JP3172454U - 発光ダイオードパッケージ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用寿命を長く伸ばすことができる発光ダイオードのパッケージ構造を提供する。
【解決手段】サセプタ21と、該サセプタ内に設置される発光ダイオードチップ22と、パッケージゲル体23とを備える。該パッケージゲル体は、透明状を呈すると共に、該発光ダイオードチップを覆う第1光学ゲル材231と、該第1光学ゲル材の片側に設けられ、第2蛍光粉をドーピングされている少なくとも1つ以上の第2光学ゲル材232とを備えるように構成される。
【選択図】図2

Description

本考案は、パッケージ構造に係り、特に、発光ダイオードパッケージ構造に関する。
発光ダイオード(Light Emitting Diodes,LED)は、半導体などの固体材料を利用して作製しなる光源システムであり、真空状態や少量の特別な気体などを充填して動作する白熱灯やガス入り放電灯などの伝統的な光源とは異なっている。白色発光ダイオード光源は伝統的な光源に比して、より多く利点を有し、例えば低消費電力、小さい体積、速い応答速度、高効率や環境保全及び平面パッケージができるなどの有利点がある。そして、省エネルギーの観点から、使用可能な寿命が60年にまで伸びて、伝統的な電球の100倍であり、しかも消費エネルギーは伝統的な電球の10%である。
高効率と高輝度な発光ダイオードが開発されて以来、現在の白色発光ダイオードの発光効率は既に60〜80lm/W以上に達しており、実験室内ではさらに100lm/Wに達しており、今の発光効率が60lm/Wの白熱電球と比べて、過ぎたることはあるが、及ばざることはない。発光ダイオードの開発が活発に推進して、絶え間なく研究開発に取り組んで、発光効率が100lm/Wの白色発光ダイオード(LED)が大量商品化される場合には、現在、市販されている白熱電球と蛍光ランプを全面的に置換されて、次世代の照明光源の主流となっている。
普通の照明として、仮に発光ダイオードを使用して白色LEDを作製する場合、光色を組み合わせた技術を必要に応用すれば、白色光が得られる目的を達成することができる。今、種々の実行可能な光色を組み合わせた技術の中、蛍光材料を利用して光色の変化および混合を行うことが最も簡便でコストを低減させる方法である。そしてこのような、蛍光材料を応用して作製された白色LEDは、一般的にPC−white−LED(phosphor−converted white LED)と呼ばれる。
LEDダイが作製してなった後、それをリードフレームに粘着させ、ダイアタッチ、固化、ワイヤーボンディング、樹脂封止、ベーキング、ダイシング、測定、包装などの製造プロセスを経て、ダイを種々の種類のLED素子としてパッケージしてなる。
しかし、白色発光ダイオードの主要なパッケージ形式は、波長が450〜460nmの青色発光ダイオードの表面に黄色蛍光材料(Yttrium Aluminium Garnet,イットリウム・アルミニウム柘榴石,YAG)を一層塗布したもので、このYAG蛍光材料が最も普通で、電源回路構造が最も簡単で必要なコストが最も低い蛍光材料である。YAG蛍光材料が励起された時、550〜560nmの波長域を有する黄色光を発光し、そして450〜460nmの波長域を有する青色光を吸収して混合することによって、白色光を生成する。その発光スペクトル幅が相当に広いため、波長誤差に対する容許程度と対等に高めて、パッケージ業者が白色発光ダイオードを生成する時、生産良率を高めることから、コストを低減させることができる。
図1を参照して説明する。伝統的な白色発光ダイオード構造1は、青色発光ダイオード11を反射コップ12の底部に設置され、そしてYAG蛍光粉13を光学ゲル材(例えば、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂など)と混合して、光学ゲル層14を形成する。図1に示すように、光学ゲル層14が凝固成形した後、パッケージのプロセスをほぼ完成した。このような生産方式が速いが、蛍光粉13を含んでいる光学ゲル層14を青色発光ダイオード11への混合する厚さを制御し難いし、且つ蛍光粉13をゲルと混合して一定の時間が経ってから、沈殿効果が発生してしまい、上層の蛍光粉13の濃度が薄く、下層の蛍光粉13の濃度が高くなる状態を生成し、厚薄不均一が生じるだけでなく、出光時の色暈が不均一で、内が白で外が黄の黄色輪状の光暈が生じる。また、高効率のLEDを使用する場合、下層の蛍光粉の濃度が比較的に高いし、またLEDチップと相互にタッチしているため、高温高熱で蛍光粉が散熱不良を起こして光衰を速くさせることから、発光効率が低下し、かつ損耗率を増加させ、製品良率の低下につながる。
前述した課題を克服し解決するために、回転塗布、スパッタ塗布やコ字状塗布などのプロセス方法が提案されていたが、この方法には以下のような欠点が存在していた。
1:回転塗布のプロセス方法は、蛍光粉層の厚さが低減されるが、内薄外厚の現象を有し、かつ各蛍光粉層の間に影響があって、基材と分離することができない。
2:スパッタ塗布のプロセス方法は、蛍光粉層の均一分散効果が得られるが、標的にかかる費用が高くなってしまい、製造コストが依然として高いものであり、コスト競争がし難くなっている。
3:コ字状塗布のプロセス方法は、蛍光粉層の厚さを一致させることができるが、蛍光粉の沈殿状態が深刻な現象を抑制することができない。
本考案は、発光ダイオードパッケージ構造、特に、蛍光粉をドーピングした第2光学ゲル材を多層設置して発光ダイオードチップをパッケージすることによって、蛍光粉を発光ダイオードチップに近接しすぎないようにし、光衰を遅らせて、使用寿命を長く伸ばすことができる発光ダイオードパッケージ構造を提供することを主目的としている。
上記目的を達成するために、本考案の発光ダイオードパッケージ構造では、サセプタと、前記サセプタ内に設置される発光ダイオードチップと、パッケージゲル体と、を備える。前記パッケージゲル体は、前記発光ダイオードチップを覆う第1光学ゲル材と、前記第1光学ゲル材の片側に設けられ、第2蛍光粉をドーピングされている少なくとも1つ以上の第2光学ゲル材と、を備えるように構成される。
また、前記第1光学ゲル材は、第1蛍光粉をドーピングされていって、前記第1蛍光粉のドーピング濃度は、前記第2蛍光粉のドーピング濃度より低い。
また、前記第1蛍光粉の濃度は、前記第1光学ゲル材にドーピングした箇所から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈すると共に、前記第2蛍光粉の濃度は、前記第2光学ゲル材にドーピングした箇所から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈する。
また、前記発光ダイオードパッケージ構造は、複数の第2光学ゲル材をさらに有し、且つ前記複数の第2光学ゲル材のいずれかにドーピングした前記第2蛍光粉の濃度は、前記第2光学ゲル材にドーピングした箇所からそれぞれ前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈することによって、前記パッケージゲル体全体の外表面側から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化をそれぞれに呈するようにさせることが可能となる。
また、前記発光ダイオードチップを約1600時間で使用した後、前記発光ダイオードパッケージ構造の照度値は、未使用のものと比べ、約98%の照度値が残存する。
また、前記第1光学ゲル材の厚さが0.3ミリメートル以下である時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が約3%減少する。
また、前記第1光学ゲル材の厚さが0.5ミリメートルである時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が約7〜10%減少する。
また、前記サセプタは、発光ダイオード反射コップである。
また、前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、イットリウム・アルミニウム柘榴石(YAG)蛍光粉(Y3Al512)及びその誘導体である。
また、前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、テルビウム・アルミニウム柘榴石(TAG)蛍光粉(Tb3Al512)及びその誘導体である。
また、前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、CASN蛍光粉(CaAlSiN3:EU)及びその誘導体である。
また、前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、ケイ酸塩蛍光粉(Silicate)及びその誘導体である。
従来技術の発光ダイオードパッケージ構造を模式的に示す図である。 本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第1実施例を模式的に示す図である。 本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第1実施例の光路を模式的に示す図である。 本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第2実施例を模式的に示す図である。 本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第3実施例を模式的に示す図である。 発光ダイオードパッケージ構造において、照度と時間との関係を示す分布曲線図である。
本考案の内容をより完全に理解するために、以下に添付図面を参照しながら本考案の実施形態を説明する。
[第1実施例]
図2は、本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第1実施例を模式的に示す図である。本実施例では、発光ダイオードパッケージ構造2は、サセプタ21と、発光ダイオードチップ22と、パッケージゲル体23とを備える。
本実施例において、使用した該サセプタ21は、発光ダイオード反射コップである。そして、該発光ダイオードチップ22は、青色発光ダイオードであって、駆動した後、450〜460nm付近の波長域を有する青色光が発光できる状態にし、該サセプタ21内の底側に設置されている。パッケージゲル体23は、第1光学ゲル材231と、第2光学ゲル材232とを備えるように構成される。第1光学ゲル材231は、エポキシ樹脂(Epoxy)やシリコーン樹脂からなってもよく、また発光ダイオードチップ22を覆うようにする。該第2光学ゲル材232は、エポキシ樹脂(Epoxy)やシリコーン樹脂からなってもよく、また該第1光学ゲル材231の片側に設けられ、該サセプタ21の収容空間に充填されている。該第2光学ゲル材232には、第2蛍光粉2321をドーピングしている。また、該第2光学ゲル材232にドーピングした第2蛍光粉2321の濃度分布方式は、該第2光学ゲル材232にドーピングした箇所から該発光ダイオードチップ22方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈している。さらに、本実施例において、該第2蛍光粉2321は、イットリウム・アルミニウム柘榴石(YAG)蛍光粉(Y3Al512)及びその誘導体であってもよいし、テルビウム・アルミニウム柘榴石(TAG)蛍光粉(Tb3Al512)及びその誘導体であってもよいし、またはCASN蛍光粉(CaAlSiN3:EU)及びその誘導体であってもよいし、もしくはケイ酸塩蛍光粉(Silicate)及びその誘導体であってもよい。
図3に示す本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第1実施例の光路を模式的に示す図を参照しながらさらに詳しく説明する。該発光ダイオードパッケージ構造2を駆動して該発光ダイオードチップ22を発光させる場合、該第2蛍光粉2321が励起されて550〜560nm付近の波長域を有する黄色光を発光し、また青色発光ダイオードチップ22の発光する青色光とその黄色光とを混合して白色光を発光できる。該発光ダイオードチップ22に近接している該第1光学ゲル材231は、蛍光粉を一切ドーピングされていないため、従来技術のように蛍光粉が該発光ダイオードチップ22に近接すぎるため、散熱不良を起こして光衰になることから、発光効率が低下し、製品良率が低下するといった状態を避けられて、照度減衰率を低減させて使用寿命を長く伸ばすことができる。また、本実施例において、515〜545nm付近の波長域を有する緑色蛍光粉及び620〜650nm付近の波長域を有する赤色蛍光粉を励起させた後、該二種類の波長域を有する光と青色発光ダイオードチップ22の発光する青色光とを混合することによって白色光を形成することもできる。
[第2実施例]
図4に示す本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第2実施例を模式的に示す図を参照しつつ説明する。この図において、発光ダイオードパッケージ構造3は、サセプタ31と、発光ダイオードチップ32と、パッケージゲル体33とを備えるように構成されている。パッケージゲル体33は、第1光学ゲル材331と、第2光学ゲル材332とを備えるように構成される。該第2光学ゲル材332には、第2蛍光粉3321をドーピングしている。本実施例において、該サセプタ31、該発光ダイオードチップ32及び該第2光学ゲル材332の構造と機能については、上記第1実施例におけるものと同様であり、ここでの説明を省略する。本実施例と第1実施例との相違点は、輝度を高めるために、該第1光学ゲル材331内に、さらに第1蛍光粉3311をドーピングしている点である。また、蛍光粉が熱を受けて光衰になるのを防ぐために、該第1蛍光粉3311の平均ドーピング濃度は第2蛍光粉3321より低いように設定されている。その他、該第1蛍光粉3311の濃度分布は、該第1光学ゲル材331にドーピングした箇所から該発光ダイオードチップ32方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈している。さらに、該第1光学ゲル材331の厚さは、設計の要求に応じて変化することができる。厚さが厚いほど、輝度減少率が増加してゆく。該第1光学ゲル材331の厚さが0.3ミリメートル以下である場合、該発光ダイオードパッケージ構造3の輝度が約3%減少する。そして、該第1光学ゲル材331の厚さが0.5ミリメートルである場合、該発光ダイオードパッケージ構造3の輝度が約7〜10%減少する。
[第3実施例]
図5に示す本考案の発光ダイオードパッケージ構造の第3実施例を模式的に示す図を参照しつつ説明する。この図において、発光ダイオードパッケージ構造4は、サセプタ41と、発光ダイオードチップ42と、パッケージゲル体43とを備えるように構成されている。パッケージゲル体43は、第1光学ゲル材431を備えるように構成される。本実施例において、該サセプタ41、該発光ダイオードチップ42及び該第1光学ゲル材431の構造と機能については、上記第1実施例におけるものと同様であり、ここでの説明を省略する。本実施例と第1実施例との相違点は、パッケージゲル体43は、さらに複数の第2光学ゲル材432を備える点である。該複数の第2光学ゲル材432のいずれかにドーピングした該第2蛍光粉4321の濃度分布は、該第2光学ゲル材432の箇所からそれぞれ該発光ダイオードチップ42方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈することによって、該パッケージゲル体43全体の外表面側から前記発光ダイオードチップ42方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の循環変化をそれぞれに呈するようにさせる。これにより、パッケージゲル体43内に蛍光粉が一層均一分布させることによって、出光時の色温度分布をさらに均一させることができる。
多層の光学ゲル材で発光ダイオードチップをパッケージすることによって引き起こした効果を明らかにするため、図6に示す従来技術及び本考案の発光ダイオードパッケージ構造における、照度と時間との関係を示す分布曲線図を合わせて参照する。従来技術の白色発光ダイオード構造1では、照度と時間との関係を示す分布曲線51から見れば、約400時間、800時間及び900時間で使用した後、照度値は、未使用のものと比べ、約95%、92%及び88%の照度値が残存し、光衰状況が相当深刻で、長時間動作するが必要な照明として使用することができない。一方、本考案の発光ダイオードパッケージ構造では、照度と時間との関係を示す分布曲線52から見れば、1100時間前まで使用しても、照度値は、著しい衰減変化がほとんどないし、約1600時間で使用した後、照度値は、未使用のものと比べ、約98%の照度値が残存し、使用寿命を大幅に向上することができる。
上述したように、本考案の発光ダイオードパッケージ構造によれば、複数層の光学ゲル材を設置することによって、該発光ダイオードチップに近接している光学ゲル材は、蛍光粉をドーピングしないまたはほんの少しドーピングすれば、蛍光粉が長時間で熱を受けて光衰になるのを防ぐことができ、使用寿命を長く伸ばすことができる。
本考案の発光ダイオードパッケージ構造によれば、その効果としては該発光ダイオードパッケージ構造は、複数層の光学ゲル材を設置することによって、各光学ゲル材に蛍光粉をドーピングすることによって、光学ゲル材内に蛍光粉が均一分布させて、出光の色温度を均一させることができる。
以上に述べたことは、単に本考案を実施するための最良の形態の項においてなした具体的な実施態様または実施例であり、あくまでも、本考案の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、当業者は、本考案の精神及び添付の特許請求の範囲内で種々の変形や変更して実施することができるものである。
1:白色発光ダイオード構造
11:青色発光ダイオード
12:反射コップ
13: 蛍光粉
14:光学ゲル層
2:発光ダイオードパッケージ構造
21:サセプタ
22:発光ダイオードチップ
23:パッケージゲル体
231:第1光学ゲル材
232:第2光学ゲル材
2321: 第2蛍光粉
3:発光ダイオードパッケージ構造
31: サセプタ
32:発光ダイオードチップ
33:パッケージゲル体
331:第1光学ゲル材
3311:第1蛍光粉
332:第2光学ゲル材
3321:第2蛍光粉
4:発光ダイオードパッケージ構造
41:サセプタ
42:発光ダイオードチップ
43:パッケージゲル体
431:第1光学ゲル材
432:第2光学ゲル材
4321:第2蛍光粉
51 :従来技術の発光ダイオードパッケージ構造において、照度と時間との分布曲線
52 :本考案の発光ダイオードパッケージ構造において、照度と時間との分布曲線
また、前記発光ダイオードチップに近接している前記第1光学ゲル材は、蛍光粉をドーピングしない、またはほんの少しドーピングすることにより、前記発光ダイオードチップを約1600時間で使用した後、前記発光ダイオードパッケージ構造の照度値は、未使用のものと比べ、約98%の照度値が残存する。
また、前記第1光学ゲル材の厚さが0.3ミリメートル以下である時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が前記発光ダイオードパッケージ構造に前記第1光学ゲル材と少なくとも1つ以上の第2光学ゲル材とを設置していない状態と比べて約3%減少する。
また、前記第1光学ゲル材の厚さが0.5ミリメートルである時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が前記発光ダイオードパッケージ構造に前記第1光学ゲル材と少なくとも1つ以上の第2光学ゲル材とを設置していない状態と比べて約7〜10%減少する。


Claims (12)

  1. サセプタと、前記サセプタ内に設置される発光ダイオードチップと、パッケージゲル体と、を備え、
    前記パッケージゲル体は、前記発光ダイオードチップを覆う第1光学ゲル材と、前記第1光学ゲル材の片側に設けられ、第2蛍光粉をドーピングされている少なくとも1つ以上の第2光学ゲル材と、を備えることを特徴とする、発光ダイオードパッケージ構造。
  2. 前記第1光学ゲル材は、第1蛍光粉をドーピングされていると共に、前記第1蛍光粉のドーピング濃度は、前記第2蛍光粉のドーピング濃度より低いであることを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  3. 前記第1蛍光粉の濃度は、前記第1光学ゲル材にドーピングした箇所から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈すると共に、前記第2蛍光粉の濃度は、前記第2光学ゲル材にドーピングした箇所から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈することを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  4. 前記発光ダイオードパッケージ構造は、複数の第2光学ゲル材を有し、且つ前記複数の第2光学ゲル材のいずれかにドーピングした前記第2蛍光粉の濃度は、前記第2光学ゲル材の箇所からそれぞれ前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の濃度変化を呈することによって、前記パッケージゲル体全体の外表面側から前記発光ダイオードチップ方向に向かって、順次に中濃度-高濃度-低濃度の循環変化をそれぞれに呈するようにさせることを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  5. 前記発光ダイオードパッケージ構造を約1600時間で使用した後、前記発光ダイオードパッケージ構造の照度値は、未使用のものと比べ、約98%の照度値が残存することを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  6. 前記第1光学ゲル材の厚さが0.3ミリメートル以下である時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が約3%減少することを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  7. 前記第1光学ゲル材の厚さが0.5ミリメートルである時、前記発光ダイオードパッケージ構造の輝度が約7〜10%減少することを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  8. 前記サセプタは、発光ダイオード反射コップであることを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  9. 前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、イットリウム・アルミニウム柘榴石(YAG)蛍光粉(Y3Al512)及びその誘導体であることを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  10. 前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、テルビウム・アルミニウム柘榴石(TAG)蛍光粉(Tb3Al512)及びその誘導体であることを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  11. 前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、CASN蛍光粉(CaAlSiN3:EU)及びその誘導体であることを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
  12. 前記第1蛍光粉及び前記第2蛍光粉は、ケイ酸塩蛍光粉(Silicate)及びその誘導体であることを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードパッケージ構造。
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