JP3173117B2 - ショットキーバリア半導体装置 - Google Patents

ショットキーバリア半導体装置

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JP3173117B2 JP10613892A JP10613892A JP3173117B2 JP 3173117 B2 JP3173117 B2 JP 3173117B2 JP 10613892 A JP10613892 A JP 10613892A JP 10613892 A JP10613892 A JP 10613892A JP 3173117 B2 JP3173117 B2 JP 3173117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットキーバリアダ
イオード等のショットキーバリア型の半導体装置に関す
る。
【0002】
【背景技術とその問題点】〔従来技術〕金属−半導体接
合の整流特性を利用したショットキーバリアダイオード
においては、ショットキー電極部分では、金属−半導体
接触によってフェルミ準位を一致させるため、空乏層が
発生する。空乏層内には、電子やホールが存在しないか
ら、ショットキー電極とオーミック電極の間に順方向電
流を流すためには、空乏層の電位障壁を十分に低くさせ
る必要がある。空乏層の電位障壁を十分に低くさせるた
めには、ショットキー電極とオーミック電極の間に空乏
層の大きさに応じた順方向電圧を印加すればよいが、空
乏層の電位障壁を低くさせるための印加電圧はすべて電
圧降下として寄与するため、順方向電圧が大きくなる。
特に、GaAs基板を用いたショットキーバリアダイオ
ードでは高周波特性に優れている反面、シリコン基板を
用いた場合よりも順方向の電圧降下が大きく、電極金属
の種類を変えても必要な電圧降下はほとんど変わらない
ので、シリコン基板を用いたショットキーバリアダイオ
ードと比較して著しく順方向電流電圧特性が悪かった。
【0003】また、従来のショトキーバリアダイオード
では、空乏層での大きな電圧降下のため、大きな電力損
失を生じるという欠点があった。しかも、この電力損失
による発熱のために温度が高温になるという問題もあっ
た。
【0004】〔先願の発明〕この問題を解決するため、
本発明の出願人は本発明に先立ち、以下に説明するよう
なショットキーバリアダイオード21を特許出願してい
る。図6に本発明の先願に係る縦凸型のショットキーバ
リアダイオード21の断面図を示す。このショットキー
バリアダイオード21は、高キャリア濃度のn+−Ga
As層22の上に低キャリア濃度のn-−GaAs層2
3をエピタキシャル成長させた後、n-−GaAs層2
3にエッチング等を施して複数の突起部24を形成し、
各突起部24の上面にオーミック接触金属膜25を設
け、n-−GaAs層23の上面全体にショットキー接
触金属膜26を形成している。ショットキー電極27
は、オーミック接触金属膜25とショットキー接触金属
膜26とからなり、オーミック接触金属膜25は突起部
24の上面でn-−GaAs層23とオーミック接触し
ており、ショットキー接触金属膜26は突起部24の側
面及び突起部24以外の領域(谷部)でn-−GaAs
層23とショットキー接触している。また、n+−Ga
As層22の下面全体にはオーミック電極28が設けら
れている。
【0005】しかして、このショットキーバリアダイオ
ード21においては、逆方向電圧印加時には突起部24
内が空乏層によって塞がれ、オーミック接触金属膜25
とオーミック電極28の間の電流が遮断される。一方、
順方向電圧印加時には突起部24内の空乏層が収縮して
オーミック接触金属膜25とオーミック電極28間の電
流経路が開かれ、オーミック接触金属膜25からオーミ
ック電極28に順方向電流が流れる。したがって、順方
向電流には空乏層による電圧降下がなく、順方向電流電
圧特性が良好となっている。
【0006】このような構造のショットキーバリアダイ
オード21の順方向電流電圧特性を良好にするために
は、n-−GaAs層23の抵抗による電圧降下を小さ
くする必要があるので、n-−GaAs層23を薄くす
る必要がある。しかしながら、ショットキー接触金属膜
26の底面からn+−GaAs層22までの距離に掛か
る逆方向電圧による電界強度が素子の降伏電界に達する
となだれ降伏が発生する。また、ショットキー接触金属
膜26の底面から広がった空乏層が大きくなってn+
GaAs層22に達すると、パンチスルー降伏が発生す
る。このため、n-−GaAs層23を薄くすると、図
7に示すようにショットキー接触金属膜26の底面とn
+−GaAs層22との間になだれ降伏やパンチスルー
降伏による降伏電流jが流れ易くなり、逆方向電圧印加
時の降伏電圧が小さくなるという問題があった。
【0007】また、このような構造のショットキーバリ
アダイオード21にあっては、ショットキー接触金属膜
26の底の部分のエッジ29に電界が集中しているた
め、n-−GaAs層23が薄くなると、ショトキー接
触金属膜26のエッジ29とn+−GaAs層22の間
にブレークダウン電流が流れ、逆耐圧が低下するという
問題があった。
【0008】このため、このような構造のショットキー
バリアダイオードにおいては、順方向電流電圧特性か逆
方向電流電圧特性(逆耐圧特性)か、いずれかを犠牲に
しなければならなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ショットキーバリア半導体装置の順方向電流電
圧特性と逆耐圧特性を向上させることにある。
【0010】本発明のショットキーバリア半導体装置
は、高キャリア濃度層の上に低キャリア濃度層が形成さ
れ、この低キャリア濃度層に突起部が形成され、突起部
の上端部にショットキー電極のオーミック接触領域が設
けられ、突起部の少なくとも側面から下端部にかけてシ
ョットキー電極のショットキー接触領域が設けられ、シ
ョットキー接触領域の下端部と前記高キャリア濃度層と
の中間に絶縁性ないし高抵抗の緩衝層が形成されている
ことを特徴としている。
【0011】本発明の実施形態においては、前記低キャ
リア濃度層は突起部と谷面を有するものであって、前記
緩衝層は当該低キャリア濃度層の谷面と前記ショットキ
ー接触領域の下端部との間に形成されていてもよい。
た、本発明の別な実施形態においては、前記低キャリア
濃度層は部分的に除去されており、前記緩衝層は、当該
低キャリア濃度層が除去されて露出した高キャリア濃度
層と前記ショットキー接触領域の下端部との間に形成さ
れていてもよい。
【0012】
【作用】本発明のショットキーバリア半導体装置にあっ
ては、ショットキー電極とオーミック電極の間に逆方向
電圧が印加されている時には、空乏層によって電流が遮
断され、また、順方向電圧が印加されている時には、空
乏層が収縮してショットキー電極のオーミック接触領域
とオーミック電極の間に形成された電流経路に順方向電
流が流れる。このオーミック接触領域とオーミック電極
の間に流れる順方向の印加電圧は、空乏層を消失させる
ために消費されていないから、低い順方向電圧で順方向
電流を流すことができ、順方向電流電圧特性を向上させ
ることができる。この結果、ショットキーバリア半導体
装置を低損失化することができる。
【0013】また、本発明によるショットキーバリア半
導体装置にあっては、ショットキー電極のショットキー
接触領域の高キャリア濃度層に近接する部分と高キャリ
ア濃度層の間に絶縁性ないし高抵抗の緩衝層が設けられ
ているので、ショットキー接触領域と高キャリア濃度層
の間に降伏電流が流れにくくなり、逆電圧印加時の降伏
電流が高くなる。
【0014】さらに、ショットキー電流の高キャリア濃
度層と接近した領域と高キャリア濃度層の間に絶縁性な
いし高抵抗の緩衝層を設けているので、ショットキー電
極の高キャリア濃度層と接近した領域にブレークダウン
を起こし易いエッジがあっても、エッジから高キャリア
濃度層側へ向けて電圧の勾配が生じることによってエッ
ジにおける電界の集中を軽減させることができ、素子の
ブレークダウンを防止し、逆耐圧を向上させることがで
きる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるショットキー
バリアダイオード1を示す断面図、図2(a)(b)
(c)はそのショットキーバリアダイオード1の製造方
法を説明する断面図である。以下、このショットキーバ
リアダイオード1の構造を製造工程に従って説明する。
まず、高キャリア濃度のn+−GaAs層(基板)2の
上に低キャリア濃度のn-−GaAs層3をエピタキシ
ャル成長させた後、n-−GaAs層3の上面の突起部
8を形成しようとする位置に例えば直径0.5〜1μm
のオーミック接触金属膜4を形成し、n+−GaAs層
2の下面全体にオーミック電極7を形成する〔図2
(a)〕。ついで、オーミック接触金属膜4をマスクと
してRIE(反応性イオンエッチング)法によりn-
GaAs層3を例えば3〜5μmの深さまでエッチング
し、オーミック接触金属膜4の下にn-−GaAs層3
からなる突起部8を形成する〔図2(b)〕。この後、
-−GaAs層3の上の突起部8以外の面(以下、谷
面という)に窒化シリコンあるいは二酸化シリコン膜等
からなる絶縁層9を形成する〔図2(c)〕。最後に、
オーミック接触金属膜4及び絶縁層9の上からn-−G
aAs層3の全面にショットキー接触金属膜5を蒸着さ
せ、図1に示すようなショットキーバリアダイオード1
を製作する。
【0016】こうして製作されたショットキーバリアダ
イオード1にあっては、図3に示すように、ショットキ
ー電極6はオーミック接触金属膜4とショットキー接触
金属膜5とからなり、オーミック接触金属膜4は突起部
8の上面においてn-−GaAs層3とオーミック接触
しており、ショットキー接触金属膜5は突起部8の側面
においてn-−GaAs層3とショットキー接触してお
り、ショットキー接触金属膜5から突起部8内へは空乏
層10が広がっている。
【0017】図3(a)(b)は図1のような構造を有
するショットキーバリアダイオード1の逆方向電圧印加
時及び順方向電圧印加時の状態を示す断面図である。逆
方向電圧印加時においては、図3(a)に示すように、
ショットキー接触金属膜5によって突起部8の側面から
突起部8内に空乏層10が広がるので、オーミック接触
金属膜4とオーミック電極7との間の電流経路は空乏層
10によって閉鎖され、逆方向電流444が遮断され
る。これに対し、順方向電圧印加時には、図3(b)に
示すように、突起部8の側面の空乏層10が収縮するの
で、空乏層10間にオーミック接触金属膜4からオーミ
ック電極7まで電流経路が生成し、図3(b)に矢印で
示すようにショットキー電極6のオーミック接触金属膜
4からオーミック電極7へ向けて順方向電流Iが流れ
る。この結果、順方向電圧は空乏層10による電圧降下
を含まないので順方向降下電圧が小さくなり、順方向電
流電圧特性が良好となる。
【0018】図4はショットキーバリアダイオードの電
流−電圧特性を示す図であって、曲線L1aは図1のシ
ョットキーバリアダイオード1の順方向特性を示し、曲
線L2は従来のシリコン基板を用いたショットキーバリ
アダイオードの順方向特性を示し、曲線L3は従来のG
aAs基板を用いたショットキーバリアダイオードの順
方向特性を示している。従来のGaAs基板を用いたシ
ョットキーバリアダイオード(曲線L3)では、シリコ
ン基板を用いたショットキーバリアダイオード(曲線L
2)よりも順方向降下電圧が高くなっている。これに対
し、本発明によるショットキーバリアダイオード1(曲
線L1a)では、空乏層10による電圧降下がないの
で、GaAs基板を用いた場合でも順方向降下電圧がシ
リコン基板を用いた従来のショットキーバリアダイオー
ドよりも小さくなっている。この結果、順方向電流Is
を流しているときの電力損失(図4の斜線を施した領域
に相当する。)が小さくなる。
【0019】一方、ショットキー接触金属膜5の底面と
-−GaAs層3との間には絶縁層9が介在している
ので、ショットキー接触金属膜5の底面とn+−GaA
s層2との間に電流が流れなくなり、逆方向電圧印加時
には、突起部8上面のオーミック接触金属膜4からn+
−GaAs層2までの距離にかかる電圧が降伏電界に達
するまでなだれ降伏が発生しなくなる。つまり、オーミ
ック接触金属膜4とn+−GaAs層2との距離は、シ
ョットキー接触金属膜5の底面とn+−GaAs層2と
の距離に比べて非常に大きくなっているので、逆方向電
圧印加時のなだれ降伏電圧が大きくなる。また、ショッ
トキー接触金属膜5の下に絶縁層9が形成されているの
で、絶縁層9の下面の空乏層10の電圧依存性が緩和さ
れ、パンチスルー降伏が起こりにくくなる。この結果、
ショットキーバリアダイオード1の降伏電圧が高くな
る。
【0020】また、絶縁層9の形成されている高さでは
-−GaAs層3の水平断面積が小さくなるためにn-
−GaAs層3の上下方向の抵抗が大きくなり、ショッ
トキー接触金属膜5の底の部分のエッジでは、下方への
電圧勾配ができ、エッジにおける電界集中が少なくな
り、逆耐圧が向上する。
【0021】ショットキーバリアダイオードの電流電圧
特性を示す図4における曲線L1bは図1のショットキ
ーバリアダイオード1の逆方向特性を示し、曲線L4は
先願に係るショットキーバリアダイオード(絶縁層9を
有しないもの)の逆方向特性を示している。本発明によ
るショットキーバリアダイオード1では、逆方向電圧印
加時のなだれ降伏、パンチスルー降伏やブレークダウン
を防止することができるので、逆耐圧が高くなってい
る。
【0022】こうして逆耐圧が高くなれば、n-−Ga
As層3を厚くする必要がなくなるので、ショットキー
バリアダイオード1の順方向電流電圧特性も良好にな
る。
【0023】なお、ショットキー接触金属膜5の底面の
下に絶縁層9を設けると、ショットキー接触金属膜5の
底面とn+−GaAs層2との間に電流が流れなくなる
ため、電流密度が劣化するように見えるが、図6のよう
な絶縁層のないショットキーバリアダイオード21の場
合でも、実際にはショットキー接触金属膜26の底面と
+−GaAs層22との間に電流が流れ始める前の状
態で使用されるので、絶縁層9により電流が流れなくて
も電流密度が劣化することがない。
【0024】図5に示すものは本発明の別な実施例によ
るショットキーバリアダイオード11を示す断面図であ
る。この実施例にあっては、突起部8以外の領域におい
てn-−GaAs層3を完全にエッチング除去し、n+
GaAs層2の上に直接に絶縁層9を形成している。絶
縁層9の下には、図1の実施例のようにn-−GaAs
層3を残しておくのが好ましいが、この実施例のように
+−GaAs層2の上に直接絶縁層9を形成すれば、
オーミック接触金属膜4とn+−GaAs層2との距離
をより短くでき、順方向電流電圧特性を良好にすること
ができる。
【0025】上記実施例では、緩衝層として絶縁層を用
いた場合を説明したが、緩衝層としては高抵抗層を用い
てもよい。
【0026】なお、本発明は本発明の範囲を逸脱しない
範囲において上記実施例以外にも種々設計変更可能であ
る。例えば、上記各実施例においては、ショットキー電
極におけるショットキー接触金属膜とオーミック接触金
属膜とが直接接触することによって互いに電気的に導通
する構造としているが、半導体基板の上にショットキー
接触金属膜とオーミック接触金属膜とを互いに分離させ
て形成し、後からショットキー接触金属膜とオーミック
接触金属膜を金属導通路で接続してもよい。
【0027】また、ショットキー接触金属膜は、オーミ
ック接触金属膜の周囲を囲んでいる必要はなく、オーミ
ック接触金属膜に近接して周囲の一部に設けられている
だけでもよい。例えば、図示しないが、オーミック接触
金属膜がストライプ状に形成されている場合には、その
両側にショットキー接触金属膜を形成しても良い。ま
た、円板状等のオーミック接触金属膜の周囲に間欠的に
ショットキー接触金属膜を形成しても良い。さらには、
円板状等のオーミック接触金属膜の片側(例えば180
度の範囲)やストライプ状のオーミック接触金属膜の片
側、突起部の上面に設けられたオーミック接触金属膜に
対して突起部の片側側面などにのみショットキー接触金
属膜が形成されている場合でも、ショットキー接触金属
膜から広がった空乏層がオーミック接触金属膜の下面全
体を覆えばオーミック接触金属膜とオーミック電極の間
を遮断することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のショットキーバリア半導体装置
によれば、順方向印加電圧が空乏層を消失させるために
消費されないから、低い順方向電圧で順方向電流を流す
ことができ、順方向電流電圧特性を向上させることがで
きる。この結果、ショットキーバリア半導体装置を低損
失化することができる。
【0029】また、絶縁性ないし高抵抗の緩衝層によっ
て逆方向電圧印加時のショットキー接触領域と高キャリ
ア濃度層の間に降伏電流が流れにくくなり、逆方向電圧
印加時の降伏電流が高くなる。さらに、ショットキー接
触領域の高キャリア濃度層と接近した部分にエッジがあ
っても、エッジにおける電界の集中を軽減させることが
でき、素子のブレークダウンを防止し、逆耐圧を向上さ
せることができる。
【0030】この結果、順方向電流電圧特性に加えて逆
耐圧も向上させることができ、順方向における特性と逆
方向における特性のいずれもが優れたショットキーバリ
ア半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるショットキーバリアダ
イオードを示す断面図である。
【図2】(a)(b)(c)は同上のショットキーバリ
アダイオードの製造方法を示す断面図である。
【図3】(a)は同上の実施例の逆方向電圧印加時の状
態を示す断面図、(b)は同上の実施例の順方向電圧印
加時の状態を示す断面図である。
【図4】同上の実施例における電流−電圧特性を従来の
ショットキーバリアダイオード等と比較して示す図であ
る。
【図5】本発明の別な実施例によるショットキーバリア
ダイオードを示す断面図である。
【図6】先願に係るショットキーバリアダイオードを示
す断面図である。
【図7】同上のショットキーバリアダイオードの問題点
を説明するための一部破断した断面図である。
【符号の説明】
2 n+−GaAs層 3 n-−GaAs層 4 オーミック接触金属膜 5 ショットキー接触金属膜 6 ショットキー電極 7 オーミック電極 8 突起部 9 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 進 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (56)参考文献 特開 平6−120480(JP,A) 特開 平6−112474(JP,A) 特開 平5−114723(JP,A) 特開 平5−48080(JP,A) 特開 平4−148565(JP,A) 特開 平4−80962(JP,A) 特開 平3−257870(JP,A) 特開 昭60−86873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/872 H01L 29/861

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高キャリア濃度層の上に低キャリア濃度
    層が形成され、この低キャリア濃度層に突起部が形成さ
    れ、突起部の上端部にショットキー電極のオーミック接
    触領域が設けられ、突起部の少なくとも側面から下端部
    にかけてショットキー電極のショットキー接触領域が設
    けられ、ショットキー接触領域の下端部と前記高キャリ
    ア濃度層との中間に絶縁性ないし高抵抗の緩衝層が形成
    されていることを特徴とするショットキーバリア半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記低キャリア濃度層は突起部と谷面を
    有するものであって、前記緩衝層は当該低キャリア濃度
    層の谷面と前記ショットキー接触領域の下端部との間に
    形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のシ
    ョットキーバリア半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記低キャリア濃度層は部分的に除去さ
    れており、前記緩衝層は、当該低キャリア濃度層が除去
    されて露出した高キャリア濃度層と前記ショットキー接
    触領域の下端部との間に形成されていることを特徴とす
    る、請求項1に記載のショットキーバリア半導体装置。
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