JPH07234310A - 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法 - Google Patents

回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法

Info

Publication number
JPH07234310A
JPH07234310A JP2393494A JP2393494A JPH07234310A JP H07234310 A JPH07234310 A JP H07234310A JP 2393494 A JP2393494 A JP 2393494A JP 2393494 A JP2393494 A JP 2393494A JP H07234310 A JPH07234310 A JP H07234310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffraction grating
resist
optical
substrate
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2393494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisako Hara
比佐子 原
Kazuhisa Yamamoto
和久 山本
Kiminori Mizuuchi
公典 水内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2393494A priority Critical patent/JPH07234310A/ja
Publication of JPH07234310A publication Critical patent/JPH07234310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/0486Improving or monitoring the quality of the record, e.g. by compensating distortions, aberrations

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学基板の裏面反射をなくし、均一性の高い
回折格子をレジスト上に形成する。 【構成】 光学結晶基板11上にTa膜12を形成し、
前記Ta膜12上にレジスト13を塗布して、通常のフ
ォトリソグラフィにより回折格子形成部分14をパタ−
ニングする。その後レジストパタ−ンをドライエッチン
グでTa膜上に転写する。再びレジストを塗布し、干渉
露光法により露光を行うと、光学基板11裏面からの反
射光を防ぎ、回折格子形成部分14に深く、均一な回折
格子ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光情報処理分野、あるい
は光応用計測制御分野に使用する回折格子の製造方法お
よび光波長変換素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回折格子は結合器、偏向器、分波
器、反射器、波長フィルタ、モ−ド変換器等、種々の受
動素子として広く用いられ、また光波制御用の機能素子
にも応用できる事から、光集積回路構成上の最も重要な
要素の一つである。
【0003】以下に従来の回折格子の製造方法について
説明する。図8は従来の回折格子の製造方法の工程を示
すものである。
【0004】同図(a)で、光学基板81にレジスト8
2をスピンナ−で0.2μmの厚さに塗布する。ここで
用いたレジストはシプレ−社製のAZ1400である。
次に90℃で、20分間プリベ−クした後、同図(b)
でHe−Cdレ−ザ−83(λ=441.6nm)を用
いた干渉露光により、露光する。(露光量50mJ/c
2、θ=33.5゜)次に現像液(AZデベロッパ
−:水=1:1)で20秒間現像し、純水で1分間リン
スした後ポストベ−クを90℃で、25分間行うと、同
図(c)となり、レジスト上に回折格子82aが出来上
がる。大きさとして、2mm×2mmの範囲で回折効率
10%±1%であった。
【0005】図9は従来の光波長変換素子の製造工程で
の素子の断面図を示すものである。同図(a)では、非
線形光学結晶であるLiTaO391にスパッタリング
法により、Ta膜92を30nm形成する。同図(b)
では、Ta膜上にフォトレジスト93を塗布した後、通
常のフォトリソグラフィ法により、レジスト上にパタ−
ンを形成する。次に同図(c)ではCF4雰囲気中でド
ライエッチングでTaにレジストのパタ−ンを転写す
る。同図(d)では、260℃のピロリン酸中で20分
間熱処理しプロトン交換層94を形成する。同図(e)
では、540℃で、30秒間アニ−ルし、分極反転層9
5を形成する。次に同図(f)では、分極反転層を形成
したLiTaO3にスパッタリング法により、Ta膜を
30nm形成する。同図(g)では、Ta膜上にフォト
レジストを塗布した後、通常のフォトリソグラフィによ
り、分極反転層に直交するようにレジスト上に導波路パ
タ−ンを形成する。同図(h)では、CF4雰囲気中で
ドライエッチングにより、Ta上に導波路パタ−ンを転
写する。同図(i)では、260℃のピロリン酸中で、
14分間熱処理を行い、プロトン交換層を形成する。同
図(j)では420℃で、60秒間アニ−ルを行い導波
路96が形成される。その後(k)〜(n)までは前記
従来の回折格子の製造方法で導波路パタ−ンに回折格子
を形成し、その上にTa2598をスパッタすると、光
波長変換素子ができあがる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図10に示すように光学基板101の裏
面反射104(ここで言う裏面101aとは、光学基板
に光が入射する側と反対側の面)が起こるので、レジス
ト102の上の干渉縞にムラができ、深く、均一な干渉
縞が形成されないという問題点を有していた。
【0007】またこのような不均一な回折格子を導波路
上に設けて光波長変換素子として機能させようとしても
波長がロックせず、安定に第2次高調波を得ることがで
きなかった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、新たな工夫を加えることにより、深く、均一な、干
渉縞をレジスト上に形成し、さらに前記回折格子を使っ
た光波長変換素子を作製する方法を提供することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の回折格子の製造方法および光波長変換素子
の製造方法は、レジストを塗布する前、または後で、光
学基板上に、回折格子形成部分を除いて反射体を設ける
こと、もしくは、光学基板の裏面に反射防止膜を形成す
るという工程を有している。
【0010】
【作用】本発明は上記の方法により、回折格子形成部分
以外に反射体をもうけると、図11に示すように回折格
子形成部分116以外の入射光114は光学基板111
中に入ることなく、つまり、光学基板の裏面111aま
で到達せず、回折格子形成部分には、光学基板裏面から
の反射光115を受けない。また、x/2d=tan
θ″を満たすθ″より大きな角度で入射しないと反射光
が回折格子形成部分に返ってくる。ここで、レ−ザ−光
を遮断する方法として吸収体ではなく、反射体を用いた
のは、吸収体だと、完全にレ−ザ−光を遮断できず、光
が基板にもれるおそれがあるためである。反射体だと、
完全にレ−ザ−光を反射するため基板にレ−ザ光がもれ
ることはない。
【0011】また、本発明の回折格子の製造方法によれ
ば、光学基板裏面の反射光と、反射防止膜裏面の反射光
の反射率を等しくし、反射防止膜の膜厚を1/4波長と
することで、二つの反射光が、互いに打ち消しあうた
め、裏面からの反射光を防ぐことができる。
【0012】以上のように、本発明によれば、光学基板
裏面からの反射光を防ぐため、レジスト上に深く、均一
な干渉縞を形成することができ、また、前記回折格子を
用いて光波長変換素子を作製することができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例1について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の実施例1を示す回
折格子の製造方法における素子の断面図である。
【0014】まず図1(a)において、光学基板である
ガラス11上に反射体であるTa膜12をスパッタリン
グ法により30nmスパッタする。ここでTaを反射体
として用いたのは、反射率も高く、ドライエッチングが
しやすいためである。次に(b)ではレジスト13を
0.7μm(AZ1400)の厚さにスピンナ−で塗布
する。90℃で20分間プリベ−クした後、(c)では
通常のフォトリソグラフィにより、回折格子形成部分1
4のパタ−ニングを行う。その後現像液(AZデベロッ
パ−:水=1:1)で3分間現像した後、純水で1分間
リンスする。その後90℃で25分間ポストベ−クを行
う。
【0015】次に(d)では、CF4 雰囲気中でドライ
エッチングを行い、レジストパタ−ンをTa膜上に転写
する。次に(e)では、レジスト(AZ1400)を
0.2μmの厚さに塗布する。(f)では干渉露光法に
より露光を行う(露光量:50mJ/cm2)。
【0016】ここで、グレ−ティングの周期を0.4μ
m、He−Cdレ−ザの波長を441.6nmとすると
干渉露光の入射角とグレ−ティング周期とレ−ザ−の波
長の関係式2dsinθ=λより、θ=33.5°とな
る。干渉露光の厚みを光学基板の厚みを0.5mmと
し、光学基板外部を空気とすると、屈折率は1.0、レ
ジストの屈折率は1.4、ガラスの屈折率を1.45と
するとx/2d=tanθ″より、回折格子長は0.4
mmとなる。 次に現像液(AZデベロッパ−:水=
1:1)で10秒間現像し、その後純水で1分間リンス
する。その後90℃で25分間ポストベ−クを行うと
(g)のように回折格子13aが出来上がる。
【0017】このようにして、回折格子形成部分に反射
体であるTa膜を設けることで、光学基板裏面からの反
射光を防ぎ、回折格子形成部分のみ、深く、均一な干渉
縞をレジスト上に形成することができた。このようにし
てできた回折格子は2mm×2mmの範囲で、回折効率
10%±1%を達成した。この方法では、導波路上に部
分的に回折格子を設ける場合に応用できる。
【0018】(実施例2)以下本発明の実施例2につい
て図面を参照しながら説明する。図2は本発明の実施例
2を示す回折格子の製造方法における素子の断面図であ
る。
【0019】まず図2(a)において、光学基板である
ガラス21上にスピンナ−で0.2μmの厚さにレジス
ト22を塗布する。ここで用いたレジストはシプレ−社
製のAZ1400である。90℃で20分間プリベ−ク
後、(b)ではレジスト上に回折格子形成部分23を除
いてCrマスク24を密着させ、干渉露光法により、露
光を行う。(露光量50mJ/cm2)マスクとして、
Crを用いたのは、反射率が高く、レ−ザ−光を遮断す
るのと、また加工がしやすいためである。ここでも、実
施例1同様、グレ−ティング周期0.4μmの場合、回
折格子形成部分は0.4mmとなる。次に(c)では現
像液(AZデベロッパ−:水=1:1)で10秒間現像
を行い、純水で1分間リンスする。その後90℃で25
分間ポストベ−クを行うと、レジスト上に回折格子が2
2aできあがる。
【0020】このようにして、本実施例においても、回
折格子形成部分以外にレジストの上からCrマスクを密
着させることによって、回折格子形成部分以外からの入
射光を遮断し、回折格子形成部分における光学基板裏面
からの反射光を防ぐことができ、レジスト上に深く、均
一な干渉縞を形成することができる。
【0021】(実施例3)以下本発明の実施例3につい
て図面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例
3を示す光波長変換素子の製造方法における素子の断面
図である。
【0022】同図(a)では、LiTaO331 にスパ
ッタリング法によりTa膜32を30nm形成する。
(b)ではTa膜上にフォトレジスト33を塗布した
後、通常のフォトリソグラフィ法により、レジスト上に
パタ−ンを形成する。次に(c)では、CF4雰囲気中
でドライエッチングによりTaにレジストのパタ−ンを
転写する。(d)では260℃のピロリン酸中で20分
間熱処理し,プロトン交換層34を形成する。(e)で
は、540℃で、30秒間アニ−ルし、分極反転層35
を形成する(周期4μm,深さ2μm)。
【0023】次に(f)では、分極反転層を形成したL
iTaO3にスパッタリング法により、Ta膜を30n
m形成する。同図(g)では、Ta膜上にフォトレジス
トを塗布した後、通常のフォトリソグラフィにより、分
極反転層に直交するようにレジスト上に導波路パタ−ン
を形成する。同図(h)では、CF4雰囲気中でドライ
エッチングにより、Ta上に導波路パタ−ンを転写す
る。同図(i)では、260℃のピロリン酸中で、14
分間熱処理を行い、プロトン交換層を形成する。同図
(j)では420℃で、60秒間アニ−ルを行い導波路
36が形成される。その後実施例1の方法で、導波路に
直交するように回折格子33aを形成し、Ta2538
をスパッタすると光波長変換素子ができあがる。このよ
うにしてできた光波長変換素子は、素子長10mm、波
長870nm、変換効率200%/Wである。また、回
折格子が不均一な場合に生じる反射スペクトルのピ−ク
割れもなくなり、波長が安定にロックした。(反射波長
幅0.2nm)以上のように本実施例によれば、導波路
上に均一な回折格子を設けることで、安定な波長ロック
が得られ、光波長変換素子として、有利になる。
【0024】(実施例4)
以下本発明の実施例4について図面を参照しながら説
明する。図4は本発明の実施例4を示す光波長変換素子
の製造方法における素子の断面図である。同図(a)〜
(e)までの分極反転層の形成方法、(f)〜(j)ま
での導波路の形成方法は実施例3と同様である。その後
(k)〜(m)までは、導波路に直交するように、実施
例2と同様の方法で回折格子43aを形成し、Ta25
47をスパッタすると、光波長変換素子が形成される。
【0025】以上のように本実施例によっても、実施例
3と同様に均一性の高い回折格子を設けたことで、グレ
−ティング長2mmで反射スペクトルの波長幅が0.2
nmと、安定な波長ロックが得られる、光波長変換素子
を作製することができる。
【0026】(実施例5)以下本発明の実施例5につい
て図面を参照しながら説明する。図5は本発明の実施例
5を示す回折格子の製造方法における素子の断面図であ
る。同図(a)においては、光学基板51であるガラス
にスピンナ−でフォトレジスト52を0.2μmの厚さ
に塗布する。90℃で20分間プリベ−クした後、
(b)では、光学基板の裏面に反射防止膜53である、
塩化ビニリデン樹脂(屈折率1.60〜1.63)を6
9nmの厚さに塗布する。反射防止膜の原理は、図6に
示してある。光学基板裏面61aと反射防止膜裏面62
aの反射率R1、R2 を等しくし、反射防止膜の膜厚を
1/4波長とすることで、反射光61bと62bが互い
に打ち消し合い、光学基板裏面からの反射を防ぐ。光学
基板61、反射防止膜62、レジスト63、の屈折率を
それぞれn1、n2、n3、レジストへの入射角をそれぞ
れθ1、反射防止膜の膜厚をlとすると式(1)、式
(2)、式(3)、式(4)、式(5)、式(6)、式
(7)のような関係式が得られる。
【0027】スネルの法則により、 sinθ1=n3sinθ2 式(1) n3 sinθ2=n1sinθ3 式(2) n1sinθ3=n2sinθ4 式(3) n2sinθ4=sinθ5 式(4) R1=−tan(θ3−θ4)/tan(θ3+θ4) 式(5) R2=−tan(θ4−θ5)/tan(θ4+θ5) 式(6) n2 l′=λ/4(ただし、l′=l/cosθ4) 式(7) n1=2.2、n2=1.6、n3=1.4、干渉露光に
おける、周期0.4μmの場合の入射角θ1(2dsi
nθ1=λ d:グレ−ティング周期、λ:光源の波
長)を33.5゜とすると、式(1)〜式(7)より、
1=18.1%、R2=18.1%、また、l=0.0
69μmとなる。次に(c)では干渉露光法により、露
光する。(露光量 50mJ/cm2)次に(d)では
現像液(AZデベロッパ−:水=1:1)で10秒間現
像し、純水で1分間リンスする。その後90℃で25分
間ポストベ−クを行うと、回折格子52aが出来上が
る。このようにして、深さ0.2μm、周期0.4μm
の回折格子が出来上がる。大きさとして、2mm×2m
mの範囲で10%±1%の均一な効率が得られた。
【0028】以上のように本実施例においても、光学基
板の裏面に反射防止膜を形成することにより、光学基板
裏面からの反射光を防ぎ、レジスト上に深く、均一な回
折格子を形成することが出来る。
【0029】(実施例6)以下本発明の実施例6につい
て図面を参照しながら説明する。図7は本発明の実施例
6を示す光波長変換素子の製造方法における素子の断面
図である。
【0030】同図(a)〜(e)までの分極反転層の形
成方法、(f)〜(j)までの導波路の形成方法は、実
施例3と同様である。その後実施例5と同様の方法で回
折格子73aを形成し、前記回折格子上にTa25
8をスパッタすると、光波長変換素子が出来上がる。こ
のようにしてできた光波長変換素子は、波長870n
m、素子長10mm、グレ−ティング長2mmにおい
て、変換効率200%/W、反射波長幅0.2nmであ
る。
【0031】以上のように本実施例においては、非線形
光学結晶裏面に反射防止膜を設ける事によって非線形光
学結晶基板からの反射光を防ぎ、レジスト上に深く、均
一な干渉縞を導波路上に形成するため、安定な波長ロッ
クが得られ、光波長変換素子として、有利になる。
【0032】なお、反射体として、Taを用いたが、そ
の他Al、Auなどの金属でも同様の効果を発する。
【0033】なお、マスクとして、Crを用いたが、そ
の他Taでも同様の効果を発する。なお、非線形光学結
晶として、LiTaO3 を用いたが、屈折率がほぼ同じ
であるLiNbO3 でも同様の効果を発する。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明は、回折格子形成
部分以外に反射体または吸収体を設けること、または、
光学基板の裏面に反射防止膜を設けることにより、光学
基板裏面からの反射光を防ぎ、レジスト上に、深く、均
一な干渉縞を設けることができる。さらに前記回折格子
を導波路上に設けることで、安定なグレ−ティングフィ
−ドバックが実現する、光波長変換素子を作製すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における回折格子の製造
方法における素子の断面図
【図2】本発明の第2の実施例における回折格子の製造
方法における素子の断面図
【図3】本発明の第3の実施例における光波長変換素子
の製造方法における素子の断面図
【図4】本発明の第4の実施例における光波長変換素子
の製造方法における素子の断面図
【図5】本発明の第5の実施例における光波長変換素子
の製造方法における素子の断面図
【図6】反射防止膜の原理を示す図
【図7】本発明の第6の実施例における光波長変換素子
の製造方法における素子の断面図
【図8】従来の回折格子の製造方法における素子の断面
【図9】従来の光波長変換素子の製造方法における素子
の断面図
【図10】従来の課題を示す図
【図11】本発明の作用を示す図
【符号の説明】
11 光学基板 12 Ta膜 13 レジスト 13a 回折格子 14 回折格子形成部分 21 光学基板 22 レジスト 22a 回折格子 23 回折格子形成部分 24 Crマスク 31 LiTaO3 32 Ta膜 33 レジスト 33a 回折格子 34 プロトン交換層 35 分極反転層 36 導波路 37 回折格子形成部分 38 Ta25 41 LiTaO3 42 Ta膜 43 レジスト 43a 回折格子 44 プロトン交換層 45 分極反転層 46 導波路 47 Ta25 51 光学基板 52 レジスト 52a 回折格子 53 反射防止膜 61 光学基板 61a 光学基板の裏面 61b 光学基板裏面の反射光 62 反射防止膜 62a 反射防止膜の裏面 62b 反射防止膜裏面の反射光 71 LiTaO3 72 Ta膜 73 レジスト 73a 回折格子 74 プロトン交換層 75 分極反転層 76 導波路 77 反射防止膜 78 Ta25 81 光学基板 82 レジスト 82a 回折格子 83 He−Cdレ−ザ− 91 LiTaO3 92 Ta膜 93 レジスト 93a 回折格子 94 プロトン交換層 95 分極反転層 96 導波路 97 He−Cdレ−ザ 98 Ta25 101 光学基板 101a 光学基板の裏面 102 レジスト 103 入射光 104 裏面の反射 111 光学基板 111a 光学基板の裏面 112 反射体 113 レジスト 114 入射光 115 裏面の反射 116 回折格子形成部分

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学基板上に回折格子を製造する方法にお
    いて、前記光学基板上に回折格子形成部分(回折格子長
    x)を除いて、使用されるレ−ザ−光を遮断する物質に
    より膜を形成する工程と、前記膜上にレジストを塗布す
    る工程と、前記レジストを露光した後、現像する工程と
    を含むことを特徴とする回折格子の製造方法。
  2. 【請求項2】膜が反射体であることを特徴とする請求項
    1記載の回折格子の製造方法。
  3. 【請求項3】光学基板上に回折格子を製造する方法にお
    いて、前記光学基板上にレジストを塗布する工程と、回
    折格子形成部分(回折格子長x)を除いてマスクを密着
    する工程と、干渉露光によって露光した後、現像する工
    程とを含むことを特徴とする回折格子の製造方法。
  4. 【請求項4】マスクがCrであることを特徴とする請求
    項3記載の回折格子の製造方法。
  5. 【請求項5】光学基板の膜厚をd、回折格子長をx、入
    射角(入射角とは、レジスト外部から、レジストに入射
    するレ−ザ光と光学基板上に引いた垂線のなす角)を
    θ、レジスト中での屈折角(屈折角とはレジスト中を進
    むレ−ザ光と、光学基板に引いた垂線とのなす角)を
    θ′、基板での屈折角(屈折角とは光学基板中を進むレ
    −ザ光と光学基板に引いた垂線とのなす角)をθ″、光
    学基板外部、レジスト、基板の屈折率をそれぞれn1
    2、n3とすると、n1sinθ=n2sinθ′、n2
    sinθ′=n3sinθ″、x/2d=tanθ″を
    満たすことを特徴とする請求項1または3記載の回折格
    子の製造方法。
  6. 【請求項6】非線形光学結晶に導波路を形成する工程
    と、前記非線形光学結晶上に、回折格子形成部分(回折
    格子長x)を除いて、レ−ザ−光を遮断する物質により
    膜を形成する工程と、干渉露光によって、露光した後、
    現像する工程とを含むことを特徴とする、光波長変換素
    子の製造方法。
  7. 【請求項7】膜が反射体であることを特徴とする請求項
    6記載の光波長変換素子の製造方法。
  8. 【請求項8】非線形光学結晶に導波路を形成する工程
    と、前記非線形光学結晶上にレジストを塗布する工程
    と、回折格子形成部分(回折格子長x)を除いてマスク
    を密着する工程と、干渉露光によって露光し、現像する
    工程とを含むことを特徴とする、光波長変換素子の製造
    方法。
  9. 【請求項9】マスクがCrであることを特徴とする請求
    項8記載の光波長変換素子の製造方法。
  10. 【請求項10】非線形光学結晶の膜厚をd、回折格子長
    をx、入射角(ここで言う入射角とは、レジスト外部か
    ら、レジストに入射するレ−ザ光と非線形光学結晶に引
    いた垂線のなす角のこと)をθ、レジスト中での屈折角
    (ここで言う屈折角とはレジスト中を進むレ−ザ光と、
    非線形光学結晶に引いた垂線とのなす角のこと)を
    θ′、基板での屈折角(ここで言う屈折角とは非線形光
    学結晶中を進むレ−ザ光と光学基板に引いた垂線とのな
    す角のこと)をθ″、非線形光学結晶外部、レジスト、
    基板の屈折率をそれぞれn1、n2、n3とすると、n1
    inθ=n2sinθ′、n2sinθ′=n3sin
    θ″、x/2d=tanθ″を満たすことを特徴とする
    請求項6または8記載の光波長変換素子の製造方法。
  11. 【請求項11】光学基板上にレジストを塗布する工程
    と、前記光学結晶基板の裏面に反射防止膜を形成する工
    程と、干渉露光によって露光した後、現像する工程とを
    含むことを特徴とする回折格子の製造方法。
  12. 【請求項12】非線形光学結晶に導波路を形成する工程
    と、前記非線形光学結晶上にレジストを塗布する工程
    と、前記非線形光学結晶の裏面に反射防止膜を形成する
    工程と、干渉露光によって露光した後、現像する工程と
    を含むことを特徴とする光波長変換素子の製造方法。
JP2393494A 1994-02-22 1994-02-22 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法 Pending JPH07234310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2393494A JPH07234310A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2393494A JPH07234310A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07234310A true JPH07234310A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12124366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2393494A Pending JPH07234310A (ja) 1994-02-22 1994-02-22 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07234310A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101799A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nippon Sheet Glass Co Ltd 透過型光学素子
JP2008107566A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Shimadzu Corp 回折格子製造方法
JP2011118096A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Dainippon Printing Co Ltd 透過型ホログラム素子及び透過型ホログラム素子の作製方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101799A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Nippon Sheet Glass Co Ltd 透過型光学素子
JP2008107566A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Shimadzu Corp 回折格子製造方法
JP4650390B2 (ja) * 2006-10-25 2011-03-16 株式会社島津製作所 回折格子製造方法
JP2011118096A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Dainippon Printing Co Ltd 透過型ホログラム素子及び透過型ホログラム素子の作製方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0188919B1 (en) A method for the formation of a diffraction grating
KR100623026B1 (ko) 선 격자 편광자 및 그 제조방법
US5225039A (en) Method for producing a diffraction grating
CA2283403C (en) Diffraction grating-fabricating phase mask, and its fabrication method
JPS59124306A (ja) 光集積回路素子およびその作製方法
JP2006084776A (ja) ワイヤーグリッド偏光子及びその製造方法
JPS5842003A (ja) 偏光板
JPH02188729A (ja) 光学素子の回析格子製造方法
JP2936187B2 (ja) レジストパタ−ンの形成方法
US8092701B2 (en) Grating, negative and replica gratings of the grating, and method of manufacturing the same
KR20040106982A (ko) 와이어 그리드 편광자 및 그 제조 방법
JPH07234310A (ja) 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法
JPH0798404A (ja) 回折格子の製造方法
US20030124313A1 (en) Grating, negative and replica gratings of the grating, and method of manufacturing the same
JPH06300909A (ja) ホログラフィック干渉露光法を用いた回折格子作成方法及びこれを用いた光半導体装置
JPS6252506A (ja) グレ−テイング作製方法
US5221429A (en) Method of manufacturing phase-shifted diffraction grating
JPH0743511A (ja) 回折格子の製造方法および光波長変換素子の製造方法
JP2624351B2 (ja) ホトマスクの製造方法
JPH06347630A (ja) 回折素子およびその製造方法ならびに光波長変換素子およびその製造方法
JP3173803B2 (ja) 回折格子の作成方法
JP3487492B2 (ja) 回折格子作製用位相マスクの製造方法
JP2004051388A (ja) 光学素子の表面加工方法
JP2005534050A (ja) フォトレジスト構造体の製造法
JPS6271907A (ja) グレ−テイング光デバイス