JP3175470B2 - ハイマウントストップランプ取付構造 - Google Patents
ハイマウントストップランプ取付構造Info
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- JP3175470B2 JP3175470B2 JP5749194A JP5749194A JP3175470B2 JP 3175470 B2 JP3175470 B2 JP 3175470B2 JP 5749194 A JP5749194 A JP 5749194A JP 5749194 A JP5749194 A JP 5749194A JP 3175470 B2 JP3175470 B2 JP 3175470B2
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- Japan
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- stop lamp
- mount stop
- locking tongue
- window glass
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックドアに取付られ
るハイマウントストップランプ取付構造に関し、特に取
付精度が良く且つ取付けが容易な生産性が良いハイマウ
ントストップランプ取付構造に関する。
るハイマウントストップランプ取付構造に関し、特に取
付精度が良く且つ取付けが容易な生産性が良いハイマウ
ントストップランプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のハイマウントストップラン
プ取付構造としては、例えば実開平1−104841号
公報などに示すものがある。かかる従来のハイマウント
ストップランプ取付構造の断面図を図6に示す。図6に
おいて、符号25はリアウインドウガラスであり、ハイ
マウントストップランプ26は、リアウインドウガラス
25に対して密着するように配設されて、その下面がバ
ックドアインナパネル27に対してボルト28とナット
29で締着されて固定される。
プ取付構造としては、例えば実開平1−104841号
公報などに示すものがある。かかる従来のハイマウント
ストップランプ取付構造の断面図を図6に示す。図6に
おいて、符号25はリアウインドウガラスであり、ハイ
マウントストップランプ26は、リアウインドウガラス
25に対して密着するように配設されて、その下面がバ
ックドアインナパネル27に対してボルト28とナット
29で締着されて固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来
例のハイマウントストップランプ取付構造では、バック
ドアインナパネル27に対して取り付ける構造となって
いるため、リアウインドウガラス25との間の精度を出
すことが困難であり、従ってリアウインドウガラス25
との間に隙間ができ、赤色光が洩れて後方視界が悪化す
るという問題がある。そのため、ハイマウントストップ
ランプ26の取り付け作業において、ハイマウントスト
ップランプ26をリアウインドウガラス25に押さえつ
けながら、締着作業を行う必要があり、水平に近い開扉
状態では、ハイマウントストップランプ26の落下のお
それや、取付位置を正確に決めることが困難であるとい
う問題があった。本発明はかかる問題点に鑑みなされた
もので、作業性を向上させることができ、またハイマウ
ントストップランプとリアウインドウガラスとの間の隙
間を小さくできるハイマウントストップランプ取付構造
を提供することを目的とする。
例のハイマウントストップランプ取付構造では、バック
ドアインナパネル27に対して取り付ける構造となって
いるため、リアウインドウガラス25との間の精度を出
すことが困難であり、従ってリアウインドウガラス25
との間に隙間ができ、赤色光が洩れて後方視界が悪化す
るという問題がある。そのため、ハイマウントストップ
ランプ26の取り付け作業において、ハイマウントスト
ップランプ26をリアウインドウガラス25に押さえつ
けながら、締着作業を行う必要があり、水平に近い開扉
状態では、ハイマウントストップランプ26の落下のお
それや、取付位置を正確に決めることが困難であるとい
う問題があった。本発明はかかる問題点に鑑みなされた
もので、作業性を向上させることができ、またハイマウ
ントストップランプとリアウインドウガラスとの間の隙
間を小さくできるハイマウントストップランプ取付構造
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は車両のリアウインドウガラスに面してバ
ックドアインナパネルに締着具にて取り付けられるハイ
マウントストップランプの取付構造において、ハイマウ
ントストップランプのハウジングが、ハイマウントスト
ップランプのレンズ周囲から突出して前記リアウインド
ウガラスの内面に対向する突出端面を有すると共に前記
バックドアインナパネルに形成された開口部に係合保持
可能な係止舌片を有し、前記係止舌片は、ハイマウント
ストップランプ取付の際に前記開口部に係合保持された
時に、ハイマウントストップランプの前後方向に関して
ハイマウントストップランプの重心位置よりもリアウイ
ンドウガラス寄りに来るように設けられる。また、前記
係止舌片が弾性変形可能な舌片であって、前記開口部を
前記係止舌片と設計上正規に対向する位置よりもリアウ
インドウガラス寄りの位置に形成させるとよい。前記係
止舌片には、前記開口部の端部に係止可能な突起が設け
られるとよい。前記係止舌片の位置は、前記締着具の取
付位置とハイマウントストップランプの前後方向に関し
てオフセットされているとよい。さらに、前記係止舌片
は、前記ハウジングと一体的に形成することができる。
めに、本発明は車両のリアウインドウガラスに面してバ
ックドアインナパネルに締着具にて取り付けられるハイ
マウントストップランプの取付構造において、ハイマウ
ントストップランプのハウジングが、ハイマウントスト
ップランプのレンズ周囲から突出して前記リアウインド
ウガラスの内面に対向する突出端面を有すると共に前記
バックドアインナパネルに形成された開口部に係合保持
可能な係止舌片を有し、前記係止舌片は、ハイマウント
ストップランプ取付の際に前記開口部に係合保持された
時に、ハイマウントストップランプの前後方向に関して
ハイマウントストップランプの重心位置よりもリアウイ
ンドウガラス寄りに来るように設けられる。また、前記
係止舌片が弾性変形可能な舌片であって、前記開口部を
前記係止舌片と設計上正規に対向する位置よりもリアウ
インドウガラス寄りの位置に形成させるとよい。前記係
止舌片には、前記開口部の端部に係止可能な突起が設け
られるとよい。前記係止舌片の位置は、前記締着具の取
付位置とハイマウントストップランプの前後方向に関し
てオフセットされているとよい。さらに、前記係止舌片
は、前記ハウジングと一体的に形成することができる。
【0005】
【作用】ハイマウントストップランプの取付作業は、バ
ックドアを開放した状態即ちドアを上方へ回動させた略
水平状態で行われるため、その取付時に前記係止舌片と
前記開口部とを係合保持することにより、ハイマウント
ストップランプを前記バックドアインナパネルに仮保持
することができ、この時フロントカバーには、上側がリ
アウインドウから離れる方向へのモーメントが作用する
が、前記係止舌片は、ハイマウントストップランプの前
後方向に関してハイマウントストップランプの重心位置
よりもリアウインドウガラス寄りに来るように設けられ
ているので、前記係止舌片の突起と開口部端部との係止
によって、フロントカバーの転倒を防止することができ
る。従って、締着具で両者を取り付ける際にその取付作
業を極めて容易にすることができる。特に、係止舌片を
弾性変形可能な舌片として、開口部をリアウインドウガ
ラス寄りに位置付けると、開口部とリアウインドウガラ
スとの位置の精度が出ていなくても、ハイマウントスト
ップランプはリアウインドウガラス寄りに保持されるこ
とになる。逆に、精度が出ている場合には、開口部がリ
アウインドウガラス寄りになっている分だけ誤差が出る
が、係止舌片の弾性によってその誤差分を吸収すること
ができる。こうして、常にハイマウントストップランプ
がリアウインドウガラス寄りに保持されるので、その突
出端面がリアウインドウガラスと密着することができ、
ハイマウントストップランプの光漏れを低減させること
ができる。係止舌片に、その端部に係止可能な突起を設
ければ、安定性が悪い状態でバックドアインナパネルに
仮保持された時にも、ハイマウントストップランプの転
倒を防止することができる。さらに、係止舌片の位置と
締着具の取付位置とがオフセットされていれば、締着終
了後のバックドアインナパネルとの取付剛性を向上させ
ることができ、ハイマウントストップランプの転倒を排
除できる。また、係止舌片をフロントカバーと一体に形
成すれば、部品点数を増加させる必要がない。
ックドアを開放した状態即ちドアを上方へ回動させた略
水平状態で行われるため、その取付時に前記係止舌片と
前記開口部とを係合保持することにより、ハイマウント
ストップランプを前記バックドアインナパネルに仮保持
することができ、この時フロントカバーには、上側がリ
アウインドウから離れる方向へのモーメントが作用する
が、前記係止舌片は、ハイマウントストップランプの前
後方向に関してハイマウントストップランプの重心位置
よりもリアウインドウガラス寄りに来るように設けられ
ているので、前記係止舌片の突起と開口部端部との係止
によって、フロントカバーの転倒を防止することができ
る。従って、締着具で両者を取り付ける際にその取付作
業を極めて容易にすることができる。特に、係止舌片を
弾性変形可能な舌片として、開口部をリアウインドウガ
ラス寄りに位置付けると、開口部とリアウインドウガラ
スとの位置の精度が出ていなくても、ハイマウントスト
ップランプはリアウインドウガラス寄りに保持されるこ
とになる。逆に、精度が出ている場合には、開口部がリ
アウインドウガラス寄りになっている分だけ誤差が出る
が、係止舌片の弾性によってその誤差分を吸収すること
ができる。こうして、常にハイマウントストップランプ
がリアウインドウガラス寄りに保持されるので、その突
出端面がリアウインドウガラスと密着することができ、
ハイマウントストップランプの光漏れを低減させること
ができる。係止舌片に、その端部に係止可能な突起を設
ければ、安定性が悪い状態でバックドアインナパネルに
仮保持された時にも、ハイマウントストップランプの転
倒を防止することができる。さらに、係止舌片の位置と
締着具の取付位置とがオフセットされていれば、締着終
了後のバックドアインナパネルとの取付剛性を向上させ
ることができ、ハイマウントストップランプの転倒を排
除できる。また、係止舌片をフロントカバーと一体に形
成すれば、部品点数を増加させる必要がない。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して本発明のハイマウントス
トップランプ取付構造の実施例を説明する。図1は本実
施例を示す図5のB−B断面図である。本実施例のハイ
マウントストップランプ15のハウジング30は、フロ
ントカバー6とリアカバー5から構成される。フロント
カバー6は、その前部にレンズ3が固着され、レンズ3
の周囲には、レンズ3から突出してリアウインドウガラ
ス1の内面に密接可能な曲面を持つ突出端面7が形成さ
れる。また、フロントカバー6の内側にはバルブ4とリ
フレクター9が固定される。
トップランプ取付構造の実施例を説明する。図1は本実
施例を示す図5のB−B断面図である。本実施例のハイ
マウントストップランプ15のハウジング30は、フロ
ントカバー6とリアカバー5から構成される。フロント
カバー6は、その前部にレンズ3が固着され、レンズ3
の周囲には、レンズ3から突出してリアウインドウガラ
ス1の内面に密接可能な曲面を持つ突出端面7が形成さ
れる。また、フロントカバー6の内側にはバルブ4とリ
フレクター9が固定される。
【0007】フロントカバー6の中央上面端部には挟持
部材18が形成される(図2参照)と共に、その中央下
面端部には爪片12が形成される。また、その中央下面
には、弾性変形可能な断面N形状の係止舌片14が一体
的に形成され、係止舌片14の前面には、突起20が形
成される。一方のリアカバー5は、中央上面端部に前記
挟持部材18に係止可能な突起19が形成される(図2
参照)と共に、その中央下面端部には、前記爪片12を
係止可能な係合孔11が形成される。2はバックドアイ
ンナパネルであり、ハイマウントストップランプ15が
取り付けられたとき、前記係止舌片14に対向する位置
に開口部21が形成されている。開口部21の位置とし
ては、係止舌片14と設計上正規に対向する位置よりも
リアウインドウガラス1寄りの位置に形成させる。その
偏位は、バックドアインナパネル2とリアウインドウガ
ラス1との間の起こり得る取付誤差に相当する量とする
と良い。
部材18が形成される(図2参照)と共に、その中央下
面端部には爪片12が形成される。また、その中央下面
には、弾性変形可能な断面N形状の係止舌片14が一体
的に形成され、係止舌片14の前面には、突起20が形
成される。一方のリアカバー5は、中央上面端部に前記
挟持部材18に係止可能な突起19が形成される(図2
参照)と共に、その中央下面端部には、前記爪片12を
係止可能な係合孔11が形成される。2はバックドアイ
ンナパネルであり、ハイマウントストップランプ15が
取り付けられたとき、前記係止舌片14に対向する位置
に開口部21が形成されている。開口部21の位置とし
ては、係止舌片14と設計上正規に対向する位置よりも
リアウインドウガラス1寄りの位置に形成させる。その
偏位は、バックドアインナパネル2とリアウインドウガ
ラス1との間の起こり得る取付誤差に相当する量とする
と良い。
【0008】このように構成されたハイマウントストッ
プランプ取付構造にあっては、バックドアへの取付の際
に、まずフロントカバー6をリアカバー5と分離した状
態で弾性変形可能な係止舌片14を突起20がバックド
アインナパネル2の開口部21端部に係止するようにし
て押し入れる。このとき、開口部21とリアウインドウ
ガラス1との位置の精度が出ていなくても、開口部21
の位置がリアウインドウガラス1よりの位置になってい
るため、ハイマウントストップランプ15はリアウイン
ドウガラス1寄りに保持されることになる。逆に、精度
が出ている場合には、開口部21がリアウインドウガラ
ス1寄りになっている分だけ誤差が出るが、係止舌片1
4の弾性によってその誤差分を吸収することができる。
従って、常にハイマウントストップランプ15がリアウ
インドウガラス1寄りに保持されるので、その突出端面
7がリアウインドウガラス1と密着することができ、ハ
イマウントストップランプ15の光漏れを低減させるこ
とができる。
プランプ取付構造にあっては、バックドアへの取付の際
に、まずフロントカバー6をリアカバー5と分離した状
態で弾性変形可能な係止舌片14を突起20がバックド
アインナパネル2の開口部21端部に係止するようにし
て押し入れる。このとき、開口部21とリアウインドウ
ガラス1との位置の精度が出ていなくても、開口部21
の位置がリアウインドウガラス1よりの位置になってい
るため、ハイマウントストップランプ15はリアウイン
ドウガラス1寄りに保持されることになる。逆に、精度
が出ている場合には、開口部21がリアウインドウガラ
ス1寄りになっている分だけ誤差が出るが、係止舌片1
4の弾性によってその誤差分を吸収することができる。
従って、常にハイマウントストップランプ15がリアウ
インドウガラス1寄りに保持されるので、その突出端面
7がリアウインドウガラス1と密着することができ、ハ
イマウントストップランプ15の光漏れを低減させるこ
とができる。
【0009】係止舌片14は、圧縮された状態で開口部
21に挿入されて、フロントカバー6を係合保持する。
レンズ3及びリフレクター9を含めたフロントカバー6
の重心は、略レンズ3の中心線を通る鉛直方向上にあ
り、その延長上がバックドアインナパネル2に支持され
ていないので、フロントカバー6には、図1において時
計回りのモーメントが作用するが、突起20と開口部2
1端部との間の係止によって、フロントカバー6の転倒
を防止する。フロントカバー6がバックドアインナパネ
ル2にリアウインドウガラス1に密着して仮保持された
状態で、図4に示したようにバックドアインナパネル2
に締着具としてのボルト31とナット32で締着を行
う。次に、リアカバー5の突起19をリアカバー5の挟
持部材18に係止すると共に、フロントカバー6の爪片
12をリアカバー5の係合孔に挿入して、両者を仮結合
し、最後にボルト止めを行う。このように、作業者はハ
イマウントストップランプ15を支える必要なく、その
取付作業を行うことができるので、作業性を向上させる
ことができる。
21に挿入されて、フロントカバー6を係合保持する。
レンズ3及びリフレクター9を含めたフロントカバー6
の重心は、略レンズ3の中心線を通る鉛直方向上にあ
り、その延長上がバックドアインナパネル2に支持され
ていないので、フロントカバー6には、図1において時
計回りのモーメントが作用するが、突起20と開口部2
1端部との間の係止によって、フロントカバー6の転倒
を防止する。フロントカバー6がバックドアインナパネ
ル2にリアウインドウガラス1に密着して仮保持された
状態で、図4に示したようにバックドアインナパネル2
に締着具としてのボルト31とナット32で締着を行
う。次に、リアカバー5の突起19をリアカバー5の挟
持部材18に係止すると共に、フロントカバー6の爪片
12をリアカバー5の係合孔に挿入して、両者を仮結合
し、最後にボルト止めを行う。このように、作業者はハ
イマウントストップランプ15を支える必要なく、その
取付作業を行うことができるので、作業性を向上させる
ことができる。
【0010】また、図1の係止舌片14の位置と図4の
ボルト取付位置がハイマウントストップランプ15の前
後方向にオフセットされているため、バックドアインナ
パネル2への取付後もハイマウントストップランプに作
用するモーメントに対する剛性を向上でき、ハイマウン
トストップランプ15が転倒することを防止できる。さ
らに、図3に詳細に示したように、フロントカバー6の
レンズ3下の前部分22を含むフロントカバー6の各部
分と、係止舌片14の中央片23は略平行か、またはや
や後方に対して広がる形状となっている。これによっ
て、フロントカバー6の成形にあたって型抜きを問題な
く行うことができる(型抜きの方向は、図3の矢印A方
向)。従って係止舌片14をフロントカバー6と一体に
成形する事が可能である。
ボルト取付位置がハイマウントストップランプ15の前
後方向にオフセットされているため、バックドアインナ
パネル2への取付後もハイマウントストップランプに作
用するモーメントに対する剛性を向上でき、ハイマウン
トストップランプ15が転倒することを防止できる。さ
らに、図3に詳細に示したように、フロントカバー6の
レンズ3下の前部分22を含むフロントカバー6の各部
分と、係止舌片14の中央片23は略平行か、またはや
や後方に対して広がる形状となっている。これによっ
て、フロントカバー6の成形にあたって型抜きを問題な
く行うことができる(型抜きの方向は、図3の矢印A方
向)。従って係止舌片14をフロントカバー6と一体に
成形する事が可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハイマウントストップランプのハウジングに、バックド
アインナパネルに設けられた開口部に係合保持可能な係
止舌片が設けられ、前記係止舌片は前記開口部に係合保
持可能としたので、ハイマウントストップランプの取付
の際に、バックドアインナパネルにフロントカバーを仮
保持させることができ、この時フロントカバーには、上
側がリアウインドウから離れる方向へのモーメントが作
用するが、前記係止舌片は、ハイマウントストップラン
プの前後方向に関してハイマウントストップランプの重
心位置よりもリアウインドウガラス寄りに来るように設
けられているので、前記係止舌片の突起と開口部端部と
の係止によって、フロントカバーの転倒を防止すること
ができ、取付が容易になり、作業効率を向上させること
ができる。特に、係止舌片を弾性変形可能な舌片とし
て、開口部をリアウインドウガラス寄りに位置付ける
と、常にハイマウントストップランプの突出端面がリア
ウインドウガラスと密着することができ、ハイマウント
ストップランプの光漏れを低減させることができる。
ハイマウントストップランプのハウジングに、バックド
アインナパネルに設けられた開口部に係合保持可能な係
止舌片が設けられ、前記係止舌片は前記開口部に係合保
持可能としたので、ハイマウントストップランプの取付
の際に、バックドアインナパネルにフロントカバーを仮
保持させることができ、この時フロントカバーには、上
側がリアウインドウから離れる方向へのモーメントが作
用するが、前記係止舌片は、ハイマウントストップラン
プの前後方向に関してハイマウントストップランプの重
心位置よりもリアウインドウガラス寄りに来るように設
けられているので、前記係止舌片の突起と開口部端部と
の係止によって、フロントカバーの転倒を防止すること
ができ、取付が容易になり、作業効率を向上させること
ができる。特に、係止舌片を弾性変形可能な舌片とし
て、開口部をリアウインドウガラス寄りに位置付ける
と、常にハイマウントストップランプの突出端面がリア
ウインドウガラスと密着することができ、ハイマウント
ストップランプの光漏れを低減させることができる。
【0012】係止舌片に、その端部に係止可能な突起を
設ければ、安定性が悪い状態でバックドアインナパネル
に仮保持された時にも、ハイマウントストップランプの
転倒を防止することができる。さらに、係止舌片の位置
と締着具の取付位置とがオフセットされていれば、締着
取付後にバックドアインナパネルとの取付剛性を向上さ
せることができ、ハイマウントストップランプの転倒を
排除できる。また、係止舌片をフロントカバー一体に形
成すれば、部品点数を増加させずに上記効果を持たせる
ことができる。
設ければ、安定性が悪い状態でバックドアインナパネル
に仮保持された時にも、ハイマウントストップランプの
転倒を防止することができる。さらに、係止舌片の位置
と締着具の取付位置とがオフセットされていれば、締着
取付後にバックドアインナパネルとの取付剛性を向上さ
せることができ、ハイマウントストップランプの転倒を
排除できる。また、係止舌片をフロントカバー一体に形
成すれば、部品点数を増加させずに上記効果を持たせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイマウントストップランプ取付
構造の実施例の図5のB−B断面図である。
構造の実施例の図5のB−B断面図である。
【図2】図1のハイマウントストップランプ上部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図3】図1のハイマウントストップランプ下部の拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】図1のハイマウントストップランプの図5のC
−C断面図である。
−C断面図である。
【図5】ハイマウントストップランプの背面図である。
【図6】従来のハイマウントストップランプの取付構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【符号の説明】 1 リアウインドウガラス 2 バックドアインナパネル 3 レンズ 7 突出端面 14 係止舌片 15 ハイマウントストップランプ 20 突起 21 開口部 30 ハウジング 31 ボルト(締着具) 32 ナット(締着具)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−175345(JP,A) 特開 平4−133834(JP,A) 特開 平3−88858(JP,A) 特開 昭60−226336(JP,A) 実開 平7−4164(JP,U) 実開 平1−104841(JP,U) 実開 昭61−67222(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/44
Claims (5)
- 【請求項1】 車両のリアウインドウガラスに面してバ
ックドアインナパネルに締着具にて取り付けられるハイ
マウントストップランプの取付構造において、ハイマウ
ントストップランプのハウジングが、ハイマウントスト
ップランプのレンズ周囲から突出して前記リアウインド
ウガラスの内面に対向する突出端面を有すると共に前記
バックドアインナパネルに形成された開口部に係合保持
可能な係止舌片を有し、前記係止舌片は、ハイマウント
ストップランプ取付の際に前記開口部に係合保持された
時に、ハイマウントストップランプの前後方向に関して
ハイマウントストップランプの重心位置よりもリアウイ
ンドウガラス寄りに来るように設けられるハイマウント
ストップランプ取付構造。 - 【請求項2】 前記係止舌片が弾性変形可能な舌片であ
って、前記開口部は前記係止舌片と設計上正規に対向す
る位置よりもリアウインドウガラス寄りの位置に形成さ
れる請求項1記載のハイマウントストップランプ取付構
造。 - 【請求項3】 前記係止舌片には、前記開口部の端部に
係止可能な突起が設けられる請求項1又は2記載のハイ
マウントストップランプ取付構造。 - 【請求項4】 前記係止舌片の位置は、前記締着具の取
付位置とハイマウントストップランプの前後方向に関し
てオフセットされている請求項1ないし3のいずれか記
載のハイマウントストップランプ取付構造。 - 【請求項5】 前記係止舌片は、前記ハウジングと一体
的に形成される請求項1ないし4のいずれか記載のハイ
マウントストップランプ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5749194A JP3175470B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | ハイマウントストップランプ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5749194A JP3175470B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | ハイマウントストップランプ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257272A JPH07257272A (ja) | 1995-10-09 |
JP3175470B2 true JP3175470B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=13057202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5749194A Expired - Fee Related JP3175470B2 (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | ハイマウントストップランプ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175470B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP5749194A patent/JP3175470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07257272A (ja) | 1995-10-09 |
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