JP3175895U - 車両用転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両上の高所作業において周囲の状況及び作業環境に影響されずに、簡単かつ迅速に、作業者の転落防止措置を講ずることができる車両用転落防止装置を提供する。
【解決手段】車両100又はその荷台101の2箇所以上の部位に取付けた複数の支柱1に横架材2を架け渡し、この横架材2を車両100又はその荷台101の上方で水平方向に延在させ、横架材2には安全帯係留部3を設けてなる。作業者Pの身体に装着した安全帯4と安全帯係留部3とを接続する命綱7を備え、安全帯係留部3は、横架材2に対して変位可能に係止され、横架材2によって案内されて作業者の動きに追随するように移動可能である。支柱1a、1bは、車両100の最大高さ以内に収まるように収縮する。
【選択図】図3

Description

本考案は、車両用転落防止装置に関するものであり、より詳細には、自動車等の荷台上における作業者が、積荷又は荷台上から転落することなく、安全に作業をすることがきるようにした転落防止装置に関するものである。
トラックを例に説明すれば、荷台が開放された小型又は中型のトラック、又は後部に開閉扉を備えた箱型構造の荷台を有するトラックなどが様々な形式のものが知られている。通常、いずれの形式においても、荷崩れ、輸送物資が破損又は損傷するのを防ぐため、荷積み時の荷締め作業を行い、目的地で物資を受取る作業者は、荷卸し時に荷締めを解く必要がある。
例えば、産業廃棄物等は、上面が開口した箱状の荷台コンテナ(産業廃棄物運搬用コンテナ)を備えたトラックにより運搬されることがあり、この荷台コンテナに産業廃棄物を収納し、かつ、目的地ではこれを外部に搬出する作業を行うことになる。
このような作業は、積荷や荷台の上部の高所において実施されることから、図12に示すように、荷台上又は積荷上から作業者が転落する事態が懸念される。かかる場合、一般に、労働安全衛生法第21第2項の規定による危険防止のために必要な措置などを講じることが要請される。
上記のような高所作業の安全性を確保するため、例えば、特開平11−291863号公報(特許文献1)に開示される転落防止設備が知られている。これは、車両の側部に近接させて立設した複数の支柱を、車輪により踏み押え、その接地圧により地面に固定することで、安全帯を係留可能な親綱を支柱上部間に架設する構造を備えている。
特開平11−291863号公報
しかし、特許文献1に示すような構造では、荷積み場所又は荷卸し場所に、車両の周囲に、支柱を立設するための空間を確保する必要があり、そのようなことが可能な荷積み地又は荷卸し地に限り実施できるが、荷積み又は荷卸し作業は、かかる作業環境でのみ遂行されるとは限らない。また、荷積み又は荷卸しは、迅速に行わなければならない事情も少なからず存在する。
例えば、公道上での作業の場合や、車両の出入りが頻繁で停車時間を長く確保できない工場の敷地内等での作業は、できる限り素早く、荷積み又は荷卸し作業を遂行する必要がある。さらには、車両の停車場所が、立設する支柱が不安定となり、安全性の確保が困難な未整備地盤等の場合も考えられる。かかる状況では、転落防止装置の使用が制限され、十分な機能が発揮できない問題がある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、荷積み地又は荷卸し地の状況及び作業環境に影響されることなく、簡易かつ迅速に、作業者の転落防止措置を講ずることができる車両の転落防止装置を提供することを課題とする。
本考案に係る車両用転落防止装置は、上記の課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、車両又はその荷台の2箇所以上の部位に取付けた複数の支柱に架け渡した横架材を備え、この横架材を車両又はその荷台の上方で水平方向に延在させてなる車両用転落防止装置であって、作業者の身体に装着した安全帯と前記横架材とを接続する命綱を備え、前記安全帯は、前記横架材に対して変位可能に係止され、前記横架材によって案内されて作業者の動きに追随するように移動可能であり、前記支柱は、車両の最大高さ以内に収まるように伸縮することを特徴とする。
上記のような転落防止装置では、作業者は、荷積み又は荷卸し作業の際に、安全帯を横架材に係止し、自らの身体を横架材に係留すればよい。横架材は、荷積み又は荷卸し作業の障害とならず、作業者の自由な動きを可能にし、かつ、積荷又は荷台からの作業者の転落を確実に防止することができる。
前記横架材は、例えばワイヤ又はパイプ等で構成することが好適である。また、命綱と横架材は、命綱に設けたフックを係留可能なリング状の安全体係留部を介して、接続するように構成することができる。
このように構成すれば、前記横架材は、前記安全帯に接続された命綱の端部に設けたフックが、安全帯係留部を介して横架材に係留され、前記命綱を横架材に沿って移動自在とすることができる。
前記支柱は、大径の外管を車両又はその荷台に取付け、外管よりも小径の内管を前記外管内に摺動可能に挿入し、この内管を前記外管から上方に突出させ、これらの突出した内管と内管の間に横架材を架け渡すことが可能である。
前記支柱は、少なくともその一部が折り重なるように畳まれ、使用時には伸張され、これらの支柱間に横架材を架け渡すことができる。
また、前記支柱は、少なくともその一部がスライド可能であり、不使用時は、車両最大高さ以内に収納され、一方、使用時には車両最大高さよりも上方に伸張され、これらの支柱間に横架材を架け渡すものとすることができる。
さらに、前記支柱は、回転自在に設けられ、不使用時は水平方向に沿う状態で車両最大高さ以内に収納され、一方、使用時には垂直方向に立ち上がる構成とすることができる。
すなわち、前記支柱は、支持軸を中心に回転自在であり、不使用時には車両の最大高さ以内に位置するようにセットされ、使用時には、回転してその先端が車両の最大高さ以上に突出し、これらの突出した支柱間に横架材を架け渡すことが可能である。
前記支柱は、例えば、多段式伸縮構造にすることができる。これは、大径の外管を車両又はその荷台に取付け、外管よりも小径の内管を、前記外管内に摺動可能に同心状に挿入し、この内管を前記外管から順次引き出す構造とする。なお、前記安全帯は、例えば、胴ベルト型、ハーネス型等を用いることができる。
以上説明した通り、本考案に係る車両用転落防止装置によれば、車両における荷積み時又は荷卸し時に、簡易かつ迅速に、作業者の転落防止措置を講ずることができる。
本考案に係る転落防止装置を取付けた車両の一例を示す斜視図である。 転落防止装置を所定高さ内に収納した状態を示す図である。 転落防止装置を使用した車両上での作業状況を示す図である。 転落防止装置を使用した車両上での作業状況の他の例を示す図である。 使用時に基部にポールを挿入固定する構造の支持柱を示す斜視図である。 伸縮自在な支持柱について、その収縮状態と伸長状態とを示す斜視図である。 スライドすることにより伸縮する支持柱について、その収縮状態と伸長状態とを示す斜視図である。 基部が回転することで、水平状態と垂直状態とが切り替えられる支持柱を示す図である。 リンク式伸縮構造とした支持柱を示す図であって、収縮状態と伸張状態とを示す。 リンク式伸縮構造とした他の支持柱を示す図であって、収縮状態と伸張状態とを示す。 リンク式伸縮構造とした他の支持柱を示す図であって、収縮状態と伸張状態とを示す。 転落防止装置を設けていない従来の車両の状態を示す図である。
1 20、30、40,50,60,70 支柱
2 横架材(ワイヤ)
3 安全体係留部
4 安全帯
5 取付リング
6a 第1保持具、6b 第2保持具
7 命綱
8 上部フック
9 下部フック
21、22、23 管体
24 締結具
31 ガイド
32 保持具
33 取付部
34 操作レバー
41 回転部
51、61 リンク機構部
52 回動部
53、62 操作部
71 回転中心部
72 操作レバー
100 トラック
101 荷台
101a
101b 妻面
102 運搬物
以下、添付図面を参照して、本考案に係る転落防止装置の実施例について、詳細に説明する。
(第1実施態様)
図1は、本考案に係る転落防止装置を取付けた車両の一例を示す斜視図である。図2は、転落防止装置を所定高さ内に収納した状態を示す図である。
トラック100は、開放形荷台101を備え、その前後方向の荷台の妻面(直角方向に接する側面)101a、101bのそれぞれに支柱1a、1bが取付けられている。この一対の支柱1a、1bの間には、横架材であるワイヤ2が水平方向に架設されている。
荷台101の前妻面101aには、図5に示すように、支柱1aの下端部を挿入可能な保持具6aが設けられ、他方、荷台3の後妻面には、支柱1bの下端部を挿入可能な保持具6bが設置されている。支柱1a、1bは、金属製、かつ円形断面の管材、例えば、亜鉛メッキ又は樹脂被覆鋼管等からなる。
前記支持具6a、6bは、支柱1a、1bを挿入可能な中空部が形成され、中空部内に挿入された支柱1a、1bの下端部を締付けるボルト又はクランプ等の締結具(図示せず)を備える。支柱1a、1bは、この締結具の締付けにより、それぞれ荷台101の前後に堅固に定着される。
前記支柱1a、1b及び横架材2により、車体の前後方向に延びる門形の安全帯支持フレームを荷台101上に形成し、横架材2は、荷台101の全長に亘って車長方向に水平に延びる。
一方、このような転落防止装置は、図2に示すように、支柱1a、1bを支持具6a、6bの内部に挿入することにより、車両限界高さ内に収納することができる。したがって、上記のような転落防止装置を搭載しても走行時に支障が生じることはない。
図3及び図4は、転落防止装置を使用した車両上での作業状況を示す図である。
トラック100の荷台101上に積載した運搬物102は、輸送時の落下等を阻止すべく、荷締め用の紐又はロープ等を用いて荷積み時に堅固に荷締めされる。出荷地の荷積み作業および目的地到着時の荷卸し作業の際には、図3に示す如く、作業者Pが運搬物102上に載り、その荷解き及び荷卸しを行う。
出荷地の荷積み作業および目的地到着時の荷卸し作業の際に、作業者Pは、支柱1a、1bを支持具6a、6bに固定し、かつ、横架材2を支柱1a、1bに組付けた後、これらの支柱1a、1bを所望の長さに調整し、作業に適した高さに横架材2を位置決めする。作業者Pは、身体の腰部に巻付けて装着した安全帯4に接続した命綱7の上部フック8を、環状の安全帯係留部3を介して、横架材2に係止する。すなわち、この安全帯4は、作業者の腰部に装着する胴ベルト6と、この胴ベルト6に繋がる命綱7と、この命綱7の先端に設けられた上部フック8から構成されている。
安全帯4の取付けリング5には命綱7の下部フック9を係止し、これにより、安全帯4を介して自らの身体が横架材2に係留される。このとき、上部フック8は、作業者Pの動きに追随して横架材2上を自由に移動する。
安全帯4には、命綱7の他端に連結され、この命綱7を巻取り及び繰り出し可能に収容する図示しない巻取り装置(リール機構)を設けてもよい。この場合の巻取り装置は、このリール機構に連結され作業者の落下時の衝撃荷重を吸収し緩和する緩衝体(図示せず)と、この緩衝体の端部に取り付けられた取付リング5と、この取付リング5に装着され作業者の胴体に巻き付ける胴ベルト6とを備えるものである。このような構造の安全帯4は、胴ベルト6を取付リング5に通して作業服の上から装着するとともに、前記横架材2に上部フックを掛け止めし、図示しない巻取り装置によって命綱7の長さを調整して使用される。
作業者Pは、上記のような安全帯4を装着すれば、不意の突風等、何らかの原因によりバランスを失い、積荷又は荷台3から転落しそうになった場合でも、作業者Pの身体が横架材2によって懸吊されるので、転落が確実に阻止される。
なお、支柱1a、1b及び横架材2は、荷積み時又は荷卸し時に上述の如く簡易に組立てることが可能であるが、荷積み又は荷卸し作業の完了時には、容易に車両最大高さから突出しない低い位置に収納することができる。支柱1a、1bは、車両の走行中には、荷台3の前後に収縮状態で収納され、トラックの走行には支障がない。
(第2実施態様)
図6は、本考案の転落防止装置の第2実施態様を示す斜視図である。図6には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱20を、伸縮構造とした転落防止装置が示されている。
この第2実施態様では、支柱20の構造のみが第1実施態様と異なり、他の部分は同一構造であるので説明を省略する。
本実施態様において、支柱20は多段式伸縮構造であって、各々直径が異なる複数の管体21、22、23を入れ子式に組み合わせたものである。管体21、22、23の直径は、上部から下部に向かって漸次拡大し、各管体の係合部分には、各管体の相対位置(伸縮位置)を固定するボルト等の締結具24が配設される。最下部の管体23は、支柱の保持部に相当するものである。横架材2は、支柱20の長さ調節により、積荷の高さや作業者Pの身長等に相応した任意の高さ(レベル)に位置決めされる。
(第3実施態様)
図7は、本考案の転落防止装置の第3実施態様を示す斜視図である。図7には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱30を、伸縮構造とした転落防止装置が示されている。
この第3実施態様では、支柱30の構造が第1実施態様と異なり、他は同一の構造であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
長尺の支柱30は、車両の荷台の前後の妻面101a、101bに取付けられ、垂直方向に所定の間隔をおいて並設された中空のパイプ状のガイド31、31に挿通され、上下方向に摺動自在となっている。また、支柱30の基部は、中空円筒状で上面が開口した保持具32内に保持される。この保持具32は、車両の荷台の側面等に固定されている。さらに、支柱30の下部側面には、取付片33を介して、操作レバー34が接合されている。
不使用時は、支柱30の基部が保持具32内に挿入され、支柱の高さは車両内の所定長さとなっている。一方、使用時には、操作レバー34を上方に移動させ、支柱30の基部を保持具32から離脱させ、上方に持ち上げる。支柱30の高さが所望の高さに達したら、ガイド31を貫通する図示しないネジ等のストッパで支柱30を固定する。
(第4実施態様)
図8は、本考案の転落防止装置の第4実施態様を示す斜視図である。図8には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱40を回転させることで、その不使用時と使用時の位置を変更可能な構造とした転落防止装置が示されている。
支柱40は、その基部に設けた回転部41の回転により、水平位置から垂直位置まで回転可能である。したがって、不使用時は水平に延在する状態となり車両限界高さ内に収納され、使用時には、垂直位置まで回転して直立し、所定の高さとなる。
この第4実施態様では、支柱40の構造のみが第1実施態様と異なり、他の部分は同一構造であるので説明を省略する。
(第5実施態様)
図9は、本考案の転落防止装置の第4実施態様を示す斜視図である。図8には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱50を伸縮させることで、その不使用時と使用時の高さを変更可能な構造とした転落防止装置が示されている。
支柱50は、パンタグラフ状のリンク機構部51を備え、その基部に設けた操作部53を操作することにより、リンク機構部51の回動部52が回動することにより全体が上下方向に伸縮する。したがって、不使用時は収縮して車両限界高さ内に収納され、使用時には、伸張して所定の高さとなる。
この第5実施態様では、支柱50の構造のみが第1実施態様と異なり、他の部分は同一構造であるので説明を省略する。
(第6実施態様)
図10は、本考案の転落防止装置の第4実施態様を示す斜視図である。図10には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱60を伸縮させることで、その不使用時と使用時の高さを変更可能な構造とした転落防止装置が示されている。
支柱60は、平行四辺形のリンク機構部61を備え、その基部に設けた操作部62を操作することにより、リンク機構部61の回動により全体が上下方向に伸縮する。したがって、不使用時は収縮して車両限界高さ内に収納され、使用時には、伸張して所定の高さとなる。
この第6実施態様では、支柱60の構造のみが第1実施態様と異なり、他の部分は同一構造であるので説明を省略する。
(第7実施態様)
図11は、本考案の転落防止装置の第4実施態様を示す斜視図である。図11には、荷台101の前後の妻面101a、101bに取付けられる支柱70を伸縮させることで、その不使用時と使用時の高さを変更可能な構造とした転落防止装置が示されている。
支柱70は、回転中心部71を中心に回転可能であり、回転中心部71において所定角度で折り曲がった「く」の字型で、その一端には操作レバー72が連結されている。この操作レバー72を持って、回転中心部71を中心に回転させることで、不使用時は収縮して車両限界高さ内に収納され、使用時には、伸張して所定の高さとなる。
この第7実施態様では、支柱70の構造のみが第1実施態様と異なり、他の部分は同一構造であるので説明を省略する。
以上、本考案の好適な実施例について詳細に説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、上記実施態様では、単一の横架材2が、車体中央上部に車長方向に配置されているが、複数の横架材2を車体前後方向に平行に配置してよい。また、横架材2を荷台101の車幅方向又は対角線方向に配向しても良い。
また、上記実施態様では、横架材2をワイヤ又はパイプとして説明したが、横架材2は、木製、竹製又は樹脂製の線型部材により形成してもよい。なお、横架材2は、中空角材、中実棒状材料、或いは、紐、ロープ等の可撓性線型部材とすることができる。
以上のように、横架材2は、高所作業時に、任意の高さに保持して使用出来るので、どのような場所に移動しても使用できる。
また、高い位置に配した横架材に安全帯のフック係留部を設けることで、作業者が誤って車両上から転落しても、地面まで落下しない高さが確保でき、落下距離が短いため、傷害の程度を軽減させることができる。

Claims (6)

  1. 車両又はその荷台の2箇所以上の部位に取付けた複数の支柱に架け渡した横架材を備え、この横架材を車両又はその荷台の上方で水平方向に延在させてなる車両用転落防止装置であって、
    作業者の身体に装着した安全帯と前記横架材とを接続する命綱を備え、
    前記安全帯は、前記横架材に対して変位可能に係止され、前記横架材によって案内されて作業者の動きに追随するように移動可能であり、
    前記支柱は、車両の最大高さ以内に収まるように伸縮することを特徴とする車両用転落防止装置。
  2. 前記横架材はワイヤ又はパイプからなり、前記安全帯に接続された命綱の端部に設けたフックが横架材に係留され、前記命綱が横架材に沿って移動自在であることを特徴とする請求項1に記載の車両用転落防止装置。
  3. 前記支柱は、大径の外管を車両又はその荷台に取付け、外管よりも小径の内管を前記外管内に摺動可能に挿入し、この内管を前記外管から上方に突出させ、これらの突出した内管と内管の間に横架材を架け渡すことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用転落防止装置。
  4. 前記支柱は、少なくともその一部がスライド可能であり、不使用時は、車両最大高さ以内に収納され、一方、使用時には車両最大高さよりも上方に伸張され、これらの支柱間に横架材を架け渡すことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用転落防止装置。
  5. 前記支柱は、少なくともその一部が折り重なるように畳まれ、不使用時は、車両最大高さ以内に収納され、一方、使用時には伸張され、これらの支柱間に横架材を架け渡すことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用転落防止装置。
  6. 前記支柱は、支持軸を中心に回転自在であり、不使用時には車両の最大高さ以内に位置するようにセットされ、使用時には、回転してその先端が車両の最大高さ以上に突出し、これらの突出した支柱間に横架材を架け渡すことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用転落防止装置。
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