JP3193315U - 納骨壇用扉、納骨壇及びそれを用いた納骨壇列 - Google Patents
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Abstract
Description
この納骨壇の本体や扉には適宜、着色したり、様々な模様や図柄等を描いたりできるほか、漆や金箔或いはその他の装飾品などによって各種の装飾を施すことができる。
また、これらの納骨檀や納骨堂の構造については様々な検討が行われており、例えば、(特許文献1)には、金属板によって格子状に形成して骨体収納体の設置室を複数形成した本体を有し、その本体の前面に透明もしくは半透明とした強化アクリル板で形成した扉体を枢着し、その扉体の遊端が磁石によって止着される納骨壇が開示されている。
また、(特許文献2)には、納骨檀の扉部分を半透明状、或いは遮光状のガラス素材等を使用して、通常はほとんど外部から内部へ透過性はないが、納骨檀内部が発光することにより、内部の骨壷が浮かびあがってくるようにした納骨堂が開示されている。
(2)(特許文献1)の納骨壇は、内部に収納される骨体収用体を透視して確認できるように、扉体が透明もしくは半透明の強化アクリル板で形成されているため、扉体に不透光性の素材を積層することや、扉体に着色したり、図柄を描いたりして装飾を施すことができず、荘厳さや重厚さがなく、装飾性、デザイン性に欠けるという課題を有している。
(3)(特許文献2)には、納骨壇の扉部分のガラス素材として、デザインを施したガラス又は、スモークガラス又は、液晶を使用した透遮光ガラス等の半透明状、或いは遮光状のガラス素材、或いはデザインを施したガラスフイルム又はスモーク状のガラスフイルム等をガラスに貼り、半透明状、或いは遮光状のガラスに仕上げた素材を使用することが記載されているが、納骨檀内部に設置した発光部を発光させて明るくすることにより、ガラス素材を透して骨壷が浮かびあがるようにしているため、扉部分が透光性を有している必要がある。このため、ガラス素材に不透光性の素材を積層することや、扉部分の着色時に内部が透けて見えないような濃い色を使用したり、装飾を施す際に視認を妨げるような複雑な図柄を描いたりすることができず、荘厳さや重厚さがなく、装飾性、デザインの自在性に欠けるという課題を有している。
(4)(特許文献1)及び(特許文献2)は、いずれも扉全体が強化アクリル板やガラス素材で形成されているため、破損時には扉全体を交換しなければならず、メンテナンス性、取扱い性に欠けるという課題を有している。
本考案の請求項1に記載の納骨壇用扉は、透明な表板と、前記表板の裏面に積層又は配設される装飾部材と、前記装飾部材の裏面に積層される芯材と、前記芯材の裏面に積層される裏板と、前記表板と前記装飾部材と前記芯材と前記裏板の外周を囲繞する枠体と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)透明な表板と、表板の裏面に積層又は配設される装飾部材を有するので、装飾部材に描かれた様々な模様や色彩等を透明な表板を透かして視認することができ、荘厳かつ重厚で装飾性に優れる。
(2)表板の裏面に積層又は配設される装飾部材を有するので、表板に直接、装飾を施す必要がなく、デザインの異なる装飾部材を用意するだけで簡単に扉に装飾を施すことができ、量産性、デザインの自在性に優れる。
(3)装飾部材が、透明な表板の裏面に積層又は配設されるので、装飾部材を表板で確実に保護することができ、装飾が剥がれたり、傷付いたりすることがなく、表板の光沢による深みと重厚感、高級感があり、耐久性、高品質性に優れる。
(4)透明な表板をガラス等の硬質な材料で形成し、裏板を金属等の硬質な材料で形成することにより、表板と裏板で芯材の表裏を保護することができるので、芯材を発泡スチロール等の軽量な材料で形成して納骨壇用扉全体を軽量化することができ、量産性、取扱い性に優れる。
(5)表板と装飾部材と芯材と裏板の外周を囲繞する枠体を有するので、枠体によって表板と装飾部材と芯材と裏板を一体化してその外周を保護することができ、表板や裏板が外れることがなく、取扱い性、耐久性に優れる。
(6)表板が汚れたり、破損したりした場合は、表板のみ或いは表板と装飾部材のみを交換して、裏板と枠体を有効に利用することができ、省資源性に優れる。
また、表板は装飾部材を透過できる程度の光透過性を有していればよく、材質としては、ガラスやメタクリル樹脂(アクリル樹脂)、MS樹脂(スチレン−メチルメタクリレート樹脂)、ABS樹脂等の合成樹脂等を好適に用いることができる。
芯材の材質としては、軽量な発泡スチロールや発泡ウレタン等が好適に用いられる。納骨壇用扉全体を軽量化することができ、取扱性、搬送性に優れるためである。
芯材の板厚は10mm〜20mmが好ましい。納骨壇用扉の大きさにもよるが、芯材の板厚が10mmより薄くなるにつれ、納骨壇用扉全体の剛性が低下し易く、耐久性に欠ける傾向があり、20mmより厚くなるにつれ、取扱い性が低下し易く、組立作業性、量産性に欠ける傾向があり、いずれも好ましくない。
表板、装飾部材、芯材、裏板は単に重ね合わせるだけでもよいし、必要に応じて一部を接着や溶着などで貼り合わせてもよい。例えば装飾部材が薄手でフィルム状やシート状に形成されている場合は、装飾部材を表板の裏面に貼着することが好ましいが、装飾部材が厚手で形状保持性を有する場合は、芯材と表板の間に挟んで保持してもよい。
尚、装飾部材は必ずしも表板の裏面全体を覆う必要はなく、一部を覆うようにしてもよい。また、様々な形状に形成した装飾部材を表板の裏面の任意の位置に貼付けたり、芯材に埋め込んだりして所望の模様や図柄等を描いてもよい。これにより、ガラスモザイク状の装飾を施すこともできる。
この構成により、請求項1の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)表板が、ガラスで形成されていることにより、重厚で高級感があり、耐候性、高品質性に優れる。
この構成により、請求項1又は2の作用、効果に加え、以下のような作用、効果を有する。
(1)枠体が、上下一対の横框と、左右一対の縦框と、隣接する横框と縦框を接続する四隅のコーナー接続部材と、を有するので、隣接する横框と縦框を四隅のコーナー接続部材で接続するだけで枠体を組立てることができ、組立及び分解の作業性に優れる。
(2)隣接する横框と縦框が、四隅のコーナー接続部材で接続されるので、共通のコーナー接続部材を使用し、長さの異なる横框及び縦框と組合せることにより、様々な寸法の枠体を形成することができ、量産性に優れる。
例えば、上下一対の横框と、左右一対の縦框を矩形枠状に並べ、四隅を表裏から挟むようにして螺子止めや接着などで固定するもの、横框又は縦框の端部に螺子止めや接着などで取付け、先端に形成された突起部を縦框又は横框の端部に形成した凹部に差し込んで嵌合、螺子止め、接着などで固定するもの、中空の略L字状に形成し、横框及び縦框の端部をそれぞれ挿通し、嵌合、螺子止め、接着などで固定するもの等を用いることができる。
各々の横框及び縦框の少なくとも両端部に形成された中空部に、L字状に形成されたコーナー接続部材の各々の端部が挿通される構成にした場合、容易に枠体を形成することができ、組立作業性、量産性に優れる。また、コーナー接続部材を横框又は縦框の中空部から引き抜くだけで簡単に枠体を分解することができ、必要に応じて、表板、装飾部材或いは裏板を交換することが可能で、分解作業性、メンテナンス性に優れる。
中空部は、コーナー接続部材の寸法に合わせて、横框及び縦框の少なくとも両端部に形成されていればよいが、横框及び縦框の全体を中空に形成することにより、軽量化を図ることができる。
横框及び縦框の内側部に、表板、装飾部材、裏板の外周を保持する係止溝を形成することにより、枠体によって表板、装飾部材、裏板を確実に保持することができ、形状安定性に優れる。表板と装飾部材が独立している場合は、1つの係止溝で表板と装飾部材を保持するようにしてもよいし、2つの係止溝で表板と装飾部材を別々に保持するようにしてもよい。
尚、コーナー接続部材の材質としては、ABS樹脂やポリエステル等の合成樹脂が好適に用いられる。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)納骨壇本体の開口部に開閉自在に覆設される納骨壇用扉に、様々な模様や図柄等で装飾を施すことができ、表面が透明な表板で覆われることにより光沢と深みによる高級感があり、装飾性に優れる。
(2)納骨壇用扉の装飾部材が透明な表板で保護されているので、装飾部材が汚れたり、破損したりすることがなく、表板を拭き掃除などで清掃することができ、耐久性、取扱い性、高品質性、メンテナンス性に優れる。
尚、納骨壇本体の形状や寸法は適宜、選択することができ、遺骨を収納した収骨容器が収用される収容部以外に、引出しや棚などを設けることができる。納骨壇用扉は主に収容部の開口部に覆設されるが、それ以外の開口部にも設けることができる。
また、納骨壇用扉は観音開き(両開き)でもよいし、片開きでもよい。
この構成により、以下のような作用、効果を有する。
(1)隣接する複数の納骨壇の納骨壇用扉の表面に襖絵のような連続的な模様が描かれているので、単純な模様の繰返しではなく、納骨壇列全体で1つのまとまったテーマやモチーフ等に沿った模様を表現することができ、統一感及び高級感があり、荘厳かつ重厚で、高品質性、装飾性に優れる。
(2)設置場所の広さに応じて連接する納骨壇の数を適宜、選択することができ、設計自在性、汎用性に優れる。
装飾部材の表面に印刷する模様や図柄等の基となる画像をコンピュータ等で形成した場合、納骨壇列全体に描く模様を各々の納骨壇用扉の寸法や配置に合わせて正確に分割することができ、納骨壇列全体で位置ずれのない連続的な模様を描くことができるだけでなく、色彩やグラデーション等の表現も豊かで、統一感があり、高品質性、装飾性に優れる。
本考案の実施の形態1における納骨壇用扉について、以下図面を参照しながら説明する。なお、本考案は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1は実施の形態1の左用の納骨壇用扉の正面模式図であり、図2(a)は図1のA−A線矢視断面模式図であり、図2(b)は図1のB−B線矢視断面模式図である。
図1及び図2中、1は実施の形態1の左用の納骨壇用扉、2は発泡スチロールで形成された納骨壇用扉1の芯材(図2)、3はアルミニウムや木材等で形成され芯材2の裏面に積層された納骨壇用扉1の裏板(図2)、4は透明なガラスで形成され芯材2の表面に覆設された納骨壇用扉1の表板、5はポリプロピレンやPET等で形成され表面に模様や図柄等が印刷されて表板4の裏面に積層されたフィルム状又はシート状の装飾部材(図2)、6はアルミニウムで形成され芯材2と裏板3と表板4と装飾部材5の外周を囲繞する納骨壇用扉1の枠体、7,8は枠体6の上下一対の横框(図1,図2(b))、7a,8aは横框7,8の中空部(図2(b))、7b,8bは横框7,8の裏面側の内側部に形成され裏板3の上下の縁を保持する係止溝(図2(b))、7c,8cは横框7,8の表面側の内側部に形成され表板4及び装飾部材5の上下の縁を保持する係止溝(図2(b))、9,10は枠体6の左右一対の縦框(図1,図2(a))、9a,10aは縦框9,10の中空部(図2(a))、9b,10bは縦框9,10の裏面側の内側部に形成され裏板3の左右の縁を保持する係止溝(図2(a))、9c,10cは縦框9,10の表面側の内側部に形成され表板4及び装飾部材5の左右の縁を保持する係止溝(図2(a))、11は左側の縦框9の外側部に配設され納骨壇に対して納骨壇用扉1を回動自在に保持するための回動軸である。
装飾部材5の表面には印刷により、様々な模様や図柄等を描くことができ、透明な表板4を透かして視認することができる。尚、表板4は装飾部材5の模様や図柄等を透過できる範囲で着色してもよい。
装飾部材5が薄手の場合は表板4の裏面に貼着することが好ましいが、装飾部材5が厚手で形状保持性を有する場合は、芯材2と表板4の間に挟んで保持するだけでもよい。
図3は実施の形態1の左用の納骨壇用扉の斜視分解模式図である。
図3中、12はABS樹脂やポリエステル等でL字状に形成され枠体6の四隅に配設されて横框7,8と縦框9,10を接続するコーナー接続部材、12aは横框7,8及び縦框9,10の中空部7a,8a,9a,10aの両端にそれぞれ挿通されるコーナー接続部材12の端部である。
コーナー接続部材12の各々の端部12aを横框7,8及び縦框9,10の中空部7a,8a,9a,10aに挿通することにより、容易に枠体6を組立てることができる。
尚、図2(a),(b)に示したように、横框7,8及び縦框9,10の内側部に、裏板3,表板4,装飾部材5の外周を保持する係止溝7b,7c,8b,8c,9b,9c,10b,10cが形成されているので、枠体6によって裏板3,表板4,装飾部材5を確実に保持することができ、形状安定性に優れる。
図4(a)は実施の形態1の右用の納骨壇用扉の正面模式図であり、図4(b)は図4(a)のC−C線矢視断面模式図である。
図4において、右用の納骨壇用扉1aが左用の納骨壇用扉1と異なるのは、回動軸11が右側の縦框10の外側部に配設されている点と、把手部13が枠体6aの左側の縦框9の正面側外側に形成されている点である。
左用の納骨壇用扉1と右用の納骨壇用扉1aを1組にして、観音開き(両開き)の納骨壇用扉として使用することができる。
尚、把手部13の形状や配置は適宜、選択することができる。
また、左用の納骨壇用扉1又は右用の納骨壇用扉1aのいずれか一方のみを片開きの納骨壇用扉として使用することもできる。
図5は実施の形態1の納骨壇用扉を備えた納骨壇の正面模式図であり、図6は模様が描かれた実施の形態1の納骨壇用扉を備えた納骨壇の一例を示す正面図である。
図5中、20は1組の実施の形態1の納骨壇用扉1,1aが上段の開口部に観音開き(両開き)となるように回動自在に覆設され、実施の形態1の納骨壇用扉1aの略2倍の幅に形成された変形例の納骨壇用扉1bが下段の開口部に片開きとなるように回動自在に覆設された納骨壇、20aはアルミニウムで形成された納骨壇本体である。
尚、納骨壇本体の寸法は適宜、選択することができ、必要に応じて内部に引出しや棚などを設けることができる。
図6に示すように、納骨壇用扉1,1a,1bの装飾部材5に描かれた模様を表板4を透かして視認することができる。
図7は実施の形態1の納骨壇用扉を備えた納骨壇を用いて形成された納骨壇列の正面模式図であり、図8は模様が描かれた実施の形態1の納骨壇用扉を備えた納骨壇を用いて形成された納骨壇列の一例を示す正面図である。
図7中、25は実施の形態1の納骨壇用扉1,1a,1bを備えた3つの納骨壇20を連設して形成された納骨壇列である。
予め各々の納骨壇20の納骨壇用扉1,1a,1bに分割して模様を描いておき、納骨壇20を連設することにより、図8に示すように納骨壇列25全体で1つのまとまったテーマやモチーフ等に沿った模様を表現することができる。
尚、連接する納骨壇20の数は、設置場所の広さに応じて適宜、選択することができ、納骨壇列25全体の幅及び高さと、納骨壇20の数(納骨壇1個当たりの幅)に応じて、予め模様を分割し、各々の納骨壇20の納骨壇用扉1,1a,1bに描く模様を決定することができる。
(1)透明な表板と、表板の裏面に積層されるフィルム状又はシート状の装飾部材を有するので、装飾部材に描かれた様々な模様や色彩等を透明な表板を透かして視認することができ、荘厳かつ重厚で装飾性に優れる。
(2)表板の裏面に積層されるフィルム状又はシート状の装飾部材を有するので、表板に直接、装飾を施す必要がなく、デザインの異なる装飾部材を用意するだけで簡単に扉に装飾を施すことができ、量産性、デザインの自在性に優れる。
(3)フィルム状又はシート状の装飾部材が、透明な表板の裏面に積層されるので、装飾部材を表板で確実に保護することができ、装飾が剥がれたり、傷付いたりすることがなく、表板の光沢による深みと重厚感、高級感があり、耐久性、高品質性に優れる。
(4)透明な表板をガラス等の硬質な材料で形成し、裏板を金属等の硬質な材料で形成することにより、表板と裏板で芯材の表裏を保護することができるので、芯材を発泡スチロール等の軽量な材料で形成して納骨壇用扉全体を軽量化することができ、量産性、取扱い性に優れる。
(5)芯材と裏板と表板と装飾部材の外周を囲繞する枠体を有するので、枠体によって芯材、裏板、表板、装飾部材の外周を保護することができ、裏板や表板が外れることがなく、耐久性に優れる。
(6)表板が汚れたり、破損したりした場合は、表板のみ或いは表板と装飾部材のみを交換して、裏板と枠体を有効に利用することができ、省資源性に優れる。
(7)表板が、ガラスで形成されていることにより、重厚で高級感があり、耐候性、高品質性に優れる。
(8)芯材が、発泡スチロールで形成されていることにより、納骨壇用扉全体を軽量化することができ、取扱性、搬送性に優れる。
(9)枠体が、上下一対の横框と、左右一対の縦框と、隣接する横框と縦框を接続する四隅のコーナー接続部材と、を有するので、隣接する横框と縦框を四隅のコーナー接続部材で接続するだけで枠体を組立てることができ、組立及び分解の作業性に優れる。
(10)隣接する横框と縦框が、四隅のコーナー接続部材で接続されるので、共通のコーナー接続部材を使用し、長さの異なる横框及び縦框と組合せることにより、様々な寸法の枠体を形成することができ、量産性に優れる。
(11)各々の横框及び縦框の少なくとも両端部に形成された中空部に、L字状に形成されたコーナー接続部材の各々の端部が挿通されることにより、容易に枠体を形成することができ、組立作業性、量産性に優れる。
(12)各々の横框及び縦框の少なくとも両端部に形成された中空部に、L字状に形成されたコーナー接続部材の各々の端部が挿通されているので、コーナー接続部材を横框又は縦框の中空部から引き抜くだけで簡単に枠体を分解することができ、必要に応じて、裏板、表板或いは装飾部材を交換することが可能で、分解作業性、メンテナンス性に優れる。
(1)納骨壇本体の開口部に開閉自在に覆設される納骨壇用扉に、様々な模様や図柄等で装飾を施すことができ、表面が透明な表板で覆われることにより光沢と深みによる高級感があり、装飾性に優れる。
(2)納骨壇用扉の装飾部材が透明な表板で保護されているので、装飾部材が汚れたり、破損したりすることがなく、表板を拭き掃除などで清掃することができ、耐久性、取扱い性、高品質性、メンテナンス性に優れる。
(1)隣接する複数の納骨壇の納骨壇用扉の表面に襖絵のような連続的な模様が描かれているので、単純な模様の繰返しではなく、納骨壇列全体で1つのまとまったテーマやモチーフ等に沿った模様を表現することができ、統一感及び高級感があり、荘厳かつ重厚で、高品質性、装飾性に優れる。
(2)設置場所の広さに応じて連接する納骨壇の数を適宜、選択することができ、設計自在性、汎用性に優れる。
2 芯材
3 裏板
4 表板
5 装飾部材
6 枠体
7,8 横框
7a,8a,9a,10a 中空部
7b,8b,7c,8c,9b,10b,9c,10c 係止溝
9,10 縦框
11 回動軸
12 コーナー接続部材
12a 端部
13 把手部
20 納骨壇
20a 納骨壇本体
25 納骨壇列
Claims (5)
- 透明な表板と、前記表板の裏面に積層又は配設される装飾部材と、前記装飾部材の裏面に積層される芯材と、前記芯材の裏面に積層される裏板と、前記表板と前記装飾部材と前記芯材と前記裏板の外周を囲繞する枠体と、を備えていることを特徴とする納骨壇用扉。
- 前記表板が、ガラスで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の納骨壇用扉。
- 前記枠体が、上下一対の横框と、左右一対の縦框と、隣接する前記横框と前記縦框を接続する四隅のコーナー接続部材と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の納骨壇用扉。
- 請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の納骨壇用扉が、納骨壇本体の開口部に開閉自在に覆設されていることを特徴とする納骨壇。
- 請求項4に記載の納骨壇が複数連設された納骨壇列であって、隣接する複数の前記納骨壇の前記納骨壇用扉の表面に襖絵のような連続的な模様が描かれていることを特徴とする納骨壇列。
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JP2014003764U JP3193315U (ja) | 2014-07-15 | 2014-07-15 | 納骨壇用扉、納骨壇及びそれを用いた納骨壇列 |
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Cited By (2)
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US7772667B2 (en) | 2005-05-20 | 2010-08-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Photoelectric conversion device and semiconductor device |
WO2021253110A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | Gestion Morin Et Gibson Inc. | Lightweight columbarium, combinations thereof with a ritual transporter and a crate, and methods of tranporting and installing a lightweight columbarium |
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WO2021253110A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | Gestion Morin Et Gibson Inc. | Lightweight columbarium, combinations thereof with a ritual transporter and a crate, and methods of tranporting and installing a lightweight columbarium |
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