JP3174680U - 納骨壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースでより多くの骨壷や位牌を収納でき、しかも、位牌の視認性に優れ、清掃などのメンテナンスが容易な納骨壇を提供する。
【解決手段】仏壇40と複数の骨壺の収納部とを併設して内蔵し、前面に開口部25を有する略箱状に形成された本体部20と、前記開口部を開閉自在に設けられた扉部30R,30Lと、前記扉部の背面に設けられた複数の位牌を載置可能な位牌壇31R,31Lと、を備えたことを特徴として納骨壇とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、仏壇と複数の骨壺を収納する収納部と複数の位牌を載置する位牌壇とを一体的に設けた納骨壇に関するものである。
近年、都市部では墓地の不足が問題となっている。このため、寺院等では、納骨堂内に複数の小型の納骨壇を設置して永代供養が行われている。従来の納骨堂内に設置される納骨壇は、上部に仏壇と、下部に骨壺を収納する納骨室とを備えている。また、納骨室は複数の骨壺(例えば、2〜5個)を複数収納することができ、このような納骨壇が納骨堂内に並設して複数設置されている。
上記のような仏壇と納骨室とを一体に備えた仏壇形納骨壇としては、特許文献1に示すように、複数の骨壷を収納できる納骨部と、その上方に載置された仏壇部とからなる仏壇形納骨壇が開示されている。
特開2003−79508号公報
上述した特許文献1の仏壇形納骨壇は、いくら複数の骨壷を収納できる納骨部を有しているとしても、結局家単位であり、寺院における納骨堂内には、複数の仏壇形納骨壇を設置するための広大なスペースが必要であった。また、骨壺を収納する収納部が限られている為、大量の骨壷を収納する場合にはスペースが不足するという問題があった。
さらに、複数の骨壷に応じた複数の位牌は仏壇に並べて載置されるが、複数の位牌の載置状態によっては、前方に並べた位牌については視認できるが後方に並べた位牌については視認できない問題があった。
また、開放された仏壇に複数の位牌を並べて載置した場合には、仏壇に積もった埃や塵により位牌が汚れてしまい、位牌を1つ1つ外に取出して清掃する必要があり、清掃時間が必要以上にかかる問題があった。
本考案は上記課題を解決する為に、納骨壇が設置される納骨堂などにおいて、より省スペースでより多くの骨壷や位牌を収納でき、しかも、位牌の視認性に優れ、清掃などのメンテナンスが容易な納骨壇を提供することを目的とする。
請求項1に係る本考案は、仏壇と複数の骨壺の収納部とを併設して内蔵し、前面に開口部を有する略箱状に形成された本体部と、前記開口部を開閉自在に設けられた扉部と、前記扉部の背面に設けられた複数の位牌を載置可能な位牌壇と、を備えたことを特徴とする納骨壇とする。
請求項2に係る本考案は、請求項1に記載の納骨壇において、前記収納部は、引き出し構造の複数の納骨室で構成され、前記複数の納骨室は、収納される複数の骨壺毎に格子状に区割りされ、前記納骨室の区割りは、収納される複数の骨壺の形状に応じて変更可能としたことを特徴とする。
請求項3に係る本考案は、請求項1又は請求項2に記載の納骨壇において、前記位牌壇は、載置される複数の位牌毎に格子状に区割りされ、前記位牌壇の区割りは、載置される複数の位牌の形状に応じて変更可能としたことを特徴とする。
請求項4に係る本考案は、請求項1〜3の何れか1項に記載の納骨壇において、前記位牌壇は、載置された複数の位牌を支持するための支持棒が設けられたことを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、略箱状に形成された本体部の中に、仏壇と複数の骨壺の収納部とを併設して内蔵し、本体部の前面の開口部を開閉自在とした扉部を設けたため、扉部を閉じた状態では、本体部の開口部が密閉されて、本体部内部の仏壇、収納部及び位牌壇への埃や塵の侵入を防ぐことができる。また、扉部の背面に複数の位牌を載置可能な位牌壇を備え、当該位牌壇に扉部を開放した状態で複数の位牌を識別できる向きに載置することで、扉部を開放した状態では、扉部の背面の位牌壇に載置された複数の位牌の識別を容易に行うことができる。
請求項2に記載の考案によれば、収納部は、引き出し構造の複数の納骨室で構成され、さらに個々の納骨室は、収納される複数の骨壺毎に格子状に区割りされ、さらに、収納される複数の骨壺の形状(大きさや形など)に応じて納骨室の区割りを変更可能としている。このため、収納する骨壷の大きさや形に応じた最適な納骨室の区割りを実現することができ、納骨室のスペースを無駄にすることなく複数の骨壷を効率よく収納することができる。
請求項3に記載の考案によれば、位牌壇は、載置される複数の位牌毎に格子状に区割りされ、この位牌壇の区割りは載置される複数の位牌の形状に応じて変更可能としている。このため、載置する位牌の形状や大きさに応じた最適な位牌壇の区割りを実現することができ、位牌壇のスペースを無駄にすることなく複数の位牌を効率よく載置することができる。
請求項4に記載の考案によれば、位牌壇には載置された複数の位牌を支持するための支持棒が設けられている。このため、扉部を開閉動作させても、扉部の背面の位牌壇に載置された複数の位牌を安定して支持することができ、位牌の落下などの事故を防止することができる。
本実施形態に係る納骨壇を示す正面図である。 本実施形態に係る納骨壇の扉を開いた状態を示す正面図である。 図1に示す納骨壇のA−A断面図である。 図3に示す納骨壇のB−B断面図である。 3行5列に区割りされた納骨室を示す平面図である。 4行7列に区割りされた納骨室を示す平面図である。 2行3列に区割りされた納骨室を示す平面図である。 扉部背面の位牌壇を示す斜視図である。 納骨室及び位牌壇のナンバリングを説明する図である。 納骨室と位牌壇との対応を説明するナンバリング表を示す図である。 納骨室に収納された骨壷の名札プレートを示す図である。 納骨壇を示す右側面図である。 納骨壇を示す左側面図である。 納骨壇を示す正面図である。 納骨壇を示す底面図である。 納骨壇を示す背面図である。 納骨壇を示す平面図である。
以下、本考案に係る納骨壇の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は本実施形態に係る納骨壇を示す正面図、図2は本実施形態に係る納骨壇の扉部を開いた状態を示す正面図、図3は図1に示す納骨壇のA−A断面図、図4は図3に示す納骨壇のB−B断面図、図5Aは3行5列に区割りされた納骨室を示す平面図、図5Bは4行7列に区割りされた納骨室を示す平面図、図5Cは2行3列に区割りされた納骨室を示す平面図、図6は扉部背面の位牌壇を示す斜視図である。
本実施形態に係る納骨壇1は、図1〜図6に示すように、略箱状に形成され、前面に開口部25が形成された本体部20に、仏壇40と複数の骨壺の収納部50とを併設して内蔵している。本体部20の前面の開口部25には、当該開口部25を開閉自在とした扉部としての一対の左右扉30R,30Lが設けられている。左右扉30R,30Lの背面(つまり、図1における左右扉30R,30Lにより開口部25を閉じた状態での、左右扉30R,30Lの裏面)には、複数の位牌を収納可能な位牌壇31R,31Lが設けられている。
本体部20は、底板22と、その底板22に垂直に立設された左右の側板23,23及び背板24と、その上部に載置された切り妻形状の屋根板21とにより一側面(納骨壇1を正面視した前面)に開口部25を形成して略箱状に構成されている。そして、本体部20の前面の開口部25には、当該開口部25を開閉自在とする扉部としての一対の左右扉30R,30Lが設けられている。
図1に示すように、屋根板21の開口部25の上方の略中央部に装飾部材21aを設けることで、略箱状に構成された本体部20の外観は、あたかも寺院のような外観としている。また、本体部20を構成する底板22、左右の側板23,23、背板24及び一対の左右扉30R,30Lは、木製の化粧合板が用いられる。そして、本体部20の外周面(但し、背板24は除く)は、UVセラミック漆技法及びピアノ塗装鏡面仕上げにより、黒色の艶出し塗装が施されており、豪華で荘厳な外観を形成している。
収納部50は、本体部20の内部の底板22の上部に、引き出し構造の複数(例えば、5段)の納骨室53から構成されている。5段の納骨室53の前面には、納骨室53を収納部50から引き出すための2個の取っ手51と、各納骨室53を個別に施錠できるシリンダ錠52がそれぞれ設けられている。このシリンダ錠52により、各納骨室53に収納された骨壷の盗難を防止することができる。収納部50を構成する5段の納骨室53は、上記本体部20と同様に木製の化粧合板が用いられ、各納骨室53の前面は、本体部20の外周面と同様な黒色の艶出し塗装が施されている。
納骨室53の内部は、6枚の仕切板54により格子状に3行5列に区割り(図4参照)され、一段の納骨室53には、最大15(3×5=15)個の骨壷を収納することができる。つまり、本実施形態における収納部50は、5段の納骨室53を設けることにより、最大75(15×5=75)個の骨壷を収納できる。
また、本実施形態においては、納骨室53の仕切板54による区割りは、収納される骨壷の大きさや形に応じて変更することができる。すなわち、図5Aに示すように、大きさが標準であり、円柱形状の骨壷Aを納骨室53に収納する場合には、最大15(3×5=15)個の骨壷Aを収納することができるように、6枚の仕切板54により格子状に3行5列に区割りされる。
図5Bに示すように、大きさが標準の骨壷Aよりも小さく、円柱形状の骨壷Bを納骨室53に収納する場合には、最大28(4×7=28)個の骨壷Bを収納することができるように、9枚の仕切板54により格子状に4行7列に区割りされる。また、図5Cに示すように、大きさが標準の骨壷Aよりも大きく、角柱形状の骨壷Cを納骨室53に収納する場合には、最大6(2×3=6)個の骨壷Cを収納することができるように、3枚の仕切板54により格子状に2行3列に区割りされる。
なお、納骨室53の仕切板54による区割りは、収納される骨壷の大きさや形に応じて一律で同じ大きさに変更されるだけではなく、例えば、上部2行は4列に、下部2行は大きい行間で2列に区割りして、最大12[(2×4=8)+(2×2=4)]個の異なる形状の骨壷を収納できるように区割り変更することもできる。
このように、本実施形態においては、納骨室53の仕切板54による区割りを変更して、収納可能な骨壷の数を変更自在とすることで、収納する骨壷の大きさや形に応じた最適な納骨室53の区割りを実現することができ、納骨室53のスペースを無駄にすることなく複数の骨壷を効率よく収納することができる。
仏壇40は、収納部50の上方に載置されており、仏像(お内仏ともいう)などを安置する須弥壇41の載置台42が1段高く設けられ、この載置台42の略中央に須弥壇41が設置される。仏壇40の内周面は金箔紙により金色に装飾され、豪華で荘厳な仏壇40を形成している。
なお、仏壇40には、仏壇40の内部の照明のために照明器具(図示せず)が設けられている。照明器具としては、例えば、須弥壇41の両側の仏壇40の内部の天井からLEDなどの照明ランプを垂下して設置されている。そして、本体部20の前面の一対の左右扉30R,30Lの開閉を自動的に検知する接触スイッチを設け、当該接触スイッチによる左右扉30R,30Lの開閉の検知に応じて、照明ランプの点灯(開放時)又は消灯(閉鎖時)が自動的に行われるようにしている。
扉部としての一対の左右扉30R,30Lは、左右の側板23,23の一端に丁番(蝶番又はヒンジとも言う)26,26によりそれぞれ取り付けられている。そして、図4に示すように、丁番26,26を支点として、左右扉30R,30Lを観音開き(略180度)の状態で、本体部20の開口部25を開放することができる。
図1に示すように、開口部25を閉鎖した状態の一対の左右扉30R,30Lの正面には、上述した黒色の艶出し塗装が施されるとともに、左右扉30R,30Lの略中央部に水平の帯状の波線のシルク印刷39が、底板22の上部には山形のシルク印刷39が施されている。左右扉30R,30Lの接合部の略中央には、半円状の飾り装飾38,38がそれぞれ施され、飾り装飾38,38には、左右扉30R,30Lを開放する為のタッセル付のドア引手32,32が設けられている。
位牌壇31R,31Lは、それぞれ上下枠板37H,37L、左右枠板37R,37L及び11枚の仕切板36により格子状に5行8列に区割り(図2参照)されて、複数の位牌を載置可能なように左右扉30R,30Lの背面に突出して設けられている。位牌壇31R,31Lには、それぞれ最大40(5×8=40)個の位牌をそれぞれ収納載置する事ができる。つまり、本実施形態における位牌壇31R,31Lは、最大80(40×2=80)個の位牌を収納載置することができる。
図2に示すように、本実施形態においては、左右扉30R,30Lにより開口部25を観音開きに開放した状態で、位牌壇31R,31Lに設けられた格子状の各々の区割りに載置された複数の位牌を、参拝者が視認できるようにしている。なお、位牌壇31R,31Lの仕切板36による格子状の区割りは、上記5行8列に固定されるものではない。収納載置される位牌の大きさや形に応じて、例えば、4行5列や6行7列など任意に変更可能である。このように、本実施形態においては、位牌壇31R,31Lの仕切板36による区割りを変更して、載置可能な位牌の数を変更自在とすることで、載置する位牌の形状や大きさに応じた最適な位牌壇31R,31Lの区割りを実現することができ、位牌壇31R,31Lのスペースを無駄にすることなく複数の位牌を効率よく載置することができる。
また、位牌壇31R,31Lには、載置された複数の位牌の台座近傍を支持する支持棒33(図2及び図6参照)が、各列毎に位牌壇31R,31Lの左右枠板37R,37Lに亘って水平に設けられている。このため、左右扉30R,30Lを開閉動作させても、左右扉30R,30Lの背面の位牌壇31R,31Lに載置された複数の位牌を安定して支持することができ、位牌の落下などの事故を防止することができる。なお、支持棒33の取り付けも、上記位牌壇31R,31Lの仕切板36による格子状の区割り変更に応じて、着脱自在としている。
なお、位牌壇31R,31Lを構成する上下枠板37H,37L、左右枠板37R,37L及び11枚の仕切板36にも、上述した木製の化粧合板が用いられる。そして、左右扉30R,30Lの背面、上下枠板37H,37L、左右枠板37R,37L及び11枚の仕切板36は、上述した本体部20の外周面と同様に黒色の艶出し塗装が施されており、位牌壇31R,31Lに載置された複数の位牌が豪華に映えるようにしている。
また、図7に示すように、本実施形態における5段の納骨室53は、骨壷の収納スペース毎に通し番号が割り付けられている。また、位牌壇31R,31Lにも上記納骨室53と同様に、位牌の載置スペース毎に通し番号が割り付けられている。この納骨室53及び位牌壇31R,31Lに通し番号を割り付けることを以下ナンバリングという。
納骨室53は、図7に示すように、「K」−「1〜5」−「1〜75」がナンバリングされている。納骨室53のナンバリングである最初の「K」は骨壷の収納部であることを示し、次の「1〜5」は、5段の納骨室53の段数(最上段が1〜最下段が5)を示し、最後の「1〜75」は五段の納骨室53が備える最大75(15×5=75)個の骨壷の収納スペースであることを示している。
具体的には、最上段の納骨室53には、骨壷の収納部であることを示す「K」と、最上段の納骨室53であることを示す番号「1」が割り付けられ、格子状に3行5列に区割りされた15個の骨壷の収納スペース毎に、当該納骨室53を引き出した状態で平面視して、最下行の1行目の左端からに右方向に「1」、「2」…「5」の連番で番号が割り付けられている。2行目も同様に左端からに右方向に「6」、「7」…「10」の連番で番号が割り付けられている。そして、最上行の3行目も同様に左端からに右方向に「11」、「12」…「15」の連番で番号が割り付けられている。つまり、最上段の納骨室53の3行5列に区割りされた骨壷の収納15個のスペース毎に連番で「K−1−1」〜「K−1−15」がナンバリングされている。
最上段の下の納骨室53には、骨壷の収納部50であることを示す「K」と、最上段より二段目の納骨室53であることを示す番号「2」が割り付けられ、格子状に3行5列に区割りされた15個のスペース毎に、最上段と同様に最上段の最後の番号である「15」の次の番号である「16」から連番で「30」までの番号が割り付けられている。つまり、最上段より二段目の納骨室53の3行5列に区割りされた15個の骨壷の収納スペース毎に連番で「K−2−16」〜「K−2−30」までの番号がナンバリングされている。
同様にして最上段より三段目の納骨室53には「K−3−31」〜「K−3−45」までの番号が、最上段より四段目の納骨室53には「K−4−46」〜「K−4−60」までの番号が、そして、最下段である最上段より五段目の納骨室53には「K−5−61」〜「K−6−75」までの番号がそれぞれナンバリングされている。つまり、五段の納骨室53が有する骨壷の収納スペースには、最大75(15×5=75)個の骨壷の収納スペース毎に、「K−1−1」〜「K−5−75」までの番号がナンバリングされている。
また、図7に示すように、左右扉30R,30Lの背面に設けられた位牌壇31R,31Lは、「I」−「L,R」−「1〜75」がナンバリングされている。位牌壇31R,31Lのナンバリングである最初の「I」は位牌壇31R,31Lであることを示し、次の「L,R」は、左右何れかの位牌壇31R,31Lであること(位牌壇31Lの場合は「L」、位牌壇31Rの場合は「R」)を示し、最後の「1〜75」は位牌壇31R,31Lが備える最大75(15×5=75)個の位牌の載置スペースであることを示している。
具体的には、位牌壇31Lには、位牌壇であることを示す「I」と、左扉30Lの背面に設けられた位牌壇31Lであることを示す「L」が割り付けられ、格子状に8行5列に区割りされた40個の位牌の載置スペース毎に、当該位牌壇31Lを正面視して、最上段の一行目の左端からに右方向に「1」、「2」…「5」の連番で番号が割り付けられている。2行目も同様に左端からに右方向に「6」、「7」…「10」の連番で番号が割り付けられている。そして、以下同様に、最下段の8行目まで「36」、「37」…「40」の連番で番号が割り付けられている。つまり、位牌壇31Lの8行5列に区割りされた40個の位牌の載置スペース毎に連番で「I−L−1」〜「I−L−40」までの番号がナンバリングされている。
位牌壇31Rには、位牌壇であることを示す「I」と、右扉30Rの背面に設けられた位牌壇31Rであることを示す「R」が割り付けられ、格子状に7行5列に区割りされた35個のスペース毎に、当該位牌壇31Rを正面視して、最上段の一行目の左端からに右方向に「41」、「42」…「45」の連番で番号が割り付けられている。2行目も同様に左端からに右方向に「46」、「47」…「50」の連番で番号が割り付けられている。そして、以下同様に、最下段の7行目まで「71」、「72」…「75」の連番で番号が割り付けられている。つまり、位牌壇31Rの7行5列に区割りされた35個のスペース毎に連番で「I−R−41」〜「I−R−75」までの番号がナンバリングされている。つまり、位牌壇31R,31Lには、最大75(15×5=75)個の位牌を載置できるため、「I−L−1」〜「I−R−75」での数字がナンバリングされている。
なお、図7に示す納骨室53にナンバリングされた末尾の番号と、位牌壇31R,31Lにナンバリングされた末尾の番号とは一対一で対応している。すなわち、納骨室53の「K−1−1」に収納された骨壷に対応する位牌は、位牌壇31R,31Lの「I−L−1」に載置されている。このように骨壷の収納スペースと位牌の載置スペースとの末尾の番号を一対一で対応させることで、納骨壇1に収納されている骨壷の収納位置と位牌の載置位置を容易に確認することができる。
また、図8に示すように、複数(5段)の納骨室53と位牌壇31R,31Lとを対応付けたナンバリング表を作成している。このナンバリング表は、納骨室53における骨壷の収納スペースのナンバリングと、位牌壇31R,31Lにおける位牌の載置スペースのナンバリングとが一対一で対応付けられた構成となっており、その他、収納された骨壷に係る情報等が一覧で確認可能に作成されている。
図8に示すように、ナンバリング表は、一行毎に左端から「カロートNo.H1」、「位牌壇No.H2」、「氏名H3」、「住所H4」、「連絡先電話番号H5」、「入壇日H6」、「収骨日H7」等の順番で記載されている。
「カロートNo.H1」は、納骨壇1に収納されている骨壷の納骨室53のナンバリングである。「位牌壇No.H2」は、上記骨壷に対応した位牌壇31R,31Lのナンバリングである。「氏名H3」、「住所H4」及び「連絡先電話番号H5」は、納骨壇1に収納されている骨壷の例えば遺族の代表者の氏名、住所及び連絡先電話番号である。「入壇日H6」は、納骨壇1に収納されている骨壷の入壇の契約開始の年月日であり、「収骨日H7」は、納骨壇1に骨壷の収納を開始した年月日である。
このように、本実施形態の納骨壇1に収納された骨壷の係る情報の一覧表であるナンバリング表を作成することにより、納骨壇1に収納されている骨壷や位牌の収納位置を用意に把握できるだけではなく、納骨壇1に収納された骨壷の情報(例えば、当該納骨壇1に収納されている骨壷の実数や空きスペースの数など)を管理者が確認することで、当該納骨壇1の管理が容易となる。
また、図9に示すように、納骨室53の骨壷の収納スペース毎にお名札プレート55を設けることもできる。このお名札プレート55は、収納部50を構成する納骨室53を引き出して平面視した場合に、収納された骨壷の収納スペース毎の前方の前板56又は仕切板54に設けられており、当該骨壷の遺族の代表者や故人の氏名等が記されている。これにより、納骨室53に収納されている骨壷の管理がより容易となる。
また、上述した実施形態においては、骨壷と位牌は別々の場所に収納又は載置するようにしたが、例えば、納骨室53の骨壷の収納スペースに骨壷と位牌を一対で収納(図示せず)することもできる。このような構成とすることで、例えば、本実施形態の納骨壇1を参拝する参拝者は、目的の骨壷の収納スペースから位牌を取り出し、仏壇40に載置して参拝することができ、骨壷に対応した位牌を探す手間を省くことができる。
上述してきたように、本実施形態に係る納骨壇1によれば、当該納骨壇1が設置される納骨堂などにおいて、より省スペースでより多くの骨壷や位牌を収納でき、しかも、位牌の視認性に優れ、清掃などのメンテナンスが容易な納骨壇1を提供することができる。これにより、従来の合祀墓と同様の、合祀用の納骨壇1(位牌壇付合祀用納骨壇)として用いることもできる。
本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもない。
1 納骨壇
20 本体部
25 開口部
30R,30L 左右扉
31R,31L 位牌壇
33 支持棒
40 仏壇
50 収納部
53 納骨室

Claims (4)

  1. 仏壇と複数の骨壺の収納部とを併設して内蔵し、前面に開口部を有する略箱状に形成された本体部と、
    前記開口部を開閉自在に設けられた扉部と、
    前記扉部の背面に設けられた複数の位牌を載置可能な位牌壇と、
    を備えたことを特徴とする納骨壇。
  2. 前記収納部は、引き出し構造の複数の納骨室で構成され、
    前記複数の納骨室は、収納される複数の骨壺毎に格子状に区割りされ、
    前記納骨室の区割りは、収納される複数の骨壺の形状に応じて変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載の納骨壇。
  3. 前記位牌壇は、載置される複数の位牌毎に格子状に区割りされ
    前記位牌壇の区割りは、載置される複数の位牌の形状に応じて変更可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の納骨壇。
  4. 前記位牌壇は、載置された複数の位牌を支持するための支持棒が設けられたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の納骨壇。
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