JP3174971U - 塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】プライマーを必要な部分だけに塗布できるようにし、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができるようにし、かつ、資源の無駄遣いを少くする塗布具を提供する。
【解決手段】グリップ部3の先に薄板部4を有するヘラ1と、前記ヘラ1の先端部に被せられる状態で着脱自在に取り付けられ、外側に綿状の短繊維を有するハケ部2とからなる。ヘラ1の先端部には複数の凹凸5,6を設け、摩擦を大きくして塗装作業中にハケ部2がヘラ1から抜け出ないようにする。ハケ部2は、内側を硬質繊維で織った布シートで形成し、その外側に短繊維を植毛したものであり、その先端部は斜めに成形され、塗装作業がし易くなるようにしている。塗布作業が終わったら使用済みのハケ部2をヘラ1から取り外し、それだけを捨てるようにして、資源の無駄削減を図る。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車窓枠へフロントガラスやリアガラス等を取り付ける際に、窓枠やガラスに接着剤のプライマーを塗布するのに好適な塗布具に関するものである。
図6は、自動車フロントガラス取付部のプライマー塗布部分を示す図である。図6において、21は自動車ボデー、22はフロントガラスである。
自動車ボデー21へのフロントガラス22の取り付けは、接着剤を用いて行われるが、接着剤を適用する前に、自動車ボデー21とフロントガラス22の接着部分に液状のプライマー(接着付与剤)を塗布する必要がある。図6の場合では、自動車ボデー21に形成されたフロントガラス取付部23のフロントガラス22を受ける部分及びフロントガラス22のボデー対向面の周縁部にプライマーを塗布する。なお、図6中、符号24で示す部分がプライマー塗布部である。
フロントガラス取付部23やフロントガラス22にプライマーを塗布するには、従来、図7に示すようなハケ状の塗布具が用いられている。この塗布具は、針金を撚って形成した軸芯25の先端部に、アクリル繊維よりなる繊維綿26を取り付けたものである。この繊維綿26にプライマーを含浸させて塗布する。
なお、このような塗布具に関連する従来文献としては、例えば、特許文献1がある。
実開昭51−9053号公報
しかしながら、上記従来の塗布具には、繊維綿26が丸みを帯びているため、塗布する際に、必要な部分に塗布されるだけでなくその外側部分にまでプライマーがはみ出し易いという問題点があった。また、軸芯25が曲がり易く安定しないため、作業性が悪く、しかも、繊維綿26のプライマーの吸収性が十分でなく、しかもプライマーが黒色であるため、作業中、プライマーが垂れ落ちて床を汚してしまったり、手が汚れてしまったりするという問題点もあった。さらに、プライマーを一度塗布するごとに使い捨てにしているため資源の無駄遣いになる上、軸芯25が金属の針金でできているため産業廃棄物として処理しなければならないという問題点もあった。
本考案は、そのような問題点に鑑み、プライマーを必要な部分だけに塗布できるようにし、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができるようにし、かつ、資源の無駄遣いを最少限にすることを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1にかかる考案は、グリップ部の先に薄板部を有するヘラと、前記ヘラの先端部に被せられる状態で着脱自在に取り付けられ、外側に綿状の短繊維を有するハケ部とからなることを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる考案は、請求項1にかかる考案において、前記ハケ部の
先端部が斜めに成形されたことを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる考案は、請求項1又は2にかかる考案において、前記ヘラの先端部の前記ハケ部で覆われる部分に複数の凹凸を設けたことを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる考案は、請求項3にかかる考案において、前記ハケ部は、内側を硬質繊維で織った布シートで形成し、その外側に短繊維を植毛したものであることを特徴とする。
また、本願の請求項5にかかる考案は、バネ力により板片を上下から挟み込んで把持する挟持片を先端に有する保持具と、板片の一側両面及び端縁を覆うように多孔質片が固着され、該板片の他側が前記保持具の挟持片で着脱自在に把持されるハケ部とからなることを特徴とする。
また、本願の請求項6にかかる考案は、請求項5にかかる考案において、前記保持具の上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くしたことを特徴とする。
本考案の塗布具は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1にかかる考案においては、グリップ部の先に薄板部を有するヘラの先端部に被せられる状態でハケ部を着脱自在に取り付けるようにしたので、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができ、また、ハケ部は先端部が細長状になるため、必要な部分だけに塗布できるようになり、しかも、ハケ部が着脱自在に取り付けられるので、ハケ部だけを使い捨てにでき、資源の無駄遣いを最少限にできる。
また、請求項2にかかる考案においては、請求項1にかかる塗布具において、ハケ部の先端部を斜めに成形したので、塗装作業がより容易になる。
また、請求項3にかかる考案においては、請求項1又は2にかかる塗布具において、ヘラの先端部の前記ハケ部で覆われる部分に複数の凹凸を設けたので、ハケ部との摩擦が大きくなり、塗装作業中にハケ部が抜け出ないようになって安定する。
また、請求項4にかかる考案においては、請求項3にかかる塗布具において、ハケ部は、内側を硬質繊維で織った布シートで形成し、その外側に短繊維を植毛したものを用いるようにしたので、前記凹凸との関係でヘラとの間の摩擦力がより一層大きくなって、ハケ部がより一層安定する。
また、請求項5にかかる考案においては、バネ力により板片を上下から挟み込んで把持する保持具の挟持片で、一側両面及び端縁を覆うように多孔質片が固着されたハケ部板片の他側を着脱自在に把持するようにしたので、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができ、また、ハケ部は先端部が細長状になるため、必要な部分だけに塗布できるようになり、しかも、ハケ部が着脱自在に設けられるので、ハケ部だけを使い捨てにでき、資源の無駄遣いを最少限にできる。
また、請求項6にかかる考案においては、請求項5にかかる塗布具において、保持具の上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くしたので、塗布作業時、上側挟持片17の先端部でハケ部13の板片20を押さえることができるため、ハケ部13に強い圧力を掛けながらの塗装が可能になる。
本考案の第1実施例に係る塗布具を示す図である。 図1のもののヘラを示す図である。 図1のもののハケ部を示す図である。 本考案の第2実施例に係る塗布具を示す図である。 図4のもののハケ部を示す図である。 自動車フロントガラス取付部のプライマー塗布部分を示す図である。 従来の塗布具を示す図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の一実施例に係る塗布具を示す図である。図1において、1は硬質プラスチックよりなるヘラ、2は外側にアクリル短繊維を植毛したハケ部である。この塗布具は、使用時には、ヘラ1の先端部にハケ部2を被せた状態で用いる。
ヘラ1は、図2に正面図と側面図で示すように、グリップ部3と薄板部4とを有しており、薄板部4先端部の両縁部には、縁凹凸部5が設けられ、表裏両面には面凹凸部6が設けられている。これら縁凹凸部5や面凹凸部6は、ハケ部2がヘラ1から抜けにくくなるように設けている。そして、ヘラ先端7は、斜めに加工している。また、このグリップ部3は、表裏両面が平坦にしているが、断面楕円形の丸みを帯びさせれば、より握り易くなる。
ハケ部2は、図3に正面図と側面図で示すように、表面にアクリル繊維等の短毛8を植毛した布状基材9を袋状に形成し、その内側空間をヘラ挿入部10としている。布状基材9は、硬質繊維で織った布シートで形成している。また、ハケ先端11は、プライマーの塗布作業がし易くなるように斜めに加工している。
この塗布具では、ハケ部2の塗布面が細長形状になっているため、幅の狭い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向に向けることにより、余分な部分にはみ出すことなく塗布ができ、広い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向と直角にすることにより、効率よく塗布ができる。また、塗布作業が終わったら使用済みのハケ部2をヘラ1から取り外して、それだけを捨てればよいので、資源の無駄遣いを最少限にすることができる。また、ヘラ1は任意に剛性を大きくして曲がりにくくできるため、安定的に塗布作業ができる。
図4は、本考案の第2実施例に係る塗布具を示す図である。図4において、12は洗濯バサミ状の保持具、13はハケ部、14は支軸、15はバネ、16はつまみ部、17は上側挟持片、18は下側挟持片、19は多孔片、20は板片である。
図5は、ハケ部13を示す図で、図5(A)は多孔質片、図5(B)は板片、図5(C)は板片に多孔質片を固着して出来上がったハケ部を示す図ある。多孔質片19は、プライマーの吸収性が大きい材料、例えば、アクリル繊維の綿、メラミンフォーム(スポンジ)等を、例えば、45mm×15mm×5mmの寸法の肉厚テープ状に形成する。また、板片20は、耐水性があって、柔軟性があり、かつ折れにくい材料、例えば、耐水性を付与した厚紙等で、例えば、35mm×12mm×1mmの寸法の板に形成する。
多孔質片19の裏面中央部を板片20の一側端縁に当てて、片側を板片20の一面に貼り付け、多孔質片19の他側を折り返して板片20の他面に貼り付け、図5(C)のよう
に固着する。
保持具12は、洗濯バサミのように、支軸14を中心にして開閉動作し、常時は、バネ15により上側挟持片17と下側挟持片18が互いに圧力を与えながら閉じるようになっている。そして、つまみ部16,16を指で強く摘むと、上側挟持片17と下側挟持片18が開いて、ハケ部13が着脱できるようになっている。また、上側挟持片17と下側挟持片18は、上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くして先端部に段差を設けている。なお、ここでは、この塗布具で塗装する際、塗装面に対向する側を下側、その反対側を上側とする。
図4に示すように、そのような保持具12の上側挟持片17と下側挟持片18の間に、ハケ部13の、多孔質片19が貼り付けられていない板片20端部を挟み込み、保持具12を握ってハケ部13にプライマーを吸い込ませ、塗布作業を行う。その際に、上側挟持片17の長さを下側挟持片18の長さより長くしたことにより、上側挟持片17の先端部でハケ部13の板片20を押さえることができるため、ハケ部13に強い圧力を掛けながらの塗装が可能になる。
この塗布具も、ハケ部13の塗布面が細長形状になっているため、幅の狭い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向に向けることにより、余分な部分にはみ出すことなく塗布ができ、広い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向と直角にすることにより、効率よく塗布ができる。また、塗布作業が終わったら使用済みのハケ部13を保持具12から取り外して、それだけを捨てればよいので、資源の無駄遣いを最少限にすることができる。また、保持具12は曲がったりしないため、安定的に塗布作業ができる。
なお、上記実施例では、自動車フロントガラス取付部へプライマーを塗布するための塗布具として説明したが、本考案は、それに限定されず、他の分野でのプライマー以外の塗布具としも利用可能である。
1 ヘラ
2 ハケ部
3 グリップ部
4 薄板部
5 縁凹凸部
6 面凹凸部
7 ヘラ先端
8 短毛
9 布状基材
10 ヘラ挿入部
11 ハケ先端
12 保持具
13 ハケ部
14 支軸
15 バネ
16 つまみ部
17 上側挟持片
18 下側挟持片
19 多孔質片
20 板片
21 自動車ボデー
22 フロントガラス
23 フロントガラス取付部
24 プライマー塗布部
本考案は、自動車窓枠へフロントガラスやリアガラス等を取り付ける際に、窓枠やガラスに接着剤のプライマーを塗布するのに好適な塗布具に関するものである。
は、自動車フロントガラス取付部のプライマー塗布部分を示す図である。図において、21は自動車ボデー、22はフロントガラスである。
自動車ボデー21へのフロントガラス22の取り付けは、接着剤を用いて行われるが、接着剤を適用する前に、自動車ボデー21とフロントガラス22の接着部分に液状のプライマー(接着付与剤)を塗布する必要がある。図の場合では、自動車ボデー21に形成されたフロントガラス取付部23のフロントガラス22を受ける部分及びフロントガラス22のボデー対向面の周縁部にプライマーを塗布する。なお、図中、符号24で示す部分がプライマー塗布部である。
フロントガラス取付部23やフロントガラス22にプライマーを塗布するには、従来、図に示すようなハケ状の塗布具が用いられている。この塗布具は、針金を撚って形成した軸芯25の先端部に、アクリル繊維よりなる繊維綿26を取り付けたものである。この繊維綿26にプライマーを含浸させて塗布する。
なお、このような塗布具に関連する従来文献としては、例えば、特許文献1がある。
実開昭51−9053号公報
しかしながら、上記従来の塗布具には、繊維綿26が丸みを帯びているため、塗布する際に、必要な部分に塗布されるだけでなくその外側部分にまでプライマーがはみ出し易いという問題点があった。また、軸芯25が曲がり易く安定しないため、作業性が悪く、しかも、繊維綿26のプライマーの吸収性が十分でなく、しかもプライマーが黒色であるため、作業中、プライマーが垂れ落ちて床を汚してしまったり、手が汚れてしまったりするという問題点もあった。さらに、プライマーを一度塗布するごとに使い捨てにしているため資源の無駄遣いになる上、軸芯25が金属の針金でできているため産業廃棄物として処理しなければならないという問題点もあった。
本考案は、そのような問題点に鑑み、プライマーを必要な部分だけに塗布できるようにし、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができるようにし、かつ、資源の無駄遣いを最少限にすることを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1にかかる考案は、バネ力により板片を上下 から挟み込んで把持する挟持片を先端に有する保持具と、板片の一側両面及び端縁を覆う ように多孔質片が固着され、該板片の他側が前記保持具の挟持片で着脱自在に把持されるハケ部とからなることを特徴とする。
また、本願の請求項にかかる考案は、請求項にかかる考案において、前記保持具の上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くしたことを特徴とする。
本考案の塗布具は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1にかかる考案においては、バネ力により板片を上下から挟み込ん で把持する保持具の挟持片で、一側両面及び端縁を覆うように多孔質片が固着されたハケ 部板片の他側を着脱自在に把持するようにしたので、軸が曲がったりせずに安定的に塗布作業ができ、また、ハケ部は先端部が細長状になるため、必要な部分だけに塗布できるようになり、しかも、ハケ部が着脱自在に設けられるので、ハケ部だけを使い捨てにでき、資源の無駄遣いを最少限にできる。
また、請求項にかかる考案においては、請求項にかかる塗布具において、保持具の上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くしたので、塗布作業時、上側挟持片の先端部でハケ部の板片を押さえることができるため、ハケ部に強い圧力を掛けながらの塗装が可能になる。
本考案の実施例に係る塗布具を示す図である。 図1のもののハケ部を示す図である。 自動車フロントガラス取付部のプライマー塗布部分を示す図である。 従来の塗布具を示す図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
は、本考案の実施例に係る塗布具を示す図である。図において、12は洗濯バサミ状の保持具、13はハケ部、14は支軸、15はバネ、16はつまみ部、17は上側挟持片、18は下側挟持片、19は多孔片、20は板片である。
は、ハケ部13を示す図で、図(A)は多孔質片、図(B)は板片、図(C)は板片に多孔質片を固着して出来上がったハケ部を示す図ある。多孔質片19は、プライマーの吸収性が大きい材料、例えば、アクリル繊維の綿、メラミンフォーム(スポンジ)等を、例えば、45mm×15mm×5mmの寸法の肉厚テープ状に形成する。また、板片20は、耐水性があって、柔軟性があり、かつ折れにくい材料、例えば、耐水性を付与した厚紙等で、例えば、35mm×12mm×1mmの寸法の板に形成する。
多孔質片19の裏面中央部を板片20の一側端縁に当てて、片側を板片20の一面に貼り付け、多孔質片19の他側を折り返して板片20の他面に貼り付け、図(C)のように固着する。
保持具12は、洗濯バサミのように、支軸14を中心にして開閉動作し、常時は、バネ15により上側挟持片17と下側挟持片18が互いに圧力を与えながら閉じるようになっている。そして、つまみ部16,16を指で強く摘むと、上側挟持片17と下側挟持片18が開いて、ハケ部13が着脱できるようになっている。また、上側挟持片17と下側挟持片18は、上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くして先端部に段差を設けている。なお、ここでは、この塗布具で塗装する際、塗装面に対向する側を下側、その反対側を上側とする。
に示すように、そのような保持具12の上側挟持片17と下側挟持片18の間に、ハケ部13の、多孔質片19が貼り付けられていない板片20端部を挟み込み、保持具12を握ってハケ部13にプライマーを吸い込ませ、塗布作業を行う。その際に、上側挟持片17の長さを下側挟持片18の長さより長くしたことにより、上側挟持片17の先端部でハケ部13の板片20を押さえることができるため、ハケ部13に強い圧力を掛けながらの塗装が可能になる。
この塗布具、ハケ部13の塗布面が細長形状になっているため、幅の狭い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向に向けることにより、余分な部分にはみ出すことなく塗布ができ、広い部分に塗布する際には、長い辺をハケの移動方向と直角にすることにより、効率よく塗布ができる。また、塗布作業が終わったら使用済みのハケ部13を保持具12から取り外して、それだけを、可燃ゴミとして捨てればよいので、資源の無駄遣いを最少限にすることができる。また、保持具12は曲がったりしないため、安定的に塗布作業ができる。
なお、上記実施例では、自動車フロントガラス取付部へプライマーを塗布するための塗布具として説明したが、本考案は、それに限定されず、他の分野でのプライマー以外の塗布具としも利用可能である。
12 保持具
13 ハケ部
14 支軸
15 バネ
16 つまみ部
17 上側挟持片
18 下側挟持片
19 多孔質片
20 板片
21 自動車ボデー
22 フロントガラス
23 フロントガラス取付部
24 プライマー塗布部

Claims (6)

  1. グリップ部の先に薄板部を有するヘラと、前記ヘラの先端部に被せられる状態で着脱自在に取り付けられ、外側に綿状の短繊維を有するハケ部とからなることを特徴とする塗布具。
  2. 前記ハケ部の先端部が斜めに成形されたことを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記ヘラの先端部の前記ハケ部で覆われる部分に複数の凹凸を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
  4. 前記ハケ部は、内側を硬質繊維で織った布シートで形成し、その外側に短繊維を植毛したものであることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の塗布具。
  5. バネ力により板片を上下から挟み込んで把持する挟持片を先端に有する保持具と、板片の一側両面及び端縁を覆うように多孔質片が固着され、該板片の他側が前記保持具の挟持片で着脱自在に把持されるハケ部とからなることを特徴とする塗布具。
  6. 前記保持具の上側挟持片の長さを下側挟持片の長さより長くしたことを特徴とする請求項5に記載の塗布具。
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