JP2001169971A - 清掃用具 - Google Patents
清掃用具Info
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- JP2001169971A JP2001169971A JP36100699A JP36100699A JP2001169971A JP 2001169971 A JP2001169971 A JP 2001169971A JP 36100699 A JP36100699 A JP 36100699A JP 36100699 A JP36100699 A JP 36100699A JP 2001169971 A JP2001169971 A JP 2001169971A
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- cleaning
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- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 清掃部分を適度な力で洗浄面に接触させるこ
とができ，容易に洗浄することができる清掃用具を提供
すること。 【解決手段】 清掃用具１は，清掃しようとする洗浄面
をスライドさせる軟質清掃部１１と，洗浄面に吸着しな
がら軟質清掃部１１と共にスライドする吸盤２と，軟質
清掃部１１と吸盤２とを固定するフレーム１３とを有す
る。フレーム１３には伸縮可能な操作棒１４を設けてあ
り，フレーム１３は操作棒１４に対して首振り可能に連
結してある。軟質清掃部１１は，合成樹脂製の含水性の
多孔質体であり，その裏側面には軟質清掃部１１よりも
硬質の多孔質背面体１５を有する。また，吸盤２には吸
着を開放するための引張りヒモ２１を有している。
とができ，容易に洗浄することができる清掃用具を提供
すること。 【解決手段】 清掃用具１は，清掃しようとする洗浄面
をスライドさせる軟質清掃部１１と，洗浄面に吸着しな
がら軟質清掃部１１と共にスライドする吸盤２と，軟質
清掃部１１と吸盤２とを固定するフレーム１３とを有す
る。フレーム１３には伸縮可能な操作棒１４を設けてあ
り，フレーム１３は操作棒１４に対して首振り可能に連
結してある。軟質清掃部１１は，合成樹脂製の含水性の
多孔質体であり，その裏側面には軟質清掃部１１よりも
硬質の多孔質背面体１５を有する。また，吸盤２には吸
着を開放するための引張りヒモ２１を有している。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は，窓ガラス，自動車のボディー等
の表面を洗浄する清掃用具に関する。
の表面を洗浄する清掃用具に関する。
【０００２】
【従来技術】従来より，例えば窓ガラスの洗浄には，主
として人手により行うスポンジ状のもの，ブラシ状のも
の等各種の清掃用具が使用されている。これらの清掃用
具によれば，洗浄面の清掃が容易になる。
として人手により行うスポンジ状のもの，ブラシ状のも
の等各種の清掃用具が使用されている。これらの清掃用
具によれば，洗浄面の清掃が容易になる。
【０００３】
【解決しようとする課題】しかしながら，洗浄面をきれ
いに洗浄しようとすると，清掃用具を窓ガラスに強い力
で押し付けながらスライドさせる必要があり，作業者の
苦痛を招いていた。また，洗浄面が窓ガラスのように垂
直面状に配置されていて，滑りやすい場合には，上記清
掃用具を汚れ拭き取りに必要な押し付け力と速さでスラ
イドさせることが困難である。そのため，きれいに洗浄
することが難しい。
いに洗浄しようとすると，清掃用具を窓ガラスに強い力
で押し付けながらスライドさせる必要があり，作業者の
苦痛を招いていた。また，洗浄面が窓ガラスのように垂
直面状に配置されていて，滑りやすい場合には，上記清
掃用具を汚れ拭き取りに必要な押し付け力と速さでスラ
イドさせることが困難である。そのため，きれいに洗浄
することが難しい。
【０００４】本発明は，かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので，清掃部分を適度な力で洗浄面に接触させ
ることができ，容易に洗浄することができる清掃用具を
提供しようとするものである。
されたもので，清掃部分を適度な力で洗浄面に接触させ
ることができ，容易に洗浄することができる清掃用具を
提供しようとするものである。
【０００５】
【課題の解決手段】請求項１に記載の発明は，清掃しよ
うとする洗浄面をスライドさせる軟質清掃部と，上記洗
浄面に吸着しながら該軟質清掃部と共にスライドする吸
盤と，上記軟質清掃部と吸盤とを固定するフレームとを
有することを特徴とする清掃用具にある。
うとする洗浄面をスライドさせる軟質清掃部と，上記洗
浄面に吸着しながら該軟質清掃部と共にスライドする吸
盤と，上記軟質清掃部と吸盤とを固定するフレームとを
有することを特徴とする清掃用具にある。
【０００６】本発明において最も注目すべきことは，上
記洗浄面に軽く吸着しながら該軟質清掃部と共にスライ
ドする吸盤を有していることである。
記洗浄面に軽く吸着しながら該軟質清掃部と共にスライ
ドする吸盤を有していることである。
【０００７】次に，本発明の作用につき説明する。本発
明における清掃用具を使用する際には，上記軟質清掃部
に水，あるいは水と洗剤等の液体を含浸させた状態で，
上記軟質清掃部を洗浄面に接触させてスライドさせる。
このとき，上記吸盤は，上記水，洗剤等の存在によっ
て，適度な吸着力で洗浄面に吸い付く。そして，この吸
着力は，洗浄面に接触，スライドして汚れを拭き取る軟
質清掃部の表面，即ち清掃接触面を洗浄面に引き付け
る。そのため，軟質清掃部の表面は強く洗浄面に接触
し，汚れをきれいに拭き取ることができる。
明における清掃用具を使用する際には，上記軟質清掃部
に水，あるいは水と洗剤等の液体を含浸させた状態で，
上記軟質清掃部を洗浄面に接触させてスライドさせる。
このとき，上記吸盤は，上記水，洗剤等の存在によっ
て，適度な吸着力で洗浄面に吸い付く。そして，この吸
着力は，洗浄面に接触，スライドして汚れを拭き取る軟
質清掃部の表面，即ち清掃接触面を洗浄面に引き付け
る。そのため，軟質清掃部の表面は強く洗浄面に接触
し，汚れをきれいに拭き取ることができる。
【０００８】また，そのため，洗浄面に対面する方向に
あまり人力をかける必要なく，洗浄面をスライドさせる
方向に力をかけることで，容易に洗浄ができる。それ
故，作業者は軽い力を入れるだけで，洗浄面をきれいに
清掃することができる。
あまり人力をかける必要なく，洗浄面をスライドさせる
方向に力をかけることで，容易に洗浄ができる。それ
故，作業者は軽い力を入れるだけで，洗浄面をきれいに
清掃することができる。
【０００９】以上，本発明によれば，清掃部分である軟
質清掃部を適度な力で洗浄面に接触させることができ，
容易に洗浄することができる清掃用具を提供することが
できる。
質清掃部を適度な力で洗浄面に接触させることができ，
容易に洗浄することができる清掃用具を提供することが
できる。
【００１０】次に，請求項２に記載の発明のように，上
記軟質清掃部は，合成樹脂製の含水性の多孔質体であ
り，また，その裏側面には上記軟質清掃部よりも硬質の
多孔質背面体を有することが好ましい。
記軟質清掃部は，合成樹脂製の含水性の多孔質体であ
り，また，その裏側面には上記軟質清掃部よりも硬質の
多孔質背面体を有することが好ましい。
【００１１】軟質清掃部は，含水性の多孔質体であるこ
とにより，水分，洗剤等を多く含ませ，それらを保持す
ることができる。また，上記軟質清掃部の裏側面にはそ
れよりも硬質の多孔質背面体を有する。そのため，清掃
部に適度な剛性を持たせることができる。
とにより，水分，洗剤等を多く含ませ，それらを保持す
ることができる。また，上記軟質清掃部の裏側面にはそ
れよりも硬質の多孔質背面体を有する。そのため，清掃
部に適度な剛性を持たせることができる。
【００１２】即ち，軟質清掃部はその表面が柔軟である
ため洗浄面を洗浄するのに適しているが，逆に柔軟であ
るために清掃部の剛性が不足することがある。そこで上
記のごとく，硬質の多孔質背面体を設けることにより，
洗浄面に軟質清掃部をより強く押し当てることが可能と
なり，洗浄性がよくなる。また，上記硬質の多孔質背面
体に水分を含ませておくことも可能となる。それ故，水
分，洗剤等を供給する頻度を少なくすることができ，清
掃の作業効率を高くすることができる。
ため洗浄面を洗浄するのに適しているが，逆に柔軟であ
るために清掃部の剛性が不足することがある。そこで上
記のごとく，硬質の多孔質背面体を設けることにより，
洗浄面に軟質清掃部をより強く押し当てることが可能と
なり，洗浄性がよくなる。また，上記硬質の多孔質背面
体に水分を含ませておくことも可能となる。それ故，水
分，洗剤等を供給する頻度を少なくすることができ，清
掃の作業効率を高くすることができる。
【００１３】次に，請求項３に記載の発明のように，上
記吸盤には，吸着を開放するための引張りヒモを設けて
なることことが好ましい。これにより，清掃時に吸盤が
洗浄面に強く吸着してしまったときでも，上記引張りヒ
モを手前に引くだけで吸着を開放することができ，清掃
を円滑に行うことができる。
記吸盤には，吸着を開放するための引張りヒモを設けて
なることことが好ましい。これにより，清掃時に吸盤が
洗浄面に強く吸着してしまったときでも，上記引張りヒ
モを手前に引くだけで吸着を開放することができ，清掃
を円滑に行うことができる。
【００１４】次に，請求項４に記載の発明のように，上
記フレームには伸縮可能な操作棒を設けてあり，かつ，
フレームは上記操作棒に対して首振り可能に連結してあ
ることが好ましい。
記フレームには伸縮可能な操作棒を設けてあり，かつ，
フレームは上記操作棒に対して首振り可能に連結してあ
ることが好ましい。
【００１５】この場合には，上記操作棒を伸ばすことに
より，窓ガラスの上部，車の天井中央部，又は浴槽の深
部など作業者の手が直接届かない箇所の清掃を容易に行
うことができる。また，上記フレームは上記操作棒に対
して首振り可能に連結してある。そのため，作業者は楽
に操作棒を手前に引いたり，遠くに押し出したりして，
自分の作業位置を変えることなく，広範囲に渡って洗浄
面を洗浄することができる。
より，窓ガラスの上部，車の天井中央部，又は浴槽の深
部など作業者の手が直接届かない箇所の清掃を容易に行
うことができる。また，上記フレームは上記操作棒に対
して首振り可能に連結してある。そのため，作業者は楽
に操作棒を手前に引いたり，遠くに押し出したりして，
自分の作業位置を変えることなく，広範囲に渡って洗浄
面を洗浄することができる。
【００１６】次に，請求項５に記載の発明のように，上
記吸盤の先端周縁部は，自由状態における上記軟質清掃
部の表面よりも内側に位置していることが好ましい。
記吸盤の先端周縁部は，自由状態における上記軟質清掃
部の表面よりも内側に位置していることが好ましい。
【００１７】これにより，吸盤が洗浄面に軽く吸着した
とき，軟質清掃部の表面は上記吸着によってより強く洗
浄面に接触する。そのため，より強い力で清掃を行うこ
とができ，きれいに洗浄をすることができる。なお，自
由状態における上記吸盤の先端周縁部と上記軟質清掃部
の表面との距離は，予め調整してあることが好ましい。
とき，軟質清掃部の表面は上記吸着によってより強く洗
浄面に接触する。そのため，より強い力で清掃を行うこ
とができ，きれいに洗浄をすることができる。なお，自
由状態における上記吸盤の先端周縁部と上記軟質清掃部
の表面との距離は，予め調整してあることが好ましい。
【００１８】なお，本発明にかかる清掃用具は，窓ガラ
ス，壁，車，又は浴槽などの洗浄に用いることができ
る。
ス，壁，車，又は浴槽などの洗浄に用いることができ
る。
【００１９】
【発明の実施の形態】実施形態例 本発明の実施形態例にかかる清掃用具につき，図１〜図
６を用いて説明する。図１〜図４に示すごとく，本例に
おける清掃用具１は，清掃しようとする窓ガラス３の洗
浄面３１をスライドさせる軟質清掃部１１と，上記洗浄
面３１に吸着しながら該軟質清掃部１１と共にスライド
する吸盤２と，上記軟質清掃部１１と吸盤２とを固定す
るフレーム１３とを有する。
６を用いて説明する。図１〜図４に示すごとく，本例に
おける清掃用具１は，清掃しようとする窓ガラス３の洗
浄面３１をスライドさせる軟質清掃部１１と，上記洗浄
面３１に吸着しながら該軟質清掃部１１と共にスライド
する吸盤２と，上記軟質清掃部１１と吸盤２とを固定す
るフレーム１３とを有する。
【００２０】また，図１，図４に示すごとく，上記フレ
ーム１３には伸縮可能な操作棒１４に連結してあり，か
つ，フレーム１３は上記操作棒１４に対して首振り可能
に連結してある。即ちフレーム１３に設けた本体部１３
１には，軸ピン１３２を介して操作棒１４が回動可能に
連結してある。また，軟質清掃部１１の表面１１１と操
作棒１４の軸心とが略同一方向となるようにスプリング
バネ１３３によって付勢されている。
ーム１３には伸縮可能な操作棒１４に連結してあり，か
つ，フレーム１３は上記操作棒１４に対して首振り可能
に連結してある。即ちフレーム１３に設けた本体部１３
１には，軸ピン１３２を介して操作棒１４が回動可能に
連結してある。また，軟質清掃部１１の表面１１１と操
作棒１４の軸心とが略同一方向となるようにスプリング
バネ１３３によって付勢されている。
【００２１】また，図１，図２に示すごとく，上記軟質
清掃部１１は，合成樹脂製の多孔質体であり，含水性の
スポンジ状体である。また，上記軟質清掃部１１の裏側
面にはそれよりも硬質の多孔質背面体１５を有する。上
記多孔質背面体１５は，合成繊維を不特定方向に互いに
絡み合わせると共にその交点を接着剤で固めた多孔で硬
質のマット状体である。
清掃部１１は，合成樹脂製の多孔質体であり，含水性の
スポンジ状体である。また，上記軟質清掃部１１の裏側
面にはそれよりも硬質の多孔質背面体１５を有する。上
記多孔質背面体１５は，合成繊維を不特定方向に互いに
絡み合わせると共にその交点を接着剤で固めた多孔で硬
質のマット状体である。
【００２２】また，図１に示すごとく，上記吸盤２には
強い吸着を開放するための引張りヒモ２１を有してい
る。更に，上記吸盤２の先端周縁部２２は，自由状態に
おける上記軟質清掃部１１の表面１１１よりも内側に位
置している。なお，自由状態における上記吸盤２の先端
周縁部２２と上記軟質清掃部１１の表面１１１との距離
は，予め調整してある。また，吸盤２は，軟質清掃部１
１の略中央部に設けた貫通穴１２１の中に配置されてい
る。フレーム１３は，軟質清掃部１１と多孔質背面体１
５との間において，両者に固定されている。
強い吸着を開放するための引張りヒモ２１を有してい
る。更に，上記吸盤２の先端周縁部２２は，自由状態に
おける上記軟質清掃部１１の表面１１１よりも内側に位
置している。なお，自由状態における上記吸盤２の先端
周縁部２２と上記軟質清掃部１１の表面１１１との距離
は，予め調整してある。また，吸盤２は，軟質清掃部１
１の略中央部に設けた貫通穴１２１の中に配置されてい
る。フレーム１３は，軟質清掃部１１と多孔質背面体１
５との間において，両者に固定されている。
【００２３】図３に示すごとく，上記操作棒１４は，該
操作棒１４の長さ調整部１４１を一方向に回すことによ
り，操作棒先端側１４２と操作棒基端側１４３とが伸縮
できる状態になる。また，それとは逆方向に回すことに
より，上記操作棒先端側１４２と上記操作棒基端側１４
３とが固定され，操作棒１４の長さを固定することがで
きる。また，図５に示すごとく，上記吸盤２にはネジ部
２３が設けてあり，上記フレーム１３に対して着脱可能
に螺着できるようになっている。
操作棒１４の長さ調整部１４１を一方向に回すことによ
り，操作棒先端側１４２と操作棒基端側１４３とが伸縮
できる状態になる。また，それとは逆方向に回すことに
より，上記操作棒先端側１４２と上記操作棒基端側１４
３とが固定され，操作棒１４の長さを固定することがで
きる。また，図５に示すごとく，上記吸盤２にはネジ部
２３が設けてあり，上記フレーム１３に対して着脱可能
に螺着できるようになっている。
【００２４】次に，本発明の作用につき説明する。図１
〜図４に示すごとく，本例における清掃用具１を使用す
る際には，上記軟質清掃部１１に水，あるいは水と洗剤
等の液体を含浸させた状態で，上記軟質清掃部１１を洗
浄面３１に接触させてスライドさせる。このとき，上記
吸盤２は，上記水，洗剤等の存在によって，適度な吸着
力で洗浄面３１に吸い付く。そして，この吸着力は，洗
浄面３１に接触，スライドして汚れを拭き取る軟質清掃
部１１の表面１１１，即ち清掃接触面を洗浄面３１に引
き付ける。そのため，軟質清掃部１１の表面１１１は強
く洗浄面３１に接触し，汚れをきれいに拭き取ることが
できる。
〜図４に示すごとく，本例における清掃用具１を使用す
る際には，上記軟質清掃部１１に水，あるいは水と洗剤
等の液体を含浸させた状態で，上記軟質清掃部１１を洗
浄面３１に接触させてスライドさせる。このとき，上記
吸盤２は，上記水，洗剤等の存在によって，適度な吸着
力で洗浄面３１に吸い付く。そして，この吸着力は，洗
浄面３１に接触，スライドして汚れを拭き取る軟質清掃
部１１の表面１１１，即ち清掃接触面を洗浄面３１に引
き付ける。そのため，軟質清掃部１１の表面１１１は強
く洗浄面３１に接触し，汚れをきれいに拭き取ることが
できる。
【００２５】また，そのため，洗浄面３１に対面する方
向にあまり人力をかける必要なく，洗浄面３１をスライ
ドさせる方向に力をかけることで，容易に洗浄ができ
る。それ故，作業者は軽い力を入れるだけで，洗浄面３
１をきれいに清掃することができる。
向にあまり人力をかける必要なく，洗浄面３１をスライ
ドさせる方向に力をかけることで，容易に洗浄ができ
る。それ故，作業者は軽い力を入れるだけで，洗浄面３
１をきれいに清掃することができる。
【００２６】上記軟質清掃部１１は，合成樹脂製の多孔
質体であり，含水性のスポンジ状であるため，水分，洗
剤等を多く含ませ，それらを保持することができる。な
お，本例では，軟質清掃部１１をスポンジ状体としてい
るが，この他にブラシ等も用いることができる。
質体であり，含水性のスポンジ状であるため，水分，洗
剤等を多く含ませ，それらを保持することができる。な
お，本例では，軟質清掃部１１をスポンジ状体としてい
るが，この他にブラシ等も用いることができる。
【００２７】また，上記軟質清掃部１１の裏側面にはそ
れよりも硬質の多孔質背面体１５を有する。そのため，
清掃部１０に適度な剛性を持たせることができる。即
ち，軟質清掃部１１はその表面が柔軟であるため洗浄面
３１を洗浄するのに適しているが，逆に柔軟であるため
に清掃部１０の剛性が不足することがある。そこで上記
のごとく，硬質の多孔質背面体１５を設けることによ
り，洗浄面３１に軟質清掃部１１をより強く押し当てる
ことが可能となり，洗浄性がよくなる。また，上記硬質
の多孔質背面体１５に水分を含ませておくことも可能と
なる。それ故，水分，洗剤等を供給する頻度を少なくす
ることができ，清掃の作業効率を高くすることができ
る。
れよりも硬質の多孔質背面体１５を有する。そのため，
清掃部１０に適度な剛性を持たせることができる。即
ち，軟質清掃部１１はその表面が柔軟であるため洗浄面
３１を洗浄するのに適しているが，逆に柔軟であるため
に清掃部１０の剛性が不足することがある。そこで上記
のごとく，硬質の多孔質背面体１５を設けることによ
り，洗浄面３１に軟質清掃部１１をより強く押し当てる
ことが可能となり，洗浄性がよくなる。また，上記硬質
の多孔質背面体１５に水分を含ませておくことも可能と
なる。それ故，水分，洗剤等を供給する頻度を少なくす
ることができ，清掃の作業効率を高くすることができ
る。
【００２８】また，図５，図６に示すごとく，本例にお
いては，上記吸盤２の外周近くに，その強い吸着を開放
するための引張りヒモ２１が設けてある。これにより，
清掃時に吸盤２が洗浄面３１に強く吸着してしまったと
きでも，上記引張りヒモ２１を手前に引くだけで吸着を
開放することができ，清掃を円滑に行うことができる。
いては，上記吸盤２の外周近くに，その強い吸着を開放
するための引張りヒモ２１が設けてある。これにより，
清掃時に吸盤２が洗浄面３１に強く吸着してしまったと
きでも，上記引張りヒモ２１を手前に引くだけで吸着を
開放することができ，清掃を円滑に行うことができる。
【００２９】また，図３，図４に示すごとく，本例で
は，清掃部１０の骨格となる上記フレーム１３に伸縮可
能な操作棒１４を設けている。そのため，上記操作棒１
４を伸ばすことにより，窓ガラスの上部，車の天井中央
部，又は浴槽の深部など作業者の手が直接届かない箇所
の清掃を容易に行うことができる。また，図４に示すご
とく，上記フレーム１３は上記操作棒１４に対して首振
り可能に連結してある。そのため，作業者は楽に操作棒
１４を手前に引いたり，遠くに押し出したりして，自分
の作業位置を変えることなく，広範囲に渡って洗浄面３
１を洗浄することができる。
は，清掃部１０の骨格となる上記フレーム１３に伸縮可
能な操作棒１４を設けている。そのため，上記操作棒１
４を伸ばすことにより，窓ガラスの上部，車の天井中央
部，又は浴槽の深部など作業者の手が直接届かない箇所
の清掃を容易に行うことができる。また，図４に示すご
とく，上記フレーム１３は上記操作棒１４に対して首振
り可能に連結してある。そのため，作業者は楽に操作棒
１４を手前に引いたり，遠くに押し出したりして，自分
の作業位置を変えることなく，広範囲に渡って洗浄面３
１を洗浄することができる。
【００３０】本例においては，上記吸盤２の先端周縁部
２２は，自由状態における上記軟質清掃部１１の表面よ
りも内側に位置している。これにより，吸盤２が洗浄面
３１に軽く吸着したとき，軟質清掃部１１の表面１１１
は上記吸着によってより強く洗浄面３１に接触する。そ
のため，より強い力で清掃を行うことができ，きれいに
洗浄をすることができる。
２２は，自由状態における上記軟質清掃部１１の表面よ
りも内側に位置している。これにより，吸盤２が洗浄面
３１に軽く吸着したとき，軟質清掃部１１の表面１１１
は上記吸着によってより強く洗浄面３１に接触する。そ
のため，より強い力で清掃を行うことができ，きれいに
洗浄をすることができる。
【００３１】
【発明の効果】上述のごとく，本発明によれば，清掃部
分を適度な力で洗浄面に接触させることができ，容易に
洗浄することができる清掃用具を提供することができ
る。
分を適度な力で洗浄面に接触させることができ，容易に
洗浄することができる清掃用具を提供することができ
る。
【図１】実施形態例における，清掃用具の清掃部を示す
断面図。
断面図。
【図２】実施形態例における，清掃用具の清掃部を示す
斜視図。
斜視図。
【図３】実施形態例における，清掃用具の全体を示す斜
視図。
視図。
【図４】実施形態例における，清掃用具の使用状態を示
す説明図。
す説明図。
【図５】実施形態例における，清掃用具の吸盤を示す側
面図。
面図。
【図６】実施形態例における，清掃用具の吸盤を示す平
面図。
面図。
１．．．清掃用具， １０．．．清掃部， １１．．．軟質清掃部， １３．．．フレーム， １４．．．操作棒， １５．．．多孔質背面体， ２．．．吸盤， ２１．．．引張りヒモ， ２２．．．先端周縁部， ３１．．．洗浄面，
Claims (5)
- 【請求項１】 清掃しようとする洗浄面をスライドさせ
る軟質清掃部と，上記洗浄面に吸着しながら該軟質清掃
部と共にスライドする吸盤と，上記軟質清掃部と吸盤と
を固定するフレームとを有することを特徴とする清掃用
具。 - 【請求項２】 請求項１において，上記軟質清掃部は，
合成樹脂製の含水性の多孔質体であり，また，その裏側
面には上記軟質清掃部よりも硬質の多孔質背面体を有す
ることを特徴とする清掃用具。 - 【請求項３】 請求項１又は２において，上記吸盤に
は，吸着を開放するための引張りヒモを設けてなること
を特徴とする清掃用具。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか一項において，
上記フレームには伸縮可能な操作棒を設けてあり，か
つ，フレームは上記操作棒に対して首振り可能に連結し
てあることを特徴とする清掃用具。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれか一項において，
上記吸盤の先端周縁部は，自由状態における上記軟質清
掃部の表面よりも内側に位置していることを特徴とする
清掃用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36100699A JP2001169971A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 清掃用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36100699A JP2001169971A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 清掃用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001169971A true JP2001169971A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18471798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36100699A Pending JP2001169971A (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | 清掃用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001169971A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103315685A (zh) * | 2013-06-26 | 2013-09-25 | 无锡商业职业技术学院 | 海绵拖把 |
| CN105615763A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-06-01 | 西南大学 | 一种三吸盘式清洁装置及其控制方法 |
| CN108720752A (zh) * | 2018-05-21 | 2018-11-02 | 贵州好能手日用品商贸有限公司 | 一种便于悬挂的拖把把手 |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36100699A patent/JP2001169971A/ja active Pending
Cited By (3)
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