法に使用する杭定着体として、根切り凹
部と杭頭部の間に嵌挿する補強環と、該補強環より上方
に突出して基礎内に定着する補強筋と、補強環と杭頭部
の間隔を保つための前記補強筋の下端部を折り曲げて形
成した間隔保持部とを備えていることを特徴とする。
【0007】ここで基礎とは、上部構造からの加重を地
盤に伝える下部構造の総称で、独立基礎、布基礎、複合
基礎、べた基礎、べた基礎のつなぎばりに囲まれて設け
る基礎スラブ等をいう。ここで基礎杭とは、構造物の加
重を、基礎から地盤に伝える杭であれば、形状・構造・
材質等は自由であるが、耐震性等を考慮すれば、PHC
杭(プレストレストコンクリート杭)、PRC杭(プレ
ストレスト鉄筋コンクリート杭)を用いることが望まし
く、これを水盛、やりかた後、地盤の所定位置に貫入す
る。
盤に伝える下部構造の総称で、独立基礎、布基礎、複合
基礎、べた基礎、べた基礎のつなぎばりに囲まれて設け
る基礎スラブ等をいう。ここで基礎杭とは、構造物の加
重を、基礎から地盤に伝える杭であれば、形状・構造・
材質等は自由であるが、耐震性等を考慮すれば、PHC
杭(プレストレストコンクリート杭)、PRC杭(プレ
ストレスト鉄筋コンクリート杭)を用いることが望まし
く、これを水盛、やりかた後、地盤の所定位置に貫入す
る。
【0008】このように形成すると、補強環は根切り凹
部の土留めと、基礎の打設時に流し込まれるコンクリー
トの型枠を兼ね、且つコンクリートの固化により杭頭部
の外周囲にSC構造部(鋼管の内部にコンクリートを充
填したものを示す。)を形成し、補強筋は基礎に埋設
し、RC構造(鉄筋コンクリート構造を示す。)の基礎
の一部と成る。
部の土留めと、基礎の打設時に流し込まれるコンクリー
トの型枠を兼ね、且つコンクリートの固化により杭頭部
の外周囲にSC構造部(鋼管の内部にコンクリートを充
填したものを示す。)を形成し、補強筋は基礎に埋設
し、RC構造(鉄筋コンクリート構造を示す。)の基礎
の一部と成る。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず基礎杭の基礎定着工法を図1
と図2に基づき説明する。地盤Bに貫入された基礎杭1
の杭頭部1aの外周囲に根切り凹部4を掘下げて形成
し、該根切り凹部4内に杭定着体5を嵌挿し、杭頭部1
aの中空部2を塞ぎ体3で塞ぎ、基礎10のコンクリー
ト打設時に、杭頭部1aと杭定着体5との間に生じた空
間部aにコンクリートを流し込んで固化するもので、杭
定着体5は根切り凹部4の土留めと、コンクリートを流
し込むための型枠を兼ね、固化したコンクリートと共に
杭頭部1aの外周囲にSC構造部11を形成し、且つ杭
定着体5の上部が基礎10に埋設し、RC構造の基礎1
0の一部となる。
と図2に基づき説明する。地盤Bに貫入された基礎杭1
の杭頭部1aの外周囲に根切り凹部4を掘下げて形成
し、該根切り凹部4内に杭定着体5を嵌挿し、杭頭部1
aの中空部2を塞ぎ体3で塞ぎ、基礎10のコンクリー
ト打設時に、杭頭部1aと杭定着体5との間に生じた空
間部aにコンクリートを流し込んで固化するもので、杭
定着体5は根切り凹部4の土留めと、コンクリートを流
し込むための型枠を兼ね、固化したコンクリートと共に
杭頭部1aの外周囲にSC構造部11を形成し、且つ杭
定着体5の上部が基礎10に埋設し、RC構造の基礎1
0の一部となる。
【0010】根切り凹部4は割栗石敷ラインL1の地業
後に、杭頭部1aの外周囲の割栗石敷ラインL1を更に
深く掘下げ、杭頭部1aの外周囲に略ドーナツ状の根切
り凹部4、或いは底面より上向きに広口となる逆円錐台
形の根切り凹部4を形成するもので、杭定着体5を嵌挿
した後、割栗石敷ラインL1に割栗石Dをし、該割栗石
Dの上に捨コンクリートC1をして杭定着体5を押固
め、捨コンクリートC1にてベースラインL2を形成す
る。根切り凹部4の根切り幅hは、杭定着体5が杭頭部
1aとの間に空間部aを形成し、該空間部aに流し込む
コンクリートによってSC構造部11を形成するので、
先願発明における根切り幅Hの略1/2程度、例えば組
鉄筋Eの縦筋e1の配設位置程度となる。
後に、杭頭部1aの外周囲の割栗石敷ラインL1を更に
深く掘下げ、杭頭部1aの外周囲に略ドーナツ状の根切
り凹部4、或いは底面より上向きに広口となる逆円錐台
形の根切り凹部4を形成するもので、杭定着体5を嵌挿
した後、割栗石敷ラインL1に割栗石Dをし、該割栗石
Dの上に捨コンクリートC1をして杭定着体5を押固
め、捨コンクリートC1にてベースラインL2を形成す
る。根切り凹部4の根切り幅hは、杭定着体5が杭頭部
1aとの間に空間部aを形成し、該空間部aに流し込む
コンクリートによってSC構造部11を形成するので、
先願発明における根切り幅Hの略1/2程度、例えば組
鉄筋Eの縦筋e1の配設位置程度となる。
【0011】杭定着体5は下半部を根切り凹部4に嵌挿
し、根切り凹部4の内周囲を土留めし、且つ杭頭部1a
との間に空間部aを形成し、基礎10の打設時にSC構
造部11の型枠となり、空間部aに流し込んだコンクリ
ートの固化により、コンクリートと共にSC構造部11
を形成し、上半部を基礎10に埋設し、RC構造の基礎
10の一部となる。基礎杭1の中空部2を塞ぐ塞ぎ体3
は、基礎10の打設前であれば、その取付け順序は自由
である。
し、根切り凹部4の内周囲を土留めし、且つ杭頭部1a
との間に空間部aを形成し、基礎10の打設時にSC構
造部11の型枠となり、空間部aに流し込んだコンクリ
ートの固化により、コンクリートと共にSC構造部11
を形成し、上半部を基礎10に埋設し、RC構造の基礎
10の一部となる。基礎杭1の中空部2を塞ぐ塞ぎ体3
は、基礎10の打設前であれば、その取付け順序は自由
である。
【0012】次いで基礎杭の基礎定着工法に用いる本発
明の杭定着体の構造を実施形態の図3と図4に基づき説
明する。杭定着体5は杭頭部1aと根切り凹部4の間に
嵌挿する補強環6と、補強環6より上方に突出して基礎
10内に定着する補強筋7と、補強環6と杭頭部1aの
間隔を保つ間隔保持部8とを備えている。補強環6は根
切り凹部4の内周囲より一回り小径の長尺鋼管より切断
するか、鋼板を根切り凹部4の内周囲より一回り小径の
円筒形、又は略円筒形に溶接したもので、根切り凹部4
を土留めし、杭頭部1aとの間に空間部aを形成し、コ
ンクリートを流し込む型枠となり、コンクリートの固化
によりSC構造部11を形成する。補強筋7は下半部を
補強環6の内周面に適宜間隔で固着し、上半部を補強環
6より上方に突出し、RC構造の基礎10の一部とな
る。間隔保持部8は補強環6の内周面に適宜間隔で設け
るもので、空間部aへのコンクリートの流し込を妨げな
いよう設ける必要がある。
明の杭定着体の構造を実施形態の図3と図4に基づき説
明する。杭定着体5は杭頭部1aと根切り凹部4の間に
嵌挿する補強環6と、補強環6より上方に突出して基礎
10内に定着する補強筋7と、補強環6と杭頭部1aの
間隔を保つ間隔保持部8とを備えている。補強環6は根
切り凹部4の内周囲より一回り小径の長尺鋼管より切断
するか、鋼板を根切り凹部4の内周囲より一回り小径の
円筒形、又は略円筒形に溶接したもので、根切り凹部4
を土留めし、杭頭部1aとの間に空間部aを形成し、コ
ンクリートを流し込む型枠となり、コンクリートの固化
によりSC構造部11を形成する。補強筋7は下半部を
補強環6の内周面に適宜間隔で固着し、上半部を補強環
6より上方に突出し、RC構造の基礎10の一部とな
る。間隔保持部8は補強環6の内周面に適宜間隔で設け
るもので、空間部aへのコンクリートの流し込を妨げな
いよう設ける必要がある。
【0013】
【実施例】補強環6の内周面を粗面にする等すれば、コ
ンクリートとの付着が向上し、SC構造部11の一体化
が増進される。また補強筋7には丸棒を用いることも可
能であるが、コンクリートとの付着がよい異径筋を用い
ることが好ましいし、補強環6に対する固着手段とし
て、接着剤を用いることも可能であるが、溶接による固
着が好ましい。間隔保持部8は補強環6より杭頭部1a
に向けて突出するものであれば、形状や構造等は自由で
あるが、補強筋7の下端部を屈曲し、屈曲部を間隔保持
部8となし、或いは間隔保持部8を別に形成し、補強環
6に溶接するも可能である。
ンクリートとの付着が向上し、SC構造部11の一体化
が増進される。また補強筋7には丸棒を用いることも可
能であるが、コンクリートとの付着がよい異径筋を用い
ることが好ましいし、補強環6に対する固着手段とし
て、接着剤を用いることも可能であるが、溶接による固
着が好ましい。間隔保持部8は補強環6より杭頭部1a
に向けて突出するものであれば、形状や構造等は自由で
あるが、補強筋7の下端部を屈曲し、屈曲部を間隔保持
部8となし、或いは間隔保持部8を別に形成し、補強環
6に溶接するも可能である。
【0014】塞ぎ体3は中空部2の内径とほぼ同一の円
盤状を成し、杭頭部1aの上方より針金等の吊具によっ
て吊下げて塞ぐか、風船状の塞ぎ体3を中空部2の中で
膨らませて塞ぎ、或いは図5の如く杭頭部1aの上に蓋
の如く被せて中空部2を塞ぐもので、中空部2内に挿入
して塞ぐ場合、塞ぎ体3まで中詰コンクリートC2が充
填される。この塞ぎ体3は、中空部2を完全に塞ぐ必要
はなく、コンクリートが中空部2内に流れ込まない程度
でもよい。
盤状を成し、杭頭部1aの上方より針金等の吊具によっ
て吊下げて塞ぐか、風船状の塞ぎ体3を中空部2の中で
膨らませて塞ぎ、或いは図5の如く杭頭部1aの上に蓋
の如く被せて中空部2を塞ぐもので、中空部2内に挿入
して塞ぐ場合、塞ぎ体3まで中詰コンクリートC2が充
填される。この塞ぎ体3は、中空部2を完全に塞ぐ必要
はなく、コンクリートが中空部2内に流れ込まない程度
でもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明の杭定着体は上記のとおりである
から、次に記載する効果を奏する。前記基礎定着工法に
本発明の杭定着体を使用すれば、補強環は先ず根切り凹
部を土留めし、杭頭部との間に空間部を形成し、基礎の
打設時に型枠となり、次に固化したコンクリートと共
に、杭頭部の外周囲にSC構造部を形成し、基礎杭と基
礎の定着を強力にする。また補強筋は基礎に埋設し、R
C構造の基礎の一部と成る。しかも杭定着体は工場で大
量生産できるので、安価に提供し得る利点もある。
から、次に記載する効果を奏する。前記基礎定着工法に
本発明の杭定着体を使用すれば、補強環は先ず根切り凹
部を土留めし、杭頭部との間に空間部を形成し、基礎の
打設時に型枠となり、次に固化したコンクリートと共
に、杭頭部の外周囲にSC構造部を形成し、基礎杭と基
礎の定着を強力にする。また補強筋は基礎に埋設し、R
C構造の基礎の一部と成る。しかも杭定着体は工場で大
量生産できるので、安価に提供し得る利点もある。
【図1】(A)(B)(C)基礎杭の基礎定着工法を示
す工程図である。
す工程図である。
【図2】(A)(B)(C)その一部切欠平面図であ
る。
る。
【図3】本発明による杭定着体の構造例を示す縦断面図
である。
である。
【図4】間隔保持部の形成例を示す杭定着体の縦断面図
である。
である。
【図5】(A)(B)杭定着体の使用状態図である。
【図6】従来のA型工法を示す断面図である。
【図7】従来のB型工法を示す断面図である。
【図8】(A)(B)先願発明工法を示す断面図であ
る。
る。
1 基礎杭、1a 杭頭部 2 中空部 3 塞ぎ体 4 根切り凹部 5 杭定着体 6 補強環 7 補強筋 8 間隔保持部 10 基礎、11 SC構造部 B 地盤 C1 捨コンクリート、C2 中詰コンクリート D 割栗石 E 組鉄筋、F ベース筋 G 土留め具 A 杭頭部から土留め具までの空間部 a 杭頭部から杭定着体までの空間部 H,h 根切り幅 L1 割栗石敷ライン、L2 ベースライン
Claims (1)
- 【請求項1】 根切り凹部(4)と杭頭部(1a)の間
に嵌挿する補強環(6)と、該補強環(6)より上方に
突出して基礎(10)内に定着する補強筋(7)と、補
強環(6)と杭頭部(1a)の間隔を保つための前記補
強筋(7)の下端部を折り曲げて形成した間隔保持部
(8)とを備えていることを特徴とする基礎杭の基礎定
着工法に用いる杭定着体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589097A JP3176332B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 基礎杭の基礎定着工法に用いる杭定着体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30589097A JP3176332B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 基礎杭の基礎定着工法に用いる杭定着体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11140887A JPH11140887A (ja) | 1999-05-25 |
JP3176332B2 true JP3176332B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17950550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30589097A Expired - Fee Related JP3176332B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 基礎杭の基礎定着工法に用いる杭定着体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176332B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6803400B1 (en) | 1998-12-23 | 2004-10-12 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Water-swellable hot-melt-type adhesive |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4239394B2 (ja) * | 2000-10-11 | 2009-03-18 | 住友金属工業株式会社 | 基礎杭頭部の構造 |
JP4503387B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-07-14 | 清水建設株式会社 | 杭頭部の接合構造およびその施工方法 |
EP1866484A1 (en) * | 2005-03-16 | 2007-12-19 | Densit A/S | Tower foundation system and method for providing such system |
CN103953054B (zh) * | 2014-04-01 | 2016-01-20 | 中铁大桥局集团第一工程有限公司 | 一种保护桩头钢筋的干封混凝土桩基及其施工方法 |
JP6565335B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2019-08-28 | ジャパンパイル株式会社 | 杭頭接合装置、杭頭接合構造及び杭頭接合方法 |
JP7338995B2 (ja) * | 2019-03-13 | 2023-09-05 | 大和ハウス工業株式会社 | 建物基礎の施工方法および仕切り枠 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30589097A patent/JP3176332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6803400B1 (en) | 1998-12-23 | 2004-10-12 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Water-swellable hot-melt-type adhesive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11140887A (ja) | 1999-05-25 |
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