JP3173803B2 - 回折格子の作成方法 - Google Patents

回折格子の作成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回折格子の作成方法に
関し、特に極微細な周期を持つ回折格子の作成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】回折格子は、光エレクトロニクスの分野
において、フィルター、光結合器、分布帰還型(DF
B)レーザ、分布ブラッグ反射型(DBR)レーザ等の
種々の光回路素子に用いられている。特に、DFB、D
BRレーザに代表される波長制御用ないし波長可変半導
体レーザに形成された回折格子は、レーザの共振器とし
て用いられる為、回折格子の周期、形状、深さはレーザ
特性(発振閾値、結合係数など)を決定する重要な因子
であり、高精度の回折格子をこうしたレーザ中に制御性
良く作成することは重要な課題となっている。
【0003】従来、回折格子の作成は、格子状ホトレジ
ストマスクの作成とエッチングとの2段階の方法で行な
われている。ここで、光エレクトロニクス分野の回折格
子の周期は0.1〜1.0μm程度と微細な為、ホトレ
ジストマスクの作成に従来の光リソグラフィー技術を適
用することは出来ない。この為、ホログラフィックな露
光法が一般に用いられてきた。これはレーザ光の干渉を
用いた露光法であり、その工程を図2で説明する。
【0004】この方法では、先ず図2(a)の如く基板
11にホトレジスト12を塗布し、ここに十分に平行光
線とされた2つのレーザビーム13、14を2方向(図
示例では、垂線に対してθの角度を成す2方向)から照
射して干渉縞を作ってホトレジスト12を周期的に露光
し、これを現像、ベークすることで図2(b)の様な格
子状のホトレジストマスク15を作成する。次に、上記
ホトレジストマスク15をエッチングマスクとして図2
(c)の様にエッチング(ウェット又はドライ)し、そ
の後エッチングマスクを剥離することにより図2(d)
の如く基板11に周期構造(回折格子)16を転写す
る。
【0005】ホログラフィックな干渉露光法において
は、2つのレーザビームの入射角度をθ、レーザビーム
の波長をλとすると、作成できる格子間隔Λ(図2
(b)参照)は、Λ=λ/2sinθと表わせる。露光
用レーザとしては、Arレーザ(λ=351nm)又は
He−Cdレーザ(λ=325nm)が適している。Λ
≦0.25μm程度のマスクを作るにはHe−Cdレー
ザを用いる。
【0006】一方、DFB、DBR半導体レーザの発振
波長λは、λ=λ0 /Neff =2Λ/m(m=1,2,
・・・)で表わすことができる。ここで、λ0 /Neff
は媒質内でのブラッグ波長、Neff は媒質の等価屈折
率、Λはこの半導体レーザ中の回折格子の周期である。
整数m=1の場合が1次回折、m=2の場合が2次回折
を意味する。
【0007】こうした半導体レーザにおいて、例えば、
GaAsを活性層とする短波長のものでは、回折格子の
周期Λは、発振波長を0.8μmとすると上述の式から
(1次回折を利用する場合とする)約1150Å(0.
115μm)にまで小さくなる。m次回折を利用すると
きでも、1150Åのm倍程度にしか大きくならない。
よって、回折格子作成の際に露光用レーザビームの波長
を小さくすべく、He−Cdレーザの波長λ=3250
Å(325nm)を用いたとしても、空気中では1次回
折用の格子を作成することは出来ない。
【0008】そこで、GaAs系短波長DFB、DBR
半導体レーザの1次回折格子(周期Λ=1300Å以
下)の作成方法として別のものが提案されており、代表
的なものとして、次の3つのものが挙げられる。第1の
方法として、試料を高屈折率媒質中に浸して、その中で
干渉露光を行なって媒質の屈折率分だけ回折格子の周期
を短くする方法がある。高屈折率媒質としては、例え
ば、光吸収の少ないキシレンを用いる。また、類似の方
法例として、ホトレジスト膜上に屈折率整合用オイルを
介して3角形又は長方形プリズムを置き、このプリズム
の両側から露光用の2つの光束を入射させる方法もあ
る。
【0009】第2の方法は、2光束干渉露光法によって
得られた回折格子の周期を更に処理して半分にするもの
である。図3(a)に示す如く、先ず基板25の上に複
数の溝(回折格子)25aを形成し、次にエッチングマ
スク材料(ホトレジスト)22を全面に形成する。この
後、図3(b)に示す如く露光、現像によりエッチング
面を露出させてから、図3(c)の様にエッチングを行
ない、こうして図3(d)に示す様に周期が初めの溝2
5aの半分の回折格子を得る。
【0010】第3の方法としては、図4の様に、先ず2
光束干渉露光法によりホトレジストマスク31を基板3
2上に形成し(同図(a))、次にその上にECR−C
VDによりSiNX 膜を成長させ(同図(b))、そし
てエッチング時間を調整することでレジストとSiNX
膜によるエッチングマスク31、34を作成し(同図
(c))、このマスク31、34を用いてエッチングを
行なって周期が最初に形成したホトレジストマスク31
の半分の回折格子35を作成する方法がある(同図
(d))。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた短
波長(λ=0.8μm)DFB、DBR半導体レーザ用
の1次回折格子(周期Λ=1300Å以下)の作成方法
には、次のような問題があった。
【0012】第1の方法では、液体やその容器等に起因
する散乱や多重反射の為に露光用ビームの光波面が乱れ
たり、装置の振動や空気の揺らぎの影響を受け易くて回
折格子の精度が悪くなると言う欠点がある。第2の方法
では、エッチングマスクとしてホトレジスト膜を全面に
形成した後の露光/現像条件の制御が厳しく、面内でバ
ラツキが生じて回折格子の精度が悪くなる。また、第2
のエッチング時に、ウェットエッチングを用いるなら
ば、基板の面方位が限定される及び回折格子形状の不整
が生じると言う欠点が生じる。
【0013】第3の方法では、レジスト上のSiNX 膜
と基板上のSiNX 膜のエッチング条件の制御が難し
い。また、エッチング時、ウェットエッチングならば基
板の面方位が限定され、ドライエッチングならば、エッ
チングマスクがレジストとSiNX 膜との2種類の材料
で形成されている為、エッチングガスに対する耐性に差
が生じ回折格子形状の不整、深さや寸法の精度が悪くな
ると言う欠点がある。
【0014】従って、本発明は、上記問題点に鑑み、上
記第2の方法を改善して短波長(λ=0.8μm)DF
B、DBRレーザ等の1次回折用などの様な極微細な回
折格子も形成できる回折格子作成方法を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に所望
の回折格子周期の2倍の周期の凹凸を有する第1の回折
格子を形成する工程と、前記第1の回折格子上に前記基
板とは異なる材料から成るマスク層を全面に形成するこ
とによって、第1の回折格子の凹部上のマスク層の厚さ
が、第1の回折格子の凸部上のマスク層の厚さよりも厚
い構造を形成する工程と、前記第1の回折格子の凸部の
頂上付近をマスク層から露出させる工程と、露出された
第1の回折格子の凸部の頂上付近をエッチングすること
によって、所望の回折格子周期を有する第1の回折格子
を形成する工程とから成る回折格子の作成方法におい
て、前記基板のエッチレートがマスク層のエッチレート
よりも大きいことを利用して、全面をドライエッチング
することによって、前記第1の回折格子の凸部の頂上付
近の露出及びエッチングを単一の工程で行うことを特徴
とする。
【0016】より具体的には、前記第1の回折格子を形
成する工程は、基板上にホトレジストを塗布する工程
と、前記ホトレジストを干渉露光する工程と、前記ホト
レジストを現像してホトレジストのパターニングを行う
工程と、パターニングされたホトレジストをマスクとし
て基板をエッチングする工程と、残存したホトレジスト
を除去する工程とから成ったり、前記マスク層はホトレ
ジストから成ったりする。
【0017】本発明の回折格子の形成方法では、ホトレ
ジストなどの異種材料を被覆後に露光、現像などの工程
を含まないので工程が短縮でき、更にドライエッチング
する場合は回折格子形状の不整を生じることがない。ま
た、前記異種材料と前記回折格子の格子形成材とを同時
にエッチングするのをドライエッチングとすれば、面方
位の限定や形状の不整がなくなる。よって、回折格子の
パターン精度の安定性が向上して、歩留まりも向上す
る。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に基づく回折格子の作成方法
の1実施例の工程を示す工程図である。先ず初めに、所
望の回折格子周期の2倍となる様な周期を持つ第1の回
折格子1を半導体基板2上に、図2で説明した従来のホ
ログラフィック干渉法で作成する(図1(a))。詳細
には以下の通りである。
【0019】半導体基板2を界面活性剤で洗浄し、次に
有機溶剤による超音波洗浄を2〜3回繰り返した後、N
2 ブローで乾燥して200℃、30分の熱処理を基板2
に行なう。続いて、2光束干渉露光用のホトレジスト層
(商品名AZ−1350J:ヘキスト社製を所望な程度
希釈したもの)を基板2全面に塗布形成し、80℃の乾
燥をこれに行なう。ホトレジスト層の厚さは600Å〜
800Å程度が適当である。
【0020】次に、He−Cdレーザ(波長λ=325
nm)による2光束干渉露光法で、上記ホトレジスト層
を所望の周期Λに対応する入射角度θで露光する。その
後、ホトレジスト層をAZ系の現像液で現像し、干渉露
光により生じた干渉縞の強度分布に応じた感光度合いに
対応したレジストパターン(回折格子)を形成する。続
いて、上記レジストパターンをエッチングマスクとし
て、半導体基板2を、ウェットエッチングならば例えば
H3 PO4 系やNH4 OH系のエッチング液を用いて、
ドライエッチングならばCl2 系のガスを用いてエッチ
ングを行ない、そしてエッチングマスク層を除去するこ
とにより第1の回折格子1を基板2上に得る(図1
(a))。
【0021】次は、第1の回折格子1の周期の半分の周
期を持つ第2の回折格子5の作成工程である。初めに、
第1の回折格子1のある半導体基板2に有機溶剤による
超音波洗浄を2〜3回繰り返し施した後、N2 ブローで
乾燥し90℃、30分の熱処理をこれに行なう。続い
て、エッチングマスク層3として、ホトレジスト(商品
名AZ−1350J:ヘキスト社製)を所望の値に希釈
したものを半導体基板2全面に塗布形成し、これに対し
て80℃、20分の乾燥を施す(図1(b))。次に、
Cl2 ガスによるリアクティブイオンビームエッチング
(RIBE)を用いて、適正時間エッチングを行なう。
この時の条件は、到達真空度2×10-6Torr、Cl
2 流量15SCCM以下、エッチング圧力7.5×10
-4Torr〜1.5×10-3Torr、イオン引出電圧
400Vであり、このエッチング条件での半導体基板2
のエッチレートは1600Å/minであり、レジスト
マスク(エッチングマスク)3との選択比はほぼ4:1
であった。
【0022】上記のエッチングにおいては、エッチング
過程で、全面に塗布形成されたエッチングマスク層3が
最初にエッチングされて減っていき(図1(b)、
(c)参照)、下の半導体基板2が露出したところで、
エッチングマスク層3と半導体基板2との選択比の差に
よりこのエッチングマスク層3と半導体基板2の境でエ
ッチングレートの律速が起こり、独特のエッチングが進
行する(図1(c)、(d)参照)。こうして、初めに
作成した第1の回折格子1の周期の半分の周期を持つ第
2の回折格子5が形成される。
【0023】最後に、残存しているエッチングマスク層
3を除去して、半導体基板2に所望の周期の回折格子5
を得る(図1(e))。
【0024】以上の如く、本実施例では、従来技術のホ
ログラフィック干渉法で得た回折格子1にホトレジスト
を全面塗布し、これに露光、現像することなくそのまま
ドライエッチングを施すと言う簡単な方法で、微細な周
期(初めの回折格子の周期の1/2の周期)の回折格子
を精度良く安定して得ることができる。
【0025】こうして精度、安定性良く短波長(λ=
0.8μm)DFB、DBR半導体レーザ用などに回折
格子(Λ=1300Å)を作成でき、これを光素子へ用
いた場合、2次回折格子を利用した素子と比べて、種々
の利点を持つ。例えば、DFB、DBRレーザでは、活
性領域と回折格子領域間で高光結合効率が得られ、放射
損失、高次散乱ロスの低減、発振しきい値の低下を可能
にした。
【0026】ところで、本発明は上記実施例の形態のみ
に限定されるものではなく、例えば第1の回折格子1の
形状は3角形を用いたが、矩形、台形等でもよく最終的
に求められる仕様に応じて定めれば良く、その場合、形
成方法も本質的に同じである。また、上記実施例では第
2の回折格子5のエッチングマスク層3としてホトレジ
ストを用いたが、例えばSiO2 やSi3 N4 膜の酸化
膜や窒化膜、また金属材料でも良い。要するに、ドライ
エッチング時のエッチング条件に応じて材料を決めれば
良い。基板についても、半導体基板2に限らず、ガラ
ス、光学ガラスなどでも良い。
【0027】更に、第2の回折格子5のエッチング法に
おいて、リアクティブイオンビームエッチング(RIB
E)を用いたが、スパッタエッチング、イオンミリン
グ、リアクティブイオンエッチング(RIB)などでも
良く、エッチングガスもCl2に限定されず材料に合わ
せて選べば良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来の方法で形成された第1の回折格子を形成した後これ
にホトレジストなどの異種材料を全面塗布し、これをそ
のままドライエッチングなどでエッチングして周期の微
細な第2の回折格子を形成するので、工程を短縮できる
と共にパターン精度の安定性が向上でき歩留まりも向上
して極微細の回折格子が作成できる。よって、可視光D
FB、DBRレーザなどの特性が向上でき、更に一般的
には1次回折を利用するレーザ、フィルタなどの素子の
特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の工程を説明する断面図であ
る。
【図2】従来のホログラフィック干渉法による回折格子
の作成法の工程を示す断面図である。
【図3】従来の第2の方法の工程を説明する断面図であ
る。
【図4】従来の第3の方法の工程を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の回折格子 2 半導体基板 3 エッチングマスク層 5 第2の回折格子 11 基板 12 ホトレジスト 13 レーザビーム 14 レーザビーム 15 ホトレジストマスク 16 周期構造 22 ホトレジスト 25 GaAs基板 25a 溝 31 ホトレジスト 32 基板 33 SiNX 膜 34 SiNX 膜のエッチングマスク 35 回折格子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に所望の回折格子周期の2倍の周期
    の凹凸を有する第1の回折格子を形成する工程と、前記
    第1の回折格子上に前記基板とは異なる材料から成るマ
    スク層を全面に形成することによって、第1の回折格子
    の凹部上のマスク層の厚さが、第1の回折格子の凸部上
    のマスク層の厚さよりも厚い構造を形成する工程と、前
    記第1の回折格子の凸部の頂上付近をマスク層から露出
    させる工程と、露出された第1の回折格子の凸部の頂上
    付近をエッチングすることによって、所望の回折格子周
    期を有する第1の回折格子を形成する工程とから成る回
    折格子の作成方法において、 前記基板のエッチレートがマスク層のエッチレートより
    も大きいことを利用して、全面をドライエッチングする
    ことによって、前記第1の回折格子の凸部の頂上付近の
    露出及びエッチングを単一の工程で行うことを特徴とす
    る回折格子の作成方法。
  2. 【請求項2】前記第1の回折格子を形成する工程は、基
    板上にホトレジストを塗布する工程と、前記ホトレジス
    トを干渉露光する工程と、前記ホトレジストを現像して
    ホトレジストのパターニングを行う工程と、パターニン
    グされたホトレジストをマスクとして基板をエッチング
    する工程と、残存したホトレジストを除去する工程とか
    ら成る請求項1記載の回折格子の作成方法。
  3. 【請求項3】前記マスク層はホトレジストから成る請求
    項1記載の回折格子の作成方法。
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