JP3078043U - 隙間用清掃具 - Google Patents

隙間用清掃具

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JP3078043U
JP3078043U JP2000009311U JP2000009311U JP3078043U JP 3078043 U JP3078043 U JP 3078043U JP 2000009311 U JP2000009311 U JP 2000009311U JP 2000009311 U JP2000009311 U JP 2000009311U JP 3078043 U JP3078043 U JP 3078043U
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tip
spatula
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spatula tip
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武 井上
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有限会社井上商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者の手を汚すことなく狭部を清掃し、拭取
り作業と削り取り作業を単一の道具で行って清掃の手間
を軽減して清掃できるようにした隙間用清掃具を提供す
ることを目的とするものである。 【解決手段】前方にヘラ先を設け、後方には側面に外壁
を有する保持部を設け、該保持部の先端に有孔を設けた
隙間用清掃具において、前記ヘラ先を前端方向に向けて
漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先の先端部を曲面に
形成し、該ヘラ先に板状の払拭体を折曲させるとともに
ヘラ先の外周縁の近傍で接着し、該払拭体の折曲部がヘ
ラ先の先端部を覆設する。前記払拭体は吸水性を有する
材料で形成する。また、他の形態では、前記払拭体の折
曲部の中央部分に切り欠き部を設け、前記のヘラ先の先
端部を露出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術】
本考案はサッシのレール部分や家具と壁との間の隙間のように狭い隙間を清掃 する時に使用する隙間用清掃具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、サッシのレール部分や家具と壁との間の隙間のように狭い場所を清掃す る場合には、一般に金属製のヘラでこびり付いた汚れを削り取ったり、乾いたス ポンジや雑巾でゴミや汚れを拭き取ったり掻きだし、これで取れない汚れはスポ ンジや雑巾等に洗剤を含ませて拭き取るようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の清掃手段では、スポンジや雑巾等の払拭用具の他にへら等の削り取り用 具を常時用意し、状況に合わせて使いわけなくてはならず、手間が掛かり面倒で あるという問題があった。
【0004】 また、前記の払拭用具におけるスポンジ等では厚みが厚く、狭い場所を清掃す るには不便な場合もあり、雑巾を使用する場合、使用者は手で保持しなければな らず、使用者の手の厚さより狭い隙間には使用し難く、隙間に雑巾だけを差し込 んだ場合は汚れている面を拭取ることはできず、隅々まで綺麗に清掃するのが難 しいと言う問題もあった。
【0005】 さらに、従来こびり付いた汚れに対して使用されてきた削り落とし用具は基本 的に金属等の硬質な素材によって形成されていたため、削り落とし作業中にあや まってサッシや家具等を傷つけてしまうという問題があった。
【0006】 本考案は上記問題点を解決するために提案されたもので、手間をかけることな く、狭い場所でも隅々まで簡単に清掃できるようにした隙間用清掃具を提供する ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために本考案は、前方にヘラ先を設け、後方には側面に 外壁を有する保持部を設け、該保持部の先端に有孔を設けた隙間用清掃具におい て、前記ヘラ先を前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先の先端 部を曲面に形成し、該ヘラ先に板状の払拭体を折曲させるとともにヘラ先の外周 縁の近傍で接着し、該払拭体の折曲部をヘラ先の先端部を覆設して構成した。
【0008】 複数の板状材を接着した場合、その接着した端部は剥がれ易く、耐久性に欠け る。この問題を解決するために、前記払拭体は一枚の板状材を折曲して形成され 、該払拭体の折曲部がヘラ先の先端部を覆設している。これにより、使用に際し て最も接触頻度が多くなり、剥がれ易い先端部分の強度を向上できる。
【0009】 前記ヘラ先と払拭体は直接接着すると強度が低下し、安定した装着ができない 。この問題を解決するため、本考案における払拭体は、上面側と下面側が接触す る部分をヘラ先の面積より多く設けて、上面側と下面側が接触する部分を接着し て形成された状態で前記ヘラ先に装着されている。この場合、該払拭体と該ヘラ 先は接着されていないが、該ヘラ先は前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成 してあり、払拭体の後方にて多く設けた接着した部分がヘラ先と払拭体の分離を 防止する。このため、払拭体は安定した装着が可能である。
【0010】 また、前記の払拭体には、ウレタン等の吸水性を有する材料を使用したスポン ジや一般の布製品等を使用することにより、該払拭体に水や洗剤を塗布して雑巾 として使用することが可能となる。本考案は保持部を有するので、払拭体を雑巾 として使用した場合、使用者の手を濡らすことなく作業が可能であり、洗剤を塗 布する場合にはより大きな効果を発揮する。
【0011】 本考案の別の態様では、前方にヘラ先を設け、後方には側面に外壁を有する保 持部を設け、該保持部の先端に有孔を設けた隙間用清掃具において、前記ヘラ先 を前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先の先端部を曲面に形成 し、該ヘラ先に板状の払拭体を折曲させるとともにヘラ先の外周縁の近傍で接着 し、該払拭体の折曲部がヘラ先の先端部を覆設し、前記払拭体の折曲部の中央部 分に切り欠き部を設け、前記のヘラ先の先端部を露出して構成する。
【0012】 前記払拭体の折曲部の中央部分に切り欠き部を設けて、前記ヘラ先の先端部を 露出することにより、払拭体のみでは清掃が困難な、汚れがこびり付いている部 分についても、清掃が可能であり、新たにヘラ等を用意して作業をする必要がな い。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例について説明する。図1は、本考案の隙間用清掃具を表 した斜視図であり、図2は、図1の払拭体部分を展開した平面図であり、図3は 、本考案の別の実施例を表した斜視図である。
【0014】 本考案の隙間用清掃具は、前方にヘラ先5を設け、後方には側面に外壁4を有 する保持部2を設け、該保持部2の先端に有孔3を設けた隙間用清掃具において 、前記ヘラ先5を前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先5の先 端部を曲面に形成し、該ヘラ先5に板状の払拭体1を折曲させるとともにヘラ先 の外周縁の近傍で接着し、該払拭体1の折曲部がヘラ先5の先端部を覆設するこ とを特徴とする。
【0015】 保持部2は後方へ直線的に設け、保持部2の側面は保持機能を向上させるため に外壁4を有し、保持部2の後方部分には有孔3を設けてある。該有孔3には作 業に際して使用者が紐等を通すことにより、使用者が本考案の隙間用清掃具を携 帯することを補助するものである。
【0016】 複数の板状材を接着した場合、その接着した端部は剥がれ易く、耐久性に欠け る。この問題を解決するために、前記払拭体は一枚の板状材を折曲して形成され 、該払拭体1の折曲部がヘラ先の先端部を覆設している。これにより、使用に際 して最も接触頻度が多くなり、剥がれ易い払拭体1の先端部分の強度を向上でき る。
【0017】 前記ヘラ先と払拭体は直接接着すると強度が低下し、安定した装着ができない 。この問題を解決するため、本考案における払拭体は、上面側と下面側が接触す る部分をヘラ先の面積より多く設けて、上面側と下面側が接触する部分を接着し て形成された状態で前記ヘラ先に装着されている。この場合、該払拭体と該ヘラ 先は接着されていないが、該ヘラ先は前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成 してあり、払拭体の後方にて多く設けた接着した部分がヘラ先と払拭体の分離を 防止する。このため、払拭体は安定した装着が可能である。
【0018】 また、前記の払拭体1には、ウレタン等の吸水性を有する材料を使用したスポ ンジや一般の布製品等を使用することにより、該払拭体1に水や洗剤を塗布して 雑巾として使用することが可能となる。
【0019】 また、本考案の別の態様では、前方にヘラ先5を設け、後方には側面に外壁4 を有する保持部2を設け、該保持部2の先端に有孔3を設けた隙間用清掃具にお いて、前記ヘラ先5を前端方向に向けて漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先5 の先端部を曲面に形成し、該ヘラ先5に板状の払拭体1を折曲させるとともにヘ ラ先の外周縁の近傍で接着し、該払拭体1の折曲部がヘラ先5の先端部を覆設し 、前記払拭体1の折曲部の中央部分に切り欠き部6を設け、前記のヘラ先5の先 端部を露出させたことを特徴とする。
【0020】 前記払拭体1の折曲部の中央部分に切り欠き部6を設けて、前記ヘラ先5の先 端部を露出することにより、払拭体1のみでは清掃が困難な、汚れがこびり付い ている部分についても、清掃が可能であり、新たにヘラ等を用意して作業をする 必要がない。
【0021】 上記のように形成された隙間用清掃具の使用手順を説明する。先ず払拭体1が 前方になるように隙間用清掃具の保持部2を手で持ち、払拭体1に洗剤を含浸し た状態で、サッシ等の汚れた部分に払拭体1を押し当ててその汚れを拭き取る。
【0022】 次に払拭体1で拭き取れなかった汚れの場合には払拭体1に形成された切り欠 き部6より露出したヘラ先5の先端を使用して削り落とし、再び前記の作業を施 すことにより、清掃を行う。
【0023】
【考案の効果】
このように構成した本考案の隙間用清掃具は、ヘラ先に板状の払拭体を設ける ことにより、汚れている部分の清掃を可能とし、本考案は保持部を有するので、 払拭体を雑巾として使用した場合、使用者の手を濡らすことなく作業が可能であ り、洗剤を塗布する場合にはより大きな効果を発揮する。
【0024】 払拭体は一枚の板状材を折曲して形成し、該払拭体の折曲部がヘラ先の先端部 を覆設し、該払拭体の上面側と下面側が接触する部分をヘラ先の面積より多く設 けて、上面側と下面側が接触する部分を接着して形成された状態でヘラ先に装着 することにより、払拭体を安定して装着でき、耐久性を向上させることを可能と する。
【0025】 また、払拭体には、ウレタン等の吸水性を有する材料を使用したスポンジや一 般の布製品等を使用することにより、該払拭体に水や洗剤を塗布して雑巾として 使用することを可能とする。
【0026】 さらに、前記払拭体の折曲部の中央部分に切り欠き部を設けて、前記ヘラ先の 先端部を露出することにより、払拭体のみでは清掃が困難な、汚れがこびり付い ている部分についても、清掃が可能であり、新たにブラシやヘラを用意すること を不要として作業効率の向上を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の隙間用清掃具の斜視図。
【図2】図1の払拭体部分の展開図。
【図3】本考案の他の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 払拭体 2 保持部 3 有孔 4 外壁 5 ヘラ先 6 切り欠き部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方にヘラ先を設け、後方には側面に外壁
    を有する保持部を設け、該保持部の先端に有孔を設けた
    隙間用清掃具において、前記ヘラ先を前端方向に向けて
    漸次幅広かつ薄厚に形成し、該ヘラ先の先端部を曲面に
    形成し、該ヘラ先に板状の払拭体を折曲させるとともに
    ヘラ先の外周縁の近傍で接着し、該払拭体の折曲部がヘ
    ラ先の先端部を覆設することを特徴とする隙間用清掃
    具。
  2. 【請求項2】前記払拭体を吸水性を有する材料で形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の隙間用清掃具。
  3. 【請求項3】前記払拭体の折曲部の中央部分に切り欠き
    部を設け、前記のヘラ先の先端部を露出させたことを特
    徴とする請求項1に記載の隙間用清掃具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005525A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Kikuo Yamada 清掃用物品

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