JP3174371U - 電磁加熱型焼肉用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単であり、製造が容易である電磁加熱型焼肉用装置を提供する。
【解決手段】電磁加熱型焼肉用装置は、ベースと、電気コイルと、陶磁板と、加熱体と、を含む。加熱体は、電磁コイルの電磁誘導によって加熱されるようにベースの収納部の中に収納されている。ベースの収納部の中には、加熱体を支持する複数の支持脚が設置されている。複数の支持脚の中で、1つ以上の支持脚が導熱性が高い支持脚に構成され、1つ以上の支持脚には、加熱体の温度を検出する温度検出センサーが設置されている。温度検出センサーは、ベースの中の制御システムに電気的に接続されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、電磁加熱型調理器に関し、特に、電磁加熱型焼肉用装置に関する。
現在の焼肉用装置は、加熱方式により抵抗加熱型焼肉用装置と電磁加熱型焼肉用装置に分けることができる。抵抗加熱型焼肉用装置は、加熱速度が遅く、安全性が低い欠点がある。前記電磁加熱型焼肉用装置は、加熱速度が速く、安全性が高い利点があり、人々に人気がある。しかし、前記電磁加熱型焼肉用装置の加熱速度が速いので、その温度を細く制御しないと、焼肉が過熱して焦げてしまうおそれがある。そのため、電磁加熱型焼肉用装置に温度制御装置を設置して、電磁加熱型焼肉用装置の温度を素早く、正確に制御する必要がある。
本考案の主な目的は、安全であり、且つ焼肉用装置の温度を素早く、正確に制御することができる電磁加熱型焼肉用装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、構造が簡単であり、製造が容易である電磁加熱型焼肉用装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案では、ベースと、電気コイルと、陶磁板と、加熱体と、を含む電磁加熱型焼肉用装置を提供する。前記加熱体は、前記電磁コイルの電磁誘導により加熱されるように前記ベースの収納部の中に収納されている。前記ベースの収納部の中には、前記加熱体を支持する複数の支持脚が設置されている。複数の支持脚の中で、1つ以上の支持脚が導熱性が高い支持脚に構成され、1つ以上の支持脚には、前記加熱体の温度を検出する温度検出センサーが設置されている。前記温度検出センサーは、ベースの中の制御システムに電気的に接続されている。
上述する電磁加熱型焼肉用装置において、前記複数の支持脚が前記陶磁板の外部に固定されている。
上述する電磁加熱型焼肉用装置において、導熱性がよい前記支持脚は、前記ベースに固定されている金属体である。例えば、前記ベースに固定されている弾性金属板体である。
上述する電磁加熱型焼肉用装置において、前記ベースには耐熱型支持部が形成されている。前記陶磁板は、前記耐熱型支持部の中央部に係合されている。前記支持脚は、前記陶磁板の周囲の耐熱型支持部に固定されている。
上述する本考案の電磁加熱型焼肉用装置は、前記電磁コイルの電磁誘導によって加熱されるので、加熱速度が速く、加熱効率が高く、安全性が高いという利点がある。且つ、前記加熱体を支持する前記支持脚を温度検出用測定点にするので、温度を安定、正確に検出し、電磁加熱型焼肉用装置の温度を素早く、正確に制御することができる。
本考案の実施形態に係る電磁加熱型焼肉用装置を示す側面図である。 図1の電磁加熱型焼肉用装置のA部を拡大して示す断面図である。 本考案の実施形態に係る電磁加熱型焼肉用装置を示す分解図である。 本考案の電磁加熱型焼肉用装置の支持脚の分布を示す表面図である。
以下、本考案に添付される図を参照しながら、本考案の実施形態に係る電磁加熱型焼肉用装置に対して詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、本考案の電磁加熱型焼肉用装置は、主にベース10と、電磁コイル20と、加熱体30と、を含む。
前記加熱体30は、前記ベース10の収納部の中に収納されて、前記電磁コイル20の電磁誘導によって加熱される。前記ベース10の収納部の中には、前記加熱体30を支持する複数の支持脚40が形成されている。前記複数の支持脚40の中で、1つ以上の支持脚40が導熱性がよい支持脚であり、1つ以上の支持脚40には加熱体30の温度を検出する温度検出センサー50が設置されている。前記温度検出センサー50は、ベース10の中の制御システムに電気的に接続されている。前記制御システムは、クッキングヒーターなどのような電磁加熱型装置に広く使用されているので、その制御システムの機能或いは原理などに対しては詳しい説明を省略する。
導熱する前記支持脚40は、前記ベース10に固定されている金属体である。例えば、ベース10に固定されている弾性板状体である。前記支持脚40は、リベット、溶接、係合などのような方法によって前記ベース10に固定されている。前記温度検出センサー50は、実装、リベットなどのような方法によって前記支持脚40に面接触されている。本実施形態の温度検出センサー50は、前記弾性圧接部51によって前記支持脚40に圧接されている。導熱する前記支持脚40は、弾性板状体に構成され、前記弾性圧接部51は、リベットによって前記弾性板状体に固定されている。前記記弾性圧接部51を直接に前記弾性板状体に固定させると、弾性圧接部51と弾性板状体との間に熱伝導路が形成される。図2、図3に示すように、前記弾性板状体を前記加熱体30の底面に緊密に接触させる方法で前記加熱体30の温度を検出することができる。他の実施形態で、前記支持脚40を弾性板状体に形成せずに、導熱できる他の形状に形成してもよい。
前記ベース10には、支持部11が形成されている。前記支持部11は、中央部が円弧状に形成されている環状体である、即ち前記加熱体30を載せる収納部が形成されている環状体である。前記支持部11は、耐熱型支持部であり、前記加熱体30は、焼肉プレートである。前記電磁コイル20の上方には、陶磁板12が設置され、前記陶磁板12の周囲には、前記複数の支持脚40が設置されている。前記複数の支持脚40は、前記陶磁板12より高く設置されて、前記加熱体30を支持する。前記陶磁板12は、防水するように前記支持部11の中央部に係合されている平板型陶磁板である。前記支持脚40は、リベット、溶接、係合などによって前記支持部11に固定されている。前記支持脚40と前記支持部11を一体に形成してもよい。図4は、3つの支持脚40が平均に設置されていることを示す図である。前記3つの支持脚40は、導熱性がよい弾性板状体に構成されている。前記支持脚40ごとに温度検出センサー50が設置されているので、前記加熱体30の各点の温度を検出することができる。前記支持脚40が前記支持部11に固定されているので、前記陶磁板12に支持脚固定用穴部を形成することが必要がない。即ち、前記陶磁板12に支持脚固定用穴部を形成する従来技術の欠点を避けることができるので、陶磁板12の完璧な平面を保て、陶磁板12の製造を簡単にすることができる。
本考案で、非導熱型支持脚40とベース10を同時に形成することができる。例えば、射出成形によって一体に成形することができる。又は、両者を別々に成形した後、一体に組み立ててることもできる。
本考案の支持脚40は、以下の方法で組み立てることもできる。即ち、前記支持脚40にU形トングを形成し、前記U形トングを前記陶磁板12の外縁に挟んで、U形トングと陶磁板12を一体に固定することができる。これにより、前記支持脚40と前記陶磁板12を一体に固定されるだけでなく、前記陶磁板12の構造を破壊することを避けることができる。
本考案の実施形態の電磁加熱型焼肉用装置において、前記加熱体30が前記支持脚40に緊密に接触するように前記ベース10の収納部に載せられ、且つ前記支持脚40と前記温度検出センサー50によって熱伝導路が形成されているので、前記温度検出センサー50が前記加熱体30の温度を検出することができる。本考案の電磁加熱型焼肉用装置を製造する場合、前記支持脚40に設置されている前記温度検出センサー50が直接に前記加熱体30の底面に接触するように設けることができる。前記加熱体30が前記電磁コイル20の電磁誘導によって加熱されるので、焼肉を作るだけでなく、加熱速度が速く、加熱効率がよく、安全性が高いという利点を招くことができる。且つ、前記加熱体を支持する支持脚を温度検出が可能な箇所に位置させるため、温度を安定、正確に検出し、電磁加熱型焼肉用装置の温度を素早く、正確に制御することができる。
上述のように本考案はいくつかの実施例を開示しているが、本考案の保護範囲を限定するものではない。本考案の技術は、電磁加熱型焼肉用装置だけではなく、他の電磁加熱装置にも適用することもできる。例えば、卓上型電磁調理器、電磁圧力鍋などに使って、これらの温度を素早く、正確に測定し、安定性を保つことができる。即ち、本考案の主旨及び範囲を逸脱せずに行う各種の改良又は変更は、本考案の請求項に当然含まれるものとする。
10 ベース
11 支持部
12 陶磁板
20 電気コイル
30 加熱体
40 支持脚
50 温度検出センサー
51 弾性圧接部

Claims (5)

  1. ベースと、電気コイルと、陶磁板と、加熱体と、を含み、
    前記加熱体は、前記電磁コイルの電磁誘導によって加熱されるように前記ベースの収納部の中に収納され、
    前記ベースの収納部の中には、前記加熱体を支持する複数の支持脚が設置され、且つ1つ以上の支持脚は、導熱性が高い支持脚であり、1つ以上の支持脚には、前記加熱体の温度を検出する温度検出センサーが設置され、
    前記温度検出センサーは、ベースの中の制御システムに電気的に接続されていることを特徴とする電磁加熱型焼肉用装置。
  2. 前記複数の支持脚は、前記陶磁板の外部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁加熱型焼肉用装置。
  3. 導熱性がよい前記支持脚は、前記ベースに固定されている金属体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁加熱型焼肉用装置。
  4. 前記金属体が弾性板体であることを特徴とする請求項3に記載の電磁加熱型焼肉用装置。
  5. 前記ベースには、耐熱型支持部が形成され、前記陶磁板は、前記耐熱型支持部の中央部に係合され、前記支持脚は、前記陶磁板の周囲の耐熱型支持部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁加熱型焼肉用装置。
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